「地元密着で安心感がある」「アフター対応が丁寧」──埼玉県で家づくりを検討中の方なら、藤島建設という名前を耳にしたことがあるかもしれません。
けれど本当に信頼できる会社なのか、価格帯や標準仕様、施工品質、そして住み心地はどうなのか…気になりますよね。
この記事では、埼玉県で30年以上の実績を持つ藤島建設について、宅建士の視点から徹底解剖!坪単価の妥当性から施工品質、アフターサービスまで、住宅購入を検討中の方が最も気になるポイントを包み隠さずお伝えします。
大切な家族が安心して暮らせる住まいを見つけるために、まずは正確な情報収集から始めませんか?
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
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これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
評判悪いは嘘!藤島建設171人の良い評判と悪い口コミ
藤島建設で実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でも様々な意見が見られます。
ここでは藤島建設の口コミを調査し、まとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
良い評判
それではまずは、良い口コミから見ていきましょう。

藤島建設の皆さんは、私たちのどんな些細な要望にも真摯に耳を傾けてくださり、プロならではの素晴らしい提案で、想像をはるかに超える理想の家が完成しました。営業担当の方も現場監督さんも、まるで家族のように親身に寄り添ってくれ、心から感謝しています。期待以上の家づくりに大満足です!


引き渡し後も藤島建設さんとの長いお付き合いが続いていることに、心から安心しています。30年という長期保証はもちろんのこと、定期点検ではいつも丁寧に隅々まで見てくださり、些細な気になる点もすぐに駆けつけて対応してくれます。


愛犬と一緒に快適に暮らしたいという願いを、「愛犬家住宅」として叶えてくれました。犬の専門知識を持つ方が犬目線の間取りや設備を提案してくれたのは目から鱗!オリジナル全館空調「ゼンカン」のおかげで、人も犬もアレルギーや臭いを気にせず、一年中気持ちよく過ごせています。
これらの口コミを総括すると、藤島建設は、施主の理想に真摯に向き合い、高品質・高性能な住まいと、手厚いアフターサービスで快適な暮らしを実現しています。特に、埼玉の風土を知り尽くした地域密着の姿勢と、専属大工による確かな技術力が、多くの家族に選ばれる理由と言えるでしょう。
悪い評判
それでは次に、悪い口コミについて見てみましょう。

藤島建設さんの家は性能面では素晴らしいと聞きましたが、デザインには正直物足りなさを感じました。もう少し個性的で、私たち家族の「色」を出せるような外観や内装にしたかったのですが、あまりユニークな要望は難しい雰囲気で。無難な仕上がりには満足していますが、心のどこかで「もっと冒険したかったな」という気持ちが残っています。
性能重視の住宅メーカーでは、デザインの自由度が制限される場合があります。この口コミから分かるのは、藤島建設は構造や断熱性能などの基本性能を優先する方針である可能性が高いことです。デザイン重視の方は、契約前に具体的な希望を伝え、どこまで対応可能かを明確に確認することが重要でしょう。
また、オプション対応の範囲や追加費用についても事前に詳しく聞いておくことをおすすめします。


藤島建設の坪単価は大手ハウスメーカーと変わらない水準だと聞いていましたが、実際に詳細見積もりを見ると想像以上に高額で驚きました。高性能なのは理解できますが、費用がどんどんかさみ結局予算内で収めるために諦めざるを得ない部分も出てきました。もう少し費用を抑えられると思っていたので、その点は残念です。
高性能住宅では、断熱材や設備のグレードアップにより坪単価が上昇するケースが多く見られます。この口コミからも、基本仕様から実際の仕様への変更で予算オーバーが発生したことが分かります。
契約前には標準仕様の詳細を確認し、希望する設備や仕様での概算見積もりを複数パターンで出してもらうことが重要です。また、優先順位を明確にして、予算内で最大限の満足を得られるプランを検討することをおすすめします。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!藤島建設で家を建てる方法
藤島建設で家を建てることを検討している方へ、宅建士の視点から、失敗しないための方法を詳しく解説していきます。
項目 | 詳細 |
総合評価 | A+ランク
|
耐震性 | |
断熱性・気密性 | |
間取りの自由度 | |
コストパフォーマンス | |
アフターサービス | |
会社の信頼度 |
自然素材と独自技術に定評のある藤島建設。高い住宅性能と地域に根差した信頼で、快適な暮らしを提供する工務店です。
1. 自然素材への深いこだわり
2. 独自技術「ソーラーサーキット工法」
3. 最高等級の「耐震性能」が標準
4. 施主の想いを形にする「完全自由設計」
5. 60年以上の歴史が育んだ「地域からの信頼」
藤島建設は評判悪い?ネットの評判を徹底検証!
上記でも挙げたように、藤島建設には、様々な口コミがあります。ここでは、それらをまとめて分析しながら、では実際藤島建設の実態はどうなのかを検証していきます。
高く評価されているポイント
優れた住宅性能への信頼: 最も多く見られるのが住宅性能への高い評価です。自社開発の「フジシマウッドファイバー」による高断熱・高気密性能で、「一年中エアコン一台で家中が快適」という声が多数寄せられています。ZEHビルダー登録による省エネ性能も、光熱費削減という実益として施主に還元されている様子がうかがえます。
地震対策への安心感: 独自の「ハイフレイム工法」と「モノコック構造」による耐震性についても、「家族を守ってくれる安心感がある」といった信頼の声が目立ちます。実物大実験による実証データは、施主にとって説得力のある材料となっているようです。
自社一貫体制による品質管理: 40人以上の専属大工による施工体制や、岩手県の自社管理森林からの材木調達まで、一貫した品質管理への評価も高くなっています。大工指名制度については「職人のこだわりを感じる」という声もあり、手仕事への価値観を重視する施主層に響いている印象です。
改善を求める声も存在
引き渡し時の品質管理: 一方で、「便器に砂が入っていた」「玄関ドアのずれ」といった引き渡し時の不具合を指摘する声も一部であります。これらは後に修正されるものの、新居への期待感を損なう結果となっているケースが報告されています。
担当者のスキルにばらつき: 営業や設計担当者の対応について、「要望がなかなか反映されない」「情報が不透明」といった不満も見受けられます。組織全体でのサービスレベル統一が課題となっている可能性があります。とは言え、この類の口コミはどのハウスメーカーでも見られるもので、藤島建設が特段多いというわけではありません。
デザイン面での制約:「個性的なデザインには物足りなさを感じた」という声もあり、性能重視の方針がデザインの自由度を制限している側面があるようです。
宅建士による総合評価
藤島建設は、住宅業界において非常に高い水準を維持している優秀な工務店と評価できます。特に注目すべきは、単なる住宅販売ではなく「住まいづくりの総合プロデューサー」としての役割を果たしている点です。
藤島建設の自社一貫体制は業界でも稀有な存在です。森林管理から製材、設計、施工、アフターサービスまでを自社で完結させることで、品質のばらつきを最小限に抑え、コストパフォーマンスも向上。特に専属大工40人以上という体制は、技術継承と品質安定化の観点から理想的といえるでしょう。
地域特化型としての専門性も特筆すべき点です。埼玉の気候風土を60年以上研究し続けた結果として開発された独自の断熱材や工法は、単なる技術的優位性を超えて、住む人の健康と快適性を真剣に考慮した成果です。ZEH基準をクリアする省エネ性能は、長期的な住居費削減にも直結します。
安心・安全への徹底的な取り組みでは、30年の長期保証と定期点検システムが示すように、「建てて終わり」ではない真摯な姿勢が評価できます。車で1時間半以内というサービスエリアの限定は、迅速な対応を可能にする現実的な判断であり、地域密着型の強みを活かした戦略です。
改善点として挙げられる引き渡し時のチェック体制や担当者スキルの均一化については、組織拡大に伴う一時的な課題と捉えられ、藤島建設の品質管理に対する基本姿勢を考慮すれば、継続的な改善が期待できる範囲内といえます。
総合的に見ると、藤島建設は「確と」した家づくりというコンセプト通り、堅実で信頼性の高い住宅提供者として、埼玉県内において非常に価値の高い選択肢であると結論付けられるでしょう。
失敗しない藤島建設で家を建てる5つのポイント
藤島建設で理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを参考に、家づくりを進めていきましょう。
- 体験型施設を積極的に活用し、住み心地を実体験する
- 標準仕様と追加オプションの詳細を徹底的に確認する
- 専属大工制度と一貫体制の価値を理解し活用する
- 長期保証制度の内容と条件を詳しく把握する
- 藤島建設の得意分野と制約を理解し、要望との適合性を確認する
それぞれ見ていきましょう。
1. 体験型施設を積極的に活用し、住み心地を実体験する
藤島建設では複数のモデルハウスやショールーム「Fit in plaza」を設けており、見て、触れて、理解できる体験型の施設が充実しています。特に埼玉スタジアム近くの自社工場では、部材の生産工程を見学することができ、どんな成分や工程で製造されているのかを実際の現場で確認できます。
さいたま市緑区中尾360にあるショールーム「Fit in plaza」では、家づくりのしくみや間取り、内装などを体感することができます。これらの施設を十分に活用し、家族全員で実際の住み心地を確認することで、完成後のイメージのずれを最小限に抑えることができます。
2. 標準仕様と追加オプションの詳細を徹底的に確認する
藤島建設の坪単価は80万円~で、大手ハウスメーカーと同水準となっています。満足度の高い家づくりのためには、標準仕様に含まれる設備や性能を詳細に把握し、希望する仕様にするために必要な追加オプションとその費用を事前に明確にすることが重要です。
見積もり段階で標準装備の範囲を細かく確認し、予算内で実現可能な優先順位を設定することで、費用対効果の高い家づくりが可能になります。
3. 専属大工制度と一貫体制の価値を理解し活用する
藤島建設には高い技術力を支える腕利きの専属大工が40人以上在籍し、大工指名制度を導入しています。また岩手県の自社管理森林から製材、加工まで一貫して自社で行う体制が特徴です。
この制度を活用し、施工を担当する大工との事前面談や現場見学を積極的に行うことで、職人の技術力や家づくりへの姿勢を直接確認できます。自社一貫体制による品質管理の仕組みを理解することで、安心して家づくりを任せることができます。
4. 長期保証制度の内容と条件を詳しく把握する
藤島建設は充実したアフターサービス体制を整えていますが、保証の適用条件や対象範囲、定期点検の実施要件などを事前に詳しく確認することが大切です。30年の長期保証を最大限活用するためには、施主側も定期的なメンテナンスや点検への協力が求められる場合があります。
保証内容を正しく理解し、適切な維持管理を行うことで、長期にわたる安心を確保できます。
5. 藤島建設の得意分野と制約を理解し、要望との適合性を確認する
藤島建設は断熱性能の高い家づくりに取り組み、デザイン性よりも快適性と安全性を重視する傾向があります。ZEHビルダー登録による省エネ性能や独自の「ハイフレイム工法」による耐震性能が強みである一方、個性的で奇抜なデザインには制約がある可能性があります。
契約前に具体的なデザインイメージを共有し、実現可能性を確認することで、期待値と実際の仕上がりのギャップを防ぐことができます。埼玉県の気候・立地の特徴に合わせた家づくりを60年以上追求してきた藤島建設の専門性を活かし、地域特性に最適な住まいを実現しましょう。
藤島建設の実際の坪単価を宅建士社長が解説!
藤島建設の住宅の建築坪単価は「80万円~」とされており、SUUMOでは参考価格として70万円~100万円/坪として掲載されています。
これは大手ハウスメーカーの坪単価相場(80万~100万円)と同水準であり、高品質な住宅を提供する工務店としては妥当な価格帯といえるでしょう。
完全自由設計による価格設定システム
藤島建設の最大の特徴は、特定の商品プランを持たない完全自由設計のスタイルです。
「坪あたりいくら」という単純な坪単価の概念ではなく、基礎工事、木工事、大工手間賃などに加えて、実際に使用する材料とその手間賃を積算して詳細な見積もりを作成する方式を採用しています。
このシステムにより、A4版10頁近くにわたる詳細な見積もりを提供し、施主は具体的に何にどれだけの費用がかかるかを把握できます。また、ピンポイントでの値引き交渉や施主支給(IHクッキングヒーター、エアコン、照明の一部など)によるコストカットも可能になります。
実際の施工事例から見る価格幅
完全自由設計のため、坪単価は建物のデザインや設備によって大きく変動します。実際の施工事例では以下のような幅広い価格帯が見られます。
コンパクトな住宅では、延床面積44.4坪で本体価格2,500万円~2,999万円(坪単価約56万円~67万円)の事例があります。中規模住宅になると、40坪台で本体価格3,000万円~3,499万円の事例も報告されています。より高級仕様の住宅では、47.7坪で本体価格4,000万円以上(坪単価83.9万円以上)となり、大型住宅では93.0坪で本体価格8,200万円(坪単価88.1万円)という事例もあります。
実際の建築経験者からは「だいたい55~65万円/坪は見ておいたほうがいい」という声もあり、これが基本的な仕様での現実的な目安と考えられます。
坪単価を左右する主要要因
藤島建設の坪単価が大手ハウスメーカー並みに設定されている背景には、複数の要因が関係しています。
まず高性能住宅仕様として、ZEHビルダー登録による高断熱・高気密の省エネ住宅建築や、自社開発の断熱材「フジシマウッドファイバー」の使用など、標準仕様でも高い住宅性能を実現しており、これが価格に反映されています。
また自社一貫体制による品質管理として、国産の木材にこだわり、育成から加工まで一貫して自社工務店で行う体制により、材料費と施工費の両面で品質を重視した価格設定となっています。
さらに40人以上の腕利きの専属大工が在籍し、大工指名制度を導入することで、安定した施工品質を確保していることも価格要因となっています。
価格帯から見る藤島建設の価値
藤島建設の坪単価は、完全自由設計という特性上、施主の要望や仕様によって40万円台から100万円以上まで幅広く設定されています。特定の商品プランに縛られることなく、施主一人ひとりのニーズに応じた家づくりを実現できる点が最大の特徴です。
高品質な住宅性能と専属大工による施工技術、そして透明性の高い価格システムを考慮すれば、価格に見合った価値を提供していると評価できるでしょう。
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藤島建設の商品ラインナップ
埼玉県を拠点に60年以上の実績を持つ藤島建設は、施主一人ひとりの想いを形にする完全自由設計の注文住宅を専門としています。
多くのハウスメーカーが展開するような規格化された商品プランは設けておらず、15,000棟という豊富な建築実績を基に、施主の個別ニーズに応じたオンリーワンの住まいづくりを実現しています。
完全自由設計による個別対応
藤島建設の最大の特徴は、パッケージ化された商品プランを持たない完全自由設計のスタイルです。施主の家族構成、ライフスタイル、趣味、将来の変化まで考慮し、一棟一棟異なる住まいを創り上げています。この手法により、施主の細かな要望や理想を反映した、世界に一つだけの住まいが実現可能です。
設計段階では、40人以上の腕利きの専属大工がプランニングから参加し、現場を知る職人の視点からも提案を行います。大工指名制度も導入しており、施主が信頼できる職人を選んで施工を依頼することができます。
高性能住宅の標準仕様
すべての住宅でZEHビルダー登録による高断熱・高気密の省エネ住宅性能を標準装備しています。
自社開発の断熱材「フジシマウッドファイバー」は、間伐材の有効活用から生まれた環境配慮型の建材で、室温と湿度を一定に保ち、ヒートショックのリスク軽減やアレルギー症状の緩和も期待できます。
耐震性能では、独自の「ハイフレイム工法」と「モノコック構造」を組み合わせることで、耐震等級3の最高レベルの耐震性能を実現しています。大学や公共の研究機関との共同開発による実物大実験で実証された強度により、地震などの災害に強い住まいを提供しています。
多様なライフスタイルに対応する設計力
完全自由設計の強みを活かし、都市型3階建て住宅から平屋まで、様々な建物形態に対応しています。
二世帯住宅では、それぞれの世帯のプライバシーを確保しながら適度な距離感を保つ設計を提案し、ペットとの共生住宅では、人と動物双方の快適性を追求した間取りや設備を検討します。
ガレージハウスでは、愛車を眺めながら過ごせるリビング配置や、メンテナンススペースの確保など、趣味を満喫できる住まいづくりを実現しています。また、将来のライフスタイル変化にも対応できるよう、可変性のある間取りや増改築しやすい構造なども提案しています。
自社一貫体制による品質管理
藤島建設では、岩手県の自社管理森林での木材育成から製材・加工まで、一貫して自社で行う体制を構築しています。使用する木材のトレーサビリティを確立し、どこで生産され、どのようにして施主の家に到着したのかを明確にしています。
自社工場では部材の生産工程を見学することができ、品質管理の徹底ぶりを確認できます。木材を熟知し、適材適所で扱える専属大工・職人の技術力も、同社の住まいづくりの重要な要素となっています。
体験型施設による住み心地の確認
体験型ショールーム「Fit in plaza」では、家づくりのしくみや間取り、内装などを見て、触れて、理解できる環境を提供しています。地盤の特徴から気候に至るまでの地域情報、使用する木材の種類と特徴など、家づくりの基本から詳しく学ぶことができます。
複数のモデルハウスでは、それぞれ異なるコンセプトで住み心地を体感でき、中には宿泊体験が可能な施設もあります。これにより、完成後の生活をより具体的にイメージすることができ、後悔のない家づくりにつながります。
藤島建設で家を建てるメリットとデメリット
埼玉県川口市を拠点とする藤島建設は、創業60年以上の歴史を持つ地域密着型の建設会社として、累計1万5,000棟以上の建築実績を誇ります。藤島建設の家づくりには多くの魅力がある一方で、注意すべき点も存在します。
ここでは、具体的な数字や商品名を交えながら、藤島建設のメリット・デメリット、そして同社に向いている人・おすすめできない人の特徴について詳しく解説します。
藤島建設で家を建てるメリット6つ
藤島建設には、施主の安心と満足を追求するための数多くの強みがあります。住宅性能の高さから充実したサポート体制まで、同社ならではの価値を詳しく見ていきましょう。
1.業界最高水準の住宅性能
藤島建設はZEHビルダーとして登録されており、すべての住宅で高断熱・高気密の省エネ住宅建築を実現しています。自社開発の木質断熱材「フジシマウッドファイバー」を採用することで、室温と湿度を一定に保ち、ヒートショックのリスク軽減や結露によるアレルギー症状の軽減も期待できる健康的な住環境を提供します。
独自の全館空調システム「ゼンカン」により、家庭用エアコン1台で家じゅうを快適に保つことが可能で、花粉やPM2.5、臭い対策にも効果的です。国の省エネ性能基準であるBELSにおいて、最高レベルの5つ星を標準仕様としている点も、同社の技術力の高さを物語っています。
2.災害に強い独自構造技術
耐震性能では、独自の「ハイフレイム工法」と「モノコック構造」を組み合わせることで、耐震等級3の最高レベルの耐震性能を実現しています。耐久性・防サビ力に優れた耐震金物で柱と柱を緊結し、構造用合板で包み込むことで住まい全体の剛性を強化しています。
大学や公共の研究機関と協力して材料の強度や構造の強化、耐震・耐火試験を繰り返し実施しており、他社以上の強度を誇る安全な住まいを実現しています。「耐震」だけでなく、揺れを吸収する「制震」技術にも力を入れ、繰り返しの地震の衝撃にも強い構造を提供しています。
3.専属大工による手仕事の品質
高い技術力を持つ40人以上の専属大工が在籍し、大工の手仕事による家づくりを行っています。
特に注目すべきは、お客様が特定の大工を指名できる制度があることです。「あのモデルハウスを手掛けた大工さんにお願いしたい」といった形で、実際の技術力を見て特定の大工を指名できるため、安心して施工を任せることができます。
現場を知る大工がプランニングから参加することで、より高いクオリティの家づくりが可能になり、この制度が専属大工の技術向上にも繋がっています。
4.環境配慮と持続可能な家づくり
間伐材の有効活用から生まれた自社開発の断熱材「フジシマウッドファイバー」を使用するなど、環境やSDGsに配慮した家づくりに積極的に取り組んでいます。岩手県葛巻町の森林資源を使用し、木材の密度や強度が強いとされる高品質な素材を自社管理で提供しています。
5.手厚い長期保証とアフターサービス
30年の長期保証が受けられ、3ヶ月、1年、2年、5年、10年目に定期点検を実施し、その後も20年目、30年目には無料定期診断を行う充実した保証制度があります。設備保証は最長10年、シロアリ保証は5年(500万円を上限に修復費用補償)、地盤保証も完備しています。
施工エリアを本社から車で1時間半~2時間以内と限定しているため、緊急のメンテナンス要請にも迅速に対応できる体制が整っています。
6.充実した体験施設とサポート体制
埼玉県内にショールーム「Fit in Plaza(フィットインプラザ)」や複数のモデルハウス(「満ちる家」「堆のすみ家」「CUBE・F」「家暮 PREMIUM」など)を設けています。「Fit in Plaza」では、木材の産地や埼玉の地盤情報、家の組み立て方、階段の高さ、キッチンの設備、トイレの広さなど、住まいづくりの基礎や内装を見て・触って・体感することができます。
一部のモデルハウスでは宿泊型の住まい体験サービスを実施しており、高性能住宅の快適さを建てる前に体感できると好評です。また、自社所有の仮住まいは家賃5万円から利用でき、敷金・礼金・光熱費が不要なため、建て替え時の費用を大幅に抑えることが可能です。
藤島建設で家を建てるデメリット4つ
多くの強みを持つ藤島建設ですが、いくつかの注意点も存在します。これらのデメリットを理解した上で検討することが重要です。
1.限定的な対応エリア
藤島建設の施工エリアは、埼玉県、東京都の一部、千葉県の一部に限られています。特に、本社から車で1時間半以内の範囲と設定されており、このエリア外での対応は難しい場合があります。地域密着型の丁寧なサービスを提供する反面、対応範囲が制約されている点には注意が必要です。
2.デザイン面での制約
藤島建設は大工による木造建築の高品質な家づくりが強みであり、デザイン性よりも快適性と安全性を重視する傾向にあります。
そのため、見た目に個性を求めたり、奇抜な発想の造りを要望したりすることは受け入れてもらえない恐れがあります。内装や外観のセンスが「今ひとつかも」という声も一部で聞かれます。
3.大手ハウスメーカー並みの価格帯
藤島建設の坪単価の目安は「80万円~」であり、大手ハウスメーカーの坪単価相場(80万~100万円)と同水準です。そのため、費用を抑えたいローコスト住宅を希望する方にはデメリットとなる可能性があります。基
本性能やデザイン性をさらに高めるためにオプションを追加すると、費用がさらに高くなることもあり、「標準装備も地味目」という意見も見受けられます。
4.担当者による対応のばらつき
一部の口コミでは、「接客の質や提案力は担当者によってばらつきがある」「新しい担当者は本当に使えない。ミス多発。提案もなく、説明もない」といった声が聞かれます。また、トラブル時に「謝罪が一切なし」という不満や、「予算が足りないと分かった途端、手の平を返したような態度」を取られたという経験も報告されています。
一方、担当者の親身な対応を評価する声も多いため、会社全体の傾向というよりは担当者の個人差による違いとみた方が自然でしょう。どのハウスメーカーでもこのようなリスクはあるため、担当者選びや密なコミュニケーションが重要になります。
藤島建設が向いている人
藤島建設の特徴を踏まえると、以下のような方に特におすすめできます。
住宅性能を最重視する方
高気密・高断熱(ZEH基準)、高い耐震性能(耐震等級3、ハイフレイム工法、モノコック構造)など、住まいの基本性能と安全性を最優先に考える方には最適です。快適性と省エネ性能を両立した住環境を求める方にも向いています。
健康的な住環境を重視する方
自社開発の木質断熱材「フジシマウッドファイバー」など、環境に配慮した自然素材の家づくりに興味がある方、アレルギー対策や化学物質過敏症への配慮を求める方に適しています。
長期的な安心を求める方
30年の長期保証や設備保証10年、定期的な点検など、引き渡し後も長く安心して住み続けたい方には大きなメリットとなります。地域密着型の迅速なアフターサービスを重視する方にもおすすめです。
職人の技術力にこだわる方
専属大工との交流や指名制度を活用し、現場の状況を把握しながら家づくりに積極的に関わりたい方、手仕事による高品質な施工を求める方には理想的な環境です。
体験重視の慎重派
実際にショールームやモデルハウスで建材や設備、空間の広がりを体感し、宿泊体験も通じて住み心地を確かめてから決めたい慎重な方に向いています。
藤島建設をおすすめできない人
一方で、以下のような方には藤島建設はおすすめできません。
エリア外居住者
埼玉県、東京都の一部、千葉県の一部以外の地域での建築を希望する方は、そもそも対応範囲外となるため選択肢から外れます。
個性的デザインを追求する方
デザインよりも機能性や安全性を重視する傾向があるため、斬新な外観や内装への強いこだわりがある場合、期待通りの提案が得られない可能性があります。建築家のような独創的なデザインを求める方には不向きです。
予算を最優先に考える方
藤島建設の坪単価は大手ハウスメーカーと同水準であり、高品質・高性能な住宅を提供するため、極端に費用を抑えたい方、ローコスト住宅を第一に考える方には適していません。
受け身な姿勢の方
担当者との相性や、自身の要望が正確に反映されているかどうかの確認を怠ると、後悔に繋がる可能性があるため、積極的にコミュニケーションを取り、自身でも内容をチェックすることが苦手な方は注意が必要です。
藤島建設は、埼玉の地域特性を深く理解し、長年の経験と確かな技術力で高性能かつ安心できる家づくりを追求しています。自身の要望と優先順位を明確にし、モデルハウス見学や個別相談を通じて、藤島建設の家づくりを体感することが、後悔のない住まい選びに繋がるでしょう。
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藤島建設のよくある質問に宅建士社長がお答え!
ここからは藤島建設に関するQ&Aを紹介していきましょう。
Q: 建売住宅も販売していますか?
A: 藤島建設は完全自由設計の注文住宅を専門としており、規格化された建売住宅の販売は行っていません。お客様一人ひとりのご要望に応じたオーダーメイドの住まいづくりに特化しています。
Q: ショールームではどのようなことができますか?
A: Fit in Plazaでは、木材の産地や埼玉の地盤情報、家の組み立て方、設備などを見て・触って・体感することができます。家づくりの基礎知識から実際の住み心地まで、幅広く学べる体験型施設となっています。
Q: 建て替え時の仮住まいサービスはありますか?
A: 自社所有の仮住まいを家賃5万円から提供しており、敷金・礼金・光熱費が不要のため、建て替え時の費用を大幅に抑えることができます。
まとめ
藤島建設は、地元埼玉で50年以上の実績を持ち、地域に根ざした家づくりに定評のある住宅会社です。口コミでは施工品質や対応力への高評価が多く、コストパフォーマンスも良好。自然素材や耐震性能にこだわった商品ラインナップも魅力です。
もちろん、全ての人に完璧とは言えませんが、安心して長く暮らせる家を求める方には有力な選択肢となるでしょう。理想の住まいづくりを藤島建設で叶えてみませんか?
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