【総合評価92点】大野建設は施工不良?最悪?FP宅建士不動産会社社長が本音レビュー

住宅メーカー

家づくりは一生に一度の大きな決断。だからこそ「信頼できる地元の工務店にお願いしたい」と思う方も多いのではないでしょうか。

埼玉県行田市・熊谷市を拠点に地域密着の家づくりを続ける「大野建設」は、その堅実な実績と確かな施工力で注目を集めています。

この記事では、宅建士の視点から見た大野建設の坪単価は果たして適正なのか?地元工務店ならではのメリットと、知っておくべきデメリットを徹底分析します。

「安さだけで選んで大丈夫?」「アフターサービスは充実している?」そんな不安を抱える方に向け、プロの目線で大野建設の実力を客観的に評価。家族の夢を託す大切な住まい選びで後悔しないための情報をお届けします。ぜび、最後までお読みください。

また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。

それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。

マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。

しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。

「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。



こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。

本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。

マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。

「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。

とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。

そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。

①LIFULL HOME’S 東証プライム上場企業「LIFULL」が運営。SUUMOと並ぶ大手不動産ポータルサイトで、厳しい審査をクリアした住宅メーカーのみが掲載されています。特にローコスト住宅に強く、低予算でマイホームを検討している方におすすめ。

②SUUMO

日本最大級の不動産ポータルサイトSUUMOが運営。全国の工務店の情報を網羅しており、地域に特化した優良な工務店のカタログを取り寄せることができます。価格を抑えつつ品質の高い住宅を建てたい方に最適。

③HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する安心のサービス。全国の厳選されたハウスメーカーから資料を取り寄せられるだけでなく、無料でオリジナルの家づくりプランを作成してもらえるのが特徴。ハウスメーカーにこだわりたい方におすすめ。

これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。

さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。

どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。

低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S

工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら

また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。

後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!

それでは、詳しく解説していきます。

  1. 評判悪いは嘘!大野建設149人の良い評判と悪い口コミ
    1. 良い評判
    2. 悪い評判
  2. FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!大野建設で家を建てる方法
    1. 1. 埼玉の恵み「西川材」へのこだわり
    2. 2. 独自の技術「ソーラーサーキットの家」
    3. 3. 最高等級の安心を約束する「耐震性能」
    4. 4. 施主の想いを形にする「完全自由設計」
    5. 5. 建てた後も続く「地域密着の安心感」
  3. 大野建設は評判悪い?ネットの評判を徹底検証!
    1. ポジティブな評価ポイント
    2. ネガティブな評価ポイント
    3. プロの視点からの総合評価
  4. 失敗しない大野建設で家を建てる5つのポイント
    1. 1. 「きづくりの家」のコンセプトと無垢材の特性を体感・理解する
    2. 2. 営業担当者との綿密なコミュニケーションと情報の書面確認
    3. 3. 対応エリアの事前確認と地域密着のメリットを理解する
    4. 4. アフターサービスと保証内容の詳細把握
    5. 5. 複数社比較による適正な価格と品質の見極め
  5. 大野建設の実際の坪単価を宅建士社長が解説!
    1. 「きづくりの家」の特徴と価格への影響
      1. 国産無垢材の大量使用
      2. 地元材の直接仕入れによるコスト最適化
      3. 高性能住宅としての付加価値
    2. 価格上昇の背景と市場環境
    3. コストパフォーマンスの評価
  6. 大野建設の商品ラインナップ
    1. 主力商品「きづくりの家」シリーズ
    2. 展示場で体感できる商品モデル
      1. KUMAGAYA MODERN HOUSE(熊谷展示場)
      2. Hiyori.ie(日和の家)
    3. 商品の特徴と技術仕様
    4. 大野建設の家づくり理念
  7. 大野建設で家を建てるメリットとデメリット
    1. 大野建設で家を建てるメリット4つ
      1. 1.本物の自然素材による健康的な住環境
      2. 2.地域密着による材料調達の最適化とコストパフォーマンス
      3. 3.最高等級の住宅性能による長期的な安心
      4. 4.手厚いアフターサービス体制
    2. 大野建設で家を建てるデメリット4つ
      1. 1.営業エリアの制約による選択肢の限定
      2. 2.価格帯による予算面での課題
      3. 3.保証期間に対する認識の違い
      4. 4.個人差による対応品質のバラつき
    3. 大野建設が向いている人
      1. 自然素材の住環境を重視する方
      2. 長期的な視点でコストパフォーマンスを評価する方
      3. 地域密着型の安心感を求める方
    4. 大野建設をおすすめできない人
      1. 対応エリア外での建築希望者
      2. 初期コスト最優先の方
      3. 長期保証を最重要視する方
      4. 全国統一品質を求める方
  8. 大野建設のよくある質問に宅建士社長がお答え!
    1. Q: 大野建設の展示場はどこにありますか?
    2. Q: OMソーラーシステムとは何ですか?
    3. Q: リフォームにも対応していますか?
  9. まとめ

評判悪いは嘘!大野建設149人の良い評判と悪い口コミ

監修

大野建設で実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でも様々な意見が見られます。

ここでは大野建設の口コミを調査し、まとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

良い評判

それではまずは、良い口コミから見ていきましょう。

大野建設さんの「きづくりの家」は、まさに理想そのものでした。埼玉県産の無垢材に包まれた室内は、木の香りが心地良くまるで毎日が森林浴のよう。冬でも床が冷たくなく、夏はサラッとしていて四季を通して本当に快適に過ごせています。

初めて展示場を訪れた際、営業担当の方が全く強引ではなく、私たちの悩みに真摯に耳を傾けてくれたのが印象的でした。予算の相談や土地探しについても、親身になって具体的なアドバイスをくださり、安心して家づくりを進めることができました。

OMソーラーシステムのおかげで夏は涼しく、一年中快適な室温を保てるだけでなく、光熱費も抑えられて家計にも優しい。環境にも配慮したエコな家で、地球にもお財布にも嬉しいです。

地域密着で100年以上も家づくりを続けている大野建設さんは、まさに地域の気候風土を知り尽くしたプロだと感じました。地元の木材を使い、熟練の大工さんが丁寧に建ててくれる家は、地域とのつながりを感じさせ、住むほどに愛着が湧きます。この地域で家を建てるなら、大野建設さん以外考えられません。

細かな要望まで丁寧に実現してくださり大満足です。完成した家は、私たち夫婦の個性が光る、世界に一つだけの最高の住まいとなりました。

これら口コミからは、大野建設は埼玉県産の無垢材をふんだんに使った快適で質の高い家づくりに定評があり、100年以上の歴史に裏打ちされた地域密着型の信頼、そして施主の要望に寄り添う丁寧な対応と充実したアフターサービスで、お客様に心からの満足と安心を提供している会社と言えるでしょう。

悪い評判

それでは次に、悪い口コミについて見てみましょう。

最初に「漆喰は体に優しく湿度も調整してくれる」と熱心に勧められたのに、予算を見直す段階で「オール漆喰だと乾燥しすぎる」と真逆のことを言われ、まるで予算を削らせるためだけの発言のように感じてしまい、信頼関係を築けませんでした。

漆喰の特性について相反する説明がなされたことで、お客様が混乱されるのは当然です。施主側としては、建材の特性について営業担当者から説明を受けた際、その場で詳細な資料請求や第三者の専門家への確認を行うことが重要です。また、重要な仕様変更については必ず書面で確認し、変更理由を明確にしてもらうよう求めることで、このような不信感を回避できるでしょう。

地域密着で歴史があるのは素晴らしいと思いますが、全国展開している大手ハウスメーカーのような安心感は正直なところ感じられませんでした。知人からの情報で良い会社だとは理解していても、漠然とした規模の小ささへの不安が拭えず、最終的な依頼には慎重になりました。
地域密着型工務店特有の不安として理解できる内容です。規模の小ささへの懸念は、実際に完成保証制度の有無や、万が一の際の保険体制について事前確認することで軽減できます。
施主としては、会社の財務状況や建設業許可の内容、過去の施工実績数などを具体的に質問し、透明性のある回答を求めることが大切です。また、地元での評判や実際の施工現場見学を通じて、技術力を直接確認する機会を積極的に作ることをおすすめします。

家を建ててから数年経ちますが、新築当初から細かい施工不良がいくつかあり、残念な気持ちになりました。先日、水回りのリフォームで連絡した際も見積もりの連絡がなかなか来ず、こちらから何度も催促が必要で、その後の対応も滞りがちでした。

施工品質とアフターサービスの課題が複合的に現れている事例です。新築時の施工不良は初期対応が重要で、引き渡し前の最終確認を施主自身も入念に行うことが必要です。また、アフターサービスの対応遅延については、契約時に具体的な対応期限や連絡体制について書面で確認しておくことが効果的です。定期点検の実施状況や、緊急時の連絡先についても事前に明確にしておくことで、長期的な安心感を得られるでしょう。

これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。

参考:Googleマップ

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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!大野建設で家を建てる方法

大野建設で家を建てることを検討している方へ、宅建士の視点から、失敗しないための方法を詳しく解説していきます。

大野建設は、埼玉県産の「西川材」をはじめとする自然素材へのこだわりと、「ソーラーサーキット」などの先進技術を融合させた地域密着型の工務店です。そのため、本物の木の家の心地よさと、高性能住宅ならではの快適性を兼ね備えている点が魅力と言えるでしょう。

宅建士の筆者による大野建設の全体評価はこちら!
項目 詳細
総合評価 A+ランク

4.5

耐震性 4.8
断熱性・気密性 4.6
間取りの自由度 4.7
コストパフォーマンス 4.2
アフターサービス 4.5
会社の信頼度 4.5
自然素材へのこだわりに定評のある大野建設。高い住宅性能と地域に根差した確かな技術で、本物の木の家を提供する工務店です。
そんな大野建設の家づくりを成功させるためには、まずその特徴をしっかりと理解することが重要です。大野建設の特徴を5つにまとめました。

1. 埼玉の恵み「西川材」へのこだわり

大野建設は「彩の国の木づかい運動」に賛同し、地元埼玉のブランド木材である「西川材」をはじめとする国産材をふんだんに使用した家づくりに定評があります。
  • 健康的な住空間: 無垢材や漆喰などの自然素材を標準仕様とし、化学物質を極力排除した、子どもから大人まで安心して暮らせる健康的な住まいを提供します。
  • 木の香りと温もり: 本物の木が持つ調湿効果や温かみ、心地よい香りが、日々の暮らしに安らぎと豊かさをもたらします。
  • 地域経済への貢献: 地元の木材を使うことで、地域の林業を支え、持続可能な社会づくりにも貢献しています。

2. 独自の技術「ソーラーサーキットの家」

夏は涼しく冬は暖かい、一年中快適な住環境を実現する独自の二重通気工法「ソーラーサーキットの家」を標準採用しています。
  • 優れた断熱・気密性能: 外断熱と内断熱を組み合わせ、季節に応じて壁の中の空気の流れをコントロール。自然の力を利用して、最小限のエネルギーで快適な室温を保ちます。
  • 高い省エネ効果: 冷暖房効率が非常に高く、月々の光熱費を大幅に削減することが期待できます。
  • 結露防止と耐久性向上: 壁内結露を防ぐことで、家の構造体を湿気から守り、住宅の長寿命化に貢献します。

3. 最高等級の安心を約束する「耐震性能」

万が一の地震に備え、家族の命と財産を守るための高い耐震性を標準仕様としています。
  • 耐震等級3を標準化: 国の定める最高ランクである「耐震等級3」を全棟で標準取得。消防署や警察署など、防災の拠点となる建物と同等の強度を誇ります。
  • 全棟での構造計算: 一棟一棟、許容応力度計算による詳細な構造計算を実施し、科学的な裏付けに基づいた安全性を確保しています。
  • 強固な基礎と構造: 強固なベタ基礎と、耐久性の高い国産材の構造躯体で、建物を足元からしっかりと支えます。

4. 施主の想いを形にする「完全自由設計」

決まったプランはなく、施主一人ひとりのライフスタイルや価値観に寄り添った、世界に一つだけの家を創り上げます。
  • 経験豊富な設計力: 経験豊富な設計士が、土地の形状や周辺環境を読み解き、光や風を巧みに取り入れた最適なプランを提案します。
  • 柔軟な対応力: 趣味の部屋や家事動線、将来のライフスタイルの変化まで見据えた、きめ細やかな要望に柔軟に対応します。

5. 建てた後も続く「地域密着の安心感」

創業から約50年、埼玉県北部エリアに根ざしてきた工務店だからこそできる、手厚く迅速なサポート体制が魅力です。
  • 迅速なアフターサービス: 「何かあればすぐに駆けつけてくれる」という安心感は、施工エリアを限定している地域密着型ならではの強みです。
  • 長期的な関係性: 定期点検はもちろん、OB施主向けのイベントなどを通じて、建てた後も長く良好な関係を築いていくことを大切にしています。
大野建設は、これらの特徴を活かすことで、快適で安心、そして健康的な住まいを提供しています。家づくりを始める際は、これらの特徴を理解した上で、自分たちのライフスタイルやニーズに合った家づくりを進めていきましょう。

大野建設は評判悪い?ネットの評判を徹底検証!

上記でも挙げたように、大野建設には、様々な口コミがあります。ここでは、それらをまとめて分析しながら、では実際大野建設の実態はどうなのかを検証していきます。

ポジティブな評価ポイント

大野建設に対するポジティブな声は、その家づくりの思想と品質、そして施主に寄り添う姿勢に集約されています。特に「きづくりの家」として提供される埼玉県産無垢材を使用した住宅は、木の香りによる「まるで毎日が森林浴のような心地よさ」と、無垢材特有の調湿効果による快適な住環境を実現している点で高く評価されています。

OMソーラーシステムの導入により年間を通した室温の安定と光熱費削減も実現しており、自然素材へのこだわりと省エネ性能の両立が評価されています。創業100年超の歴史に裏打ちされた技術力と、耐震等級3対応の高い住宅性能により長期的な安心感を提供している点も信頼を集める要因となっています。

地域の気候風土を熟知した家づくりと、50年間の無料定期点検サービス、24時間365日対応の「家守りシステム」など充実したアフターサービス体制も、地域密着型工務店ならではの手厚いサポートとして好評を得ています。

また、国産無垢材と自由設計を提供しながら坪単価55~60万円程度という価格設定は、同品質のサービスを提供する他社と比較して優れたコストパフォーマンスを実現しています。

ネガティブな評価ポイント

一方で、いくつかの改善すべき課題も指摘されています。

営業段階での説明においての不満の声も、一部で報告されています。これは個々の営業担当者の知識や説明スキルにばらつきがあることを示唆しており、組織全体としての対応品質の標準化が課題となっています。

施工面では、新築時の細かい施工不良や、リフォーム依頼時の連絡遅延など、個別の対応品質にムラがあるという指摘もあります。

アフターサービスについても、「家守りシステム」や定期点検制度は整備されているものの、保証期間が法定の10年保証を基本としているため、長期保証を重視するお客様には物足りなさを感じる可能性があります。

また、「車で1時間以内」という営業エリア制限は地域密着の強みである一方、広範囲での建設を希望する方には制約となり、全国展開の大手ハウスメーカーのような選択肢の広さを求める施主には不向きと感じられる場合があります。

プロの視点からの総合評価

大野建設は、自然素材と伝統技術を活かした質の高い家づくりを一貫して追求している地域密着型工務店として高く評価できます。特に「きづくりの家」のコンセプトは、住む人の健康と快適性、環境への配慮という普遍的価値を体現しており、単なる流行に左右されない確固たる家づくり思想があります。

耐震等級3や省エネルギー対策等級4への対応など、住宅性能面でも高い水準を維持しており、職人技と現代技術の融合が実現されています。コストパフォーマンスの観点からも、自然素材と自由設計を提供する工務店としては適正な価格設定となっています。

一方で、営業担当者の対応品質や施工管理の標準化については改善の余地があり、組織としての品質管理体制の強化が求められます。

こうした特徴を踏まえると、大野建設は自然素材の木の家で長く快適に暮らしたい方、地域に根差した工務店の安心感を重視する方にとって非常に魅力的な選択肢です。検討の際は、営業担当者との相性確認、アフターサービスの詳細把握、対応エリアの確認を重点的に行うことをおすすめします。

伝統と技術、地域愛を背景とした家づくりは、多くのお客様の理想のマイホーム実現に貢献し続けるポテンシャルを持った企業と評価できます。

失敗しない大野建設で家を建てる5つのポイント

大野建設で理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを参考に、家づくりを進めていきましょう。

  1. 「きづくりの家」のコンセプトと無垢材の特性を体感・理解する
  2. 営業担当者との綿密なコミュニケーションと情報の書面確認
  3. 対応エリアの事前確認と地域密着のメリットを理解する
  4. アフターサービスと保証内容の詳細把握
  5. 複数社比較による適正な価格と品質の見極め

それぞれ見ていきましょう。

1. 「きづくりの家」のコンセプトと無垢材の特性を体感・理解する

大野建設の主力商品「きづくりの家」は、木・空気・気候風土・気持ち・きづなという5つの意味を込めた自然との共生を目指す住宅です。埼玉県産の無垢材(檜、杉、松など)をふんだんに使用し、構造材から内装材まで適材適所で使い分けています。

大野建設では複合フローリングやビニールクロスなどの化学製品を仕上げ材で一切使用しない方針で、自然素材にこだわった家づくりを行っています。実際の住み心地や木の香り、調湿効果などを体感するため、展示場での宿泊体験や詳細な見学を通じて、この住宅思想が自分の価値観と合致するかを確認することが重要です。

2. 営業担当者との綿密なコミュニケーションと情報の書面確認

家づくりは長期間にわたるプロジェクトであり、担当者との信頼関係が成功の鍵となります。仕様変更や予算調整の際には、提案内容や変更理由について詳細な説明を求め、重要な決定事項は必ず書面で確認することが大切です。

特に自然素材の特性や価格に関わる説明については、曖昧な表現を避け、具体的な根拠と共に納得できるまで質問することで、後々のトラブルを防ぐことができます。

3. 対応エリアの事前確認と地域密着のメリットを理解する

大野建設は「車で1時間以内を営業エリアとし地域密着で118年以上家づくりをしてきました」という明確な方針があります。エリア外での建築相談を受けた場合は断り、信頼できる工務店を紹介するという徹底した地域密着型の経営を行っています。

建設予定地が対応エリア内であることを最初に確認し、地域の気候風土を熟知した地元密着型工務店のメリットを十分に理解した上で検討することが重要です。

4. アフターサービスと保証内容の詳細把握

大野建設では6ヶ月・1年・2年・5年・10年に専任スタッフが定期点検やサービスを実施し、24時間365日いつでも駆けつけてお答えする体制を整えています。ただし、保証期間は法定の基本保証が中心となるため、定期点検の具体的な内容、無償対応の範囲、将来的なメンテナンス計画とコストについて、契約前に詳細な確認を行うことが必要です。

長期的な視点での維持管理計画を理解することで、安心して暮らし続けることができます。

5. 複数社比較による適正な価格と品質の見極め

大野建設の坪単価は口コミ情報によると「きづくりシリーズ」が60万円から、無垢材と自由設計の注文住宅としては比較的コストパフォーマンスが高いとされています。しかし、坪単価だけでの判断は危険であり、耐用年数、機能面、デザイン、アフターサービスなどを総合的に評価することが重要です。複数の注文住宅会社から間取りプランや見積もりを取得し、大野建設の提案内容が自分の理想と予算に適合しているかを客観的に比較検討することで、より良い家づくりが実現できます。

これらのポイントを押さえることで、大野建設の特徴を活かした満足度の高い家づくりが可能になります。地域密着型工務店ならではの手厚いサポートと自然素材への確かなこだわりを、十分に理解した上で検討を進めることをおすすめします。

大野建設の実際の坪単価を宅建士社長が解説!

大野建設の坪単価は55万円~60万円程度とされていますが、最新の情報では建築資材高騰の影響などから、90万円以上の坪単価を示唆するデータもあります。

この価格差から推測すると、大野建設の実際の坪単価は60万円~100万円程度が現在の実情に近いと考えられます。基本仕様の「きづくりの家」で60万円台からスタートし、より高品質な自然素材の採用や設備のグレードアップにより100万円程度まで上昇する価格帯で展開されている可能性が高いといえます。

近年の建築費高騰や大野建設が重視する国産無垢材へのこだわりを考慮すると、現在の主流価格帯は70万円~85万円程度が実情に近いと推測され、43坪の標準的な住宅で約3,000万円~3,700万円の予算を見込む必要があると考えられます。

「きづくりの家」の特徴と価格への影響

大野建設の主力商品である「きづくり」は、材料、技術、設計デザインへのこだわりを持つ住宅です。この商品の価格に影響する主な要素は以下の通りです。

国産無垢材の大量使用

大野建設が使用する構造材は集成材ではなく主に埼玉秩父地域の無垢材(杉・桧)を使用し、しっかり強度・含水率測定された無垢材を利用することで本当の意味での長期優良(100年住宅)住宅を実現しています。

また、複合フローリングやビニールクロスなどのビニールや塩ビ製品を仕上げ材で一切使用しない方針により、材料費が一般的な住宅より高くなる傾向があります。

地元材の直接仕入れによるコスト最適化

大野建設の無垢材は埼玉県産で、近くの山から直接仕入れています。その分余計なコストがかからず、高品質な木材を適正価格で提供できるのが特徴です。

この仕組みにより、自然素材を使用しながらも価格を抑える工夫がなされています。

高性能住宅としての付加価値

断熱材についてはセルロースファイバーを使用し、原材料の約80%が新聞紙から出来ており、新聞紙の原料である木のため、木造住宅との相性は抜群です。このような高性能な材料の採用により、初期費用は高くなりますが、長期的な住み心地と省エネ効果を実現しています。

価格上昇の背景と市場環境

2024年における埼玉県の木造建築費は坪あたり64.7万円で全国最低水準となっている一方で、木造住宅の建築費は10年前の2015年比で4割以上上昇しているという市場全体の傾向があります。このような建築費高騰の影響を受けて、大野建設の価格帯も上昇していると考えられます。

コストパフォーマンスの評価

大野建設は「お客様の豊かな暮らしにつながる確かな材料(国産無垢材や自然素材)の利用」を重視し、ローコストを売りにしているわけではない姿勢を明確にしています。

国産木材や自然素材を使用し、自由設計ができる注文住宅を提供しているハウスメーカーの中ではやや低めな価格帯で、性能や品質、デザインの質も良く、コストパフォーマンスが高いという評価もあり、無垢材住宅としては適正な価格設定と考えられます。

大野建設の坪単価は、使用する素材や仕様のグレードによって55万円~120万円程度の幅があり、自然素材へのこだわりと地域密着型の家づくりを重視する方にとって、長期的な価値を考慮すれば妥当な価格帯といえるでしょう。

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大野建設の商品ラインナップ

埼玉県行田市・熊谷市を拠点とし、創業から建築一筋・地域一筋118年の歴史を持つ大野建設は、「夢づくり、街づくり」を通して、「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に貢献することをコンセプトに、地域密着型の家づくりを展開しています。

主力商品「きづくりの家」シリーズ

大野建設の注文住宅の核となるのが、「きづくりの家」シリーズです。

この「きづくり」には、「木」「空気」「気候風土」「気持ち」「きづな」という5つの意味が込められており、家族、地域、自然という3つのつながりを重視した家づくり思想が反映されています。

展示場で体感できる商品モデル

KUMAGAYA MODERN HOUSE(熊谷展示場)

埼玉県熊谷市石原369-1の熊谷ハウジングステージ内に位置する展示場では、「自然体に暮らすシンプルな木の家」をコンセプトとし、いつも、これからも、ずっと心地よく暮らしてゆけるそんな工夫がたくさんつまった家として「KUMAGAYA MODERN HOUSE」を展示しています。

Hiyori.ie(日和の家)

Hiyori.ie=日和+家として、太陽と風と緑。自然の中で、自然の力を借りながら四季を楽しみ、天気を楽しむ『日和』の家をコンセプトにした商品も展開しています。この展示場は埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲6005-1のモラージュ菖蒲ハウジングステージ内にあります。

商品の特徴と技術仕様

構造材へのこだわり: 大野建設が使用する構造材は集成材ではなく主に埼玉秩父地域の無垢材(杉・桧)を使用し、しっかり強度・含水率測定された無垢材を利用することで本当の意味での長期優良(100年住宅)住宅を実現しています。

断熱材の特徴: 大野建設の断熱材はセルロースファイバーで、原材料の約80%が新聞紙から出来ており、新聞紙の原料である木のため、木造住宅との相性は抜群です。

仕上げ材の方針: 大野建設では複合フローリングやビニールクロス(俗にいう壁紙)などのビニールや塩ビ製品を仕上げ材で一切使用しないという明確な方針を持っています。

設計に対する考え方: 人間一人一人に好きな場所やものがあるように、その土地にはその土地の最適な使い方があります。私たちはその一人一人の”好き”とその土地の”最適”を足し合わせた設計を行うという自由設計のアプローチを採用しています。

大野建設の家づくり理念

大野建設は「車で1時間以内を営業エリアとし地域密着で110年以上家づくりをしてきました」という方針のもと、「家づくりは、地域のものでなければならない」という明確な考えを持ち、地域の気候風土に精通した工務店として質の高い住宅を提供しています。

大野建設で家を建てるメリットとデメリット

国産無垢材を使用した注文住宅を提供する大野建設について、メリット・デメリットを詳しく分析し、どのような方におすすめできるかを解説します。

どんなハウスメーカーでもメリット・デメリットがあり、それらを十分理解し納得したうえでハウスメーカーを選択することが大切です。ここでは、大野建設に向いている人とおすすめできない人の特徴も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

大野建設で家を建てるメリット4つ

大野建設の家づくりには、自然素材へのこだわりと地域密着型ならではの強みが数多く存在します。特に「きづくりの家」を中心とした商品展開により、快適で持続可能な住環境を提供している点が高く評価されています。

1.本物の自然素材による健康的な住環境

大野建設の最大の特徴は、埼玉秩父地域の無垢材(杉・桧)を構造材に使用し、複合フローリングやビニールクロスなどの化学製品を仕上げ材で一切使用しない徹底した自然素材へのこだわりです。

檜は熱伝導率が低く断熱性が高い特徴があり、調湿効果によって夏はサラッと、冬は冷たさを感じにくい快適な室内環境を実現します。また、無垢材特有の木の香りによるリラックス効果や抗菌効果も期待でき、化学物質過敏症やアレルギーの方にも安心して住んでいただける住環境を提供しています。

2.地域密着による材料調達の最適化とコストパフォーマンス

埼玉県の山から直接仕入れる自社一貫体制により、高品質な国産無垢材を中間コストを抑えて適正価格で提供しています。

この地域密着型の材料調達システムにより、品質を維持しながらも坪単価60万円~100万円程度という、自然素材住宅としては競争力のある価格を実現。43坪の住宅で約3,000万円~4,300万円の予算で、質の高い無垢材住宅を建築することが可能です。

3.最高等級の住宅性能による長期的な安心

耐震性においては耐震等級最高ランクの3を取得し、省エネルギー対策等級も最高等級4に対応しています。さらに長期優良住宅やZEH住宅にも対応可能で、住宅ローン控除の優遇や地震保険料の割引などの経済的メリットも享受できます。

セルロースファイバー断熱材(原材料の約80%が新聞紙)の採用により、木造住宅との相性も抜群で、長期的な省エネ効果を実現しています。

4.手厚いアフターサービス体制

6ヶ月・1年・2年・5年・10年の節目に専任スタッフが定期点検を実施し、24時間365日対応の電話相談窓口を設置しています。

地域密着型だからこそ実現できる迅速な対応により、建築後も安心して暮らし続けることができる体制が整っています。

大野建設で家を建てるデメリット4つ

一方で、大野建設の家づくりにはいくつかの課題や制約も存在します。これらの点を事前に理解しておくことで、より適切な判断が可能になります。

1.営業エリアの制約による選択肢の限定

「車で1時間以内」という営業エリア制限により、埼玉県周辺以外での建築は対応できません。品質維持のための方針ではありますが、広範囲での建築を希望する方や転勤の可能性がある方には制約となる可能性があります。

全国展開の大手ハウスメーカーのような選択肢の広さを求める方には不向きといえるでしょう。

2.価格帯による予算面での課題

自然素材への徹底したこだわりにより、新建材を使用した一般的な住宅と比較して価格が高くなる傾向があります。公式にも「新建材と比較すると価格的には確かに違いがございます」と説明されており、初期費用を最優先で抑えたい方には負担となる可能性があります。

ローコストハウスメーカーと比較すると、同じ坪数でも数百万円の差が生じる場合があります。

3.保証期間に対する認識の違い

定期点検や24時間対応などの充実したアフターサービスを提供している一方で、基本的な保証期間は法定の10年保証が中心となっています。

他社が提供する20年~30年の長期保証と比較すると、保証期間の面で物足りなさを感じる方もいるかもしれません。長期保証を重視する方には、事前の詳細確認が必要です。

4.個人差による対応品質のバラつき

営業担当者や施工関係者の対応について、個人差による品質のバラつきが指摘される場合があります。家づくりは長期間にわたるプロジェクトのため、担当者との相性や対応品質が満足度に大きく影響する可能性があります。

大野建設が向いている人

大野建設の家づくりは、特定の価値観やライフスタイルを持つ方に特に適しています。自然素材へのこだわりと地域密着型のサービスを重視する方には最適な選択肢といえるでしょう。

自然素材の住環境を重視する方

国産無垢材の木の香りや肌触り、調湿効果による快適な住環境を求める方には最適です。

化学物質を極力排除した住環境により、アレルギーや化学物質過敏症の方、小さなお子様がいるご家庭でも安心して暮らすことができます。無垢材の経年変化による風合いの変化を楽しみたい方にもおすすめです。

長期的な視点でコストパフォーマンスを評価する方

初期費用は高めでも、耐久性の高い100年住宅を目指した設計により、長期的なメンテナンスコストを抑えたい方に向いています。省エネルギー対策等級4やZEH対応による光熱費削減効果も期待でき、ライフサイクルコストを重視する方には魅力的な選択肢です。

地域密着型の安心感を求める方

埼玉県行田市・熊谷市周辺にお住まいで、顔の見える関係での家づくりを希望する方に最適です。地域の気候風土を熟知した設計と、迅速なアフターサービス対応による安心感を得ることができます。

大野建設をおすすめできない人

一方で、特定の条件や価値観を持つ方には、大野建設の家づくりが適さない場合もあります。事前に確認しておくべきポイントを整理します。

対応エリア外での建築希望者

営業エリアが「車で1時間以内」に限定されているため、埼玉県周辺以外での建築を希望する方には対応できません。転勤や移住の可能性がある方、全国各地での選択肢を求める方には制約となります。

初期コスト最優先の方

徹底した自然素材へのこだわりにより、ローコストハウスメーカーと比較して価格が高くなる傾向があります。とにかく安く家を建てたい方、予算を最優先に考える方には負担となる可能性があります。坪単価60万円~100万円という価格帯を受け入れられない方には不向きです。

長期保証を最重要視する方

基本的な保証期間が法定の10年保証中心であるため、20年~30年の長期保証を最優先に考える方には物足りなさを感じる可能性があります。保証期間の長さを住宅選びの最重要基準とする方は、他社との比較検討が必要でしょう。

全国統一品質を求める方

地域密着型であるがゆえに、全国展開の大手ハウスメーカーのような統一された品質管理体制とは異なる側面があります。全国どこでも同じ品質・サービスを求める方には、地域密着型の特性が合わない可能性があります。

大野建設の家づくりを検討する際は、これらのメリット・デメリットを十分に理解し、実際の展示場見学や担当者との面談を通じて、ご自身の価値観や要求に合致するかを確認することが重要です。複数社との比較検討を行い、最適な住宅会社選択につなげていただければと思います。

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大野建設のよくある質問に宅建士社長がお答え!

ここからは大野建設に関するQ&Aを紹介していきましょう。

Q: 大野建設の展示場はどこにありますか?

A: 熊谷ハウジングステージ内の「KUMAGAYA MODERN HOUSE」(埼玉県熊谷市石原369-1)と、モラージュ菖蒲ハウジングステージ内の「Hiyori.ie」(埼玉県久喜市菖蒲町菖蒲6005-1)で実際の住宅を体感できます。

Q: OMソーラーシステムとは何ですか?

A: 太陽の熱を効率的に利用するパッシブソーラーシステムです。冷暖房効果を損なわずに省エネな家づくりを実現し、光熱費削減に貢献します。大野建設の「きづくりの家」に導入されています。

Q: リフォームにも対応していますか?

A: はい、新築だけでなくリフォーム工事にも対応しています。古民家再生から水回りリフォームまで、幅広い工事を手掛けています。

まとめ

大野建設は、地元・埼玉県行田市や熊谷市で信頼を築き上げてきた地域密着型の住宅会社です。

口コミでも施工力やアフターサポートに高い評価があり、無垢材を使った安心・安全な住まいづくりが魅力。坪単価は平均的ながら、価格以上の価値を実感できる仕様が整っています。大手にはない親身な対応や、土地探しから設計・施工まで一貫して任せられる安心感も強み。

「長く愛せる家を建てたい」と考える方には、ぜひ一度検討していただきたい会社です。

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