アッシュホームの評判・口コミ101件を調査|価格と断熱等級・保証20年を確認

アッシュホームの評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

アッシュホームは、愛知県稲沢市に本社を置き、名古屋近郊と尾張、岐阜県と三重県の一部で注文住宅を手がける会社です。公開されている投稿には、要望を何度も反映してもらえた、優先したい部分に予算を回せた、という記録があります。一方で、購入から半年でクロスの隙間が続いた、補修の連絡から解決まで待たされた、という記録も残っています。断熱の等級は商品ごとに公表されていますが、住んだあとの困りごとまではカタログに載りません。

幸せおうち体験談は、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートをもとに住宅会社を紹介しているサイトです。この記事ではそれに加えて、公開されている投稿101件を1件ずつ読む独自の口コミ調査を行いました。価格や性能、保証、許認可、法人としての状態は、公式サイトと、国税庁や愛知県が公開している資料に当たって確かめています。

名古屋近郊から尾張にかけての地域で、断熱の等級を予算に合わせて選びたい人には、検討する価値のある会社です。断熱等級7から4まで4段階の商品があり、建物と地盤、シロアリの保証は20年、設備は10年と公表されています。ただし坪単価は公開資料では確認できず、金額が分かるのは平屋の規格住宅だけでした。確かめる項目を決めてから相談に行ってください。

この記事でわかること

  • 101件の投稿で評価された内容と、気になるとされた内容
  • 投稿がどの立場の人から出て、どの媒体に集まっているのか
  • 契約する相手はどの会社で、許認可をどこまで照らし合わせられたのか
  • 金額が公表されている商品と、公表されていない費用
  • 断熱等級7から4まで分かれる性能表示の読み方
  • 20年と10年という保証の中身と、契約前にそろえておく書面
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

住宅展示場へ行く前に、複数社のカタログを比較する理由を示した図解

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月21日

アッシュホームの評判・口コミを公開投稿101件から確認

話題別で最も多いのは営業・打ち合わせの26件、次がアフターサービスの16件、施工・仕上がりの15件です。傾向は良い30件、気になる41件、どちらとも言い切れない中立が30件でした。

101件は人数ではなく、投稿ごとのURLを数えた件数です。編集部が公開されている投稿を1件ずつ読み、話題と傾向に振り分けました。施主本人へ聞き取ったアンケートではなく、無作為に抽出したものでも、全件を調べたものでもありません。何割がこう言っている、多数派はこちら、という示し方はしません。媒体と投稿者の名前は出さず、口コミサイト、掲示板・Q&Aサイト、個人ブログという呼び方で扱います。価格や性能の数値は投稿ではなく、公式サイトと公的な資料から取りました。

投稿の残り方には偏りがあります。困ったことは言葉になりやすく、満足して暮らす人が書き込む機会は多くありません。今回の101件は2015年から2025年までのもので、古い投稿は当時の担当者や仕様の話でもあります。だからといって、書かれた困りごとが軽くなるわけではありません。

公開投稿101件の内訳。媒体別は口コミサイト37件、掲示板Q&A40件、SNS0件、個人ブログ24件、動画コメント0件。傾向別は良い30件、気になる41件、中立30件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。
話題 件数 投稿に書かれていた主な内容
営業・打ち合わせ 26件 担当者の説明と相談のしやすさ、連絡の遅れ
アフターサービス 16件 定期点検の連絡、補修の対応と待ち時間
施工・仕上がり 15件 職人の丁寧さ、クロスの隙間、雨漏り
住宅性能・住み心地 14件 入居後の快適さ、窓の結露、断熱の説明
設計・間取り 12件 要望を反映した提案、土地探し、提案力への評価
価格・費用 10件 予算内での配分、見積額、含まれる設備の範囲
デザイン・商品 6件 標準設備の内容、規格型に近いという受け止め
その他 2件 引き渡し後の交流、見学に協力する制度
公開投稿101件の話題別件数。住宅性能・住み心地14件、設計・間取り12件、デザイン・商品6件、営業・打ち合わせ26件、施工・仕上がり15件、価格・費用10件、アフターサービス16件、その他2件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。

営業と打ち合わせに関する投稿

26件でいちばん多い話題です。良い11件、気になる9件、中立6件と分かれました。良い側では、価格を適正と感じ、要望への説明と担当者の対応をあわせて評価した投稿がありました。標準の仕様は弱めだと感じつつ、完成した住まいには満足したという投稿もあります。

気になる側では、打ち合わせを重ねても信頼関係を築けず契約を見送ったという投稿、初回の相談のあとに見積もりとプランを頼んだのに二か月連絡がなかったという投稿がありました。誰が担当になるかで印象の変わる話題です。

アフターサービスに関する投稿

16件のうち気になる内容が7件で最も多く、良いが4件、中立が5件でした。良い側では、築およそ8年で定期点検の連絡があり相談時の対応も早かったという投稿、3か月点検で隙間や壁際を補修してもらえたという記録があります。

気になる側では、複数の補修で連絡から解決まで長く待たされたという投稿、入居後の騒音と内装の不具合を点検のたびに伝えたのに解消しなかったという投稿がありました。

施工と仕上がりに関する投稿

15件のうち9件が気になる内容で、良いは3件、中立は3件でした。良い側では、要望を重ねて反映してもらい職人の施工も丁寧だったという投稿、入居から1年たたない時点で不具合がなかったという投稿があります。

気になる側では、購入から半年でクロスの隙間が相次ぎ点検時の対応にも納得できなかったという投稿、築2年で雨漏りと内装、配線の不具合が起きて修理も遅れたという投稿がありました。近隣工事での清掃や駐車への配慮が足りなかったという指摘も残っています。

住宅性能と住み心地に関する投稿

14件のうち8件が気になる内容で、良いは1件、中立は5件でした。良い側の1件は、入居から1か月の時点で快適に過ごせていて、担当者の対応も一貫していたという投稿です。

気になる側では、入居した住まいで秋から窓に結露が出て相談の回答にも納得できなかったという投稿、見積もりの段階で断熱と外壁の説明が足りず不信感が残ったという投稿がありました。結露は窓の仕様や換気の方式、間取りによっても変わります。選ぶ商品のサッシとガラスの仕様まで、見積もりの段階で確認しておきましょう。

設計・間取りとデザインに関する投稿

設計・間取りは12件で、良い6件、気になる3件、中立3件でした。土地探しから要望の反映、引き渡し後の手直しまで含めて完成した住まいに満足したという投稿、提案力と担当者の親しみやすさを評価した投稿がありました。

気になる側では、4回の打ち合わせで要望が反映されず提案力に限界を感じたという投稿、示された外観や完成予想図が希望に合わず候補から外したという投稿があります。デザイン・商品の6件も、気になる3件と中立3件でした。商品の強みが伝わらなかったという投稿がある一方、価格の表示は分かりやすいと評価した投稿もあります。

価格と費用、そのほかの投稿

価格・費用は10件で、中立が5件、良いが3件、気になるが2件でした。金額そのものより、何がどこまで含まれるのかを尋ねる投稿が目立ちます。良い側では、予算のなかで優先したい部分に費用を回せたという投稿がありました。

気になる側では、何度か相談したものの標準の仕様に対して見積額が高いと感じたという投稿がありました。中立の5件は、低価格のプランに水回りの設備がどこまで含まれるのか、大きな収納が付いた商品では何が削られているのか、といった質問が中心です。

その他に分類した2件は、どちらも良い内容です。周年の感謝祭で建築中の担当者たちと再会したという投稿と、自宅の見学に協力すると商品券を受け取れる制度を利用したという投稿でした。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

投稿を書いた人の立場と、集まった媒体

101件のうち、施主と入居者が56件、契約を検討して打ち合わせをした人が40件、見学した人が3件、それ以外が2件でした。住んでからの評価がいちばん多く、契約前のやり取りの記録がそれに続きます。

媒体は、掲示板・Q&Aサイトが40件、口コミサイトが37件、個人ブログが24件でした。SNSと動画のコメントは0件です。投稿の本文、投稿者本人の経験、その会社との結び付きを同時に確認できて、ログインなしで投稿ごとのURLをたどれるものに限ったためです。

直接の判断材料にしたのは56件で、残る45件も参考として件数に含めています。このほかに58件を数から外しました。公式発信と広告、人づてに聞いた話、第三者のまとめ記事、注文住宅ではないリフォーム、公的な資料で裏づけの取れない重い主張などです。別のURLで重複した39件は、元の1件にまとめました。

「アッシュ」を含む商号の会社は各地にあります。今回は、所在地と公式サイトのドメイン、法人番号の3つが一致するものだけを対象にしました。

アッシュホームで契約する相手はどの会社か

アッシュホームというブランドを運営しているのは、株式会社アッシュホームです。法人番号は1180001109607、登記上の本店は愛知県稲沢市下津鞍掛1丁目2番地11です。設立は2013年5月、資本金は2,000万円、代表者は代表取締役の小澤裕昭です。

国税庁の法人番号公表サイトを確認した時点で、登記記録の閉鎖などの表示はありませんでした。愛知県が2026年2月24日付で作成した建設業許可業者名簿にも、同じ商号と代表者で載っています。

許認可は、建設業許可が愛知県知事許可(般-5)第61599号、宅地建物取引業免許が愛知県知事第23088号です。建設業許可は、愛知県の名簿で許可年月日が令和5年9月18日と確認できました。括弧の中の数字は許可を受けた年度で、更新した回数ではありません。

宅地建物取引業免許のほうは、括弧の中が免許を受けた回数を指します。ただしこの数字は、公式の会社概要が(2)、業界団体の会員検索が(3)と表示していて食い違っていました。行政の公開一覧では該当する行を確認できず、更新回数は確定できていません。土地の売買や仲介を伴う契約をするなら、最新の免許証を見せてもらってください。

公式サイトには2026年6月1日付で、点検とメンテナンスの担当についての告知が出ています。ただし説明の主要な部分が画像で、別の会社のサイトへリンクしているだけのため、委託する範囲や窓口、保証の責任の所在は確認できませんでした。親会社やグループ会社を示す記載も見当たりません。保証書に書かれた会社名といまの窓口を確かめてください。

商品や地域によって契約の相手が変わる条件も、公開資料では確認できませんでした。請負契約書の当事者の欄に、株式会社アッシュホームと法人番号が書かれているかを署名の前に見てください。

価格で金額が公表されているのは平屋の規格住宅だけ

坪単価は確認できませんでした。商品別の価格帯や総額の目安も、公開資料では見当たりません。金額が出ているのは、平屋の規格住宅の「1,000万円以下から」という表示だけです。

商品のページには2024年11月からの価格だとする注記はありますが、単価の金額は読み取れませんでした。価格の考え方としては、自社で直接施工して中間のマージンを削ると説明されています。

項目 公開資料での状況
平屋の規格住宅の価格 「1,000万円以下から」と表示
商品別の坪単価 確認できなかった
平屋以外の本体価格・価格帯 確認できなかった
本体価格に含まれる工事の範囲 確認できなかった
太陽光発電10.56kWと蓄電池9.7kW 一部商品を除き標準搭載と表示。価格への反映は確認できなかった

気をつけたいのが太陽光発電と蓄電池の扱いです。一部の商品を除いて標準搭載と公表されていますが、どの商品が除かれるのか、価格にどう反映されているのかは確認できませんでした。

坪単価は延床面積の取り方や含まれる工事の範囲で動くため、比べる指標としては当てにしにくい面もあります。公開資料から読み取れないこと自体を不誠実だとは言えません。とはいえ、比べるための数字は必要です。

代わりになるのが、商品名を指定した総額の見積書です。本体工事、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構工事、照明とカーテン、登記や住宅ローンの諸費用、火災保険、それに土地代。ここまでそろえば、坪単価がなくても他社と並べられます。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

断熱と耐震で公式に確認できたこと

断熱は商品ごとに等級が分かれ、耐震は注文住宅の各商品で等級3と表示されています。どちらにも読み方の注意がいります。

公式に確認できた特徴の図。断熱性能_Gran-tect=断熱等級7、HEAT20 G3仕様、UA値0.26レベル/断熱性能_PremiumⅢ=断熱等級6、HEAT20 G2仕様、UA値0.46レベル/断熱性能_StandardⅢ=断熱等級5、ZEH仕様、UA値0.6レベル/断熱性能_平屋=平屋規格住宅は断熱等級4と表示/構造=木造の構造軸組工法、剛床工法、ベタ基礎、外壁通気工法/開口部=樹脂サッシ高性能トリプルガラス、第1種交換換気/耐震性能=各注文住宅商品は耐震等級3と表示するが、プラン・敷地により満たさない場合がある。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

断熱等級は、Ash Gran-tectが7、Ash PremiumⅢが6、Ash StandardⅢが5、平屋の規格住宅が4です。UA値は上から0.26、0.46、0.6と、いずれも「レベル」という言葉付きで示されています。契約するプランで計算した値が同じ数字になるかどうかは、公開資料では確認できませんでした。

PremiumⅢは、商品のページがHEAT20のG2仕様とする一方、コンセプトのページにはG3とする記載がありました。どちらがいつの仕様かは確認できず、この記事では商品ページのG2を採っています。平屋の規格住宅は等級4の表示だけで、UA値は確認できていません。

開口部と換気は、Gran-tectで樹脂サッシと高性能なトリプルガラス、第1種交換換気と公表されています。ほかの商品のサッシとガラスの仕様、断熱材の種類や厚さ、C値と気密測定は確認できませんでした。

耐震は、注文住宅の各商品ページに等級3と書かれ、プランや敷地によって満たさない場合があるという注記が同じページに付いています。構造は、高耐久の基礎と制震のフレームを組み合わせた工法として説明されています。

一方で、構造計算の方法や全棟での実施、計算書を渡してもらえるのかは確認できませんでした。住宅性能評価書を全棟で取得するのかも分かりません。平屋のページには「耐震等級3」と「耐震等級3相当」の両方の表現があるので、契約するのがどちらなのかを個別に確かめてください。

一部の商品を除いて長期優良住宅の認定取得を標準仕様とし、ZEH仕様の省エネ基準もクリアすると公表されています。ただし、ZEHビルダーの登録や年度ごとの実績、全棟での認証取得は確認できませんでした。補助金を使うなら、どの評価を取るのかを先に聞いておきましょう。

商品ごとに公表されている性能の違い

公表されている数値は、商品によってそろっていません。価格が出ている商品と、断熱の数値が出ている商品が分かれます。

商品 断熱等級 UA値の表示 そのほかの公表内容
Ash Gran-tect 7 0.26レベル(HEAT20 G3仕様) 樹脂サッシ・高性能トリプルガラス、第1種交換換気
Ash PremiumⅢ 6 0.46レベル(HEAT20 G2仕様) コンセプトのページにはG3とする記載もある
Ash StandardⅢ 5 0.6レベル(ZEH仕様) 木造の構造軸組工法、剛床工法、ベタ基礎、外壁通気工法
平屋規格住宅 4 確認できなかった 「1,000万円以下から」と表示。「耐震等級3」と「耐震等級3相当」の両方の表現がある
Ash Maison/Ash B-select 確認できなかった 確認できなかった 商品ラインアップに掲載

価格の表示があるのは平屋の規格住宅だけで、その商品の断熱等級は4です。上の3つは等級とUA値の表示があるものの、価格は確認できませんでした。断熱等級と価格が同じ資料に並んでいるものを出してもらうのが早道です。

保証と点検、施工中の検査で確認できたこと

建物と地盤、シロアリの3つをまとめた保証が20年、設備の保証が10年と公表されています。この20年は初期保証で、その先は10年ごとの延長プランが用意されている形です。引き渡しのあとも「家守り活動」として対応を続けると掲げられています。

区分 公表されている内容 確認できなかったこと
建物・地盤・シロアリ 3つをまとめて20年の保証 対象になる部位と免責の範囲
設備 10年の保証。給湯器、システムキッチン、バス、洗面化粧台、トイレ、24時間換気扇システム、ドアホンが対象 免責の範囲と修理費の負担
保証の延長 初期保証20年に、10年ごとの延長プラン 延長に必要な工事と費用、最長で何年まで延ばせるか
定期点検 無料の点検が計7回 それぞれの実施時期と点検する項目
施工中の検査 全棟で計5回。基礎配筋完了、構造体、断熱材、木完、竣工 記録を施主へ渡す条件

回数と年数は公表されていますが、条件までは分かりませんでした。それぞれの点検が引き渡しから何か月後、何年後なのか。保証を延ばすときに有償の工事が必要なのか、費用はいくらか、最長で何年までか。ここは保証書と延長保証の約款を見ないと判断できません。

検査の回数が公表されていることと、引き渡し後に不具合が出ないことは別の話です。点検の計画表と保証書、検査の記録。この3つを書面で出してもらえるかを、契約の前に確かめてください。

施工エリアは愛知・岐阜・三重の一部

公表されているのは、愛知県の名古屋市近郊と尾張エリア、岐阜県の西濃エリアと東濃エリア、三重県の北勢エリアです。拠点は稲沢市の本社と、名古屋市北区の名古屋オフィスの2か所です。

市町村ごとの一覧までは、確認した公開資料では確認できませんでした。建てる予定の土地の住所を伝えて、検討している商品で対応できるかを最初に確かめてください。

アッシュホームを検討する理由になりそうな点

公式の情報と101件の投稿から、この会社を選ぶ理由になりそうな点は4つあります。

  • 断熱等級は、Ash Gran-tectの7からAsh PremiumⅢの6、Ash StandardⅢの5、平屋の規格住宅の4まで公表されている。UA値の水準はGran-tect、PremiumⅢ、StandardⅢの3商品で示され、求める断熱の水準から商品を選べる
  • 一部の商品を除いて、太陽光発電10.56kWと蓄電池9.7kWの標準搭載、長期優良住宅の認定取得の標準仕様化が公表されている
  • 建物・地盤・シロアリの保証が20年、設備が10年。無料の定期点検が計7回、施工中の検査も全棟5回と示されている
  • 営業・打ち合わせの投稿26件のうち11件が良い内容で、要望への説明や担当者の対応を評価する記録があった

契約前に知っておきたい点

一方で、契約の前に把握しておいたほうがよい点も4つあります。

  • 金額が出ているのは平屋の規格住宅の「1,000万円以下から」という表示だけで、坪単価と商品別の価格帯、本体価格に含まれる工事の範囲は確認できなかった
  • UA値は「レベル」という表記で、契約するプランごとの計算値までは確認できなかった。C値と気密測定、断熱材の種類と厚さ、構造計算の方法も確認できなかった
  • 初期保証20年と10年ごとの延長プランは公表されているが、延長の条件と費用、免責の範囲、7回の点検の時期は確認できなかった
  • 点検とメンテナンスの担当について、2026年6月1日付の公式の告知が別の会社のサイトへリンクしている。委託の範囲と開始日、保証の責任の所在は確認できなかった

気になる内容とした41件のうち、施工・仕上がりと営業・打ち合わせが各9件、住宅性能・住み心地が8件、アフターサービスが7件でした。説明の不足と、入居後の補修への対応が中心です。どこまで決まって、どこが未定なのかを自分でも書き留めておきましょう。

アッシュホームが向いている人

名古屋近郊から尾張、岐阜県の西濃・東濃、三重県の北勢で建てる予定があり、断熱の等級を予算に合わせて選びたい人には向いています。太陽光発電と蓄電池は一部の商品を除いて標準搭載と公表されているので、最初から載せたい人にも条件は合います。反対に、C値の実測値や構造計算の計算書を条件に絞り込みたい人は、その数値と書類が出るかを問い合わせの段階で確かめてください。

契約前に確認しておきたいこと

契約の前に書面でそろえておきたいのは、次の項目です。

  • 商品名を指定した総額の見積書。一式とある部分の内訳と、太陽光発電・蓄電池を分けた金額
  • 契約するプランのUA値の計算書。断熱材の種類と厚さ、サッシとガラスの仕様。C値を測るなら時期と方法
  • 耐震等級3が認定上の等級か、社内の基準による等級相当か。構造計算の方法と、計算書を受け取れるかどうか
  • 保証書と延長保証の約款。対象になる部位と免責の範囲、延長に必要な工事と費用の目安
  • 定期点検7回の計画表と、点検・補修の窓口になる会社名。契約書の当事者欄にある会社名、法人番号、許可番号
契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。

アッシュホームのよくある質問

アッシュホームの評判は良いですか?

A. 良い内容と気になる内容の両方があります。公開投稿101件の傾向は、良い30件、気になる41件、中立30件でした。最も多い営業・打ち合わせの26件は、良い11件、気になる9件、中立6件と分かれています。気になる内容が多かったのは、施工・仕上がりの15件中9件と、住宅性能・住み心地の14件中8件です。101件は人数ではなく投稿URLの件数で、無作為抽出でも全件調査でもないため、割合や多数派は示せません。

アッシュホームの坪単価はいくらですか?

A. 坪単価は確認できませんでした。商品別の価格帯や総額の目安も、公開資料では見当たりません。金額が出ているのは平屋の規格住宅で、「1,000万円以下から」という表示です。商品のページには2024年11月からの価格だとする注記がありますが、基準になる単価の金額は読み取れませんでした。比べるときは、商品名を指定した総額の見積書でそろえてください。

断熱性能と耐震性能はどのくらいですか?

A. 断熱は商品ごとに違います。Ash Gran-tectが断熱等級7でUA値0.26レベル、Ash PremiumⅢが等級6で0.46レベル、Ash StandardⅢが等級5で0.6レベル、平屋の規格住宅が等級4です。UA値は「レベル」という表記で、契約するプランごとの計算値は公開資料から読み取れませんでした。耐震は注文住宅の各商品で等級3と表示され、プランや敷地によって満たさない場合があるという注記が付いています。C値と気密測定、構造計算の方法は確認できませんでした。

保証と点検はどうなっていますか?

A. 建物・地盤・シロアリの保証が20年、設備の保証が10年と公表されています。初期保証20年に加えて10年ごとの延長プランがあり、無料の定期点検は計7回とされています。延長に必要な条件と費用、免責の範囲、7回の点検それぞれの時期は確認できませんでした。保証書と約款、点検の計画表を契約前に見せてもらってください。

愛知県以外でも建てられますか?

A. 岐阜県と三重県の一部でも建てられると公表されています。公式に挙げられているのは、愛知県の名古屋市近郊と尾張エリア、岐阜県の西濃エリアと東濃エリア、三重県の北勢エリアです。市町村ごとの一覧までは確認できませんでした。建てる予定の土地の住所を伝えて、検討している商品で対応できるかを先に確かめてください。

まとめ

公開資料と101件の投稿から確かめられたのは、次の点です。

  • ブランドを運営しているのは株式会社アッシュホーム。法人番号1180001109607で国税庁のデータに載り、愛知県の建設業許可業者名簿にも掲載されていた
  • 投稿の傾向は良い30件、気になる41件、中立30件。最も多い営業・打ち合わせの26件は良い11件と気になる9件に分かれた
  • 断熱等級は商品ごとに7、6、5、4と分かれ、UA値は0.26、0.46、0.6レベルという表記。耐震等級3には、プランや敷地によって満たさない場合があるという注記が付く
  • 保証は建物・地盤・シロアリが20年、設備が10年。無料の定期点検は計7回で、10年ごとの延長プランがある

確かめられなかった項目もあります。価格では坪単価と商品別の価格帯、本体価格に含まれる工事の範囲。性能ではC値と気密測定、断熱材の種類と厚さ、構造計算の方法。保証では延長の条件と費用、免責の範囲、7回の点検の時期です。

手元にない数字は、書面で出してもらえば確かめられます。商品名を指定した総額の見積書、契約するプランのUA値の計算書、保証書と延長保証の約款、点検の計画表。この4点を他社にも同じように頼めば、条件をそろえて見比べられます。

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