ロゴスホームは「最悪」「後悔」と言われる?施主1,132人の独自調査で宅建士が検証

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北海道や東北の冬をしのげて、光熱費もかさみすぎない家。太陽光とトリプル樹脂サッシを標準で載せるロゴスホームは、その条件によく当てはまります。ただ、検索の候補欄に「最悪」が交じっていると、この価格と性能の両立にどこか無理があるのかと疑いたくなります。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートと、住宅会社に関する独自の口コミ調査を行い、断熱性能と保証の条件は公式情報と照らし合わせました。

結論を先にお伝えすると、ロゴスホームは、間取りの自由度に物足りなさを感じる人もいますが、北海道や東北の寒さに強い家を建てたい人には有力な選択肢といえるでしょう。公式が示す坪単価は平均でおよそ64万円で、この価格に太陽光パネルとトリプル樹脂サッシが標準で含まれます。今回は、宅建士の視点から、ロゴスホームの坪単価と保証の条件を詳しく見ていきます。

この記事でわかること

  • 独自アンケートで50%から90%まで開いた評価の差は、どこから生まれたのか
  • 「後悔」や「やばい」という語が候補欄に並ぶ背景はどこにあるのか
  • 坪単価42万円から89万円という幅を、総額でどう読み比べるのか
  • 構造の保証を65年まで延ばすのに、何が必要になるのか
  • 建築条件付きの土地を選ぶとき、何と何を分けて考えればよいのか
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

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この記事の監修

宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美

宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をふまえ、価格と性能の記述、保証や制度の条件を一次情報で確認しています。(監修日:2026年7月16日)

注文住宅を建てた施主のうち満足度を数値で答えた864人の分布を示した横棒グラフ。90〜99%が346人で最も多く、70〜79%が318人、100%が77人、50〜59%が98人、50%未満が25人。全体平均は77.3%であることを表している。
全体では満足度70%以上が85.8%を占める。
ロゴスホームで家を建てた施主4人の声を、1,132人への独自アンケートの実データとともに整理した記事の図。全調査1,132人から数値回答864人、ロゴスホーム施主4人へと絞り込む過程を示す。
ロゴスホーム施主4人の声と調査全体の絞り込みを示す。
  1. 実際にロゴスホームで建てた4人の本音【独自アンケート】
  2. ロゴスホームが「最悪」「後悔」と言われる理由を検証
    1. 規格やセミオーダーだと間取りの自由度が下がる
    2. 気になる土地が建築条件付きで選択肢が狭まる
    3. 坪単価や予算がふくらみやすい
    4. アフターサービスの連絡が遅いと感じることがある
    5. 外構が弱く値引きやサービスも少ない
    6. 「やめとけ」「倒産」の噂は本当か
  3. ロゴスホームの坪単価と総額の目安
    1. 公式と媒体が示す坪単価の目安
    2. 実際にロゴスホームで建てた4人が払った総額
    3. 値引きと住宅ローンの考え方
  4. ロゴスホームの住宅性能と保証
    1. 断熱と窓の仕様
    2. 地震への備えと制震システム
    3. 太陽光とオール電化
    4. 保証とアフターサービス
  5. ロゴスホームで後悔しないための3つのポイント
    1. 1.間取りの自由度は商品タイプで決める
    2. 2.土地と建物を分けて総額で予算を組む
    3. 3.アフターと外構は契約前に段取りを固める
  6. ロゴスホームの商品ラインナップ
  7. ロゴスホームが向いている人・慎重に検討したい人
  8. まとめ
  9. よくある質問
    1. ロゴスホームで一番多い後悔は何ですか?
    2. ロゴスホームは「やめとけ」「倒産」と言われますが大丈夫ですか?
    3. ロゴスホームの坪単価はいくらですか?
    4. ロゴスホームで値引きはできますか?
    5. 太陽光やオール電化は標準ですか?
    6. 建築条件付きの土地は何に注意すればいいですか?

実際にロゴスホームで建てた4人の本音【独自アンケート】

まずは調査の全体像から示しましょう。この調査は2019年から2026年にかけて、複数回に分けて実施したインターネット調査です。

答えてくれたのは、注文住宅を建てた20代から60代以上の男女、あわせて1,132人。たずねたのは、性別と年代、地域、満足度、総額、会社名、選んだ理由。それに後悔した点と良かった点が続きます。

掲載にあたっては、読みやすさを優先して回答を要約し、組み直しました。ただし満足度や金額といった数字そのものには手を加えておらず、良い回答だけを選ぶような扱いもしていません。気になる点を書いた回答も、同じ基準で紹介しています。掲載は回答者の同意を得たうえで、事業者である当サイトが編集しました。

まず、全体の満足度から確かめましょう。この調査に回答した施主は、全体で1,132人。満足度をパーセントで答えたのは、そのうち864人でした。

864人の平均は77.3%です。70%以上をつけた人は741人で、割合にすると85.8%。90%以上をつけた人も423人おり、こちらは49.0%にのぼりました。

頭数の1,132人と、平均を出す分母の864人が食い違うのは、満足度を数値でたずねる設問がなかった人がいるためです。答えのない人を満足に数えるような水増しはしていません。

満足度 回答数 割合
100% 77人 8.9%
90〜99% 346人 40.0%
70〜79% 318人 36.8%
50〜59% 98人 11.3%
50%未満 25人 2.9%

ここからが本題です。今回の1,132人のうち、ロゴスホームで建てたのは4人でした。北海道の旭川市と札幌市の施主です。

人数が少ないので、平均ではなく一人ずつの声として読んでください。4人の満足度は、90%が2人、70%が1人、50%が1人。単純に平均すれば75.0%ですが、4人という数字なのであくまで参考にとどめます。

まず、旭川市の30代女性は満足度90%でした。予算内で要望を叶えてくれそうだから、という理由で選んでいます。建物と諸費用でおよそ3,500万円をかけ、土地は別に用意しました。

家そのものにはおおむね満足し、予算の範囲で理想をほぼ形にできたと書いています。一方で気になったのが、アフターサービスの連絡の遅さ。日程がなかなか決まらない点を、マイナスに挙げていました。

予算内で精いっぱい要望を叶えてくれる会社を選ぶとよい、というアドバイスも書いています。

次の札幌市手稲区の30代男性は、満足度50%です。欲しい場所が建築条件付きの土地だったことが、選んだきっかけでした。

金額は、土地1,500万円に建物2,700万円、諸費用300万円で、総額はおよそ4,500万円。悔やんでいたのは、外構の提案が少なく、あとからカーポートを足すと費用がかさむと分かった点です。

契約後に加わったコーディネーターと相性が合わず、営業に伝えても変えてもらえなかったそうです。値引きやサービスが一切なかったことも、不満として書いていました。

北海道の30代女性も、満足度90%でした。気になる土地が建築条件付きだったことが、ロゴスホームを選ぶ入り口になっています。総額は土地を含めておよそ4,500万円です。

この方は、家づくりが家族の暮らし方をじっくり話し合うきっかけになったと振り返っています。小さな子どもが家でのびのび遊ぶ姿を見て、建てて良かったと感じるそうです。

反対に、2階の間取りはもう少し暮らしやすくできたのではと感じ、打ち合わせでもう一歩粘ればよかったとも書いていました。予算はどんどん膨らむので、何を足すかより何を抑えるかを考えるのが大事だ。そんな言葉も残してくれました。

最後の札幌市の女性は満足度70%。手ごろな価格で購入できることが決め手だったと書いています。総額は2,600万円です。

土地の形やサイズに合わせて間取りがあらかじめ決まっていて、ほかの購入者と同じ間取りになることもある。そう正直に書き添えていました。

それでも、若い世代を意識したおしゃれな木材や壁紙を選べて、コストを抑えられる点は魅力だと感じています。屋根には最初から太陽光パネルが載るオール電化で、電気を売りながらやりくりできる仕組み。ガス代や灯油代を気にせず暮らせて良かった、と満足そうでした。

4人に共通していたのは、価格を抑えて建てたいという動機と、土地の事情が会社選びに直結していたことです。良かった点は、予算内で理想に近づけたこと、太陽光やオール電化で光熱費が読みやすいことに集まりました。

一方で気になった点は、間取りの自由度、アフターの連絡、外構の提案に分かれています。

4人という数は、統計として語るにはやはり小さすぎるので、相場観や後悔の一般的な傾向は1,132人全体のものをベースとします。会社そのものの中身は、ロゴスホームの公式情報の確認で補いました。

次の章から、その両方を突き合わせて確かめていきます。

ここからは、これらの声を踏まえて「後悔」と言われる中身を、一つずつ確かめていきます。

ロゴスホームの商品タイプと土地の関係を示した概念図。注文のFORTAGEシリーズ、セミオーダーのe-Hikaria、価格が読みやすい規格型、建築条件付きなどを整理し、記事の該当セクションの内容を一目で捉えられるようにしたもの。
商品タイプと土地の関係。

ロゴスホームが「最悪」「後悔」と言われる理由を検証

ロゴスホームで「最悪」「後悔」と語られる理由は、住宅そのものの質より、進め方の部分に多く集まります。間取りの自由度、土地の条件、外構やアフターといった話です。ネガティブな言葉の中身をたどっても、行き着く先はこの範囲でした。

一方で、ロゴスホームは太陽光を標準で載せ、北海道の寒さに合わせた高断熱の家を坪単価をおさえて供給してきた会社です。土台となる商品力は、しっかり評価されています。先ほどのアンケートでも、良かった点は価格と光熱費、性能に対してのものが多くありました。

そのうえで、なぜ後悔と言われてしまうのでしょうか。言われている内容、一次情報で確かめた実態、判断材料と対策について、順に整理していきましょう。

規格やセミオーダーだと間取りの自由度が下がる

プランがある程度決まっていて、希望どおりの間取りにしにくい。そんな声が見られました。アンケートでも、間取りをもう少し工夫したかったという後悔や、ほかの家と似た間取りになるという指摘が出ていました。

実態を左右するのは、商品の選び方です。ロゴスホームには、自由設計に近い注文のFORTAGEシリーズがあります。あわせて、コストを抑えたセミオーダーのe-Hikaria、価格が読みやすい規格型も用意しています。

セミオーダーや規格型は、間取りの型をある程度決めることで、価格を下げる仕組みです。自由度と価格は、多くの場合てんびんの関係。どちらを重く見るかで、選ぶ商品が変わってきます。

対策は、最初に自由度の優先順位を決めることです。間取りにこだわりたいなら注文寄りの商品を、価格を優先するなら型のある商品を選びましょう。

打ち合わせの早い段階で要望に順位をつけて伝えると、住んでからのずれを減らせます。完成した家を見学し、必要な広さを体で確かめておくと判断がぐっと楽になりますよ。

気になる土地が建築条件付きで選択肢が狭まる

欲しい土地がロゴスホームの建築条件付きで、ほかの会社と比べにくかった。そういう声もあります。実際、今回の4人のうち2人が、気に入った土地が建築条件付きだったことをきっかけに選んでいました。

背景には、ロゴスホームが不動産事業を持ち、土地の売買や仲介も手がけている事情があります。自社で用意した土地を、建てる会社をセットにして販売する形です。

良い立地を確保しやすい反面、土地を選ぶと建てる会社もほぼ決まるため、比較の幅は狭くなります。これはロゴスホームに限らず、土地とセットで売られる分譲全般に共通する仕組みです。

判断材料は、土地と建物を分けて考えることです。まず、その土地でなければならない理由がどれだけあるかを、落ち着いて整理してみると良いでしょう。

そのうえで、条件なしで探した場合と総額がどれくらい変わるのかも見ておいてください。契約前に土地の条件と建物の見積もりを別々に書き出しておくと、後悔しにくくなります。

坪単価や予算がふくらみやすい

思ったより坪単価が高い、打ち合わせのたびに予算が膨らんだ。そんな後悔の声です。アンケートでも、予算はどんどん膨らむので何を抑えるかが大事だ、という声がありました。

公式は、坪単価を42万円から89万円、平均でおよそ64.3万円としています。住宅情報メディアの推計でも、坪64万円から82万円台という値が中心で、公式の数字と大きくは離れません。

値ごろに見えるのは確かでしょう。ただ、太陽光パネルを標準で載せるぶん、本体価格にはその費用も含まれます。設備を足していけば総額が上がるのは、性能を売りにする会社に共通する流れです。

対策は、足し算ではなく引き算で考えることです。標準仕様でどこまで足りるかを先に見極め、坪単価だけで他社と比べないようにしましょう。

太陽光やオール電化まで含めて条件をそろえ、総額で並べると、価格の見え方が変わってきます。住宅ローンは、坪単価ではなく総額と毎月の返済額から逆算すると無理がありません。

アフターサービスの連絡が遅いと感じることがある

点検やアフターの連絡が遅く、日程が決まりにくい。そんな意見も見られました。今回のアンケートでも、アフターの返事の遅さをはっきり挙げた人が1人いました。

背景にあるのは、住宅業界全体の人手の問題です。引き渡し後の対応は、繁忙期や担当者の状況によって速さが変わりやすい部分になります。

ロゴスホームは地元で直接施工し、引き渡し後は定期点検を重ねる体制をとっています。それでも連絡の速さは支店や時期による差が出やすく、そこが不満につながることがあります。

対策は、窓口と段取りを先に押さえること。点検の時期、連絡の方法、誰が対応するのかを、契約前に確認しておいてください。

住宅設備には引き渡しから10年の保証があるので、対象や連絡先を書面で残しておくと安心です。急ぎの不具合をどこへ伝えるかを決めておけば、待たされる不安は小さくなります。

外構が弱く値引きやサービスも少ない

外構の提案が物足りない、値引きやおまけが一切なかった。そんな声もありました。アンケートでも、外構のアドバイスが少なく、あとから足すと費用がかさんだ、という後悔がありました。

これは、建物本体に力を入れる会社に起こりやすい傾向です。外構は敷地ごとに条件が大きく変わり、本体とは別の見積もりになりやすい部分でもあります。

値引きについても、ロゴスホームは価格をそろえて示す方針で、大幅な値引き交渉は想定していません。良く言えば明朗で、交渉が得意でない人にも同じ条件が示されます。

対策は、外構を最初から総額に組み込むことです。カーポートや駐車スペース、フェンスの費用を、本体の打ち合わせと同時に見積もってもらいましょう。

値引きを前提にせず、標準仕様と総額そのもので他社と比べることです。外構を後回しにしないほど、あとからの追加費用に驚かずにすみます。

「やめとけ」「倒産」の噂は本当か

検索候補に「最悪」「やめとけ」「やばい」「倒産」「身売り」と出てくるので、不安になってしまいますよね。実際のところはどうなのでしょうか。まずは会社の規模から確かめましょう。

ロゴスホーム本体の倒産を示す事実は、見当たりません。東証グロースに上場するロゴスホールディングスの傘下で、公式は自社を北海道の着工数トップとうたっています。2003年に北海道で生まれ、いまは札幌に本社を置き、青森から東海までを施工エリアにしています。

「身売り」という言葉も、同じ検索候補に並んでいました。ただ、ロゴスホームが他社へ売られたという事実については、公式に確認できる情報は見当たりません。

株式を持っているのは、上場会社であるロゴスホールディングスです。持株会社がグループを束ねる形に移った経緯や、大株主に投資ファンドが名を連ねてきた資本の成り立ちが、この「身売り」というワードでまとめられることがあるようです。

しかし資本の持ち主の話と、いま建てる家の品質や保証の話は切り分けて考える必要があります。気になるのであれば、保証を引き受けるのがどの会社かを、契約前に書面で確かめておくと安心です。

また、「倒産」という言葉が出る背景には、2025年秋の出来事があります。札幌の住宅会社フェザーホームが、2025年10月に自己破産しました。このとき、工事の途中で止まってしまった7件の家を、施主の救済を目的にロゴスホームが引き継ぎ、工事を続けています。破産したのはフェザーホームで、ロゴスホームは工事を引き受けた側。この報道が会社名と結びついて検索された側面もあるようです。

もう一つの背景は、業界全体の逆風です。北海道の新設戸建て住宅の着工数は、2025年に前年より18.3%減って7,298戸となりました。統計を取り始めた1961年以降で、最も少ない数字です。

厳しいのはロゴスホームだけではありません。会社が続くかどうかと、間取りや価格で後悔するかどうかは、まったく別の問題です。

ここまでの内容を、4つに整理します。

  • 事前の準備で避けられるもの:間取りの自由度や外構の後悔。商品選びと、早い段階での要望整理で大きく減らせます。
  • 担当や時期による差:アフターの連絡の速さ。窓口と段取りを契約前に確認すれば見極められます。
  • 仕組みを知れば怖くないもの:建築条件付き土地や、値引きがない明朗会計。土地と建物を分け、総額で比べれば付き合えます。
  • 事実から離れた思い込み:倒産の噂。上場企業の傘下で、むしろ他社の工事を引き継ぐ側だという事実で解けます。

住宅そのものの致命的な欠陥は、見当たりません。価格を抑えて北海道の気候に合う家を建てたい人には、後悔の多くが準備で避けられる範囲に収まります。

ロゴスホームの公式が示す坪単価は42万円から89万円で、平均はおよそ64.3万円。仕様やプランで幅が出るという但し書きがついており、ローコストと大手の中間あたりの価格帯にあたることを1本の帯で表した図。
公式が示す坪単価の帯。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

ロゴスホームの坪単価と総額の目安

ロゴスホームの坪単価には、公式が示す目安と、実際に建てた人が払った総額という、二つの見方があります。分けて見ると、高い安いの判断を誤りません。

公式と媒体が示す坪単価の目安

公式は、坪単価を42万円から89万円、平均でおよそ64.3万円としています。ただし、仕様やプランでもちろん上下します。

住宅情報メディアの推計もおおむね同じ範囲で、坪64万円から82万円台が中心でした。ローコストと大手の、ちょうど中間あたりの価格帯になるでしょう。

この価格には、太陽光パネルやトリプル樹脂サッシといった、寒冷地向けの装備が標準で含まれます。同じ坪単価でも、標準装備の中身が厚いぶん、他社とは単純に比べられません。

比べるときは、太陽光や断熱の仕様までそろえて、総額で並べるのが公平です。

実際にロゴスホームで建てた4人が払った総額

今回のアンケートでロゴスホームを選んだ4人の総額は、土地を含むかどうかで幅がありました。金額を加工せず、答えのまま紹介します。

土地を別に用意した旭川市の女性は、建物と諸費用でおよそ3,500万円。札幌市手稲区の男性は、土地1,500万円を含めておよそ4,500万円です。

土地を込みで約4,500万円と答えた女性もいました。手ごろさを決め手にした札幌市の女性は、2,600万円です。

4人の数字は、建てた時期も土地の条件もばらばらです。そのまま相場とは読めませんが、太陽光を載せても総額が現実的な範囲に収まっていることは読み取れます。ただし、資材価格が上がった今の水準とは差がある点には注意が必要です。

値引きと住宅ローンの考え方

値引きについては、はっきりした傾向があります。ロゴスホームは価格をそろえて示す方針で、大幅な値引き交渉は基本的に想定していません。

アンケートでも、値引きやサービスは一切なかったという声がありました。交渉の得意不得意にかかわらず同じ条件が示される点は、公平さの裏返しでもあります。

資金計画は、坪単価ではなく総額と毎月の返済で考えると無理がありません。たとえば借入3,000万円を35年、金利1.8%、元利均等で組むと、簡易的な資産で返済は月々およそ9.6万円です。もちろん条件によってこの値は変動します。

太陽光やオール電化で光熱費が下がる分を、家計にどう織り込むかも判断材料になります。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

ロゴスホームの住宅性能と保証

ロゴスホームの住宅性能は、北海道の寒さと地震に合わせて、断熱と地震対策を標準から厚くしている点に特徴があります。順に、断熱、地震、太陽光、保証の中身を確かめましょう。

断熱と窓の仕様

断熱は、北海道の基準に合わせた高い水準を掲げています。公式が目安にするのは、寒冷地で必要になる断熱等級6から7、いわゆるHEAT20のG2からG3の水準。窓は、樹脂枠のトリプルガラス「APW430」が標準です。

窓は、熱の出入りがいちばん大きい場所です。トリプル樹脂サッシは、冷たさを室内に伝えにくく、窓辺の結露を抑える働きがあります。北海道で半袖の冬を過ごせたという声が出るのは、この断熱と暖房の組み合わせによるものです。

地震への備えと制震システム

地震対策では、耐震に制震を組み合わせています。ロゴスホームは制震システム「GVAⅡ」を標準で設置し、揺れの幅を最大で75%抑えられると実証したとしています。

耐震は建物の強さで地震に耐える考え方で、制震は揺れそのものを吸収して建物の傷みを抑える考え方。二つを重ねることで、繰り返しの揺れに強くなります。

寒冷地は雪の重さも加わるため、地震対策を標準にしている点は、大きな安心材料です。

太陽光とオール電化

太陽光パネルは、多くの商品で標準的に採用されます。オール電化と組み合わせ、自宅でつくった電気を使いながら、余りを売る暮らし方が基本です。

アンケートでも、ガス代や灯油代を気にせず暮らせて良かったという声がありました。セミオーダーのe-Hikariaは、太陽光パネル付きのZEH水準の住宅を、1,000万円台から用意しています。

光熱費が下がる分を返済に回せるかどうかは、資金計画で見ておきたい部分です。売電の単価は年々下がっているため、売る前提より自分で使う前提で考えると、堅めに読めます。

保証とアフターサービス

保証は、部位ごとに年数と条件が分かれます。仕組みを正しく押さえておくと、後悔を防ぎやすくなります。

構造の主要な部分と、雨水の侵入を防ぐ部分は、初期保証が15年。竣工から15年目の定期点検で有料のメンテナンス工事を受けることを条件に、最大65年まで延長できます。

地盤の保証は初期20年で、最大30年まで延ばせるのが特徴です。シロアリ対策は、10年の初期保証のあと、5年ごとの薬剤の再施工で最大65年まで続けられます。

ただし、延長は自動ではありません。15年目の有料メンテナンスを受けなければ、その時点で構造の保証は満了します。

住宅設備には引き渡しから10年の保証があり、瑕疵担保の保険にも加入しています。宅建の重要事項説明でも、保証は年数の長さだけでなく、延長の条件まで確認するようお勧めしています。

ロゴスホームで後悔しないための3つのポイント

後悔を避ける準備は、3つに絞れます。商品タイプで自由度を決めること、土地と建物を分けて総額で組むこと、アフターと外構の段取りを契約前に固めること。どれも、契約前だからこそできることばかりです。

ロゴスホームで後悔しないための3つのポイントを順に示した図。間取りの自由度は商品タイプで決める、土地と建物を分けて総額で予算を組む、アフターと外構は契約前に段取りを固める、という3つの行動を挙げている。
後悔を防ぐために押さえたい3つの行動。

1.間取りの自由度は商品タイプで決める

ロゴスホームは、注文、セミオーダー、規格型で自由度と価格が変わります。間取りにこだわりたいなら注文寄りを、価格を優先するなら型のある商品を選びましょう。

アンケートで間取りの後悔が出ていたので、ここは最初に決めておくほど後悔が減ります。今の住まいの家具や家電の寸法を測り、図面に重ねて確かめてみてください。

2.土地と建物を分けて総額で予算を組む

建築条件付きの土地を選ぶと、建てる会社もほぼ決まります。土地の魅力と建物の総額は、いったん分けて考えましょう。

何を足すかより何を抑えるかを先に決めると、予算の膨らみを抑えられます。これは、アンケートで施主本人が残してくれた教訓でもありました。

3.アフターと外構は契約前に段取りを固める

アフターの窓口と点検の時期、外構の見積もりは、契約前に押さえておきたいポイントの一つです。外構を後回しにすると、あとからの追加費用に驚きやすくなります。

住宅設備の10年保証の対象や連絡先も、書面で残しておくと安心です。誰が、いつ、何を対応するのかを先に決めておけば、引き渡し後の不安は小さくなります。

家づくりの相談では、この3点を契約前のチェックリストとしてお渡しすることが多いです。価格と性能を理解し、間取りと段取りを早めに詰めた人ほど、後悔は小さくなりました。

いずれも住んでからでは取り返しにくく、準備の段階でしか効きません。

ロゴスホームの商品ラインナップ

商品は、求める性能と予算で選び分けられます。注文住宅のFORTAGEシリーズを中心に、セミオーダーや東北限定の商品がそろいます。

  • 性能と自由度を重視する:注文住宅のFORTAGE。DUOはコスパと性能のバランス型、TRESは省エネを強化、TESSERAは断熱と快適性を突き詰めた最上位です。
  • 価格を抑えて省エネで建てたい:セミオーダーのe-Hikaria。太陽光パネル付きのZEH水準を、1,000万円台から用意しています。
  • 東北で建てる:東北限定のGUUUS。デザインと省エネを両立したモデルです。

どの商品でも、太陽光を標準で載せる家づくりと、寒冷地向けの断熱という土台は共通します。違いが出るのは、断熱の水準や内外装の仕様、間取りの自由度です。

値引きに頼らない会社なので、商品選びそのものが予算調整の中心になります。

ロゴスホームが向いている人・慎重に検討したい人

ロゴスホームは、価格を抑えつつ北海道や東北の寒さに強い家を建てたい人に向きます。逆に、間取りや外観を自由に決めることを最優先する人は、慎重に検討したほうが安心です。

向いているのは、寒さや光熱費を抑えたい人、太陽光やオール電化に前向きな人。土地探しから会社に任せたい人にも、不動産事業を持つ強みが生きます。

予算に上限があり、標準装備の厚さで価格と性能のバランスを取りたい人にも合うでしょう。アンケートで満足度90%をつけた人は、価格を抑えて建てられたことや、家族の暮らしが良くなったことを、前向きに受け止めていました。

慎重に検討したいのは、間取りを自由に描きたい人や、個性的なデザインにこだわりたい人です。規格やセミオーダーの型が、希望となじまない場合があります。

大手ブランドの手厚いアフターを最優先する人、値引き交渉で安く買いたい人も、方針との相性を先に確かめておきたいところ。どちらの性質が自分に近いかを見極めるほど、後悔の芽は小さくなります。

迷うときは、条件をそろえて他の数社と総額で並べてみてください。

まとめ

ロゴスホームが「最悪」「後悔」と言われる中身を、独自アンケートと公式情報の両面から確かめました。要点を整理します。

  • ロゴスホームで建てた4人の声では、価格と光熱費に満足が集まり、間取りの自由度やアフターの連絡、外構に気になる点が出ました。4人の平均は75.0%ですが、数が少ないため参考値です。
  • 坪単価は公式で42万円から89万円、平均およそ64.3万円。太陽光やトリプル樹脂サッシが標準で含まれます。
  • 保証は構造と防水が初期15年で最大65年、地盤が20年で最大30年。15年目の有料メンテナンスが延長の条件です。
  • 「倒産」の噂はロゴスホーム本体の話ではなく、別会社の工事を引き継いだ側でした。後悔の多くは準備で避けられます。

価格を抑えて北海道や東北の気候に合う家を建てたい人にとって、後悔のほとんどは準備で対処できる範囲にありました。最後に、宅地建物取引士として一つだけお伝えします。

会社を決める前に、必ず他の数社と同じ条件で総額と仕様を並べてください。建築条件付きの土地なら、土地の魅力と建物の総額を分けて考える。それだけで、後悔はぐっと減ります。

よくある質問

ロゴスホームの良くある質問をまとめました。

ロゴスホームで一番多い後悔は何ですか?

A. 今回の4人では、間取りの自由度とアフターの連絡、外構に関する声が挙がりました。数は少ないので傾向とは言えませんが、いずれも設計や段取りの準備で防ぎやすい内容です。住宅そのものの性能への不満は出ていません。

ロゴスホームは「やめとけ」「倒産」と言われますが大丈夫ですか?

A. ロゴスホーム本体の倒産を示す事実はありません。東証グロースに上場するロゴスホールディングスの傘下で、2025年には破産した別の住宅会社の工事を引き継ぐ側でした。「やめとけ」の多くは、価格や規格への好みの問題です。

ロゴスホームの坪単価はいくらですか?

A. 公式は坪単価を42万円から89万円、平均でおよそ64.3万円としています。太陽光パネルやトリプル樹脂サッシが標準で含まれるため、同じ坪単価でも装備の中身は厚めです。総額でそろえて比べるのが公平です。

ロゴスホームで値引きはできますか?

A. 大幅な値引きは基本的に想定されていません。ロゴスホームは価格をそろえて示す方針で、決算期でも本体の大きな値引きは期待しにくいところです。そのぶん、誰にでも同じ条件が示されます。

太陽光やオール電化は標準ですか?

A. 太陽光パネルは多くの商品で標準的に載り、オール電化と組み合わせる家づくりが基本です。セミオーダーのe-HikariaはZEH水準の太陽光付き住宅を1,000万円台から用意しています。売電より自家消費を軸に考えると、堅めに読めます。

建築条件付きの土地は何に注意すればいいですか?

A. 土地を選ぶと建てる会社もほぼ決まるため、比較の幅が狭くなる点に注意します。土地の魅力と建物の総額を分けて考え、条件なしで探した場合と見比べておくと安心です。契約前に、土地と建物の見積もりを別々に書き出しておくと後悔しにくくなります。

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