藤島建設の評判と口コミ69件を調査。埼玉の注文住宅の価格と性能・保証を確認

藤島建設の評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

藤島建設は、埼玉県川口市に本社を置き、昭和34年の創業から埼玉と東京・千葉の一部で家を建ててきた会社です。公式サイトには、UA値平均0.46以下、全棟で気密測定、耐震等級3に対応という説明が並びます。いっぽう公開されている投稿には、引き渡しのあとに説明との食い違いが分かった、床下の換気ダクトにカビが出た、入居して1年たっても点検の連絡がない、という書き込みも残っていました。どれも1件ずつの投稿で、会社全体の評価を示すものではありません。ただ、公式の数値と住んでからの話が食い違って見えると、判断に迷います。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートを行っています。それとは別に、住宅会社ごとに公開されている口コミを編集部が1件ずつ読み、話題と傾向に分ける独自の口コミ調査も続けています。今回も、価格と性能、保証、契約する法人については、公式サイトと国税庁や国土交通省の公開資料で照らし合わせました。

埼玉県内で、断熱と気密を数値と測定で説明する地元の会社を探しているなら、藤島建設は候補に入れてよい会社です。全棟で気密測定を行うこと、UA値平均0.46以下、主力商品のC値平均0.7以下という表示は、公式サイトで確認できました。ただし、坪単価と現在の建物本体価格は確認できず、性能の数値も平均として示されています。金額と自分のプランの数値は、見積書と計算書で確かめてください。

この記事でわかること

  • 公開投稿69件で、どの話題に良い評価と気になる評価が集まったのか
  • 坪単価と本体価格が、どこまで公開されているのか
  • UA値0.46とC値0.7が、どの範囲に当てはまる数値なのか
  • 長期30年保証と点検について、確認できたことと確認できなかったこと
  • 引き渡しのあとの連絡や手直しに、投稿で何が書かれていたのか
  • 契約する相手の商号と法人番号、建設業許可の確かめ方
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

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どれも無料で使えます。迷うなら、地域の工務店とハウスメーカーのようにタイプの違う2つを組み合わせておくと、価格や得意分野の違いが見えて候補を広げやすくなります。まずは気になったものから資料を集めてみてください。

この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月24日

藤島建設の口コミ69件を話題別に分けた結果

公開されている投稿69件を話題別に分けると、いちばん多いのは営業・打ち合わせの17件でした。次が住宅性能・住み心地の13件、施工・仕上がりの12件です。

公開投稿69件の内訳。媒体別は口コミサイト3件、掲示板Q&A46件、SNS0件、個人ブログ20件、動画コメント0件。傾向別は良い39件、気になる23件、中立7件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。

調べたのは、2026年8月の時点で公開されていた投稿です。媒体の内訳は、掲示板やQ&Aサイトが46件、個人ブログが20件、口コミサイトが3件で、本人の発信と確認できるSNSと動画のコメントは0件でした。投稿した人の立場では、施主や入居者が51件、契約前の検討や打ち合わせ中が10件、見学だけが8件です。

この69件は人数ではなく、投稿URLの件数です。個人ブログの20件は、2つのブログが家づくりの経過を書き続けた記録でした。対象の法人と確認できなかった投稿や社員の書き込み、転載などの41件は数えていません。今回の調査は無作為抽出でも全件調査でもなく、施主本人へのアンケートでもありません。件数は割合や多数派を示す数字ではないので、どの話題に書き込みが集まりやすいかを見る目安としてご覧ください。

公開投稿69件の話題別件数。住宅性能・住み心地13件、設計・間取り5件、デザイン・商品5件、営業・打ち合わせ17件、施工・仕上がり12件、価格・費用8件、アフターサービス9件、その他0件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。

話題ごとの件数と、投稿の主な内容は次のとおりです。かっこの中の数字は、良い・気になる・中立の順です。

話題 件数(良い・気になる・中立) 投稿の主な内容
営業・打ち合わせ 17件(9・7・1) 明細の開示、価格の交渉、契約後の連絡
住宅性能・住み心地 13件(8・4・1) 夏の涼しさと結露、初冬の暖かさ、床下の湿気
施工・仕上がり 12件(7・5・0) 現場の整理と近隣配慮、引き渡し後の手直し
アフターサービス 9件(7・2・0) 3か月点検と1年点検、建具の調整、連絡
価格・費用 8件(3・3・2) 値引きと施主支給、請求額の誤り、契約後の増額
設計・間取り 5件(3・2・0) 実物大での寸法確認、内装の提案、外構費用
デザイン・商品 5件(2・0・3) 造作家具と照明、標準仕様との違い

良い評価39件と気になる評価23件が、どこに集まったか

良い評価39件のうち多かったのは、営業・打ち合わせ9件、住宅性能・住み心地8件、施工・仕上がり7件、アフターサービス7件です。打ち合わせの進め方、現場の仕事ぶり、点検の対応が評価されています。気になる評価23件の上位は、営業・打ち合わせ7件、施工・仕上がり5件、住宅性能・住み心地4件です。

同じ話題の中に、良い評価と気になる評価の両方があった

費用の話がその例です。明細を見せてもらい対等に交渉できたという2011年の投稿がある一方、値引きに見えた部分が仕様の削減で、契約後の増額につながったという2021年の投稿もありました。点検も、丁寧だったという投稿と連絡が来なかったという投稿が並びます。担当者も建てた年も違うので、どちらか一方が会社の実像というわけではありません。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

商号は株式会社藤島建設。許可番号と法人番号を照らした

公式サイトの会社概要に載っている商号は、株式会社藤島建設です。国税庁の法人番号公表サイトによると、法人番号は5030001077014、登記上の本店は埼玉県川口市南前川2丁目14番12号で、登記記録の閉鎖を示す表示はありませんでした。

項目 公開資料で確認できた内容
商号 株式会社藤島建設
法人番号 5030001077014
本社・登記上の本店 埼玉県川口市南前川2丁目14番12号
代表者 代表取締役社長 佐藤 善之
創業・設立 創業 昭和34年5月/設立 昭和37年6月
建設業許可 埼玉県知事許可(特-4)第1150号
宅地建物取引業 埼玉県知事(1)第25112号
一級建築士事務所 埼玉県知事登録(8)第2001号
営業エリア 埼玉県、東京都の一部、千葉県の一部

建設業許可は、国土交通省の建設業者検索でも同じ番号で、商号と営業所所在地が一致しました。かっこの中の数字は許可を受けた年度を表すもので、更新した回数ではありません。宅地建物取引業の免許のほうは、かっこの中の数字が更新の回数に1を加えた数です。国土交通省の通達にそう定められているので、(1)は更新をまだ行っていないことを表します。

気をつけたいのは、契約する法人の確かめ方です。商品やエリアによって契約の相手が変わる条件までは、公開資料では確認できませんでした。本店と同じ住所には、藤島住宅や藤島リフォームといった法人番号の異なる会社も登記されています。請負契約書の受注者の欄が株式会社藤島建設かどうかを、署名の前に確かめてください。

営業エリアは埼玉県と東京都の一部、千葉県の一部ですが、どの市区町村までが範囲なのかは公開資料では確認できませんでした。建てたい土地が入るかどうかは、最初の問い合わせで住所を伝えて確かめておきましょう。

坪単価と本体価格は、公開資料では確認できなかった

価格は、この会社を検討するうえでいちばん情報が少ない部分です。坪単価も、現在の建物本体価格も、確認した公開資料では見つかりませんでした。第三者のまとめサイトに出ている坪単価は、算出の条件が分からないので使っていません。

公式サイトで金額が出ているのは、Cube40という商品の参考試算だけです。令和3年の試算として、40㎡の建物本体が9,500,000円、例示の総額が21,053,000円と示されています。特定の商品の、しかも数年前の試算ですから、今の契約価格としては使えません。F-SELECTの施工例は、間取りと建物本体価格がLINEの友だち限定の公開で、誰でも見られるページに金額はありませんでした。

投稿には金額の話も残っています。7社を比べて見積もりに割安感があり、性能の仕様を保ったまま予算内に収まったという2021年の記録、建築中の変更や施主支給に柔軟で、約5%の値引きがあったという2007年の投稿です。2013年には、40坪のユトリロで約2500万円の見積もりを得たという書き込みもありました。建てた年も仕様も違いますから、そのまま今の相場としては読めません。

気になる側の投稿もあります。請求額に誤りがあり、手直しやリペアも遅れたという2021年の記録、値引きに見えた部分が仕様の削減で、契約後の増額につながったという2021年の投稿です。申込金と返金の控除を経験して契約を見送ったという書き込みもありました。金額の話は、口頭のやりとりだけでは後から確かめようがありません。

何にいくらかかるのかを説明するのは会社側の仕事ですから、見積書に一式とある部分は内訳を出してほしいと伝えて構いません。比べるときは、本体工事に加えて、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構、諸費用、土地代までそろえます。ここまで並べば、坪単価の表示がなくても総額どうしで比べられます。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

断熱と気密、耐震について公式に確認できた数値

性能のページで確認できたのは、UA値平均0.46以下、全棟で気密測定を実施、C値は平均0.7以下で実測0.7±0.2、耐震等級で最高レベルの3に対応、という内容です。UA値には施工エリアが6地域だという注記が付きます。C値が示されているのはUTORILO 365で、投稿では「ユトリロ」と書かれることの多い主力商品です。

公式に確認できた特徴の図。構造/構造計算=公式コンセプトは構造計算を全棟で行うとしている。計算法の種類は同ページに明記なし/断熱/UA値=公式性能ページの表示はUA値平均0.46以下。施工エリアは6地域との注記あり。保証値・全商品一律値とは記載されていない/気密/測定=全棟で気密測定を実施すると記載/気密/C値=UTORILO 365のC値は平均0.7以下、実測0.7±0.2と記載。全商品共通の保証値とは確認できない/耐震/耐震等級=耐震等級3に対応する住まいを提案すると記載。全棟で評価書を取得するとの記載ではない/構造=独自のハイフレイム工法、テックワンP3金物、構造用合板によるモノコック構造を採用/省エネ/BELS=モデルハウスページは「BELSで最高レベルの5つ星」を全棟で標準仕様対応と表示。星による5段階の表示は運用団体が2024年3月31日以前の旧様式の情報と説明。個別住宅の評価書交付条件は未記載。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

UA値0.46とC値0.7は、平均として示された数値

どちらも平均値としての表示です。保証する数値なのか、すべての商品に当てはまるのかまでは確認できませんでした。C値のほうはUTORILO 365の数値として書かれていて、ほかの商品への当てはまり方は明示されていません。断熱等性能等級の番号も確認できませんでした。等級はUA値だけで決まるものではないので、契約する仕様の外皮計算書と設計UA値を出してもらい、そこで確かめてください。気密測定についても、いつ測るのか、報告書はもらえるのかを先に聞いておきましょう。

耐震等級3は「対応」。全棟で評価書を取るという記載ではない

公式ページの書き方は、耐震等級で最高レベルの3に対応する住まいを提案する、というものです。契約したすべての建物で第三者の評価書を取るという意味とは違います。全棟で構造計算を行うとも書かれていますが、許容応力度計算なのかどうかという方式までは載っていませんでした。UTORILO 365については、独自のハイフレイム工法で、テックワンP3金物と構造用合板を使ったモノコック構造だと説明されています。

自分の家で等級3を取るのか、評価書を出すのかは、設計の段階で確認しておきましょう。

ZEHとBELS。2024年度の実績は30%だった

ZEHビルダーとしての登録は、公式の沿革と2026年6月の報告の両方に書かれていました。2024年度の実績値は30%で、内訳はZEHが10戸、Nearly ZEHが15戸、合わせて25戸です。モデルハウスのページには、BELSで最高レベルの5つ星に全棟の標準仕様で対応すると書かれています。ただし、星による5段階の表示は、運用団体が2024年3月31日以前の旧様式の情報だと説明しているものです。現在の制度で同じ表示になるかどうかは、公開資料からは分かりません。個別の住宅で評価書を取る条件までは確認できませんでした。2025年度の報告は画像での掲載だったため、数値を文字として読み取れていません。

住み心地の投稿は13件。夏の涼しさへの評価と、床下の湿気の指摘

住宅性能・住み心地の13件は、良い8件、気になる4件、中立1件でした。良い側で目立つのは、暑さ寒さと結露の書き込みです。

2011年には、ユトリロで夏の涼しさと結露の少なさを実感したという投稿がありました。同じ年に、標準仕様でも断熱性を感じ、地震のあとも構造に問題はなかったという書き込みもあります。2016年には、初冬の暖かさと光熱費の下がり方を挙げた記録が残っていました。

気になる側は、湿気と冷えの話が中心です。床下に置いた物と換気ダクトにカビを見つけたという2022年の投稿、床の冷えと浴室の水はけが気になるという2025年の投稿がありました。個人ブログにも、夏の室温は安定していたものの床下の湿度が約90%あり、換気の対策を考えたという2022年の記録が残っています。中立の1件は、土間のあるリビングの設計は評価しながら、独自の断熱材の説明が物足りなかったという内容でした。

投稿の年は2011年から2025年まで幅があり、商品も仕様も同じではありません。床下の湿気は土地の状態や基礎の形式、換気の方式で変わるので、基礎と床下の換気の方式は図面の段階で確かめておいてください。

営業・打ち合わせは17件で最も多かった

営業・打ち合わせの17件は、良い9件、気になる7件、中立1件でした。良い評価と気になる評価の両方がここに集まっています。

良い側では、施工中の打ち合わせが楽しく、見学会で見た工夫を自分の家にも取り入れたという2011年の投稿がありました。同じ年に、明細を開示してもらったうえで対等に価格の交渉ができ、総費用を抑えられたという書き込みもあります。2014年には、コーディネーターと現場監督が丁寧だったという記録も残っています。

気になる側では、引き渡しのあとに説明との食い違いが分かり、契約後の返事も遅いと感じたという2021年の投稿がありました。大工と総務の対応は評価しながら、設計の提案と手直しの速さには不満だという2013年の書き込みもあります。予算が足りないと分かったあとで営業の対応が変わったように感じた、という2010年の記録も残っていました。中立の1件は、地鎮祭は任意で工事にも影響しないと説明され、行わない選択をした投稿です。

担当者との相性や、打ち合わせの時期による違いもあります。1件ずつの投稿ですから、会社全体の対応がこうだと決めつけることはできません。それでも、明細を見せてもらえたという声と説明が食い違ったという声が並ぶ以上、打ち合わせの内容は議事録に残し、仕様と金額の変更はそのつど書面で受け取ってください。

施工・仕上がりは12件。現場への評価と、引き渡し後の手直し

施工・仕上がりの12件は、良い7件、気になる5件でした。現場を自分の目で見た人の投稿が多く、良い側は現場の整理と説明の丁寧さに集まっています。

築30年前後の戸建てを全面的に改修し、提案どおりの仕上がりと職人の説明を評価した2011年の投稿がありました。建築中の質問や変更の希望に各担当が親切に応じたという2009年の書き込み、現場が清潔で近隣配慮も丁寧だったという同じ年の記録もあります。

気になる側の5件は、引き渡しのあとの手直しに関するものと、施工中や見学のときに気づいたことに分かれます。引き渡し後も半年を超えて補修が続き、施工の管理に不満を持ったという2008年の投稿、設計の誤りと最終金額の間違い、連絡の遅れを経験したという2021年の書き込みがありました。施工中の傷や継ぎ目の説明を受け、現場の品質を質問したという2008年の記録もあります。内覧会でクロスのゆがみに気づいたという見学時の投稿や、モデルハウスの床鳴りと営業の対応を見て他社を選んだという書き込みもありました。

手直しが出たかどうかより、誰が窓口になり、いつまでに直すのかが決まっているかどうかで、あとの負担は変わります。引き渡し前の検査の内容と手直しの依頼先は、契約の前に聞いておいてください。

設計・間取り5件とデザイン・商品5件。実物大で確かめた話

設計・間取りは5件で良い3件と気になる2件、デザイン・商品は5件で良い2件と中立3件でした。良い側に共通するのは、決める前に実物大で確かめられたという話です。

2020年の個人ブログには、実物大で間取りを再現できる設備を使い、完成したときの広さとのずれを抑えられたという記録がありました。玄関の広さを確かめて営業担当とキッチンの配置を直した話、可動式の設備を3回使って寸法を決めた話も続きます。造作のテレビボードと調色できる照明を選び、住んでからの使い勝手にも満足したという投稿もありました。

気になる側は、設計と内装の提案が乏しく、建てたあとで後悔したという2021年の投稿です。傾斜地の外構の提案が高額で、出し直しても費用が変わらなかったという2022年の記録もありました。中立の3件は、標準仕様で建てた施主が見学会でユトリロとの差を感じにくかったという2011年の投稿と、構造と断熱を評価しながら価格と意匠を他社と比べた2007年の投稿でした。もう1件は、換気の仕様を相談したうえでユトリロを選ばなかった2026年の投稿です。

公式サイトには、UTORILO 365のほかにも商品が載っています。選択型のデザインと家具のコーディネートを選ぶF-SELECT、都市型の平屋のF-FLAT、参考試算が出ているCube40です。エアコン1台で全室の冷暖房と換気、除湿などを行う全館空調のゼンカンもあります。実物大で確認できる設備をいつ使えるのかは、早い段階で聞いておきましょう。

長期30年保証と点検の時期。アフターサービスの投稿は9件

サポートのページには長期30年保証と書かれ、点検と定期診断の時期も公開されています。

項目 公式サイトで確認できた内容
長期保証 長期30年保証を掲げている
定期点検 3か月、1年、2年、5年、10年に実施
定期診断 20年と30年に実施
住宅設備 設備10年保証、あんしん修理サポートの見出しを掲載
シロアリ 保証期間5年。対象部分の無料の再施工と、建物損傷の修復費用は500万円が上限
地盤 任意加入。沈下したときの原状回復と、工事費用および諸経費の支払い
完成保証 任意加入。工事を続けられなくなったときに住宅保証機構が引き継ぎ、一定の範囲の費用支払いと施工業者のあっせん

公開資料では確認できなかったこともあります。30年保証の対象になる部位、保証を延ばす条件、そのときに有償となる工事の範囲です。設備10年保証も、対象の設備や上限、免責までは書かれていませんでした。点検は時期こそ分かるものの、各回で何を見るのか、補修の費用はどうなるのかが載っていません。地盤保証と完成保証の期間や上限額も確認できませんでした。30年という数字が、そのまま30年間すべて無償という意味になるわけではないので、保証書と約款で確かめてください。

投稿では、アフターサービスの9件のうち7件が良い評価でした。完成後の住み心地と小さな不具合への対応を高く評価した2009年の投稿、3か月点検と1年点検、そのあいだの随時対応を丁寧だとした2011年の投稿があります。

気になる評価は2件です。入居して1年の時点で定期点検がなく、連絡への対応にも不満だという2009年の投稿と、引き渡し後に不備を伝えたのに数か月返事がなかったという2021年の投稿でした。引き渡しのときに、点検の予定日と不具合を伝える窓口を書面で受け取っておいてください。

藤島建設を選ぶ理由になりそうな4つの点

  • 全棟で気密測定を行うと公式に書かれていて、UA値平均0.46以下、UTORILO 365のC値平均0.7以下という数値が公開されている
  • 公開投稿69件のうち良い評価が39件で、営業・打ち合わせと住宅性能、現場の仕事ぶりへの評価が多い
  • 長期30年保証と、3か月から30年までの点検と定期診断の時期が公開されている
  • 商号、法人番号、建設業許可、宅地建物取引業の免許まで、公的な資料で照らし合わせられた

契約前に知っておきたい4つの注意点

  • 坪単価と現在の建物本体価格が公開資料では確認できず、公式に出ている金額は令和3年のCube40の参考試算だけ
  • UA値0.46とC値0.7は平均として示された数値で、保証値なのか、どの商品まで当てはまるのかは確認できなかった
  • 耐震等級3は対応するという書き方で、全棟で第三者の評価書を取るとは書かれていない
  • 気になる投稿は営業・打ち合わせ7件、施工・仕上がり5件、アフターサービス2件で、契約前の面談から引き渡しのあとの連絡までにわたる

契約前に確認しておきたいこと

契約の前に、書面で受け取っておきたい項目が5つあります。

契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。
  • 総額の見積書と、一式と書かれた部分の内訳。土地代と諸費用まで入れた金額
  • 自分のプランのUA値と外皮計算書。耐震等級を取るかどうかの回答
  • 気密測定の時期と結果の報告書。引き渡し前の検査の内容
  • 保証書と保証約款。30年保証の対象部位、免責、延長の条件と費用
  • 点検の予定表と、点検と補修それぞれの費用。請負契約書の受注者名

この5つがそろえば、坪単価が公開されていなくても他社と並べられます。

藤島建設のよくある質問

藤島建設の評判は良いですか?

A. 話題によって分かれています。公開されている投稿69件では、良い39件、気になる23件、中立7件でした。良い評価で多いのは営業・打ち合わせ9件、住宅性能・住み心地8件で、施工・仕上がりとアフターサービスが各7件と続きます。気になる評価は営業・打ち合わせ7件と施工・仕上がり5件が上位で、契約前の面談から引き渡しのあとの連絡までの書き込みが並びます。この69件は人数ではなく投稿URLの件数で、割合を示す数字ではありません。

藤島建設の坪単価はいくらですか?

A. 公開資料では確認できませんでした。公式サイトで金額が分かるのは、Cube40の参考試算だけです。令和3年の試算として、40㎡の建物本体が9,500,000円、例示の総額が21,053,000円と示されています。特定の商品の、しかも数年前の数字なので、今の契約価格としては使えません。土地や外構、諸費用まで含めた総額の見積書で比べてください。

藤島建設の断熱性能と耐震性能はどのくらいですか?

A. 公式の性能ページで確認できるのは、UA値平均0.46以下、UTORILO 365のC値平均0.7以下で実測0.7±0.2、全棟で気密測定、耐震等級3に対応、という内容です。ただし、これらが保証値なのか、すべての商品に当てはまるのかは確認できませんでした。断熱等性能等級の番号も公開資料では分かりません。自分のプランの外皮計算書で確かめてください。

藤島建設の保証と点検は何年ですか?

A. 公式サイトには長期30年保証と書かれています。点検は3か月、1年、2年、5年、10年で、そのあと20年と30年に定期診断です。住宅設備は設備10年保証、シロアリは5年で修復費用の上限が500万円と示されています。ただし、30年保証の対象部位や延長の条件、点検で無償になる範囲は確認できませんでした。30年すべてが無償という意味ではないので、保証書と約款で確かめてください。

藤島建設はどのエリアで建てられますか?

A. 公式の会社概要には、埼玉県、東京都の一部、千葉県の一部と書かれています。本社は埼玉県川口市南前川2丁目14番12号で、国税庁が公表する登記上の本店も同じ住所でした。ただし、東京都と千葉県のどの市区町村までが範囲なのかは確認できませんでした。建てたい土地が範囲に入るかどうかは、最初の問い合わせで住所を伝えて確かめてください。

まとめ

確かめられたのは、次の6点です。

  • 公開されている投稿69件は、良い39件、気になる23件、中立7件。最多は営業・打ち合わせの17件だった
  • 商号は株式会社藤島建設。法人番号5030001077014、本店は埼玉県川口市南前川2丁目14番12号で、登記記録の閉鎖を示す表示はなかった
  • 建設業許可は埼玉県知事許可(特-4)第1150号。国土交通省の建設業者検索でも同じ番号で一致した
  • 性能ページはUA値平均0.46以下、UTORILO 365のC値平均0.7以下、全棟で気密測定、耐震等級3に対応と示している
  • 長期30年保証を掲げ、3か月から10年までの点検と、20年、30年の定期診断の時期が公開されている
  • 2024年度のZEH実績は30%で、ZEHが10戸、Nearly ZEHが15戸の合わせて25戸だった

公開資料からは確かめられなかった項目もあります。価格では、坪単価と現在の建物本体価格が分かりませんでした。性能では、UA値とC値が保証値なのか、どの商品まで当てはまるのか、断熱等性能等級、耐震等級3の評価書を取る条件、構造計算の方式です。保証では、30年保証の対象部位と免責、点検で無償になる範囲、地盤保証と完成保証の期間と上限額。ほかに、営業エリアに入る市区町村も確認できませんでした。

これらは、書面で出してもらえば確かめられます。自分のプランのUA値の計算書、気密測定の報告書、諸費用まで入れた総額の見積書、免責の範囲が書かれた保証書と約款。この4つがそろえば、同じ条件で比べられます。

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