エーセンス建築設計は、千葉県市原市に本社を置き、無垢材の床や漆喰の壁を標準にした木造住宅を手がけている会社です。口コミでは設計の打ち合わせを評価する声がある一方、見積もりが思ったより高くなった、漆喰が欠けてきた、点検の連絡が来ないといった書き込みもありました。依頼してよいのか、判断に迷っている方もいるでしょう。
幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートと、独自の口コミ調査をもとに住宅会社を紹介しています。今回は公開されていた口コミ31件を話題ごとに分け、価格や性能、保証の記載は公式サイトと公的な資料で確かめました。
結論として、エーセンス建築設計は、自然素材の質感を大切にした家を、設計から相談しながら建てたい方には検討する価値のある会社です。公式サイトの記事では、全棟で耐震等級3を標準にし、全棟で気密測定を行うと説明されています。ただし、標準の坪単価や保証の年数は公開資料で確認できなかったため、総額の見積もりと保証の内容は、契約の前に書面でそろえておく必要があります。
この記事でわかること
- 口コミで多かった話題と、良い評価・気になる評価の中身
- 公式サイトに載っている本体価格の実例と、そこに含まれない費用
- 耐震等級3や気密測定など、公式に確認できた性能の記載
- 定期点検の時期と、保証について確認できなかったこと
- 建てられる地域と、運営している会社の基本情報
- 契約前に書面で確かめておきたいこと

まずはここに注目
住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう
詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

一社ずつ調べるのは手間がかかります。条件に合う会社の資料をまとめて請求できるサービスを使うのが早いです。
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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をふまえ、価格の表示と性能の記載、点検や保証の条件、法人の情報を、公式に公開されている資料で確認しています。(監修日:2026年9月17日)
エーセンス建築設計の口コミで多かったのは、費用と住み心地、打ち合わせの話題
口コミ31件のうち、いちばん多かった話題は価格・費用でした。見積もりの金額や、公式サイトの価格例との差について書いた投稿です。次に多かったのが住宅性能・住み心地と営業・打ち合わせで、アフターサービスがそれに続きます。評価の傾向は、良い評価が6件、気になる評価が16件、どちらともいえない中立が9件でした。
31件は人数ではなく投稿URLの件数です。1件の投稿には、主な話題を1つだけ付けて数えました。対象は2026年8月時点で公開されていた投稿で、施主本人へのアンケートではありません。無作為抽出でも全件収集でもないため、件数は割合や多数派を示すものではありません。媒体名は出さず、口コミサイトや掲示板・Q&Aといった総称で書いています。

31件のうち30件は、注文住宅の掲示板にある同じスレッドへの書き込みです。投稿した人の立場で見ると、契約の検討中や打ち合わせ中に書かれた投稿が21件、建てた施主や入居者の投稿が8件、見学した人の投稿が2件でした。時期は2022年以降の投稿が23件、2021年以前が8件です。
口コミは個人の体験や感想で、建てた時期や担当者、プランによって内容が変わります。匿名の投稿は事実関係を確かめられないため、1件の内容を会社全体の特徴として読むことはできません。とはいえ、不満を書いた投稿を軽く扱ってよいという意味ではありません。
話題ごとの件数と、投稿に書かれていた主な内容は次のとおりです。
| 話題 | 件数 | 内訳 | 投稿に書かれていた主な内容 |
|---|---|---|---|
| 価格・費用 | 13件 | 気になる7件、中立6件 | 公式の価格例を上回った見積もり、本体以外の工事費、見積もりで示された金額 |
| 住宅性能・住み心地 | 5件 | 良い1件、気になる2件、中立2件 | 契約前に確かめた断熱と耐震の計画、乾燥する時期の床のすき間、断熱や光熱費についての質問 |
| 営業・打ち合わせ | 5件 | 良い3件、気になる2件 | 要望を丁寧に聞く打ち合わせ、担当者による見積もりの差、依頼への返信の遅さ |
| アフターサービス | 3件 | 気になる2件、中立1件 | 点検の連絡、依頼への対応、点検の費用についての質問 |
| 設計・間取り | 2件 | 良い1件、気になる1件 | 丁寧な聞き取りと暮らしに合わせた提案、変更の案内の時期 |
| 施工・仕上がり | 2件 | 気になる2件 | 漆喰の欠け、無垢床のすき間、格子の塗装とカビ |
| デザイン・商品 | 1件 | 良い1件 | 外観への満足と、自然素材の傷み |

要望を聞く打ち合わせと、暮らしに合わせた提案への評価
良い評価でいちばん多かったのは、営業・打ち合わせについての投稿でした。要望の聞き取りや、契約前後の打ち合わせの進め方を評価する内容です。
打ち合わせについては、価格は高めで値引きはなかったとしながらも、要望を親身に聞いてくれると評価する投稿がありました。口コミサイトには、契約を急かされることがなかったうえ、間取りが決まるまでの打ち合わせに回数の制限がなく、納得いくまで話せたという書き込みもあります。契約後の打ち合わせで、変更に応じてもらえたことや素材の提案を評価する投稿もありました。
間取りについては、丁寧に聞き取りをしてもらい、暮らしに合わせた提案を受けたという投稿がありました。この方は、最終的にはほかの会社を選んだそうです。性能の面では、断熱と耐震の計画や複層ガラスを確かめたうえで、契約を決めたという投稿もありました。
公式サイトでは「100%自社設計、自社施工」を掲げ、中と外をつなぐ「開く家」を家づくりの考え方にしています。今回調べた口コミには、「開く家」の考え方に触れた投稿はありませんでした。なお、この項で紹介した良い評価は、口コミサイトの1件を除いて、注文住宅の掲示板にある同じスレッドへの書き込みです。
設計・間取りの気になる評価は1件で、申請を出したあとになって、天井の高いロフトにできると案内されて驚いたという投稿でした。間取りの変更がいつまでできるのか、変更に費用や手続きがかかるのかは、早めに聞いておくと安心です。打ち合わせの回数の扱いも1件の投稿に書かれていた内容なので、自分の契約で同じ扱いになるかを確かめてください。
見積もりが公式の価格例を上回ったという投稿
気になる評価でいちばん多かったのは、費用についての投稿でした。2018年の投稿では、家を建てた方が、吹き抜けやガレージなどを希望すると金額は上がっていくと説明していました。その方の家も、こだわった分、公式サイトの例よりだいぶ費用がかかったと書かれています。2023年にも、実際の見積もりが掲載されていた単価を上回り、本体以外の工事費も加わったという投稿があります。
希望していた金額を大きく超える見積もりが出て、再見積もりの連絡も遅れていると心配する書き込みもありました。別の担当者に見積もりを頼んだところ金額が数百万円違い、構造の説明にも納得できなかったと書いた方もいます。
公式サイトの価格例は、本体価格だけを税抜で示したもので、本体工事に含まれない費用があると明記されています。価格例と総額の見積もりは、そもそも含まれる費用の範囲が違います。ただ、増えた分が何の費用なのかが分からなければ、希望との差が妥当かどうかは判断できません。
見積もりを受け取ったら、本体価格と本体以外の工事費を分けて書いてもらいましょう。増えた理由を項目ごとに説明してもらうと、希望との差を判断しやすくなります。
漆喰の欠けや無垢床のすき間など、仕上がりと自然素材の変化
仕上がりについては、2025年に、漆喰が欠けたり無垢床にすき間ができたりして、手入れの手間を感じているという投稿がありました。この投稿に返信した方も、日中、家にいるときは暖房をつけたままのことが多く、乾燥が強いときは床のすき間が大きく感じると書いています。同じ年には、格子の見えない部分が塗装されておらずカビが生えていたことや、あちこちに塗料が付いていたことを書いた投稿もありました。
一方で、外観がきれいで建ててよかったと書いた施主も、自然素材なので年月がたてば傷むことには触れていました。
公式サイトの記事では、無垢材の床や漆喰の壁などの自然素材を標準仕様にしていると説明されています。一般に、無垢材は空気の乾燥や湿気で伸び縮みするため、暖房を使う季節には床板のすき間が目立つことがあります。
自然素材の家を検討する場合は、欠けやすき間が出たときに補修の対象になるのか、費用をどちらが負担するのかを、契約前に確認しておきましょう。格子などの木部は、どこまで塗装するのかと塗り直しの目安を聞き、引き渡しの前に塗り残しや汚れがないかを担当者と一緒に見て回ると、見落としを防げます。
点検の連絡や、依頼への返事の遅さ
アフターサービスについては、2023年に、家を建てて1年たっても点検の連絡が来ず、引き渡しや請求の確認にも不満があったという投稿がありました。2019年の投稿では、住んでいる方が、冬は比較的快適に過ごせている一方で結露もすると書いていました。アフターフォローについては、事前の連絡なしに突然訪ねてきたり、頼んでいたものが来なかったりしたと続けています。
打ち合わせの段階でも、色合わせを含めて3Dで見せてほしいと頼んだが受けてもらえず、返信も遅かったという2024年の投稿があります。点検の費用や、点検の連絡が来るのかどうかを尋ねる投稿もありました。
公式サイトには、定期点検を行う時期が案内されています。ただ、点検以外の修理を頼むときの受付や、対応までにかかる期間の目安は、確認した公開資料では分かりませんでした。点検の連絡を誰がいつするのか、修理を頼むときの窓口はどこかを、契約前に聞いておきましょう。
気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう
口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。
エーセンス建築設計の価格は?本体価格の実例と含まれない費用
公式サイトの価格ページには、5つの事例の本体価格が載っています。ただし、標準の坪単価や価格帯として示されたものは、確認した公式サイトでは見つかりませんでした。
| 延床面積 | 本体価格(税抜) |
|---|---|
| 124.36㎡(37.62坪) | 2,920万円 |
| 124.99㎡(37.81坪) | 2,860万円 |
| 105.35㎡(31.87坪) | 2,840万円 |
| 105.99㎡(32.06坪) | 2,540万円 |
| 84.43㎡(25.54坪) | 2,380万円 |
5つの事例は、いずれも本体価格のみの税抜の表示です。価格ページには、エアコン、家具、太陽光発電、造成、外構、付帯工事、水道の引き込み、設計申請料などは本体工事に含まれないと書かれています。住める状態にするには、必要に応じてこれらの費用がかかり、消費税も加わります。土地を買う場合は、土地代も必要です。
同じくらいの広さでも本体価格に差があるように、金額は家ごとの条件で変わります。本体価格を延床面積で割った数字は、その家の条件での値にすぎないので、標準の坪単価の代わりにはなりません。公式サイトの記事には、設計事務所に頼む場合の坪単価を一般的に説明した箇所もありますが、この会社の標準価格として示したものかは確認できませんでした。
口コミには、見積もりの金額を書いた投稿もありました。2025年の投稿では、直近の見積もりの建築費が、平屋で坪100万円弱、2階建てで坪90万円弱だったとされています。同じ年に、坪あたり約100万円だったと書いた施主の投稿もあります。2020年には、和モダンのモデルハウスを見学した際に、35坪の平屋で約3,100万円と案内されたという投稿がありました。
これらは個人の投稿に書かれた金額で、建築費に何が含まれているのか、どんな仕様だったのかまでは分かりません。公式の価格例とは条件がそろっていないため、そのまま比べることはできない点に注意してください。
ほかの会社と比べるときは、坪単価ではなく総額で見積もりをそろえると判断しやすくなります。本体工事に加えて、付帯工事と外構工事、地盤の状態によって必要になる工事も含めてもらいましょう。エアコンや照明、カーテン、設計申請の費用、登記や住宅ローンの手続き費用、火災保険まで入れると、住み始めるまでにかかる金額がわかります。
間取りに吹き抜けやガレージなどを足すと、金額は変わります。そのたびに見積もりを出し直してもらうと、どこで増えたのかを追いやすくなります。
ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。
まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。
耐震等級3と全棟の気密測定、断熱の数値について確認できたこと
公式サイトの記事では、全棟で耐震等級3を標準にしていること、全棟で気密測定を行い測定値を伝えていることが説明されています。一方で、今の標準としての断熱や気密の数値は、確認した公開資料では見つかりませんでした。

耐震等級3は、住宅性能表示制度で定められた耐震性の等級のうち、もっとも高い等級です。構造については、自然素材を生かした木造住宅を得意とすると書かれています。ただし、木造軸組などの工法の種類や、等級3をどの計算方法で確かめているのか、第三者の評価書を取るのかは確認できませんでした。
UA値は小さいほど熱が逃げにくく、C値は小さいほど家のすき間が少ないことを表す数値です。公式サイトにある2022年9月の代表者のブログには、当時はUA値が0.5前後、C値が0.4から0.5の家が多いと書かれていました。これは当時の傾向として書かれたもので、今の標準値や保証する値としては確認できませんでした。
断熱材については、2023年の公式記事でセルロースファイバーを使っていると紹介されています。ただ、全棟で標準なのか、厚さがどれくらいかは分からず、断熱等級の標準やZEHへの対応、窓や換気の方式といった仕様も、確認した公開資料には見当たりませんでした。家づくりを検討している人の投稿にも、床下の断熱や防蟻、気密性能と外壁の仕様、実際の光熱費を尋ねる内容がありました。
性能の数値は、窓の大きさや間取り、断熱材の量によって家ごとに変わります。契約前には、自分のプランで計算したUA値と、目標にするC値を確認しておきましょう。完成時の気密測定の結果をいつ、どの形で受け取れるのか、耐震等級3をどう確かめるのかについても、書面で回答をもらっておくと、ほかの会社と比べやすくなります。
点検の時期は公式に案内、保証の年数や範囲は書面で確認
点検の時期は公式サイトで確認できましたが、保証の年数や範囲は確認できませんでした。公式サイトに書かれている引き渡し後の点検は、次のとおりです。
| 引き渡し後の時期 | 内容 |
|---|---|
| 3か月 | 定期点検 |
| 1年 | 定期点検 |
| 2年 | 定期点検 |
| 5年 | 防蟻業者による床下などの点検 |
| 10年 | 定期点検 |
保証については、公式サイトに「5つの安心、5つの保証」という案内があります。住宅瑕疵担保責任保険法人である日本住宅保証検査機構、通称JIOの登録事業者検索にも、会社名と本社の所在地が載っていました。ただし、保証ごとの年数や対象になる部分、免責、延長の条件と費用は、確認した公開資料では分かりませんでした。JIOの登録事業者であることからは、会社の保証が何年続くのか、どこまで無償で直してもらえるのかまでは読み取れません。
点検以外のアフターサービスについても、急ぎの不具合の受付、訪問してもらえる地域、無償と有償の分け方、出張費や部品代の扱いは確認できませんでした。口コミには点検の連絡や依頼への対応に不満を書いた投稿があったので、この部分は特に書面で確かめておきたいところです。
契約前には、保証書の見本と保証約款をもらい、保証ごとの年数と対象になる部分、免責の範囲、10年を過ぎたあとに延長できるかとその費用を確かめてください。点検が無料かどうか、点検で見つかった不具合を直す費用の扱いも、あわせて聞いておくと安心です。
建てられる地域と、運営している会社の基本情報
公式サイトに書かれている施工エリアは、千葉県の全域と、茨城県・埼玉県の一部の市町です。茨城県はつくば市、つくばみらい市、守谷市、牛久市、取手市、龍ヶ崎市、坂東市、常総市、利根町、埼玉県は三郷市、越谷市、吉川市、八潮市、松伏町が挙げられています。
公式サイトには、新潟県燕市のモデルハウスも載っています。ただ、エーセンス新潟は、燕市の工務店である株式会社オシアの住宅ブランドだと、同社の公式サイトに書かれています。株式会社オシアは、千葉県市原市のエーセンス建築設計事務所株式会社とは別の法人です。新潟で設計や工事を頼んだ場合に、契約書や保証書がどの会社の名義になるのかは、公開資料では確認できませんでした。新潟で検討するときは、契約書に書かれた法人名と法人番号を確かめてください。
| 項目 | 公式・公的な資料で確認できた内容 |
|---|---|
| 正式な会社名 | エーセンス建築設計事務所株式会社 |
| 法人番号 | 3040001073006 |
| 登記上の本店 | 千葉県市原市うるいど南3丁目8番地3 |
| 代表者 | 代表取締役 加藤 行人 |
| 建設業許可 | 千葉県知事許可 第052410号 |
| 住宅瑕疵担保責任保険法人の登録 | JIOの登録事業者検索に掲載 |
国税庁の法人番号公表サイトの情報では、2026年8月18日の確認時点で、登記記録の閉鎖などの表示は見当たりませんでした。建設業許可の番号と会社名、代表者、所在地も、国土交通省の検索システムの情報と一致していました。設立や創業の年月日は、確認した公式・公的な資料では分かりませんでした。
土地探しの依頼や設計の契約に関わる、宅地建物取引業の免許や建築士事務所の登録についても、今回調べた公式サイトや公的な資料では、現在の番号を確認できませんでした。依頼する場合は、免許や登録の番号を書面や事務所の掲示で確かめてください。
エーセンス建築設計が合いそうな人、ほかの会社とよく比べたい人
口コミと公式の情報を合わせると、次のような方には合いそうです。
- 無垢材の床や漆喰の壁など、自然素材の質感を大切にしたい方
- 暮らしに合わせた間取りを、設計担当者と相談しながら決めたい方
- 耐震等級3を標準にしている会社の中から選びたい方
いずれも、建てる場所が施工エリアに入っていることが前提です。
一方で、次のような場合は、ほかの会社とも条件をそろえて比べてから決めるのがよさそうです。
- 予算の上限が決まっていて、早い段階で総額を固めたい方
- 床のすき間や漆喰の欠けといった、自然素材の変化や手入れを避けたい方
- 断熱や気密の数値を、契約前に保証する値として決めておきたい方
契約前に書面で確かめておきたいこと
口コミで気になる点として出ていた費用、仕上がり、アフターサービスは、契約前に書面をもらっておくと、ほかの会社とも比べやすくなります。

- 総額の見積書。本体価格と、付帯工事や外構、設計申請料など本体以外の費用を分けたもの。吹き抜けやガレージなど、希望を足したときの金額の変わり方
- 自分のプランのUA値の計算書と、目標にするC値。完成時の気密測定の結果を受け取る時期と形
- 耐震等級3を確かめる計算の方法と、第三者の評価書を取るかどうか
- 保証書の見本と保証約款。保証ごとの年数、対象になる部分、免責の範囲、延長の条件と費用
- 定期点検の日程を連絡する担当と、点検以外の修理を頼むときの窓口、費用の扱い
- 漆喰の欠けや無垢床のすき間が出たときに補修の対象になるかどうかと、日ごろの手入れの方法
- 新潟県で建てる場合は、契約書と保証書に書かれる法人名と法人番号
費用の内訳や保証の範囲を書面で示すのは、本来は会社の側が行うことです。聞きにくいと感じても、書面で答えてほしいと伝えて問題ありません。
エーセンス建築設計の評判についてよくある質問
エーセンス建築設計の坪単価はいくらですか?
A. 標準の坪単価は、確認した公式サイトでは見つかりませんでした。価格ページには5つの事例の本体価格が税抜で載っており、金額は2,380万円から2,920万円です。エアコンや外構、付帯工事、設計申請料などはこの金額に含まれないため、延床面積で割っても総額の目安にはなりません。検討するときは、総額の見積もりを出してもらって比べてください。
エーセンス建築設計の断熱性や気密性はどのくらいですか?
A. 今の標準としてのUA値やC値は、確認した公開資料では分かりませんでした。公式サイトの記事では、全棟で気密測定を行い、測定値を伝えると説明されています。2022年9月の代表者のブログには、当時はUA値0.5前後、C値0.4から0.5の家が多いと書かれていましたが、保証する値ではありません。自分のプランの計算書と、完成時の測定結果で確かめてください。
エーセンス建築設計の口コミで気になる点は何ですか?
A. 気になる評価でいちばん多かったのは費用についての投稿で、公式サイトの価格例より見積もりが高くなったという内容でした。ほかに、漆喰の欠けや無垢床のすき間、点検の連絡や依頼への返事の遅さを書いた投稿があります。一方で、要望を丁寧に聞く打ち合わせや、暮らしに合わせた提案を評価する投稿もありました。どれも個人の投稿なので、見積書や保証書で確かめてから判断してください。
エーセンス建築設計の点検や保証はどうなっていますか?
A. 公式サイトによると、定期点検は引き渡し後の3か月、1年、2年、10年に行い、5年の時点では防蟻業者が床下などを点検します。保証については「5つの安心、5つの保証」という案内がありますが、保証ごとの年数や範囲、延長の条件は確認できませんでした。保証書の見本と保証約款を契約前にもらい、内容を確かめておくと安心です。
エーセンス建築設計はどこで家を建てられますか?
A. 公式サイトでは、千葉県の全域と、茨城県のつくば市や守谷市など9市町、埼玉県の三郷市や越谷市など5市町が施工エリアとして挙げられています。新潟県燕市のモデルハウスも公式サイトに載っていますが、エーセンス新潟は別の法人の住宅ブランドだと、その法人の公式サイトに書かれています。新潟で検討する場合は、契約書に書かれる法人名と法人番号を確かめてください。
エーセンス建築設計の評判・口コミのまとめ
確認できた内容を5つにまとめると、次のとおりです。
- 口コミ31件は、良い評価6件、気になる評価16件、中立9件で、いちばん多い話題は価格・費用でした
- 良い評価には、要望を聞く打ち合わせや、暮らしに合わせた提案についての投稿がありました
- 気になる評価は、公式の価格例を上回る見積もり、漆喰や無垢床の変化、点検の連絡や依頼への対応についてでした
- 公式サイトの価格例は本体価格のみの税抜で、5つの事例は2,380万円から2,920万円でした
- 全棟で耐震等級3を標準とし、全棟で気密測定を行うと説明されており、定期点検は3か月から10年まで案内されています
一方で、標準の坪単価と価格帯、今の標準としてのUA値とC値、断熱等級、工法と構造計算の方法は、公開されている資料では確認できませんでした。保証ごとの年数と範囲、点検以外のアフターサービスの内容、設立の年月日も、確認できませんでした。
こうした点は、見積もりや打ち合わせの段階で、書面での回答を求めてみてください。総額の見積書、自分のプランの性能の計算書、保証書の見本と保証約款がそろえば、ほかの会社の書面と同じ項目で見比べられます。


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