愛知県でマイホームを建てようとお考えの皆様、ハウスメーカー選びで「本当にここで良いのだろうか」と迷われていませんか?
三河地域で50年近く家づくりを続ける日本住建について、宅建士の視点から本音でお伝えします。
完全自由設計でありながらコストパフォーマンスに優れ、耐震に並外れたこだわりを持つこの会社は、大手メーカーにはない地域密着の温かさが魅力です。しかし気になる坪単価や実際の評判はどうなのでしょうか。
この記事では、実際に建てた施主の方々の声や、メリット・デメリットを包み隠さず解説いたします。家族の夢を託す大切な決断の参考にしていただければ幸いです。ぜひ、最後までお読みください。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
やばいは嘘!日本住建113人の良い評判と悪い口コミ
日本住建で実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でも様々な意見が見られます。
ここでは日本住建の口コミを調査し、まとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
良い評判
それではまずは、良い口コミから見ていきましょう。

家づくりは初めてで不安でしたが、日本住建さんは「業者が見える」会社だと感じました。大工さんとのコミュニケーションもスムーズで、着工式では職人さん一人ひとりの挨拶に感動し、本当に心を込めてお願いします!と言えました。この会社となら後悔しない家づくりができると確信しました。


日本住建さんは木造2階建てでも義務付けられていない構造計算を行っていて、さらに制震ダンパーまで標準搭載していると聞き驚きました。腐りにくい素材も使われているので、これなら安心して数世代住み続けられるかなと確信して決めました。家族の安全を守ってくれる信頼感が最高です。


真冬でも暖房を少し入れるだけで家中が暖かいです!以前の家では朝から冷え込んでいましたが、今は快適すぎて布団から出るのが苦になりません。
これらの口コミからは、お客様の理想を完全自由設計で柔軟に実現する対応力と、高い耐震・断熱性能による安心感・快適な住まいが特に評価されているようです。
また、親身な対応から自社一貫の施工、そして充実したアフターサービスに至るまで、家づくりのプロセス全体で高い顧客満足度を得ていることが示唆されます。
悪い評判
それでは次に、悪い口コミについて見てみましょう。

完全自由設計に惹かれて日本住建さんを選びましたが、あれこれこだわりすぎて予算が大幅オーバー。結局、一から見直しになり、完成が大幅に遅れてしまいました。理想を追求するあまり、金銭的・時間的なストレスが大きかったのが悔やまれます。
完全自由設計ではこうした悩みがよく聞かれます。自由度が高いほど選択肢が増え、予算管理が困難になるというのは、どうしても避けられない課題です。
対策として、契約前に「絶対に譲れない部分」と「削れる部分」を明確に分け、総予算の8割程度で基本プランを組むことをおすすめします。また、追加工事が発生するたびに総額を確認し、月単位でのスケジュール見直しを依頼することで、時間的ロスも最小限に抑えられるでしょう。


平屋を希望しているとお伝えしたのですが、二階建てのプランを繰り返しご提案されたため、私たちの要望がうまく伝わっていないように感じ、少し残念でした。
施主の希望を聞かずに自社の都合を押し付ける営業姿勢は、残念ながら一部の会社で見られる問題です。日本住建では担当者の対応の良さを評価する声も多く見られたため、会社全体の傾向ではなく個別の事案だと思われますが、こうしたケースはどのハウスメーカーでも生じ得ます。
対策としては、初回相談時に明確に希望条件を伝え、それに対する提案内容で営業担当者の資質を判断することが重要です。もし希望と異なる提案が続く場合は、遠慮なく担当者の変更を申し出るか、他社との比較検討を進めましょう。良い営業担当者は施主の立場に立って最適解を提案してくれるものです。相性の良い担当者との出会いが、満足度の高い家づくりの第一歩となります。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
参考:Googleマップ
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!日本住建で家を建てる方法
項目 | 詳細 |
総合評価 | Aランク
|
耐震性 | |
断熱性・気密性 | |
間取りの自由度 | |
コストパフォーマンス | |
アフターサービス | |
会社の信頼度 |
1. 施主の夢を形にする「完全自由設計」
2. 品質と責任を担保する「自社一貫施工」
3. 安心の基本性能
4. グレードの高い標準仕様
5. 東海エリアでの長年の実績と信頼
日本住建はやばい?ネットの評判を徹底検証!
上記でも挙げたように、日本住建には、様々な口コミがあります。ここでは、それらをまとめて分析しながら、では実際日本住建の実態はどうなのかを検証していきます。
ポジティブな評判から見える日本住建の強み
【完全自由設計の実現力】 日本住建に対する肯定的な評価の中で最も多く見られるのが、完全自由設計に対する高い満足度です。制約のない自由設計なのに、価格を抑えた提案という点が多くの施主から評価されており、これは大手ハウスメーカーではなかなか実現できない地域工務店ならではの強みと言えます。
実際の施主からは「ミリ単位での細かな要望にも応えてくれた」「収納の多さが想像以上」といった具体的な満足の声が寄せられています。これは日本住建が掲げる「住む人の暮らしに合わせた家づくり」が単なるスローガンではなく、実際の設計・施工に活かされていることを示しています。
【優れた耐震・断熱性能への取り組み】 性能面では、全棟に対して構造計算を行い、科学的に根拠のある耐震性の高い家づくりを実践している点が高く評価されています。特に制震ユニット「MIRAIE」の標準装備や、「HEAT20 G2」基準を満たした高断熱住宅の提供は、地震大国日本における安心材料として多くの施主から支持されています。
建築関係者からも「大手と比べても良く出来ている」という評価を受けているケースがあり、技術力の高さが第三者からも認められていることがうかがえます。
【親身な対応】 営業担当者や現場監督の対応について「とても親切」「良心的な提案」といった声が多数見られます。特に「こっちの方が安くて性能が良い」「これは入れる必要はない」といった施主の立場に立った提案姿勢は、利益追求よりも顧客満足を重視する企業姿勢を表しています。
ネガティブな評判から見える改善課題
【アフターサービスの品質のばらつき】 一方でアフターサービスについては、一部で不満の声も見られます。「不具合が改善されない」「点検内容が不明確」といった声があり、初期対応は良いものの、長期的なメンテナンス体制に改善の余地がある可能性があります。
これは地域工務店が規模拡大していく過程でよく見られる課題であり、組織体制の整備が追いついていない可能性があります。
【営業担当者の対応品質の差】 「営業と現場の意志疎通が出来ていない部分がある」という指摘が一部であり、担当者によって対応品質に差があることが示されています。また、施主の希望を無視した提案や、他社を批判するような営業姿勢への不満も散見されます。
ただし、こうした担当者の個人差はどのハウスメーカーでも見られることには留意する必要があるでしょう。
【予算・工期管理の難しさ】 完全自由設計の特性上、理想を追求しすぎて予算オーバーや工期延長が発生するリスクが存在します。事前の説明や進行管理において、より丁寧なサポートが求められる状況があることが口コミから読み取れます。
宅建士の視点からの総合評価
【技術力と実績の評価】 1975年創業で45年以上の歴史を持ち、これまでに6000棟以上の住宅を建築してきた実績は確かなものです。2017年度には安城市・碧南市で建築棟数ナンバーワンとなるなど、地域での信頼度も高いことが数字で示されています。
坪単価については45万円~85万円とされており、愛知県の平均的な注文住宅坪単価84.9万円と比較すると、コストパフォーマンスの良さが際立ちます。
【地域密着型工務店としての位置づけ】 日本住建は、大手ハウスメーカーの規格住宅では実現できない自由度の高い設計と、地域工務店ならではの柔軟な対応力を併せ持つ企業として評価できます。特に三河地域での長年の実績は、地域の気候風土や建築事情を熟知していることの証と言えるでしょう。
【今後の課題と期待】 組織運営面では、サービス品質の均一化と長期的なアフターサービス体制の充実が課題となっています。しかし、これらは企業成長に伴う一過性の問題である可能性も高く、今後の改善が期待されます。
結論
日本住建は、確かな技術力と顧客第一の姿勢を持つ優良な地域工務店として評価できます。完全自由設計を求め、かつ耐震・断熱性能を重視する施主にとっては、コストパフォーマンスの面でも魅力的な選択肢となるでしょう。
ただし、満足度の高い家づくりを実現するためには、施主側も積極的なコミュニケーションを心がけ、契約前の詳細確認を怠らないことが重要です。相性の良い担当者との出会いが、成功への鍵を握ると言えるでしょう。
失敗しない日本住建で家を建てる5つのポイント
愛知県三河地域で50年近い実績を持つ日本住建は、完全自由設計の注文住宅と高い性能を両立させたハウスメーカーです。しかし、どのような優れた会社であっても、施主側の準備と心構えが成功の鍵を握ります。
宅建士の視点から、日本住建での家づくりを成功させるための5つの重要ポイントをお伝えします。
- 複数業者との徹底比較で適正価格を見極める
- 完全自由設計のメリットを活かす予算管理術
- 高性能住宅の価値を最大化する確認項目
- 現場との密接な連携で品質を確保する
- 充実した保証制度を最大限活用する
それぞれ見ていきましょう。
1. 複数業者との徹底比較で適正価格を見極める
家づくりで最も重要なのは、適正な価格とサービス内容を見極めることです。日本住建は地域密着型工務店として評価が高いものの、必ず複数のハウスメーカーや工務店から資料請求と見積もりを取得しましょう。
坪単価45万円~85万円とされる日本住建ですが、完全自由設計のため実際の費用は仕様により大きく変動します。愛知県の注文住宅平均坪単価84.9万円と比較すると魅力的ですが、同等の性能と自由度を持つ他社と比較することで、真の価値を判断できます。
一括資料請求サービスを活用し、耐震性能、断熱性能、設計自由度、アフターサービスなどを総合的に比較検討することで、最適な選択が可能になります。
2. 完全自由設計のメリットを活かす予算管理術
「住む人の暮らしに合わせた家づくり」を大切にし、ミリ単位でのオーダーメイド住宅を実現する日本住建の最大の魅力は、制約のない設計自由度です。しかし、この自由度を適切に活用するには計画的な予算管理が不可欠です。
契約前に「絶対に譲れない部分」と「調整可能な部分」を明確に区分し、総予算の8割程度で基本プランを構築することをお勧めします。残り2割は追加工事や仕様変更の余裕として確保しておきましょう。
打ち合わせでは、変更のたびに総費用への影響を確認し、書面で記録を残すことで、理想と現実のバランスを保ちながら家づくりを進められます。
3. 高性能住宅の価値を最大化する確認項目
日本住建は全棟に対して構造計算を行い、制震ユニット「MIRAIE」や「HEAT20 G2」基準を満たした高断熱住宅を提供する技術力が強みです。これらの性能を確実に享受するため、契約前に以下の点を詳細に確認しましょう。
構造計算書の提示、制震装置の設置位置と効果の説明、断熱材の種類と施工方法、気密測定の実施予定などを具体的に質問し、性能保証の内容も書面で確認してください。断熱材「パーフェクトバリア」や全熱交換型24時間換気システムなどの標準装備についても、実際の効果と維持管理方法を理解しておくことが重要です。
4. 現場との密接な連携で品質を確保する
施工品質の確保には、施主自身の積極的な関与が効果的です。着工から完成まで、可能な限り現場に足を運び、現場監督や職人とのコミュニケーションを密に取りましょう。
工事進捗の確認、仕様通りの施工がされているかのチェック、気になる点があれば即座に質問する姿勢が、最終的な満足度向上につながります。日本住建では職人による着工式なども実施されるため、こうした機会を活用して良好な関係性を築くことも大切です。
5. 充実した保証制度を最大限活用する
日本住建は業界でも充実した保証制度を提供しています。躯体長期保証30年(延長で40年)、地盤保証20年、地震建替え保証10年、シロアリ保証10年など、多様なリスクに対応した保証システムが整備されています。
契約前にこれらの保証内容、適用条件、免責事項を詳細に確認し、書面で保管しましょう。定期点検のスケジュールも事前に把握し、点検時期を逃さないよう管理することが重要です。アフターサービス満足度95.5%の実績を活かすため、不具合発生時は早期に連絡し、改善されるまで継続的にフォローアップを行いましょう。
日本住建の実際の坪単価を宅建士社長が解説!
家づくりを行ううえで最も気になるのが、「いくらで建てられるの?」ということですね。
ここでは愛知県三河地域で50年近い実績を持つ日本住建について、実際の坪単価と価格の実態を詳しく解説いたします。
日本住建の坪単価の実態
日本住建の坪単価は、45万円~85万円の幅で設定されています。この価格幅の大きさは、完全自由設計という特性によるものです。この価格帯は愛知県の注文住宅市場において「標準的からやや割安」な水準と評価できます。
価格差が生まれる主な要因は、完全自由設計による仕様の違いにあります。
基本仕様から高級仕様まで幅広い選択肢があり、制震ユニット「MIRAIE」や金物「ストローグ」などの高性能オプション、「HEAT20 G2」基準対応や断熱材「パーフェクトバリア」の採用、さらにはキッチンやバスなどの住宅設備のグレード選択によって価格が変動します。
価格競争力の理由を宅建士が分析
仕入れから、設計、施工まで全て自社完結していることが、コストパフォーマンスの良さの根本的な理由です。宅建士として多くのハウスメーカーを見てきた経験から、この一貫体制は中間マージンの削減、品質管理の一元化、迅速な意思決定と対応、そして施主との直接的なコミュニケーションを可能にします。
また、地域密着型の工務店である日本住建が創業から45年、これまでに6000棟を超える施工実績を持っているということは、地域での材料調達力と施工効率の向上に直結しています。この地域密着によるスケールメリットが、価格競争力の源泉となっているのです。
実際の建築費用の目安
一般的な住宅規模での建築費用を、坪単価から算出してみましょう。
30坪の場合
- 基本仕様: 45万円 × 30坪 = 1,350万円
- 標準仕様: 65万円 × 30坪 = 1,950万円
- 高性能仕様: 85万円 × 30坪 = 2,550万円
35坪の場合
- 基本仕様: 45万円 × 35坪 = 1,575万円
- 標準仕様: 65万円 × 35坪 = 2,275万円
- 高性能仕様: 85万円 × 35坪 = 2,975万円
40坪の場合
- 基本仕様: 45万円 × 40坪 = 1,800万円
- 標準仕様: 65万円 × 40坪 = 2,600万円
- 高性能仕様: 85万円 × 40坪 = 3,400万円
ただし、これらの金額は建物本体価格であり、実際の家づくりには付帯工事費や諸経費が別途必要になることを理解しておく必要があります。
坪単価の内訳と追加費用の実態
坪単価に含まれる標準仕様として、全棟に対して構造計算を行い、制震ユニット「MIRAIE」、耐力面材「ダイライト」が含まれます。これらの高性能装備が標準で含まれていることは、他社と比較する際の重要なポイントです。
一方で、坪単価に含まれない費用として、付帯工事費が建物本体価格の15~20%程度、諸経費が10~15%程度必要になります。さらに外構工事は100~300万円、地盤改良工事は地盤調査結果により0~150万円程度が別途発生する可能性があります。これらの費用を含めた総額で予算計画を立てることが重要です。
日本住建の価格の価値
日本住建は、提供される住宅性能と比較して「優秀なコストパフォーマンス」と判断できます。許容応力度計算を全ての住宅に実施していることや、制震技術の標準装備、HEAT20 G2基準対応、完全自由設計という要素を総合的に考慮すると、この価格帯は非常に魅力的です。
特に注目すべきは、本来木造の2階建ての場合、建築基準法や耐震基準では義務化がされていません。日本住建では建築基準法を遵守している建物が災害時に倒壊している現状を鑑みて自主的に許容応力度計算を全ての住宅に実施している点は高く評価できるでしょう。これは追加費用なしで提供される高付加価値サービスと言えます。
適正価格での契約を実現するポイント
価格を検討する際には、坪単価だけでなく付帯工事を含めた総額での比較検討が重要になります。
また、何が標準仕様で何がオプションなのかを書面で明確に確認し、設計変更時のコスト影響を都度把握することが重要です。同等仕様での相見積もりを複数社から取得することも、適正価格を見極める上で欠かせません。
日本住建の場合、顧客側の要望を限りなく再現度の高いものにするために、様々な方法を営業マン側から提案してくれるという特徴があります。この柔軟な対応力は魅力的である一方、理想を追求しすぎると予算オーバーのリスクもあります。
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日本住建の商品ラインナップ
愛知県三河地域を中心に地域密着型の家づくりを展開する日本住建は、「住む人の暮らしに合わせた家づくり」を大切にし、完全自由設計の注文住宅でお客様の理想の暮らしを叶えています。
日本住建の家づくりの特徴と、それを支える技術仕様について詳しく解説します。
日本住建の家づくりの基本コンセプト
日本住建は1975年創業以来、安城市・岡崎市・西尾市・豊田市など三河地域を中心に地域密着型の家づくりを行ってきました。日本住建の最大の特徴は、完全自由設計による注文住宅の提供です。
料理をしやすいキッチンに、洗濯や掃除などの家事動線、趣味を楽しむガレージやエクステリアなど、それぞれのご家族が大切にしていることを中心に家をかたちづくっていくことで、ご家族が豊かに暮らせる世界で1つだけのマイホームが完成すると考えていますという理念のもと、規格商品ではなく、施主一人ひとりのライフスタイルに合わせたオーダーメイド住宅を提供しています。
完全自由設計の家づくり
日本住建の商品展開は、完全自由設計を基軸としています。スタッフ全員がお客様とのお打ち合わせを大切にし、ヒアリングをしっかりした上で、ミリ単位でのオーダーメイド住宅をご提案させていただいていますという姿勢により、100人いれば100通りの異なる住まいを実現しています。
これにより、施主の要望に応じて様々なスタイルの住宅を建築することが可能で、モダンスタイル、和モダン、ナチュラルスタイル、シンプルモダンなど、幅広いデザインに対応しています。
高性能住宅を支える技術仕様
日本住建では、以下のような高性能な技術で住まいを支えています。
耐震性能
日本住建では「家族を守る強い家」を実現するために、耐震に並外れたこだわりを持っています。具体的な技術として以下を標準採用しています。
1棟1棟違う構造の家を全て強く作り上げるために、しっかりと全棟に対して構造計算を行い、科学的に根拠のある耐震性の高い家づくりをしてます。これは、木造2階建てでは義務化されていない許容応力度計算を自主的に全棟で実施していることを意味します。
揺れを70%以上抑える制震ユニット「MIRAIE」、地震被害の原因となる通し柱の断面欠損を減らすための金物「ストローグ」を採用し、さらに耐力面材「ダイライト」を使用し、地震の揺れを壁全体で分散して受け止めるモノコック工法での家づくりを行っています。
断熱性能
断熱性能においては、「省エネ基準断熱等級4」や「ZEH」の一歩上を行く「HEAT20 G2」基準を満たした、高断熱住宅をご提供しています。
断熱材にはアレルギーの方にもお勧めの高い安全性と断熱性能を持った断熱材「パーフェクトバリア」を使用し、化学製品を一切使用しないシックハウス対策を実現しています。
熱ロスの少ない全熱交換型24時間換気システムを導入することで、暖房の暖かさ、冷房の涼しさを保ちながら省エネで快適な換気を実現しますという、総合的な温熱環境の最適化を図っています。
長期品質保証システム
日本住建では、住宅の長期品質を保証する充実した保証システムを提供しています。主な保証内容として、構造躯体に対する30年保証(条件を満たせば40年まで延長可能)、地盤保証20年、シロアリ保証10年、地震建替え保証10年など、包括的な保証体制を構築しています。
また、定期点検として3か月、半年、1年、2年、5年、8年、10年の無料点検を実施し、高いアフターサービス満足度を達成しています。
ZEH(ゼッチ)への取り組み
環境性能の向上にも積極的に取り組んでおり、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及に向けた目標を設定し、省エネルギー住宅の推進を行っています。HEAT20 G2基準を満たす高断熱性能と、太陽光発電システムの組み合わせにより、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した住宅も提供しています。
日本住建で家を建てるメリットとデメリット
愛知県安城市に本社を構える日本住建は、1975年創業以来、三河地域を中心に6,000棟以上の住宅を手掛けてきた実績を持つ注文住宅会社です。「住む人の暮らしに合わせた家づくり」を大切にし、完全自由設計でお客様の理想の暮らしを実現することをコンセプトとしています。
ここでは、日本住建の具体的なメリット・デメリットと、どのような方に適しているかを詳しく解説します。
日本住建で家を建てるメリット4つ
日本住建の家づくりには、技術力・設計力・コストパフォーマンスの面で多くの優れた特徴があります。特に完全自由設計でありながら適正価格を実現している点は、他社との大きな差別化要因となっています。
1.制約のない完全自由設計とコストパフォーマンス
日本住建は「100人いれば100通り」という考えに基づき、制約のない完全自由設計を強みとしています。お客様の曖昧な要望や懸念点も理解し、豊富な経験に基づいた具体的な提案を行うことで、120%の満足を目指しています。
坪単価は概ね45万円~85万円と幅がありますが、これは設計の自由度によるものです。資材の仕入れから設計、施工、アフターケアまでを全て自社で完結させることで、中間マージンや無駄な販促費を削減し、その分を顧客に還元しています。実際に2017年度には安城・碧南地域で建築棟数ナンバーワンの実績があり、口コミによる宣伝効果の高さがうかがえます。
2.最新技術による高い耐震性能
日本住建では家族を守る高性能な住宅技術に力を入れており、特に耐震性能は業界でも最高レベルです。
制震ユニット「MIRAIE(ミライエ)」を標準装備し、地面から伝わる地震エネルギーを建物内で分散させ、建物の揺れを約9割抑えることが可能です。90年間効果が変わらないとされる高減衰ゴムを使用しており、長期間にわたって効果を発揮します。
また、柱と梁の接合部分には独自の「ストローグ」という特殊な金具を採用し、柱の欠損を最小限に抑えることで、一般的な工法に比べて約1.5倍の強度を実現しています。さらに、木造2階建ての建物に対しては建築基準法で義務化されていない許容応力度計算を全棟で実施し、科学的根拠に基づいた耐震等級3を確保しています。
3.優れた断熱性能と健康配慮
断熱性能においても日本住建は妥協しません。高断熱住宅として「HEAT20 G2」基準を満たした性能を提供しており、これは「省エネ基準断熱等級4」や「ZEH」の一歩上を行くものです。
断熱材には高い安全性と断熱性能を持つ「パーフェクトバリア」を使用し、化学製品を一切使用していないためシックハウス対策も万全です。さらに、ペットボトル112本分の調湿性能を持つ「セルロースファイバーDECOS DRY」を使用することもあり、カビやダニの防止に役立ちます。全棟で気密測定を2回実施し、熱ロスの少ない全熱交換型24時間換気システムも導入しています。
4.充実したアフターサービスと長期保証
日本住建のアフターサービスは業界でも屈指の充実度を誇ります。定期点検は3か月、半年、1年、2年、5年、8年、10年と無料で実施され、有償でさらに10年間延長も可能です。
保証内容も手厚く、基礎や柱、梁などの躯体長期保証が30年(必要な工事実施でプラス10年延長可能)、地盤保証20年、シロアリ保証10年、ベランダの雨漏り保証20年が用意されています。特筆すべきは地震建て替え保証10年で、地震による修理や建て替えを100%保証しています。アフターサービス専門の部署を自社内に設置し、正社員が点検や修理を担当することで、顧客満足度は平均95.5%を超えています。
日本住建で家を建てるデメリット3つ
優れた特徴を持つ日本住建ですが、完璧ではありません。特に完全自由設計の特性上生じるリスクや、組織運営面での課題も存在します。
1.完全自由設計による予算管理の難しさ
完全自由設計はメリットである反面、理想を詰め込みすぎると「欲張りすぎて予算が上がりすぎてしまった」というケースも報告されています。自由度が高いほど選択肢が増え、当初の予算を大幅に超えてしまうリスクがあります。
また、設計変更や仕様追加により完成日が遅れる可能性も指摘されており、スケジュール管理においても注意が必要です。予算とスケジュールの両面で、施主側の積極的な管理が求められます。
2.アフターサービスの品質にばらつき
高い満足度を誇る一方で、一部では「アフターが悪い」という声や、「不具合が出てクレームをつけると一応直しには来るが、少しも直っていない」という意見も存在します。リフォームの際に「結果的に高いものについてしまった」という声もあり、担当者によって対応品質に差がある可能性があります。
3.対応エリアの地理的制限
日本住建は愛知県の安城・岡崎・西尾など三河地域を中心に家づくりを提供しているため、それ以外のエリアでは建築が困難です。地域密着型の強みを持つ反面、サービス提供エリアが限定的であることは大きな制約となります。
日本住建が向いている人
日本住建の特徴を理解した上で、同社での家づくりが適している方の特徴をご紹介します。
自由設計にこだわりを持つ方
完全自由設計で自分たちの理想やこだわりを最大限に反映した家づくりをしたい方には最適です。既成の間取りプランでは満足できず、ライフスタイルに合わせた独自の住まいを求める方にとって、日本住建の設計力は大きな魅力となるでしょう。
住宅性能を重視する方
デザイン性と機能性、特に耐震性・断熱性の高さにこだわりたい方に適しています。将来の地震に備え、長期的な安全性を重視する方や、HEAT20 G2基準の高断熱性能による快適な住環境を求める方には理想的な選択肢です。
健康配慮を重視する家族
赤ちゃんやアレルギーを持つ家族がいて、健康に配慮した建材(パーフェクトバリア、セルロースファイバーDECOS DRY)を重視する方に向いています。化学物質を使用しない断熱材や調湿性能の高い建材により、家族の健康を守る住環境を実現できます。
長期保証を重視する方
アフターサービスや長期保証(躯体30年保証、地震建て替え100%保証)を重視し、住んでからも安心感を求める方には最適です。特に地震建て替え100%保証は他社にはない独自のサービスで、大きな安心材料となります。
三河地域での家づくりを検討している方
愛知県三河地域(安城市、岡崎市、西尾市など)で家づくりを検討している方には、地域密着の強みを活かしたきめ細かなサービスを受けられます。地域の気候や風土を熟知した提案により、最適な住まいを実現できるでしょう。
日本住建をおすすめできない人
一方で、以下のような方には日本住建以外の選択肢を検討することをおすすめします。
対応エリア外の方
愛知県三河地域以外に在住・転居を予定している方には、物理的にサービス提供が困難です。地域密着型の工務店である以上、この制約は避けられません。
極限のコスト重視の方
予算を極限まで抑えることを最優先とし、デザインや品質へのこだわりをあまり持たない方には向きません。完全自由設計は理想を追求すると予算がオーバーする可能性があるため、ローコスト最優先の方には適さないでしょう。
設計への関与を避けたい方
住宅のプランや設計をハウスメーカー側に完全に委ねたい方には不向きです。完全自由設計は顧客の積極的な関与と意思決定が求められるため、受け身の姿勢では十分な満足を得られない可能性があります。
完璧な対応を求める方
過去のアフターサービスに関する否定的な口コミを非常に懸念し、完璧な対応を求める方には慎重な検討が必要です。また、社員の対応や社内コミュニケーションに非常に高いレベルを求める方も、一部にコミュニケーション不足への不満の声があるため注意が必要でしょう。
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愛知県三河地域でこだわりを追求した家を、適切なコストと高い性能で実現したいと考える方にとって、日本住建は非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
日本住建のよくある質問にFP宅建士不動産会社社長がお答え!
ここからは日本住建に関するQ&Aを紹介していきましょう。
Q: 日本住建の本社・ショールームはどこにありますか?
A: 本社は愛知県安城市にあり、愛知県下最大級のショールームを併設しています。実物を「見て、触って」質感を確認しながら、理想の住空間を検討できる施設となっています。また、県内には4つの異なる雰囲気のモデルハウスも展開しています。
Q: リフォームやメンテナンスも対応していますか?
A: はい、日本住建メンテナンスという関連会社でリフォーム事業も展開しています。新築だけでなく、既存住宅のメンテナンスやリフォームにも対応可能です。
まとめ
愛知県の日本住建は、創業45年以上の実績と6,000棟を超える施工数を誇り、特に愛知県三河地域で強固な地盤を築いています。坪単価45万円~85万円という価格帯で、制震ユニット「MIRAIE」や特殊金具「ストローグ」、耐力面材「ダイライト」による高い耐震性、そして「パーフェクトバリア」による高断熱・高気密性能は、家族の安全と快適な暮らしを追求する姿勢の表れです。
躯体30年保証や地震建て替え100%保証を含む手厚いアフターサービスも大きな魅力ですが、完全自由設計ゆえの予算管理の難しさや、一部でのサービス品質のばらつきも理解しておく必要があります。
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