栃木県鹿沼市や宇都宮市周辺で注文住宅を検討中のあなたへ。数あるハウスメーカーの中から本当に信頼できる会社を選ぶのは簡単ではありませんよね。
坪単価はどのくらいか、相場と比較してどう判断すればよいのか。
アフターサービスや保証は、長く住む間にどこまで頼れるのか。
大手と地域工務店、どちらが家族の暮らしに合っているのか。
インターネット上には情報があふれていますが、本当に知りたいのは「リアルな評価」ではないでしょうか。
栃木で人気のマルニホームは、銘木店をルーツに持つ地域密着の工務店として、自然素材と造作の家づくりに定評があります。一方で、「公式坪単価が出ていない」「本当に大手と比較できる品質なのか」と不安に思う方も多いはずです。
そんな不安と期待を抱くあなたに、本記事ではFP宅建士不動産会社社長の視点からマルニホームを総合的にレビュー。評判の実態、坪単価の現実値、商品ラインナップの違い、メリットとデメリット、そして契約前に必ず確認すべきポイントまでお届けします。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
|
日本最大級の不動産ポータルサイトSUUMOが運営。全国の工務店の情報を網羅しています。実は、「ここがいいな」と思っていた大手ハウスメーカーよりも、地域の工務店のほうが同じ品質・同じ価格、場合によってはより低価格で、さらにグレードの高い家を建てられるケースが少なくありません。だからこそ、一番最初に押さえておきたいのがこのSUUMO。価格を抑えながら品質の高い住宅を建てたい方に最適です。 東証プライム上場企業「LIFULL」が運営。SUUMOと並ぶ大手不動産ポータルサイトで、厳しい審査をクリアした住宅メーカーのみが掲載されています。特にローコスト住宅に強いのが特徴。最近はローコスト住宅の品質が大きく向上しており、「ローコスト=品質が劣る」というのはもはや思い込みです。最初から決めつけず、まずは見積もりを取って一緒に比較してみることをおすすめします。低予算でマイホームを検討している方にぴったりです。 NTTデータグループが運営する安心のサービス。全国の厳選されたハウスメーカーから資料を取り寄せられるだけでなく、無料でオリジナルの家づくりプランを作成してもらえるのが特徴です。工務店やローコスト住宅も比較したうえで、やはり大手ハウスメーカーを軸にじっくり検討したいという方におすすめです。 |
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
工務店も含めて幅広く比較したい方は・・・SUUMO
ローコストでも品質の良い家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
ハウスメーカーを軸に検討したい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できれば紹介した3社すべてからカタログを取り寄せておくのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
マルニホーム53人の良い評判と悪い口コミ
マルニホームで実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上では賛否両方の意見が見られます。
ここではマルニホームの口コミを調査し、まとめましたので判断材料として目を通してみてください。
良い評判
それではまずは、良い口コミから見てみましょう。

社長さんの距離感がちょうどよくて、相談しやすかったです。私たちは造作の棚を作ってもらったのですが、その場で寸法や素材をすり合わせながら決められました。大手のような営業色がなく、建築士と同じ目線で家のことを話せたのが印象的で、結果的に本当に納得できる家になりました。


リビングの腰壁に大谷石、ダイニングカウンターにラワン材、洗面ボウルに益子焼を取り入れてもらいました。既製品ではなく素材から選べるのがマルニホームらしさだと感じます。落ち着きと遊び心の両方がある空間に仕上がって、毎日帰宅するのが楽しい家になりました。


土地が決まらずに悩んでいた時期から相談に乗ってもらえました。当初の希望より小さい土地に出会ったときも、社長と建築士が一緒に「ここでも希望の暮らしは実現できますよ」とプランを描いてくれたので、安心して土地を購入できました。建物だけでなく敷地まで含めて見てもらえる安心感は大きかったです。
マルニホームの自然素材と造作を活かした家づくりと、建築士が相談から引き渡しまで一貫担当する体制の組み合わせにより、施主一人ひとりの暮らしを丁寧に拾い上げる設計が高い満足につながっています。鹿沼市・宇都宮市周辺で「家を編集するように作りたい」と考えるあなたにとって、相性のよい会社です。
栃木県内で同じく自然素材や木の家を打ち出すビルダーは複数ありますが、マルニホームは銘木店をルーツに持つ点と、社長自身が打ち合わせの中心に入る点が他社との違いです。資金計画から土地探し、建築、アフターまで一気通貫で頼めるのは、地域工務店ならではの強みでしょう。
私自身、栃木県内の不動産現場で多くの注文住宅をお手伝いしてきましたが、施主と建築士の距離が近い会社ほど、暮らし始めてからの満足度が高くなりやすい傾向があります。マルニホームのように営業担当を介さず建築士と直接話せる体制は、要望のニュアンスを拾いきりたい人にとって価値が大きいスタイルです。
悪い評判
それでは次に、悪い口コミについて見てみましょう。

コンセントの位置にもう少し気を配ればよかったと、住んでから後悔しています。雛人形を飾る棚にコンセントを付け忘れたり、掃除機を充電する場所が遠かったり、洗面台の周辺にも追加で欲しかったり。図面の段階では具体的な家電の置き場まで想像しきれず、暮らし始めてから「こうすればよかった」と感じる場面が出てきました。
注文住宅で起こりやすい後悔の代表例がコンセント計画です。家具配置、季節飾り、ロボット掃除機、スマホ充電、調理家電など、暮らしの中で電気を使う場面を細かく書き出してから打ち合わせに臨むと、こうした失敗は防ぎやすくなります。
現場で見てきた感覚でも、コンセントの数と位置は引き渡し後3か月以内に「もっと付けておけばよかった」と相談を受ける筆頭テーマです。マルニホームは造作が得意な会社なので、家電を含めた使い方を具体的に伝えれば対応してもらいやすい部分でもあります。打ち合わせ後半で電気図面を別途確認する時間を取ってもらいましょう。

収納の悩みは「量」よりも「動線上に置けているか」で決まる部分が大きいです。帰宅、洗濯、掃除、買い物の動線をなぞって、それぞれの動作の終点に収納が来ているかをチェックすると、生活後の満足度が大きく変わります。
マルニホームは造作家具の自由度が高いので、ランドセル置き場や日用品ストックの棚を、敷地と動線に合わせて作り込んでもらいやすい会社です。打ち合わせの段階で、家事の分担と日々の動線を時系列で伝えると、設計に反映してもらえます。

家を建てる時期にこだわりがあったので、年間に建てられる棟数が限られると聞いて少し焦りました。協力会の職人さんを中心に丁寧に進める分、希望の引き渡し時期に間に合うかどうかは、初回相談の段階で確認しておくほうが安心です。私たちは半年ほど早めに動き始めて、ちょうどよいタイミングで引き渡しを受けられました。
年間施工棟数が15〜18棟程度というのは、地域工務店として職人品質を保つには一般的な施工規模です。完成希望時期がある人は、初回相談で着工枠と設計期間を確認しておくのがおすすめです。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際にモデルルームへ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
栃木県内では、自然素材を打ち出す地域工務店として木の花ホームやアルネットホームのような選択肢もあるため、複数社で見積を取って総合的に判断するのが現実的な進め方になります。
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME'Sの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒
FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!マルニホームで家を建てる方法
マルニホームで家づくりを検討しているあなたへ、FP宅建士不動産会社社長の視点から「失敗しない進め方」を解説します。
マルニホームは、銘木店をルーツに持つ栃木県鹿沼市発の地域工務店で、木造軸組と構造用OSB合板を組み合わせたマルニSP工法を採用しています。家族のつながり、自然素材、造作の自由度を両立させた家づくりを得意とする会社です。
そのため「自然素材・木の家への知見」「建築士による一貫担当」「土地探しから資金計画までの相談力」に強みがある一方、年間施工棟数の限界や、UA値・C値といった性能数値が公式に公表されていないため、契約内容や仕様の透明性をしっかり確認することが大切になります。まずは全体像と評価を押さえましょう。
FP宅建士不動産会社社長の筆者によるマルニホームの全体評価はこちら!
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | Aランク |
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
総合評価を100点満点換算するとAランク・87点という位置付けです。地場ビルダーとして、間取りの自由度と会社の信頼度が高得点を引っ張り、性能数値の非開示が耐震・断熱の評価を抑える構図になっています。
マルニホームの特徴をまとめると、創業1936年の銘木店をルーツに持ち、地域に根ざした地場ビルダーとして栃木県中部で支持されてきた会社です。木造軸組工法に構造用OSB合板を組み合わせたマルニSP工法を採用し、間取りの自由度と耐震性能の両立を図っています。
断熱仕様は発泡ポリスチレンフォームまたはフェノールフォーム65mmと基礎断熱、アルゴンガス入りLow-E複層ガラスを採用しています。UA値・C値の数値は公式サイトで開示されていないため、希望仕様での計算値を見積時に確認するのが安全です。
コストパフォーマンスは、外部参考値として坪48〜65万円の価格帯。社長が大手出身で、大手並みの提案をより求めやすい単価で施工できると公式FAQでも説明されています。鹿沼市・宇都宮市周辺で、自然素材や造作にこだわりたい人にとって候補に入りやすい会社です。
そんなマルニホームでの家づくりを成功させるためには、まずその特徴をしっかり理解することが重要です。マルニホームの特徴を5つにまとめました。
建築士が相談から引き渡しまで一貫担当
マルニホームの最大の強みは、最初の相談から現場管理、引き渡し、アフターまで同じ建築士が担当する体制です。営業担当を介さない少人数体制のため、要望の伝達ロスが起こりにくく、施主と建築士が直接顔を合わせて家づくりを進められます。
私の経験では、営業担当から設計、現場監督へと引き継ぎが発生する大手では、伝言ゲームによる小さなズレが積み重なって不満につながるケースが少なくありません。建築士一人が責任を持って通すマルニホームのスタイルは、要望を細かく擦り合わせたい人に向いています。
ただし、専任営業がいないため、ショールーム来訪時のもてなしや営業ツールの厚みは大手に及ばないと公式FAQに明記されています。資料の量より中身を重視する人に合うスタイルだと理解しておきましょう。
銘木店ルーツの自然素材・造作対応力
1936年に小田部銘木店として創業した経緯から、無垢材や板張り、造作家具、素材選びに関する知見が蓄積されています。床柱や床板の卸を出自としているため、木の選び方や経年変化の読み方は、一般的な工務店とは違った深さがあります。
施主の声を見ても、大谷石、ラワン材、益子焼ボウルなど、地域の素材も取り入れた提案が目立ちます。既製品の住宅設備を組み合わせるだけではなく、家の中に「素材を編集する楽しさ」を持ち込めるのが、マルニホームらしさの核心です。
業界の傾向として、大手では難しい仕様の細部までを地場ビルダーに頼みたいというニーズは年々高まっています。素材の選択肢を広げたい人にとっては、相談する価値の大きい会社です。
マルニSP工法による耐震と間取り自由度の両立
構造はマルニSP工法と呼ばれる、木造軸組工法に構造用OSB合板の面材を組み合わせたハイブリッド構造です。柱と梁による軸組の自由度を保ちながら、面で揺れを受け止めることで耐震性能を補強する設計思想です。
耐震等級の数値は公式サイトで開示されていないため、希望プランで等級3を取得できるか、許容応力度計算を実施できるかは初回見積で確認するのが安全です。マルニホームの設計士に等級取得の希望を伝えると、構造計算や仕様調整で対応してもらえます。
栃木で土地と建物を扱ってきた経験から言うと、地震保険の割引や住宅ローン金利優遇を活かすうえで、耐震等級3は取得しておく価値があります。希望時期と費用感を含めて相談しましょう。
65mm断熱と基礎断熱、Low-E複層ガラスの仕様
断熱仕様は壁・屋根に発泡ポリスチレンフォームまたはフェノールフォーム65mm、基礎断熱、アルゴンガス入りLow-E複層ガラスを採用しています。隙間は発泡ウレタンで補修する施工フローも公式に説明されています。
栃木県は地域区分でいうと比較的寒冷な地域も含まれるため、冬の朝の足元の冷えと、夏の屋根からの熱を抑える二点に効く仕様です。施主の声でも「冬は床がほんのり暖かく、夏もエアコン1台で家全体が涼しい」という体験が拾えます。
ただ、UA値とC値の数値が公式に出ていないため、性能数値で他社と即比較したい人には情報不足に感じる場面があります。希望仕様で計算してもらうか、気密測定の実施有無を確認しておきましょう。
MUSUBIによる企画住宅とフリープランの選択肢
マルニホームは、建築家・熊倉ナオキ氏とのプロジェクトMUSUBIを展開しています。4テーマ×4プランの計16プランから選ぶ「MUSUBI 企画住宅」と、敷地条件に合わせて一から設計する「MUSUBI フリープラン」の二系統が用意されており、暮らし方や予算に合わせて選べます。
完全自由設計の不安と、規格住宅の制約のあいだに位置する選択肢として有効です。建築家の考え方を取り入れつつ、ある程度プランの安心感も欲しい人にとって、MUSUBI 企画住宅は予算管理がしやすい入り口になります。
フリープランは打ち合わせ期間が長くなる傾向があるので、引き渡し希望時期がある人は、企画住宅と自由設計のどちらが適しているかを初回相談で見極めるのがおすすめです。
予算内で「自然素材」と「設計の自由度」両方妥協したくないあなたにとって、マルニホームは有力候補の一つです。
契約前は、希望プランでの耐震等級と許容応力度計算の対応、UA値・C値の計算値、断熱と気密の実測有無、保証延長の条件を書面で確認し、期待値を丁寧にすり合わせておくと、満足度の高い家づくりにつながります。
マルニホームは後悔?ネットの評判を本音で検証!
公式お客様の声と、住宅情報メディアの掲載情報、地域工務店としての公開情報をもとに、マルニホームに関する評判を整理します。良い面と気になる面の両方を見て、マルニホームがあなたに合うかを判断してみてください。
調査スタンスとしては、特定の口コミ一件を切り取って結論にしないこと、賛否それぞれの傾向を複数件で確認することを意識しています。地域工務店は施主との距離が近い分、口コミに個別事情が混ざりやすく、一面だけを見ると判断を誤る場面があるからです。読者の方も、自分の家族構成・予算・引き渡し希望時期に近い声を中心に拾いながら読み進めるのがおすすめです。
ポジティブな意見から見える強み
マルニホームへのポジティブな意見で多いのは、建築士と直接話せる安心感、自然素材と造作への対応力、土地探しからの伴走体制です。施主の声からは「打ち合わせに時間がかかってもむしろ楽しかった」「住み始めてからも建築士に気軽に相談できる」という意見が目立ちます。
家づくりにおいて「窓口が一人で済む」体験は、思いのほか大きな価値です。不動産の現場で見てきた感覚でも、引き渡し後にちょっとした相談を持ち込みやすいかどうかは、家への満足度を長く左右します。営業担当が転勤や退職でいなくなり、相談先がわからなくなるという話を耳にする機会が、大手では決して少なくありません。
また、自然素材や造作への対応力は、マルニホームの根幹ともいえる強みです。床柱の卸から始まった会社の歴史を反映して、棚や家具、内装材の選び方まで、施主と一緒に検討する文化が現場に根付いています。栃木県内で「家を編集するように作りたい」と考える人にとって、選択肢の上位に来る会社です。
土地探しからの相談に応じる体制も、地場ビルダーらしい強みです。建物だけを売るのではなく、敷地条件と暮らし方の合致まで含めて考えてくれる会社は、栃木県内でも限られます。
住宅情報メディアで紹介されている強み
主要な住宅情報メディアの紹介内容を見ると、マルニホームの強みとして次のようなテーマが共通して挙がります。通風・採光に配慮した間取り、平屋の提案力、自然素材を活かしたデザイン、収納の充実、子育て世代への配慮、インテリアコーディネーター相談への対応などです。
通風と採光については、敷地ごとに窓の向きと大きさを設計する文化が根付いています。土地の周辺環境を読み込んだ上で、夏の直射日光を遮りつつ冬の陽だまりを取り込むような窓配置は、地域工務店ならではの提案力です。
平屋の提案力は、栃木県中部の土地条件と相性が良い領域です。土地に余裕がある立地が多いため、ワンフロア完結の暮らしを設計しやすく、家族の気配を感じやすい間取りや、将来の階段昇降の不安を取り除く設計を実現できます。
収納と子育てへの配慮は、施主の悪い口コミで挙がった「収納の動線」と表裏の関係です。打ち合わせの段階で家事と育児の動線を具体的に伝えれば、造作の自由度を活かして使いやすい収納に落とし込んでもらえる会社、という整理がしっくりきます。
ネガティブな意見から見える懸念点
一方で、ネガティブな意見として目立つのは、年間施工棟数の少なさ、営業資料の物足りなさ、住み始めてからのコンセントや収納に関する後悔です。
年間15〜18棟程度というのは、地域工務店としては自然な規模ですが、引き渡し希望時期がある人や、複数物件を同時に進めたい人には向きません。初回相談で着工枠を確認し、設計と工事に必要な期間を逆算しておくことが重要です。
営業資料の少なさは、専任営業を置かず建築士が一貫担当する体制と表裏一体です。展示場をはしごしてカタログを集める比較スタイルの人には物足りなく感じる場合があります。逆に、営業に時間を奪われずに建築士と直接話したい人には、ストレスの少ないスタイルです。
コンセントや収納に関する施主の後悔は、注文住宅全般に共通する話でもあります。暮らしの動線と家電の置き場を具体的に書き出して打ち合わせに持ち込めば、マルニホームの造作対応力で十分カバーしてもらえる範囲です。
評判から見るマルニホームの総合評価
評判を踏まえると、マルニホームは「自然素材と造作にこだわり、建築士と直接話しながら家を編集していきたい人」に向いた地域工務店です。資料の量や全国大手の安心感を重視する人には不向きですが、栃木県内で長く付き合える工務店を探している人には選択肢の上位に来る会社といえます。
評価項目としては、間取りの自由度4.6、コストパフォーマンス4.3、会社の信頼度4.4と、地場ビルダーとしてのバランスが整った印象です。一方で耐震性4.1、断熱性4.1は性能数値の非開示が反映された控えめな評価になっています。
契約前には、希望プランでの耐震等級、許容応力度計算、UA値・C値の計算値、保証延長の条件、年間施工枠と引き渡し時期を、書面で確認しておくと安心です。マルニホームの強みを活かしつつ、性能と保証の数字面の確認を補完すれば、満足度の高い家づくりにつながります。
栃木県内で住宅相談を受ける中で「数値より体験」「資料より対話」を重視する施主にマルニホームをおすすめする場面は少なくありません。判断軸を自分の中で整理してから、複数社で比較するのがおすすめです。
失敗しないマルニホームで家を建てる5つのポイント
マルニホームで理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。あなたが後悔しない選択をするためのチェックポイントを順に確認しましょう。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを参考に、家づくりを進めましょう。
- コンセント計画を家具配置と一緒に詰める
- 収納は「量」より「動線」で考える
- 着工枠と設計期間を初回相談で確認する
- 耐震等級・UA値・C値の数値を希望プランで計算してもらう
- MUSUBIと自由設計のどちらが合うかを早めに決める
それぞれ詳しく確認しましょう。
1.コンセント計画を家具配置と一緒に詰める
注文住宅で最も多い後悔が、コンセントの数と位置です。マルニホームの施主インタビューでも、雛人形棚、掃除機の充電場所、洗面台周辺など、住み始めてから「もっと付けておけばよかった」と感じた声が複数見られます。
打ち合わせの段階で、家具配置図に家電の置き場を書き込み、季節家電や充電家電まで含めて電気図面を確認しましょう。私の経験では、リビングのソファ脇、ダイニングテーブル下、玄関のホール、洗面台周辺、寝室のベッド枕元はとくに見落としやすい場所です。ロボット掃除機を導入予定なら、収納場所と充電基地のセットも忘れずに確認しておきたいところです。
長期優良住宅認定制度を取得する場合は維持保全計画書の作成も必要になりますが、生活動線とコンセント計画の確認は、認定取得とは別軸で重要なテーマです。
2.収納は「量」より「動線」で考える
施主の声で多かったのが、ランドセル置き場、1階クローゼット、ウォークイン内の使い方など、収納の「動線」に関する後悔です。打ち合わせ中は「足りる」と感じていても、暮らし始めると動線上に収納がない違和感が出てきます。
帰宅、洗濯、料理、掃除、買い物の動線をなぞり、各動作の終点に収納が来ているかを確認しましょう。ランドセル、上着、買い物した食材、掃除機、季節用品、ホビー道具など、置く場所と使う場所が遠いほどストレスになります。マルニホームは造作が得意なので、敷地と家事分担に合わせた棚や家具を作り込んでもらえる会社です。
動線設計のためには、平日と週末の家族の動きを時系列で書き出すのがおすすめです。朝の支度、帰宅後の片付け、休日の買い出しと収納の流れを言語化すると、必要な収納の位置と量が自然と見えてきます。
3.着工枠と設計期間を初回相談で確認する
マルニホームは年間施工棟数が15〜18棟程度と公式FAQに明記されています。地域工務店として職人品質を保つには自然な規模ですが、引き渡し希望時期がある人は、着工枠と設計に必要な期間を初回相談で確認しておくことが大切です。
設計期間は仕様の作り込み度合いによって幅があります。MUSUBI 企画住宅の16プランから選ぶ場合と、フリープランで一から設計する場合では、必要な打ち合わせ回数が変わってきます。お子さんの就学タイミングや転勤スケジュールがある人は、希望時期から逆算して打ち合わせ計画を立てておきましょう。
栃木県内で住宅相談を受ける中でも、地域工務店ほど早めに動き始めるべきというのはよく伝えるポイントです。土地探しから考えるなら1年〜1年半、土地が決まっている状態でも8か月〜1年程度の余裕を見ておくと安心です。
4.耐震等級・UA値・C値の数値を希望プランで計算してもらう
マルニホームは耐震等級、UA値、C値の数値を公式サイトで開示していません。仕様としては木造軸組と構造用OSB合板、65mm断熱材、基礎断熱、Low-E複層ガラスを採用していますが、数値で他社と比較したい人には情報量が不足します。
希望プランの図面ができた段階で、許容応力度計算で耐震等級3が取得できるか、UA値・C値の計算値はどの程度か、気密測定は実施するかを確認しましょう。住宅性能表示制度の概要を取得する場合の追加費用と効果も合わせて聞くと、判断材料が揃います。
業界の傾向として、住宅ローン金利優遇や地震保険割引、フラット35の優遇制度を活かすには、性能等級の取得が前提になる場合が多いです。長い目で見たコスト効果も含めて検討してみてください。
5.MUSUBIと自由設計のどちらが合うかを早めに決める
MUSUBIは建築家・熊倉ナオキ氏との「MUSUBI 企画住宅」16プランと、「MUSUBI フリープラン」の2系統が用意されています。完全自由設計と規格住宅の中間に位置するため、予算管理と設計の自由度のバランスをどこに置くかで選び方が変わります。
予算と引き渡し時期を優先したい人は16プランの企画住宅、敷地条件と暮らし方への適合を最優先したい人はフリープランか自由設計の「Onする家」を選ぶといった整理が現実的です。初回の段階で、3パターンの比較表を作ってもらうと判断しやすくなります。
それぞれの商品で打ち合わせ回数や仕様の自由度、価格レンジが変わるため、家族で「どのバランスを取りたいか」を事前に共有しておくと、相談がスムーズに進みます。
マルニホームの実際の坪単価をFP宅建士不動産会社社長が解説!
マルニホームの坪単価と価格構成について、FP宅建士不動産会社社長の立場から整理します。あなたが資金計画を考える上で、公式坪単価が出ていないため、外部参考値と施工実例価格帯、別途必要な費用を含めて理解しておきましょう。
基本的な坪単価と本体価格帯
マルニホームの公式サイトに坪単価の記載はありませんが、外部参考として坪48〜65万円の価格帯が掲載されています。本体価格にすると、35坪で1,680万円〜2,275万円、40坪で1,920万円〜2,600万円が目安です。
ただし注文住宅で実際に支払う総額には、本体工事以外の費用が加わります。外構工事、地盤改良、水道引き込み、登記費用、火災保険、住宅ローン関連諸費用、引っ越し費用などを含めると、本体価格の20〜30%程度を別途見ておくのが安全です。35坪で本体2,000万円なら、総額は約2,500万円前後の計算になります(本体価格に25%上乗せした目安)。
公式坪単価ではないため、希望する仕様、造作の量、外構の規模、土地条件によって変動します。複数のプランで仕様書付き見積を取り、内訳を比較するのが現実的な進め方です。
坪数別の総額シミュレーション
坪48〜65万円のレンジを使って、よくある坪数で総額を概算してみます。あくまで本体+付帯+諸費用の試算で、土地代と外構の規模で上下する点はご留意ください。
| 延床面積 | 本体価格、48〜65万円/坪 | 付帯+諸費用、本体の25% | 総額目安 |
|---|---|---|---|
| 35坪 | 1,680万円〜2,275万円 | 約420万円〜569万円 | 約2,100万円〜2,844万円 |
| 40坪 | 1,920万円〜2,600万円 | 約480万円〜650万円 | 約2,400万円〜3,250万円 |
| 45坪 | 2,160万円〜2,925万円 | 約540万円〜731万円 | 約2,700万円〜3,656万円 |
仕様を抑えれば下限近く、自然素材と造作を厚めに入れれば上限を超えるケースも見込まれます。FPの立場から付け加えると、住宅ローンの返済比率は手取り年収の20〜25%以内に収めると、教育費・老後資金との両立がしやすくなります。総額が決まったら、年収と返済期間で逆算して無理のない予算枠を設定しましょう。
建築実例から見る具体的な価格レンジ
住宅情報メディアに掲載されているマルニホームの施工実例には、1,500万円〜2,999万円台のレンジが見られます。延床面積や仕様によって幅がありますが、土地代を除いた本体と付帯の総額として、栃木県内の地域工務店としては中堅クラスの価格帯です。
仕様の選び方によって価格が動く幅は大きく、無垢の床材、造作家具、特殊な外壁、屋根の形状などはプラスに働きます。標準仕様だけで進めるか、どこまで素材にこだわるかで坪単価は大きく変わるため、初回見積では「標準仕様ベースの最低価格」と「希望仕様を盛り込んだ実勢価格」の2パターンを出してもらうと判断しやすくなります。
住宅相談を受ける中でも、坪単価の数字一つだけで会社を比較しようとすると、後で「このオプションは標準ではなかった」「外構が別だった」とズレが出やすくなります。総額ベースで横並びに比較するクセをつけましょう。
坪単価を支える構造とスタイル別提案
マルニSP工法は、木造軸組工法に構造用OSB合板の面材を組み合わせたハイブリッド構造です。在来軸組のシンプルさによる工事原価のコントロールと、面材による剛性向上を両立する設計思想で、坪単価を抑えながら耐震性能を確保しやすい構造です。
商品ラインナップは、自由設計のOnする家、MUSUBI 企画住宅16プラン、MUSUBI フリープランの3系統。企画住宅の場合は仕様の標準化が進むため、フリープランや完全自由設計より予算管理がしやすい傾向があります。同じ坪数でも、選ぶラインナップによって坪単価のレンジが変わる点を理解しておきましょう。
栃木エリア内での価格競争力
栃木県内には木の花ホーム、栃木ハウス、カクニシビルダー、グランディハウス、第一住宅など、地域工務店から地場ビルダーまで複数の選択肢があります。マルニホームの坪48〜65万円という外部参考値は、自然素材や造作対応を打ち出す地域工務店としては中堅から中堅上位の価格帯です。
社長が大手出身という経歴から、大手並みの提案をより求めやすい単価で施工できると公式FAQで説明されています。自然素材と造作の自由度を求めつつ、大手の価格は避けたいというあなたにとって、マルニホームは候補に入れやすい価格帯です。
ただし公式坪単価がないため、複数社で同じ希望仕様の見積を取って比較するのが安全です。比較するときは、本体価格だけでなく、外構、地盤改良、付帯工事、申請費用までを含めた総額で見ましょう。
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME'Sの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒
マルニホームの商品ラインナップ
マルニホームの商品ラインナップは、銘木店ルーツの自然素材活用と、建築家との企画住宅という二つの柱で構成されています。あなたの予算感や暮らし方に合わせて、それぞれの特徴を見ておきましょう。
Onする家|自由設計の主力商品
Onする家は、マルニホームの主力商品で、家族温・自然温・素材温の3つの「On」をテーマにした自由設計の住まいです。家族のつながり、自然のぬくもり、素材の手触りを軸に、暮らし方に合わせた間取りを組み立てます。
構造はマルニSP工法、断熱は65mm断熱材と基礎断熱、窓はアルゴンガス入りLow-E複層ガラスを採用しています。価格帯は外部参考値で坪48〜65万円。鹿沼市・宇都宮市周辺で、自由設計の自然素材住宅を希望する世帯に向いた商品です。
完全自由設計の良さは、敷地条件、家族構成、ライフステージ、趣味嗜好まで含めて反映できる点にあります。一方で、選ぶ素材と設備によって価格が大きく動くので、仕様書付き見積を取り、項目ごとに優先順位を整理しておくのが現実的な進め方です。打ち合わせ段階で「絶対に譲れないもの」「妥協できるもの」を家族で共有しておくと、設計士に伝わりやすくなります。
MUSUBI 企画住宅|建築家との16プラン
MUSUBI 企画住宅は、建築家・熊倉ナオキ氏とのプロジェクトとして展開されている商品です。4つのテーマ×各4プランの計16プランから選ぶ方式で、プラン選択の安心感と、建築家の設計思想を取り入れたデザインを両立します。
完全自由設計よりも打ち合わせ回数を抑えやすく、予算管理がしやすい点がメリットです。収納カスタマイズなど、暮らし方に合わせた調整も可能で、フリープランより手軽に建築家設計の雰囲気を取り入れたい人に向いています。
選び方の判断軸としては、まず4つのテーマのうちどれが暮らしの希望に近いかを家族で話し合い、その後に具体的な16プランを並べて、敷地形状と日当たりに合うプランを絞り込むのが手順としてスムーズです。プラン選択型なので、図面の方向性が早めに固まり、土地探しと並行して資金計画も組み立てやすいのが特徴です。
MUSUBI フリープラン
MUSUBI フリープランは、敷地条件や暮らし方に合わせて一から設計する自由度の高い選択肢です。建築家との打ち合わせを通じてプランを練り上げ、仕様決定、契約、着工へと進みます。
土地の周辺環境、視線の抜け、風の通り道、陽当たりの読み込みまで含めて設計を組み立てるため、敷地の個性を活かしたい人や、家事動線に強いこだわりがある人に向いた商品です。打ち合わせ期間が長くなる傾向があるので、希望引き渡し時期からの逆算が大切です。
フリープランの強みは、変則的な敷地や、傾斜地、北道路など条件が難しい土地でも、設計の工夫で快適な暮らしに仕上げやすい点にあります。一方で、自由度が高い分だけ判断する場面も増えるので、家族の中で「窓口役」を一人決めておくと、打ち合わせのテンポが安定します。
商品別の比較イメージ
3商品を比べるときの判断軸を、ざっくり整理すると次のようになります。
| 商品 | 設計の自由度 | 打ち合わせ回数 | 予算管理のしやすさ | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Onする家、自由設計 | 高い | 多め | やや幅が出る | 自然素材と造作にこだわりたい |
| MUSUBI 企画住宅 | 中、16プランから選択 | 少なめ | しやすい | 建築家設計を予算内で取り入れたい |
| MUSUBI フリープラン | 高い | 多め | やや幅が出る | 敷地の個性を活かしたい |
この比較は外部公開情報をもとにした目安です。実際の打ち合わせ回数や予算レンジは、希望仕様や敷地条件で変わるため、初回相談で3商品それぞれのおおよその進め方を確認するのがおすすめです。
断熱仕様とZEH対応
断熱仕様は、壁・屋根に発泡ポリスチレンフォームまたはフェノールフォーム65mm、基礎断熱、隙間の発泡ウレタン補修を施工フローとして説明しています。窓はアルゴンガス入りLow-E複層ガラスを採用しています。
ZEHについては、平成29年度に2件・10%の実績を公式に公表しています。現行年度の実績数値は公式サイトでは確認できないため、ZEH希望の場合は希望プランでの対応可否とZEH支援事業の補助金制度との組み合わせを初回相談で確認するのが安全です。年度ごとの予算枠で変動する制度のため、年度の切り替わりタイミングは早めに情報を取りに行きましょう。
アフターサポート体制
保証は住宅瑕疵担保責任保険に加入しており、住宅情報メディアでは保険機関として日本住宅保証検査機構(JIO)による10年保証が紹介されています。地盤保証はジャパンホームシールド(JHS)による地盤調査・解析・保証サポートを公式に説明しています。
毎年10月の最終日曜日には「住まいの健康診断」を実施し、職人と一緒に建物を点検する仕組みを取り入れています。地域工務店ならではの長期の付き合いを重視する人に合うアフター体制です。最長保証延長や24時間窓口の有無は公式に開示されていないため、初回相談で個別に確認しておくとよいでしょう。
マルニホームで家を建てるメリットとデメリット
マルニホームは、銘木店をルーツに持つ栃木県鹿沼市発の地域工務店で、自然素材と造作に強みを持つ会社です。鹿沼市・宇都宮市・日光市・栃木市を中心に事業を展開するマルニホームについて、ここまで解説してきた内容を整理しながら、あなた目線で具体的な強みと弱みを順に確認します。
マルニホームで家を建てるメリット5つ
マルニホームには、地域工務店ならではの独自の強みがあります。それぞれの特徴を詳しく見てみましょう。
1.建築士が一貫担当する設計体制
マルニホームでは、最初の提案から現場管理、引き渡し、アフターまで同じ建築士が担当します。少人数体制ならではの距離感で、施主の要望を細かく擦り合わせやすいのが特徴です。
営業担当を介さないため、伝達ロスが起こりにくく、施主と建築士が同じ目線で家づくりを進められます。栃木県内の不動産現場で見てきた感覚でも、窓口が一人で済む体験は引き渡し後の満足度を長く左右する大きな要素です。とくに、引き渡し後の小さな相談を持ち込みやすいかどうかは、家への愛着を育てる重要な要因になります。
2.銘木店ルーツの素材選定力
1936年に小田部銘木店として創業した経緯から、無垢材、板張り、造作家具、自然素材の選定に関する深い知見を持っています。床柱や床板の卸業を出自に持つ会社は栃木県内でも限られており、木の選び方や経年変化の読み方には独特の強みがあります。
施主の声でも、大谷石、ラワン材、益子焼ボウルなど、地域の素材も含めた幅広い提案が目立ちます。単に住宅設備を組み合わせるのではなく、家の中に「素材を編集する楽しさ」を持ち込めるのが、マルニホームらしさの核です。
3.土地探しから資金計画までのワンストップ対応
公式FAQと家づくりの流れで、土地探しの相談に応じることを明記しています。土地の陽当たり、風抜け、視線、周辺環境を建築士の目線で確認したうえで、建物プランとセットで判断できる体制です。
宅建免許も保有しているため、土地の購入から建物の設計、住宅ローンの相談までを一つの窓口で進められます。栃木県外の人が県内で家を建てる場合や、土地の見極めに自信がない人にとって、心強い相談先になります。FPの立場から見ても、住宅購入は「土地+建物+諸費用+保険+ローン」のトータル設計が肝心なので、ワンストップで相談できる窓口の価値は大きいと感じます。
4.MUSUBIによる建築家設計の選択肢
建築家・熊倉ナオキ氏とのプロジェクトMUSUBIを展開し、MUSUBI 企画住宅16プランとMUSUBI フリープランの二系統を用意しています。完全自由設計と規格住宅の中間に位置する選択肢として、予算管理と設計の自由度のバランスを取りやすい商品です。
建築家設計の雰囲気を取り入れつつ、プラン選択の安心感も欲しいという要望に応えられる体制は、地域工務店としては珍しい強みです。栃木県内で「ちょっと特別感のある住まい」を希望する世帯にとって、選択肢の幅が広がります。
5.毎年の住まいの健康診断と地域密着アフター
毎年10月の最終日曜日には「住まいの健康診断」を実施し、職人と一緒に建物を点検する仕組みを取り入れています。マルニ建心会と呼ばれる協力職人ネットワークによる施工体制と合わせて、地域工務店としての長い付き合いを重視するスタイルです。
引き渡しが終わったら関係が薄くなる会社も少なくない中、定期点検が公式フローに組み込まれているのは安心材料です。鹿沼市・宇都宮市周辺で長く住む前提の家づくりをするなら、メリットの大きいポイントです。
マルニホームで家を建てるデメリット3つ
魅力的な特徴がある一方で、検討する際に注意すべき点もあります。以下のデメリットを理解した上で、慎重に判断することが重要です。
1.年間施工棟数に限りがある
公式FAQで年間15〜18棟程度と明記しており、生産力は大手に劣る可能性があります。マルニ建心会の協力職人を中心に施工する地域工務店として、職人品質を保つための自然な規模ですが、引き渡し希望時期がある人や、複数物件を同時に進めたい人には向きません。
完成希望時期がある場合は、初回相談で着工枠と設計期間を確認しておくことが大切です。お子さんの就学タイミングや転勤、賃貸契約の更新などのスケジュールがある人は、希望時期から逆算して相談を始めましょう。
2.性能数値が公式に開示されていない
UA値、C値、耐震等級の数値が公式サイトで開示されていません。断熱材の厚みや窓の仕様は確認できますが、数値で他社と即比較したい人には情報量が不足します。
希望プランの計算値や気密測定の実施有無、許容応力度計算の対応可否は、初回見積の段階で確認するのが安全です。性能等級の取得は、住宅ローン金利優遇や地震保険割引、フラット35の優遇制度などの長期メリットにもつながるテーマなので、合わせて相談しておきましょう。
3.営業資料・展示体験は大手ほど多くない
公式FAQで、専任営業担当を置かず、カタログやプレゼン資料は大手に及ばないと明記しています。建築士が一貫担当するスタイルと表裏一体ですが、ショールームをはしごして資料を集めて比較したい人には物足りなく感じる場合があります。
代わりに、本社2階の「2階アウトドアリビング」モデルルームやMUSUBIモデルハウスでの体験、施工事例の見学、住宅情報メディア掲載の実例などを組み合わせて検討材料を集めるのが現実的な進め方です。
マルニホームが向いている人
マルニホームの強みと相性の良い方は、以下のような特徴を持っています。
鹿沼市・宇都宮市周辺で地域密着の工務店を探す人
施工エリアと本社所在地が栃木県中部で重なるため、土地探しから建物完成まで近い距離で相談できます。栃木県外から栃木県内に家を建てる人や、地域の事情に詳しい工務店に頼みたい人にとって、マルニホームは候補の上位に来る会社です。
地域に根ざした会社は、地元の気候、土壌、風向き、災害リスクへの土地勘が強みになります。地元の不動産業を営む立場から見ても、土地条件を読み込んだ家づくりは長く快適に暮らすための土台だと感じています。具体的な検討の進め方としては、まずモデルルーム見学で雰囲気を確かめ、その上で気になる土地候補を持ち込んで建築士の目で評価してもらうステップが入りやすいです。
木の質感や自然素材、造作収納にこだわりたい人
銘木店ルーツの素材選定力と、造作家具・棚への対応力は、マルニホームの根幹です。ハウスメーカーの規格仕様では物足りない、家の中に「自分たちの色」を出したいという世帯に向いた会社です。
造作のセンスは、設計士と職人のチームワークで決まる部分が大きく、地域の協力職人ネットワークを持つ会社ほど強みを発揮しやすい領域です。検討を進める際は、好きな素材や雰囲気の写真を集めたボードを持ち込むと、設計士との対話が一気に深まります。
営業担当より建築士と直接打ち合わせしたい人
専任営業を置かず、建築士が一貫担当するスタイルは、要望のニュアンスを拾いながら家を作りたい人に向いています。営業の挨拶やパンフレットより、設計の中身で会社を選びたい人にとって、ストレスの少ない打ち合わせ体験になります。
検討段階では、初回相談で「どの建築士が担当になるか」「どの段階から打ち合わせに入るか」を質問しておくと、相性のミスマッチを避けやすくなります。
平屋・ほぼ平屋・家族動線を重視する人
公式の施工事例には、23坪3LDKの平屋、L字型のほぼ平屋、和モダン平屋など、平屋系の事例が複数あります。家族の気配を感じやすい間取りや、将来も暮らしやすい単層動線を重視する世帯に向いた会社です。
栃木県内は土地に余裕があるエリアも多く、平屋が選びやすい立地が比較的多い地域です。マルニホームの自然素材を活かした平屋は、暮らしの質を引き上げる一手になります。検討を進めるなら、初回相談で平屋施工事例の見学が可能か聞いてみると、イメージが具体的に固まります。
マルニホームをおすすめできない人
一方で、以下のような方には、マルニホームが最適な選択肢とは言えない場合があります。
全国大手並みの展示場数・資料量・営業体制を求める人
公式FAQで、資料・営業力は大手に劣る可能性があると明記されています。複数の展示場を比較して、パンフレットを揃えてから判断したい人には情報量が不足する場面があります。大手志向の人は、地場ビルダーよりハウスメーカー中心で比較したほうが満足度が高くなりやすいでしょう。
UA値・C値・耐震等級を数値で即比較したい人
性能数値は公式サイトに掲載されていないため、希望プランで計算値を出してもらう必要があります。最初から数値で他社と比較したい人にとっては手間が増えます。性能数値の開示が比較材料の中心になる人は、数値開示型の会社のほうが選びやすいです。
短納期で必ず建てたい人
年間施工棟数の制約があるため、引き渡し希望時期が短い人には向きません。賃貸契約の更新が迫っている、お子さんの就学タイミングまで余裕がない、という条件がある人は、初回相談の段階で着工枠を確認するか、別の選択肢も並行して検討するのが安全です。
商品別の定価・坪単価が明確な会社を選びたい人
公式坪単価が非公開で、個別見積方式が基本です。仕様書付き見積を取って初めて価格が分かるため、最初から価格表を見て候補を絞りたい人には向きません。価格表型の会社のほうが、判断スピードが上がるでしょう。
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME'Sの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒
マルニホームのよくある質問にFP宅建士不動産会社社長がお答え!
ここからはマルニホームに関するQ&Aを紹介します。あなたが契約前に整理しておきたいポイントを順に取り上げます。
Q. マルニホームの坪単価はいくらですか?
A. 公式坪単価は非公開です。外部参考値として坪48〜65万円が掲載されています。実際の総額は造作の量、外構、地盤改良、設備、土地条件で変わるため、仕様書付きの見積で確認するのが安全です。本体価格に加えて付帯工事と諸費用で2割〜3割程度の上乗せを見込んでおきましょう。FPの立場から付け加えると、住宅ローンの返済比率は手取り年収の20〜25%以内に収めると、教育費や老後資金との両立がしやすくなります。
Q. マルニホームは平屋に対応していますか?
A. 対応しています。公式の施工事例には23坪3LDKの平屋、L字型のほぼ平屋、和モダン平屋などが掲載されています。住宅情報メディアでも平屋が強みとして整理されており、家族の動線を一階にまとめたい世帯や、将来の暮らしやすさを重視する世帯にとって、相談しやすい会社です。栃木県内は土地に余裕があるエリアも多いため、平屋を選択肢に入れやすい立地条件です。
Q. マルニホームの施工エリアはどこですか?
A. 栃木県内、とくに鹿沼市、宇都宮市、日光市、栃木市が中心です。対応エリアとして、壬生町、高根沢町、上三川町、真岡市、下野市までが公開情報で確認できます。さくら市と小山市は要相談で、栃木県外への対応は基本的に行っていません。本社のある鹿沼市から通える範囲で施工管理することで、職人ネットワークと品質を保つ設計思想です。
Q. マルニホームの保証・アフターサービスは?
A. 住宅瑕疵担保責任保険に加入しており、住宅情報メディアでは保険機関として日本住宅保証検査機構(JIO)による10年保証が紹介されています。地盤保証はジャパンホームシールド(JHS)による調査・解析・保証サポートを公式に説明しています。毎年10月の最終日曜日には「住まいの健康診断」を実施し、職人と一緒に建物を点検する仕組みを取り入れています。最長保証延長や24時間窓口の条件は初回相談で確認しておくとよいでしょう。
Q. マルニホームで後悔しないための注意点は?
A. 公式の施主インタビューでは、コンセント位置、収納量、ランドセル置き場、1階収納、外観アクセントへの後悔が見られます。契約前に生活動線と造作図を細かく確認し、家電の置き場やロボット掃除機の収納まで電気図面に反映してもらうのが現実的な対策です。性能数値の確認、年間着工枠の把握、保証延長の条件確認も合わせて行うと、満足度の高い家づくりにつながります。
まとめ
マルニホームは、銘木店をルーツに持つ栃木県鹿沼市発の地域工務店で、マルニSP工法による木造軸組と構造用OSB合板のハイブリッド構造を採用し、自然素材と造作の自由度を両立する家づくりが特徴です。
坪単価は外部参考値で坪48〜65万円とミドルレンジでありながら、65mm断熱材と基礎断熱、Low-E複層ガラスを採用し、ZEH対応の経験も持ちます。建築士が相談から現場管理、引き渡し、アフターまで一貫担当する体制や、MUSUBIによる建築家設計の選択肢も魅力。年間施工棟数の制約や性能数値の非開示については慎重な確認が必要ですが、契約時に費用の内訳と性能の計算値を丁寧に確認し、希望を明確に伝えることで、理想の住まいに近づけるでしょう。
契約前に確認しておきたいポイントは次の5点です。
- 希望プランでの耐震等級と許容応力度計算の対応可否
- UA値・C値の計算値と気密測定の実施有無
- 年間着工枠と引き渡し希望時期のすり合わせ
- 最長保証延長と24時間窓口の有無、適用条件
- 本体価格に加えた外構・地盤改良・付帯工事・諸費用までの総額内訳
栃木県中部で自然素材と造作にこだわった家づくりを検討されているあなたは、マルニホームの本社モデルルームやMUSUBIモデルハウスを訪れ、銘木店ルーツの素材選びと建築家設計の雰囲気を、まずは現地で確かめてみてください。
マルニホーム以外にも、栃木県内では木の花ホーム、栃木ハウス、カクニシビルダー、アルネットホーム、第一住宅、グランディハウスなども、あわせて比較検討することで、より自分たちに合った住まいのパートナーが見つかるはずです。




コメント