滋賀県の草津で注文住宅を検討中の方、数あるハウスメーカーや工務店の中から本当に信頼できる会社を選ぶのは簡単ではありませんよね。
「坪単価はいくらに収まるのか」「天然木の家づくりは予算内で叶うのか」「設立が浅い会社でアフターは大丈夫なのか」こうした疑問は、検討段階のどなたも一度は抱えるはずです。
インターネット上には情報があふれていますが、本当に知りたいのは実際に建てた人のリアルな評価ではないでしょうか。
滋賀県草津市で注目を集めるCOLORS工務店は、天然木の造作と「家と庭」を一体で考える設計を看板に掲げる地域工務店です。ただ、設立が2021年と歴史の浅さや、公式坪単価が公表されていないことに、不安を覚える方も多いはずです。
そんな不安と期待を抱えるあなたに、本記事ではFP宅建士不動産会社社長の視点から株式会社COLORS工務店を分析し、坪単価のリアル、口コミの本音、メリット・デメリット、契約前に確認しておきたいチェックポイントまでお届けします。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
- COLORS工務店53人の良い評判と悪い口コミ
- FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!COLORS工務店で家を建てる方法
- COLORS工務店で後悔しないために!ネットの評判を整理してわかったこと
- 失敗しないCOLORS工務店で家を建てる5つのポイント
- COLORS工務店の実際の坪単価をFP宅建士不動産会社社長が解説!
- COLORS工務店の商品ラインナップ
- COLORS工務店で家を建てるメリットとデメリット
- COLORS工務店のよくある質問にFP宅建士不動産会社社長がお答え!
- まとめ
COLORS工務店53人の良い評判と悪い口コミ
COLORS工務店で実際に家を建てた方の評判は気になりますよね?SNSやポータルサイト、地元の口コミ情報に目を通すと、天然木へのこだわりに惚れ込んで契約に進んだ方もいれば、外構の細部で意見の擦り合わせが甘く後悔を残した方もいらっしゃいます。
ここではCOLORS工務店の口コミを丁寧に調査し、整理しました。良い声と気になる声の両面を、私自身が不動産会社を運営してきた現場感覚で読み解きます。
良い評判
まずは良い口コミから紹介します。

洗面台のカウンターに天然木を使いたいと相談したところ、市場で見つけた銘木を実際に持参してくれて、木目の流れと節の位置まで一緒に選ばせてもらいました。妻もこの段階でワクワクが止まらなかったようで、引き渡し後の今でも来客のたびに自慢の洗面台として案内しています。木の温かみが家全体の雰囲気を決めてくれました。


打合せのたびに決めごとが積み上がるので不安だったのですが、担当の方が毎回ノートをまとめ直して送ってくれて、決まったこと・保留のことが一目でわかる状態にしてくれました。家づくりは決めごとが多いので、こうした地味な配慮が嬉しかったです。最後まで安心して任せられた理由のひとつでした。


ZEHやNearly ZEHの説明をしっかりしてもらい、太陽光や換気計画もメリットだけでなく注意点まで正直に伝えてくれたのが好印象でした。予算的にフル装備は難しかったのですが、譲れない部分と削れる部分を整理して提案してくれたので、納得した上で契約まで進めました。担当者の人柄が決定打になった気がします。
COLORS工務店の良い評判を整理すると、天然木の造作を活かした素材提案、夜まで考え抜かれた外観と植栽の演出、関連不動産会社との連携による土地探しの三つに高い満足が集まっていました。素材・デザイン・段取りの三拍子が揃った会社、という読み取り方ができます。
私が不動産会社を運営してきた経験から言うと、地域工務店で土地と建物を一体で相談できる体制を整えている会社は意外と少ないものです。COLORS工務店は関連会社のTOMO COLORS株式会社と一緒に動くため、建築条件付きの土地や狭小地でも建物予算を先に確保した上で計画を進めやすい強みがあります。
加えて、滋賀県内のLIFULL HOME’S工務店ランキングで上位を継続している実績は、ポータル経由の問い合わせから契約までの満足度が一定水準で確保できている裏付けと読めます。地域密着型の会社で3か月連続首位は単なる広告露出だけでは取れない数字です。
悪い評判
次に気になる口コミを整理します。良い面と同じくらい、契約前に把握しておきたい論点が含まれています。

外構の石の配置を細かく指定したつもりだったのですが、引き渡し時に確認すると一部が当初のイメージと違っていました。担当の方に直接お願いして職人さんと話す機会を作ってもらい、最終的には修正してもらえたのですが、最初から打合せの場に職人さんが入ってくれていたら、もう少しスムーズだったかもしれないと感じています。
外構や造作は、言葉だけのやり取りで誤解が出やすい部分です。私自身が現場で見てきた感覚としても、石材の配置、植栽の樹種、板貼りの目地など、施主の頭の中にあるイメージと職人の頭の中にあるイメージが完全一致することはまれです。
対策はシンプルで、平面図と立面図に加え、現場で確認できる施工事例写真を残し、職人さんと直接話す機会を打合せ工程の中に組み込むこと。COLORS工務店のように造作と外構に力を入れる会社ほど、ここの記録を丁寧に残す姿勢が後悔回避につながります。打合せ議事録への署名・捺印という地味な作法は、契約前に必ず取り決めておきたい運用です。

リフォームは新築と違い、既存の状態を開けてみないとわからない要素が多く、工期が読みづらい工事です。住みながらの工事ともなれば、家族の生活リズムと工事スケジュールを毎週同期させないとストレスが積み上がります。
このケースは現場の問題というより、契約時の連絡ルール設計の問題と捉えるのが妥当です。週次の進捗報告メール、遅延が発生した場合の連絡基準、夜間の緊急連絡窓口。この三つを契約書または打合せ議事録に明記してもらえれば、似た事象は大きく減らせます。連絡頻度の明文化は、私が顧客にもよくお勧めする後悔回避の鉄板テクニックです。

リフォームの見積もりを取った段階で、想定していたよりも価格が高いと感じました。仕上がりや天然木の質感には満足していますが、複数社と比較してから決めた方が良かったかもと振り返って思います。次に建てるなら最初から相見積もりを取りたいと思います。
天然木を多用する会社は、どうしても木材の仕入れ単価と造作工賃が、一般的な集成材中心のリフォームより高くなりがちです。リフォーム比較サイトに上がっている価格感の声を読むと、COLORS工務店のリフォーム単価は中位から上のレンジに位置しますが、これは「割高」というより「素材グレードの選び方」の問題でもあります。
私の経験では、リフォーム検討の段階で「ここに天然木を使いたい」と即断するより、まず標準仕様の見積もりを取り、その上で天然木採用箇所を一か所か二か所に絞ると、満足度と費用のバランスが整いやすくなります。全部を本物の木で揃えるのではなく、家族の目線が集まる場所だけ素材を奢る、という発想が現実的です。
これらの口コミはあくまで一部の声であり、すべての方が同じ経験をするわけではありません。実際にモデルハウスや見学会へ足を運び、自分たちの生活リズムに合うかを確認した上でハウスメーカーを選ぶ姿勢が、後悔を減らす一番の近道です。
参考:Googleマップ
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!COLORS工務店で家を建てる方法
COLORS工務店で家づくりを検討している方へ、FP宅建士不動産会社社長の視点から「失敗しない進め方」を整理します。
COLORS工務店は、木造軸組工法をベースに、天然木の造作と「家と庭」を一体で考えるデザインを得意とする滋賀県草津市の地域工務店です。代表の中村 智彰氏が「まちのお医者さん」というキーワードを掲げ、新築だけでなくリフォームやリノベーションまで幅広く相談を受ける姿勢が、地域での評価を底上げしています。
そのため「天然木とデザインへのこだわり」「土地探しから設計までの一体提案」「ZEH対応の柔軟性」に強みがある一方、設立2021年と歴史が浅く財務情報の開示が限られているため、契約内容や費用の透明性をしっかり確認することが重要です。まずは全体像と評価を押さえましょう。
FP宅建士不動産会社社長の私によるCOLORS工務店の全体評価はこちらです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | Aランク |
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
7項目の中で特に高く評価したのが「間取りの自由度」と「アフターサービス」です。天然木の造作を活かした自由設計と、所定の有償点検を継続して受講した場合に最長60年まで延長できる長期サポート姿勢を踏まえました。間取りの制約が少ない木造軸組工法をベースに、平屋・狭小地・3階建てまで実例が確認できる点も加点要素です。
一方で控えめに評価したのが「断熱性・気密性」と「会社の信頼度」です。前者はUA値・C値の公式数値が見当たらず、ZEH対応も提案ベースの記載に留まる点を考慮しました。後者は法人化が2021年8月と歴史が浅く、売上高・利益などの財務開示が確認できないため、上場大手と同等の信頼度評価まで引き上げていません。
ただし、これらは現段階での外形評価であり、契約前に個別に数値を提示してもらえれば評価が引き上がる項目です。初回打合せの段階で、UA値・C値・耐震等級の標準値を確認しておくと納得感が増します。
COLORS工務店での家づくりを成功させるためには、まずその特徴をしっかり理解することが鍵になります。COLORS工務店の特徴を五つにまとめました。
天然木の『耳』を活かす独自の造作スタイル
COLORS工務店が掲げるキーフレーズに「天然木って『耳』がいいよね」というものがあります。耳とは、木の自然な曲線の縁、つまり樹皮側の不均一な部分を指す業界用語です。一般的な造作家具は直線でカットされた木材を使いますが、COLORS工務店は耳付きの天然木を意匠の主役に据えるところが特徴です。
カウンター・洗面台・棚・ダイニングテーブルなどに天然木の耳を残すと、二つと同じ家具がない世界に一つだけの仕上がりになります。大阪銘木支店との接点を持つ会社だからこそ、希少な銘木へのアクセスも保てている点は他社にはまねしにくい強みです。
私が住宅相談で見てきた中でも、引き渡し後3年・5年と経つほど愛着が深まる住宅は、無垢の天然木を要所に使った家が多い印象があります。素材で勝負したい方には、検討候補に入れる価値が高い会社です。
家と庭・夜の外観まで一体で設計する提案力
「昼も夜も 家と庭」というコンセプトは、外構と植栽、照明計画まで建物と同時に考える姿勢を示しています。多くのハウスメーカーは建物本体に注力し、外構を別会社や後回しの工程として扱いがちですが、COLORS工務店は外構と照明を初期計画から織り込みます。
夜のライトアップで植栽の影が壁に落ちる、玄関アプローチの板貼りが間接照明で浮かび上がる、リビングの掃き出し窓から庭の景色が額縁のように見える。こうした演出は、後から外構業者だけに任せて実現できるものではありません。
家と庭をセットで設計してもらえる体制は、結果的に費用面の見通しも良くなります。あとから外構費を追加で組むより、建物予算と一体で見積もる方が、無理のない総額管理ができるからです。
TOMO COLORSと連携した土地探しのワンストップ体制
COLORS工務店の隣には、関連会社のTOMO COLORS株式会社があります。宅建業免許を保有する不動産会社で、土地探し・建物・資金計画を一つの窓口で進められる体制を持っています。
私の業界経験で言うと、地域工務店の最大の弱点は「土地探しは別会社に依頼してください」となりやすい点です。土地と建物の予算配分は家づくり全体の成否を分ける要素なので、別々の会社に分断されると施主の負担が重くなります。
COLORS工務店の場合、最初から関連不動産会社と一緒に動けるため、建築条件付きの土地、狭小地、変形地などへの対応力が高まりやすい構造です。「自分たちで土地を見つけてから建てる会社を探す」という王道ルート以外に、「建てる会社が一緒に土地を探してくれる」というルートを選べるのは大きな違いです。
ZEH・Nearly ZEHを軸にした断熱・省エネ設計
COLORS工務店はSUUMOの紹介ページでZEH・Nearly ZEHに特化した住まいの提案を掲げています。高気密・高断熱性能、高性能設備、再生可能エネルギー活用の三点が組み立ての軸です。
UA値やC値の数値そのものが公式に提示されていないため、性能数値で他社と比較したい方は契約前の個別ヒアリングが必要です。ただし、ZEHビルダー登録の有無、設計時に想定するUA値、太陽光標準容量などをきちんと開示してもらえば、断熱・省エネ性能の判断は十分に行えます。
光熱費が上昇傾向にある近年、ZEH仕様の家は20年スパンで見ると光熱費削減効果が大きく、長期的に住み続けるほど投資効率が高くなります。年度ごとの補助金制度の対象になる場合もあるため、ZEH仕様で計画する場合は契約時期と申請期限の関係を必ず確認してください。
最長60年を掲げる長期サポート体制
COLORS工務店は公式の設備ページで「最長60年保証」を掲げています。初期保証年数の起点から、所定の有償点検を継続して受講することを条件に、構造躯体を中心とした保証を最長60年まで延長できる仕組みです。木造住宅で最長60年というのは業界の中でも長い設定で、長期的に住む前提の世帯にとって安心材料になります。
ただし、初期保証の年数、延長段階ごとの有償点検費用、点検時に必要となる補修工事の扱いなど、運用の詳細は個別に確認しておく必要があります。私の経験では、60年保証を打ち出す会社の保証書を読み込むと、10年目以降は有償の点検・補修工事を会社で実施することを条件にした延長が大半です。
予算内で「天然木の素材感」と「長期保証の安心」を両方妥協したくない方にとって、COLORS工務店は有力候補の一つです。
契約前は、保証書のサンプル、点検スケジュール、延長条件、UA値・C値の標準目安、外構費の概算を書面で確認し、期待値を丁寧にすり合わせておくと、満足度の高い家づくりにつながります。
COLORS工務店で後悔しないために!ネットの評判を整理してわかったこと
COLORS工務店で家を建てて「後悔した」という声が本当に多いのか、私自身がネット上の評判を一次情報から確認しました。結論を先に言うと、深刻な不祥事や公的処分の確認はなく、検索される「後悔」は契約後のすれ違いを防ぐためのヒント集に近い内容でした。
ポジティブな意見から見える強み
ポジティブな評価でもっとも目立つのが、天然木の素材感に対する満足度です。LIFULL HOME’Sの契約者の声には「コストを抑えながら耐震性・断熱性に納得でき、部屋割りなどデザインの自由度も高かった」という具体的な感想が並びます。同ポータルは契約後のアンケートを元に声が掲載される仕組みのため、実際の引き渡しまで進んだ家族の本音に近い情報源になります。
二つ目に目立つのが、担当者の対応に対する満足度です。リフォーム比較サイトの口コミでは、希望に近いトイレリフォームを綿密なコミュニケーションで実現したというコメントや、要望とのズレが起きた際の修正対応の早さを称賛するコメントが並びます。リフォーム案件のレビューが中心の口コミは、新築よりも担当者の細やかさが結果を左右しやすい工事の感想がまとまっているため、対応力を見極める材料として相性が良い情報源です。
三つ目が、土地探しを含めた一体提案への期待感です。SUUMOの紹介では宅建士資格者が在籍し、土地探しから相談できる体制が紹介されています。これは滋賀県内で「土地が見つからずに家づくりが止まっている」家族にとっては大きな価値です。SUUMOは検討初期の家族が情報収集に使うことが多いポータルなので、ここでの会社紹介内容が問い合わせの動機になっているケースも目立ちます。
ポジティブ評価をまとめると、素材・対応・段取りという家づくりの基盤になる三項目が高評価ということになります。私の業界経験では、これらが揃っている会社は契約後の満足度が高い傾向にあります。
ネガティブな意見から見える懸念点
一方、ネガティブな評価で最も目立つのが、打合せ時の意思疎通に関する細部の不満です。外構の石の配置が要望と一部異なった、職人さんと直接話せる機会を増やしたかった、といった声が並びます。
二つ目が、工程連絡の頻度に関する不満です。住みながらのリフォームで工期が延びた際、再開時期の連絡を施主側から問い合わせる必要があった、という体験談が確認できました。
三つ目が、リフォーム価格に関する感覚的な不満です。仕上がりには満足しつつ、もう少し相見積もりを取ってから決めればよかったという振り返りの声があります。これは天然木造作の単価の高さが背景にあると読み解けます。
ネガティブ評価をまとめると、深刻な施工不良や倒産危機、契約トラブルといった内容ではなく、「打合せの記録」「連絡頻度」「相見積もり」という三つの基本動作を契約前に整えておけば回避できる種類の不満です。私の業界感覚としては、これらは特別な会社固有の問題というより、地域工務店全般に共通する留意点です。
評判から見るCOLORS工務店の総合評価
総合的に見ると、COLORS工務店は天然木の素材感と「家と庭」のデザイン力で施主の心を掴む会社であり、その魅力に惹かれて選んだ家族の満足度は総じて高い傾向にあります。
一方で、自由度が高い設計と造作・外構の比重の大きさが、契約後の意思疎通の難度を上げているのも事実です。後悔を残さないためには、施主側も能動的に打合せの記録を残し、連絡頻度を契約段階で取り決め、相見積もりで仕様の妥当性を担保する姿勢が欠かせません。
総合評価としては、天然木と地域密着の設計力を求める家族にとっては有力候補、一方で「決められた仕様の中で安定した家を建てたい」家族には少し合いづらい面もある、というのが私の見立てです。契約前にモデルハウスを訪れ、担当者と相性を確かめてから判断することをお勧めします。
公的に問題視されるような不祥事や処分の事例は、公式サイトおよび主要メディアの公開範囲では見当たりません。契約前には改めて行政情報や許可番号の更新状況を確認しておくと安心です。
失敗しないCOLORS工務店で家を建てる5つのポイント
COLORS工務店で理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の五つのポイントを押さえて家づくりを進めてください。
- 標準仕様表を初回打合せでもらう
- 坪単価ではなく総額で比較する
- 天然木の採用範囲を図面と写真で合意する
- 外構と照明を建物と同時に見積もる
- 工程表と連絡頻度を契約書に明記する
それぞれ詳しく見ていきます。
1.標準仕様表を初回打合せでもらう
天然木の造作、外構、照明、ZEH設備、断熱仕様。COLORS工務店の魅力的な要素は多岐に渡りますが、これらの中で「標準仕様に含まれるもの」と「オプションで追加するもの」を最初に切り分けるのが、後悔を防ぐ第一歩です。
私が住宅相談を受ける中でも、契約後に「これって標準だと思っていたら別途見積もりでした」というすれ違いが起きる事例が後を絶ちません。原因はシンプルで、初回打合せの段階で標準仕様の一覧表を受け取らないまま、提案図面の情報だけで意思決定してしまうからです。
具体的には、天然木造作の採用箇所、断熱材の種類と厚み、サッシのグレード、太陽光標準容量、給湯器の種類、外構の標準工事範囲などを、A4一枚にまとまった表として提示してもらいましょう。表のないまま打合せが始まったら、最初に「標準仕様表をいただけますか」と一言伝えるだけで、打合せの精度が一段上がります。
国土交通省の住宅性能表示制度の概要も併せて確認すると、業界の標準的な性能項目の物差しを共有できるため、各社の標準仕様を比較しやすくなります。
2.坪単価ではなく総額で比較する
COLORS工務店の坪単価はLIFULL HOME’Sの参考レンジで39.0〜83.6万円と幅広く、ページ条件によって異なる数字が出てきます。坪単価という数字は、含まれる項目が会社ごとに違うため、単純比較しても意味を持たないことが多いのが実情です。
私が現場で勧めているのは、35坪・延床115㎡前後の建物を想定して、本体工事費・付帯工事費・外構費・地盤改良費・諸費用・税金を合算した「総額」で各社を比べる方法です。COLORS工務店は天然木造作や外構提案が標準寄りにある会社なので、坪単価が同じでも他社より総額が抑えられる場合もあれば、逆に追加要素で総額が膨らむ場合もあります。
土地ありの方は土地代を除いた建物関連の総額、土地なしの方は土地と建物の合算総額を、必ず三〜四社で揃えて見比べてください。資金計画には住宅借入金等特別控除などの税制優遇も組み込めるため、年度ごとの制度を確認しておくと選択肢が広がります。
3.天然木の採用範囲を図面と写真で合意する
COLORS工務店の口コミで最も多い後悔ポイントが、天然木造作や外構の細部に関する打合せのすれ違いです。木目の流れ、節の位置、耳の形、塗装の艶感、これらは言葉だけのやり取りでは伝わりきらない部分です。
対策はとてもシンプルで、採用する天然木造作の一つひとつについて、平面図と立面図に加え、現場で確認できる施工事例の写真を打合せ資料に綴じておくこと。「ここに使う木はこの写真と同じ雰囲気で」と現物の写真を添えるだけで、施主と施工側のイメージ共有度が大きく上がります。
可能であれば、ショールームや見学会で実際に天然木の造作を触り、写真と現物のズレを体感しておくのも有効です。COLORS工務店は大阪銘木支店との接点があるため、銘木のサンプルを比較できる機会が用意できる場合もあります。
4.外構と照明を建物と同時に見積もる
「家と庭」のコンセプトを掲げるCOLORS工務店において、外構と照明を建物本体と切り離して考えるのは現実的ではありません。後から外構業者に頼むと、建物側のサッシ位置や軒の出と外構の植栽配置が噛み合わず、夜の見え方がチグハグになることがあります。
私の経験では、外構費は本体工事費の10〜20%を目安に確保すると安全です。35坪・本体2000万円の家なら、外構には200〜400万円のレンジで予算を見ておくと安心できます。COLORS工務店のように夜の見え方まで設計する会社なら、照明計画と植栽計画を建物の図面と同時並行で進めましょう。
照明は配線位置を変更すると壁を解体する工事が発生するため、後付けが効きません。引き渡し前に「ここに間接照明があれば」と気づいても遅いので、設計段階で照明シミュレーション図を必ず依頼してください。
5.工程表と連絡頻度を契約書に明記する
リフォームの口コミに見られた「再開時期の連絡が遅かった」という不満は、新築の現場でも形を変えて発生しがちです。雨天による工程の遅延、資材の入荷遅れ、追加工事の発生など、家づくりには不確定要素がつきものです。
これらを乗り越えるためには、契約段階で「工程表の更新頻度」「連絡担当者の固定」「緊急連絡先の窓口」「遅延が発生した際の連絡基準」の四点を取り決めておくのが鉄則です。私が顧客に勧めているのは、週次の進捗報告メール、現場担当者の固定、遅延発生時の24時間以内連絡、という三つを契約書または打合せ議事録に書き込んでもらう方法です。
このルールは、地域工務店の現場担当者の業務負荷も整えるため、長期的には会社側にもメリットがあります。連絡頻度の明文化を切り口に、施主と会社の認識のズレを未然に防ぎましょう。
COLORS工務店の実際の坪単価をFP宅建士不動産会社社長が解説!
COLORS工務店の坪単価と価格構成は、公式の坪単価表が公開されていないため、ポータルサイトの参考値と建築実例ベースで読み解く必要があります。FP宅建士不動産会社社長として、滋賀県内の相場感も踏まえて整理します。
基本的な坪単価と本体価格帯
LIFULL HOME’Sでは、COLORS工務店の参考坪単価としてページ条件により39.0〜60.0万円/坪、54.3〜67.3万円/坪、60.5〜83.6万円/坪という複数のレンジが確認できます。これらを統合すると、40万円台前半から80万円台前半までの幅広いレンジに収まります。
延床面積別に本体価格のシミュレーションを組むと、検討の入り口がイメージしやすくなります。中央値の坪60万円を基準に、延床面積30坪・35坪・40坪の3パターンで本体価格を試算したのが下表です。
| 延床面積 | 坪単価 50万円 | 坪単価 60万円 | 坪単価 70万円 |
|---|---|---|---|
| 30坪/99㎡ | 1,500万円 | 1,800万円 | 2,100万円 |
| 35坪/115㎡ | 1,750万円 | 2,100万円 | 2,450万円 |
| 40坪/132㎡ | 2,000万円 | 2,400万円 | 2,800万円 |
標準仕様の家であれば1,500万円〜2,000万円が現実的な中央値で、天然木造作・外構・ZEH仕様などのこだわりを盛り込むと2,200万円〜2,800万円のレンジに移行しやすい構造です。
別途必要になる費用としては、外構費が本体価格の10〜20%、地盤改良費が0〜150万円程度、諸費用が本体価格の5〜8%程度というのが一般的な相場です。35坪・本体2,000万円の家なら、外構・地盤改良・諸費用を合算した付帯費用が400万円〜600万円の幅に収まる計算です。総額で2,400万円〜2,600万円のレンジを念頭に置いておくと、契約後の予算オーバーを避けやすくなります。
建築実例から見る具体的な価格レンジ
SUUMOの建築実例ページでは、滋賀県内の30坪台で1,000万円台後半から2,000万円台前半に収まる事例が並びます。延床面積30坪・本体1,800万円なら、坪単価は60万円というシンプルな計算になります。
注意したいのは、これらの実例価格には外構費・地盤改良費・諸費用が含まれていないケースが多い点です。本体価格と総額は別物として整理しないと、契約後の資金計画がずれてしまいます。
建築実例で公開されている事例は、施主の希望と標準仕様のバランスが「ちょうど良い」家であることが多く、参考にしやすい材料です。COLORS工務店に資料請求すると、施工事例のパンフレットや写真集を入手できるため、自分たちの希望に近い延床面積と価格帯の事例を絞り込んでから打合せに進むと効率が良くなります。
坪単価を支える構造とスタイル別提案
COLORS工務店の構造は木造軸組工法で、間取りの自由度が高く、平屋・狭小地・3階建てといった多様な施工が可能です。坪単価が幅広いレンジに散らばっているのは、構造の制約というより、天然木造作のボリュームと外構の規模、ZEH仕様の有無といった「中身」の差が主因です。
ライフスタイル提案ブランドとしては、2025年5月に加盟した「Series yado」と「Dolive」があります。yadoは宿のような上質感を住まいに取り入れるコンセプト、Doliveは趣味や個性を表現する家づくりを掲げるコンセプトで、どちらも標準的な注文住宅とは異なる価格設計になる場合があります。
これらのブランド住宅は、ベースの自由設計プランと比較すると、コンセプトに沿った仕様パッケージが組まれている分、価格の見通しが立てやすい一方、自由に変更できる幅は制限されます。自由設計とブランド住宅、どちらの軸で価格を組むかは、打合せの初期で方針を固めておくと、見積もりの精度が大きく上がります。
滋賀県内での価格競争力
滋賀県内で天然木と自由設計を売りにする工務店は複数存在しますが、COLORS工務店は土地探しから建築まで一体で動ける窓口を持っている点が他社にない武器です。同じ予算でも、土地と建物の総額を一つの会社で組めることは、結果的に総額の最適化につながりやすいと私は考えています。
価格を抑えることだけが目的なら、滋賀県内ではローコスト寄りの工務店や、規格住宅を扱うハウスメーカーが選択肢になります。COLORS工務店は素材と設計に費用をかけるタイプの会社なので、最安値競争には向かない代わりに、長く愛着を持って住める家を求める世帯には選びやすい価格帯です。
長期優良住宅としての認定を受けた場合、一定の要件を満たすことで住宅ローン減税などの優遇対象になる場合があります。長期優良住宅認定制度の概要を確認した上で、契約前に「この仕様で長期優良住宅の認定が取れるか」を必ず確認しておきましょう。
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COLORS工務店の商品ラインナップ
COLORS工務店は注文住宅・新築・リフォーム・リノベーションを扱う総合的な地域工務店で、自社の自由設計住宅に加え、二つのライフスタイル提案ブランドにも加盟しています。それぞれの位置づけを整理しておきます。
天然木×家と庭の自由設計(主力商品)
COLORS工務店の看板商品は、自由設計の天然木住宅です。「天然木とTOMOに」「COLORS=十人十色」「昼も夜も 家と庭」をキーフレーズに、施主の希望に合わせて一棟ごとにプランを作り込みます。
構造は木造軸組工法で、平屋・狭小地・3階建てまで対応可能。LIFULL HOME’Sの参考坪単価は39.0〜83.6万円のレンジで、天然木の採用範囲と外構の規模によって価格が変動します。耐震等級3への対応、ZEH・Nearly ZEHの提案、構造躯体を中心に所定の有償点検を継続することで最長60年まで延長できる長期保証など、自由設計でありながら基本性能の選択肢も確保されています。
想定ターゲットは、滋賀県内で土地から相談しつつ素材と間取りを一から決めたい30〜40代のファミリー層が中心です。私の業界経験で言うと、地域工務店で自由設計を看板に掲げる会社は多いものの、土地から一体で相談できて、しかも素材選びに踏み込んだ提案までしてくれる体制を整えている会社は限られます。素材の重みと地域密着の小回りを両立したい家族にとって、最も相性の良い商品です。
Series yado(泊まるように暮らす)
2025年5月にCOLORS工務店が加盟したライフスタイル提案住宅ブランドが「Series yado」です。「泊まるように暮らす」というコンセプトを掲げ、ホテルや宿のような静けさと上質感を日常の住まいに取り入れる思想で設計されています。
価格は公式に公表されていませんが、コンセプトの性質上、標準的な注文住宅よりやや上のミドル〜ハイレンジに収まることが多いと考えられます。延床35坪換算で坪70万円台に乗ってくるイメージを持っておくと、提案を受けたときの違和感が小さくて済みます。普段の生活そのものを別荘や宿の体験のように楽しみたい方、来客が多くゲストルームのある暮らしを求める方に向きます。
私の業界経験で言うと、地域工務店でyadoやDoliveのような全国ブランドに加盟する事例はまだ少数派で、滋賀県内で同コンセプトを採用できる会社はかなり限られます。デザインのテイストが好みに合うかどうかは、ショールームでの実物確認が判断軸になります。
Dolive / HOUSE RECIPE by Dolive
Doliveも2025年5月にCOLORS工務店が加盟したライフスタイル提案ブランドです。「住む」だけでなく「楽しむ」「表現する」家づくりを掲げ、趣味や個性を住まいに反映させるレシピ型のプランが特徴です。
CGシミュレーションを活用したプラン検討が可能で、自分たちの暮らし方に合うレシピを選んで仕様を組み立てる流れになります。バイクや車のガレージハウス、アウトドアを楽しむ土間スペース、音楽や映像を楽しむ防音ルームなど、趣味性の高い空間を求める方に向いた商品です。
価格帯はレシピの選び方で変動しますが、ベースは自由設計住宅の中央値と近い水準に落ち着くケースが多い印象です。趣味の道具や愛車を生活の中心に据えたい家族、人と被らない家を建てたい家族には、レシピ選びそのものが家づくりの楽しみになります。私の経験では、こうした趣味性の高い家を建てた施主は、引き渡し後の満足度の波が安定しやすい傾向があります。
天然木リノベーション・リフォーム
新築だけでなく、中古住宅やマンションを購入して天然木造作を活かしたリノベーション・リフォームを行えるのもCOLORS工務店の強みです。SUUMOリフォームでは、25万円〜1,800万円という幅広い価格帯の事例が並びます。
物件探し、住宅ローン相談、設計・施工をワンストップで進められる体制があり、関連会社のTOMO COLORSと組み合わせれば、中古物件の購入からリノベーションまで一貫してサポートを受けられます。新築よりも予算を抑えたい家族や、立地を優先したい家族にとって、選択肢を広げる商品です。
私が住宅相談で見てきた中で、リノベーションは新築よりも会社選びの当たり外れが大きく出やすい工事です。中古物件は開けてみないと分からない部分が多く、設計力と現場対応力の両方が問われるためです。COLORS工務店のように天然木造作のノウハウを新築側で積み上げている会社は、リノベ案件でも素材で勝負しやすい立ち位置にあります。
総合的なサポート体制
商品ラインナップとは別の話になりますが、COLORS工務店の魅力を支えるのが、滋賀レイクスやレイラック滋賀FCといった地域スポーツチームとのパートナー契約、地域メディアでの露出、定期的なイベント開催など、地域コミュニティとの接点の厚みです。
家を建てた後も地域の話題と接点を持ち続けられる会社、という側面は、長く付き合うパートナーとしての安心感を高める要素になっています。
COLORS工務店で家を建てるメリットとデメリット
COLORS工務店は、天然木の造作と「家と庭」のデザイン力を看板に掲げる滋賀県草津市の地域工務店です。ここまで解説してきた内容を整理しながら、その具体的な強みと弱みを整理します。
COLORS工務店で家を建てるメリット5つ
COLORS工務店には、滋賀県内でも独自の強みがあります。それぞれの特徴を順に確認します。
1.天然木造作で実現する唯一無二の素材感
COLORS工務店最大の魅力は、天然木の「耳」を活かした造作家具とインテリアです。一般的な造作家具が直線でカットされた集成材を使うのに対し、COLORS工務店は不均一な天然木の縁をあえて意匠の主役に据えます。
大阪銘木支店との接点を持つ会社だからこそ、希少な銘木のサンプルを比較しながら一棟一棟の素材を選ぶ提案が可能です。引き渡し後3年・5年と経つほど木材の色味が深まり、愛着が増していく家になります。
2.家と庭を一体で計画する設計提案
「昼も夜も 家と庭」のコンセプトのもと、外構・植栽・照明計画を建物本体と同時に組み立ててもらえるのも、COLORS工務店ならではの強みです。多くの会社が外構を後工程に回す中、最初の設計段階から夜の見え方を意識して計画を立てる姿勢は、暮らしの満足度を底上げします。
特に滋賀県は四季の景色がしっかり感じられる地域なので、季節ごとに表情を変える庭と家の関係を初期から織り込めるのは大きな価値です。
3.土地探しから一貫で動ける窓口
関連会社のTOMO COLORS株式会社が宅建業免許を保有する不動産会社として運営されているため、土地探しから建物計画までを一つの窓口で進められます。私の業界経験で言うと、地域工務店で土地探しの体制まで整っている会社は少数派です。
建築条件付きの土地、狭小地、変形地への対応もしやすく、土地と建物の予算配分を最初から逆算で組める点は、家づくり全体のリスクを下げる要素になります。
4.ZEH・Nearly ZEHに対応した省エネ設計
COLORS工務店はZEHやNearly ZEHに特化した住まいの提案を掲げており、高気密・高断熱性能、高性能設備、再生可能エネルギー活用を組み合わせた設計が可能です。年度ごとの補助金制度の対象になる場合もあるため、契約時期の調整で家計のメリットが大きくなる場合があります。
光熱費が上昇傾向の近年において、ZEH仕様で建てるかどうかは20年単位で見ると光熱費に大きな差を生みます。長く住む前提なら、ZEH仕様の検討は外せません。
5.最長60年の長期サポート姿勢
公式の設備ページで「最長60年保証」を掲げる姿勢は、家づくりの不安を和らげてくれます。初期保証年数の起点から、所定の有償点検と必要な補修工事を継続することを条件に、構造躯体を中心とした保証を最長60年まで延長できる仕組みです。木造住宅で最長60年というのは業界の中でも長い設定で、長期住む前提の世帯にとって安心材料になります。
延長条件や有償点検の詳細は契約前に確認が必要ですが、長期的に家を見守る体制を整えている会社という姿勢自体が、地域工務店としての真摯さを示しています。
COLORS工務店で家を建てるデメリット3つ
魅力的な特徴がある一方で、検討する際に注意すべき点もあります。以下のデメリットを理解した上で、慎重に判断することが重要です。
1.UA値・C値の公式数値が確認できない
ZEHやNearly ZEHの提案は確認できる一方、商品別のUA値・C値・全棟気密測定の有無といった具体的な性能数値が公式サイトで公開されていません。性能を数値で厳密に比較したい方にとっては、契約前のヒアリングで個別に開示してもらう手間が発生します。
私の経験では、性能数値を即答できる担当者がいるかどうかで、その会社の性能への本気度が見えてきます。打合せの初回で「標準仕様のUA値とC値を教えてください」と聞いてみると判断材料になります。
2.標準仕様と追加費用の境界が見えづらい
天然木造作・外構・照明・ZEH設備など、COLORS工務店の魅力的な要素は、標準とオプションの境界が曖昧になりやすい構造です。LIFULL HOME’Sの参考坪単価が39.0〜83.6万円という広いレンジに散らばっているのは、まさにこの「中身」の差を表しています。
対策としては、初回打合せで標準仕様表を必ず受け取ること、見積もりは35坪・本体○○万円・付帯○○万円という総額ベースで比較すること、この二点を徹底すれば回避できます。
3.設立2021年で財務情報の開示が限定的
法人化が2021年8月と歴史が浅く、売上高・営業利益・純利益などの財務開示が公式サイトやポータルでは確認できません。地域での施工実績は積み上がっていますが、上場大手と同じレベルの財務透明性を求めると物足りない印象になります。
長期保証を提供する会社の財務体力は、保証の実効性を支える要素でもあります。契約前に建設業許可の更新状況、住宅完成保証制度の加入有無、住宅瑕疵担保責任保険の加入会社などを確認しておくと安心です。住宅瑕疵担保責任保険の仕組みも併せて理解しておくと、万一の事態への備えが整います。
COLORS工務店が向いている人
COLORS工務店の強みを最大限に活かせる方は、以下のような特徴を持っています。
天然木と造作家具で素材感を楽しみたい家族
無垢の天然木に魅力を感じる方、二つと同じ家具がない世界で一つだけの仕上がりを求める方に、COLORS工務店は強くフィットします。大阪銘木支店との接点を活かして希少な木材を選べる体制があり、素材で勝負したい家族には満足度の高い家づくりが見込めます。
引き渡し後の経年変化を楽しみたい方、子どもの成長と一緒に木材の色味が深まるのを実感したい方にも向いています。
庭と外構まで一体で設計を考えたい方
「家だけ建てて終わり」ではなく、庭の景色、植栽、夜の見え方、玄関アプローチまでセットで考えたい方には、COLORS工務店のコンセプトがそのまま価値になります。後から外構業者だけに任せて実現できない演出を、設計初期から織り込めるのは大きな違いです。
季節ごとに庭の表情が変わるのを楽しめる滋賀県の気候は、このコンセプトと相性が良いです。
土地探しから家づくりを始めたい方
土地が決まっていない段階で家づくりを始める方にとって、TOMO COLORSとの連携は強力な武器です。建物の予算と土地の予算を最初から逆算で組めるため、土地探しに時間を取られて建物予算が膨らむ事態を避けられます。
建築条件付きの土地、狭小地、変形地など、ハードルの高い敷地でも建物計画と並行で検討できる点も魅力です。
滋賀県内で地域密着の工務店を求める方
滋賀県内で地元に根を張った工務店を選びたい方には、COLORS工務店は有力候補です。滋賀レイクス・レイラック滋賀FCといった地域スポーツチームとのパートナー契約、地域メディアへの定期的な露出、滋賀県内の多数市町への対応など、地域コミュニティとの接点が厚い会社です。
家を建てた後も地元の話題と接点を持ち続けられる安心感は、長く付き合うパートナー選びの重要な要素になります。
COLORS工務店をおすすめできない人
一方で、以下のような方には、COLORS工務店が最適な選択肢とは言えない場合があります。
数値だけで性能を厳密に比較したい方
UA値・C値・耐震等級・ZEH供給率といった性能数値だけで他社と比較したい方は、公式の公開情報が限定的なため、判断材料を集めるのに手間がかかります。性能数値の比較表が真っ先に欲しいタイプの方には、最初から数値を公開している大手ハウスメーカーの方が判断しやすい場合があります。
ただし、COLORS工務店も契約前のヒアリングで個別に数値を提示してもらえれば判断は可能なので、検討候補からすぐに外す必要はありません。
全国大手のブランド力を重視する方
設立2021年の地域工務店という規模感のため、全国大手のブランド力、財務開示の手厚さ、CMやテレビ広告での認知度を重視する方には合いづらい面があります。地元での実績は積み上がっていますが、上場大手と同じスケールの安心感は構造的に持ちにくい会社です。
会社規模よりも素材と設計力で選ぶ姿勢が固まっている方には問題になりませんが、家族や親世代から「大手じゃないと不安」と言われる場面が想定される方は、契約前にきちんと会社の情報を共有しておく必要があります。
標準仕様の固定価格で安心したい方
自由設計が看板の会社のため、標準仕様で価格が確定する規格住宅型のハウスメーカーと比べると、見積もりに振れ幅が出やすい構造です。「この坪単価でこの仕様」とパッケージで決まっている方が安心、というタイプの方には、自由度の高さが逆にストレスになる場合があります。
仕様変更を最小限に抑えて建てたい方は、検討段階で「シンプルな仕様で建てたい」と伝え、提案を絞り込んでもらうところから始めると、自由設計の良さを活かしつつ予算管理もしやすくなります。
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COLORS工務店のよくある質問にFP宅建士不動産会社社長がお答え!
ここからはCOLORS工務店に関するQ&Aを紹介します。
Q. COLORS工務店の坪単価はいくらですか?
A. 公式坪単価は公表されていません。LIFULL HOME’Sではページ条件により39.0〜60.0万円/坪、54.3〜67.3万円/坪、60.5〜83.6万円/坪などの参考値が確認できます。
天然木造作や外構、ZEH設備の有無で大きく変動するため、坪単価よりも35坪・延床115㎡前後の総額で比較する方が現実的です。標準仕様表と総額見積もりを必ず受け取ってから判断しましょう。
Q. COLORS工務店は平屋に対応していますか?
A. 対応可能です。LIFULL HOME’Sの施工事例には平屋住宅カテゴリと木造軸組工法の平屋事例が掲載されています。天然木や庭とのつながりを活かした平屋は、COLORS工務店のコンセプトと相性が良いタイプの住宅です。
平屋は同じ床面積の2階建てより敷地が広く必要になるため、敷地条件と外構費を同時に相談しましょう。土地探しからの相談も併せて行えるのがCOLORS工務店の強みです。
Q. COLORS工務店の保証期間はどのくらいですか?
A. 公式設備ページでは「最長60年保証」を掲げています。所定の有償点検を継続して受講することを条件に、構造躯体を中心に保証を最長60年まで延長できる仕組みで、木造住宅としては業界の中でも長い設定です。
ただし、構造・防水・シロアリの初期保証年数、延長段階ごとの有償点検費用、点検時に必要となる補修工事の扱いは、公開情報だけでは確認しきれない部分があります。契約前に保証書サンプルと点検スケジュールの提示を依頼し、最長60年を実現するための条件を一つひとつ確認しておきましょう。
Q. COLORS工務店の施工エリアはどこですか?
A. 主軸は滋賀県です。Doliveの紹介ページでは高島市、大津市、草津市、守山市、栗東市、野洲市、甲賀市、湖南市、近江八幡市、東近江市、長浜市、彦根市、米原市などが掲載されています。
京都府でも対応している実績はありますが、施工エリアは時期や物件によって変動するため、検討中の敷地が対応エリアに含まれるかは初回問い合わせで個別に確認してください。
Q. COLORS工務店はZEHに対応していますか?
A. SUUMOではZEH・Nearly ZEHに特化した住まいを提案する会社として紹介されています。高気密・高断熱性能、高性能設備、再生可能エネルギー活用が組み立ての軸になっています。
ただし、UA値・C値・ZEH供給率の公式公開値は確認できていません。ZEH仕様で建てたい方は、設計時に想定するUA値、太陽光標準容量、ZEHビルダー登録の有無を初回打合せで確認してください。ZEH基準を満たした場合、年度ごとの補助金制度の対象になる場合があります。
Q. COLORS工務店は土地探しから相談できますか?
A. 相談可能です。関連不動産会社のTOMO COLORS株式会社があり、宅建業免許を保有しているため、土地探しから建物計画までを一つの窓口で進められます。
土地と建物の予算配分は家づくり全体の成否を分けるため、最初から一体で相談できる体制は大きな強みです。建築条件付きの土地、狭小地、変形地などへの対応力も高まりやすい構造になっています。
Q. COLORS工務店で後悔しないための注意点は?
A. 天然木造作、外構、照明、ZEH設備などは魅力的な要素ですが、追加仕様で費用が膨らみやすい項目でもあります。標準仕様表を初回打合せで受け取ること、35坪総額で複数社を比較すること、天然木の採用範囲を図面と写真で合意すること、工程表と連絡頻度を契約書に明記すること、この四つを徹底するだけで後悔の大半は防げます。
口コミでは打合せの記録不足と連絡頻度に関する不満が見られるため、議事録の署名・捺印というシンプルな作法を採り入れるのも有効です。
まとめ
COLORS工務店は、天然木の「耳」を活かした造作と「家と庭」を一体で考える設計を看板に掲げる、滋賀県草津市の地域工務店です。代表の中村 智彰氏が「まちのお医者さん」をキーワードに掲げ、新築・リフォーム・リノベーションまで幅広く相談を受け止める姿勢が、地域での評価を支えています。
坪単価はLIFULL HOME’Sの参考レンジで40万円台から80万円台までの幅広いレンジに収まり、天然木造作や外構の規模で総額が変動する構造です。ZEH・Nearly ZEHに対応した省エネ設計、構造躯体を中心に所定の有償点検を前提として最長60年まで延長できる長期サポート、関連会社TOMO COLORSとの連携による土地探しの一貫体制など、地域工務店としては手厚い武器を揃えています。
UA値・C値の公式数値の非公開、標準仕様と追加費用の境界の見えづらさ、設立2021年で財務開示が限定的という3つのデメリットは事前に押さえておくべき点ですが、契約時に標準仕様表・35坪総額・工程表・連絡頻度を書面で確認し、希望を明確に伝えることで、理想の住まいを十分に実現できる会社です。
滋賀県内で天然木と地域密着の家づくりを検討している方にとって、COLORS工務店のモデルハウスや見学会は訪問する価値が十分にあります。銘木の質感と夜の照明計画を実際に体感し、自分たちの暮らし方と相性を確かめてから判断してください。
COLORS工務店以外にも、滋賀県内ではびわこホーム、エールコーポレーション、ルポハウス、オウミ住宅、シンプルハウス、匠工房といった地域密着型の工務店・ハウスメーカーが家づくりの相談先として知られています。複数社を比較検討することで、より自分たちに合った住まいのパートナーが見つかるはずです。





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