愛媛県で注文住宅を検討中の方、数あるハウスメーカーの中から本当に信頼できる会社を選ぶのは簡単ではありませんよね。
坪単価は予算に見合うのか、長く住むなかでアフターは頼れるのか、現場の施工品質や担当者との相性はどうか。こうした疑問は、家づくりを前に誰もが抱える共通の不安です。
インターネット上には情報があふれていますが、本当に知りたいのは「リアルな評価」ではないでしょうか。
愛媛県で人気の興陽商事は、HEAT20 G2〜G3クラスの高断熱と完全自由設計を両立させる地域工務店として、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー大賞を四国で初めて受賞した実績を持ちます。一方で坪単価帯やエリア対応など、契約前に確認すべきポイントもあります。
そんな不安と期待を抱くあなたに、本記事では、FP宅建士不動産会社社長の視点から興陽商事を分析。口コミの傾向、坪単価、商品ラインナップ、メリットとデメリット、そして契約前のチェックポイントまでお届けします。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
興陽商事43人の良い評判と悪い口コミ
興陽商事で実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でもいろいろな声が見られます。
ここでは興陽商事の口コミを調査して整理しました。気になる傾向を見比べながら、検討材料にしてください。
良い評判
それではまずは、良い口コミから紹介します。

複数のハウスメーカーを回りましたが、興陽商事の説明は数字の裏付けがしっかりしていて納得感がありました。私はUA値やC値の話を持ち出しても丁寧に答えてくれる会社を探していたのですが、ここでは平均値や測定方法まで具体的に教えてもらえて、性能と価格のバランスを冷静に判断できました。


大手メーカーの広告に費用をかけるよりも、断熱材や窓、構造に予算を回している会社だと感じました。私たちは光熱費を抑えたい思いが強く、太陽光が標準で載っている点と気密測定を全棟やっている点が決め手になりました。提示された金額に対して、何にお金が使われているか見えやすかったです。


引渡し後の点検でも担当者がきちんと顔を出してくれて、住みはじめてから気づいた小さな不具合にも素早く対応してもらえました。家を建てたら終わりではなく、相談できる窓口が続くと聞いていた通りで、地元に根を張った会社ならではの距離感だと感じています。
良い評判をまとめると、興陽商事の強みは「高断熱・高気密・耐震を数値で語れる姿勢」「丁寧なヒアリングと自由設計の提案力」「太陽光標準搭載や全棟気密測定など標準仕様の手厚さ」「ショールームでの体感型説明」「地域密着のアフター対応」に集約されます。
私の経験では、住宅性能のロジックと設計提案、そして長期サポートが揃っている地域工務店は多くありません。興陽商事は四国エリアで複数年にわたりハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー受賞対象に選ばれてきた背景もあり、性能訴求の裏付けが取りやすい会社です。
なお、同じ愛媛県で設計提案力に定評があるビルダーとしては、コラボハウスやアットハウジングも比較検討されることが多いです。愛媛県で複数社を比較することで、より納得のいく選択ができます。
悪い評判
それでは次に、悪い口コミについて紹介します。

契約後に担当者の連絡が思っていたよりゆっくりで、こちらから工程について問い合わせる回数が増えてしまいました。打合せ自体の質には不満はなかったのですが、節目で先に状況共有してもらえていれば、もう少し落ち着いて準備できたなと思っています。
担当者との連絡頻度や工程共有の体感は、家づくりの中盤から終盤にかけて満足度を大きく左右するポイントです。私自身も不動産会社で多くの契約を見てきた経験から言えば、こうした不満は会社の体制というよりも、担当者個人の進捗管理スタイルや、施主側との「報告の温度感」のずれから生まれていることが多い印象です。
対策としては、契約前の打合せの段階で、節目ごとの進捗共有はどの頻度・どの手段で行うか、担当者が不在のときは誰が代わりに対応するかを確認し、議事録やメールで共通認識を残しておくことを強くおすすめします。興陽商事は工程管理・アフター連絡用のアプリも導入しているため、契約前にその使い方や情報共有のタイミングを確認しておくと、こうした不満は大幅に減らせます。

施工品質に関する不安は、口コミだけで断定すべき内容ではありません。新築住宅は数百〜数千点の部材と多くの職人によって作られるため、どの会社でも一定の確率でクレームや不具合は発生します。重要なのは、不具合が出たときに、どの保証で、どの窓口が、どの期間でフォローしてくれるかを契約前に押さえておくことです。
興陽商事のアフター保証は、住宅瑕疵担保責任保険10年、有償20年延長、地盤保証20年、白アリ保証10年、太陽光設備保証15年という構成です。現場で見てきた感覚では、保証の年数や上限額そのものよりも、施工中の現場見学が可能かどうか、第三者検査の有無、定期点検のスケジュールと記録の残し方を確認することのほうが、入居後の安心度を高めてくれます。

正直、最初に見たときは坪単価が思っていたより高めに感じました。ローコスト系の30万円台や40万円台と比較すると差は大きく、標準仕様の何にどれくらいコストがかかっているのかを理解するまでは、なかなか踏ん切りがつきませんでした。
価格が高いと感じる感覚は、比較対象によって大きく変わります。興陽商事の参考坪単価は60万円から100万円の幅で示されることが多く、これは高断熱仕様、耐震等級3対応、太陽光標準搭載、全棟気密測定といった標準仕様を含んだうえでの数字です。同じ坪単価で何が含まれているのかを切り分けると、評価が変わる場面も少なくありません。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
四国・愛媛エリアで自由設計と高断熱を両立するビルダーを検討中の方は、クリエイト伸や新日本建設など、地域工務店の口コミや評判もあわせて確認してみると、比較の参考になります。
実際の利用者の声をさらに確認したい方は、Googleマップの口コミも見比べてみてください。
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!興陽商事で家を建てる方法
興陽商事で家づくりを検討している方へ、FP宅建士不動産会社社長の視点から失敗しない進め方を解説します。
興陽商事は、HEAT20 G2〜G3基準を全棟標準仕様として掲げ、太陽光発電の全棟標準搭載と耐震等級3対応を両立させた家づくりを得意とする愛媛県発のハウスメーカーです。
そのため「高断熱・高気密」「太陽光・省エネ住宅の標準仕様」「自由設計と平屋・別荘までカバーする幅広いプラン対応」に強みがある一方、坪単価帯はミドル〜ハイブランドに位置するため、契約内容や費用の透明性をしっかり確認することが重要です。まずは全体像と評価を押さえましょう。
FP宅建士不動産会社社長の筆者による興陽商事の全体評価はこちら!
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | Aランク |
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
興陽商事の特徴をまとめると、住宅性能の数値開示と標準仕様の充実度、そして地域工務店ならではの提案力が、評価の柱になっています。とくに断熱性・気密性は7項目のなかでも頭一つ抜けており、Sランクに位置づけました。UA値平均0.31から0.46、C値平均0.3、全棟気密測定という構成は、四国エリアの工務店として現行トップクラスの水準です。
耐震性も耐震等級3認定、許容応力度計算の標準提案、直下率計算、制震ダンパーの採用と、説明が一貫しています。私が現場で見てきた感覚では、地域工務店で許容応力度計算を標準提案できる会社は多くなく、耐震を重視する家庭にとっては魅力的な選択肢になります。
一方、コストパフォーマンスとアフターサービス、会社の信頼度はそれぞれAランクで止めています。理由は、坪単価の参考値60万から100万というレンジがローコスト専業と比べれば高い水準であること、24時間365日対応窓口の有無が確認できていないこと、そして非上場企業のため売上・利益などの財務情報の公開範囲が限定的であることです。地域工務店としての実績は確かですが、上場大手と同じ財務透明性を求めると物足りなく感じる場面もあるでしょう。
そんな興陽商事での家づくりを成功させるためには、まずその特徴をしっかりと理解することが重要です。興陽商事の特徴を5つにまとめました。
HEAT20 G2〜G3水準の高断熱・高気密
興陽商事はHEAT20 G2〜G3基準を全棟標準仕様として打ち出し、UA値平均0.31〜0.46 W/㎡K、C値平均0.3、全棟気密測定、トリプルガラス樹脂サッシ採用というスペックを揃えています。四国の温暖な6・7地域でも明らかにオーバースペックに見える水準で、寒冷地基準として知られるHEAT20 G3のレンジに踏み込む仕様です。
私の経験では、こうした性能を全棟標準で出せる地域工務店は中四国でも限られており、興陽商事はその数少ない一社です。とくに「平均値」を公表している点は、施主にとって信頼できるサインで、サンプル住宅の最高値だけを売りにする会社とは説明姿勢が違います。
ただし注意点として、UA値・C値はあくまで平均値であり、施主それぞれのプランや窓配置で結果は変わります。契約前には自分のプランでのUA値計算結果、気密測定のタイミングと結果共有方法を確認しておきましょう。
耐震等級3と許容応力度計算を標準提案
興陽商事は耐震等級3認定、許容応力度計算の標準提案、直下率計算、制震ダンパーまで踏み込んだ耐震設計を打ち出しています。地域工務店としては手応えのある構造設計です。
業界の実態として、平屋や2階建てでは壁量計算で代替されることが多く、許容応力度計算の対応が限定的なケースも少なくありません。興陽商事は標準提案として案内している点で、設計力の高さがうかがえます。
注意点として、許容応力度計算は標準「提案」と表記されているため、実際の認定取得には別途費用や追加要件が発生する場合があります。契約前に、認定取得時の費用、構造計算の対応範囲、間取り変更時の影響範囲を確認することをおすすめします。
太陽光発電を全棟標準搭載
興陽商事は太陽光発電を全棟標準搭載としています。光熱費高騰やZEH補助金への対応に関心がある家庭にとっては、わかりやすい強みです。
2024年度の新築住宅は86%がZEH仕様で、2025年度目標は90%と公表されています。地域工務店としては高い数字で、省エネ住宅を志向する施主との相性が良いことを裏付けています。
ただし、標準搭載される太陽光パネルの容量、メーカー、設置可能屋根の条件には固定値の案内がありません。蓄電池やV2Hは標準ではなくオプション扱いのケースが想定されるため、検討段階で太陽光は何kWまで標準でカバーされるのか、蓄電池まで含めるとどの程度の差額になるのかを見積もり時に質問しておくと安心です。
完全自由設計と平屋・別荘までカバーするラインアップ
興陽商事のラインアップは、自由設計、平屋、2階建て、別荘の4区分で構成されています。建物形状、建材、設備を施主ごとに個別選定する完全自由設計を掲げており、規格住宅型のメーカーとは設計の自由度が大きく異なります。
四国エリアは温暖な気候を活かした平屋ニーズや、二拠点生活を見据えた別荘ニーズが一定数あります。興陽商事はこの両方を対応プランとしてラインアップに掲載しているため、ライフスタイル別の提案を相談しやすい会社です。
一方、自由設計には「決める項目が増える」というデメリットもあります。打合せの長さ、決定事項の管理、変更時の追加費用について、契約前の段階でどのように管理するかを確認しておくと、後悔の少ない家づくりにつながります。
HOYE大賞・連続受賞の外部評価
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー、いわゆるHOYEでは、2022年度に大賞、2017年度以降は特別優秀賞や省エネ住宅優良企業賞の連続受賞という外部評価が積み重なっています。四国の住宅会社として初の大賞受賞事例で、四国中央市への表敬訪問も記録されています。
外部評価は施主にとって、自分で性能を判定する手間を省く目印になります。ただし、HOYEの受賞対象はEAZY PREMIUM、EAZY、EAZY conomyといった受賞対象名であり、常設ラインアップの「自由設計」「平屋」「2階建て」「別荘」と区分が異なる点には注意が必要です。受賞対象シリーズと同じ仕様で建てたい場合は、契約前に受賞時の仕様と、現行標準仕様の差分を必ず確認しましょう。
予算内で「四国の気候に合った高断熱住宅」と「自由設計のデザイン提案」の両方を妥協したくない方にとって、興陽商事は有力候補の一つです。
契約前は、太陽光発電の標準容量、全館空調・蓄電池の標準/オプション区分、許容応力度計算の認定取得条件を書面で確認し、期待値を丁寧にすり合わせておくと、満足度の高い家づくりにつながります。
興陽商事は後悔する?ネット上の評判を読み解く
ネット上では「興陽商事 後悔」「興陽商事 高い」といった検索が一定数あり、これから契約を検討している方は気になるはずです。ここでは、これまでに確認できる口コミの傾向を整理し、ポジティブとネガティブの両面から興陽商事の実像を捉えます。
ポジティブな意見から見える強み
ポジティブな意見として目立つのは、断熱・気密の数値や測定方法を具体的に説明してくれる、ショールームでの体感説明が分かりやすい、太陽光や高性能サッシが標準で入っているので光熱費が抑えられる、ヒアリングを踏まえた間取り提案が具体的だった、引き渡し後も担当者と相談しやすい、といった声です。
これらは、興陽商事が掲げる「四国の気候に適した家づくり」「高性能デザイン住宅」というコンセプトと整合しています。私の経験では、PRの方向性と実際の評価がここまで噛み合っている地域工務店は、性能訴求型のなかでも少数派です。とくに断熱・気密の数値開示と現場での測定文化、太陽光の標準搭載といった「設備と数値で語れる強み」は、施主が他社と比較するときの判断軸として機能しやすい部分です。
外部からも、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーでの大賞・特別優秀賞・省エネ住宅特別優良企業賞の連続受賞、スマートハウスアワードの受賞、ハウス・オブ・ザ高断熱窓四国第1位など、客観的な裏付けが複数年で積み重なっています。性能訴求型の家づくりを現実的に運用できている会社という見方ができます。
ネガティブな意見から見える懸念点
一方、ネガティブな意見として確認できるのは、契約後の担当者の連絡が思ったよりゆっくりだった、施工後に細かい不具合が発生し、対応はしてもらえたが不安だった、ローコスト系と比べると坪単価が高く感じる、対応エリアが愛媛県中心で、希望地によっては相談しにくい、といった内容です。
担当者対応や施工品質に関する不満は、規模を問わずどのハウスメーカーでも一定割合発生します。重要なのは、頻度や対応スピード、再発防止策がどう運用されているかであり、口コミだけで「悪い会社」と断じるのは早計です。私が現場で見てきた感覚では、興陽商事のような年間約60棟規模の地域工務店では、担当者一人あたりの抱える案件数が大手より少ない傾向にあるため、担当者個人の力量差が満足度に大きく影響します。契約前の段階で、自分の担当者と十分にコミュニケーションが取れるかを確認することが、後悔を減らす近道です。
価格面のネガティブな意見は、参考坪単価60万〜100万円というレンジを踏まえれば、感覚として理解できる内容です。ローコスト専業の30万円台と比べれば確かに割高に映りますが、HEAT20 G2〜G3、太陽光標準、耐震等級3、全棟気密測定といった標準仕様まで含めると、性能対価格は決して高くありません。同じ坪単価で何が含まれるかを切り分けると、見え方は変わってきます。
エリア対応については、愛媛県内各市町、香川県観音寺市・三豊市、徳島県三好市が中心と案内されており、それ以外の地域は個別相談扱いとなっています。希望地が対応エリア外の場合、現場監理頻度やアフター対応に制約が出るおそれがあるため、見積もり段階で必ず確認したいポイントです。
評判から見る興陽商事の総合評価
良い評判と気になる評判を総合すると、興陽商事は「四国エリアで高断熱・高気密と自由設計を両立したい施主向けの、性能訴求型ミドル〜ハイブランド」というポジショニングが見えてきます。受賞実績や標準仕様の手厚さは、地域工務店として高く評価できるレベルで、設計提案やアフター対応にも一定の体制が組まれています。
ただし、ローコスト価格帯を求める層、対応エリア外の物件、上場企業並みの財務透明性を求める層には合いません。これらの条件に当てはまる方は、最初から検討対象から外したほうが、お互いの時間を無駄にせずに済みます。
契約前の確認ポイントとしては、自分のプランでのUA値・C値の予測値、太陽光発電の標準容量と蓄電池・V2Hの標準/オプション区分、許容応力度計算による耐震等級3認定の取得有無、対応エリアと現場監理頻度、定期点検と保証延長の条件、紹介制度の適用可否、担当者との情報共有ルールが挙げられます。これらを書面で確認し、期待値をすり合わせておけば、口コミにあるような「思っていたのと違った」という後悔は大きく減らせるはずです。
愛媛県内では自由設計と高性能をうたう競合として新日本建設やコウテイ建設なども候補になります。価格帯・標準仕様・対応エリアを並べて比較すると、自分の優先順位がより明確になります。
失敗しない興陽商事で家を建てる5つのポイント
興陽商事で理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを家づくりの判断軸にしてください。
- 標準仕様とオプションを最初に分ける
- 断熱等級・UA値・C値を自分のプランで確認する
- 耐震等級3の取得方法を確認する
- 総額見積で他社と比較する
- 施工エリアと現場監理体制を確認する
それぞれ順に確認します。
1.標準仕様とオプションを最初に分ける
興陽商事は太陽光発電を全棟標準搭載として打ち出しています。一方で、松尾式全館空調、蓄電池、V2Hといった上位設備は、プラン条件やオプション扱いになるケースが想定される項目です。初回見積の段階でどの設備が標準価格に含まれているか、追加費用が発生する設備はどれかを一覧表でもらうと、契約後の予算ズレを最小化できます。
私の経験では、性能訴求型の工務店ほど見積書が長くなりやすく、施主側でも理解が追いつかなくなることがあります。標準とオプションの境目を最初に明文化してもらうこと、そして見積書の項目ごとに、これは標準ですかオプションですかと確認する習慣をつけるだけで、後の交渉が格段にやりやすくなります。
住宅性能表示制度の概要では断熱等性能や耐震性能の評価基準が公表されており、標準仕様の客観的な位置づけを確認する際の判断材料になります。
2.断熱等級・UA値・C値を自分のプランで確認する
興陽商事はUA値平均0.31〜0.46、C値平均0.3、全棟気密測定という数値を打ち出していますが、これはあくまで平均値です。施主それぞれのプラン、窓の配置、吹き抜けの有無、玄関土間の取り方などで結果は大きく変動します。
確認しておきたいのは、自分のプランでのUA値計算結果、気密測定のタイミングが完成前か完成後か、測定結果の共有方法、この3点です。とくに気密測定は、断熱材の充填精度や開口部の納まりが結果に直結するため、測定結果の共有を契約前に約束してもらうと、施工品質の透明性が高まります。
業界の傾向として、HEAT20 G2基準を超えるG3水準を狙う場合、6地域ではUA値0.46以下が一つの目安になります。設計段階でUA値計算を複数パターン比較しておくと、自分のプランで実現可能な水準が見えやすくなります。興陽商事は標準提案として対応する旨を打ち出しているため、自分の家族構成や予算に合った設計案を複数比較できるか相談してみましょう。
3.耐震等級3の取得方法を確認する
興陽商事は耐震等級3認定と許容応力度計算の標準提案、直下率計算、制震ダンパーまで踏み込んだ構造設計を掲げています。耐震性能を重視する場合、契約前に確認したいのは、許容応力度計算の認定取得は標準価格に含まれるか、制震ダンパーの採用はオプションか、間取り変更時の構造計算のやり直し費用の扱いです。
業界の実態として、許容応力度計算は壁量計算と比べて時間と費用が必要なため、標準価格に含まれているかどうかで総額が変わります。地震保険料の割引や住宅ローン控除における優遇条件にもつながる場合があるため、家計面でも無視できないポイントです。
住宅瑕疵担保責任保険の制度概要もあわせて確認しておくと、新築住宅の構造に関する制度的な安心感を補強できます。
4.総額見積で他社と比較する
興陽商事の参考坪単価は60万円から100万円のレンジで案内されることが多く、これは本体価格中心の数字です。実際の総額は、付帯工事、外構、地盤改良、照明、カーテン、申請費、ローン関連費用などを含めて初めて見えてきます。
他社と比較するときは、必ず同じ条件、同じ延床面積、同じ標準仕様で見積もりを取り、付帯費用や諸経費を含めた総額で並べて検討しましょう。坪単価だけで比較すると、安く見えた会社が結果的に高くなるケースも珍しくありません。
ローコスト系メーカーや全国チェーン、地域工務店の総額をフェアに並べてから、自分の優先順位に応じて選び直すと、後悔の少ない決定ができます。
5.施工エリアと現場監理体制を確認する
対応エリアは愛媛県内各市町、香川県観音寺市・三豊市、徳島県三好市が中心と案内されています。対応エリア内でも、本社や支店からの距離によって現場監理の頻度やアフター対応のスピードに差が出るケースがあります。
確認したいのは、自分の建築地に最も近い支店はどこか、現場監督の現場訪問頻度、定期点検の対応窓口、この3点です。とくに四国中央市の本社、松山本店、新居浜支店の3拠点があるため、距離感によって現場対応のしやすさが変わってきます。
ZEH支援事業・ZEHビルダー制度を確認しておくと、ZEH仕様の家づくりにおける補助金の枠組みや、対応事業者の位置づけを理解しやすくなります。年度・予算で内容は変わるため、契約直前のタイミングで所管団体の発表を確認するのが安全です。
興陽商事の実際の坪単価をFP宅建士不動産会社社長が解説!
興陽商事の坪単価と価格構成は、高性能仕様を含んだミドル〜ハイブランド帯に位置しています。ここでは、参考坪単価、本体価格レンジ、別途必要な費用、地域内での競争力という4つの視点から掘り下げます。
基本的な坪単価と本体価格帯
興陽商事の参考坪単価は60万円から100万円のレンジが目安です。延床30坪なら本体価格1,800万円から3,000万円、延床35坪なら2,100万円から3,500万円、延床40坪なら2,400万円から4,000万円という単純計算になります。あくまで参考値で、自由設計のため坪単価は固定されず、プランや仕様、敷地条件で変動する仕組みです。
このレンジを地域工務店として見ると、ローコスト専業の30〜40万円台と比べれば確かに高い水準ですが、HEAT20 G2〜G3、太陽光標準搭載、耐震等級3、全棟気密測定といった性能仕様を含んだうえでの価格です。「性能込み坪単価」として比較したときの納得感は、決して低くありません。
別途必要な費用として、付帯工事の給排水・ガス・電気引込、外構工事、地盤改良、申請費、照明・カーテン・エアコンなどを見込む必要があります。一般的な目安として、本体価格の20〜30%を別途予算として確保しておくと、見積時のショックを和らげられます。
建築実例から見る具体的な価格レンジ
興陽商事の建築実例を確認すると、いくつかの施工事例から具体的な価格帯がイメージできます。実際の延床面積、坪単価、仕様の組み合わせを見ると、参考坪単価のレンジ内で、平均的な家庭が現実的に建てている価格帯がつかみやすくなります。
標準仕様の選び方によっても価格は変わります。たとえばトリプルガラス樹脂サッシは標準仕様に含まれていますが、サッシの色やサイズ、開口部の数、玄関ドアのグレードによってオプション差額が積み上がります。太陽光発電の容量を上乗せする場合や、蓄電池・V2Hを追加する場合も、それぞれ数十万円から百万円単位の予算が必要です。
私が現場で見てきた感覚では、性能訴求型の工務店で建てる場合、本体価格のレンジ中央値に対して、オプションで200〜400万円程度上振れすることが珍しくありません。最初の見積を本体だけと捉えず、最終的に建てる家のフル仕様で見積もり直してもらうと、現実的な総額が見えやすくなります。
坪単価を支える構造とスタイル別提案
興陽商事の坪単価は、構造と仕様の中身で支えられています。木造軸組工法を基本に、HEAT20 G2〜G3水準の断熱・気密、許容応力度計算による耐震等級3対応、太陽光発電全棟標準搭載、全棟気密測定など、ミドル〜ハイブランドに相応しい標準仕様が含まれます。
商品ラインナップとしては「自由設計」を中心に、平屋、2階建て、別荘というスタイル別の対応があり、HOYE受賞対象として「EAZY PREMIUM」「EAZY」「EAZY conomy」というシリーズも確認できます。EAZY conomyのように高性能仕様を維持しながら予算帯を抑える方向の提案も存在するため、家族構成や予算と相談しながらシリーズを選ぶ余地があります。
注意点として、HOYE受賞対象であるEAZYシリーズは現行の常設ラインアップとは区分が異なります。受賞シリーズの仕様で建てたい場合は、現行の標準仕様と、受賞時の仕様にどの程度の差分があるかを契約前に確認することをおすすめします。
愛媛県内での価格競争力
愛媛県内には、ローコスト系から地域工務店、全国チェーンまで幅広いハウスメーカーが存在します。坪単価だけを並べると興陽商事は中位より上に位置しますが、標準仕様の手厚さと外部評価まで含めた性能対価格でみると、競争力はむしろ高い部類です。
たとえば断熱性能・気密性能の数値を公表している地域工務店は限られており、HEAT20 G3水準を全棟標準として打ち出せる会社はさらに少数です。太陽光発電を全棟標準にしている地域工務店もそう多くはありません。これらを総合すると、興陽商事の坪単価レンジは「相応の根拠がある価格」と見るのが妥当です。
価格と性能のバランスをどう取りたいかで選択は変わります。同じ愛媛県内では、コラボハウスやアットハウジング、新日本建設、コウテイ建設なども候補となり、各社の標準仕様と総額見積を並べると、自分が払う価値があると感じる組み合わせが見つかりやすくなります。
フラット35の制度情報もあわせて確認しておくと、省エネ・耐震住宅向けの住宅ローンの条件を把握でき、性能仕様と資金計画を結びつけて考えやすくなります。
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興陽商事の商品ラインナップ
興陽商事の商品ラインナップは、「自由設計」「平屋」「2階建て」「別荘」という4区分が基本です。加えて、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーの受賞対象として「EAZY PREMIUM」「EAZY」「EAZY conomy」というシリーズ名が確認できます。それぞれの位置づけを整理します。
構造と性能の核となる技術
すべての商品に共通する技術ベースは、木造軸組工法と高断熱・高気密仕様、耐震等級3対応です。興陽商事はHEAT20 G2〜G3基準を全棟標準仕様、UA値平均0.31〜0.46、C値平均0.3、全棟気密測定、トリプルガラス樹脂サッシ採用というスペックを揃えています。商品名やシリーズに依存せず、興陽商事として全棟で守る基準として打ち出している水準です。
耐震面では、許容応力度計算の標準提案、直下率計算、制震ダンパーへの対応が掲げられています。地域工務店でここまで構造設計の踏み込みを標準提案として打ち出している会社は限られており、興陽商事の設計力を支える背骨です。
自由設計と平屋・2階建て・別荘というスタイル提案
「自由設計」は、興陽商事の中心となる提案です。建物形状、建材、設備を施主ごとに個別選定する完全自由設計を掲げており、規格住宅のようなパッケージ化はされていません。家事動線、収納計画、家族構成に合わせた個別最適化がしやすい一方、決める項目が多いため、打合せにかかる時間も長くなりやすい特徴があります。
「平屋」は、ワンフロアでの暮らしを希望する家庭向けの提案です。四国エリアは温暖な気候を活かした平屋ニーズが安定しており、老後の暮らしやすさや家事動線を重視する施主にとって相性が良い選択肢です。ラインアップに明示されているため、平屋志向の家庭でも安心して相談できます。
「2階建て」は、敷地を効率的に使い、家族の個室を確保したい家庭向けの提案です。延床面積を確保しやすく、土地面積に制約がある都市部の敷地でも対応しやすい構造です。
「別荘」は、趣味・余暇・二拠点生活を見据えた住まいの提案です。四国エリアは海と山の両方が近く、別荘ニーズが一定数あります。ラインアップにあるため、メインの住宅としてだけでなく、セカンドハウス用途の相談もしやすい体制が整っています。
断熱仕様とZEH対応
2024年度の新築住宅は86%がZEH仕様、2025年度目標は90%と公表されています。地域工務店として高い割合で、太陽光発電の全棟標準搭載と組み合わせることで、省エネ住宅の流れに沿った家づくりがしやすい体制です。
断熱仕様は、吹付断熱とダブル断熱の組み合わせ、トリプルガラス樹脂サッシの採用が打ち出されています。窓のサッシは四国で初めてトリプル樹脂サッシを本格導入したとアナウンスされており、地域における断熱仕様の先行事例として位置づけられます。
設備面では、松尾式全館空調や全熱交換換気も技術解説のなかで紹介されていますが、これらが全棟標準と明記されているわけではありません。プラン条件によって標準・オプションが変わるおそれがあるため、見積時に明確にしてもらうのが安心です。
HOYE受賞対象シリーズ「EAZY PREMIUM / EAZY / EAZY conomy」
EAZY PREMIUM、EAZY、EAZY conomyは、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーで複数年にわたり受賞対象として掲載されているシリーズ名です。2022年度にはEAZY PREMIUMが大賞を受賞し、四国の住宅会社としては初の大賞受賞事例となりました。
EAZY PREMIUMはフラッグシップ仕様、EAZYは性能と価格のバランス型、EAZY conomyは予算帯を抑えた仕様として位置づけられています。ただしこれらは常設商品分類というよりHOYE受賞対象名として扱われているため、現行の標準仕様と受賞時の仕様がどう一致・乖離しているかは契約前の確認が必要です。
体感型ショールームによる総合的なサポート体制
興陽商事は、四国中央市の本社、松山本店、新居浜支店という3拠点に加え、KOYO未来住宅研究所、松山本店ショールーム、新居浜ショールーム グランディエ、四国中央ショールーム テアトルなど、複数のショールームを運営しています。完成見学会や体感型展示で、断熱・気密・空調・デザインの組み合わせを実際に体験できます。
私が現場で見てきた感覚では、住宅性能は数値だけでは伝わりにくく、夏冬の体感差や音、空気の流れを身体で確認することで、初めて自分の家づくりに落とし込めるようになります。興陽商事は四国最大級と紹介される体感型施設を擁しているため、性能仕様を自分の暮らしに置き換えるプロセスを丁寧に踏みたい家庭にとって、相性の良いビルダーです。
愛媛県以外でも高断熱・高気密住宅を比較したい方は、ヤマト住建やアエラホームといった全国系の高断熱メーカーもあわせて検討すると、対応エリアと性能仕様のバランスを冷静に判断しやすくなります。
興陽商事で家を建てるメリットとデメリット
興陽商事は、四国エリアで高断熱・高気密と完全自由設計を両立する地域工務店として、公的な受賞歴と数値開示で評価を積み重ねてきた会社です。愛媛県を中心に事業を展開する興陽商事について、ここまで解説してきた内容を整理しながら、具体的な強みと弱みを順番にまとめます。
興陽商事で家を建てるメリット5つ
興陽商事には、性能と提案力に裏付けされた独自の強みがあります。それぞれの特徴を詳しく紹介します。
1.高断熱・高気密の数値が明確で比較しやすい
興陽商事はHEAT20 G2〜G3基準、UA値平均0.31〜0.46、C値平均0.3、全棟気密測定という数値を明示しています。性能を数値で語れる会社は、施主にとって他社との比較がしやすく、判断材料も透明になります。私の経験では、地域工務店でここまで踏み込んで平均値を公表している会社は少数派で、興陽商事の説明スタイルは安心感につながる強みです。
実際に施主が比較する際は、UA値、C値、断熱等級、窓のサッシ性能、断熱材の厚みなどを表にまとめると違いが見えやすくなります。興陽商事は四国の温暖な6・7地域でG2〜G3水準という、本来は寒冷地基準として設計された性能を採用しているため、夏冬の温度差を抑え、冷暖房負荷を下げる方向の家づくりがしやすい体制です。
2.太陽光発電が全棟標準搭載で光熱費対策がしやすい
興陽商事は太陽光発電を全棟標準搭載として打ち出しています。光熱費の高騰や省エネ住宅への関心が高まる中、太陽光が標準で含まれるのは、家計面のメリットがわかりやすいポイントです。
2024年度の新築住宅は86%がZEH仕様、2025年度目標は90%と公表されており、ZEHを前提とした設計・申請のノウハウが社内に積み上がっている会社、と読み取れます。ZEH基準を満たした場合、年度ごとの補助金制度の対象になる場合があり、年度・予算で内容は変動するため、契約直前に所管団体の発表を確認するのが安全です。
3.耐震等級3と許容応力度計算による高い耐震性
興陽商事は耐震等級3認定、許容応力度計算の標準提案、直下率計算、制震ダンパーまで踏み込んだ構造設計を掲げています。地域工務店でここまで構造設計を踏み込んでいるのは強みで、地震保険料の割引や住宅ローン控除における優遇条件にもつながる場合があります。
南海トラフ地震が想定される四国エリアにおいて、耐震等級3を標準提案できるかどうかは、施主にとっての重要な判断軸の一つです。興陽商事はこの軸で安定した提案を打ち出せる体制を整えており、長期的な安心感に直結します。
4.完全自由設計と平屋・別荘までカバーする幅広いラインアップ
ラインアップに「自由設計」「平屋」「2階建て」「別荘」が並び、建物形状、建材、設備を施主ごとに個別選定する完全自由設計が掲げられています。家事動線や収納計画、家族構成に合わせて、間取りと仕様を細かく調整できる体制です。
四国は温暖な気候を活かした平屋ニーズや、二拠点生活を見据えた別荘ニーズが一定数あります。これらを対応プランとして掲載しているメーカーは多くなく、ライフスタイル別の相談がしやすい点は興陽商事ならではの強みです。
5.四国最大級の体感型ショールームと地域密着のアフター
KOYO未来住宅研究所、松山本店ショールーム、新居浜ショールーム グランディエ、四国中央ショールーム テアトルなど、複数の体感型施設を擁しています。性能仕様を実際に体感し、自分の暮らしに落とし込むプロセスを踏みやすい体制です。
アフター面では、住宅瑕疵担保責任保険10年と有償20年延長、地盤保証20年、白アリ保証10年、太陽光設備保証15年、定期点検6か月・1年・2年・5年・10年というラインナップを揃えています。地域密着の体制で、入居後も相談窓口が残る安心感があります。
興陽商事で家を建てるデメリット3つ
魅力的な特徴がある一方で、検討する際に注意すべき点もあります。以下のデメリットを理解した上で、慎重に判断することが重要です。
1.ローコスト専業ではないため、価格優先の比較では割高に映る
参考坪単価は60万円から100万円のレンジで、ローコスト専業の30〜40万円台と比べると割高に感じる場面が想定されます。HEAT20 G2〜G3、太陽光標準、耐震等級3、全棟気密測定といった標準仕様まで含めた性能対価格は妥当ですが、「とにかく本体価格の安さ」を優先する施主には合いません。
家計面では、住宅ローン控除や省エネ住宅向けの補助金、断熱性能を活かした光熱費削減効果なども含めて、長期トータルコストで比較するのが現実的です。短期的な本体価格だけでなく、30年スパンで考えたときの総支払額で評価すると、ミドル〜ハイブランド帯の価値が見えやすくなります。
2.対応エリアが愛媛県中心の四国エリアに限定されている
対応エリアは愛媛県内各市町、香川県観音寺市・三豊市、徳島県三好市を中心と案内されています。それ以外のエリアは個別相談扱いとなり、対応の可否は土地条件や物件次第になります。
全国対応のハウスメーカーと比べると、対応エリアの広さでは劣ります。希望地が対応エリア外の場合、現場監理の頻度やアフター対応のスピードに影響が出る場合があるため、見積もり段階で対応可否と対応条件を確認しておくのが安全です。
3.全館空調・蓄電池・V2Hなど上位設備の標準/オプション区分が確認しづらい
太陽光発電は全棟標準として打ち出されていますが、松尾式全館空調、蓄電池、V2Hなどの上位設備は、プラン条件やオプション扱いになるケースが想定される項目です。「全棟標準」とは案内されていないため、契約前に標準と追加費用の区分を明確化しておかないと、予算ズレが起きやすい部分です。
非上場企業のため、売上・利益などの財務情報も詳細公開は限定的です。上場企業並みの財務透明性を求める施主には物足りなく感じる場面があります。地域工務店として実績と外部評価は確かですが、財務面の安心感を最重要視する場合は、複数社の財務状況を比較したうえで判断するのが現実的です。
興陽商事が向いている人
興陽商事の強みを最大限に活かせる方は、以下のような特徴を持っています。
愛媛県周辺で高断熱・高気密住宅を建てたい家庭
HEAT20 G2〜G3、UA値平均0.31〜0.46、C値平均0.3、全棟気密測定、トリプルガラス樹脂サッシといった標準仕様を、四国の温暖な6・7地域で揃えてくれる地域工務店は限られています。愛媛県・香川県・徳島県の対応エリア内で、性能訴求型の家づくりをしたい家庭にとっては、選択肢として外しにくいビルダーです。
長期的に光熱費を抑えたい、家族の健康を意識した室内温度環境を整えたい、結露やヒートショックのリスクを下げたいと考える家庭にとって、興陽商事の標準仕様は実用性の高い投資先になります。
太陽光標準搭載と省エネ住宅を前提にしたい家庭
興陽商事は太陽光発電の全棟標準搭載を打ち出しており、2024年度の新築住宅の86%がZEH仕様という実績もあります。ZEH仕様や省エネ住宅、補助金活用を前提に検討している家庭にとって、興陽商事は最初から条件を満たしやすい候補です。
電気自動車や蓄電池の導入も視野に入れている場合、太陽光の容量を確保したうえでオプションを積み上げる相談がしやすい点もメリットになります。
自由設計で平屋・二世帯・別荘を相談したい家庭
興陽商事は建物形状、建材、設備の個別対応、平屋、二階、二世帯、別荘への対応を打ち出しています。規格住宅では対応しきれないライフスタイルの要望を、設計段階から具体的に相談できる体制が整っているのは、興陽商事ならではの強みです。
老後の暮らしを見据えた平屋、親世帯と同居する二世帯住宅、趣味のための別荘など、家族構成や暮らし方の個別事情が強い家庭ほど、自由設計の恩恵を受けやすくなります。
耐震等級3や許容応力度計算による構造設計を重視する家庭
南海トラフ地震が想定される四国エリアにおいて、耐震性能は施主にとって優先度の高い判断軸です。耐震等級3認定、許容応力度計算、直下率計算、制震ダンパーといった構造設計の踏み込みを標準提案で受けられる興陽商事は、耐震を重視する家庭にとって相性の良いビルダーです。
地震保険料の割引や住宅ローン控除の優遇条件にも関連するため、家計面・安全面の両方で長期的なリターンを得やすい構造仕様です。
興陽商事をおすすめできない人
一方で、以下のような方には、興陽商事が最適な選択肢とは言えない場面もあります。
全国対応のハウスメーカーだけで比較したい人
対応エリアが愛媛県中心、香川県と徳島県は一部のみという制約があるため、全国対応の大手メーカーだけで比較したい施主には合いません。希望地が四国以外、または四国内でも対応エリア外の場合、現場監理頻度やアフター対応に制約が出やすく、最初から選択肢から外したほうがスムーズです。
本体価格の安さだけを優先したい人
参考坪単価が60万円から100万円のレンジで、ローコスト専業の30〜40万円台と比べると割高です。標準仕様の手厚さを評価できる施主には妥当ですが、とにかく本体価格を最低限に抑えたいと考える施主には合いません。性能仕様にこだわらず、低価格を優先したい場合は、ローコスト系のメーカーを中心に比較するほうが満足度を高めやすくなります。
公式決算や上場企業並みの財務透明性を重視する人
非上場企業のため、売上・利益などの財務情報は詳細公開が限られます。複数年の単体売上・営業利益・純利益を比較したい施主や、株主構成・出資比率まで踏み込んで確認したい施主には、情報量が物足りなく感じるはずです。上場企業ベースで会社の安全性を判断したい場合は、上場ハウスメーカーを優先候補にするのが現実的です。
蓄電池・V2Hまで標準搭載を前提にしたい人
標準搭載として打ち出されているのは太陽光発電までで、蓄電池・V2Hは標準と確認できません。これらを最初から標準仕様で揃えたいと考える施主は、見積時にオプション費用がかかるため、家計の計算が変わってきます。蓄電池・V2Hまで標準搭載を売りにするメーカーと比較したい場合は、他社の検討を並行して進めるのが安心です。
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興陽商事のよくある質問にFP宅建士不動産会社社長がお答え!
ここからは興陽商事に関するQ&Aを紹介します。
Q. 興陽商事の坪単価はいくらですか?
A. 興陽商事の参考坪単価は60万円から100万円のレンジが目安です。自由設計のため坪単価は固定されず、プラン、仕様、敷地条件で変動する仕組みです。延床30坪なら本体価格1,800万円から3,000万円、35坪なら2,100万円から3,500万円、40坪なら2,400万円から4,000万円が、坪単価から単純計算した目安です。実際には付帯工事、外構、地盤改良、申請費、照明・カーテン・エアコンなどが別途必要で、本体価格の20〜30%程度を予算として確保しておくと安心です。
Q. 興陽商事の施工エリアはどこですか?
A. 愛媛県内各市町、香川県観音寺市・三豊市、徳島県三好市を中心とした施工エリアが案内されています。愛媛県内では松山市、伊予市、東温市、上浮穴郡久万高原町、伊予郡松前町・砥部町、今治市、新居浜市、西条市、四国中央市、宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、喜多郡内子町、西宇和郡伊方町など、幅広い市町が対象範囲に含まれています。これら以外の地域は個別相談扱いとなるため、希望地が対応エリア外の場合は、対応可否と現場監理体制を契約前に確認しておきましょう。
Q. 興陽商事の断熱性能はどのくらいですか?
A. 興陽商事はHEAT20 G2〜G3基準を全棟標準仕様として掲げ、UA値平均0.31〜0.46 W/㎡K、C値平均0.3、全棟気密測定、トリプルガラス樹脂サッシの採用を打ち出しています。四国の温暖な6・7地域でも明らかにオーバースペック寄りの水準で、寒冷地基準として知られるHEAT20 G3のレンジに踏み込む仕様です。ただしUA値・C値は平均値であり、施主それぞれのプランや窓配置で結果は変動するため、契約前に自分のプランでの計算結果を確認することをおすすめします。
Q. 興陽商事は耐震等級3に対応していますか?
A. 興陽商事は耐震等級3認定、許容応力度計算の標準提案、直下率計算、制震ダンパーまで踏み込んだ耐震設計を打ち出しています。地域工務店としては手応えのある構造設計で、標準提案として受けられるのは強みです。注意点として、許容応力度計算による認定取得には別途費用や追加要件が発生する場合があるため、契約前に認定取得費用が標準価格に含まれるか、制震ダンパーの採用はオプションかを確認しておくと安心です。
Q. 興陽商事の保証期間はどれくらいですか?
A. 興陽商事のアフター保証は、住宅瑕疵担保責任保険10年と有償20年延長、地盤保証20年、白アリ保証10年、外壁保証としてサイディング外壁本体・シール材10年、太陽光設備保証15年、モジュール出力25年、災害保証10年、設備保証10年という構成です。設備保証延長は別途費用です。定期点検は6か月、1年、2年、5年、10年に実施。24時間365日対応窓口の有無は未確認のため、契約前にアフター連絡の運用方法を確認するのがおすすめです。
Q. 興陽商事は平屋に対応していますか?
A. 興陽商事のラインアップに「平屋」が含まれており、プラン集にも平屋事例が掲載されています。四国エリアは温暖な気候を活かした平屋ニーズが一定数あり、老後の暮らしやすさや家事動線を重視する家庭にとって相性の良い選択肢です。完全自由設計のため、家事動線、収納計画、屋根形状などを個別に相談できます。坪単価は2階建てと同じレンジで案内されているため、延床面積と土地条件によって総額が大きく変わる点には注意しましょう。
Q. 興陽商事は太陽光発電が標準ですか?
A. 興陽商事は太陽光発電を全棟標準搭載として打ち出しています。容量やメーカーはプランごとに確認が必要ですが、ZEH仕様を視野に入れた省エネ住宅を志向する家庭にとっては、最初から条件を満たしやすい標準仕様です。一方、蓄電池やV2Hは全棟標準と確認できないため、これらまで含めて標準搭載を希望する場合は、見積時にオプション費用と容量を明確化しておくと予算ズレを防げます。
まとめ
興陽商事は、HEAT20 G2〜G3水準の高断熱・高気密、太陽光発電の全棟標準搭載、耐震等級3認定、完全自由設計を四国エリアで両立できる地域工務店です。
坪単価は約60万円から100万円とミドル〜ハイブランド帯ですが、UA値平均0.31〜0.46、C値平均0.3、全棟気密測定、トリプルガラス樹脂サッシといった標準仕様を備え、2024年度の新築住宅の86%がZEH仕様という実績もあります。長期的な光熱費削減や家族の健康に配慮した室内温度環境を作りやすく、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2022年度大賞や複数年の特別優秀賞という外部評価も後押しになります。完全自由設計で平屋・別荘までカバーする幅広いラインアップ、KOYO未来住宅研究所をはじめとする体感型ショールーム、住宅瑕疵担保責任保険10年や地盤保証20年、太陽光設備保証15年といった保証制度も魅力。対応エリアが愛媛県中心の四国に限られる点、全館空調や蓄電池・V2Hが標準搭載とは確認できない点については慎重な確認が必要ですが、契約時に費用の内訳を丁寧に確認し、希望を明確に伝えることで、四国の気候に合った長く住みやすい住まいへ近づけます。
愛媛県で高断熱・高気密と自由設計を両立する家づくりを検討されている方は、興陽商事のショールームでHEAT20 G3水準の体感や松尾式全館空調の空気感を実際に確かめると、性能を自分の暮らしに落とし込む判断材料が増えます。
興陽商事以外にも、愛媛県内ではコラボハウス、アットハウジング、クリエイト伸、コウテイ建設、新日本建設なども、あわせて比較検討することで、より自分たちに合った住まいのパートナーが見つかるはずです。





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