福井県で注文住宅を検討中の方、数あるハウスメーカーの中から本当に信頼できる会社を選ぶのは簡単ではありませんよね。
坪単価はいくらで、何が含まれているのか。アフターサービスは長く付き合えるのか。施工品質は本当に大丈夫なのか。この3つに納得できる答えが出るまで、契約には踏み切れないという方が多いはずです。
インターネット上には情報があふれていますが、本当に知りたいのは「リアルな評価」ではないでしょうか。
福井市・鯖江市・坂井市を中心に1950年から地域で家づくりを続けてきた株式会社小澤工務店は、自由設計と規格住宅を併せ持ち、条件を満たすことで最長100年までサポートが継続する体制を掲げています。それでも「価格が公式に出ていないけれど、本当に手の届く価格帯なのか」「長期保証は条件を満たせば本当に機能するのか」といった不安は残ります。
そんな不安と期待を抱くあなたに、本記事では、FP宅建士不動産会社社長の視点から小澤工務店を分析。実際の評判、坪単価の考え方、商品ラインナップ、メリットとデメリット、向いている人までお届けします。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
評判悪いは嘘!小澤工務店40人の良い評判と悪い口コミ
小澤工務店で実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でも多くの意見が見られます。
ここでは小澤工務店の口コミを調査し、まとめてみましたので参考にしてみてください。
良い評判
それではまずは、良い口コミから確認しましょう。

土地探しから始めて、最終的な引き渡しまで2年近くお世話になりました。代表ご夫妻と担当者の方が、私たちの細かい要望をしっかり聞いてくれて、「この予算で本当にできるのか」と心配だった件もきちんと調整してもらえました。地元の工務店ならではの距離の近さが安心でしたし、結果的に予算内で満足できる家になりました。


住み始めて1年経ったあたりで小さな建具の不具合があり、相談したらすぐに大工さんが来てくれました。「気になることはいつでも言ってください」と言われていた通り、引き渡し後も気軽に連絡できる関係が続いています。地域工務店だからこその安心感を強く感じる毎日です。


古い家のトイレと床の張り替えをお願いしました。提案された素材と色が、暮らし方にぴったり合っていて、完成イメージ写真より仕上がりが良かったほどです。小規模な改修でも丁寧に向き合ってくれる工務店だと、家族で話しています。
小澤工務店の地域密着性と、土地探しから設計、施工、引き渡し後のフォローまでを一貫してまとめられる体制が、良い評判の土台になっていると私は見ています。福井のように冬の気候が厳しい地域では、現場の天候対応や入居後の細かなメンテナンスが満足度を左右します。実際の口コミでも、初対面の段階での話の聞き方や、引き渡し後の応対を高く評価する声が中心でした。
私の経験でも、地域密着の工務店は「会社の規模」より「窓口になる人の聞き取り力と現場との連絡密度」がそのまま満足度に直結します。小澤工務店の良い口コミは、まさにこの2点が強みになっていることを示しています。
なお、同じ福井県で地域密着の家づくりに定評があるビルダーとしては、永森建設も比較検討されることが多いです。福井県内で複数社を比較することで、より納得のいく選択ができるでしょう。
悪い評判
それでは次に、悪い口コミも確認しましょう。

最終的に小澤工務店さんで建てましたが、見積りの内訳が最初は分かりにくいと感じました。建物本体価格は提示されても、地盤改良や外構、カーテンや家具まで含めるといくらになるのかが、最初の打合せだけでは見えませんでした。もう少し早い段階で総額のレンジを聞いておけば、資金計画でモヤモヤしなかったと思います。
この声は、坪単価や本体価格を公式に数値で出していない会社全般に共通する課題です。小澤工務店の公式サイトでは、建物価格に含まれる項目として建物本体、オール電化、建築確認諸検査料、照明、付帯工事、消費税を明示し、含まれない項目として地盤補強、上下水道引き込み、外構、カーテン、家具を挙げています。情報を読み込めば書いてあるのですが、初回の打合せだけで全部を把握するのは確かに難しいです。
私が読者に勧めたいのは、初回相談の段階で「私たちの想定総予算は◯◯万円。この中に何が入って何が入らないかを教えてください」と先に伝える方法です。会社側もどこに気をつけて提案するべきかが分かり、後から「聞いていなかった」というすれ違いを減らせます。

地域工務店は、大手のように分業されたチーム制ではなく、担当者と設計者の連携で進むケースが多い分、議事録と図面の運用が満足度を左右します。小澤工務店も例外ではなく、打合せの内容が口頭中心になりやすい段階があります。
契約前の段階で「打合せの記録はどの形式で残るか」「仕様変更は誰が承認して、いつ図面に反映されるか」を確認しておくと、後半のすれ違いが大きく減ります。私自身、宅建士として住宅売買契約の現場を見てきた立場から言うと、注文住宅は変更点を文書化できているかどうかでトラブル率がはっきり変わります。

完全自由設計でお願いしましたが、決めることが多くて夫婦で疲弊した時期がありました。標準仕様の範囲とオプション扱いになるものの線引きが、商品ラインによって違うようで、当初想定していた予算をオーバーしてしまった点は反省しています。
LS・S・B・Cという4クラスでは、それぞれ標準仕様の範囲が異なります。公式サイトの価格表示で「標準10項目」と書かれているのはLS・Sクラスが対象で、B・Cクラスでは問い合わせ確認となっています。クラスごとの標準範囲を最初に一覧で受け取り、どこからがオプションかを契約前に握っておくことが、追加費用の発生を抑える鍵です。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
デザイン性や高性能住宅を重視して比較したい方は、ノークホームズの口コミや評判もあわせて確認してみると、比較の参考になるでしょう。
参考:Googleマップ
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!小澤工務店で家を建てる方法
小澤工務店で家づくりを検討している方へ、FP宅建士不動産会社社長の視点から失敗しない進め方を解説します。
小澤工務店は、1950年に大工として福井で創業し、1986年に株式会社化、2009年に三代目の小澤雅志氏が代表取締役に就任した地域工務店です。福井市・鯖江市・坂井市を主軸エリアとし、自由設計のLS・S・Bクラスと規格住宅のCクラスを組み合わせた「O-Style」を提供しています。
そのため「自由設計と規格住宅の選び分けができる」「土地探しから資金計画まで一体で相談できる」「条件を満たすことで最長100年のアフターサポートにつながる体制を掲げている」点に強みがある一方、坪単価や全棟UA値など重要な数値の公式公表が限定的なため、契約内容や費用の透明性をしっかり確認することが重要です。まずは全体像と評価を押さえましょう。
FP宅建士不動産会社社長の筆者による小澤工務店の全体評価はこちら!
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | B+ランク |
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
総合評価は100点換算で84点。同規模の地域工務店としてはバランスの取れた評点ですが、項目ごとに見ると強弱がはっきりしています。
最も高いのはアフターサービスの4.6です。日本住宅保証検査機構(JIO)による住宅瑕疵担保責任保険を全棟に導入し、建築中の品質検査を全6回実施。引き渡し後は引き渡し時・1年・2年・5年・10年・15年・20年・30年の標準8回点検を行い、希望に応じて最大13回まで延長可能となっています。
10年間は24時間365日対応のコールサービスもあり、水回り・鍵・ガラス破損・エアコンや給湯器の応急対応に動いてもらえる体制です。建てた直後の不安だけでなく、暮らし始めてから10年単位で続く小さなトラブルにまで窓口を一本化できる点は、地域工務店として強い武器です。
間取りの自由度は4.4で、4クラスを使い分けることで「完全自由設計」も「規格デザインからの選択」も選べる作りになっています。これは地域工務店としては設計幅の広い構成で、土地条件や予算に合わせて入口を変えられる点が評価できます。
一方で、耐震性、断熱性、コストパフォーマンス、会社の信頼度がいずれも4.1〜4.2に収まっているのは、それぞれの根拠となる数値、つまりUA値、平均C値、坪単価、年間棟数、売上高などが公式サイトでは限定的にしか出ていないためです。家づくりの安心材料となる数値が読み取りにくい点は、検討者にとって明確な確認ポイントになります。
そんな小澤工務店での家づくりを成功させるためには、まずその特徴をしっかりと理解することが重要です。小澤工務店の特徴を5つにまとめました。
1950年創業の地域密着で福井の気候を読み込んだ家づくり
小澤工務店は1950年に初代の小澤若松氏が大工として創業し、1986年に二代目の小澤賢治氏が株式会社化、2009年に三代目の小澤雅志氏が代表取締役社長に就任しています。創業から70年以上、本社を福井市羽坂町に置き続け、エリアも福井市・鯖江市・坂井市を主軸としてきました。
福井のように冬は雪が積もり、夏は湿気が高く、季節風の影響も受けるエリアでは、土地ごとの方位・通風・積雪荷重への配慮が、暮らしの快適さに直結します。私の経験では、こうした地域特性への読み込みは大手の全国展開メーカーよりも、創業地で長く続く工務店のほうが「定石」として身についていることが多いです。
実際に公式の沿革を見ても、2014年の無添加住宅加盟、2018年の自給自足コンセプト「O-Smart2020」、2022年の「O-Style」リリースと、福井市場で受け入れられる商品をその都度作り直してきた跡が分かります。地域工務店としての継続力は、契約後のアフター関係の長さにも直結する大事な要素です。
LS/S/B/C 4クラスから選べるO-Styleの幅広さ
主力商品は2022年にリリースされた「O-Style」です。LS-CLASSはラグジュアリー寄りの最上位、S-CLASSはデザイナーズとナチュラルを両立した自由設計、B-CLASSは家族構成や立地に合わせた自由間取り、C-CLASSは一流建築家設計の8タイプから選ぶ規格住宅という構成になっています。
LS・Sクラスは公式に「標準10項目」として高気密・高断熱、長期優良住宅仕様、耐震等級3相当などを掲げており、性能を重視する方の主力候補になります。B・Cクラスは標準10項目の扱いを問い合わせベースとしているため、性能・仕様・価格のバランスを担当者と握りながら決めていくスタイルです。
「自由設計が良いけれど価格が読めないと不安」「規格住宅で良いけれど画一的なのは嫌」という悩みに対し、4クラスを使い分けて答えを出せる点は、検討者にとって入口の選びやすさにつながります。
土地探しと住宅ローンの相談を初期から並走できる
公式の土地探しページでは、変形地や北道路など一見すると条件の悪い土地でも、設計力で価値を引き出す提案を行うと説明されています。さらに資金計画ページでは、毎月5のつく日に住宅ローン個別相談会を完全予約制で開催し、福井銀行や福井信用金庫を取引銀行として案内できる体制を持っています。
家づくりは「土地」「建物」「資金計画」の3点が連動して成立します。土地代と建物代のバランス、月々の返済額、変動金利か固定金利か、住宅ローン控除の使い方など、検討の初期段階で総額の見通しが立つかどうかで、契約後の満足度が大きく変わります。
FPとして実務で見てきた感覚では、土地が決まる前から住宅会社が資金計画に並走してくれる会社は、契約後の予算オーバーが起こりにくいです。小澤工務店はこの並走を初期から組み込んでいる工務店のひとつと言えます。
最長100年を視野に入れた長期サポート体制
小澤工務店は「O-STYLE 長期保証 PREMIUM100」として、最長100年のサポートを公式に掲げています。構造躯体・防水の初期保証は10年で、定期点検の継続と所定の有償メンテナンスを行うことで、100年の枠まで延長可能という仕組みです。
定期点検は引き渡し時・1年・2年・5年・10年・15年・20年・30年の標準8回。希望に応じて最大13回まで延長でき、引き渡しから10年間は24時間365日対応のコールサービスがついています。鍵やガラスの破損、エアコン・給湯器の応急対応など、暮らしの中で起こりやすいトラブルに窓口を一本化できる点が安心材料です。
ただし、30年目以降の更新には別途維持管理費用がかかります。100年という数字だけで判断せず、「いつ・いくらの有償メンテナンスが必要か」「どこまでが無償でどこからが有償か」を契約前に確認しておくことが、保証の本当の価値を見極める鍵です。
JIO全棟導入と建築中6回検査による品質担保
小澤工務店は、住宅瑕疵担保責任保険にJIOを全棟導入し、建築中の建物品質検査を全6回行っています。基礎配筋、構造躯体、防水、断熱、内装下地などの主要工程で第三者基準と社内基準の両方をチェックする体制です。
地域工務店の中には、保険加入の有無や検査回数を曖昧にしている会社もあります。JIO全棟導入と6回検査を公式に明示している点は、検査体制を公開している会社として一定の信頼度を担保する材料になります。
なお、自分の物件で「いつ・誰が・何を見るのか」を一覧でもらっておくと、引き渡し後の不具合発生時にも「ここで見たはずだから対応してほしい」と冷静に話ができます。書面でのチェックリスト共有を相談しましょう。
予算内で「自由度のある間取り」「長期で付き合えるアフター」の両方を妥協したくない方にとって、小澤工務店は有力候補のひとつです。
契約前は、商品ごとの標準仕様範囲、建物価格に含まれる項目と含まれない項目、長期保証の更新条件と費用感を書面で確認し、期待値を丁寧にすり合わせておくと、満足度の高い家づくりにつながります。
小澤工務店は高い?ネットの評判を徹底検証!
ここからはサジェストワードとしても見かける「高い」という疑問について、実態を整理してみます。
ポジティブな意見から見える強み
小澤工務店の良い評判で繰り返し出てくるのが、「初対面からの聞き取りが丁寧」「現場の対応が早い」「引き渡し後も気軽に相談できる」の3点です。地域工務店としての距離の近さが、満足度の中核を作っています。
設計面では、自由設計のS・Bクラスを使ったケースで、家事動線や子ども部屋の使い方など、家族のライフスタイルに踏み込んだ提案を受けたという声が目立ちます。土地が変形地でも、配置と窓位置で生活感を変えられる提案が出てきたケースも複数見られました。
リフォーム・リノベーション領域でも、複数の職人が顔を合わせて打合せに参加してくれる体制が評価されています。介護リフォームでの補助金申請支援、トイレや床など小規模改修での提案力など、新築以外の領域でも長期関係の地盤が見てとれます。
公式の沿革にも2014年の無添加住宅加盟、2024年の「ハウス・オブ・ザ・高断熱窓2024 by APW 増改築部門 嶺北エリア第1位」、2025年の「安全持続性能の家の会2025アワード リノベーション部門 最優秀賞」が掲載され、リフォーム・リノベーション領域での取り組みが客観評価でも見える化されています。
私が業界で見てきた感覚として、地域工務店で「新築から増改築まで一気通貫で受けられる」「外部アワードを継続的に受賞している」会社は、施工力と提案力に厚みがあるケースが多いです。新築を建てた施主が将来のリフォームでも同じ会社に依頼できることは、長期で見たコスト面でも安心材料になります。
ネガティブな意見から見える懸念点
一方で、検討者が事前に意識しておきたい懸念点もあります。最も多いのは、坪単価や総額の見通しが、初期相談の段階では立てにくいという声です。
公式サイトでは建物価格に含まれる項目と含まれない項目が明示されているものの、地盤改良・上下水道引き込み・外構・カーテン・家具などの別途費用は、敷地条件によって金額が大きく変わります。「建物本体価格」と「総額」の差が大きく見えやすい構造なので、最初の総額レンジを早い段階で確認したいところです。
もう1点は、商品クラスごとの標準仕様範囲の差が分かりにくいことです。LS・Sは公式に「標準10項目」を持ちますが、B・Cクラスは問い合わせベースで個別確認となっています。クラス選びの段階で標準とオプションの線引きを書面でもらっておくと、後半の追加費用が抑えられます。
担当者との相性も、地域工務店ならではの論点です。専任に近い形で進む分、合う合わないが直接出ます。打合せ記録、仕様変更の承認プロセス、連絡頻度を最初に決めることで、ほとんどの摩擦は予防できます。
加えて、UA値や全棟平均C値といった「数字での性能比較材料」が公式公表されていない点も、性能を重視する検討者には引っかかる部分です。施工現場のブログで個別事例が紹介されているケースはありますが、これは全棟標準の値ではないため、自分が建てる建物の試算値を別途確認する必要があります。
評判から見る小澤工務店の総合評価
「高い」というサジェストは、特定の不祥事や倒産情報を根拠としたものというより、坪単価や本体価格が公式に数値で出ていないことから来る「金額が読めない不安」を反映していると私は見ています。公式サイトおよび主要な公開情報の範囲では、価格について特筆すべき問題は見当たりません。契約前には改めて自分の予算と相見積もりで確認しましょう。
総合的に見ると、小澤工務店は「土地・設計・施工・アフター」を地域内で一貫して任せられる工務店として、福井市周辺で安定した支持を集めています。福井という気候・地盤・市場特性を踏まえれば、地元の中堅工務店としては検討の上位に置いて構わない会社です。
ただし、坪単価・UA値・全棟C値・年間棟数といった「数字での比較材料」は限定的なので、検討者側が見積書と仕様書を要求して比較する姿勢が必要です。複数社の同条件見積もりを取り、商品クラスごとの標準範囲を一覧化したうえで判断しましょう。
価格明瞭性を重視するなら、規格住宅にも強いフィアスホーム福井店との比較も検討の余地があります。福井県内で同価格帯・同コンセプトの候補を並べることで、「高い」という漠然とした不安は数字に置き換えて検証できます。
失敗しない小澤工務店で家を建てる5つのポイント
小澤工務店で理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを、家づくりを進める際の参考にしてください。
- 商品クラスLS・S・B・Cの選び方を性能と価格の両面で固める
- 資金計画は土地・建物・諸費用・別途工事を1枚で把握する
- 担当者との連絡ルールと議事録運用を契約前に決める
- 長期保証の条件と30年目以降の更新費用を確認する
- 同条件見積もりで競合候補と比較する
それぞれ確認しましょう。
1.商品クラスLS・S・B・Cの選び方を性能と価格の両面で固める
O-Styleの4クラスは、コンセプト・標準仕様の幅・価格帯がそれぞれ異なります。LS-CLASSはラグジュアリーとゼロエネを意識した最上位、S-CLASSは2021年次世代省エネ基準を突破したと公式が説明する次世代スタンダード、B-CLASSは自由間取り、C-CLASSは規格住宅です。
まず最初に決めたいのは、「自由設計を取るか、規格デザインから選ぶか」と、「性能はどこまで上げたいか」の2軸です。LS・Sは公式の標準10項目で高気密・高断熱、長期優良住宅仕様、耐震等級3相当などを掲げており、性能重視ならこちら寄り。B・Cは標準範囲の確認が必要なので、見積もりの段階で「同じ性能をBで実現したらいくら違うか」を併走で出してもらいましょう。
最終的な比較は、坪単価より「希望仕様で建てた場合の本体価格」で行うのが鉄則です。性能表示制度の考え方については、国土交通省の住宅性能表示制度も参考になります。
2.資金計画は土地・建物・諸費用・別途工事を1枚で把握する
坪単価は公式に出ていないため、自分側で「総額表」を1枚作るのが最短ルートです。建物本体、付帯工事、地盤改良、上下水道引き込み、外構、カーテン、家具、登記費用、住宅ローン諸費用、火災保険、引越し費用までを一覧化しましょう。
小澤工務店では毎月5のつく日に住宅ローン個別相談会を開催しており、初期段階から取引銀行の福井銀行や福井信用金庫を含めた資金計画の相談ができます。フラット35を併用するパターンを検討するなら、住宅金融支援機構のフラット35公式情報で金利と条件を確認しておくと話が早いです。
長期優良住宅として認定を受けた場合、一定の要件を満たすことで、住宅ローン減税や登録免許税などの優遇対象になる場合があります。年度や予算で条件が変わるため、契約前に税理士や担当者と確認しましょう。
3.担当者との連絡ルールと議事録運用を契約前に決める
地域工務店は担当者との距離の近さが強みですが、その分、議事録と図面の運用が満足度を左右します。打合せの内容を誰がどう記録し、仕様変更はどの形式で承認するのか、最初の打合せの段階で握っておきましょう。
おすすめは、毎回の打合せ後に「決定事項」「持ち帰り事項」「次回までの宿題」の3点を文書で共有してもらう運用です。図面と仕様書の更新版を毎回受け取れる体制にしておくと、後半の「言った言わない」がほぼ消えます。
連絡頻度は「平日のどの時間帯に電話・メール・LINEなどのどの方法で連絡するか」までを最初に決めると、お互いストレスが減ります。地域工務店は専任体制が多い分、ルールを共有できれば一体感が出やすい働き方です。
4.長期保証の条件と30年目以降の更新費用を確認する
O-STYLE 長期保証 PREMIUM100は、最長100年のサポートを掲げる仕組みです。ただし、構造躯体と防水の初期保証は10年、その後は10年ごとに有償メンテナンスを行うことで延長していく形になります。30年目以降は別途維持管理費用がかかり、建物の耐久性能によって延長可能期間も変わります。
契約前に確認したいのは、各更新タイミングで想定される費用感、無償対応と有償対応の境界、定期点検の標準8回と最大13回延長それぞれの内訳です。10年間の24時間365日コールサービスについても、応急対応の範囲、有償・無償の線引き、引き渡しから何日以内の対応かを書面で確認しておきましょう。
長く付き合うほど、地域工務店は「家を建てた会社」から「家のかかりつけ医」へと役割が変わります。料金表と対応範囲の文書化が、長期付き合いの土台です。
5.同条件見積もりで競合候補と比較する
公式の坪単価が出ていない以上、判断は「相見積もり」で行うのが現実解です。希望する仕様、商品クラス、延床面積、設備グレードを揃え、同じ条件で福井県内の競合と比較しましょう。
同価格帯の候補としては、永森建設、ノークホームズ、フィアスホーム福井店などが挙がります。同エリアでさらに地元工務店を見るなら、リョーエンホームやタキナミ、水元工務店なども候補です。
比較表は、坪単価ではなく「総額」「標準仕様」「長期保証」「アフター点検回数」「定期点検費用」の5軸で並べると、本質的な違いが見えます。複数社で打合せをすると、自分たちが本当に重視しているポイントも見えてきます。
小澤工務店の実際の坪単価をFP宅建士不動産会社社長が解説!
小澤工務店の坪単価と価格構成は、公式サイトに数値が出ていないこともあり、検討者が最も気になるテーマのひとつです。ここではFP宅建士不動産会社社長の視点で、価格の組み立て方を解説します。
公式情報と総額のレンジ感
公式サイトには坪単価・本体価格の具体的な数値は掲載されていません。代わりに、建物価格に含まれる項目として、建物本体、オール電化、建築確認諸検査料、照明、付帯工事、消費税の6項目が画像で示されています。
建物価格に含まれない項目は、地盤補強工事、上下水道引き込み工事、外構・エクステリア工事、カーテン、家具の5項目です。福井エリアの地盤特性によっては地盤補強工事の有無で総額が大きく変わるため、敷地調査の結果が出てからの数字で資金計画を組むのが安全です。
実務上の目安として、福井県内の中堅工務店で自由設計を選んだ場合、付帯工事まで含めた本体価格と、別途工事まで含めた総額には15〜25%程度の差が出ることが多いです。「建物本体は手の届く価格に見えたが、総額で見ると当初予算を超えた」というすれ違いを避けるためにも、最初から総額レンジで聞くことが大切です。
商品クラスごとの考え方
LS-CLASSはハイクオリティとハイセンスを掲げる最上位で、天然塗壁「珊瑚ステイ」を標準装備するなど仕様がしっかりしています。性能と素材にこだわるほど坪単価は上がる構造です。
S-CLASSは2021年次世代省エネ基準を突破したと説明される次世代スタンダードで、デザイナーズとナチュラルを両立する商品です。標準10項目の対象として、高気密・高断熱、長期優良住宅仕様、耐震等級3相当などが含まれる構成になっています。
B-CLASSは家族構成や立地条件に合わせた自由間取りで、性能と価格のバランスを担当者と握りやすい構成。C-CLASSは8タイプのデザインから選ぶ規格住宅で、平屋と2階建てを選択可能、間取りカスタムはオプション扱いです。
クラスを上げるほど標準で含まれる項目が広がり、その分本体価格は上がります。一方で、後からの追加費用が抑えられるため、トータルで見ると「上位クラスで建てたほうが結果的にお得」というケースもあります。
別途工事と諸費用の目安
別途工事費用は、敷地条件と希望仕様で大きく変わる項目です。地盤補強は敷地調査の結果次第ですが、業界の経験則として、福井エリアの軟弱地盤では数十万円から数百万円の幅が出ることがあります。上下水道引き込みは、前面道路までの距離と既設管の有無で変わります。
外構工事は、駐車場の舗装方法、フェンス、植栽の量で大きく変動します。実務上の目安として、カーテンと家具を含めると、本体価格とは別に総額の20〜30%程度の予算を見ておくと堅実な組み方です。
諸費用としては、登記費用、住宅ローン関連の事務手数料、印紙税、火災保険、引越し費用、地鎮祭・上棟式の費用などがあります。これらは本体価格や延床面積によって変わりますが、実務上の目安として、おおむね100〜200万円台の範囲に収まることが多いです。
特に注意したいのが地盤補強工事です。福井平野の一部には軟弱地盤が含まれるエリアがあり、表層改良・柱状改良・鋼管杭など、補強工法によって費用が大きく変わります。土地契約前に地盤調査の概況を確認し、想定される補強工法と費用レンジを工務店に試算してもらえると、土地代と合わせた総額判断の精度が上がります。
外構工事も「建物が建ってから別業者で」となると、コミュニケーションコストが増え、結果的に費用がかさむケースもあります。可能なら、建物と外構をセットで小澤工務店に相談し、駐車場・玄関アプローチ・庭・フェンスまでをワンストップで設計してもらうほうが、デザインの統一感とコストのバランスが取りやすいです。
福井エリアでの価格競争力
福井県内の中堅・地域工務店の価格帯と比較すると、小澤工務店は「中堅から中堅上位」のポジションです。1950年創業の地域密着性、JIO全棟導入と6回検査、最長100年サポートを考えると、価格に対する内容のバランスは妥当な範囲に収まっていると私は見ています。
「価格の明瞭さ」を重視するなら、規格性のある住宅も含めて比較すると、選択肢が広がります。フィアスホーム福井店、永森建設、ノークホームズなどとの相見積もりで、同条件での総額感を掴むのが現実的なステップです。
最終判断は、坪単価の数字より「希望仕様での総額」「長期保証の更新コスト」「アフター対応の中身」を合わせた総合点で行いましょう。坪単価だけで会社を選ぶと、別途工事や保証の更新費用で帳尻が変わり、想定外の予算オーバーにつながりやすいからです。
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME'Sの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒
小澤工務店の商品ラインナップ
小澤工務店の現行ラインナップは、2022年にリリースされた「O-Style」が中心です。コンセプト・自由度・価格のバランスが異なる4クラスを用意し、検討者の入口を選びやすくしています。
LS-CLASS:ラグジュアリー&ゼロエネ志向
LS-CLASSは「強くてカッコいい家」をテーマに、ハイクオリティとハイセンスを両立し、省エネだけでなくゼロエネを目指すラグジュアリー寄りの最上位商品です。天然塗壁「珊瑚ステイ」を標準装備し、内装の素材感にもこだわります。
性能面では、LS・Sクラス共通の標準10項目として、高気密・高断熱、長期優良住宅仕様、耐震等級3相当などが掲げられています。設備性能ページでは、アルミ樹脂複合断熱サッシ、断熱玄関ドア、保温浴室、熱回収換気の記載があり、福井のような寒冷気味のエリアでの暮らしを意識した仕様です。
なお、公式UA値や全棟平均C値は数値として公表されていません。性能を契約前に押さえたい場合は、希望仕様での試算UA値、引き渡し前の気密測定の有無、測定値の保証範囲を担当者に確認しておくと、検討の精度が上がります。
S-CLASS:デザイナーズ&ナチュラルの次世代スタンダード
S-CLASSは公式に「ワンランク上のデザイナーズ&ナチュラル」と説明され、2021年次世代省エネ基準を突破した次世代スタンダード住宅と位置付けられています。LSクラスより現実的な予算帯で、自由設計のデザイン性と性能を両立したい層に向く構成です。
LSと同様に標準10項目の対象で、設備性能ページに掲載される断熱サッシや断熱玄関ドア、熱回収換気を組み合わせた仕様です。自由設計の自由度を活かしつつ、標準仕様で性能の土台が決まっているため、検討初期から「どこまで標準でどこからがオプションか」が判断しやすい構成になっています。
ナチュラル系の素材感、デザイナーズ系の窓割りや勾配天井の活用など、自由設計らしい遊びを楽しみたい方には主力候補です。福井の自然な街並みに馴染ませながら、内側で個性を表現したい家族にハマる構成です。
B-CLASS:自由間取りの実用ライン
B-CLASSは、家族構成・ライフスタイル・立地条件に合わせて自由に間取りを設計する商品です。LSやSよりも、価格と自由度のバランスを取りたい検討者向けの位置づけになります。
LS・Sの標準10項目の扱いとは異なり、B-CLASSは標準仕様の範囲が問い合わせベースとなっています。希望する性能を実現するためにどのオプションが必要か、価格はどう変わるかを担当者と詰める進め方になるため、初期相談で標準範囲の一覧を受け取っておくとスムーズです。
公式サイトの紹介例として、限られた敷地で住みやすさを確保した「B-01」など、土地条件に合わせた設計案も掲載されています。狭小地や変形地での自由設計を検討するなら、Bクラスは有力な選択肢です。
C-CLASS | 規格住宅:8タイプから選ぶ平屋・2階建て
C-CLASSは、一流建築家が設計した8タイプの基本デザインを持つ規格住宅です。すべてのデザインで平屋と2階建てを選択でき、間取りのカスタムオプションも用意されています。
公式説明では、断熱・耐震・換気システム等の標準機能を装備する構成と位置づけられており、規格住宅でありながら性能の土台を持つ商品です。価格を抑えながら一定の性能を確保したい層、デザインの選び方を絞りたい層に向きます。
平屋を選択肢に入れたい方にとっても、C-CLASSは入口として検討しやすい商品です。間取りの自由度より、デザインと価格のバランスを重視するなら、Cクラスから入ってオプションで個別調整するアプローチも現実的です。
アフターサポート体制
商品ラインナップに加えて、小澤工務店ならではの強みが「O-STYLE 長期保証 PREMIUM100」と定期点検体制です。JIOによる住宅瑕疵担保責任保険を全棟導入し、建築中の品質検査は全6回。
引き渡し後は引き渡し時・1年・2年・5年・10年・15年・20年・30年の標準8回点検を実施し、最大13回まで延長できます。10年間は24時間365日対応のコールサービスがあり、水回り・鍵・ガラス破損・エアコン/給湯器の応急対応が可能です。
商品選びとアフターサポートはセットで考えるべき要素です。長く付き合う前提で、商品ラインのコンセプトと保証の中身を、契約前に書面で握っておきましょう。
価格明瞭性を重視する方は、規格住宅にも強いクラフィットハウスとの比較も視野に入れると、検討の幅が広がります。
小澤工務店で家を建てるメリットとデメリット
小澤工務店は、1950年創業の福井県地域工務店として、自由設計と規格住宅を両立しながら、最長100年を視野に入れたサポート体制を持つメーカーです。福井市・鯖江市・坂井市を中心に事業を展開する小澤工務店について、ここまで解説してきた内容を整理しながら、その具体的な強みと弱みを確認しましょう。
小澤工務店で家を建てるメリット5つ
小澤工務店には、地域密着の長い歴史と総合サポート体制に裏打ちされた独自の強みがあります。それぞれの特徴を詳しく確認しましょう。
1.JIO全棟導入と建築中6回検査の品質担保
小澤工務店は、住宅瑕疵担保責任保険にJIOを全棟導入しています。建築中の建物品質検査も全6回実施し、基礎配筋、構造躯体、防水、断熱、内装下地などの主要工程で第三者と社内の両方の目を通す体制です。
地域工務店の中には、保険加入の有無や検査回数を曖昧にしている会社もあります。JIO全棟導入と6回検査を公式に明示していることは、品質管理の透明性という意味で、検討者にとって分かりやすい安心材料になります。
2.最長100年を視野に入れた長期保証とアフター体制
「O-STYLE 長期保証 PREMIUM100」により、最長100年のサポートが可能とされています。定期点検は引き渡し時・1年・2年・5年・10年・15年・20年・30年の標準8回で、希望に応じて最大13回まで延長可能です。構造躯体と防水の初期保証10年を基本に、定期点検と所定の有償メンテナンスを継続することで段階的に延長していく仕組みで、30年目以降は別途維持管理費用がかかります。
加えて、引き渡しから10年間は24時間365日対応のコールサービスがあり、水回り・鍵・ガラス破損・エアコン/給湯器の応急対応をひとつの窓口で受けられます。建てて終わりではなく、暮らし始めてからの「困った」を地域内で受け止める体制は、地域工務店ならではの強みです。
3.自由設計と規格住宅を1社で選べる柔軟さ
O-Styleの4クラス構成により、ラグジュアリー寄りの自由設計から、規格住宅まで1社で選び分けられます。「自由設計が良いけれど予算が読みにくい」「規格住宅で良いけれど画一的なのは嫌」という悩みに対し、商品ラインを切り替えて答えを出せる柔軟さがあります。
LS・Sの標準10項目では、高気密・高断熱、長期優良住宅仕様、耐震等級3相当を掲げ、性能を重視する方の主力候補に。Cクラスでは平屋・2階建てを選択でき、8タイプのデザインからカスタムを重ねる進め方です。
4.土地探しと住宅ローン相談を初期から並走できる体制
公式の土地探しページでは、変形地や北道路など条件の難しい土地でも設計力で価値を引き出す提案を行うと説明されています。福井市・鯖江市・坂井市の土地情報を、建物の条件と組み合わせて提案できる体制です。
資金計画ページでは、毎月5のつく日に住宅ローン個別相談会を完全予約制で開催。福井銀行や福井信用金庫を取引銀行として、地元金融機関を含めたローン相談ができる強みもあります。土地と建物と資金計画を1社で並走できるのは、検討初期の動きを軽くする大きな価値です。
5.1950年創業の地域密着と長期関係の地盤
1950年に大工として創業し、1986年に株式会社化、2009年に三代目が代表に就任した、福井市羽坂町に本社を構える地域工務店です。創業から70年以上、福井市・鯖江市・坂井市の市場で家づくりを続けてきた実績があります。
工務店通信の定期発行、OB向けイベント、地域マルシェへの出店など、引き渡し後の関係を継続するための仕掛けも持っています。長期で付き合える地域工務店としての地盤を感じる構成です。
小澤工務店で家を建てるデメリット3つ
魅力的な特徴がある一方で、検討する際に注意すべき点もあります。以下のデメリットを理解した上で、慎重に判断することが重要です。
1.坪単価・本体価格の公式数値が公表されていない
公式サイトでは、建物価格に含まれる項目と含まれない項目は明示されているものの、坪単価や本体価格の具体的な数値は掲載されていません。検討者からすると、初期の段階で「自分の希望仕様だと総額いくらか」を読み取りにくい構造です。
比較時は、同条件の見積書を取り、地盤改良、上下水道引き込み、外構、カーテン、家具までを含めた総額で判断する必要があります。「坪単価」より「総額」で比較する姿勢を持つことが、価格面のすれ違いを避ける鍵です。
2.UA値・全棟平均C値などの性能数値の公表が限定的
高気密・高断熱、断熱サッシ、断熱玄関ドア、熱回収換気などは公式に訴求されていますが、UA値や全棟平均C値といった具体的な性能数値は公表されていません。施工現場のブログで気密測定の事例値が紹介されているケースはありますが、これは個別現場の値であり、全棟の標準性能としては扱えません。
契約前に「自分の希望仕様での試算UA値」「引き渡し前の気密測定実施の有無と測定値」「測定値が一定の数字を超えた場合の保証範囲」を担当者に確認しておくと、性能面の判断材料が揃います。
3.B・Cクラスの標準仕様範囲が公式サイトだけでは把握しきれない
公式のラインナップでは、標準10項目はLS・Sクラスが対象と明示され、B・Cクラスについては問い合わせベースとなっています。Web上だけで商品仕様を完全把握するのは難しく、検討の早い段階で担当者と個別に握る必要があります。
これは小澤工務店に限らず、商品ラインを細かく分けている工務店全般に共通する傾向です。デメリットというより「準備が必要なポイント」と捉え、初回相談で各クラスの標準範囲一覧を要求するのが現実的な進め方です。
小澤工務店が向いている人
小澤工務店の強みを存分に活かせる方は、以下のような特徴を持っています。
福井市・鯖江市・坂井市周辺で地域密着型の工務店を探している人
公式の主軸エリアと一致し、土地探し・設計・施工・アフターを一体で相談しやすい立地です。福井の気候や地盤特性を理解した提案を受けたい方、引き渡し後も近くの会社と長く付き合いたい方には自然な選択肢になります。
地域工務店を選ぶ最大の価値は、「家を建てた後」の関係性です。福井市内で長期に付き合える会社を探しているなら、まず候補に入れる価値があります。
自由設計の柔軟さと価格の分かりやすさを両方求める人
LS・S・Bの自由設計ラインと、Cの規格住宅ラインを1社で選び分けられるので、「完全に自由が良い」「ある程度パターン化して価格を読みたい」という両方のニーズに応えやすい構造です。
予算と希望仕様を担当者に伝えながら、どのクラスがフィットするかを相談しながら決められるのが強みです。複数の商品ラインを比較できる工務店は、地域内ではそう多くありません。
引き渡し後の点検・保証を重視する人
最長100年サポート、標準8回・最大13回の定期点検、10年間24時間365日のコールサービスという体制は、地域工務店としてはしっかりしたほうです。引き渡し後の安心感を価格より重視する方には、相性の良い会社です。
長く住む家ほど、アフターサービスの中身が暮らしの満足度に直結します。点検頻度と緊急対応の窓口が明確な点を評価できる方に向きます。
土地探しや住宅ローン相談から始めたい人
土地が決まる前から、設計・建物価格・資金計画を並走できる体制を持っています。住宅ローン個別相談会、土地探しサポート、複数の取引銀行による融資相談を組み合わせて、検討初期の動きをスムーズにできます。
家づくりは、土地・建物・資金計画の3点が同時に動いて成立します。1社で並走してくれる体制は、初めての方ほど価値を感じやすい部分です。
小澤工務店をおすすめできない人
一方で、以下のような方には、小澤工務店が最適な選択肢とは言えない場合があります。
坪単価やUA値を公式数値だけで即比較したい人
公式の坪単価、UA値、全棟平均C値などが公表されていません。Web上の公式情報だけで他社と数字を並べて比較したい方には、判断材料が揃いにくい構造です。
このタイプの方は、まずカタログや見積もりを取り寄せ、自分側で数字を揃えてから比較する手間を覚悟する必要があります。
全国展開の大手ブランドを希望する人
小澤工務店は福井県を主軸とする地域工務店です。全国どこでも対応してほしい方、全国展開ブランドの安心感を重視する方には、コンセプトが合いません。
大手の全国ブランドを比較したい方は、別の枠で候補を集めたほうが効率的です。
常設展示場を複数回って比較したい人
大手ハウスメーカーのように、住宅展示場の中に常設のモデルハウスを構える体制ではありません。検討時の見学は、自社のショールームや完成見学会、OB宅見学などが中心になります。
「いろいろなメーカーを並べて土日に展示場巡りをしたい」というスタイルの方には、検討の入口が他社と異なる点を理解しておく必要があります。
商品ごとの標準仕様をWebだけで把握したい人
B・Cクラスの標準10項目相当の扱いが問い合わせベースである点、坪単価や具体的な性能数値が公式に出ていない点を踏まえると、Webだけで仕様を網羅するのは難しい構造です。
このタイプの方は、最初から「資料請求+初回相談」をセットで動くほうがストレスが少なく、判断が早く進みます。
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小澤工務店のよくある質問にFP宅建士不動産会社社長がお答え!
ここからは小澤工務店に関するQ&Aを紹介しましょう。
Q. 小澤工務店の坪単価はいくらですか?
A. 公式サイトでは坪単価や本体価格の数値は公表されていません。商品ラインナップページでは、建物価格に含まれる項目として建物本体、オール電化、建築確認諸検査料、照明、付帯工事、消費税が、含まれない項目として地盤補強、上下水道引き込み、外構、カーテン、家具が明示されています。見積もりの段階では別途工事と諸費用まで含めた総額で確認し、複数社の相見積もりで判断するのが現実的です。
Q. 小澤工務店の施工エリアはどこですか?
A. 公式サイトのトップでは、福井市・鯖江市・坂井市の注文住宅・新築戸建てを中心に掲げています。無添加住宅代理店としての掲載情報では、施工可能エリアを福井県全域とする記載もあります。市町村単位での対応可否や、エリアによる出張費の発生有無は、初回相談で確認しておくと安心です。
Q. 小澤工務店の保証期間は何年ですか?
A. 公式サイトでは「O-STYLE 長期保証 PREMIUM100」として、最長100年のサポートが可能と説明されています。構造躯体・防水の初期保証は10年で、定期点検と所定の有償メンテナンスを継続することで延長していく仕組みです。定期点検は標準8回、最大13回まで延長可能。30年目以降の更新には別途維持管理費用がかかります。
Q. 小澤工務店は平屋に対応していますか?
A. C-CLASSでは、8タイプの基本デザインすべてで平屋か2階建てを選択可能と公式に掲載されています。B-CLASSや自由設計系の商品でも、土地条件・予算・家族構成に応じた相談が可能です。平屋を希望する場合は、敷地面積や採光・通風の取り方が間取りに大きく影響するため、初回相談時に土地と希望延床面積を持って話を始めるとスムーズです。
Q. 小澤工務店の断熱性能はどのくらいですか?
A. 公式サイトでは、高気密・高断熱、アルミ樹脂複合断熱サッシ、断熱玄関ドア、保温浴室、熱回収換気などを訴求しています。LS・Sクラスの標準10項目には「高気密・高断熱」「長期優良住宅仕様」が含まれます。一方で、UA値や全棟平均C値の数値は公表されていません。具体的な性能を比較したい場合は、希望仕様での試算UA値や、引き渡し前の気密測定の有無を担当者に確認してください。
Q. 小澤工務店はZEHに対応していますか?
A. 公式のZEH実績報告ページでは、2024年度の新築・既存改修いずれもZEH実績0%、2025年度の普及目標を新築50%・既存改修50%とする内容が掲載されています。ZEHを希望する場合は、希望仕様での試算と、対応可能な太陽光発電や蓄電池の構成、年度ごとの補助金制度を契約前に確認しておくと、計画と費用感が整理しやすくなります。
Q. 小澤工務店はしつこい営業がありますか?
A. 公式のお問合せページでは、希望されていない場合の訪問営業は行わない旨が記載されています。資料請求や相談の段階では、希望する連絡方法・時間帯・訪問希望の有無を明確に伝えておくと安心です。私の経験では、地域工務店は大手ハウスメーカーよりも営業の押し感が穏やかなケースが多く、初回相談での距離感を見てから次のステップへ進めば、ストレスは抑えられます。
Q. 小澤工務店のショールームや完成見学会はありますか?
A. 公式サイトでは、福井市羽坂町の本社に併設するショールームの案内と、完成見学会・OB宅見学会の情報が随時掲載されています。完成見学会は実際の施工事例を実物で確認できる貴重な機会で、自由設計の細かな仕上がりや、商品クラスごとの素材感、収納や動線の作り方まで体感できます。事前予約制が基本のため、検討初期の段階で公式サイトのイベントカレンダーを確認し、希望日程を押さえておくとスムーズです。
Q. 小澤工務店のカタログや資料請求はできますか?
A. 公式サイトのお問合せフォームから、商品カタログや会社案内の資料請求が可能です。検討初期に資料請求を済ませておくと、商品クラスごとのコンセプト、標準仕様の概要、施工事例などを自宅で比較できるため、初回相談の打合せが具体的な内容から始められます。資料請求の際に「希望延床面積」「希望商品クラス」「土地の有無」を備考欄に書いておくと、初回相談で受けられる提案の精度が上がります。
まとめ
株式会社小澤工務店は、1950年に福井で創業した地域工務店として、自由設計のLS・S・Bクラスと規格住宅のCクラスを組み合わせた「O-Style」を主力商品とし、福井市・鯖江市・坂井市を中心に家づくりを行うメーカーです。
坪単価は公式に数値公表されていないものの、JIO全棟導入と建築中6回検査、標準8回・最大13回の定期点検、条件を満たすことで最長100年まで延長可能な「O-STYLE 長期保証 PREMIUM100」、10年間24時間365日対応のコールサービスといったアフター体制を強みに持ちます。土地探しから資金計画、設計・施工、引き渡し後のフォローまでを地域内で一貫して任せられる点、自由設計と規格住宅を1社で選び分けられる点、福井エリアの気候・地盤特性を踏まえた提案を受けやすい点は、検討者にとって大きな魅力です。
一方で、UA値や全棟平均C値などの性能数値、B・Cクラスの標準仕様範囲、坪単価や年間棟数といった「数字での比較材料」は限定的なので、契約前に書面で仕様と費用の内訳を丁寧に確認し、希望条件を明確に伝えることが、納得のいく家づくりに直結します。
福井で地域密着の注文住宅を検討されている方は、小澤工務店のショールームや完成見学会を訪れ、O-Styleの商品クラスごとの雰囲気と、担当者との相性を、まずは現地で体感してみてください。
小澤工務店以外にも、福井県内では永森建設、ノークホームズ、フィアスホーム福井店、リョーエンホーム、タキナミ、水元工務店、活衛工務店なども、あわせて比較検討することで、より自分たちに合った住まいのパートナーが見つかるはずです。





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