鹿児島県で注文住宅を検討中の方、数あるハウスメーカーの中から本当に信頼できる会社を選ぶのは簡単ではありませんよね。地元密着で長年の実績がある会社を選びたい一方で、価格や性能、保証内容も妥協したくない、というのが本音ではないでしょうか。
「鹿児島の気候に合った家づくりができる会社はどこなのか」「坪単価がどのくらいで、何が標準仕様に含まれるのか」「引渡後のアフターサービスはどこまで頼れるのか」。多くの方がこの3点で迷ってしまい、なかなか1社に絞り込めないまま情報収集だけが長引いてしまうケースをよく見かけます。
インターネット上には情報があふれていますが、本当に知りたいのは「リアルな評価」ではないでしょうか。広告や公式情報だけでは見えてこない、実際に建てた人の感想や、業界の中で見たときの立ち位置を知りたいという声が多く寄せられます。
鹿児島で長年支持を集めるMBCハウスは、MBC南日本放送グループの一員として、地域の気候風土を踏まえたパッシブデザインと高断熱・高気密、耐震等級3を組み合わせた家づくりを得意としています。地域密着型のブランドだからこそ、坪単価の妥当性や担当者との相性、アフター体制の充実度をしっかり見極めたいという気持ちは当然です。
そんな不安と期待を抱くあなたに、本記事では、FP宅建士不動産会社社長の視点からMBCハウスを本音レビュー。口コミ評価から坪単価、商品ラインナップ、メリットとデメリット、向いている人の特徴まで、契約前に押さえておきたい情報を一通りお届けします。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
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これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
工務店も含めて幅広く比較したい方は・・・SUUMO
ローコストでも品質の良い家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
ハウスメーカーを軸に検討したい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できれば紹介した3社すべてからカタログを取り寄せておくのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
評判悪いは嘘!MBCハウス73人の良い評判と悪い口コミ
MBCハウスで実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でも幅広い意見が見られます。
ここではMBCハウスの口コミを調査し、印象的だったコメントをまとめました。
良い評判
まずは良い口コミから順に紹介します。

夏の日射と冬の冷え込み、両方を抑えたいと思って何社か比較しましたが、MBCハウスの方は最初の打合せから鹿児島の気候の話を具体的にしてくれて納得感がありました。庇の長さや窓の位置を季節ごとに説明してくれて、入居後の真夏もリビングのエアコン1台で十分快適に過ごせています。光熱費の上がり方も想定の範囲内に収まっていて、性能の話に嘘がなかったと感じます。


モデルハウスを見たときに、鹿児島の風景に合う白い外観と、庭につながる開放的なリビングが気に入りました。間取りの提案も、家事動線や収納の位置まで踏み込んで考えてくれて、図面の段階から「実際に住んだときの動き」を一緒に確認できたのは大きかったです。完成した家は、来客のたびに「広く感じる」と言われています。


入居から3年が経ちましたが、点検のタイミングごとに住宅履歴を共有してくれて、過去の打合せ内容や仕様まですぐに振り返れるのが助かっています。設備の調子が気になるときに連絡しても、対応がスムーズで放置されることがありません。建てて終わりではなく、長く付き合える相手だと思える点が一番の満足ポイントです。
MBCハウスの良い評判を整理すると、鹿児島の気候を踏まえた設計力、土地探しから建物提案までを一体で進められる安心感、引渡後のフォロー体制という3点に集約できます。私の経験では、地域密着型の会社で「土地の短所まで説明してくれる」と言われるケースは決して多くありません。営業トークで土地のメリットだけを強調する会社よりも、リスクを共有しながら判断できる会社のほうが、契約後のミスマッチが目立って少ない印象です。
特に鹿児島は降灰、台風、高い日射量という独特の気候条件があり、設計時にこれらを踏まえているかどうかで、住み始めてからの快適性に大きな差が出ます。MBCハウスのパッシブデザインの考え方は、敷地ごとの日射角度や風向きを踏まえて窓・庇・間取りを決めるという、地域工務店らしい設計力が現れている部分です。
また、引渡後の住宅履歴管理や、Mファミリーと呼ばれるオーナー連絡の仕組みは、契約前は見落としがちな評価ポイントです。建てたあとの相談先がしっかり残るかどうかは、10年20年スパンでの満足度に直結します。
悪い評判
それでは次に、悪い口コミを紹介します。

規格住宅から始めたのですが、見学した実例の仕様が気に入って、外壁や設備を少しずつグレードアップしていったら、最初の見積もりから300万円ほど上がってしまいました。標準仕様の範囲とオプションの境目を、もう少し早い段階で線引きして説明してもらえばよかったと反省しています。後悔というほどではありませんが、予算管理は自分でも数字を追う必要があると感じました。
オプションを積み上げて総額が膨らむのは、注文住宅でよく起きるパターンです。私が実務でお客様にお伝えしているのは、契約前の段階で「標準仕様一覧」「変更したい項目」「想定オプション費用」を一覧表にまとめてもらうこと。MBCハウスのMセレージュのように坪単価が公式公表されている商品でも、標準外の変更を加えると総額は当然変わってきます。
特に、外壁・サッシ・キッチン・浴室・床材・照明計画あたりは、グレードを上げる方が多いポイントです。打合せのたびに「現段階の総額」を担当者に確認し、議事録に残してもらう習慣をつけると、後から「こんなに上がるはずじゃなかった」という事態を避けやすくなります。

地域工務店型のハウスメーカーは、担当者との相性が満足度を左右しやすい構造になっています。これはMBCハウスに限った話ではなく、同規模の鹿児島の会社全般に当てはまる傾向です。
私の現場感覚では、家づくりの打合せ期間は半年から1年に及ぶケースが多く、その間に担当者の異動や産育休が発生する可能性は十分にあります。要望リスト、予算上限、絶対NGの仕様、変更履歴を文書で残しておけば、誰が引き継いでも認識のズレを最小化できます。打合せ後にメールで議事録を送ってもらう、LINEのグループで関係者を一元化するなど、情報共有の仕組みを意識して整えておきましょう。

当初は規格住宅のMセレージュで進めていたのですが、間取りの自由度の制約が気になり、途中でフルオーダーのMブランシェに切り替えました。結果的に満足できる家にはなりましたが、最初に各商品の自由度の違いをもっと比較してから契約していれば、設計のやり直しに時間を取られずに済んだはずです。商品選びの段階を慎重にやるべきだと痛感しました。
規格住宅と完全自由設計は、価格の明快さと自由度のトレードオフがはっきりしています。Mセレージュは20坪から30坪の26プランから選ぶ規格型で、坪単価と打合せ時間を抑えやすい一方、間取りや外観の自由度はMブランシェに比べて制約があります。
最初の問い合わせの段階で、自分たちが「価格と時間効率を優先したいのか」「設計の自由度を優先したいのか」を整理しておくと、商品選びの迷いが減ります。両方を見たい場合は、Mセレージュの26プランを一通り眺めたうえで、Mブランシェの完成事例も併せて確認することで、どちらの方向性が自分たちに合うかが見えてきます。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
なお、鹿児島でデザイン性と地域密着を重視する家づくりを検討している方は、シンケンや丸和建設など、設計思想が近い競合の特徴も併せて確認することで、比較の精度を高めやすくなります。
参考:Googleマップ
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!MBCハウスで家を建てる方法
MBCハウスで家づくりを検討しているあなたへ、FP宅建士不動産会社社長の視点から「失敗しない進め方」を解説します。
MBCハウスは、株式会社南日本放送が全額出資するMBC開発株式会社の住宅部門で、鹿児島県全域を主戦場とする地域密着型のハウスメーカーです。1969年の設立から55年以上にわたり、鹿児島で5,800棟以上の住まいづくりに携わってきました。
そのため「鹿児島の気候を踏まえた設計力」「土地探しからアフターまでの一貫対応」「地域企業としての信頼性」に強みがある一方、住宅部門単独の決算情報や年間引渡棟数が公表されていないため、実績規模や個別商品の坪単価については、契約前に資料請求や見積もりで具体的に確認することが重要です。まずは全体像と評価を押さえましょう。
FP宅建士不動産会社社長の筆者によるMBCハウスの全体評価はこちら!
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | Aランク |
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
MBCハウスの特徴をまとめると、地震対策と断熱性能で高い水準を確保しつつ、地域密着型ならではの土地提案・資金計画相談・引渡後フォローを一気通貫で受けられる点が大きな魅力です。耐震等級3を標準としつつ、住友ゴム工業の制震ダンパーMAMORYを標準採用しており、揺れに対する備えが二段構えになっています。
断熱性能の面では、UA値0.46、C値0.5以下を目指すという公式の説明に加え、第一種熱交換型換気と樹脂サッシ、Low-Eペアガラスを基本仕様として組み合わせています。鹿児島の高湿度・高日射の気候を踏まえた設計と組み合わせることで、夏冬どちらの季節も室内環境を整えやすい構成です。
間取りの自由度については、フルオーダーのMブランシェなら大胆な設計に対応できる一方、規格住宅のMセレージュは26プランから選ぶ仕組みとなり、自由度よりも価格と打合せ時間の効率を重視する設計思想です。コストパフォーマンスは、Mセレージュの坪単価56万円〜・本体価格1,430万円〜という公式表示によって、初期予算の見通しが立てやすい点が評価できます。
会社の信頼度では、MBC南日本放送グループという地域での認知度の高さに加え、JBN・全国工務店協会への所属や、一級建築士事務所登録、特定建設業許可といった公的な許可情報がしっかり整っています。地域企業としての継続性に不安を感じにくいという点は、長期保証を担保する観点からも見逃せません。
そんなMBCハウスでの家づくりを成功させるためには、まずその特徴をしっかりと理解することが重要です。MBCハウスの特徴を5つにまとめました。
鹿児島の気候を前提にしたパッシブデザイン
MBCハウスの設計思想の中心にあるのが、敷地ごとの緯度経度・季節ごとの日射角度・風向きをシミュレーションして、窓・庇・間取りを決めていくパッシブデザインの考え方です。エアコンや暖房といった機械設備に頼り切る前に、自然エネルギーを活かして室内環境を整えるという、住宅性能の基本に立ち返った設計手法だといえます。
鹿児島は夏の強い日射、台風、降灰、冬場の冷え込みという、ほかの地域とは違った気候条件があります。私の現場感覚では、これらを踏まえた設計を最初から提案できる会社は、地元工務店であっても限られます。MBCハウスの場合、モデルハウス見学の段階から、土地の方位や周辺建物の影響を踏まえた設計の話を具体的に進められるため、検討の早い段階で「自分たちの土地でどう設計されるのか」をイメージしやすい点が大きな利点です。
耐震等級3とMAMORYの組み合わせ
地震対策の面では、耐震等級3を標準としつつ、住友ゴム工業の制震ダンパーMAMORYを標準採用するという二重の備えを採っています。耐震等級3は数百年に1度の極めて稀な地震に対しても、損傷の修復ができる範囲に揺れを抑える設計水準です。
制震ダンパーは地震時のエネルギーを吸収し、繰り返し発生する揺れに対して建物の損傷を抑える役割を担います。鹿児島も全国の例にもれず地震リスクから無縁ではなく、長期で住む住宅において揺れに対する備えを標準化していることは、契約前の不安を軽くする要素です。
公式坪単価が明快なMセレージュ
注文住宅の検討で多くの人が悩むのが「いくらくらいから建てられるのか」という初期段階の予算感です。MBCハウスは規格住宅のMセレージュについて、公式に坪単価56万円〜・本体価格1,430万円〜という数値を提示しており、20坪から30坪の26プランから選べる仕組みを公開しています。
リビングエアコン、カップボード、ガス乾燥機といった主要設備が標準仕様に含まれていることも明示されているため、後から「これも別料金だった」というギャップが起きにくい構成です。打合せの回数を抑えつつ、鹿児島仕様の性能と明快な仕様で家を建てたい層には相性が良い商品です。
20年保証と6回点検の長期サポート
MBCハウスの保証体系は、構造20年、地盤20年、シロアリ20年・保証限度額1,000万円、住設機器10年という構成で、引渡後の点検は1年・2年・5年・10年・15年・20年の6回が基本となります。住宅履歴情報を一元管理し、過去の打合せ内容や仕様変更まで遡って確認できる仕組みも整えています。
私が住宅相談を受けるなかで強く感じるのは、保証年数だけを比較しても本質は見えないということです。保証の対象範囲、有償点検の条件、延長の前提条件まで含めて確認しないと、契約後に「思っていた保証と違った」となりかねません。MBCハウスの場合、定期点検が等間隔ではなく、初期と長期に厚く配置されている設計であることもポイントとして押さえておきましょう。
MBCグループの総合相談力
MBCハウスは住宅単体ではなく、MBC開発株式会社という法人の住宅部門として運営されています。同じ会社の中に不動産建設事業本部があり、土地探しや分譲物件の提案を一体で進められる体制が整っているのが特徴です。グループ会社にはMBCリフォームやMBCビルドもあり、建てたあとのリフォームやRC造の相談まで地続きで受けられます。
地域企業としての継続性、テレビ・ラジオでの認知度、鹿児島ユナイテッドFCのオフィシャルトップパートナーといった地域貢献活動など、信頼の裏付けとなる要素が幅広く揃っています。長期で住む家だからこそ、企業の継続性は無視できない選定軸になります。
予算内で「鹿児島仕様の性能」と「土地から保証までの一貫対応」、両方妥協したくないあなたにとって、MBCハウスは有力候補の一つです。
契約前は、標準仕様の範囲と想定オプションの費用、保証延長の条件、土地条件に応じたパッシブ設計の具体内容を書面で確認し、期待値を丁寧にすり合わせておくと、満足度の高い家づくりにつながります。
MBCハウスは高い?ネットの評判を本音検証!
MBCハウスの評判を分析するうえで、ネット上で目立つ「高い」というキーワードについて、あなたが実際のところどう捉えるべきかを整理しておきましょう。坪単価や総額の見え方は、商品や仕様の選び方によって大きく変わるため、単純な高い・安いの議論ではなく、構造的な要素を分解して理解することが重要です。
ポジティブな意見から見える強み
良い評判として挙がる内容を分析すると、性能・対応・デザイン・アフターの4軸に集約できます。性能面では、鹿児島の気候を踏まえたパッシブデザインによる夏冬の快適性、UA値0.46を目安とする断熱仕様、第一種熱交換換気の組み合わせを評価する内容が目立ちます。
対応面では、土地探しの段階から建物提案までを一体で進められる安心感、土地のデメリットまで踏み込んで説明してくれる姿勢が信頼につながっています。デザイン面では、モデルハウスや施工実例を見て、鹿児島の風景になじむ外観や庭とつながるリビングを評価する内容が多く挙がります。
アフター面では、住宅履歴管理、Mファミリーによるオーナー連絡、6回の定期点検といった引渡後の仕組みを安心材料として挙げる方が多い傾向です。建てた後の相談先が明確に残る設計であることが、長期で住む家を選ぶうえでの満足度につながっている点が読み取れます。
ネガティブな意見から見える懸念点
一方で、気になる意見として挙がるのが「価格・オプション」「担当者との相性」「規格住宅の自由度」の3点です。価格に関しては、Mセレージュの公式坪単価56万円〜という入り口価格は明快なものの、外壁・サッシ・キッチンなどの仕様変更や、Mブランシェのフルオーダー設計に切り替えた場合に総額が上がるという指摘が見られます。
担当者との相性は、地域工務店型のハウスメーカー全般に共通する論点です。打合せ期間が長期に及ぶため、人事異動や担当者の変更があった場合に、初期の認識のズレが残ってしまうケースがあります。要望や予算上限を文書化しておくことで、引継ぎ時のミスを最小化できます。
規格住宅の自由度については、Mセレージュが26プランから選ぶ規格型である以上、間取りや外観に大胆な変更を加えたい場合には制約が生じます。価格と時間効率を優先するか、設計の自由度を優先するか、最初の段階で軸を決めておくことが必要です。
評判から見るMBCハウスの総合評価
総合的に見ると、MBCハウスは「鹿児島の気候に合わせた設計力と性能を、地域密着の安心感とともに享受できるハウスメーカー」という立ち位置にあります。Mセレージュの公式価格56万円〜という分かりやすい入り口を持ちつつ、Mブランシェのフルオーダーで設計の自由度に応える商品ラインナップを構えている点が、価格と性能のバランスにつながっています。
「高い」という検索キーワードに対しては、入り口価格の高さよりも、仕様変更やオプション追加によって総額が上振れする可能性が要因となるケースが多いというのが実態に近い見方です。標準仕様で何ができて、どこからが追加費用になるのかを契約前に明確にしておけば、想定外の予算超過は避けられます。
懸念点として挙がる担当者対応や規格住宅の自由度についても、家づくりの初期段階で要望と予算の優先順位を整理しておけば、商品選択や担当者との認識合わせの精度を高められます。地域工務店型の特性を理解したうえで、コミュニケーションの仕組みを丁寧に作ることが、満足度を引き上げる近道です。
契約前には、標準仕様の範囲、想定オプションの費用、保証の対象範囲と延長条件、土地条件に応じた設計内容を書面で確認したうえで、複数回の打合せを通じて担当者との相性を見極めましょう。鹿児島でデザイン性を重視するならシンケン、コスパ型住宅の比較ならセンチュリーハウス、自然素材重視なら丸和建設といった選択肢もあるため、比較対象を持つことで判断の精度が上がります。
失敗しないMBCハウスで家を建てる5つのポイント
MBCハウスで理想の住まいを手に入れるためには、あなたが押さえておきたい重要なポイントがいくつかあります。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを家づくりを進める参考にしてください。
- 商品ラインナップを最初に分けて整理する
- 標準仕様の範囲とオプション費用を契約前に書面化する
- 総額ベースの資金計画を組み立てる
- 土地条件と鹿児島の気候を踏まえた設計を依頼する
- 保証・点検の対象範囲と延長条件を確認する
順番に確認します。
1.商品ラインナップを最初に分けて整理する
MBCハウスにはMブランシェ、Mセレージュ、The leeway、BinO鹿児島、アールシー ハウスという複数の商品があり、それぞれ自由度・価格帯・構造・コンセプトが異なります。Mブランシェは木造軸組みMDパネル工法による完全自由設計、Mセレージュは木造全面パネル工法の26プラン規格住宅、The leewayは余白あるプライベートヴィラ提案、BinO鹿児島はライフスタイル型のセレクト住宅、アールシー ハウスは鉄筋コンクリート造のフルオーダーという棲み分けです。
最初の問い合わせの段階で「自由度を最重視するのか」「価格と時間効率を優先するのか」「特定のライフスタイル提案を求めるのか」を明確にしておくと、商品選びでの迷いが減ります。住宅性能表示制度の耐震等級や断熱等性能等級については、国土交通省の住宅性能表示制度ページも参考にしながら、各商品の差分を比較しましょう。
2.標準仕様の範囲とオプション費用を契約前に書面化する
MBCハウスのMセレージュは公式に坪単価56万円〜・本体価格1,430万円〜という分かりやすい価格を提示している一方、外壁・サッシ・キッチン・浴室・床材といった主要部位については、グレードを上げると当然総額が変わります。Mブランシェ、The leeway、BinO鹿児島、アールシー ハウスは公式坪単価が公表されておらず、見積もりベースで初期予算を組み立てる必要があります。
打合せの早い段階で「標準仕様一覧」「変更したい項目」「想定オプション費用」を表にまとめてもらい、書面で残しておきましょう。これは私が実務で必ずクライアントに勧めているステップで、後から「こんなに上がるはずじゃなかった」というギャップを減らすために最も効果的です。
3.総額ベースの資金計画を組み立てる
注文住宅の総額は、本体工事費だけでなく、付帯工事、外構工事、地盤改良費、登記費用、火災保険、ローン諸費用、家具家電、引越し費用までを含めた金額で考える必要があります。Mセレージュの本体価格1,430万円〜という数値は、あくまでも本体工事費の入り口であり、土地の条件や仕様によって付帯工事や地盤改良の費用は大きく変わります。
実務上の目安として、本体工事費に対して20%から30%程度の付帯費用を見込んでおくと安全です。土地探しから相談する場合は、土地代、建物代、付帯費用、諸費用、家具家電費用を合算した総額予算を最初に設定し、その範囲内で建物のグレードを決めていく流れが堅実です。住宅ローンを組む場合は、月々の返済額が手取り収入の20%から25%以内に収まるかどうかも併せて確認しましょう。
4.土地条件と鹿児島の気候を踏まえた設計を依頼する
鹿児島は夏の強い日射、台風、降灰、冬場の冷え込み、桜島の影響といった、ほかの地域にはない気候条件があります。土地の方位、隣家の位置、高低差、地盤条件によって、設計の最適解は大きく変わってきます。MBCハウスはパッシブデザインを設計思想に掲げているため、土地条件と気候を踏まえた設計を依頼しやすい会社です。
具体的には、夏の南西からの日射をどう遮るか、冬の南からの日射をどう取り込むか、台風時の窓配置、降灰対策の換気フィルター、地盤調査の結果に応じた基礎設計といった項目を、設計初期の打合せで確認しておきましょう。地盤改良が必要な場合は別途費用が発生するため、地盤調査結果が出た段階で総額への影響を確認することも重要です。
5.保証・点検の対象範囲と延長条件を確認する
MBCハウスの保証は、構造20年、地盤20年、シロアリ20年・保証限度額1,000万円、住設機器10年という構成で、点検は1年・2年・5年・10年・15年・20年の6回となっています。住宅履歴情報を一元管理する仕組みも整っており、過去の打合せ内容や仕様変更を遡って確認できる体制です。
ただし、保証の対象範囲、有償点検の条件、延長の前提となる定期点検や有償メンテナンスの内容については、契約書ベースで確認することが必要です。住設機器10年保証はSOMPOワランティの住宅設備機器延長保証への加入が前提となるため、加入条件や対象機器の範囲も併せて確認しましょう。BinO鹿児島のように提携FC色のある商品では、MBCハウス共通保証との差分があり得るため、商品ごとに保証条件を整理しておきましょう。
MBCハウスの実際の坪単価をFP宅建士不動産会社社長が解説!
MBCハウスの坪単価と価格構成は、商品ごとに公開状況が異なるため、あなたが商品別に整理して把握しておくことが欠かせません。FP宅建士不動産会社社長の視点から、初期予算の見積もり方を分解して解説します。
基本的な坪単価と本体価格帯
公式に確認できる価格は、規格住宅のMセレージュの坪単価56万円〜・本体価格1,430万円〜という数値です。20坪から30坪の26プランから選ぶ規格型で、リビングエアコン、カップボード、ガス乾燥機といった主要設備が標準仕様に含まれている点が、入り口価格としての分かりやすさにつながっています。
Mブランシェ、The leeway、BinO鹿児島、アールシー ハウスは公式坪単価が公表されていません。Mブランシェは完全自由設計のフルオーダーであり、仕様によって坪単価は大きく変動します。鹿児島の地域工務店としてはミドル〜ハイブランド帯に位置付けられる商品で、公式の坪単価表示はないため、希望仕様を伝えたうえで個別見積もりを依頼するのが現実的な進め方です。アールシー ハウスは鉄筋コンクリート造のため、木造に比べて坪単価が高くなる傾向があります。
総額を見積もる際は、本体工事費に対して付帯工事・外構・地盤改良・諸費用を加える必要があります。実務上の目安として、本体価格に対して20%から30%の付帯費用が一つのレンジとなり、本体1,430万円のMセレージュであれば、付帯費用込みで1,720万円から1,860万円前後の総額レンジが目安です。地盤改良や外構グレードによっては上振れすることもあるため、見積もり段階で個別確認することが重要です。Mブランシェのフルオーダーや、土地代を含めた検討の場合はさらに大きく変動するため、見積もりベースで早めに把握しておきましょう。
建築実例から見る具体的な価格レンジ
The leewayの実例では、いちき串木野市の二世帯住宅で延床44.75坪、長期優良住宅、耐震等級3、MAMORY標準採用、熱交換型第一種換気、太陽光7.28kW、オール樹脂サッシ、アクアフォーム断熱という仕様が公開されています。延床40坪超で長期優良住宅・ZEH性能を確保するクラスの実例として参考になります。
Mブランシェの実例では、鹿児島の気候を踏まえた庇・窓配置、外断熱と内断熱の組み合わせ、第一種熱交換換気、樹脂サッシ・Low-Eペアガラスといった性能仕様が公開されています。標準仕様での建築でも、UA値0.46水準の断熱性能を出せる構成が確認できます。
実例ベースで価格を考える場合、標準仕様での建築か、オプションを積み増した仕様かによって坪単価が大きく変わります。気になる実例があれば、その仕様で建てた場合の見積もりを依頼することが、自分たちの予算で何が建てられるかを把握する近道です。
坪単価を支える構造とスタイル別提案
MBCハウスの主力工法は、Mブランシェの木造軸組みMDパネル工法と、Mセレージュの全面パネル工法です。耐震等級3を標準とし、住友ゴム工業の制震ダンパーMAMORYを標準採用することで、坪単価に対する性能のバランスを高めています。アールシー ハウスは鉄筋コンクリート造による完全フルオーダーで、デザイン性と耐久性を最優先する層に向けた商品です。
スタイル別では、Mブランシェが完全自由設計の高性能省エネ住宅、Mセレージュが厳選26プランの規格住宅、The leewayが余白を重視するプライベートヴィラ提案、BinO鹿児島がスキップフロアやアウトドア提案を含むライフスタイル型、アールシー ハウスがRC造完全フルオーダーという棲み分けです。坪単価の差は、自由度・構造・標準仕様の組み合わせによって生まれているため、自分たちが求める方向性に近い商品を選ぶことで、無理のない総額に収まりやすくなります。
鹿児島県内での価格競争力
鹿児島県内には、ヤマサハウス、丸和建設、七呂建設、晃栄住宅、ベルハウジング、センチュリーハウス、シンケンといった地域工務店・地域ビルダーが揃っています。それぞれ得意な価格帯やコンセプトが異なるため、坪単価だけで優劣を判断するのは難しい市場です。
MBCハウスの強みは、MBC南日本放送グループという地域認知の高さと、土地探しから建物提案・引渡後フォローまでの一貫対応にあります。Mセレージュの公式坪単価56万円〜という分かりやすい入り口、Mブランシェのフルオーダー設計、アールシー ハウスのRC造まで揃えた商品ラインナップの幅広さも、価格競争力を支える要素です。
価格を比較する際は、坪単価そのものではなく、同じ性能水準・同じ間取り・同じ標準仕様で揃えたうえで総額比較することが大切です。同じ60万円/坪でも、断熱仕様や保証年数、標準設備の内容が違えば、実質的な価格は大きく変わります。
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MBCハウスの商品ラインナップ
MBCハウスは、自由設計のフルオーダーから規格住宅、ライフスタイル提案型、RC造まで、性格の異なる商品を複数展開しています。それぞれの位置付けを整理して、あなたの方向性に合う商品を見極めましょう。
Mブランシェ フルオーダープラン
Mブランシェは、敷地ごとの日射・風向きを設計に取り込み、断熱・気密まで一貫して仕上げる完全自由設計の住宅です。気候を読み取って性能をつくる発想がMブランシェの中心軸となっており、木造軸組みMDパネル工法を採用したうえで、周辺環境まで踏まえた個別設計を最初から組み立てます。
断熱仕様としては、壁にアクアフォーム90mm、屋根に200mm、基礎にカネライトフォーム50mmという構成が標準仕様として公開されており、樹脂サッシとLow-E遮熱ペアガラス、第一種熱交換型換気を組み合わせることで、UA値0.46水準の断熱性能を確保しています。耐震等級3とMAMORY標準採用は他商品と共通です。
設計自由度を最重視する層、長期優良住宅・ZEH対応で高性能を狙いたい層、敷地条件が複雑で個別設計が必要な層に向いた商品です。坪単価は公式公表されていないため、希望仕様を伝えたうえでの見積もりベースの確認が必要となります。
規格住宅Mセレージュ
Mセレージュは、20坪から30坪の26プランから選ぶ規格住宅で、坪単価56万円〜・本体価格1,430万円〜という公式価格が提示されています。木造の全面パネル工法を採用し、制震ダンパー標準記載、リビングエアコン・カップボード・ガス乾燥機といった主要設備を標準仕様に含めている点が特徴です。
断熱仕様としては、屋根アクアフォームLITE170mm、壁95mm、床フェノバボード45mmという構成で、サッシはYKK AP APW330系の樹脂窓が標準です。MBCハウス共通の耐震等級3標準、UA値0.46目安、C値0.5以下を目指す気密性能の方針はMセレージュにも適用されます。
価格と打合せ時間を抑えつつ、鹿児島仕様の性能と明快な仕様を求める層に向いた商品です。間取りの自由度はフルオーダーに比べて制約があるものの、26プランのバリエーションがあるため、家族構成やライフスタイルに合うプランを選びやすい設計になっています。
The leeway
The leewayは、白い外観とプライベートヴィラのような余白を重視するコンセプトのラインです。実例では、長期優良住宅、耐震等級3、MAMORY、熱交換型第一種換気、太陽光7.28kW、オール樹脂サッシといった仕様が公開されています。
家事効率、コンパクトで広く見える間取り、庭とのつながり、リゾート感のある空間といった要素を重視する層に向いた商品です。坪単価は公式公表されていないため、見学会や個別相談で具体的な価格レンジを確認することになります。
BinO鹿児島
BinO鹿児島は、「自遊に、くらす」をテーマに、スキップフロアやアウトドアといった暮らしの選択肢から間取りを発想するライフスタイル提案型の住宅シリーズです。全国ブランドBinOの鹿児島地域での展開で、MBCハウスが取り扱っています。商品ごとに構造仕様や標準設備が異なるため、検討する際はBinOの個別商品の資料を併せて確認することが必要です。
ライフスタイル提案を重視する層、スキップフロアや平屋といった特徴的な間取りを求める層に向いた商品です。MBCハウス共通保証との差分が生じる可能性があるため、保証条件や標準仕様の範囲は契約前に確認しておきましょう。
アールシー ハウス
アールシー ハウスは、建築士と一棟ずつ向き合い、鉄筋コンクリート造で意匠と耐久性を両立する完全フルオーダーの商品です。MBCグループのMBCビルド側が建設部門として担い、RC造の耐久性・意匠性・デザインの自由度を最優先する層に向けたシリーズで、木造商品とは異なる予算帯になります。
鉄筋コンクリート造は、木造に比べて初期コストが高くなる一方、耐久性・遮音性・耐火性に優れ、長期で住む家としての安心感を求める層に支持されています。住宅性能表示の各等級については個別設計で対応するため、希望性能を最初に明示したうえで設計を進めることが重要です。
充実したサポート体制
MBCハウスは住宅単体の販売だけでなく、土地探し、資金計画、引渡後の点検・保証、住宅履歴管理、リフォーム相談までを、MBCグループ全体で受けられる体制を整えています。MBC開発の不動産建設事業本部による土地・分譲物件の提案、MBCリフォームによる引渡後のリフォーム対応、MBCビルドによるRC造・建設部門案件の対応など、一気通貫のサポートが受けられる点が地域企業ならではの強みです。
また、ZEHビルダー登録情報については、ZEHビルダー/プランナー一覧で公的な登録状況を確認できます。
MBCハウスで家を建てるメリットとデメリット
MBCハウスは、鹿児島で長年培った地域密着型の家づくりを続けてきたハウスメーカーです。鹿児島県全域を主戦場とするMBCハウスについて、あなたが契約前に知っておきたい強みと弱みを、ここまで解説してきた内容を整理しながら確認します。
MBCハウスで家を建てるメリット5つ
MBCハウスには、地域工務店ならではの設計力と、グループ企業としての総合力という独自の強みがあります。それぞれの特徴を詳しく解説します。
1.鹿児島の気候を前提にしたパッシブデザイン
MBCハウスの設計思想の核となるのが、敷地ごとの緯度経度、季節ごとの日射角度、風向きをシミュレーションして、窓・庇・間取りを決めていくパッシブデザインです。鹿児島の暑さ、降灰、台風、冬場の冷え込みといった気候条件を踏まえた設計を、初期段階から組み立てる地域工務店らしい設計力が最大の魅力といえます。エアコンや暖房といった機械設備に頼り切る前に、自然エネルギーを活かして室内環境を整えるという、住宅性能の基本に立ち返った設計手法です。
2.耐震等級3+MAMORY標準採用
地震対策の面では、耐震等級3を標準としつつ、住友ゴム工業の制震ダンパーMAMORYを標準採用するという二重の備えを採っています。耐震等級3は数百年に1度の極めて稀な地震に対しても、損傷の修復ができる範囲に揺れを抑える設計水準で、制震ダンパーは地震時のエネルギーを吸収して繰り返し発生する揺れに対する建物の損傷を抑える役割を担います。長期で住む住宅において、揺れに対する備えが標準化されている点は契約前の不安を軽くする要素です。
3.Mセレージュの公式坪単価が明快
注文住宅の検討で多くの人が悩むのが「いくらくらいから建てられるのか」という初期段階の予算感です。MBCハウスは規格住宅のMセレージュについて、公式に坪単価56万円〜・本体価格1,430万円〜という数値を提示しており、20坪から30坪の26プランから選べる仕組みを公開しています。リビングエアコン、カップボード、ガス乾燥機といった主要設備が標準仕様に含まれていることも明示されているため、後から「これも別料金だった」というギャップが起きにくい構成です。
4.20年保証と6回点検の長期サポート
MBCハウスの保証体系は、構造20年、地盤20年、シロアリ20年・保証限度額1,000万円、住設機器10年という構成で、引渡後の点検は1年・2年・5年・10年・15年・20年の6回が基本となります。住宅履歴情報を一元管理し、過去の打合せ内容や仕様変更まで遡って確認できる仕組みも整えています。点検が初期と長期に厚く配置されている設計は、住宅の経年変化に応じたメンテナンスを行いやすい構成です。
5.MBCグループの地域認知と総合相談力
MBCハウスは、株式会社南日本放送が全額出資するMBC開発株式会社の住宅部門として運営されています。1969年の設立以来、55年以上にわたり鹿児島で5,800棟以上の住まいづくりに携わってきた実績があり、地域での認知度は群を抜いています。同じ会社の中に不動産建設事業本部があるため、土地探し、分譲物件、リフォーム、RC造といった相談まで地続きで受けられるのが地域企業ならではの強みです。鹿児島ユナイテッドFCのオフィシャルトップパートナーとして地域貢献活動に取り組んでいる点も、企業としての信頼を裏付ける要素になっています。
MBCハウスで家を建てるデメリット3つ
魅力的な特徴がある一方で、検討する際に注意すべき点もあります。以下のデメリットを理解した上で、慎重に判断することが重要です。
1.鹿児島県外では基本的に検討しにくい
MBCハウスの営業エリアは鹿児島県全域に限定されており、しかも離島は対象外と公式に明示されています。県外在住で鹿児島に建てたい場合は施工可否を最初に確認する必要があり、鹿児島県外で家を建てたい人は、そもそも検討対象に入りません。地域密着型の強みと表裏一体の構造で、地域に根ざした設計力を維持するために対応エリアを絞っているという背景があります。
2.フルオーダー商品の坪単価が
公式に坪単価が公表されているのはMセレージュのみで、Mブランシェ、The leeway、BinO鹿児島、アールシー ハウスは公式坪単価が示されていません。フルオーダー型の商品は仕様によって価格が大きく変動するため、価格を非公表とする運用自体は珍しくありませんが、初期段階で予算感を掴みにくいというデメリットはあります。Mセレージュ以外を検討する場合は、希望仕様を伝えたうえで個別見積もりを早めに依頼することが必要です。
3.規格住宅は自由度に制約がある
Mセレージュは20坪から30坪の26プランから選ぶ規格住宅であり、価格と打合せ時間を抑えやすい一方、間取りや外観の自由度はフルオーダーのMブランシェに比べて制約があります。規格住宅としては26プランという選択肢の幅は確保されていますが、特殊な敷地条件や独自性の強い間取り要望には対応しにくい構造です。自由度を最重視する場合は、最初からMブランシェを検討対象に入れたほうが、設計のやり直しを避けられます。
MBCハウスが向いている人
MBCハウスの強みを最大限に活かせる方は、以下のような特徴を持っています。
鹿児島県内で家づくりを進めたい方
MBCハウスの営業エリアは鹿児島県全域です。鹿児島市、霧島市、いちき串木野市、薩摩川内市、姶良市、鹿屋市など、県内で家を建てたい方にとって、地域の気候風土と土地条件を踏まえた設計を初期段階から組み立てられる点は大きな魅力です。地域企業としての継続性と、土地探しから引渡後フォローまでの一貫対応を受けられる体制は、地元で長く住むことを前提にした家づくりに向いています。
断熱・気密・換気を重視する方
MBCハウスの主要木造商品であるMブランシェ、Mセレージュ、The leewayでは、UA値0.46水準の断熱仕様、C値0.5以下を目指す気密性能、第一種熱交換型換気、樹脂サッシ・Low-Eペアガラスを基本構成として組み合わせています。鹿児島の高湿度・高日射の気候を踏まえた設計と組み合わせることで、夏冬どちらの季節も室内環境を整えやすい構成です。なおBinO鹿児島とアールシー ハウスは商品別仕様となるため、性能を重視する場合は個別に確認しましょう。住宅性能を最重視する層にとって、地域工務店としては高水準の仕様を選びやすい会社です。
地震対策を重視する方
耐震等級3を標準とし、住友ゴム工業の制震ダンパーMAMORYを標準採用しているため、地震に対する備えを二重化したい方に適しています。アールシー ハウスというRC造の選択肢もあるため、構造そのものから地震に強い家を建てたい層にも対応できる商品ラインナップを持っています。
価格を明快にしたい方
注文住宅の入り口で「いくらかかるのか分からない」という不安を抱える方にとって、Mセレージュの公式坪単価56万円〜・本体価格1,430万円〜という分かりやすい価格表示は大きな安心材料となります。20坪から30坪の26プランから選ぶ規格型で、リビングエアコン・カップボード・ガス乾燥機といった主要設備も標準仕様に含まれているため、初期予算の見通しが立てやすい構成です。
MBCハウスをおすすめできない人
一方で、以下のような方には、MBCハウスが最適な選択肢とは言えない場合があります。
鹿児島県外・離島で建てたい方
MBCハウスの営業エリアは鹿児島県全域に限定されており、離島は対象外と公式に明示されています。鹿児島県外で家を建てたい方や、奄美群島・三島村・十島村など離島での施工を希望する方は、対応外となるため別のハウスメーカーや地域工務店を検討することになります。
すべての商品の坪単価を公式Webで比較したい方
公式に坪単価が公表されているのはMセレージュのみで、Mブランシェ、The leeway、BinO鹿児島、アールシー ハウスは公式坪単価が示されていません。各商品の坪単価を公式情報のみで比較したい方にとっては、情報の取得に手間がかかります。資料請求や個別相談を組み合わせて情報を集めることに抵抗がある場合は、価格情報を網羅的に公開しているハウスメーカーのほうが適しているかもしれません。
完全自由設計を低予算で希望する方
MBCハウスのなかで価格が公式に明快なのはMセレージュですが、これは規格住宅であり、完全自由設計とは方向性が異なります。完全自由設計を求める場合はMブランシェやアールシー ハウスが選択肢となりますが、これらは公式坪単価が非公表で、ミドル〜ハイブランド帯の価格レンジになります。低予算で完全自由設計を希望する方にとっては、別のローコスト系メーカーや地域工務店との比較が必要です。
24時間365日の専用窓口を必須条件にする方
MBCハウスの公式情報では、24時間365日対応の専用窓口の明記が見当たりません。引渡後の緊急対応を24時間体制で受けられることを必須条件としたい方にとっては、対応時間や緊急時の連絡フローを契約前に詳しく確認する必要があります。緊急時のサポートを重視する場合は、24時間コールセンターを設けている大手ハウスメーカーとの比較も検討材料となります。
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MBCハウスのよくある質問にFP宅建士不動産会社社長がお答え!
ここからは、あなたが契約前に押さえておきたいMBCハウスに関するQ&Aを紹介します。
Q. MBCハウスの坪単価はいくらですか?
A. 公式に確認できる価格は、規格住宅Mセレージュの坪単価56万円〜、本体価格1,430万円〜です。20坪から30坪の26プランから選ぶ規格住宅で、リビングエアコン・カップボード・ガス乾燥機といった主要設備が標準仕様に含まれます。Mブランシェ、The leeway、BinO鹿児島、アールシー ハウスは公式坪単価が公表されておらず、見積もりベースで初期予算を確認することになります。
Q. MBCハウスの施工エリアはどこですか?
A. MBCハウスの営業エリアは鹿児島県全域です。ただし公式サイトでは離島を除くと明記されているため、奄美群島・三島村・十島村など離島での施工は対応外となります。鹿児島県外で家を建てたい方も、基本的に対象外です。鹿児島市、霧島市、薩摩川内市、姶良市、鹿屋市、いちき串木野市など、本土側のエリアであれば施工対応の対象となります。
Q. MBCハウスの保証期間は何年ですか?
A. 構造20年、地盤20年、シロアリ20年・保証限度額1,000万円、住設機器10年という保証体系です。点検は1年・2年・5年・10年・15年・20年の6回が基本となります。住設機器10年保証はSOMPOワランティの住宅設備機器延長保証への加入が前提となるため、加入条件や対象機器の範囲は契約前に確認しておきましょう。BinO鹿児島のように提携FC色のある商品では、共通保証との差分が生じる可能性があります。
Q. MBCハウスの断熱性能はどのくらいですか?
A. 公式ページではUA値0.46、C値0.5以下を目指すと説明しています。Mブランシェは壁にアクアフォーム90mm、屋根に200mm、基礎にカネライトフォーム50mmという断熱仕様で、樹脂サッシとLow-E遮熱ペアガラス、第一種熱交換型換気を組み合わせる構成です。Mセレージュは屋根アクアフォームLITE170mm、壁95mm、床フェノバボード45mm、YKK AP APW330系の樹脂サッシという仕様が公開されています。
Q. MBCハウスは耐震等級3ですか?
A. 公式の安全ページでは、耐震等級3を標準とし、住友ゴム工業の制震ダンパーMAMORYを標準採用すると記載されています。耐震等級3は数百年に1度の極めて稀な地震に対しても、損傷の修復ができる範囲に揺れを抑える設計水準です。個別プランの適用条件、構造計算の方法、設計上の制約については、契約前に書面で確認しておきましょう。アールシー ハウスの場合は、RC造としての構造計算が個別設計で行われます。
Q. MBCハウスは平屋に対応していますか?
A. Mセレージュは20坪から30坪の範囲で平屋から二階建てまで選べると公式に記載されています。Mブランシェのフルオーダー設計でも平屋プランは設計可能で、BinO鹿児島でも平屋商品の事例が確認できます。鹿児島の気候を踏まえた平屋設計は、屋根の遮熱性能、軒の出、通風計画が重要になるため、設計初期の打合せでこれらの要素を具体的に確認しましょう。
Q. MBCハウスは値引きできますか?
A. 公式サイトで値引き制度や決算割引といった案内は見当たりませんでした。価格を比較する際は、値引きの可否ではなく、標準仕様・オプション・付帯工事・外構工事を同条件で見積もって総額比較することが重要です。同じ坪単価でも、断熱仕様や保証年数、標準設備の内容が違えば、実質的な価格は大きく変わります。商品キャンペーンや見学会特典については、随時公式ニュースで告知される場合があるため、相談タイミングで担当者に確認しましょう。
まとめ
MBCハウスは、株式会社南日本放送が全額出資するMBC開発株式会社の住宅部門で、鹿児島県全域を主戦場とする地域密着型のハウスメーカーです。1969年の設立から55年以上にわたり、鹿児島で5,800棟以上の住まいづくりに携わってきた実績があり、地域での認知度と信頼性を兼ね備えています。
坪単価は規格住宅Mセレージュで56万円〜・本体価格1,430万円〜という公式表示があり、入り口価格の見通しが立てやすい構成です。UA値0.46水準の断熱仕様、C値0.5以下を目指す気密性能、耐震等級3+MAMORY標準採用、20年保証・6回点検という性能とサポートを組み合わせ、地域工務店としては高い水準の住宅を提供しています。MBC開発の不動産建設事業本部による土地探し、MBCリフォームによるリフォーム対応、MBCビルドによるRC造といったグループ全体での総合相談力も強みです。フルオーダー商品の坪単価がである点、規格住宅の自由度に制約がある点については慎重な確認が必要ですが、契約前に標準仕様の範囲とオプション費用を書面化し、希望を明確に伝えることで、満足度の高い家づくりにつなげられます。
鹿児島県内で気候を踏まえた家づくりを検討しているあなたは、MBCハウスのモデルハウスで鹿児島の風と光を取り込むパッシブデザインの設計思想を肌で確かめると、判断材料が一段と増えます。
MBCハウス以外にも、鹿児島県内ではヤマサハウス、丸和建設、七呂建設、晃栄住宅、ベルハウジング、シンケンなども、あわせて比較検討することで、より自分たちに合った住まいのパートナーが見つかるはずです。





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