「コージーベースって気になるけれど、健康住宅ってやっぱり高いのかな」「愛媛で自然素材の家を建てたいけど、総額がどこまで膨らむのか不安」。そんな思いで検索された方も多いのではないでしょうか。
実際にコージーベースを調べると、サジェストキーワードに「高い」という言葉が並びます。これを見て候補から外そうか迷っている方もいるはずです。
たしかに、ローコスト住宅と同じ感覚で坪単価を眺めると、コージーベースは決して安くはありません。ただ、その価格の中身を一つずつ開けてみると、他社ならオプションになる自然素材や設備が、最初から標準仕様に含まれているからこその価格だというのが、数多くの住宅会社を見てきた立場からの結論です。
この記事では、FP・宅建士・不動産会社社長の視点から、コージーベースが「高い」と言われる理由を一つずつ忖度なしで検証したうえで、坪単価・標準仕様・保証・向き不向きまで、プロの目線で解説します。
- なぜ「高い」と検索されるのか
- 坪単価は?価格の中身は?
- 標準仕様や住宅性能は?
- 健康住宅・自然素材の実力は?
- 本当の評判・口コミは?
など、気になるポイントを分かりやすくまとめました。読み終えるころには、コージーベースが愛媛での家づくりであなたに合う会社かどうか、自信を持って判断できるはずです。それでは、家づくりの第一歩を踏み出しましょう。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
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どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
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後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
コージーベースは本当に「高い」のか?その理由をFP宅建士・不動産会社社長が検証
コージーベースを検索すると、サジェストキーワードに「高い」という言葉が表示されます。これだけを見ると身構えてしまいますが、まず前提として知っておいていただきたいことがあります。
それは、コージーベースが年5棟前後を一棟ずつ丁寧に手がける、少数施工の地域工務店だということです。施工棟数が多くないぶん世に出回る口コミ自体が少なく、坪単価という表面的な数字だけが一人歩きしやすい環境にあります。そこへ「自然素材の健康住宅は高い」という業界全体のイメージが重なり、「高い」という言葉が先行してしまうのです。
さらにコージーベースは、他社ならオプション扱いになる音響熟成木材や幻の漆喰、9層構造のアルミ遮熱通気構造、タカラスタンダードのホーローキッチンをすべて標準仕様に含む、全国的にも珍しいハイグレードな健康住宅です。中身の違うものをローコスト住宅と同じ坪単価のものさしで比べれば、高く見えるのはむしろ当然と言えます。
ただ、結論から先にお伝えすると、コージーベースは健康素材を標準仕様で完結させ、大手ハウスメーカーより500万〜1,000万円ほど安く、地元の工務店より1割ほど高いという「中間の価格帯」に位置する、安心して候補に入れられる工務店です。そのうえで、なぜ「高い」と言われるのか、その理由を一つずつ検証します。検索される背景は、大きく次の4つに整理できます。
- 他社ならオプションになる自然素材を、全棟標準にしているから
- ローコスト工務店と表面の坪単価だけで比べると割高に見えるから
- UA値・C値・耐震等級など、性能の数値が公式で公表されていないから
- 年5棟前後の少数施工で、一棟あたりに手間をかけているから
理由1. 他社ならオプションになる自然素材を、全棟標準にしているから
坪単価が地元の一般的な工務店より高めに見えるのは事実です。ただ、その差を生んでいる最大の要因は、標準仕様の手厚さにあります。
コージーベースは、無添加・無塗装・ノーワックスの音響熟成木材を構造材から床・内装・家具の棚まで一貫して採用し、全室の壁を幻の漆喰で仕上げます。屋根は9層構造のアルミ遮熱通気構造、キッチンはタカラスタンダードのホーロー、浴室は音響熟成木材の杉風呂が標準です。他社なら追加オプションで数百万円かかる仕様が、最初から価格に組み込まれています。
つまり「高い」のではなく、比べている中身が違うのです。最初から盛り込まれているぶん、後から仕様を上げて追加費用がふくらむリスクが小さく、見積もり段階での素材ランクの食い違いも起きにくいのは、むしろ安心できる強みと言えます。
理由2. ローコスト工務店と表面の坪単価だけで比べると割高に見えるから
参考坪単価は84.0〜150.0万円/坪のハイグレード帯で、坪単価50〜60万円台のローコスト系と並べれば割高に映ります。これも「高い」という印象につながりやすいポイントです。
ただし、コージーベースの公式記事自身が「大手ハウスメーカーより500万〜1,000万円安く、地元工務店より1割程度高い」という購入者の声を紹介しており、価格帯としては大手とローコスト工務店の中間に位置します。同等の自然素材仕様を他社で実現しようとすれば追加オプション費が乗るため、総額で見れば差は縮まります。
FP・宅建士の立場から見ると、坪単価という単一の数字だけで高い安いを決めるのは、後悔につながりやすい比較の仕方です。本体価格・付帯工事・諸費用の三層をそろえた総額で並べれば、価格の納得度は大きく変わります。中間価格帯で価値の輪郭がはっきりしている会社です。
理由3. UA値・C値・耐震等級など、性能の数値が公式で公表されていないから
「数値が出てこないから不安」「高いだけでは」という声もあります。コージーベースは、UA値やC値、耐震等級といった定量性能値を公式サイトで前面に出していません。
これは数値を隠しているのではなく、素材と体感を重視する会社方針によるものです。省エネ基準断熱に家全体のアルミ遮熱を組み合わせ、屋根面と天井面の温度差を実測で示すアプローチを取っています。木造軸組工法に耐震設計専門の一級建築士が関与し、一級建築士事務所登録(愛媛県知事登録 第3515号)も備えています。
数値での横比較を重視するなら、契約前に断熱計算書、気密測定の有無、耐震等級、許容応力度計算の実施範囲を書面で確認しておけば解消できる課題です。訴求の軸が「数値」ではなく「体感と素材」にあるだけで、性能の裏づけがないわけではありません。
理由4. 年5棟前後の少数施工で、一棟あたりに手間をかけているから
「大量生産ではないから割高なのでは」「待たされるのでは」という見方もあります。公開されている2023年度の施工実績は5棟で、6名のスタッフが一棟ずつ手がけるスタイルです。
この少数施工は、家づくりの流れに工場見学・宿泊体験・3つのコンセプトハウス見学を組み込み、契約前に木の香りや漆喰の手触り、夜間の体感まで確かめてもらうことを前提にしているからです。一棟にかける手間は、品質と納得感への投資にほかなりません。
希望の入居時期があるなら、土地探しと並行して1年〜1年半前に初回相談を入れておけば、打ち合わせ枠は十分に確保できます。体感してから契約できる仕組みは、地域工務店のなかでも希少で、後悔の芽を契約前に摘める大きな利点です。
【プロの総評】「高い」の中身を分解すれば、コストパフォーマンスはむしろ高い
ここまで、コージーベースが「高い」と言われる4つの理由を検証してきました。あらためて整理すると、その内訳は次のように分けられます。
- 総額比較と書面確認で解消できるもの……表面坪単価の見え方、性能数値の非公表
- 仕組み上の特性として理解しておくもの……ハイグレードな標準仕様ゆえの価格、年5棟前後の施工枠、愛媛県内11市町という対応エリア
- 根拠の薄い思い込み・誤解……「高い=割高でコストパフォーマンスが悪い」というイメージ
「高い」という言葉の中身を一つずつ開けてみると、家づくりそのものを揺るがすような問題は見当たりません。調べた限り、訴訟や行政処分、経営不安といった重大なトラブルも確認されず、ネガティブな言葉の正体は「ハイグレードな健康住宅の価格を、表面の坪単価だけで見たときの印象」に集約されます。
FP・宅建士・不動産会社社長の立場から総合的に評価すると、コージーベースは、他社ならオプションになる健康素材と高品質設備を標準で完結させ、体感プロセスと手厚い保証までそろえた、価格に見合う価値の明確な工務店です。総合評価は82点。ネット上の断片的な数字だけで判断せず、この後で解説する坪単価・住宅性能・実際の評判までを総合して、ご自身の希望に合うかどうかを見極めていきましょう。
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コージーベースの良い評判と悪い口コミ
コージーベースで実際に家を建てた人の評判は気になりますよね。ここでは、ネット上の口コミや評判を幅広く調査し、良い評判・悪い評判の両方をまとめましたので、家探しの判断材料として活用してみてください。
良い評判
まずは、良い口コミから順に確認します。

リビングのドアを開けた瞬間に、独特の木の香りが鼻に届くんですよ。前の家ではビニールクロスのにおいで頭が重くなることがあったんですが、コージーベースで建ててからは朝起きても喉のイガイガがなくて、家族みんなで「空気が軽いね」と話しています。化学物質に敏感な妻の体調が良くなったのが一番うれしいです。


正直、契約前は「大手ハウスメーカーのほうが安心では」と迷っていました。でも、見積もりを並べてみると、コージーベースは大手より明らかに安い帯に収まっていて、それでいて漆喰や無垢材は標準仕様。地元の工務店と比べれば1割ほど高く感じる場面もありましたが、設備のランクや断熱の作り込みを考えると私たちは納得しました。


引き渡しから2年経ちましたが、季刊誌が年に4回届いて、そのたびに定期点検の案内も同封されています。先日は給湯器の調子について相談したら、すぐ手配してくれて助かりました。住宅設備の延長保証が10年付いているのも安心材料で、家を建てたあとも会社と関係が続いている感覚があります。
音響熟成木材と幻の漆喰、9層構造のアルミ遮熱通気構造という標準仕様の組み合わせから、室内の空気感や体感温度への満足の声が多く集まっています。自然素材を売りにする工務店は数あるものの、構造材から床、家具の棚まで同じ思想で素材を統一できる会社は多くありません。
契約前に宿泊体験と工場見学を組み込んでいる点も、満足度の高さを支えています。木の家は、言葉で説明されるより一晩過ごしてみるほうが、納得感がまるで違うからです。アフター面でも、年4回の季刊誌と定期訪問という関係の作り方に、地域工務店ならではの距離感が表れています。住宅性能の裏づけを確かめたい方は、国土交通省の長期優良住宅認定制度の概要もあわせて確認しておくと安心です。
悪い評判
続いて、悪い口コミも確認します。これらは前章で検証した「高い」と言われる背景と重なる部分が多く、いずれも事前の準備や確認で十分に対策できるものです。

最終的には満足しているのですが、見積もりを取ったときに想定より総額が膨らんで焦りました。本体価格だけでなく、外構や地盤改良、こだわりたいオプションを足していくと、地元のローコスト系工務店より1割ほど高い水準になります。資金計画をもう少し余裕を持って組んでおけば、打ち合わせ中に予算で迷う場面が減ったと思います。
価格への違和感は、ハイグレード仕様を採用する会社では避けて通れないテーマです。コージーベースの標準仕様には、音響熟成木材、幻の漆喰、タカラスタンダードのホーローキッチン、9層構造のアルミ遮熱通気構造など、他社ならオプション扱いになるアイテムが含まれています。表面の坪単価だけで「高い」と判断するのは、後で後悔につながりやすい比較の仕方です。
家づくりの総額比較は、本体価格・付帯工事・諸費用の三層をそろえて行うのが基本です。標準仕様に何が入っていて何がオプションなのか、外構や地盤改良がどこまで見込まれているのかを、相手の見積書と並べて読み解くと、価格の納得度が大きく変わります。

少人数で設計から施工まで回す地域工務店は、年間の施工棟数が大手より絞られる傾向があります。公開されている2023年度の施工実績は5棟で、一棟ずつ丁寧に手がけるスタイルです。希望時期を最優先するなら、土地探しの段階で並行して問い合わせを入れておくのが現実的です。
小規模工務店の打ち合わせ枠は、繁忙期には数ヶ月先まで埋まることも珍しくありません。家づくりの満足度は設計フェーズでの対話量に比例しやすいため、希望の入居時期から逆算し、最低でも1年〜1年半前には初回相談を入れておくと、設計に十分な時間を取れます。

契約前にUA値やC値、耐震等級の数値を聞いたのですが、公式パンフレットや坪単価表のように資料の形では出てこなくて、最終的には設計の打ち合わせのなかで個別に確認することになりました。素材や体感を重視する会社方針はわかったうえで、数値派の自分としては最初に書面で見たかったというのが正直なところです。
体感を重視する会社方針と、数値での比較を求めるニーズの間に温度差があるのは、自然素材系の工務店に共通する傾向です。コージーベースは省エネ基準断熱に9層構造のアルミ遮熱通気構造を加える構成ですが、UA値やC値を前面に出すより、屋根や天井の温度差を実測で示すアプローチを取っています。数値での横比較を重視するなら、契約前に断熱計算書、気密測定の有無、耐震等級と許容応力度計算の実施範囲を書面で確認しておくと、納得して進められます。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗やコンセプトハウスへ足を運び、自分に合った住宅会社かどうかを自分の目で確かめることが最も大切です。
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FP宅建士不動産会社社長が解説するコージーベースの住宅性能と設計力
コージーベースは、音響熟成木材と幻の漆喰を全棟標準仕様とし、室内空気の質と素材の安全性を両立させた家づくりを得意とする、愛媛県松山市発の地域工務店です。価格の高さばかりが注目されがちですが、その実態は、健康住宅としての標準仕様の手厚さと、体感プロセスや保証制度までを一貫した思想で組み立てた完成度の高さにあります。
そんなコージーベースを、FP・宅建士・不動産会社社長の視点で評価した総合スコアがこちらです。
| 項目 | 詳細 |
| 総合評価 | 82点 |
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
コージーベースの強みは、健康住宅・自然素材という思想を中心に据えながら、設備品質・保証制度・体感プロセスを一貫した形で組み立てている点にあります。一級建築士事務所登録と建設業許可、そして住宅のかし保険を扱う日本住宅保証検査機構の届出事業者という制度面の裏づけも揃っており、地域工務店としての基本要件は確実に押さえています。
一方で、UA値やC値、耐震等級、ZEH率、累計引渡棟数、決算情報といった定量データは、公式サイトで積極的に公表されていません。小規模な工務店としては珍しいことではありませんが、数値で横比較をしたい方には材料が不足しがちです。そのため評価は、素材・体感・保証の総合バランスで判断するのが現実的です。
アフターサービスの4.4は、地域工務店としてかなり高い水準です。住宅設備機器延長保証10年、住宅瑕疵担保責任保険10年・最大2,000万円、地盤保証最長20年・最高2,000万円という保証構成が、その根拠になっています。
間取りの自由度4.3は、平屋の規格住宅プラン60で26〜33坪・60プラン・最大240パターンに対応しつつ、ベースプランからのカスタムやフルオーダー設計まで受けられる柔軟性を反映したものです。標準仕様の素材が全棟共通という制約はあるものの、間取りの自由度そのものは十分に確保されています。
そんなコージーベースの家づくりを理解するうえで欠かせない強みを、5つの特徴に整理しました。
1. 音響熟成木材と幻の漆喰を全棟標準とする健康住宅思想
コージーベースの標準仕様で最も特徴的なのは、音響熟成木材を構造材から床、内装材、家具の棚に至るまで一貫して採用している点です。音響熟成木材は無添加・無塗装・ノーワックスで仕上げる方針が取られており、ビニールクロスや合板から放散される化学物質を可能な限り減らす設計思想が貫かれています。
幻の漆喰は全室の壁仕上げとして標準採用され、調湿性・消臭性・抗菌性を併せ持つ素材として扱われています。漆喰を全室標準とする工務店は少数派で、多くは追加オプション扱いになります。コージーベースの場合、漆喰前提で見積もりを組めるため、後から仕様を盛ろうとして追加費用が膨らむリスクを抑えられます。
自然素材を売り文句にしながら、実際の標準仕様はビニールクロスと合板フローリングで、漆喰や無垢材はオプション、という会社も少なくありません。コージーベースは標準仕様の段階で素材方針を統一しているため、見積もり段階での素材ランクの食い違いが起きにくい構造になっています。
2. 9層構造のアルミ遮熱通気構造による屋根の温度対策
屋根仕様には、9層構造のアルミ遮熱通気構造を採用しています。省エネ基準断熱に加えて家全体をアルミ遮熱で包み、屋根面の温度差を抑える方針です。
夏の屋根面は直射日光で表面温度が60度以上に達することも珍しくなく、屋根直下の小屋裏空間が高温になりやすいのは木造住宅全般の課題です。コージーベースは公式記事のなかで、屋根面と天井面の温度差を実測で示しており、UA値という単一指標では見えにくい体感温度の作り込みに力を入れていることがわかります。
注意点として、UA値やC値といった数値そのものは公式に公表されていません。寒冷地仕様としての断熱比較を重視する方は、契約前に断熱計算書と気密測定の有無を書面で確認する一手間を入れておくと安心です。
3. 宿泊体験と工場見学で契約前に体感できる
家づくりの流れのなかに、工場見学・宿泊体験・3つのコンセプトハウス見学を組み合わせるステップが設けられています。図面や数値だけでは伝わらない木の香り、漆喰壁の手触り、湿度の体感、夜間の静けさを、契約前に家族全員で確認できる仕組みです。
契約後に「思っていた質感と違った」という後悔が出るのは、契約前の体感が不足しているケースがほとんどです。展示場のショールーム見学だけだと、空調がフル稼働した状態での数十分の滞在になるため、夜間の温熱感や朝の光の入り方までは確認できません。宿泊体験を組み込んでいる会社は地域工務店のなかでも限られており、コージーベースの強みとして見逃せないポイントです。
4. 平屋の規格住宅プラン60と定額制の選択肢
平屋には「平屋の規格住宅プラン60」というシリーズが用意されています。26〜33坪のサイズ帯で60種類のベースプランから選び、土地形状や家族構成に応じて最大240パターンに展開できる構成です。ベースプランからの個別カスタマイズも可能で、完全自由設計のフルオーダーまで対応できると公式に説明されています。
規格住宅と完全自由設計の中間にあたる提案で、設計コストを抑えつつ要望に応えるアプローチです。標準仕様の健康素材はスタンダードモデルと共通のため、松山市周辺で平屋を建てたい層にとっては、土地が見つかってから設計工程までを比較的早く回せる選択肢になります。
5. 充実した保証制度と年4回の定期訪問
住宅設備機器延長保証は対象機器で10年、住宅瑕疵担保責任保険は10年・最大2,000万円、地盤保証は最長20年・最高2,000万円という構成です。住宅設備の延長保証で10年を標準化している会社は地域工務店のなかでは少なく、コージーベースのアフター方針の強みが表れている部分です。
引き渡し後は、年4回の季刊誌『サイン』が届き、合わせて定期訪問が行われます。点検のたびに営業が顔を出す形ではなく、季節の便りという形で関係性を維持しているのが特徴的です。地域工務店ならではの距離感の作り方で、引き渡し後も気軽に相談しやすい雰囲気が生まれています。
予算のなかで「健康住宅としての素材品質」と「松山市周辺での平屋・自然素材住宅」のどちらも妥協したくない方にとって、コージーベースは有力な候補の一つです。契約前には、標準仕様とオプションの境界線、UA値・C値・耐震等級の確認、定期訪問の具体的な内容を書面で確認し、期待値を丁寧にすり合わせておくと、満足度の高い家づくりにつながります。
失敗しないコージーベースで家を建てる5つのポイント
コージーベースで理想の住まいを手に入れるには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。前章までで見た「高い」と言われる背景を踏まえれば、押さえるべきポイントは自然と見えてきます。後悔のない選択をするために、次の5つを参考に家づくりを進めましょう。
- 標準仕様の範囲を一つずつ確認する
- UA値・C値・耐震等級を契約前に書面で確認する
- 宿泊体験で家族全員の体感を確認する
- 施工時期と打ち合わせ枠を早めに相談する
- 総額見積もりを坪単価だけで判断しない
それぞれ順に解説します。
1. 標準仕様の範囲を一つずつ確認する
コージーベースの標準仕様には、全室の幻の漆喰、音響熟成木材の床と内装、9層構造のアルミ遮熱通気構造、タカラスタンダードのホーローキッチン、音響熟成木材の杉風呂など、他社ならオプション扱いになるアイテムが含まれています。一方で、マイクロバブルお風呂、浴室暖房ガス乾燥機、ガス衣類乾燥機「乾太くん」、全館浄水器などはオプションと公式に明記されています。
打ち合わせの最初に、標準仕様一覧とオプション一覧を別々の表に整理してもらうのが、最も有効な進め方です。標準仕様だけで成立する仕様で見積もりを取り、そのあとオプションを必要な順に積み上げていく流れにすれば、後から「標準だと思っていた」という認識のズレを避けられます。
国土交通省の住宅性能表示制度を参照しながら、断熱等性能等級や耐震等級の項目を一覧化して比較すると、標準仕様の意味合いがより明確になります。
2. UA値・C値・耐震等級を契約前に書面で確認する
コージーベースは公式サイトでUA値、C値、耐震等級といった定量性能値を前面に出していません。代わりに、屋根面と天井面の温度差実測、9層構造のアルミ遮熱通気構造、省エネ基準断熱に家全体のアルミ遮熱を加える構成を打ち出しています。
数値での横比較を重視する場合は、断熱計算書、気密測定の実施可否と測定値の目安、耐震等級の数値、許容応力度計算の実施範囲、この4点を契約前に必ず書面で確認しておきましょう。平屋や2階建ての一部では壁量計算で確認するケースもあり、許容応力度計算の適用は限定的です。建築基準法改正で4号特例の対象範囲が縮小されたため、自分の建てるプランがどの計算方式で確認されるかを聞いておくと安心です。
3. 宿泊体験で家族全員の体感を確認する
コージーベースの大きな強みである宿泊体験は、できる限り家族全員で参加することをおすすめします。木の香り、漆喰の質感、湿度感、夜間の静けさ、朝の光の入り方は、人によって感じ方が大きく異なるためです。
家づくりの後悔の多くは「想像と違った」という体感のミスマッチから来ています。宿泊中に気づいたことをメモしておき、後日の打ち合わせで「ここはこうしたい」と具体的に伝えられるようにしておくと、設計フェーズが格段にスムーズになります。空調の効きや就寝時の温熱感など、説明だけでは伝わらない要素を確かめる絶好の機会です。
4. 施工時期と打ち合わせ枠を早めに相談する
コージーベースは年5棟前後の少数施工で、打ち合わせ枠が限られています。希望の入居時期がある場合は、土地探しと並行して初回相談を入れておくのが現実的です。
注文住宅の標準的なスケジュールは、初回相談から引き渡しまで12〜18ヶ月が目安です。コージーベースの場合、宿泊体験や工場見学の予約調整も必要になるため、希望時期の1年半前には初回相談に動き出すと安全です。土地探しから依頼する場合は、さらに数ヶ月前倒しでスタートしておくと、設計フェーズに十分な時間を割けます。
5. 総額見積もりを坪単価だけで判断しない
参考坪単価は84.0〜150.0万円/坪と幅があり、坪単価という単一の指標だけでは判断できません。本体価格に加えて、付帯工事として外構や地盤改良、屋外給排水、照明、カーテンの費用が必要です。さらに諸費用として登記費用、ローン手数料、火災保険、引っ越し費用などが加わるため、これらを含めた総額で他社と比較することが大切です。
本体価格だけで他社と比較した結果、付帯工事や諸費用を含めた最終的な総額で逆転するケースは珍しくありません。コージーベースに見積もりを依頼するときは、本体・付帯・諸費用の三層に分けたフォーマットで提出してもらい、他社見積もりも同じフォーマットにそろえて並べる作業を欠かさないようにしましょう。総額が見える形で比較できれば、坪単価の高低だけに惑わされない選択ができます。
コージーベースの実際の坪単価をFP宅建士不動産会社社長が解説
コージーベースの坪単価と価格構成は、健康住宅としての標準仕様の手厚さを反映したハイグレード帯に位置しています。公式の坪単価は非公表ですが、公開されている参考価格と標準仕様の内容から、価格帯の実像を読み解いていきます。
基本的な坪単価と本体価格帯
参考坪単価は84.0〜150.0万円/坪のレンジで、ハイグレードな地域工務店としての立ち位置です。仮に30坪の住宅で見積もると、本体価格は2,520万〜4,500万円程度のレンジになります。標準仕様で全室の幻の漆喰、音響熟成木材、9層構造のアルミ遮熱通気構造を含む構成のため、ローコスト系工務店と単純に比較すると上振れする価格帯です。
別途必要な費用として、外構工事、地盤改良、屋外給排水、照明、カーテンといった付帯工事と、登記費用やローン手数料、火災保険、引っ越し費用といった諸費用が加わります。本体価格の20〜30%が目安で、30坪・本体価格3,000万円の場合は、付帯工事と諸費用を合わせて600万〜900万円程度を見込むと現実的です。
建築実例から見る具体的な価格レンジ
公開された建築実例では、坪単価84.0〜150.0万円/坪の幅のなかで、延床面積や仕様水準によって着地点が変動する傾向が見えてきます。標準仕様で完結する設計か、追加オプションで仕上げ水準を引き上げる設計かで、最終的な坪単価が10万〜20万円単位で動くイメージです。
コージーベースは「規格住宅としての効率」と「自由設計としての柔軟性」を両立させるアプローチを取っています。平屋の規格住宅プラン60で26〜33坪・60プランから選ぶ場合は、設計コストを抑えられる傾向にあります。完全自由設計のフルオーダーで臨む場合は、打ち合わせ回数と設計工数が増えるぶん、設計関連の費用が上振れすることもあります。
坪単価を支える構造とスタイル別の提案
坪単価を構成する要素は、構造材、断熱仕様、設備、内装材、付帯工事の積み上げです。コージーベースの場合、構造材の音響熟成木材、内装材の幻の漆喰、設備のタカラスタンダードのホーローキッチン、屋根の9層構造アルミ遮熱通気構造といった標準仕様が、坪単価の基礎を形づくっています。
商品ラインナップとしては、スタンダードモデルが標準的な選択肢で、平屋を希望する場合は平屋の規格住宅プラン60という選択肢が加わります。両者の坪単価差は、設計の自由度とプラン規模によって変わります。規格プラン60はサイズ帯が26〜33坪に絞られているため、サイズの大幅な変更を希望する場合は、完全自由設計ベースの検討に切り替わる可能性があります。
愛媛県内での価格競争力
愛媛県松山市周辺の地域工務店と比較すると、コージーベースはハイグレード帯のなかで標準仕様の手厚さを差別化軸にした位置取りになっています。ローコスト系工務店と直接比べると割高に見える一方、同等の自然素材仕様を実現しようとした場合の追加オプション費を加算すると、その差は縮まります。
大手ハウスメーカーと比較した場合は、コージーベースの公式記事自身が「大手より500万〜1,000万円安く、地元工務店より1割程度高い」という購入者体験を紹介しており、価格レンジとしては大手とローコスト工務店の中間に位置していることがわかります。健康住宅と地域密着のサービス品質を求める層には、価格と価値のバランスが取りやすい価格帯です。
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コージーベースの商品ラインナップ
コージーベースの商品は、健康住宅としての標準仕様を共通の基盤としつつ、平屋特化の規格住宅プランで選択肢を広げる構成になっています。それぞれの中身を順に確認します。
構造と性能の核となる技術
コージーベースの全棟共通技術は、音響熟成®木材、幻の漆喰®、9層構造のアルミ遮熱通気構造の3つです。音響熟成木材は、無添加・無塗装・ノーワックスの木材を構造材から内装、家具の棚に至るまで一貫して採用するアプローチで、室内空気の質を全棟でそろえる設計思想です。
幻の漆喰は全室の壁仕上げに採用され、調湿性・消臭性・抗菌性で室内環境を整えます。9層構造のアルミ遮熱通気構造は屋根仕様として採用され、夏の屋根面の高温対策と冬の熱損失抑制を両立させます。耐震面では木造軸組工法を採用し、耐震設計専門の一級建築士が設計に関与する体制を整えています。
スタンダードモデル
スタンダードモデルは主力商品で、参考坪単価84.0〜150.0万円/坪のハイグレード帯に位置します。標準仕様には、全室の幻の漆喰、音響熟成木材の構造材と床材、9層構造のアルミ遮熱通気構造、タカラスタンダードのホーローキッチン、音響熟成木材の杉風呂、YKK APの窓、TOTOの壁掛けトイレなどが含まれます。
仕様の自由度は素材方針の枠内で確保されており、間取りや設備の色、建具の意匠については打ち合わせのなかで個別に対応します。マイクロバブルお風呂、浴室暖房ガス乾燥機、ガス衣類乾燥機「乾太くん」、全館浄水器はオプション扱いです。
平屋の規格住宅プラン60
平屋の規格住宅プラン60は、26〜33坪のサイズ帯で60種類のベースプランから選び、土地形状や家族構成に応じて最大240パターンに展開する規格住宅シリーズです。屋根断熱構造を採用し、浴室・トイレ・洗面脱衣場以外には天井を設けず、開放的な立体空間を確保する設計です。
ベースプランからの個別カスタマイズに加え、完全自由設計のフルオーダーにも対応します。VRで開放的な立体空間を確認しながら間取りを詰めていけるため、平屋特有の空間の体感を契約前にイメージしやすい設計プロセスです。標準仕様の健康素材と設備はスタンダードモデルと共通で、全棟で同じ素材方針が貫かれています。
コンセプトハウスと体感の仕組み
コージーベースは3つのコンセプトハウスを保有しており、契約前の体感プロセスとして見学・宿泊体験を提供しています。工場見学と組み合わせることで、構造材の選定から完成形までの一貫した思想を体感できる仕組みです。
コンセプトハウスを複数保有して見学プログラムを標準化している地域工務店は、決して多くありません。家づくりの後悔の多くは契約前の体感不足から来るため、コンセプトハウスを家族全員で巡る時間を確保することは、満足度の高い家づくりに直結します。
総合的なサポート体制
引き渡し後は、年4回の季刊誌『サイン』が届き、合わせて定期訪問が行われます。住宅設備機器延長保証は給湯器、システムキッチン、バス、洗面化粧台、トイレなど対象機器で10年、ガス乾燥機・マイクロバブルは8年です。住宅瑕疵担保責任保険は10年・最大2,000万円、地盤保証は最長20年・最高2,000万円という構成です。
JIOの住宅かし保険の届出事業者として制度面の裏づけも整っており、地域工務店としての安心材料が積み上がっています。電磁波・化学物質の宅内対策相談や、家づくり勉強会といった付帯サービスも提供しており、住み始めてからの相談窓口も継続的に機能する設計です。アトピー性皮膚炎と住宅環境の関係に踏み込んだ公式記事も発信されており、健康と住まいの関係を会社として正面から打ち出しています。
コージーベースで家を建てるメリットとデメリット
コージーベースは、健康住宅・自然素材・体感重視という思想を中心に据えた、愛媛県松山市発の地域工務店です。愛媛県内11市町を中心に事業を展開するコージーベースについて、ここまで解説してきた内容を整理しながら、その具体的な強みと弱みを順に確認します。
コージーベースで家を建てるメリット5つ
コージーベースには、健康住宅としての標準仕様の手厚さ、体感プロセスの仕組み化、地域工務店ならではのアフターの関係性など、独自の強みがあります。それぞれの特徴を詳しく解説します。
1. 健康住宅・自然素材の方針が標準仕様で完結する
コージーベースの最大のメリットは、健康住宅・自然素材の方針が標準仕様の段階で完結している点です。全室の幻の漆喰、音響熟成木材の構造材と内装材、無添加・無塗装・ノーワックス仕上げといった素材方針が、追加オプションではなく標準として組み込まれています。
自然素材を売りにしながら、標準仕様はビニールクロスと合板フローリング、漆喰や無垢材はオプション、という会社も少なくありません。コージーベースの場合、標準仕様の段階で素材方針が統一されているため、見積もり段階の素材ランクの食い違いが起きにくく、契約後に追加費用が膨らむリスクを抑えられます。
2. 宿泊体験と工場見学で契約前に体感できる
コージーベースは、家づくりの流れに工場見学・宿泊体験・コンセプトハウス見学を組み込んでいます。図面や坪単価表だけでは伝わらない木の香り、漆喰の手触り、湿度の体感、夜間の静けさを、契約前に家族全員で確認できる仕組みです。
家づくりの後悔の多くは、契約前の体感不足から来ています。展示場のショールーム見学だけでは、空調がフル稼働した数十分の滞在になりがちで、夜間の温熱感や朝の光の入り方までは確認できません。宿泊体験を組み込んでいる会社は地域工務店のなかでも限られており、コージーベースの強みとして見逃せないポイントです。
3. 平屋の規格住宅プラン60で選択肢が広がる
平屋を希望する層にとって、平屋の規格住宅プラン60は魅力的な選択肢です。26〜33坪のサイズ帯で60種類のベースプランから選び、土地形状や家族構成に応じて最大240パターンに展開できる構成で、規格住宅と自由設計の中間にあたるアプローチを取っています。
ベースプランからの個別カスタマイズも可能で、完全自由設計のフルオーダーまで対応します。松山市周辺で平屋を建てたい層にとっては、土地が見つかってから設計工程までを比較的早く回せる選択肢になります。屋根断熱構造で開放的な立体空間を確保する設計も、平屋ならではの空間の体感を引き出します。
4. 保証制度が複数付帯し長期的な安心がある
保証制度は地域工務店のなかでも手厚い構成です。住宅設備機器延長保証は対象機器で10年、ガス乾燥機・マイクロバブルは8年、住宅瑕疵担保責任保険は10年・最大2,000万円、地盤保証は最長20年・最高2,000万円という内容です。
住宅設備の延長保証で10年を標準化している地域工務店は少なく、コージーベースのアフター方針の強みが表れている部分です。引き渡し後は年4回の季刊誌『サイン』が届き、合わせて定期訪問も行われます。点検のたびに営業が顔を出す形ではなく、季節の便りという形で関係性を維持しているのが特徴的です。
5. 松山市を中心とした地域密着の施工体制
施工エリアは愛媛県内11市町に限定されています。対象は松山市、今治市、大洲市、東温市、伊予市、松前町、砥部町、久万高原町、内子町、西条市、八幡浜市です。エリアを絞ることで、設計から施工、アフターまでを地域内で完結できる体制が組まれています。
松山市西垣生町559-3 三原産業ビル1階で新店舗が営業を開始し、来訪の増加とスタッフ体制の拡充に対応する形で拠点を強化しました。地域密着型のサービス品質を求める層にとっては、住み始めてから何かあったときに気軽に相談できる距離感が、大きな安心材料になります。
コージーベースで家を建てるデメリット3つ
魅力的な特徴がある一方で、検討する際に注意すべき点もあります。なお、これらはいずれも事前の準備や確認で十分に備えられるものです。以下のデメリットを理解したうえで、慎重に判断することが大切です。
1. UA値・C値・耐震等級が公式で公表されていない
コージーベースの公式サイトでは、UA値、C値、耐震等級、ZEH率、許容応力度計算の実施範囲といった定量性能値が前面に出ていません。素材と体感を重視する会社方針は明確である一方、数値での横比較を希望する検討者にとっては、契約前の比較表に書き込みづらい状態が続いています。
これは契約前に個別確認することで解決できる課題です。対策として、数値比較を最優先する場合は、断熱計算書、気密測定の実施可否、耐震等級の数値、許容応力度計算の実施範囲を、契約前に書面で確認しておきましょう。素材と体感を訴求軸とする方針を理解したうえで臨めば、過度に不安視する必要はありません。
2. 価格はハイグレード帯で最安志向には合わない
参考坪単価は84.0〜150.0万円/坪のハイグレード帯で、コージーベースの公式記事自身が「地元の工務店よりも1割程度高い」という購入者体験を紹介しています。最安価格を最優先する検討者にとっては、選びにくい価格帯であることは事実です。
ただし、価格の上乗せ分は、音響熟成木材・幻の漆喰・タカラスタンダードのホーローキッチン・9層構造のアルミ遮熱通気構造といった標準仕様の積み上げで説明できる範囲です。対策として、同等仕様を他社で実現しようとした場合の追加オプション費を加算したうえで判断すれば、ミスマッチを減らせます。
3. 施工枠が限られ希望時期との調整が必要
コージーベースは年5棟前後の少数施工です。公開されている2023年度の施工実績は5棟で、希望の入居時期から逆算した相談タイミングが合わない場合、打ち合わせ枠の確保に苦戦する可能性があります。
注文住宅は初回相談から引き渡しまで12〜18ヶ月かかります。コージーベースの場合、宿泊体験や工場見学の予約調整も必要なため、対策として希望時期の1年半前には初回相談に動き出すのが安全です。土地探しから依頼する場合は、さらに数ヶ月前倒しでスタートしておくと、設計フェーズに十分な時間を割けます。
コージーベースが向いている人
コージーベースの強みを最大限に活かせるのは、以下のような特徴を持つ方です。
室内空気・化学物質対策を最優先したい人
家族にアレルギーや化学物質過敏症の傾向があり、室内空気の質を住まいの最優先課題に据えたい方には、音響熟成木材と幻の漆喰を全棟標準とする思想が大きな安心材料になります。無添加・無塗装・ノーワックスの仕上げ方針が構造材から内装、家具の棚まで一貫しているため、化学物質の発生源を住宅そのものから減らすアプローチを取れます。
電磁波・化学物質の宅内対策相談も提供しており、住み始めてからの相談窓口も継続的に機能します。アトピー性皮膚炎と住宅環境の関係に踏み込んだ公式記事も発信されており、健康と住まいの関係に会社として真剣に取り組む姿勢を打ち出しています。
愛媛県松山市周辺で平屋を建てたい人
松山市周辺で平屋を検討している方には、平屋の規格住宅プラン60が有力な選択肢です。26〜33坪・60プラン・最大240パターンという構成で、規格住宅としての効率と自由設計としての柔軟性を両立させています。屋根断熱構造による開放的な立体空間も、平屋ならではの暮らしの広がりを生み出します。
施工エリアが愛媛県内11市町に限定されているため、松山市周辺で土地探しを進めている層には、地域密着の対応力が活きます。土地探しと並行して初回相談を入れておけば、土地が見つかってから設計工程までをスムーズに回せます。
宿泊体験で納得してから契約したい人
家づくりは大きな買い物だからこそ、契約前に納得できる材料をそろえたい方には、宿泊体験と工場見学のプロセスが大きな価値を持ちます。展示場のショールーム見学だけでは伝わらない夜間の温熱感、朝の光の入り方、湿度の体感を、家族全員で確かめてから判断できる仕組みです。
契約前の体感プロセスをきちんと組み込んでいる会社で建てた施主は、引き渡し後の満足度が高い傾向にあります。「言われた通りだった」「想像と一致していた」という納得感が、住み始めてからの暮らしの質に直結するからです。
標準仕様の素材品質を妥協したくない人
家の素材は妥協したくないが、オプションを積み上げて予算が膨らむのは避けたい、というジレンマを抱える方には、コージーベースの標準仕様の手厚さが合います。全室の幻の漆喰、音響熟成木材、タカラスタンダードのホーローキッチン、音響熟成木材の杉風呂が標準で含まれるため、追加オプションを最小限に抑えても素材方針が成立します。
自然素材を売りにする会社でも、標準仕様まで自然素材でそろえるアプローチを取る会社は少数派です。コージーベースは標準仕様で素材方針が完結する設計のため、見積もり段階での素材ランクの食い違いが起きにくく、契約後の追加費用も読みやすい構造になっています。
コージーベースをおすすめできない人
一方で、以下のような方には、コージーベースが最適な選択肢とは言えない可能性があります。
坪単価を50〜60万円台に抑えたい人
参考坪単価が84.0〜150.0万円/坪のハイグレード帯で、公式記事も地元工務店より1割程度高い文脈を示しています。坪単価50〜60万円台でローコストに建てたい方には、コージーベースは予算が合いません。
ローコスト志向で家づくりを進めたい場合は、標準仕様の素材ランクを下げてでも価格を抑えるアプローチを取る会社のほうが、目的に合っています。コージーベースの強みは標準仕様の手厚さに集約されているため、価格を最優先する層には強みが活きにくい構造です。
UA値・C値の数値比較を最優先で進めたい人
数値での横比較を住宅選びの中心軸に据えたい方には、コージーベースは情報提示のスタイルが合わない可能性があります。素材と体感を重視する会社方針が明確で、UA値やC値といった数値を前面に出すより、屋根面と天井面の温度差実測といった体感ベースの説明が中心です。
契約前に個別確認すれば数値は把握できますが、初期段階で他社と数値表で並べて比較したい場合は、最初から数値訴求を強く打ち出している会社のほうが意思決定はスムーズです。地域区分を明示してUA値水準を標準化している高性能系の会社と並べる場合は、判断材料の準備に手間がかかる点に留意が必要です。
愛媛県外で建てたい人
施工エリアは愛媛県内11市町に限定されています。愛媛県外で建てたい方は対応エリアの範囲外となるため、コージーベースを候補に入れること自体が難しい状態です。
全国展開している大手ハウスメーカーや、フランチャイズ展開を行う中堅メーカーとは事業構造が異なり、地域密着でエリアを絞ることで設計・施工・アフターの品質を担保する方針です。エリアの限定は強みの裏返しでもありますが、エリア外の方には選択肢に入りません。
量産型の短納期や大規模な展示場網を求める人
コージーベースは年5棟前後の少数施工で、施工棟数を絞り込むことで一棟ごとの設計品質を担保しています。量産型の短納期で家を建てたい方や、大規模展示場で複数モデルを一度に比較したい方には、コージーベースのスタイルは合いません。
打ち合わせから引き渡しまでに時間をかけ、宿泊体験や工場見学を経て契約に進むスタイルなので、スピードを最優先する方には別の選択肢のほうが向いています。家づくりに時間をかけられる方、設計フェーズの対話量を重視する方にこそ、コージーベースの強みが活きます。
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まとめ
コージーベースは、音響熟成®木材と幻の漆喰®を全棟標準仕様とし、室内空気の質と素材の安全性を両立させた、健康住宅専門の地域工務店です。
坪単価は参考価格で約84.0万〜150.0万円のハイグレード帯ですが、9層構造のアルミ遮熱通気構造、タカラスタンダードのホーローキッチン、音響熟成木材の杉風呂といった設備を標準で備え、化学物質の発生源を住宅そのものから減らす設計で、入居後の室内空気の質を整えやすい構成です。住宅設備機器延長保証10年、瑕疵保険10年・最大2,000万円、地盤保証最長20年・最高2,000万円という保証体制や、平屋の規格住宅プラン60での60プラン・最大240パターンという選択肢の幅も、大きな強みです。
この記事の冒頭で見たように、コージーベースは「高い」というワードで検索されることがあります。しかし一つずつ検証してみると、その中身は「総額比較と書面確認で解消できること」「ハイグレードな標準仕様や施工枠といった仕組み上の特性」「高い=割高という根拠の薄い思い込み」に分けられ、価格に見合わない致命的な問題は見当たりませんでした。むしろ、他社ならオプションになる健康素材を標準で完結させ、大手とローコスト工務店の中間に位置する価格で提供している点が、コージーベースの実態です。
UA値・C値・耐震等級が公式で公表されていない点や、年5棟前後で施工枠が限られる点については慎重な確認が必要ですが、契約前に書面で性能値と総額を確認し、宿泊体験と工場見学で体感を確かめておけば、自分たちの暮らしに合うかどうかを冷静に判断できます。FP・宅建士・不動産会社社長の立場から総合的に見て、健康素材と体感を重視する方にとっては、自信を持っておすすめできる工務店の一つです。
愛媛県松山市周辺で健康住宅・自然素材を重視した家づくりを検討している方は、コージーベースのコンセプトハウスを訪れ、音響熟成木材の手触りと幻の漆喰の質感、宿泊体験での夜間の体感を確かめてみてください。木の家を体で確かめてから判断する一歩は、後悔のない家づくりへの一番の近道です。
コージーベース以外にも、愛媛県松山市周辺で自然素材や健康住宅、平屋に強みを持つ地域工務店は複数あります。同価格帯・同コンセプトの会社を含めて2〜3社で見積もりを取り、本体価格・付帯工事・諸費用の三層で総額を並べて比較することで、より自分たちに合った住まいのパートナーが見つかります。
コージーベースのよくある質問にFP宅建士不動産会社社長がお答え
ここからは、コージーベースに関するよくある質問を紹介します。
Q. コージーベースの坪単価はいくらですか?
A. 公式の坪単価は非公表ですが、公開されている参考価格は84.0〜150.0万円/坪のハイグレード帯です。条件により変動し、本体価格は30坪で2,520万〜4,500万円程度のレンジになります。標準仕様には全室の幻の漆喰、音響熟成木材、9層構造のアルミ遮熱通気構造、タカラスタンダードのホーローキッチンが含まれるため、他社で同等仕様を実現する場合との比較で判断するのが現実的です。
Q. コージーベースは平屋に対応していますか?
A. 対応しています。公式には「平屋の規格住宅プラン60」というシリーズが用意されており、26〜33坪のサイズ帯で60種類のベースプランから選び、土地形状や要望に応じて最大240パターンに展開できます。ベースプランからの個別カスタマイズも可能で、完全自由設計のフルオーダーまで対応する設計です。屋根断熱構造で開放的な立体空間を確保する設計も、平屋ならではの空間の体感を引き出します。
Q. コージーベースの保証期間はどのくらいですか?
A. 住宅瑕疵担保責任保険は10年・最大2,000万円、地盤保証は最長20年・最高2,000万円、住宅設備機器延長保証は対象機器で10年、ガス乾燥機・マイクロバブルは8年です。引き渡し後は年4回の季刊誌『サイン』が届き、合わせて定期訪問が行われます。地域工務店のなかでは手厚い保証構成で、長期的な安心材料が積み上がっています。
Q. コージーベースの施工エリアはどこですか?
A. 愛媛県内11市町が施工エリアです。具体的には松山市、今治市、大洲市、東温市、伊予市、松前町、砥部町、久万高原町、内子町、西条市、八幡浜市が対象です。松山市西垣生町559-3 三原産業ビル1階で新店舗が営業を開始し、地域密着型の対応力を強化しています。愛媛県外での建築は対応していないため、エリア外の方は別の選択肢を検討する必要があります。
Q. コージーベースの断熱性能はどのくらいですか?
A. 公式は省エネ基準断熱に加えて、家全体をアルミ遮熱で包む構成と説明しています。屋根は9層構造のアルミ遮熱通気構造を採用し、夏の屋根面の高温対策と冬の熱損失抑制を両立させる設計です。一方で、UA値やC値は公式で公表されていないため、数値比較をしたい場合は契約前に断熱計算書や仕様書で確認してください。屋根面と天井面の温度差実測といった体感ベースの説明が中心の会社です。
Q. コージーベースの長期優良住宅対応は可能ですか?
A. 長期優良住宅の対応可否は公式に明示されていないため、契約前の打ち合わせで個別確認が必要です。長期優良住宅認定制度の認定を受けた場合、一定の要件を満たすことで、住宅ローン減税などの優遇対象になる可能性があります。年度ごとに制度の細則が変わるため、契約前に制度内容と、自分のプランがどの認定要件に該当するかを確認しておきましょう。
Q. コージーベースに不祥事や行政処分の情報はありますか?
A. 公式サイト、Gビズインフォ、主要ポータルサイトの公開範囲では、不祥事や行政処分に関する特筆すべき情報は見当たりません。法人番号3240001051593、建設業許可は愛媛県知事許可(般-5)第18145号、一級建築士事務所登録は愛媛県知事登録 第3515号で、JIO住宅かし保険の届出事業者でもあります。非上場の小規模な会社のため近年の情報が公開されないこともあるので、契約前には改めて確認しておくと安心です。





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