いえとち本舗での注文住宅をご検討中の方へ、「本当にこのハウスメーカーで大丈夫?」「坪単価は適正?」そんな不安を抱えていませんか?
いえとち本舗は、土地探しから注文住宅までワンストップで対応してくれる頼れる存在です。
本記事では宅建士の視点から、いえとち本舗の真の実力を徹底解析します。価格の妥当性、施工品質、アフターサービスまで、家づくりで後悔しないために知っておくべき重要なポイントを包み隠さずお伝えします。
一生に一度の大きな買い物だからこそ、正しい情報で賢い選択をしたいですよね。あなたの理想の住まいづくりを全力でサポートする内容が盛りだくさんなので、ぜひ最後までお読みください!
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
最悪は嘘!いえとち本舗227人の良い評判と悪い口コミ
いえとち本舗で実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でも様々な意見が見られます。
ここではいえとち本舗の口コミを調査し、まとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
良い評判
それではまずは、良い口コミから見ていきましょう。

以前は家を持つなんて夢のようでしたが、いえとち本舗さんに出会って人生が変わりました!月々3万円台という家賃並みの支払いで、まさかこんなに素敵なマイホームが手に入るなんて。心の底から「建てて良かった」と実感しています。これからの生活が本当に楽しみです!


家づくりで一番心強かったのは、担当者さんの素晴らしいサポートです。ローンや土地探しで不安だらけでしたが、常に親身に寄り添い、エネルギッシュなアドバイスで支えてくれました。いえとち本舗のスタッフさんの皆さんが楽しそうに働く姿も印象的で、この会社に任せて本当に良かった!


土地探しや住宅ローンまで全てが初めてで不安だらけでしたが、すべて徹底的にサポートしてくれました。資金計画も親身に相談に乗ってくれたので不安が解消したのは大きいですね。家づくりを一緒に伴走してくれたようで、感謝しています。
いえとち本舗は、家賃並みの低価格で太陽光発電システムを標準装備した高品質な住まいを提供し、多くの方に経済的かつ快適な暮らしを実現していることが分かります。
親身なスタッフによる土地探しから資金計画までの一貫したサポートと、高い耐震性・断熱性が、理想のマイホームづくりを強力に後押しし、深い満足感をもたらしていると言えるでしょう。
悪い評判
それでは次に、悪い口コミについて見てみましょう。

「家賃並みの価格」に惹かれていえとち本舗を選びましたが、完成した家は想像より安っぽく感じました。外観や内装はシンプルすぎて、よくある建売住宅のレベルです。こだわりたい部分を叶えようとオプションを追加したら、結局当初の予算を大幅にオーバー。これなら最初からもう少し価格帯の高いメーカーを選べば良かったと後悔しています。
「家賃並み」という魅力的な基本価格は、必要最低限の仕様での価格設定であることが多く、実際の生活に必要な設備や仕様を追加すると想定以上の費用がかかる可能性があります。
検討時には、基本仕様の詳細を確認し、自分たちのライフスタイルに必要な設備をリストアップして、オプション費用を含めた総額で比較検討することが重要です。


家づくりの担当者には、正直ストレスを感じました。若い方が多く知識不足な点が目立ち、質問しても曖昧な回答や急な決断を迫られることが多々ありました。希望を伝えても「このプランだと難しい」とばかり言われ残念でした。
営業担当者との相性は家づくりの満足度に大きく影響します。この事例のように感じた場合は、遠慮せずに担当者の変更を依頼することも一つの方法です。また、複数のハウスメーカーを比較検討し、提案力や知識レベル、コミュニケーション能力を総合的に判断することが大切です。契約前には必ず複数回の打ち合わせを重ね、信頼関係を築けるかどうかを見極めましょう。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
参考:Googleマップ
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!いえとち本舗で家を建てる方法
項目 | 詳細 |
総合評価 | A+ランク
|
耐震性 | |
断熱性・気密性 | |
間取りの自由度 | |
コストパフォーマンス | |
アフターサービス | |
会社の信頼度 |
1. 土地探しからワンストップで提供
2. 太陽光発電システムが標準搭載
3. 全てコミコミの分かりやすい価格設定
4. ローコストでも安心の基本性能
5. 失敗しないための「規格住宅」
いえとち本舗は最悪?ネットの評判を徹底検証!
上記でも挙げたように、いえとち本舗には、様々な口コミがあります。ここでは、それらをまとめて分析しながら、では実際いえとち本舗の実態はどうなのかを検証していきます。
ポジティブな評判から読み取れるいえとち本舗の実力
いえとち本舗の良い口コミから見えてくる特徴は、下記のようなものです。
経済性への戦略的アプローチが功を奏している
いえとち本舗に対する肯定的な評価の中心は、明確に「経済性」にあります。
月々3万円台という支払い額の実現と、太陽光発電システムによる光熱費削減効果は、単なる価格訴求を超えた長期的な住居費軽減戦略として機能しています。この二重の経済メリットは、特に若い世代や住宅ローン負担を抑えたい層にとって、他社では実現困難な価値提案となっています。
規格住宅の弱点を克服した柔軟性
一般的に規格住宅は「画一的で個性がない」という印象を持たれがちですが、いえとち本舗の約16万通りの選択肢は、この課題を効果的に解決しています。
完全自由設計ほどの自由度はないものの、効率性と個性のバランスを取った戦略により、多くの施主が満足度の高い家づくりを実現できています。
ワンストップサービスの真価
土地探しから資金計画まで一貫したサポート体制は、家づくり初心者にとって極めて有効です。住宅ローンアドバイザーの資格を持つスタッフによる専門的なサポートは、複雑な手続きを簡素化し、顧客の不安を軽減する重要な役割を果たしています。
ネガティブな評判が示す構造的な課題
一方、ネガティブな口コミから見えてくる実態もあります。
フランチャイズ制度の避けられない限界
否定的な評価の多くは、フランチャイズ制度に起因する品質のばらつきに集約されます。
施工品質の不均一性やアフターサービスの対応遅延は、本部の統制と各加盟店の実力差から生じる構造的な問題です。特に気密性の確保や細部の仕上がりについては、加盟店の技術力に大きく左右される傾向があります。
基本仕様とオプション費用のギャップ
「家賃並みの価格」という訴求は基本仕様での価格であり、実際の住み心地を追求すると予算オーバーになるケースが多発しています。これは、ローコスト住宅における一般的な課題でもありますが、事前の説明不足が施主の期待値との乖離を生んでいます。
性能表示の曖昧さが不安を招く
「耐震等級3相当」や気密性能(C値)の非公開は、性能を重視する顧客にとって判断材料の不足を意味します。ZEH基準をクリアしていても、実際の体感温度に不満を持つ声があることは、基準値と実用性のギャップを示しています。
宅建士による総合的な市場評価
いえとち本舗は「コストパフォーマンス重視」という明確なポジショニングにより、住宅市場において特定の客層に対して強い競争力を発揮しています。
月々の支払いを抑えつつ太陽光発電による長期的な経済メリットを提供する戦略は、現在の住宅市場における確実な需要に応える存在として機能しており、特に若い世代や住宅ローン負担を最小限に抑えたい層には十分な価値を提供できています。
しかし、この戦略は同時に高品質や手厚いサービスを求める層には適さないという限界も内包しています。全国展開を可能にするフランチャイズ制度は、スケールメリットをもたらす一方で、品質管理とアフターサービスの均質化という課題を常に抱えており、施工品質の不均一性やアフターサービスの対応遅延といった構造的な問題が否定的な評価の要因となっています。
検討時には、この制度の特性を理解した上で、基本仕様での価格と実際の住み心地のバランス、加盟店の施工実績とアフターサービス体制の確認が不可欠であり、オプション費用を含めた総額での他社比較を行い、自身の優先順位と照らし合わせて判断することが重要です。
豪華さや極上の品質よりも実用性と経済性を重視する顧客にとっては、賢明な選択肢の一つといえるでしょう。
失敗しないいえとち本舗で家を建てる5つのポイント
いえとち本舗で理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを参考に、家づくりを進めていきましょう。
- 加盟店と担当者の実力を事前に徹底調査する
- 基本仕様と総費用の詳細を文書で確認する
- 住宅性能の具体的な数値と認定取得費用を確認する
- 規格住宅の制約を理解し期待値を適正に設定する
- アフターサービス体制と保証内容を具体的に確認する
それぞれ見ていきましょう。
1. 加盟店と担当者の実力を事前に徹底調査する
いえとち本舗は全国37店舗でフランチャイズ展開しており、主力商品「イエテラス」は全棟ZEH基準を満たした規格住宅として提供されています。フランチャイズ制度の性質上、加盟店によって施工品質や対応レベルに差が生じる可能性は否定できません。
契約前には必ず複数回の打ち合わせを重ね、担当者の知識レベルとコミュニケーション能力を見極めることが重要になってきます。また、その加盟店の過去の施工実績や完成邸の見学を積極的に行い、仕上がりの品質を直接確認してください。
2. 基本仕様と総費用の詳細を文書で確認する
公式サイトでは月々の返済額を地方住宅ローン利用、40年、年利0.65%で算出していますが、これは基本仕様での価格です。実際の住み心地を実現するために必要な設備や仕様を明確にし、オプション費用を含めた総額を事前に把握することが不可欠です。
特に収納建具や外構工事、諸費用などが基本価格に含まれているかを詳細に確認し、最終的な支払い総額を契約前に文書で明示してもらいましょう。
3. 住宅性能の具体的な数値と認定取得費用を確認する
イエテラスは断熱等性能等級4相当を取得し、耐震等級3相当(躯体のみ)を確保していると公表されています。しかし「相当」という表記は設計上の基準であり、正式な認定取得には別途費用が発生する場合があります。特に耐震等級3の正式認定を希望する場合は、追加費用と取得期間を事前に確認してください。
また、気密性を示すC値については公開されていないため、必要に応じて気密測定の実施可否と費用についても相談することをおすすめします。
4. 規格住宅の制約を理解し期待値を適正に設定する
イエテラスは規格住宅として平屋から4LDKまでの豊富なプランを提供していますが、完全自由設計ではありません。資材の大量仕入れや標準化されたプランによってコストダウンを実現している以上、間取りやデザインの自由度には限界があります。
特殊な間取りや細部へのこだわりが強い場合は、契約前にプラン変更の可否と追加費用を詳細に確認し、自身の希望が実現可能かを慎重に検討してください。
5. アフターサービス体制と保証内容を具体的に確認する
フランチャイズ制度では、アフターサービスの対応スピードや品質に加盟店による差が生じる可能性があります。法定保証10年に加えて、どのような延長保証制度があるか、有償メンテナンスの条件や費用体系はどうなっているかを事前に確認しましょう。
また、不具合発生時の連絡体制や対応プロセス、修理完了までの期間の目安について、契約前に担当者から具体的な説明を受けることが重要です。可能であれば、過去のアフターサービス実績についても質問してみてください。
これらのポイントを押さえて準備を行うことで、いえとち本舗の持つ経済性とZEH仕様の住宅性能を最大限活用し、長期的に満足できる住まいづくりが実現できるでしょう。
いえとち本舗の実際の坪単価を宅建士社長が解説!
いえとち本舗は、「家賃並みの支払い」というキャッチフレーズで注目を集めるローコスト住宅ブランドです。フランチャイズ展開により全国37店舗で展開し、ZEH仕様の住宅を低価格で提供することで、特に若い世代や住宅ローン負担を抑えたい層から支持を得ています。
いえとち本舗の坪単価は、主力商品「イエテラス」で坪単価45万円~50万円前後、シンプルタイプ「シンプリエ」で本体価格798万円~の超ローコスト価格が基本となっています。ただし、これらは建物本体価格のみの数値であり、実際の総費用とは異なることに注意が必要です。
主力商品「イエテラス」の価格詳細
2階建てプランの価格設定
イエテラスは全棟ZEH基準を満たし、太陽光発電システムが標準装備された規格住宅で、25坪2階建タイプで本体価格998万円~となっています。実際の価格例として、35坪の場合で参考本体価格1,131万円~2,300万円、坪単価49.0万円~75.0万円という幅のある設定がされています。
月々の返済額は地方住宅ローン利用、期間40年、年利0.65%(当初3年固定)で算出されており、月々3万円台での新築住宅が可能とアピールされています。
平屋プランの価格設定
平屋プランの参考本体価格は1,131万円~1,648万円(延べ床面積35坪の場合)、坪単価60.0万円~75.0万円となっており、2階建てと比較して坪単価は高めの設定となっています。これは平屋特有の基礎面積や屋根面積の増加によるコスト増が反映されたものです。
セカンド商品「シンプリエ」の価格戦略
シンプリエは「極力無駄を省き、必要なものだけを揃えたシンプルスタイルの商品」として、本体価格798万円~という超ローコスト価格を実現しています。シンプリエは完成販売住宅として開発され、本体価格798万円(税別)という価格を実現しており、太陽光発電が標準装備されていない分、イエテラスよりもさらに価格を抑えた設定となっています。
価格の仕組みと注意点
イエテラスは建物本体価格1,000万円前後~、坪単価50万円前後から建てられ、この価格帯で太陽光パネル・蓄電池を標準装備している点が大きな特徴です。ただし、これらの坪単価は建物本体価格のみを基準としており、付帯工事費や諸費用は含まれていません。
実際の建築には、地盤改良費、外構工事費、各種申請費用、住宅ローン諸費用などが別途必要になります。これらの費用は本体価格の20~30%程度を見込んでおく必要があり、最終的な総額での比較検討が重要です。
地域差とフランチャイズの影響
坪単価は敷地条件やエリアなどにより変動するため、具体的な価格については各加盟店への確認が必要です。フランチャイズ制度により、同じ商品でも地域や加盟店によって価格設定に差が生じる可能性があります。
低価格実現の背景
いえとち本舗が低価格を実現できている背景には、下記のような企業努力があります。
- 規格住宅による効率化:規格住宅に徹底することで資材や設備を大量製造・ストックし、全国フランチャイズ展開による建材の共同購入で流通コストを削減することで、この価格帯を実現しています。
- ZEH仕様での付加価値:価格が安いだけではなく「耐震等級3相当」の安心感、そしてZEH仕様なら毎月の光熱費も安く抑えることができ、単なる安さだけでなく、住んでからのランニングコストまで考慮した価格設定となっています。
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いえとち本舗の商品ラインナップ
いえとち本舗は、低価格で高品質なイエテラスシリーズを中心に様々なニーズに応えるプランを展開しています。
主力商品「イエテラス」シリーズの特徴
イエテラスは「未来の豊かな暮らしから逆算した住む人にちょうどいい規格住宅」として、つくりたいのはただの家ではなく、建てた後の豊かなライフスタイルを提案しています。いえとち本舗のイエテラスシリーズの住宅は、全て標準でZEH基準を満たした住宅を提案している点が最大の特徴です。
基本コンセプトとZEH住宅としての性能
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは住まいの断熱性・省エネ性能を上げ、太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅であり、イエテラス全棟でこの基準をクリアしています。
商品ラインナップの詳細
イエテラスは3つの基本タイプで構成されており、それぞれ太陽光発電システムが標準装備されています。
- 2階建ての家: 3LDK〜4LDKまで、家族の人数に併せて大きさを選べるファミリー向け商品として展開されています。25坪で1,398万円、28坪で1,448万円、32坪で1,548万円という価格設定が公式サイトで明示されています。
- 平屋の家: ワンフロアーのユニバーサルデザインで、単身からファミリーまで対応可能な贅沢な暮らしを提案しています。21坪で1,398万円から選択可能で、バリアフリーな生活動線を重視する方に人気のプランです。
- はたらく平屋: 家計を助けてくれる大容量の太陽光発電システム搭載で毎日をさらに豊かに暮らす平屋として開発された特徴的な商品です。はたらく平屋プランは総床面積を拡張することで、大きくなった屋根いっぱいに太陽光発電を設置し、通常の平屋タイプの数倍以上の発電・売電を行うことが可能とされています。
- イエテラスe+(プラス)の特別仕様:「イエテラスe+」は、太陽光発電を最大限に活用し、光熱費0円を目指すことで、さらにプラスアルファの豊かな生活を実現するご提案として、特に省エネ性能を重視した上位グレードとして展開されています。
セカンドライン「シンプリエ」シリーズ
日本の住宅は日々進化し、10年・20年前と比べるとその設備・性能は過剰だとも言えるぐらいハイスペックな商品となっています。しかしながら、本当に欲しい住まいはそんなハイスペックな商品なのでしょうか?という問いかけから生まれた商品がシンプリエです。
本当に必要な機能を絞り込み、コスト・仕様・性能・デザインのベストバランスを追求することで、本体価格798万円(税別)という価格を実現しており、極限まで価格を抑えた住宅として位置づけられています。
シンプリエの基本特徴
シンプリエシリーズの3つのポイント:ローコスト、特徴ある外観デザイン、プロが厳選した簡単STEPにより構成されており、必要最小限の機能に絞り込んだシンプルな住宅です。
耐震等級3、複層ガラス、LEDダウンライト照明付、カーテンレール、システムキッチン、システムバス、システム洗面化粧台、玄関収納、IHコンロ、温水洗浄便座、インターホン、火災報知器などが標準装備として含まれており、価格を抑えながらも必要な設備は確保。
さらに、価格にこだわるシンプルハウス「シンプリエⅡ」として、さらなるバリエーションも展開されており、加盟店によって独自のプラン開発も行われています。
住宅性能と構造安全性
いえとち本舗の住宅は、価格を抑えながらも基本的な安全性能については決して妥協していません。特に地震大国である日本における住宅として、十分な耐震性能を確保しています。
イエテラスは全棟においてもっとも信頼性の高い構造計算「許容応力度計算」を行い、耐震等級3相当の耐震強度を確保しており、地震に強い住宅として設計されています。
また、全棟省令準耐火構造といって「外部からの延焼防止措置」「各室防火措置」「多湿への延焼遅延措置」といった火災に強い構造となっており、火災保険料の優遇も受けられます。
いえとち本舗で家を建てるメリットとデメリット
いえとち本舗は「家賃並みの支払い」をコンセプトに掲げる住宅ブランドとして、全国37店舗でフランチャイズ展開しています。株式会社フィットを中心とした運営体制により、ZEH仕様の高性能住宅を低価格で提供することで注目を集めています。ここでは、宅建士の視点から同社の真のメリットとデメリット、そして適合する顧客層について詳細に分析します。
これまで様々な観点からいえとち本舗の特徴を解説してきました。
ここでは、それらをメリットとデメリットという形でまとめながら整理してみたいと思います。また、いえとち本舗に向いている人、おすすめできない人の特徴も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
いえとち本舗で家を建てるメリット5つ
いえとち本舗は、従来の住宅業界では実現困難とされてきた「高性能×低価格」を規格住宅による効率化で達成している点が最大の特徴です。特に太陽光発電システムの標準装備とZEH基準の全棟対応により、建てた後の光熱費削減まで考慮した総合的な経済性を提供しています。
1.圧倒的な初期費用の抑制効果
いえとち本舗最大の魅力は、月々3万円台という家賃並みの支払いでマイホームが実現できる価格設定です。
主力商品「イエテラス」は本体価格998万円~、「シンプリエ」は798万円~という超ローコスト価格を実現しています。具体的には、25坪プランで本体価格1,298万円(税抜)、坪単価51.9万円といった明確な価格設定により、若い世代でも無理のない住宅取得が可能になっています。
この価格は、建材の一括仕入れ、過剰な宣伝費の削減、規格住宅による効率化によって実現されており、単なる品質削減による安さではない点が重要です。
2.ZEH基準と太陽光発電による長期経済効果
イエテラス全棟がZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準を満たし、太陽光発電システムが標準搭載されています。一般的な住宅向け太陽光発電システムの平均積載量4.5kwに対し、いえとち本舗では5.3kw以上を標準装備しており、毎月の電気代をほぼ0円にする可能性があります
。特に「はたらく平屋」では最大23.94kwの大容量ソーラーを搭載し、月々26,601円の経済的メリットを生み出すコンセプトも展開しており、住んでからの家計負担軽減効果が期待できます。
3.基本性能と安全性の確保
低価格でありながら、耐震等級3相当の構造安全性を実現している点は特筆すべきメリットです。
木造軸組工法に金物工法と剛床工法を組み合わせ、全棟で許容応力度計算を実施することで、地震に強い構造を確保しています。また、省令準耐火構造対応により火災保険料の優遇も受けられ、高性能グラスウール(アクリア)とアルミ樹脂複合サッシ、Low-Eペアガラスの標準装備により、ZEH基準の断熱性能も満たしています。
4.ワンストップサービスの利便性
土地探しから資金計画まで一貫したサポート体制も大きなメリットです。
全国2,000件以上の豊富な不動産情報を保有し、住宅ローンアドバイザーの資格を持つスタッフが資金計画からローンシミュレーションまでサポートします。これにより、初めての家づくりでも安心して進めることができ、土地と建物の予算バランスを考慮した最適な提案が受けられます。
5.充実した標準装備とプラン選択肢
規格住宅でありながら、約16万通りまたは300パターン以上の豊富な選択肢が用意されています。
人造大理石カウンター付きシステムキッチン、食器洗い乾燥機、IHコンロ、節水・温水洗浄便座、全室LED照明、カーテンレールなどが標準装備に含まれており、追加オプション費用を抑えやすい設計となっています。
いえとち本舗で家を建てるデメリット5つ
一方で、コストパフォーマンスを重視した住宅ブランドという性質上、いくつか理解しておくべき特徴や制約があります。これらは必ずしも欠点ではありませんが、検討時に把握しておくことで、より満足度の高い選択ができるでしょう。
1.規格住宅による設計の制約
いえとち本舗は効率化とコストダウンのため規格住宅を採用しており、完全自由設計と比較すると間取りやデザインの選択肢に一定の制限があります。豊富なプラン選択肢は用意されているものの、中庭や天窓、ロフトなどの特殊な建築要素や、複雑な形状の実現は困難な場合があります。
シンプルなデザインを好む方には問題ありませんが、独創性の高いデザインを求める方は事前に実現可能性を確認する必要があります。
2.フランチャイズ制度による店舗差
全国展開のフランチャイズ形式では、加盟店によって施工品質やサービス対応に差が生じる可能性があります。多くの店舗では適切なサービスが提供されていますが、一部では「説明不足による誤解」や「連絡体制の課題」といった声も聞かれます。
このため、契約前には担当者との相性や店舗の実績を十分に確認し、複数回の打ち合わせを重ねることが重要です。
3.住宅性能の情報開示
ZEH基準を満たす住宅性能は確保されているものの、C値(気密性)やUA値(断熱性)などの具体的な数値が公式に詳細公開されていない場合があります。住宅性能を数値で詳細に比較検討したい方は、契約前に担当者へ具体的な性能値の確認を求めることをおすすめします。
4.本体価格以外の費用計画
坪単価表示は建物本体価格が基準となっており、外構工事費、地盤改良費、各種引き込み工事費、登記費用などの付帯費用は別途必要です。これらは本体価格の25~30%程度を見込む必要があるため、総予算計画では付帯費用も含めた検討が必要です。
また、「耐震等級3相当」の正式認定を希望する場合は追加費用が発生する可能性があります。
5.アフターサービスの体制
引き渡し後のメンテナンス対応については、フランチャイズ制度の特性上、店舗によって対応スピードやサービス品質に差が出ることがあります。迅速な対応を重視される方は、契約前にアフターサービスの具体的な体制や実績について詳しく確認し、担当店舗の対応方針を把握しておくことが大切です。
いえとち本舗が向いている人
いえとち本舗のサービスは、住宅取得費用と維持費用の両方を抑えつつ、基本的な住宅性能を確保したいと考える層に最適です。特に初回購入者や若い世代にとって、無理のない家計で理想の住まいを実現する選択肢となります。
住宅ローン負担を最小限に抑えたい層
月々3万円台という家賃並みの支払いを重視する20代・30代の共働き世代や、早期のローン完済を目指す方に最適です。住宅費用を抑えることで、教育費や老後資金、趣味や旅行などの生活の豊かさにお金を回したいと考える価値観の方には理想的な選択肢となります。
省エネ性能と経済効果を重視する環境志向の方
ZEH基準の住宅性能と太陽光発電システムの標準装備により、光熱費削減と売電収入の両方を実現したい方に適しています。環境負荷の軽減と家計負担の削減を同時に達成したいと考える方には、非常に魅力的な提案となります。
効率的な家づくりプロセスを求める方
土地探しから資金計画まで一貫したサポートを受けたい初回建築者や、多忙で家づくりに時間を割けない方に向いています。規格住宅による効率化と豊富なプラン選択肢により、手間をかけずに満足度の高い住まいを実現したい層にとって最適なサービスです。
実用性とシンプルデザインを好む方
過剰な装飾を排したシンプルな箱型デザインや、白を基調とした清潔感のある内装を好む方には合致します。機能性と実用性を重視し、流行に左右されない普遍的なデザインを求める方にとって、いえとち本舗のコンセプトは理想的です。
いえとち本舗の検討が必要な人
一方で、住宅に対して特別な要望や最高水準の性能を求める層は、いえとち本舗のサービス内容を慎重に検討する必要があります。ご自身の優先順位と照らし合わせて判断することが重要です。
完全自由設計を希望する方
建築家による完全オリジナル設計や、独創的な間取り、特殊な建築要素を取り入れたい方は、規格住宅の制約を十分に理解した上で検討する必要があります。豊富なプラン選択肢がありますが、完全自由設計をお求めの方は他の選択肢も併せて比較検討されることをおすすめします。
住宅性能の詳細データを重視する方
C値、UA値などの具体的な数値データに基づいて住宅性能を詳細に比較したい方は、契約前に担当者から詳しい性能データの提供を受けることが必要です。数値による客観的評価を最重要視される方は、情報収集を十分に行った上で判断されることをおすすめします。
高級感のある仕上がりを求める方
外観や内装に高級感や重厚感を求める方、細部の仕上がりにこだわりを持つ方は、価格帯に応じた仕様であることを理解した上で検討する必要があります。コストパフォーマンスを重視したコンセプトのため、高級志向の方は実物の確認を十分に行うことが大切です。
きめ細やかなアフターサービスを最優先する方
引き渡し後の手厚いサポートを最重要視される方は、契約予定の店舗のアフターサービス体制や過去の実績について詳しく確認することが重要です。フランチャイズ制度による店舗差があるため、担当店舗の対応方針を事前に把握しておくことをおすすめします。
いえとち本舗は、経済性と基本性能のバランスを重視し、効率的に理想の住まいを実現したい層には非常に魅力的な選択肢です。一方で、特別な要望をお持ちの方は、事前の十分な情報収集と期待値の確認を行った上で、最適な選択をされることをおすすめします。
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いえとち本舗のよくある質問に宅建士社長がお答え!
ここからはいえとち本舗に関するQ&Aを紹介していきましょう。
Q: 土地探しもサポートしてもらえますか?
A: はい、全国2,000件以上の不動産情報を保有し、土地探しから建物建築まで一貫したサポートを提供しています。住宅ローンアドバイザーの資格を持つスタッフが資金計画やローンシミュレーションもサポートするため、初めての家づくりでも安心です。
Q: どの地域で建築可能ですか?
A: 山口、徳島、香川、高知、福井、石川、富山、岐阜、愛知、三重、大阪、兵庫、岡山、広島、愛媛、福岡、佐賀、長崎、熊本、宮崎、山形、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、秋田の各県で展開しています。対応エリアは店舗により異なるため、詳細は最寄りの店舗にお問い合わせください。
Q: 建売住宅も取り扱っていますか?
A: はい、注文住宅だけでなく建売住宅も多数取り扱っています。完成済みの物件を実際に見学してから購入できるメリットがあります。建売住宅でも太陽光発電システム付きのZEH仕様の物件が多数用意されています。
まとめ
いえとち本舗は、手の届く価格帯で注文住宅を建てたい方にとって、非常に魅力的なハウスメーカーです。
土地と建物を一括提案できる強みや、明確な価格設定、豊富な実績は、多くの支持を集めています。もちろん、注意すべき点もありますが、それを理解したうえで選べば、安心して家づくりを進めることができるはずです。
「賢く、安心して、理想の住まいを実現したい」─そんな方に、いえとち本舗はおすすめの選択肢です。
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