「地域密着型の老舗ハウスメーカーって実際どうなの?」
そんな疑問を抱えるあなたへ、埼玉・千葉エリアで50年以上の実績を誇るポラスグループの注文住宅を、宅建士の視点から徹底解剖します。
坪単価50~80万円という価格帯は本当にコスパが良いのか?地域特化だからこそのメリットと、全国展開メーカーにはない限界とは?
実際の施主の声と建築のプロの目線で、あなたの家づくりの重要な判断材料をお届けします。
後悔しないハウスメーカー選びのために、ぜひ最後までお読みください。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
ひどいは嘘!ポラスグループ272人の良い評判と悪い口コミ
ポラスグループで実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でも様々な意見が見られます。
ここではポラスグループの口コミを調査し、まとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
良い評判
それではまずは、良い口コミから見ていきましょう。

ポラスで建てた家の一番のお気に入りは、なんと言ってもオリジナルのデザインです。妻がインテリアや収納のデザインを見て「これ!」と強く押したのが決め手でしたが、住んでみてそのデザイン性の高さに毎日感動しています。友人からも「おしゃれで温かい家だね」と褒められるたびに、ポラスにして本当に良かったと感じています。


ポラスは自社で研究所を持ち、地震に強い家づくりを追求しているという点に惹かれました。実際に建ててもらい、しっかりした構造と技術に支えられていると感じるたびに、家族全員が安心して毎日を過ごせています。万が一の時もこの家なら大丈夫だと信じられるのは有難いです。


実際に住み始めてからも、定期的に電話や訪問で家の不具合がないか確認してくれたり、二年目の点検でも細かな気になる箇所を嫌な顔せずに対応してくれて、とても安心できました。家を建てた後も、ずっと見守ってもらえている感じが嬉しいです。
ポラスグループで家を建てた方は、オリジナルのデザイン性の高さや、家づくりを親身にサポートしてくれる担当者、そして地域密着ならではの迅速で丁寧なアフターフォローに特に満足されている様子が伺えます。地震に強い家づくりへの取り組みや、価格に見合う長期的な経済メリット、多様なブランドからの選択肢も、お客様が安心して理想の住まいを実現できた理由として評価されているようです。
悪い評判
それでは次に、悪い口コミについて見てみましょう。

価格は安くないのに、冬場は期待したほど暖かくありませんでした。エアコンをつけても寒さを感じることがあり、正直がっかりしています。価格帯を考えると、もっと断熱性に優れていると思っていました。
断熱性がどの程度効果を発揮するかは、住宅環境やライフスタイル、さらには個人の感じ方に大きく左右されます。そのため、住宅選びでは、断熱等級や使用する断熱材の種類・厚み、窓の性能(Low-E複層ガラスやトリプルガラス等)を事前に具体的に確認することが重要です。
また実際の住宅展示場で冬場の体感温度を確かめたり、ポラスで建てた施主の冬場の光熱費実績を参考にすることで、期待値と現実のギャップをできるだけ少なくしていくことが大切です。


注文住宅なので完全に自由な間取りを期待していましたが、構造上の制約があると言われ、いくつかの要望を諦めざるを得ませんでした。こだわりの部分だったので、少し心残りです。
注文住宅でも工法や構造による制約は存在するため、すべての希望が思い通りに叶えられるというわけではありません。理想の間取りがある場合は、設計段階の早い時期に構造計算や法的制約を含めた実現可能性を確認しておきましょう。
複数の設計提案を求めたり、構造に詳しい設計士との打ち合わせ回数を増やすことで、制約の中でも満足度の高い代替案を見つけられる可能性があります。事前の入念な検討が後悔を防ぐポイントとなります。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
参考:Googleマップ
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒
FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!ポラスグループで家を建てる方法
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項目
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詳細
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総合評価
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A+ランク
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耐震性
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断熱性・気密性
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間取りの自由度
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コストパフォーマンス
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アフターサービス
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会社の信頼度
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地域密着の総合力と高い品質に定評のあるポラスグループ。研究開発からアフターまで一貫体制で、埼玉・千葉・東京の家づくりをリードするハウスメーカーです。
1. 研究開発から始まる「自社一貫施工体制」
2. 安心を支える「科学的根拠に基づいた高い耐震性」
3. 多彩なニーズに応える「ブランド展開とデザイン力」
4. 施工エリアを限定した「地域密着の責任体制」
5. 50年以上の歴史と「地域からの絶大な信頼」
ポラスグループはひどい?ネットの評判を徹底検証!
上記でも挙げたように、ポラスグループには、様々な口コミがあります。ここでは、それらをまとめて分析しながら、では実際ポラスグループの実態はどうなのかを検証していきます。
ポジティブな意見とその分析
デザイン力と自由設計への評価
グッドデザイン賞の受賞経験者もおり、ポラスグループとしては、2003年より20年連続で、合計74作品も受賞しています。理想の家を実現できる自由設計と担当者の親切な対応が多くのオーナーに支持されています。
実際のユーザーからは「自由設計で、こだわりの家が実現できた!」という声が上がっており、「インテリア・収納ともに優れている」との評価も見られます。ポラスには専属のデザイナーがいて、オリジナルの設計をしてくれますという体制が、この高評価に繋がっていると考えられます。
品質と技術力への信頼
家を建てる前に3Dの耐震シミュレーションを行い、施工に入る前に弱い部分を見つけ補強することで、地震に強い家を建てることができます。また、確かな知識と高い技能を持った社員大工の育成を行い、下請けに任せることのない「一貫施工体制」を採用し、全国トップレベルの実力がある大工が施工を行うことで、高品質の住宅を提供しています。
ユーザーからは「我が家はポラスです。建売だけどクオリティに満足」、「標準装備がしっかりしていて質がかなり高いです」という評価が寄せられています。
地域密着とアフターサービス
ポラスグループは創業から一貫して地域密着を基本とし、万が一問題が発生した場合でも、各事業所から車で1時間程度で駆けつけられる施工エリアにあえて限定して事業展開しています。「もう少しで10年経つけど、本当良い買い物したねと夫と話題にするほど、今でも手厚いサポートあるし、モノも良かったし、担当者も良い人だった」という長期的な満足度の高さを示す声もあります。
ネガティブな意見とその分析
アフターサービスへの不満
アフターサービスの質に関しては、いくつが具体的な不満の声が見られました。「期日を指定されたのにその通りに連絡があったことはありません。1ヶ月放置は普通」、「こちらから今日中に連絡します」…3週間経っても連絡なしといった具体的な不満が寄せられています。
アフターサービス、特に突発的な事態への対応の遅れは、どのハウスメーカーでもよく見られる問題ですが、住民にとっては深刻です。家自体への満足度が高くても、こうしたすれ違いによって顧客満足度が下がってしまうのは残念なポイントでしょう。
保証期間と維持費用の問題
ポラスのデメリットの一つは、大手のハウスメーカーなどと比べても保証期間が短いことです。大手ハウスメーカーでは初期保証を30年間で設定しているところがありますが、ポラスは初期保証は10年のみです。「保証期間を過ぎると延長のためにどんどんお金が加算される」という不満も見られます。
断熱性能への懸念
ポラスの断熱性能は、十分に確保されたものですが特別優れた資材を使用しているという訳ではなく標準的な性能です。ポラスのブランドで最も断熱性能が高いハスカーサでもUA値は0.50となっていますが、三井ホームは0.43、住友林業は0.46となっており、他社よりも断熱性能が低いことがわかります。この点に不満を抱く方もいるようです。
総合判定
口コミ分析の結果、ポラスグループはデザイン力と自由設計、一貫施工体制を強みとする中堅ハウスメーカーとして特徴づけられます。特に建築段階での評価は概ね良好で、グッドデザイン賞受賞の実績に裏付けられたデザイン性や、自社職人による施工品質に満足する声が多数見られます。
地域密着型の経営方針は、土地情報の豊富さや迅速な対応といったメリットを生んでおり、多くの顧客から信頼を得ています。また、一貫施工体制により責任の所在が明確で、中間コストの削減にも成功していることが評価されています。
一方で、アフターサービスにおいては改善の余地があり、一部のユーザーからも連絡対応の遅さを指摘する声があります。保証期間や断熱性能については他社比較で劣る部分もありますが、これらは検討段階で十分確認できる要素であり、全体的には価格とデザイン性のバランスが取れたハウスメーカーとして評価できるでしょう。
ポラスグループの強みを理解した上で選択すれば、満足度の高い家づくりが期待できると分析されます。
失敗しないポラスグループで家を建てる5つのポイント
ポラスグループで理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを参考に、家づくりを進めていきましょう。
- 徹底的な情報収集と複数メーカーの比較検討を行う
- 優秀な担当者と関係を構築するための戦略的なアプローチを取る
- ポラスグループの地域密着型および一貫施工体制の強みを最大限に活用する
- 自身の予算や理想に合致するブランドの特性を理解し、戦略的に選択する
- 理想の家に対する要望を明確にし、計画・施工段階で入念な確認を行う
それぞれ見ていきましょう。
1. 徹底的な情報収集と複数メーカーの比較検討を行う
住宅会社選びで失敗しない最大のコツは、ポラスグループに限定せず、まずは複数のハウスメーカーのカタログを一括請求し、家の具体的なイメージや各社の特徴を掴むことです。
少なくとも6~10社程度からカタログを入手し比較検討することで、価格を抑えることにも繋がります。気に入ったメーカーを5社程度に絞ってから展示場を訪問するのがおすすめです。
2. 優秀な担当者と関係を構築するための戦略的なアプローチを取る
初めての問い合わせや展示場訪問で担当者が決まることが多いため、優秀な営業担当がつく可能性を高めるためには、予約メールで会社への「魅力を感じていて本気で検討している」という姿勢を示すことがポイントです。担当者との相性も重要であり、信頼できる担当者を選ぶことが満足できる家づくりに繋がります。
3. ポラスグループの地域密着型および一貫施工体制の強みを最大限に活用する
ポラスグループは埼玉県を中心に東京、千葉、茨城の一部を施工エリアとしており、その地域に根ざした土地情報や提案力に強みがあります。対応エリア内で検討しているのであれば、この地域密着のメリットを活かし、土地探しから相談に乗ってもらうことが有効です。
また、設計から施工、アフターサービスまで一貫して自社で行う体制の利点を理解し、積極的に活用することが成功への鍵となります。
4. 自身の予算や理想に合致するブランドの特性を理解し、戦略的に選択する
ポラスグループは5つの異なるブランド(ポウハウス、北辰工務店、ハスカーサ、モクハウス、グランセット)を展開しており、それぞれ異なる価格帯、工法、デザイン、コンセプトを持っています。
自身のライフスタイルや予算、重視する性能(デザイン性、コストパフォーマンス、断熱性、耐震性など)に基づいて、最適なブランドを検討・選択することが、後々の満足度に大きく影響する重要な方略です。
5. 理想の家に対する要望を明確にし、計画・施工段階で入念な確認を行う
ポラスグループは完全自由設計が可能で、住む人全員のライフスタイルに合わせたデザインや間取りを実現できます。設計段階で要望を詳細に伝え、デザイナーや担当者との密な打ち合わせを重ねることが重要です。また、3D耐震シミュレーションを用いた建物強度の事前確認、契約前の間取り実現可能性の確認、施工中の定期的な現場チェックなど、積極的にプロセスに関与し確認を行うことが失敗を防ぐための効果的な方方法す。
これらの戦略を実行することで、ポラスグループでの家づくりにおいて、予期せぬ問題や後悔のリスクを減らし、理想の住まいの実現に近づけることができるでしょう。
ポラスグループの実際の坪単価を宅建士社長が解説!
家を建てる時に最も気になるのが、「いくらで建てられるのか」と言うことですよね。
様々な情報を総合すると、ポラスグループの平均坪単価は約75万円で、坪単価の相場は50万円~120万円程度と幅広い価格帯で展開されていると考えられます。この価格差は、ポラスグループが展開する5つの異なるブランドと構造・工法の違いによるものです。
一般的な新築住宅の場合、建築面積は30~40坪であることが多く、30~40坪台の家を建てた人の平均坪単価は約79.1万円となっており、全体平均より約4.4万円高くなっています。これは人気の高い中上位ブランドを選択する施主が多いことを示しています。
ブランド別坪単価の詳細分析
ポラスグループでは、5つの注文住宅ブランドを展開しており、それぞれ価格帯も異なります。
PO HAUS(ポウハウス):60万円~75万円
ポラスグループの中でもっともハイグレードな住宅で、グッドデザイン賞受賞の実績を持つデザイナーが手掛けます。
「和の心の継承」をデザイン思想とし、和美庵(わびあん)やARZILL(アルジール)などの商品ラインナップを展開。高級建材と最新技術の融合により、この価格帯でも「デザイン注文住宅としては安い方」との評価があります。
ハスカーサ(HaScasa):中上位価格帯
グループ内では比較的高めのブランドで、ツーバイシックス(2×6)工法を採用。ポラスグループの住宅は累計5万棟の販売実績がありますが、そのうち3万棟はハスカーサで、売上の6割を占める主力商品です。
南欧・欧風デザインと高断熱性能を両立させており、高気密・高断熱を基本とした省エネ・創エネ機器のコストを抑えつつ健康で快適な暮らしを実現できます。
北辰工務店:ミドルクラス価格帯
完全自由設計が可能でコストパフォーマンスを重視したミドルクラスのブランド。
690人以上の卒業生を輩出した建築技術訓練校で育成された社内大工が施工を担当し、品質を保ちながらコストを抑制しています。
MOK HOUSE(モクハウス):最廉価ブランド
5つのブランドの中で最も坪単価が低いブランドで、価格重視の方に適しています。
ただし、「耐震性や快適性についてはしっかりと確保しつつコストを抑える」というコンセプトで、安かろう悪かろうではない設計思想を持っています。
GRANSSET(グランセット):最高価格帯
重量鉄骨造・RC造の住宅ブランドで、5つのブランドの中では高めの価格設定。
ポラスグループでは唯一の非木造建築の家で、鉄骨造・RC造の柔軟な空間対応力で大開口や大空間を実現できます。都市部の狭小地や店舗併用住宅にも対応しています。
実際の建築費用と総額の内訳
坪単価目安は50万~120万円、建築価格は1,500万~4,000万円の幅がありますが、これは本体価格のみです。注文住宅の総額は本体価格が約7割、付帯工事費やその他の費用が3割のため、30坪で3000万円前後が目安となります。
具体的な坪数別の費用目安は以下の通りです。
- 30坪の場合:本体価格2100万円、総額約3000万円
- 35坪の場合:本体価格約2450万円、総額約3500万円
- 40坪の場合:本体価格約2800万円、総額約4000万円
業界内での価格ポジション分析
ポラスグループの価格帯は、ダイワハウスやパナソニック ホームズなど大手ハウスメーカーよりは、比較的安価です。
坪単価75万円というと、ハウスメーカーの中でも「大手ハウスメーカー」に区分されることが多い水準です。中堅クラスのハウスメーカー「クレバリーホーム」と平均坪単価はさほど変わらないものの、地域密着による付加価値で差別化を図っています。
地域密着戦略による価格競争力
ポラスは地域密着の「住まい価値創造企業」となっており、対応エリアを限定しているからこそ地域に目線を合わせたサービスを受けることができます。越谷・さいたま市・柏の3商圏にて10年以上連続で住宅販売総合部門No.1を獲得しており、限定エリアでの圧倒的なシェアが効率的な事業運営とコスト削減を可能にしています。
土地の仕入れからアフターサービスまで直接責任一貫施工体制をとっており、下請け企業に丸投げするのではなく責任をもって取り組んでいることで、中間マージンを削減し、同等品質でより競争力のある価格設定を実現しています。
坪単価はあくまで一つの目安であり、実際の費用は選択するブランド、土地条件、オプションの有無などによって大きく変動します。重要なのは、自身の予算と理想のバランスを取りながら、ポラスグループの5つのブランドから最適な選択を行うことです。
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ポラスグループの商品ラインナップ
ポラスグループは、多様なニーズに対応するため5つの異なるブランドを展開しています。
「コンセプトやデザイン、設備の特色などが異なる5ブランドをラインナップしており、理想の暮らしをここで見つけてください」と公式サイトで説明されているように、それぞれが独自の価格帯、工法、デザイン、コンセプトを持っています。
年間契約戸数は4,200戸以上、新築住宅供給累計は84,000戸を突破という実績を持つポラスグループの商品群について、詳しく見ていきましょう。
1. POHAUS(ポウハウス):和モダンの最高峰ブランド
「設計事務所のような自由度と、住宅メーカーの安心感」を提供し「真の注文住宅をつくりたい」をコンセプトとする最上位ブランドです。ポウハウスでは、和の伝統を今の暮らしにフィットさせた”和モダン”のデザインを得意とし、定めた基準をクリアした最高水準の素材(木材やサッシなど)を使用しています。
独自の耐震シミュレーションソフト「ウッド・イノベーターNEXT」で、過去に起きた大震災の揺れを3Dで再現し、建てる前に一邸一邸構造計算の確認を行います。2024年には体感すまいパーク朝霞のモデルハウス『造りすぎない家』がグッドデザイン賞を受賞しました。
2. HaScasa(ハスカーサ):高断熱性能を誇る欧風デザイン住宅
海外で受け継がれてきた伝統的なスタイルと現代の住宅とが調和した、住みやすくて長持ち、そして、ずっと愛される”健康で暖かい住宅”を提供するブランドです。
ポラスグループで唯一『ツーバイシックス工法』を用いており、HaScasaで建築した実績の平均値で、UA値0.46と断熱等性能等級6相当と非常に高い断熱性能を誇ります。ハスカーサは2024年度 第18回キッズデザイン賞を2棟受賞するなど、デザイン性も高く評価されています。
3. 北辰工務店:コストパフォーマンス重視のミドルクラス
「永く・安心して・心地よく」お住まいいただくことをコンセプトに家づくりをしている北辰工務店。生活動線を意識した空間を自由設計によって実現できることが特徴で、家事楽動線などオーナーのニーズに合った家が予算内で建てられます。
完全自由設計が可能でありながら、コストパフォーマンスを重視したブランドとして、多くの家族のニーズに応えています。
4. MOK HOUSE(モクハウス):1,000万円以下を実現するローコスト住宅
家の品質は妥協したくない。でも、なるべくローコストに。注文住宅と分譲住宅の”良いとこ取り”をしたモクハウスのセレクト住宅です。厳選した300以上のプランを用意してプランニング業務費を効率化し、年間約4,000棟の新築によるスケールメリットでコスト削減を実現しています。
2023年11月には平屋商品「MOK-one(モク・ワン)」をリリース。価格はMOK‐one(s)で820万円(税別)からと、ポラスグループ最安価格帯での住宅提供を実現しています。
5. GRANSSET(グランセット):唯一の非木造建築ブランド
大きな空間ができる。大きな窓ができる。そしてなにより自由な暮らしができる。ポラスグループで唯一の鉄骨造・RC造の非木造建築GRANSSET(グランセット)です。
土地活用を専門に創業から40年。ポラスグループで唯一鉄骨造やRC造の企画・設計・建築を行う会社として、賃貸併用住宅や店舗併用住宅も得意とし、10年後、20年後も入居者に選ばれ続けるよう高品質・高性能な建物を建築しています。
体験型モデルハウス
ポラスの総合住宅展示場「体感すまいパーク」には5ブランドのモデルハウスが集結しています。
人気のデザイン、家事動線や素材感、土地探しなど、「家づくりのぜんぶ」を探したり、試したりできます。千葉エリアと埼玉エリアに展開され、モデルハウスは全てリアルサイズで、機能や動線、素材を体感できるようになっています。
ポラスグループで家を建てるメリットとデメリット
ポラスグループでの家づくりを検討される際に最も重要なのは、自身のニーズとポラスの特徴が合致するかどうかです。ここでは、これまでの情報を整理しながら、メリット・デメリットを詳しく解説し、どのような方に適しているかを明確にします。
ポラスグループで家を建てるメリット5つ
ポラスグループには、他社にはない独自の強みがいくつも存在します。特に地域密着型の経営方針と技術力の高さが際立っており、これらが同社の競争優位性を形成しています。
1. 徹底した地域密着型経営と一貫施工体制
ポラスグループは、埼玉県、東京都、千葉県、茨城県の一部を施工エリアとし、その地域に深く根ざした経営を行っています。この地域限定戦略により、土地の特性や地域の気候条件を熟知した豊富な土地情報と、地盤に合わせた最適な提案力を実現しています。
さらに注目すべきは、地盤調査から営業、土地探し、設計、施工、保証、アフターサービスまでを自社で一貫して行う体制(一貫施工体制)です。この体制により、品質管理が徹底され、責任の所在が明確になることで施工ミスのリスクが軽減され、お客様の要望が正確に伝わりやすくなります。
また、中間マージンの削減により、コストパフォーマンスの向上も期待できます。
2. 多様なニーズに応える5つのブランド展開
POHAUS(ポウハウス)、北辰工務店、HaScasa(ハスカーサ)、MOK HOUSE(モクハウス)、GRANSSET(グランセット)という5つの特徴的なブランドを展開し、幅広い予算や理想に合わせた選択が可能です。
価格帯の幅は非常に広く、MOK HOUSEでは820万円(税別)からの平屋住宅「MOK-one(s)」という超ローコスト商品から、POHAUSの和モダン最高峰デザインまで対応できます。HaScasaはUA値0.46と断熱等性能等級6相当の高い断熱性能を誇り、ツーバイシックス工法を採用することで一般的な木造住宅と比較して室内温度差が非常に少ない快適な住環境を実現しています。
このような多様性により、ほぼ全ての顧客ニーズに対応できる商品ラインナップを構築しています。
3. 圧倒的なデザイン力と受賞実績
グッドデザイン賞を20年連続で受賞し、累計74作品が受賞するという業界でも類を見ない圧倒的な実績を持ちます。
2024年にはHaScasaが第18回キッズデザイン賞を2棟受賞、POHAUSの「造りすぎない家」もグッドデザイン賞を受賞するなど、継続的にデザイン性が外部機関から高く評価されています。
これらの受賞は単なる見た目の美しさだけでなく、「暮らしやすい空間」「社会を豊かにする住宅」としての機能性も含めた総合的な評価であり、住む人の生活の質向上に貢献するデザインが実現されていることを示しています。専属デザイナーとの直接打ち合わせも可能で、プロの知識と技術でお客様の理想をカタチにできます。
4. 独自の耐震技術と3Dシミュレーション
独自開発の耐震検証システム「ウッド・イノベーターNEXT」を用いて、実際に建てる家を3Dデータで再現し、過去の大震災と同じ揺れをシミュレーションすることで、建築前に弱い部分を見つけて補強できる画期的な技術を保有しています。
従来のような大がかりな模型を使った実験ではなく、PC上で一邸ごとの構造を精密に再現したシミュレーションが可能であり、これにより高精度な耐震対策を実現。この技術は、スキップフロアや複雑な形状の住宅設計も可能にし、デザインと安全性を両立させる重要な基盤技術となっています。
また、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)対応も標準的に提供されており、環境性能と経済性を兼ね備えた住宅づくりが可能です。
5. 年間4,200戸以上の実績による信頼性
年間契約戸数は4,200戸以上、新築住宅供給累計は84,000戸を突破(2022年度3月現在)という豊富な実績があり、特に越谷・さいたま市・柏の3商圏にて10年以上連続で住宅販売総合部門No.1を獲得という地域での圧倒的な支持を得ています。
この実績は単なる販売数の多さではなく、地域の方々からの継続的な信頼と満足度の高さを示すものです。また、690人以上の卒業生を輩出した建築技術訓練校で育成された自社大工による施工体制や、日本最大級のプレカット工場での高品質な木材加工など、品質を支える基盤もしっかりと整備されており、長期にわたって安心できる住宅づくりの実現が可能です。
ポラスグループで家を建てるデメリット4つ
優れた特徴を持つ一方で、検討前に理解しておくべき注意点も存在します。これらは会社の方針や業界慣行に起因するものであり、事前に把握しておくことで適切な判断が可能になります。
1. 業界水準と比較した初期保証期間の設定
初期保証期間は10年間となっており、一部の大手ハウスメーカーが20~30年の初期保証を提供している場合と比較すると、相対的に短い設定となっています。
保証の延長は可能ですが、10年目に60万~90万円程度の有償メンテナンス工事を受けることが条件となり、長期的な維持費用として計画に組み込む必要があります。ただし、これは業界全体でも一般的な仕組みであり、有償メンテナンスを通じて建物の状態を適切に維持し、より長期間安心して住めるようにするための制度でもあります。
費用については事前に説明されるため、資金計画の際に十分検討することが重要です。
2. 他社比較における断熱性能の相対的な位置
断熱性能については、ハスカーサのUA値0.50という数値は、三井ホーム0.43、住友林業0.46などの大手ハウスメーカーと比較すると、やや劣る傾向が見られます。
また、一部のユーザーからは「価格帯を考えると、もっと断熱性に優れていると思っていた」といった期待値とのギャップを指摘する声もあります。ただし、これはブランドや仕様によって大きく異なり、HaScasaではツーバイシックス工法により高い断熱性能を実現しているなど、選択するブランドによって性能は変わります。
事前に具体的な性能値を確認し、他社と比較検討することで、自身の求める水準に合致するかを判断できます。
3. アフターサービス対応における課題
一部のお客様から、アフターサービスの対応について改善を求める声が寄せられています。これは組織の成長に伴う課題として認識されており、地域密着を謳う企業として、より一層のサービス向上が期待される分野です。
ただし、24時間365日の連絡体制や地域ごとの専門スタッフ配置など、基本的なサポート体制は整備されており、多くのお客様からは満足の声も寄せられています。契約前に具体的なアフターサービスの内容と対応期限について確認しておくことをおすすめします。
4. 設計自由度における構造的制約
完全自由設計を標榜していますが、建築基準法や構造上の安全性を確保するため、一部の設計要望については実現が困難な場合があります。特に複雑な間取りや大きな開口部を希望する際には、構造計算の結果によって変更が必要になるケースも考えられます。
これは安全性を最優先とする姿勢の表れでもありますが、理想の間取りを100%実現したい方にとっては制約と感じられる可能性があります。設計段階での綿密な打ち合わせと、構造面での制約についての事前説明を十分に受けることで、このような課題は軽減できます。
また、経験豊富なデザイナーから代替案の提案も受けられるため、制約の中でも満足度の高い設計が期待できます。
ポラスグループが向いている人
これらの特徴を踏まえると、以下のような方にポラスグループは特に適しており、ポラスグループの強みを最大限活用できる可能性が高いといえます。
地域密着のメリットを活用したい方
埼玉県、東京都、千葉県、茨城県の一部での建築を予定しており、地域に根ざした豊富な土地情報や気候条件に適した設計提案を重視する方に最適です。
半径40km圏内、一時間程度で駆けつけることができる範囲に限定したサービスエリアだからこそ実現できる、きめ細かなサポートや迅速な対応を求める方におすすめです。また、地域の特性を熟知したスタッフからの提案により、土地選びから建築まで一貫したサポートを受けたい方にも向いています。
デザイン性と多様性を重視する方
20年連続グッドデザイン賞受賞の実績に魅力を感じ、5つのブランドから予算や好みに合わせて柔軟に選択したい方に向いています。
特に和モダンデザインや南欧・欧風デザインなど、特徴的で個性豊かなデザインを求める方には最適でしょう。また、専属デザイナーとの直接打ち合わせを通じて、オリジナリティの高い住宅を実現したい方や、見た目だけでなく機能性も重視したデザインを求める方にもおすすめできます。
一貫施工体制による安心感を求める方
設計から施工、アフターサービスまでを一社で完結させることで、責任の所在を明確にしたい方や、3D耐震シミュレーションによる事前検証に価値を感じる方に適しています。
また、中間マージンの削減によるコストメリットを重視する方や、品質管理の徹底した体制で建築を進めたい方にも向いています。技術力の高い自社大工による施工を希望する方にとっても、理想的な選択肢となるでしょう。
予算に応じた柔軟な選択を希望する方
820万円からのMOK-one(s)から上位ブランドまで幅広い価格帯から選択したい方や、74.7万円という平均坪単価で大手ハウスメーカーより手頃に建てたい方におすすめです。
特に予算の制約がある中でも品質やデザイン性を諦めたくない方や、将来的な家族構成の変化に合わせて段階的に投資したい方にも適しています。また、300以上のプランから選択できるセミオーダーシステムを活用し、効率的に家づくりを進めたい方にも向いています。
ポラスグループをおすすめできない人
一方で、以下の条件や価値観をお持ちの方には、他社を検討する方がより適している可能性があります。
施工エリア外での建築希望者
埼玉県、東京都、千葉県、茨城県の一部以外での建築を希望する方は、物理的にサービスを受けることができません。地域密着型経営の方針により、サービスエリアが限定されているため、対象エリア外の方は他の選択肢を検討する必要があります。
転勤の可能性がある方や、将来的に対象エリア外への移住を考えている方も、アフターサービスの面で制約が生じる可能性があります。
長期保証と高断熱性能を最優先する方
初期保証10年では不安を感じる方や、UA値0.46~0.50という断熱性能では満足できず、より高い断熱性能を最重要視する方には適していません。また10年目に60万~90万円のメンテナンス費用の発生を避けたい方や、初期費用をできるだけ抑えつつ長期保証を重視する方にも向いていません。
さらに、北海道などの寒冷地での建築を想定している方には、断熱性能の面で他社の検討をおすすめします。
アフターサービスの迅速性を重視する方
アフターサービスの対応スピードを最重要視する方や、約束した期日の厳格な履行を求める方には、現状では不向きな場合があります。特に緊急性の高い修繕や、迅速な連絡対応を重視する方は、事前にサービス体制について詳細な確認を行うか、他社との比較検討を行うことをおすすめします。
完璧なカスタマーサービスを期待する方にとっては、期待値とのギャップが生じる可能性があります。
完全自由設計での制約を許容できない方
構造上の制約により希望の間取りを変更する可能性があることを受け入れられない方や、設計の自由度を最優先し、一切の妥協を望まない方には適していません。特に建築士との共同設計や、構造的に複雑な設計を希望する方は、より設計自由度の高い工務店や設計事務所の検討も視野に入れることをおすすめします。また、海外の建築様式を忠実に再現したい方なども、制約を感じる可能性があります。
標準仕様のみで満足したい方
標準仕様では物足りない可能性が指摘されており、追加費用をかけずに理想の住宅を実現したい方には向いていない場合があります。特に設備や仕様にこだわりがあり、オプション費用の発生を避けたい方や、シンプルで基本的な住宅を低価格で建てたい方は、より標準仕様が充実した他社の検討をおすすめします。
また、打ち合わせ回数を最小限に抑えたい方にとっても、カスタマイズの選択肢が多いことが負担に感じられる可能性があります。
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ポラスグループのよくある質問に宅建士社長がお答え!
ここからはポラスグループに関するQ&Aを紹介していきましょう。
Q. ポラスグループはどのような事業を行っていますか?
注文住宅、分譲住宅、不動産仲介、賃貸管理、土地活用、リフォームなど、住宅に関する総合的な事業を展開しています。
Q. ポラスグループの注文住宅と建売住宅の違いは?
注文住宅は「ポウハウス」などのブランドで展開され、自由設計やデザイン性が魅力。一方、建売住宅は「中央住宅」や「中央グリーン開発」などが手がけ、コスパと利便性を重視したプランが特徴です。ニーズに合わせた選択が可能です。
まとめ
いかがでしたか?ポラスグループは、地域密着型ならではの手厚いサポート体制と、洗練されたデザイン性・高い施工品質で、多くの施主から高評価を得ています。
坪単価も適正価格で、価格と品質のバランスに優れた住まいを提供。自社一貫体制により安心の家づくりが可能です。
初めてのマイホームでも安心して任せられる点は大きな魅力。埼玉・千葉・東京エリアで注文住宅を検討中の方は、ぜひ一度ポラスグループを候補に入れてみてはいかがでしょうか。





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