アズマハウスの評判・口コミは?和歌山の注文住宅の価格・耐震等級・保証の条件を公式資料で確認

アズマハウスの評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

アズマハウスは、和歌山県和歌山市に本社を置く住宅会社です。注文住宅のほかに分譲地や新築建売、賃貸、リフォームまで手がけ、注文住宅の商品は外壁を総タイル張りにした「美しい家」からローコスト仕様の「未来家PLUS」まで5種類あります。ただ、公開されている投稿には、表示された坪単価に対して追加でいくらかかるのかを尋ねるものや、入居してから夏と冬の室温差が気になったという内容もあります。実際に建てた人がどう感じているのかを、先に知っておきたいところです。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートに加えて、住宅会社ごとに公開されている投稿を対象にした独自の口コミ調査を行っています。価格や住宅性能、保証の内容は、公式サイトと公的な資料で一つずつ確かめています。

和歌山県内で土地から探して家を建てたい方には、アズマハウスは候補に入れてよい会社です。1977年の創業から和歌山で事業を続けていることは、公的な資料で確認できました。施工中に社内検査を15回、施主が立ち会う検査を3回行うこと、地盤保証が最長35年であることも公式サイトに出ています。一方で、注文住宅の坪単価と標準の本体価格は、公開されている資料では見つけられませんでした。耐震等級についても、商品ページの表示は「取得可能」や「同等」という書き方です。金額と性能は、見積もりの段階で書面にしてもらう必要があります。

この記事でわかること

  • 公開されていた投稿を話題別に分けると、何がどれだけ書かれていたのか
  • 実際に住んでいる方の投稿を、どれだけ確認できたのか
  • 契約する相手はどの会社で、同じ商号の別法人とどう見分けるのか
  • 公式サイトに出ている価格が、いつの何の金額なのか
  • 耐震等級の「取得可能」「同等」という表示が何を意味するのか
  • 保証と検査、点検はどこまで公開されていて、何が確認できなかったのか
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月23日

  1. アズマハウスの口コミ37件は、検討している段階の投稿が中心だった
    1. 良い評価は、住宅設備の内容と価格に集まった
    2. 気になる評価は、住み心地と工事まわり、引き渡し後の対応に分かれた
    3. 中立が15件と最も多かった理由
  2. 公開資料で確認できた契約相手はアズマハウス株式会社。同じ商号の会社が県外に2社ある
  3. アズマハウスの価格は、いつの何の金額か
  4. 断熱・耐震・換気で公式に確認できた仕様
  5. 保証と検査、点検はどこまで公開されているか
  6. 商品5種類の違いと、施工エリア
  7. アズマハウスを検討する3つのメリット
    1. 施工中の検査回数と、施主が立ち会う回数が公開されている
    2. 保証は項目ごとに年数と限度額まで出ている
    3. 価格と仕様の方向性が違う商品から選べる
  8. 契約前に知っておきたい3つの注意点
    1. 注文住宅の坪単価と標準の本体価格が公開されていない
    2. 耐震等級と断熱の数値は、契約する家の分を自分で確かめる必要がある
    3. 入居後の暮らしを書いた公開投稿が少ない
  9. アズマハウスが向いている人
  10. 契約前に確認しておきたいこと
  11. アズマハウスのよくある質問
    1. アズマハウスの評判は良いですか?
    2. アズマハウスの坪単価はいくらですか?
    3. 断熱性能や耐震等級はどのくらいですか?
    4. 保証は何年ですか?
    5. 施工エリアはどこまでですか?
  12. まとめ

アズマハウスの口コミ37件は、検討している段階の投稿が中心だった

本人が書いたと確認できたアズマハウスの公開投稿は37件でした。話題別でいちばん多かったのはデザインや商品の内容で9件、次が価格・費用の8件です。ここでいう37件は人数ではなく、投稿URLの件数を指します。

この37件は、無作為に選んだものでも、公開されている投稿を全部集めたものでもありません。施主本人へのアンケートではないので、件数を割合や多数派の根拠に使うことは避けます。媒体は口コミサイト、掲示板やQ&Aサイト、SNS、個人ブログ、動画コメントという種類だけで分けていて、個別の媒体名や投稿者名は記事に出していません。

公開投稿37件の内訳。媒体別は口コミサイト4件、掲示板Q&A33件、SNS0件、個人ブログ0件、動画コメント0件。傾向別は良い8件、気になる14件、中立15件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。
公開投稿37件の話題別件数。住宅性能・住み心地6件、設計・間取り2件、デザイン・商品9件、営業・打ち合わせ3件、施工・仕上がり5件、価格・費用8件、アフターサービス4件、その他0件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。

37件のうち33件は掲示板やQ&Aサイトの投稿で、残りの4件が口コミサイトの投稿です。SNSと個人ブログでは、本人が書いたと確認できる投稿を見つけられませんでした。公式チャンネルには施主の住まいを紹介する動画が1本ありましたが、コメントの本文と個別のURLを確認できなかったため、集計に入れていません。

話題 件数 投稿に書かれていた主な内容
デザイン・商品 9件 住宅設備の充実。設備にどこまで含まれるのかの確認
価格・費用 8件 設備を含んだ総額への評価。坪単価に対する追加費用の質問
住宅性能・住み心地 6件 入居後の室温差と床の傾きの体感。断熱の仕様を確かめたい質問
施工・仕上がり 5件 近くで行われた工事の期間や騒音。要望が反映されなかった経験
アフターサービス 4件 定期点検の実施状況。年数がたってからの不具合対応
営業・打ち合わせ 3件 説明の丁寧さ。担当者の対応が変わったという内容
設計・間取り 2件 建売を内見したときの部屋の広さ。自由設計の範囲の質問
その他 0件 該当なし

良い評価は、住宅設備の内容と価格に集まった

良いとした投稿は8件で、そのうち5件がデザインや商品についてでした。換気設備やシステムキッチンなど、住宅設備が充実している点を評価する投稿があります。設備一式が付いた住宅について、網戸やインターホンまで含まれるのかを確かめようとする投稿も見られました。

価格については、長期優良住宅に対応しながら金額との釣り合いが取れているとして、ほかの会社とも比べてみるよう勧める投稿がありました。設備が最初から入っている商品なので、総額で見ると利点があるという見方をした投稿もあります。

営業や打ち合わせでは、初めて新築を購入するときに説明が丁寧で、設備の面でも配慮してもらえたという投稿がありました。

気になる評価は、住み心地と工事まわり、引き渡し後の対応に分かれた

気になるとした投稿は14件で、住宅性能・住み心地と施工・仕上がりが各4件でした。入居後に夏と冬の室温差を感じ、床の傾きも気になったという投稿があります。ほかにも、実際の住み心地はどうか、建物に不具合が出ていないかを入居者に尋ねる質問が出ていました。

施工まわりで目立ったのは、近くで行われた工事についての投稿です。隣接地の工事が長引いた、窓や扉の配置の要望が反映されなかった、騒音や粉じん、工事後の清掃が気になったという内容でした。家を建てた本人ではなく、近くに住む立場から書かれたものが含まれます。

価格では、表示された坪単価は低く見えるが、必要なオプションを入れると総額はいくらになるのかという質問がありました。引き渡しのあとについては、希望した設備を予算内で実現してもらい、対応も早かったとしながら、営業担当者とのやり取りには不満が残ったという投稿があります。良い面と気になる面が一つの投稿に同居している例です。

これらはいずれも個別の体験で、書かれた内容の裏付けまでは取れていません。投稿の時期も2012年から2026年まで幅があり、当時の担当者や商品がいまも同じとは限りません。良い評価と気になる評価の両方が出ているので、どちらか一方だけを見て判断しないほうが確実です。

中立が15件と最も多かった理由

傾向別では中立が15件で最も多く、気になるが14件、良いが8件と続きます。中立が多いのは、集まった投稿の多くが掲示板やQ&Aサイトの質問だからです。

書いた方の立場でみると、契約や打ち合わせを検討している段階の投稿が29件、実際に住んでいる方の投稿が3件、見学した方の投稿が3件、そのほかが2件でした。入居してからの暮らしについて書かれた投稿は少なく、住み心地を口コミだけで判断するには足りません。

候補として読んだ投稿のうち59件は集計から外しました。同じ商号の別の会社に関するもの、会社が自ら発信している内容、第三者がまとめた記事、求人や社員による職場の口コミが主な理由です。本文を確認できないもの、人から聞いた話、重複、事実かどうかを確かめられない重い内容の投稿も入れていません。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

公開資料で確認できた契約相手はアズマハウス株式会社。同じ商号の会社が県外に2社ある

和歌山で家を建てるときの契約相手として公開資料で確認できたのは、アズマハウス株式会社です。法人番号は1170001000122、登記上の本店は和歌山市黒田1丁目2番17号で、本社もその住所にあるアズマハウスビル3階に入っています。代表者は代表取締役の東行男氏で、1977年5月2日の創業から和歌山で事業を続けてきました。国税庁の法人番号公表サイトを見た時点では、登記記録の閉鎖を示す表示はありませんでした。

口コミを調べるときに気をつけたいのは、同じ「アズマハウス株式会社」という商号の会社が県外に2社あることです。1社は千葉市にあり、プレハブ建築の設計や施工を事業として公式サイトに掲げています。もう1社は宮城県大崎市にあり、同じく注文住宅を扱う会社です。法人番号も公式サイトのアドレスも別なので、検索で出てきた投稿がどの会社の話なのかは、所在地とサイトのアドレスで見分けられます。集計に入れたのは、和歌山市の法人についての投稿だけです。

和歌山市内には、賃貸の仲介や建物の管理、家賃債務保証を行うグループの別会社もあります。事業の内容も法人番号も別です。契約書に書かれている会社名が打ち合わせをしてきた相手と一致しているかは、署名の前に確かめておきましょう。

許認可は、建設業許可が和歌山県知事許可の第15484号、宅地建物取引業免許が国土交通大臣(3)第8219号です。建設業許可は、2026年7月31日現在の和歌山県の名簿にも記載がありました。宅建業の免許番号は、公式サイトのなかに別の数字が書かれたページもありますが、会社概要に載っているのは第8219号です。免許番号は重要事項説明書にも書かれるので、契約前にそこで照らし合わせられます。

アズマハウスの価格は、いつの何の金額か

価格は、この会社を検討するうえでいちばん情報が少ない部分です。注文住宅の坪単価と、標準の本体価格は、確認した公開資料では見つけられませんでした。

金額が出ていたのは、公式の物件サイトに掲載されていた分譲地の1区画です。太田2区画という物件の1号地で、2026年8月に確認した時点の内容は次のとおりでした。

項目 面積 価格
土地 141.59㎡(42.83坪) 1,618.9万円
建物の参考プラン 94.89㎡(28.70坪) 1,783.2万円(税込)
土地と建物の参考価格 合計 3,402.1万円(税込)

これは特定の1区画に付いた参考価格であって、注文住宅の目安ではありません。同じ会社で建てても、土地の広さや建物の大きさ、選ぶ商品によって金額は変わります。参考プランの建物価格を面積で割って坪単価とみなすのも避けてください。建物の参考価格に含まれるのは附帯工事費と敷地内屋外給排水工事費までです。地盤補強や境界、外構、照明器具の工事費、水道加入金、排水施設使用料などは別途必要だと注記されています。

口コミでも、表示されている坪単価に対して、実際にはどこまでの費用が必要になるのかを尋ねる投稿がありました。注文住宅と同じ仕様とされる建売住宅との価格差を確かめようとする投稿や、いまの価格の目安を聞く投稿もあります。

坪単価が分からない会社を比べるときは、総額でそろえるのが確実です。本体工事に加えて、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構、照明とカーテン、登記や住宅ローンの諸費用、火災保険、そして土地代。ここまで並んだ見積書があれば、坪単価がなくてもほかの会社と並べられます。設備が最初から入っている商品を検討する場合は、どの設備が標準でどれが追加になるのかも、書面で示してもらいましょう。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

断熱・耐震・換気で公式に確認できた仕様

性能は、耐震と耐風が等級で表示されている一方、断熱については数値ではなく仕様の名前が公開されています。構造は木造軸組工法で基礎は全面基礎、制震装置のKダンパーを標準搭載していると公式の解説に書かれています。断熱材は発泡ウレタンのアクアフォームLITE、窓のガラスはLow-Eのアルゴンガス入り、換気は第1種の熱交換換気システムです。

公式に確認できた特徴の図。長期優良住宅対応表示=美しい家、AハウスワンPLUS、ニューファミリカは長期優良住宅対応を表示。認定取得を一律保証する表記ではない/等級取得可能表示=美しい家、AハウスワンPLUS、ニューファミリカは耐震等級3を含む最高等級を取得可能と表示/未来家PLUS=耐震等級3・耐風等級2と同等と表示。等級認定取得の表記ではない/構造=木造軸組工法/基礎=全面基礎を公式仕様解説に掲載/耐震=公式家づくり解説ではKダンパーを標準搭載/断熱材=発泡ウレタン断熱材アクアフォームLITE。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

耐震等級の書き方には注意が必要です。「美しい家」「AハウスワンPLUS」「ニューファミリカ」の3商品は、耐震等級3をはじめ4分野6項目で最高等級を取得できると表示されています。取得できるという表示であって、建てた家すべてが認定を取っているという意味ではありません。「未来家PLUS」は耐震等級3・耐風等級2と同等のローコスト仕様という書き方で、こちらも認定を取ったという表記ではありません。

省エネについては、断熱と省エネの性能を高めたうえで創エネを組み合わせ、年間の一次エネルギー消費量をおおむねゼロにする仕様としてZEHが案内されています。商品では「優しい家」がZEH仕様です。

一方で、UA値とC値、断熱等性能等級、一次エネルギー消費量等級は、確認した公開資料では見つけられませんでした。全棟で気密測定を行っているかどうか、構造計算をどの方式で行っているかも分かりません。ZEHビルダーの登録状況も、調査した時点の公開情報では確認できませんでした。登録がないという意味ではないので、補助金を検討しているなら会社に直接聞くのが確実です。

口コミにも、断熱材の種類や施工する範囲、ZEHの内容と建築費を尋ねる投稿がありました。数値が公開されていない分、断熱性能は自分のプランの外皮計算書で確かめることになります。

保証と検査、点検はどこまで公開されているか

保証は、項目ごとに年数が公開されています。公式サイトで確認できた内容は次のとおりです。

項目 公式サイトで確認できた内容
新築住宅の瑕疵保険 JIOわが家の保険を最長10年保証として案内
地盤保証 最長35年
シロアリ補償 工事完了日から10年。補修の限度額は最大1,000万円
施工中の社内検査 15回
施主が立ち会う検査 3回
点検 定期点検・無料点検システムを案内。実施する時期は非公表

施工中に社内で15回、施主が立ち会う検査を3回という体制は、公式の家づくり解説で確認できました。販売からアフターサービスまで一貫して自社で対応するとも書かれています。

確認できなかった項目もあります。契約上の構造や防水の初期保証が何年で、どこまでが対象になるのか。地盤保証の最長35年がどんな条件で適用され、何が免責になるのか。シロアリの補償を10年より先へ延ばせるのか、その費用はいくらか。住宅設備の保証年数と、定期点検を引き渡しから何年目に行うのかも分かりませんでした。瑕疵保険の期間と、住宅会社が独自に付ける保証は別のものです。

口コミでも、定期点検が実際に行われているかを尋ねる投稿や、年数がたってからの不具合にどう対応してもらえるのかを確かめたいという投稿がありました。保証書と点検の予定表は、契約前にコピーをもらって読んでおきましょう。

商品5種類の違いと、施工エリア

注文住宅の商品は5種類あります。公式の商品ページで確認できた特徴は次のとおりです。

商品名 公式サイトで確認できた特徴
美しい家 外壁総タイル張り、省令準耐火仕様
優しい家 ZEH仕様のIoTスマートホーム
AハウスワンPLUS 長期優良住宅にも対応と表示
ニューファミリカ 長期優良住宅にも対応と表示
未来家PLUS 耐震等級3・耐風等級2と同等のローコスト仕様

長期優良住宅への対応と、耐震等級3をはじめ4分野6項目で最高等級を取得できるという表示は、美しい家、AハウスワンPLUS、ニューファミリカの3商品に付いています。外観や設備の好みだけでなく、この表示の有無も見ておきたいところです。

施工エリアは、注文住宅が和歌山県全域です。新築の建売住宅は、和歌山市、岩出市、紀の川市、海南市を中心に販売しています。大阪支店の公式サイトもありますが、対応する市町村の範囲までは公開資料では確認できませんでした。支店のサイトに書かれている会社名も、和歌山と同じアズマハウス株式会社です。

公式の物件サイトには、2024年度の低層住宅で和歌山市の住宅着工棟数1位という表示もあります。ただし、どの調査によるもので、何をどう数えた順位なのかは公開資料では確認できませんでした。住宅以外に、賃貸やリフォーム、ホテルや飲食も手がけている会社です。

アズマハウスを検討する3つのメリット

施工中の検査回数と、施主が立ち会う回数が公開されている

施工中に社内検査を15回、施主が立ち会う検査を3回行うと公式サイトに書かれています。回数が数字で公開されているので、ほかの会社にも同じことを聞けば、そのまま並べて比べられます。

契約前に、どの工程で立ち会うのか、当日は何を見ればよいのかを聞いておきましょう。仕事の予定にも組み込みやすくなります。

保証は項目ごとに年数と限度額まで出ている

地盤保証は最長35年、シロアリの補償は工事完了日から10年で限度額は最大1,000万円、新築住宅の瑕疵保険はJIOの保険を最長10年保証として案内しています。年数だけでなく限度額まで示されているので、ほかの会社の保証と並べて読めます。

ただし、適用される条件や免責の範囲までは公開されていません。数字が出ていることと、自分の家に無条件で当てはまることは別なので、保証書の現物で確かめてください。

価格と仕様の方向性が違う商品から選べる

外壁を総タイル張りにした「美しい家」、ZEH仕様の「優しい家」、ローコスト向けの「未来家PLUS」など、方向性の違う商品が5種類あります。予算と優先したい性能に合わせて出発点を選べます。

どこまでが標準で、どこからが追加になるのか。これを商品ごとに聞いておくと、見積もりを比べやすくなります。

契約前に知っておきたい3つの注意点

注文住宅の坪単価と標準の本体価格が公開されていない

確認した公開資料には、注文住宅の坪単価も標準の本体価格もありませんでした。金額として確かめられたのは、分譲地1区画の土地価格と参考プランの建物価格だけです。

坪単価は、延床面積の取り方や含まれる工事の範囲で数字が動きます。比べる指標として当てにしにくい面はあるものの、検討する側は何かの数字で比べたいところです。早い段階で総額の見積もりを出してもらいましょう。

耐震等級と断熱の数値は、契約する家の分を自分で確かめる必要がある

商品ページの耐震等級は「取得可能」または「同等」という表示です。実際に認定を取るかどうかは、プランと申請の有無で決まります。断熱についても、断熱材や窓の仕様名は分かるものの、UA値やC値は公開資料では確認できませんでした。

仕様の名前が分かっても、そのまま数値には置き換えられません。自分のプランで外皮計算をしてもらい、認定を取る場合の費用まで含めて出してもらうのが確実です。

入居後の暮らしを書いた公開投稿が少ない

集計した37件のうち、実際に住んでいる方の投稿は3件でした。多くは契約や打ち合わせを検討している段階の質問です。住み心地や、年数がたってからの対応を口コミから読み取るには、数が足りません。

投稿が少ないことは、評価が低いことを意味しません。今回の37件も、33件は掲示板やQ&Aサイトの投稿で、SNSと個人ブログでは本人の書き込みを確認できませんでした。どこに書かれるかで件数は変わるので、数の少なさをそのまま評価として読まないでください。実際に建てた方の話を聞きたい場合は、その会社で建てた家を見せてもらえるか、住んでいる方に話を聞ける機会があるかを、担当者に直接尋ねるのが近道です。

アズマハウスが向いている人

和歌山市、岩出市、紀の川市、海南市のあたりで土地から探したい方には、選択肢として合いやすい会社です。分譲地や建売、中古住宅まで扱っているので、土地と建物をまとめて相談できます。同じ地域で長く事業を続けている点も、引き渡し後の付き合いを考えるうえでは見ておきたい部分です。

商品の方向性から選びたい方にも向いています。外壁の仕様、ZEH、ローコスト向けと出発点が分かれているので、優先したいものを先に決めるとプランを絞りやすくなります。

いっぽうで、UA値やC値を先に見比べて会社を絞りたい方は、計算書を出してもらう手間がかかります。数値の比較を重視するなら、その資料を早めに依頼してください。

契約前に確認しておきたいこと

公開資料だけでは確かめられなかった項目は、書面でそろえれば比べられます。打ち合わせの早い段階で、次の5つを頼んでおきましょう。

契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。
  • 土地代まで含めた総額の見積書。一式とまとめられている部分は、内訳を出してもらう
  • 自分のプランのUA値と外皮計算書。断熱材の厚み、窓とガラスの仕様、気密測定を行うかどうか
  • 耐震等級の認定を取るかどうか。取る場合の費用と、構造計算をどの方式で行うか
  • 保証書と約款。地盤の最長35年、シロアリの10年、住宅設備の保証について、条件と免責の範囲
  • 点検の年次表と、契約書に書かれる会社名。引き渡し後の連絡先

何にいくらかかるのかを説明するのは会社側の仕事ですから、内訳を求めるのは遠慮しなくて構いません。そろえた書類は、ほかの会社の見積もりと並べるときにそのまま使えます。

アズマハウスのよくある質問

アズマハウスの評判は良いですか?

A. 良い評価と気になる評価の両方がありました。本人が書いたと確認できた公開投稿37件のうち、良いが8件、気になるが14件、中立が15件です。良い評価は住宅設備の充実や説明の丁寧さ、気になる評価は入居後の室温差、近隣で行われた工事、引き渡し後の点検や不具合への対応に集まりました。この37件は人数ではなく投稿URLの件数で、無作為に選んだものでも全部を集めたものでもないため、割合として読まないでください。

アズマハウスの坪単価はいくらですか?

A. 公開資料では確認できませんでした。金額として出ていたのは、公式の物件サイトに載っていた分譲地の1区画だけです。土地141.59㎡が1,618.9万円、参考プランの建物94.89㎡が1,783.2万円、土地と建物の参考価格が3,402.1万円でした。いずれも2026年8月に確認した時点の、特定の1区画に付いた金額であり、注文住宅の目安ではありません。比べるときは坪単価ではなく、土地代と付帯工事まで入れた総額でそろえてください。

断熱性能や耐震等級はどのくらいですか?

A. 断熱の数値は公開されておらず、耐震は等級の表示までが公開されています。断熱材は発泡ウレタンのアクアフォームLITE、窓はLow-Eのアルゴンガス入りガラス、換気は第1種熱交換換気システムという仕様名までは公式サイトで確認できました。耐震等級は、美しい家、AハウスワンPLUS、ニューファミリカで耐震等級3を含む最高等級を取得可能、未来家PLUSで耐震等級3・耐風等級2と同等という表示です。UA値、C値、断熱等性能等級は確認できなかったので、自分のプランの計算書を依頼してください。

保証は何年ですか?

A. 項目ごとに公開されています。新築住宅の瑕疵保険はJIOわが家の保険を最長10年保証として案内、地盤保証は最長35年、シロアリの補償は工事完了日から10年で補修の限度額は最大1,000万円です。ただし、契約上の構造や防水の初期保証年数と対象範囲、保証を延ばす条件と費用、住宅設備の保証年数は公開資料では確認できませんでした。定期点検の制度はありますが、実施する時期も非公表です。保証書と点検の予定表で確かめてください。

施工エリアはどこまでですか?

A. 注文住宅は和歌山県全域です。新築の建売住宅は、和歌山市、岩出市、紀の川市、海南市を中心に販売しています。大阪支店の公式サイトもあり、大阪での家づくりを案内していますが、対応する市町村の範囲は公開資料では確認できませんでした。大阪支店のサイトに記載されている会社名も同じアズマハウス株式会社です。県境や大阪側で検討している場合は、土地を決める前に対応できるかを問い合わせておくと安心です。

まとめ

公開資料と37件の投稿から確かめられたのは、次の点です。

  • 公開資料で確認できた契約相手はアズマハウス株式会社。法人番号1170001000122、登記上の本店は和歌山市黒田1丁目2番17号。同じ商号の会社が千葉市と宮城県大崎市にもある
  • 公開投稿は37件で、良い8件、気になる14件、中立15件。人数ではなく投稿URLの件数で、うち実際に住んでいる方の投稿は3件
  • 金額として確認できたのは分譲地1区画の合計3,402.1万円だけ。注文住宅の坪単価と標準の本体価格は確認できなかった
  • 仕様は木造軸組工法、全面基礎、Kダンパー標準、アクアフォームLITE、Low-Eアルゴンガス入りガラス、第1種熱交換換気
  • 保証は地盤が最長35年、シロアリが工事完了日から10年で限度額1,000万円。施工中の社内検査は15回、施主が立ち会う検査は3回

確かめられなかった項目もあります。価格では、注文住宅の坪単価と標準の本体価格。性能では、UA値、C値、断熱等性能等級、気密測定の実施、構造計算の方式。保証では、契約上の初期保証年数と対象範囲、延長の条件と費用、住宅設備の保証年数、定期点検の実施時期です。大阪支店が対応する市町村の範囲も分かりませんでした。

これらは書面でそろえば比べられます。土地代まで含めた総額の見積書、自分のプランの外皮計算書、耐震等級の認定を取るかどうかと構造計算の方式を書いた回答、保証書と点検の年次表。この4つがあれば、ほかの会社と同じ条件で並べて選べます。

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