東京都葛飾区東四つ木4丁目44-2
賃貸マンション葛飾区東四つ木に立地する地上24階建ての都営住宅タワー。JKK東京が管理する公的住宅で、下町の生活環境と手頃な住居費を求める方に適した、葛飾区では珍しい高層型の公営住宅です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 物件名 | 都営東四つ木四丁目アパート2号棟(Toei Higashi-Yotsugi 4-Chome Building 2) |
| 所在地 | 東京都葛飾区東四つ木4丁目44-2 |
| 交通 | 京成押上線「京成立石」駅 徒歩11分 京成押上線「四ツ木」駅 徒歩11分 |
| 構造・規模 | 地上24階 |
| 総戸数 | 136戸 |
| 竣工 | 1996年8月 |
| 管理会社 | 東京都住宅供給公社(JKK東京) |
| 間取り | 1DK〜4DK |
| 専有面積 | 38.00㎡〜77.00㎡ |
| 駐車場 | 有 |
| 分譲/賃貸 | 賃貸(都営住宅) |
地図・ストリートビュー画像提供: Google
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有
都営東四つ木四丁目アパート2号棟は、地上24階建て・高さ約72メートルの高層都営住宅です。1996年に竣工し、東京都住宅供給公社(JKK東京)が管理を行っています。隣接する1号棟(地上20階建て)と合わせて全2棟・総戸数250戸の団地で、このうち2号棟は136戸、都民住宅と都営住宅が合築された構成です。
葛飾区内に20階を超える高層の都営住宅は珍しく、本棟は区内の公営住宅の中でも際立った高さを持つ建物です。都営住宅というと低層の団地をイメージしがちですが、本物件は24階建てのタワー型のため、上層階では周辺を見下ろす開放的な視界が得られます。公的住宅でありながらタワーの眺望を日常的に楽しめる点は、この物件ならではの大きな特徴です。
都営住宅の最大の魅力は、入居者の収入に応じて家賃が設定される点です。民間のタワーマンションであれば月額10万円以上の家賃がかかるケースも珍しくありませんが、都営住宅では同程度の広さでも大幅に住居費を抑えることができます。間取りは1DKから4DKまで揃い、単身から子どものいるファミリーまで対応しています。
入居には東京都が定める収入基準や世帯要件を満たす必要があり、定期的に実施される募集に応募する形式が基本です。人気のあるエリアや物件は倍率が高くなることもありますが、居住後の安定した住居費は家計の長期計画を立てやすくする大きなメリットです。更新料も不要で、長く安心して住み続けられる住宅制度です。
2号棟の1階部分には葛飾区の施設である東四つ木在宅サービスセンターが入居しています。高齢者のデイサービスや在宅介護支援などの福祉サービスが提供されており、棟内の高齢住民だけでなく地域全体の福祉インフラとして機能しています。隣の1号棟1階にはよつぎ療育園(東京都施設)も入っています。
こうした福祉施設が建物内にある環境は、高齢の家族がいる世帯にとって安心材料です。介護サービスの相談窓口が同じ建物の中にあるという距離感は、いざという時の心強さにつながります。都営住宅と福祉施設の合築は東京都が公営住宅の建て替え時に推進してきた方針であり、地域の福祉拠点としての役割も担う建物です。
都営東四つ木四丁目アパート2号棟の共用施設は、民間のタワーマンションのようなラウンジやゲストルームとは性格が異なりますが、公営住宅として必要な設備は一通り整っています。エレベーターは24階建ての規模に対応する複数基が設置されており、高層階へのアクセスも確保されています。敷地内には駐車場や駐輪場も設けられています。
管理はJKK東京(東京都住宅供給公社)が担当しており、建物の修繕や共用部の維持管理は公的機関の責任で計画的に実施されます。民間マンションでは管理組合の運営能力によって管理品質が左右されることがありますが、公的機関による管理は一定の安定感があります。大規模修繕も東京都の予算で計画的に行われるため、住民が高額な修繕積立金を負担する必要がない点もメリットです。
団地の敷地内には一定の緑地スペースと遊具のある広場が設けられています。1号棟と2号棟の間に開かれた空間があり、子どもが安全に遊べる場所として活用されています。大規模な遊具やプールのような施設はありませんが、日常的に外遊びができる敷地内の空間は、小さな子どもを持つ家庭にとっては便利です。
都営住宅の団地は民間マンションと比較して敷地にゆとりがある場合が多く、建物の間隔が広く取られているのが特徴です。日当たりや風通しの面で恵まれた住棟配置になっていることが多く、高層階だけでなく中低層階でも居住環境として快適な条件が整いやすい点は、団地型住宅の見落とされがちな利点です。
都営住宅である本物件には、コンシェルジュサービス、フィットネスルーム、スカイラウンジ、ゲストルームといった民間タワーマンションで一般的な共用施設は設けられていません。こうした施設は管理費の上昇要因にもなるため、共用施設が限定的であることは、住居費を抑えたい世帯にとってはむしろ好ましい面もあります。
一方で、1階の福祉施設や敷地内の広場、近隣の公共施設など、公営住宅ならではの地域に開かれた環境が整っています。民間タワーが「建物の中で完結する暮らし」を志向するのに対し、都営住宅は「地域と共に暮らす」という設計思想であり、共用施設の有無は住み方の方向性の違いとして理解するのが適切です。
都営東四つ木四丁目アパート2号棟からは、京成押上線の京成立石駅と四ツ木駅がともに徒歩約11分の距離にあります。行き先や時間帯によって2つの駅を使い分けられるのは利便性の面で有利です。押上線は押上駅で東京メトロ半蔵門線や都営浅草線に接続しており、渋谷・大手町・日本橋方面へのアクセスが可能です。
四ツ木駅から押上駅まではわずか3駅・約6分で、そこから半蔵門線で渋谷・表参道方面へ、浅草線で新橋・品川方面へと乗り換えなしの移動が可能です。京急線との直通運転により羽田空港へのアクセスも確保されています。都心と空港の両方への動線が整っている点は、出張の多いビジネスパーソンにとっても有用な立地条件です。
東四つ木エリアは葛飾区の中でも静かで落ち着いた住宅街が広がる地域です。大規模な商業施設や繁華街はありませんが、古くからの個人商店や地元密着型の飲食店が点在し、人情味あふれる下町の暮らしが今も息づいています。地域住民同士の顔見知りが多く、治安は葛飾区内でも良好なエリアとして知られています。
スーパーマーケットは駅前方面に複数あり、日常の食料品調達に大きな不便はありません。また、葛飾郵便局が近くにあるほか、渋江小学校まで徒歩5分、中川中学校まで徒歩11分と教育施設も近いため、子育て世帯にとっての生活環境は整っています。派手さはないものの、地に足のついた暮らしができる堅実な住宅地です。
東四つ木エリアの周辺には荒川と中川という大きな河川が流れており、堤防沿いには遊歩道やサイクリングロードが整備されています。朝のジョギングや夕方の散歩、週末のサイクリングなど、都心近接でありながら水辺の開放的な景色を日常的に楽しめるのは下町エリアならではの恵まれた環境です。
河川敷からは東京スカイツリーの全景を望むことができ、特に夕暮れ時の景色は地域の隠れた名所として知られています。花火大会のシーズンには荒川の河川敷からの観覧も可能です。こうした自然と都市が調和する環境は、毎日の暮らしに潤いを与えてくれるでしょう。都営住宅の手頃な住居費でこのような環境を手に入れられる点は、大きな魅力です。
都営東四つ木四丁目アパート2号棟は都営住宅であるため、分譲マンションのような売買による資産価値という概念は当てはまりません。入居者は賃借人として住む形式であり、住戸の売買や相続による資産形成を目的とした物件ではありません。ただし、住居費の抑制によって生まれる家計の余裕は、別の形での資産形成を可能にします。
都営住宅に安い家賃で住みながら、浮いた住居費を貯蓄や投資に回すという家計戦略は、特に子育て期の教育費負担が大きい世帯にとって合理的な選択肢です。民間マンションとの家賃差は月額で数万円から十数万円に及ぶケースもあり、長期間の累計で見れば大きな経済的メリットをもたらします。
本物件から徒歩圏にある京成立石駅周辺では、大規模な再開発が進行中です。北口に36階建てタワーマンションと葛飾区新庁舎、南口にも複数の再開発ビルが2030年前後に完成予定で、エリアの利便性と街の魅力は今後数年で飛躍的に向上する見通しです。
こうした周辺環境の向上は、都営住宅の住民にとっても日常の買い物環境や行政サービスの改善としてダイレクトに恩恵を受けられます。区役所が立石に移転することで行政窓口が身近になり、駅前の商業施設が充実することで外出先の選択肢が広がります。住居費は変わらないまま、周辺の生活環境だけが向上するというのは、都営住宅の住民にとって最も有利な展開です。
四ツ木駅から青砥駅間で進められている京成押上線の連続立体交差事業は、本物件周辺の生活環境にも影響を与えます。団地北側を走る京成押上線が高架化されることで、踏切による道路の分断が解消され、エリア内の移動がスムーズになります。鉄道騒音についても高架化に伴う防音対策により一定の改善が期待されます。
高架下に生まれる空間の利活用も期待されるポイントです。商業施設や地域の憩いの場として活用されれば、東四つ木エリアの利便性と魅力がさらに高まります。都営住宅の住民は長期にわたって安定した住居費で住み続けられるため、こうした周辺環境の改善効果を最大限に享受できる立場にあります。
24階建ての高層都営住宅である本物件では、上層階の住戸から開放的な眺望を楽しめるという声があります。周辺に高層建築が少ない東四つ木エリアでは、15階以上になると遮るものがほとんどなく、葛飾区の街並みや荒川方面の景色を広く見渡せます。晴天時には東京スカイツリーの全景も視界に入る住戸があり、都営住宅でありながらタワー的な暮らしを体験できるのは本物件の隠れた魅力です。
ただし、団地東側が平和橋通りに面しているため、低中層階の道路側住戸では交通騒音が気になるという声も聞かれます。また、北側に京成押上線の線路が通っていることから、電車の走行音については階数や住戸の向きによって影響に差があります。内覧の際には実際の音環境を確認しておくことをお勧めします。
都営住宅の入居者にとって最も実感しやすいメリットは、やはり住居費の安さです。収入に応じた家賃設定のため、月々の住居費負担が民間賃貸の半分以下になるケースも珍しくありません。更新料も不要で、突然の家賃値上げの心配もないため、長期的な生活設計が立てやすいのは大きな安心材料です。
浮いた住居費を教育費や習い事、家族旅行に充てられるという声は多く、特に子育て世代にとっては経済的な余裕が暮らしの質に直結します。同じ金額の家賃を払うなら、民間のワンルームよりも都営住宅の広い2DKや3DKに住める場合もあり、住空間のゆとりという面でもメリットを感じている住民がいます。
1996年竣工の本物件は築28年が経過しており、設備の経年劣化は避けられない現実です。水回りの設備や内装は時代相応の仕様であり、最新のマンションと比較すると見劣りする部分があるのは事実です。ただし、都営住宅は東京都の予算で定期的に修繕や設備更新が行われるため、住民個人の負担で大規模な改修を行う必要がない点は安心材料です。
東京都は都営住宅の計画的な修繕・建て替えを推進しており、築年数の経過した物件では順次、設備の更新や耐震補強が実施されています。将来的に建て替えの対象になる可能性もあり、その場合は一時的な転居を経て、新しい建物に戻れる制度が設けられています。長い目で見れば、公的住宅だからこその安心感がある住まいです。