「富山・石川で高性能な注文住宅を建てたい。でも、どのハウスメーカーを選べばいいの?」と悩んでいませんか?
正栄産業が展開するSHOEIの家は、地域密着でデザイン性と耐震性を両立した住まいづくりに定評がある住宅メーカーです。
本記事では、宅建士の視点からSHOEIの坪単価や標準仕様、他社との違い、そして実際の後悔ポイントまでを徹底解説!
理想の家づくりを叶えるヒントがここにあります。続きを読めば、あなたに合うかどうかがきっと見えてきます。ぜひ、最後までお読みください。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
評判悪いは嘘!SHOEI134人の良い評判と悪い口コミ
SHOEIで実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でも様々な意見が見られます。
ここではSHOEIの口コミを調査し、まとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
良い評判
それではまずは、良い口コミから見ていきましょう。

ACTUSとの連携で、家全体の雰囲気が驚くほど素敵に仕上がりました。建物だけでなく家具や小物までトータルでプロデュースしてもらったので、まさに理想の「暮らし」が形に。家に帰るたび、この洗練された空間に心が満たされます。


家づくりは初めてで分からないことだらけでしたが、設計士さんがとても親身に対応してくれました。私たちの漠然としたイメージを丁寧に聞きながら、模型やCGで分かりやすく提案。細部まで希望を叶えてくれ、期待以上の住み心地に心から感謝しています。


敷地が狭く変形しているため、理想の間取りは難しいと半ば諦めていましたが、光や風の取り込み方を緻密に計算しながら書斎や吹き抜けまで実現してくれたのが大変うれしいです!難しい土地でも可能性を最大限引き出してくれたことに感動しました。
これらの口コミから、SHOEIの家は、北陸の気候に適した高気密・高断熱の「魔法瓶の家」で快適な暮らしを実現していることが伺えます。ACTUSとの連携によるデザイン性の高さや、設計士・スタッフの親身な提案力により、お客様それぞれの理想やこだわりを形にできる点が大きな魅力です
悪い評判
それでは次に、悪い口コミについて見てみましょう。

住んで半年、いくつか気になることが出てきてSHOEIさんに連絡したのですが、アフターサービスの担当者からの連絡が遅く、少しだけ心配になりました。デザインや性能には満足しているだけに、今後の対応に期待しています。
アフターサービスの対応速度は住宅メーカー選びの重要ポイントの一つです。SHOEIのような実績ある会社でも連絡の遅れが生じることがあります。また、人手不足などの問題で、同様の意見は他の多くのハウスメーカーでも見られ、業界全体の傾向とも言えます。
こうしたケースに対応するためには、新居契約時に担当者の連絡先だけでなく、複数の窓口や緊急時の対応フローを確認しておくと安心です。また入居後半年から1年は特に不具合が見つかりやすい時期なので、定期点検のタイミングや保証内容を事前に把握し、スケジュール表を作成しておくことをおすすめします。


SHOEIさんのデザインや品質に魅力を感じましたが、予算との兼ね合いで、当初の希望を全て実現するのは難しかったです。理想を追求すると、どうしても費用はかさむのだと実感しました。最終的には納得いく家にはなりましたが。
予算内で理想を実現するバランスは住宅計画の永遠の課題です。SHOEIのような高品質・高デザイン志向の会社では特に検討が必要です。
優先順位をあらかじめリスト化し、「絶対に譲れないもの」と「あれば嬉しいもの」を明確に区別しておくことが重要です。また将来のリフォームを視野に入れた段階的な計画も一つの選択肢です。予算オーバーの際は削減ではなく、代替案を複数提案してもらうよう依頼すると、満足度の高い妥協点が見つかりやすくなります。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
参考:Googleマップ
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!SHOEI(正栄産業)で家を建てる方法
項目
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詳細
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総合評価
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A+ランク
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耐震性
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断熱性・気密性
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間取りの自由度
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コストパフォーマンス
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アフターサービス
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会社の信頼度
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建築家と創るデザイン住宅に定評のあるSHOEI(正栄産業)。土地探しから始まる家づくりを、高いデザイン力と総合力で支えるハウスメーカーです。
1. 建築家と創る「デザイン性の高い家」
2. 安心を支える「高い住宅性能」
3. 土地探しから頼れる「地域密着の総合力」
4. 建てた後も安心の「手厚いサポート体制」
5. 60年以上の歴史と「地域からの信頼」
SHOEIは評判悪い?ネットの評判を徹底検証!
上記でも挙げたように、SHOEIには、様々な口コミがあります。ここでは、それらをまとめて分析しながら、では実際SHOEIの家の実態はどうなのかを検証していきます。
ポジティブな評価ポイント
SHOEIの家に対する口コミや評判を分析すると、多くの施主が高く評価している点がいくつか浮かび上がってきます。デザイン性の高さ、北陸特有の気候への対応力、そして親身なスタッフの対応など、住まい手の満足度に直結する要素で高評価を得ている点は注目に値します。
デザイン性の高さと空間プロデュース力
SHOEIの家は、ACTUSとの連携により、建物だけでなく家具や小物まで含めた「暮らし」全体のデザイン提案が高い評価を得ています。規格カタログを持たず、お客様ごとに100項目以上のヒアリングに基づき、敷地の日当たりや風通しも考慮した「テーマ」を設定。世界に一つだけのデザインを実現する姿勢が強みです。グッドデザイン賞受賞もデザイン性の高さを裏付けています。
北陸の気候に適した住宅性能
高気密・高断熱の「魔法瓶の家」として、北陸の厳しい冬でも快適に過ごせる点が評価されています。特に、床下蓄熱冷暖房システム(オンレイ)による家全体が暖かい快適性や、冷暖房費の節約効果が高く評価されています。断熱性能Ua値0.65、気密性能C値0.7と、富山県の基準をクリアしています。
スタッフの対応と提案力
設計士を中心に、デザイナーや現場監督などが親身に対応し、お客様の漠然としたイメージを丁寧にヒアリングし、模型やCGを用いた分かりやすい提案をしてくれる点が評価されています。家づくりの知識がない顧客に対し、登記やローンについても教えてくれる親切さも挙げられています。
ネガティブな評価ポイント
一方で、SHOEIの家に関する口コミには懸念点も散見されます。特に引き渡し後の対応や実際の住み心地に関する指摘は、これから家づくりを検討する方にとって重要な判断材料となるでしょう。デザイン重視の姿勢が時に実用性との兼ね合いで課題となる可能性も示唆されています。
アフターサービスの対応遅延
入居後、気になった点について連絡してもアフターサービスの担当者からの連絡が遅く、対応に時間がかかったという懸念が一部で示されています。引き渡し後、以前のような営業担当からの連絡がなくなり寂しいと感じる声も見られます。
価格と品質のバランスへの疑問
使用されている材料や設備が安価に見えるにもかかわらず、金額が高いと感じる意見も見られました。デザイン性は評価するものの価格は他社と比較して少し高めであり、値引き交渉にも応じないため、コスト重視の層には合わないと感じる方もいるようです。
実用性と住み心地に関する課題
デザインはオシャレだが、実際に住むとなると動線や収納など細かな点で不便に感じたり、住み心地が悪いと感じたりする可能性があるという意見があります。長い目で見ると生活しにくいのではないかという懸念も示されています。
専門家としての総合評価
SHOEIの家は、富山・石川エリアにおいて独自のポジションを確立している注文住宅メーカーと言えます。
その最大の特徴は、デザイン性と北陸地方の厳しい気候に対応する性能の両立にあります。特に、ACTUSとのコラボレーションによる空間全体のトータルコーディネートは、他社との明確な差別化ポイントとなっています。
坪単価は50万円~90万円程度と決して安価ではないものの、デザイン性や北陸の風土に適した住宅性能に価値を見出す層にとっては、納得感のある選択肢となるでしょう。設計から施工までの一貫したチーム体制も、お客様の理想を形にする上で大きな強みとなっています。
ただし、設計・計画段階の充実したサポートに比べ、引き渡し後のアフターフォローには改善の余地があると考えられます。また、デザイン優先の姿勢が、時として実用的な生活動線や収納計画との両立に課題をもたらす可能性も否定できません。
評価の分かれる点として、価格と提供価値のバランスがあります。同じ価格帯であってもデザイン性に重きを置くSHOEIの家は、設備のグレードや標準仕様において他社と異なる優先順位を持っています。このため、自身の住まいづくりにおける価値観と合致するかを見極めることが重要です。
総じて、SHOEIの家は「デザイン性の高い北陸仕様の住まい」を求める層にとっては非常に魅力的な選択肢である一方、コストパフォーマンスやアフターサービスを最優先する方には別の選択肢も検討する価値があるでしょう。
家づくりの優先順位を明確にし、自分たちのライフスタイルに最も適した住宅メーカーを選ぶことが、後悔のない家づくりの第一歩となります。
失敗しないSHOEIで家を建てる5つのポイント
SHOEIは「家族の笑顔を彩る家づくり」と「目をつむっても心地いい、そんなデザインの家」をコンセプトに、各家族の幸せを実現する住まいを目指しています。
規格カタログを持たず、全棟設計士が対応し、お客様の理想を明確にすることからスタートするSHOEIの家づくり。この特徴を活かすための5つのポイントをまとめました。
- 理想の暮らしを深く掘り下げ、プロとのイメージ共有を徹底する
- 予算とこだわりに合わせた最適なブランドを選択する
- 北陸の気候に対応した高性能を自身の暮らしに合わせて活用する
- 「暮らし」全体のトータルコーディネート提案を最大限に活かす
- 家づくりの各段階に積極的に関与し、計画を細部まで確認する
それぞれ見ていきましょう。
1. 理想の暮らしを深く掘り下げ、プロとのイメージ共有を徹底する
SHOEIは、設計士による100項目以上のヒアリングと敷地調査に基づき、お客様ごとの「テーマ」をデザインに落とし込むプロセスを重視しています。
自身のライフスタイル、価値観、将来の展望を深く掘り下げ、具体的な要望を明確にしましょう。打ち合わせでは、言葉だけでなく、イメージ画像やパース、模型などを活用して、営業担当者、設計士、デザイナー、現場監督、インテリアアドバイザーとの間でイメージのずれがないよう積極的に確認し、徹底共有することが重要です。
2. 予算とこだわりに合わせた最適なブランドを選択する
正栄産業は「SHOEIの家」(フルオーダー)に加え、コストパフォーマンスが高い「DECOの家」、北欧家具付きのセミオーダー住宅「ACTUS LABO」、「無印良品の家」、「重量木骨の家」など、多様なブランドを展開しています。
自身の予算、デザインや性能へのこだわり、家づくりにかけられる時間などを考慮し、各ブランドの特徴を理解した上で、希望に最も合致するブランドを選択することが、効率的かつ満足度の高い家づくりにつながります。
3. 北陸の気候に対応した高性能を自身の暮らしに合わせて活用する
SHOEIは、北陸の風土に合った「魔法瓶の家」を特徴としています。
次世代省エネ基準対応の高気密・高断熱性能や、床下蓄熱冷暖房システム、耐震等級3相当、制振装置「evoltz」などの性能や技術について理解を深め、家族構成やライフスタイルにこれらがどのように活かせるかを設計士と具体的に検討しましょう。これにより、夏涼しく冬暖かい快適で低燃費な暮らしを実現できます。
4. 「暮らし」全体のトータルコーディネート提案を最大限に活かす
正栄産業は、北欧インテリアショップ「ACTUS」の富山・金沢店を運営しており、建物だけでなく、家具や小物を含めた「暮らし」全体のトータルコーディネートが強みです。
設計段階からインテリアのテイストや家具の配置まで含めた全体のイメージを共有し、プロの提案を積極的に取り入れることで、統一感があり、長く住んでも飽きのこない洗練されたデザインの住まいを実現できます。DSB(デジタル・スタイル・ブック)などのツールも活用しましょう。
5. 家づくりの各段階に積極的に関与し、計画を細部まで確認する
SHOEIでは、見学から資金計画・融資事前審査、土地探し・現地調査、スケジュール策定、プラン決定・基本契約、詳細打ち合わせ・最終図面確認、着工・引き渡しと段階を踏んで進められます。各ステップにおいて家づくりへの関心を持ち続け、提示されるプラン、見積もり、図面、仕様などを積極的に確認し、疑問点は納得がいくまで質問することが重要です。
工事進捗を確認できるホームレポートなどのツールも活用し、プロセス全体に積極的に関与する姿勢が、理想の実現につながります。
これらの戦略的ポイントを実践することで、SHOEIの強みを最大限に活かし、心地よく満足度の高い家づくりを実現できるでしょう。
SHOEIの実際の坪単価を宅建士社長が解説!
家づくりを行う時に最も気になるのが、「いくらで建てられるのか」と言うことですよね。
ここではSHOEIの住まいづくりにかかるコストについて、坪単価を中心として解説していきます。
SHOEIの坪単価の実態
SHOEIの家は、デザイン性と北陸の厳しい気候に対応した高性能を両立させた注文住宅として知られています。坪単価については、複数の情報源から以下のような価格帯が確認されています。
- 標準的な価格帯:50万円〜60万円/坪
- より広い価格帯:60万円〜90万円/坪
- 基本価格:60万円/坪〜
これらの数字は建物の施工面積や選択する仕様、オプションによって大きく変動します。
実例として、床下蓄熱冷暖房システムを導入した40.75坪の「SHOEIの家」では、総額3,653万円、坪単価にして約89.64万円というケースも報告されています。これはSHOEIの坪単価帯の上限に近い価格設定です。
商品ラインナップ別の坪単価詳細
正栄産業は多様なニーズと予算に対応するため、複数の住宅ブランドを展開しています。各ブランドの坪単価と特徴を詳しく見ていきましょう。
1. SHOEIの家(フルオーダー住宅)
- 坪単価:60万円〜90万円
- 価格帯:2,800万円〜4,500万円(40坪程度の場合)
- 特徴:完全オーダーメイドで、設計士とのヒアリングを通じてゼロからプランニング。北欧テイストのデザイン住宅として人気が高い。
- 標準仕様:断熱性能Ua値0.65、気密性能C値0.7、耐震等級3相当
- オプション例:床下蓄熱冷暖房システム「オンレイ」(+150万円〜)、制振装置「evoltz」(+80万円〜)
- 実例:富山市内の3LDK+書斎(38.5坪)で総額3,400万円(坪単価約88.3万円)
2. 重量木骨の家
- 坪単価:65万円〜95万円
- 価格帯:3,000万円〜4,800万円(40坪程度の場合)
- 特徴:大空間・大開口を実現する木造重量鉄骨混構造。耐震性と開放感の両立に優れる。
- 標準仕様:耐震等級3、制振装置標準装備、高断熱高気密仕様
- オプション例:吹き抜け空間(+100万円〜)、大開口サッシ(+120万円〜)
- 実例:金沢市内の4LDK(42.3坪)で総額3,950万円(坪単価約93.4万円)
3. DECOの家(セミオーダー住宅)
- 坪単価:45万円〜55万円
- 価格帯:2,200万円〜3,000万円(40坪程度の場合)
- 特徴:高いコストパフォーマンスを実現したセミオーダー住宅。選べるプランから間取りをカスタマイズ。
- 標準仕様:断熱性能Ua値0.7前後、気密性能C値1.0程度、耐震等級2相当
- オプション例:断熱グレードアップ(+50万円〜)、設備グレードアップ(+80万円〜)
- 実例:富山市郊外の3LDK(35.8坪)で総額1,820万円(坪単価約50.8万円)
4. ACTUS LABO(北欧インテリア付き住宅)
- 坪単価:50万円〜65万円(家具110万円分込み)
- 価格帯:2,400万円〜3,500万円(40坪程度の場合)
- 特徴:110万円分のACTUS家具が選べるインテリア重視のセミオーダー住宅。
- 標準仕様:断熱性能Ua値0.6前後、ACTUSコーディネートプラン付き
- オプション例:追加家具パッケージ(+50万円〜)、特注家具(要見積)
- 実例:石川県白山市の3LDK(39.2坪)で総額2,480万円(坪単価約63.3万円、家具込み)
5. 無印良品の家
- 坪単価:48万円〜58万円
- 価格帯:2,300万円〜3,200万円(40坪程度の場合)
- 特徴:シンプルでムダのない機能美を追求した住宅。無印良品の家具とのコーディネートが人気。
- 標準仕様:高断熱仕様、シンプルな内外装、使いやすい収納設計
- オプション例:無印良品特製家具パッケージ(+80万円〜)、床暖房(+60万円〜)
- 実例:富山県高岡市の2LDK(32.6坪)で総額1,750万円(坪単価約53.7万円)
価格に影響する主な要素
SHOEIの住宅価格は以下の要素によって大きく変動します。
- 規模と間取り:坪数が大きくなると総額は上がりますが、逆に坪単価は若干下がる傾向があります。35坪以下の小規模住宅では坪単価が5〜10%高くなる場合も。
- 敷地条件:狭小地や変形地など難しい条件の土地では、設計・施工の複雑さから5〜15%程度坪単価が上昇することがあります。
- 性能グレード:
- 高断熱・高気密仕様のグレードアップ:+3〜5万円/坪
- 床下蓄熱冷暖房システム「オンレイ」:+3〜4万円/坪
- 制振装置「evoltz」:+2万円/坪程度
- 内外装材のグレード:
- 外壁材の高級グレード:+2〜3万円/坪
- フローリングの無垢材アップグレード:+1.5〜2.5万円/坪
- キッチン設備のグレードアップ:+50〜200万円(物件全体)
- ACTUSとのコラボレーション:家具や小物を含めたトータルコーディネートのレベルにより、+100〜300万円の幅があります。
SHOEIのコストから見る価値
正栄産業が提供する住宅ブランドは、完全フルオーダーの「SHOEIの家」から、コストパフォーマンスに優れた「DECOの家」まで幅広い選択肢があります。予算や優先したい要素によって最適なブランドを選ぶことで、理想の住まいづくりが可能です。
特に北陸地方の厳しい気候に対応した高性能住宅を求める方には、坪単価は高めでも長期的な住み心地や光熱費削減効果を考慮すると、SHOEIブランドの価値が理解できるでしょう。
家づくりを検討する際には、複数のブランドの資料請求や見学会参加を通じて、実際の建物の質感や暮らし心地を確認することをおすすめします。
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SHOEIの商品ラインナップ
富山県・石川県を中心に住宅事業を展開する正栄産業株式会社のSHOEIは、多様なライフスタイルとニーズに応える住宅ブランドをいくつも展開しています。
北陸の厳しい気候に対応した高性能とデザイン性を両立した住まいづくりを特徴としているSHOEI。ここでは、各商品の特徴や性能、価格帯について詳しくご紹介します。
SHOEIの家(フルオーダー住宅)
コンセプト:「目をつむっても心地いい、そんなデザインの家」
特徴:
- 全棟設計士対応による完全フルオーダー住宅
- 規格カタログを持たず、100項目以上の詳細なヒアリングを実施
- グッドデザイン賞受賞実績あり
- 北陸の風土に適した「魔法瓶の家」として高い断熱・気密性能を実現
性能:
- 断熱性能:Ua値0.28以下(一般地域区分5・6の場合)
- 気密性能:C値0.5以下
- 耐震性能:耐震等級3相当
- 制振システム「evoltz(エヴォルツ)」を標準採用
- 全館床下蓄熱冷暖房システム「オンレイ」を採用可能
構造・工法:
- 木造軸組工法(在来工法)
- ベタ基礎標準
DECOの家(セミオーダー住宅)
コンセプト:「コスパに優れた、高性能住宅」
特徴:
- コストパフォーマンスを重視したセミオーダー住宅
- 標準化された高性能プランから選択・カスタマイズ可能
- シンプルでスタイリッシュなデザイン
- 若いファミリー層に特に人気
性能:
- 断熱性能:Ua値0.4以下
- 気密性能:C値1.0以下
- 耐震性能:耐震等級3相当
- 省エネ等級5相当
ACTUS LABO(北欧インテリア付き住宅)
コンセプト:「インテリアから始まる北欧スタイルの住まい」
特徴:
- 110万円(税込)分の北欧家具ACTUSを自由に選べる
- インテリアとの調和を重視した住空間設計
- 全棟長期優良住宅仕様
- 洗練されたデザインと高い住宅性能の両立
性能:
- 断熱性能:Ua値0.4以下
- 気密性能:C値0.7以下
- 長期優良住宅認定基準をクリア
インテリア:
- ACTUSの家具110万円分が含まれたパッケージ
- DSB(デジタル・スタイル・ブック)を活用した空間シミュレーション
- インテリアコーディネーターによる専門的なアドバイス
無印良品の家
コンセプト:「永く使える、変えられる」
特徴:
- シンプルで飽きのこないデザイン
- 無印良品の家具・雑貨との調和を考慮した設計
- 合理的な空間構成と収納計画
- 素材感を大切にした質実剛健な住まい
性能:
- 高断熱・高気密設計
- 建物の長寿命化に配慮した構造設計
- 耐震等級3相当
重量木骨の家
コンセプト:「大空間と耐震性を両立した新発想の家」
特徴:
- 木造と鉄骨のハイブリッド構造による大空間・大開口の実現
- 高い耐震性と開放感を両立
- フルオーダー設計による自由度の高さ
- 将来の間取り変更にも柔軟に対応可能
性能:
- 耐震等級3
- 制振装置標準装備
- 高断熱・高気密仕様
- 大空間・大開口を実現しながらも高い構造強度を確保
アフターサポート体制
SHOEIの家は引き渡し後の保証・アフターサポートも充実しています。
- 定期点検:6ヶ月後、1年、2年、3年、5年、10年、15年、20年目に実施
- 初期保証:建物本体20年、設備機器メーカー保証
- 長期保証:20年以降も最長30年まで保証更新可能(保証料や維持管理監査料が別途必要)
- ホームドクター制度:専任のスタッフが長期にわたりサポート
SHOEIの特徴的な取り組み
他社とは違うSHOEI独自の取り組みには、下記のようなポイントが挙げられます。
トータルコーディネート力:
- 北欧インテリアショップ「ACTUS」の富山・金沢店を運営
- 建物だけでなく、家具や小物を含めた「暮らし」全体の提案
- DSB(デジタル・スタイル・ブック)などを活用した3Dシミュレーション
北陸の気候に対応した性能:
- 高気密・高断熱の「魔法瓶の家」
- 床下蓄熱冷暖房システム「オンレイ」による全館均一の温熱環境
- 高い耐雪・耐風性能
SHOEIで家を建てるメリットとデメリット
正栄産業株式会社が富山県・石川県を中心に展開する「SHOEIの家」は、「目をつむっても心地いい、そんなデザインの家」をコンセプトに、高性能とデザイン性の両立を目指す住宅ブランドです。
完全フルオーダーの「SHOEIの家」を中心に、複数の商品ラインナップを提供していますが、どのような点が評価され、また注意すべき点があるのでしょうか。
ここまで解説してきた様々な情報を整理しながら、メリットとデメリット、そして相性の良い層と避けた方が良い層について分析してみました。
SHOEIで家を建てるメリット4つ
SHOEIの住宅は様々な独自の強みを持っており、多くの施主から高い評価を得ています。特に北陸という特殊な気候条件に対応した設計と性能が特徴的です。
1.唯一無二のデザイン性と設計力
SHOEIの家はその高いデザイン性でグッドデザイン賞を受賞するなど、外部からも評価されています。全棟設計士が対応し、規格カタログを持たないというアプローチで、すべての住宅がオリジナルです。設計プロセスでは100項目以上もの詳細なヒアリングや敷地調査を実施し、お客様ごとに「テーマ」を設定。これが世界に一つだけの住まいづくりを可能にしています。
また、家具・雑貨店「ACTUS」を運営している強みを活かし、建物だけでなく家具や小物まで含めた「暮らし」全体のコーディネートが可能です。DSB(デジタル・スタイル・ブック)を用いた3D空間シミュレーションも活用し、完成イメージを具体的に共有できる点も大きな魅力となっています。
2.北陸の厳しい気候に対応する高性能住宅
「魔法瓶の家」と呼ばれる高気密・高断熱の住宅性能は、雪深く湿度の高い北陸の気候に最適です。具体的な性能値として、Ua値0.28以下(一般地域区分5・6の場合)、気密性能C値0.5以下という高い基準を設定しています。
設備面では、床下蓄熱冷暖房システム「オンレイ」の導入により、全館均一の温熱環境を実現。これにより家全体が暖かく、冷暖房費の大幅な節約にもつながります。また耐震性能も優れており、耐震等級3相当を標準とし、制振装置「evoltz(エヴォルツ)」を採用。上棟後には起振器による耐震診断も実施するなど、安全性への配慮も徹底しています。
3.多様なニーズに応える商品ラインナップ
SHOEIでは様々な予算やライフスタイルに対応するため、複数の住宅ブランドを展開しています。
- SHOEIの家:完全フルオーダー住宅
- DECOの家:コストパフォーマンスに優れたセミオーダー住宅
- ACTUS LABO:110万円分の北欧家具が選べるセミオーダー住宅
- 無印良品の家:シンプルで長く使える住まい
- 重量木骨の家:大空間・大開口と高い耐震性を両立
この多様なラインナップにより、完全オリジナルの家を希望する層から、予算とのバランスを重視する層まで幅広いニーズに対応できます。
4.包括的なサポート体制
土地探しから資金計画、設計、施工、引き渡し後のアフターフォローまで、家づくり全体をサポートする体制を整えています。定期点検は6ヶ月、1年、2年、3年、5年、10年、15年、20年目に実施され、最長30年までの保証更新も可能(別途費用が必要)となっています。
SHOEIで家を建てるデメリット4つ
実際の家づくりを検討する際には、メリットだけでなく検討すべき点もいくつかあります。これらを理解した上で判断することが大切です。
1.比較的高めの価格設定
SHOEIの家の坪単価は、一般的に50万円〜90万円程度と設定されており、富山・石川エリアの住宅相場の中では比較的高めの価格帯に位置します。実例として、40.75坪のSHOEI住宅で総額3,653万円(坪単価約89.64万円)という事例も報告されています。
この価格設定は、デザイン性や性能の高さを考慮すれば納得感のあるものですが、純粋な初期費用の観点からは予算に余裕が必要です。特に標準的な在来工法を採用していることを考えると、構造自体よりもデザインや細部のこだわりに価値を見出せる方向けと言えるでしょう。
2.アフターサービスの個人差
アフターサービスについては、実際の対応速度や満足度には個人差があるようです。
住宅会社との相性や担当者との関係性によって、サポートの充実度が左右される可能性があるため、契約前にアフターサービスの具体的な内容と対応フローを確認しておくことが望ましいでしょう。
3.デザインと実用性のバランス
SHOEIの家はデザイン性の高さが大きな魅力ですが、美しさを追求するあまり、実用性や生活動線が二の次になるケースもあるようです。見た目の美しさと日常生活の利便性のバランスは難しい課題であり、設計段階での綿密な打ち合わせと、将来の生活変化も見据えた計画が重要となります。
家づくりの過程では、魅力的なデザイン提案に惹かれがちですが、実際に住んだ後の使い勝手や収納の充実度、メンテナンスのしやすさなども同時に検討する必要があるでしょう。
4.標準仕様の透明性
公式情報では標準装備や仕様に関する詳細な情報が限られており、具体的な内容を確認するためには直接問い合わせが必要となります。これはそれぞれのお客様に合わせたカスタマイズを重視する企業方針によるものと考えられますが、比較検討や予算計画を立てる際には追加の手間が必要となります。
見積もり時には標準仕様と別途オプションの区分を明確にしてもらい、予算内で実現可能な範囲を事前に理解しておくことが大切です。
SHOEIの家が向いている人
SHOEIの強みとデメリットを考慮すると、以下のようなタイプの方に特に相性が良いといえるでしょう。
デザイン志向の強い施主
「世界に一つだけの住まい」を重視し、北欧テイストを含む洗練されたデザインに価値を見出す方に最適です。特に、建物だけでなく家具や小物も含めた空間全体のコーディネートを重視する方にとって、ACTUSとの連携による提案力は大きな魅力となるでしょう。ACTUS LABOなら110万円分の家具選びも楽しめます。
北陸の気候特性に対応した高性能住宅を求める方
富山・石川の厳しい冬や高い湿度に対応できる「魔法瓶の家」の性能価値を理解し、長期的な住み心地と光熱費削減効果に投資できる方に向いています。特にオンレイシステムによる全館均一の暖かさを重視する方には、他社にない強みとなるでしょう。
予算に一定の余裕がある層
坪単価50万円台後半から90万円程度の建築費を許容でき、デザインや性能に対して適正な投資と考えられる方に適しています。長期的な視点で住まいの価値を評価でき、初期コストよりも住み心地やデザイン性を優先できる方が満足度は高くなりそうです。
設計プロセスへの積極的な参加を楽しめる方
設計士との綿密な打ち合わせや、100項目以上のヒアリングを通じて、自分だけのテーマに基づいた住まいづくりに主体的に参加できる方に向いています。家づくりのプロセス自体を楽しみ、時間をかけてこだわりの住まいを実現したい方に適しています。
複合的な価値観を持つ住宅購入者
「DECOの家」や「ACTUS LABO」など、コストパフォーマンスとデザイン性のバランスを取りたい方にも、SHOEIのセミオーダーブランドは魅力的な選択肢となるでしょう。特に若いファミリー層や、こだわりはあるが予算とのバランスも考慮したい方に向いています。
SHOEIの家をおすすめできない人
反対に、以下のようなタイプの方には、別の選択肢も検討した方が良いかもしれません。
徹底的なコスト最優先派
建築費用の最小化を最優先課題とし、坪単価40万円以下のローコスト住宅を求める方には適合しません。SHOEIの価値提案は「安さ」ではなく「デザインと性能の両立」にあるため、純粋な価格競争を求める層には別の選択肢が適しているでしょう。
リアルタイムのサポート重視派
住まいに関する相談や質問に即時対応を求める方、また引き渡し後も頻繁なコミュニケーションを望む方にとっては、SHOEIのサポート体制が必ずしも期待に沿わない可能性があります。定期点検は充実していますが、日常的なフォローの密度を重視する方は、他のハウスメーカーも比較検討すると良いでしょう。
標準仕様の透明性を重視する方
住宅会社選びの段階で、標準仕様と追加オプションの区分が明確で、価格の透明性が高いハウスメーカーを求める方には、SHOEIの個別対応型のアプローチが合わない可能性があります。比較検討のしやすさを重視する方は、初期段階で詳細な資料提供を求める必要があります。
機能性・実用性を最優先する住まい手
デザイン性よりも日常生活の使い勝手や効率的な空間活用を最優先する方には、必ずしも最適とは言えない可能性があります。住まいのカタチよりも中身の機能性を重視する方は、設計段階で実用面について特に念入りな確認が必要です。
簡素な住まいを好む方
シンプルでミニマルな住空間を好み、デザイン性よりも必要最小限の機能を備えた住まいを希望する方には、SHOEIのデザイン重視のアプローチが過剰に感じられる可能性があります。ライフスタイルがシンプルな方には、より機能主義的なハウスメーカーの方が合うかもしれません。
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SHOEIのよくある質問に宅建士社長がお答え!
ここからはSHOEIに関するQ&Aを紹介していきましょう。
Q. SHOEIの家のモデルハウスはどこにありますか?
SHOEIの家のモデルハウスや展示場は、富山県富山市と石川県金沢市を中心に展開されています。実際のモデルハウスでは、SHOEIの家のデザイン性や住み心地、北陸の気候に対応した性能を体感することができます。また、ACTUSの家具とのコーディネート事例も見学可能です。
具体的な所在地や開催される見学会の情報は、公式サイトや直接お問い合わせいただくことで確認できます。予約制の見学会も定期的に開催されているようです。
Q. SHOEIの家と正栄産業株式会社はどのような関係ですか?
「SHOEIの家」は正栄産業株式会社の住宅部門ブランドです。正栄産業株式会社は富山県富山市に本社を置き、「富山をもっと面白く」をコンセプトに住宅事業だけでなく、北欧家具インテリアショップ「ACTUS」の運営、カフェ事業などを展開する企業です。住宅部門では「SHOEIの家」を主軸に、複数の住宅ブランドを提供しています。
まとめ
いかがでしたか?富山・石川エリアに根差したSHOEIの家は、北陸の厳しい気候に対応した高性能と洗練されたデザイン性を兼ね備えた注文住宅ブランドです。
全棟設計士対応によるフルオーダー住宅「SHOEIの家」を主軸に、家具付きの「ACTUS LABO」、コストパフォーマンスに優れた「DECOの家」など多彩なラインナップで、様々なニーズに応えています。
デザイン性と性能のバランスを重視する方、住まい全体のトータルコーディネートを大切にする方には特におすすめです。
家づくりは一生に一度の大きな買い物。SHOEIの魅力を体感できるモデルハウスや完成見学会に足を運び、あなただけの「目をつむっても心地いい」住まいづくりを始めてみませんか。
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