静岡県東部や伊豆半島で注文住宅を検討中の方、数あるハウスメーカーや工務店の中から本当に信頼できる会社を選ぶのは、思っているより難しいものですよね。
家具まで含めた価格設計、性能値、地域密着の対応について、検討中の方からよく聞くのが次の3つの不安です。
- 家具・照明・カーテン込みの定額制って、本当にお得なのか
- UA値0.46やC値0.5の性能値は、暮らしてみて体感としてどう違うのか
- 三島本社・伊豆中心のエリア対応で、自分の土地は対応してもらえるのか
インターネット上には情報があふれていますが、本当に知りたいのは『リアルな評価』ではないでしょうか。
静岡県三島市に本社を置くOWN RESORT HOME(オウンリゾートホーム)は、インテリアショップから生まれたデザイン注文住宅ブランドで、家具・照明まで含めた空間提案と、UA値0.46以下・C値0.5以下といった性能を両立させた家づくりで地域の支持を集めています。一方で、坪単価は中〜高価格帯にあり、商品ごとに換気方式やZ空調の有無が異なるなど、契約前に押さえておきたいポイントもあります。
そんな不安と期待を抱くあなたに、本記事では、FP宅建士不動産会社社長の視点からOWN RESORT HOMEを分析しました。口コミの実情、坪単価のリアル、保証や性能の中身、そして向いている人と向かない人の判断軸までお届けします。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
|
日本最大級の不動産ポータルサイトSUUMOが運営。全国の工務店の情報を網羅しています。実は、「ここがいいな」と思っていた大手ハウスメーカーよりも、地域の工務店のほうが同じ品質・同じ価格、場合によってはより低価格で、さらにグレードの高い家を建てられるケースが少なくありません。だからこそ、一番最初に押さえておきたいのがこのSUUMO。価格を抑えながら品質の高い住宅を建てたい方に最適です。 東証プライム上場企業「LIFULL」が運営。SUUMOと並ぶ大手不動産ポータルサイトで、厳しい審査をクリアした住宅メーカーのみが掲載されています。特にローコスト住宅に強いのが特徴。最近はローコスト住宅の品質が大きく向上しており、「ローコスト=品質が劣る」というのはもはや思い込みです。最初から決めつけず、まずは見積もりを取って一緒に比較してみることをおすすめします。低予算でマイホームを検討している方にぴったりです。 NTTデータグループが運営する安心のサービス。全国の厳選されたハウスメーカーから資料を取り寄せられるだけでなく、無料でオリジナルの家づくりプランを作成してもらえるのが特徴です。工務店やローコスト住宅も比較したうえで、やはり大手ハウスメーカーを軸にじっくり検討したいという方におすすめです。 |
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
工務店も含めて幅広く比較したい方は・・・SUUMO
ローコストでも品質の良い家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
ハウスメーカーを軸に検討したい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できれば紹介した3社すべてからカタログを取り寄せておくのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
- OWN RESORT HOME53人の良い評判と悪い口コミ
- FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!OWN RESORT HOMEで家を建てる方法
- OWN RESORT HOMEの「高い」評判をネット情報から検証
- 失敗しないOWN RESORT HOMEで家を建てる5つのポイント
- OWN RESORT HOMEの実際の坪単価をFP宅建士不動産会社社長が解説!
- OWN RESORT HOMEの商品ラインナップ
- OWN RESORT HOMEで家を建てるメリットとデメリット
- OWN RESORT HOMEのよくある質問にFP宅建士不動産会社社長がお答え!
- まとめ
OWN RESORT HOME53人の良い評判と悪い口コミ
OWN RESORT HOMEで実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上では好意的な声から気になる指摘まで幅広く見つかります。
ここでは静岡県東部を中心に、公開されている契約者の声や評判情報を整理し、良い面と気になる面の両方をまとめました。
良い評判
まずは、良い口コミから順に紹介します。

三島の本社ショールームで家具や雑貨を見た瞬間、「家ごとお願いしたい」と妻と意気投合しました。私たちはリビング中心の暮らしがしたかったのですが、ソファの大きさや照明の高さまで一緒に決めてくれて、引渡し当日に部屋がすでに「住める空間」になっていたのが何よりうれしかったです。家具屋発のメーカーらしさを強く感じました。


他社で見積もりを取ると「本体だけの価格」で、後から照明やカーテンが何百万も追加になり驚いた経験がありました。OWN RESORT HOMEは坪数で価格が決まる定額制で、家具・照明・カーテンまで含めた総額が最初に分かったので、自分たちの予算で何ができるかをすぐ整理できたんです。打合せのたびに金額が膨らむ不安がなかったのが大きいと感じています。


最初の打合せからデザイナーが付いてくれて、間取りだけでなく仕上げ・素材・色のトーンまで一緒に決めていけました。私たちはホテルライクなトーンを希望していたのですが、似た雰囲気の事例や素材サンプルを毎回そろえてくれて、決めきれない部分も理由を添えて提案してくれたので、後悔のない選択ができたと感じています。
OWN RESORT HOMEのインテリアショップ発というルーツと、UA値0.46以下・C値0.5以下・耐震等級3・全棟構造計算といった性能基盤の組み合わせは、「デザイン重視か性能重視か」で迷っていた施主双方の不安を埋めている印象を受けます。私の経験でも、家具や照明は引渡し後にじっくり選ぶ家庭が多く、結局そこで予算が膨れたりトーンがちぐはぐになったりするケースが目立ちます。家具込みの定額制で空間全体をまとめて納品される方式は、暮らし始めの満足度を底上げしやすい構造です。
また、Z空調や全棟気密測定といった「数字で語れる性能」と、デザイナー1人が伴走する打合せ体制が両立している会社は、地域工務店の中では多くありません。価格表が読みやすい点も含めて、家づくり初心者ほど安心しやすい仕組みだと感じます。
特に良い評判で目を引くのは、「インテリアと建物のトーンがそろう」という指摘です。建築段階で照明位置や家具寸法が決まっていれば、後から「この壁に合うソファが見つからない」「コンセント位置が家具で隠れる」といった失敗が起こりにくくなります。施主が住み始めの違和感に悩む期間を短縮できる、という意味で、家具込みの提案は実用面でも有効です。
悪い評判
それでは次に、悪い口コミについて紹介します。

建物の性能やデザインは気に入っていたのですが、家具・照明・カーテンが含まれているとはいえ、純粋な建物の坪単価で見るとローコスト系より明らかに高い帯でした。土地に予算を取られていたため、我が家は最初の見積金額にかなり驚きました。もう少し早い段階で総額シミュレーションを共有しておけばよかったというのが正直な感想です。
価格について「高い」と感じるかどうかは、純粋な建物本体だけを比較したのか、家具・照明・カーテン・付帯工事まで含めた総額で比較したのかで印象が大きく変わります。OWN RESORT HOMEは公式トップでHaqua Litが28坪プランで税込1,670万円から、Haquaが同条件で1,970万円からと示しています。これを坪単価に直すと約59万〜70万円台で、地域のローコスト専業と比べれば中〜上位の帯にあたります。
一方で、ローコスト系の坪単価には家具・照明・カーテン・カーポートなどが含まれないことが多く、引渡し後に数百万円単位の追加が発生しがちです。FPの観点から言えば、月々のローン返済額に直結する「総額」で判断するのが鉄則です。契約前に同条件の総額見積りを並べてもらえば、「高い」と感じた印象が変わるケースも少なくありません。

施工エリアは公式訴求では三島・沼津・富士・御殿場を中心に、対応地域として沼津市・富士市・三島市・長泉町・清水町・裾野市・御殿場市・小山町・函南町・伊豆の国市・伊豆半島全域がメイン、その他は応相談です。県外や静岡県西部は基本的に対象外で、土地から探す方は対応エリア内かどうかの確認を最初に済ませる必要があります。
私の現場感覚では、地域密着のメーカーがエリアを絞っているのは、品質管理とアフターサービスの即応性を担保したい狙いが大きいです。引渡し後の24時間駆けつけや定期点検は、拠点との距離が近いほどスピードが上がります。エリア外で建てたい場合は、似たコンセプトの全国系ブランドを併行検討するのが現実的です。

公式トップでUA値0.46やC値0.5といった性能値が前に出ていたので、どの商品でも同じレベルの仕様が標準だと思い込んでいました。実際にはHaqua LitではHEAT20-G2がプランによりオプションだったり、Z空調はHaqua THE Floorで標準だったりと、商品ごとに条件が違う部分があり、契約直前に再確認することになりました。最初に商品別の標準仕様一覧をもらっておけばよかったです。
商品差については、私もFPとして相談を受けるたびに最初に確認するポイントです。OWN RESORT HOMEのラインナップは、Haqua Lit・Haqua・Haqua LEX・Haqua THE Floorの4本柱で、断熱グレード、換気方式、Z空調の有無、平屋特化か総二階かといった要素が異なります。同じUA値0.46でも、HEAT20-G2が標準なのか条件付きなのかでオプション費用が変わります。契約前に商品別の標準・条件付き・オプションを表にしてもらうと、想定外の追加費用を避けやすくなります。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際にショールームやモデルハウスへ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。OWN RESORT HOMEは三島・沼津・富士・長泉・函南など複数のモデルハウスを公開しているため、希望商品に近い建物を見比べてから判断できる点は強みです。
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME'Sの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒
FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!OWN RESORT HOMEで家を建てる方法
OWN RESORT HOMEで家づくりを検討している方へ、FP宅建士不動産会社社長の視点で”失敗しない進め方”を整理します。
OWN RESORT HOMEは、2×4パワーフレーム構造を採用し、デザイン提案と高断熱・高気密性能を両立させた家づくりを得意とする静岡県東部発のデザイン注文住宅ブランドです。
そのため「家具・照明込みのデザイン提案力」「全棟気密測定とUA値0.46以下の性能」「最長60年保証と24時間365日駆けつけ」に強みがある一方、商品によって標準仕様に差があるため、契約内容や費用の透明性をしっかり確認することが重要です。まずは全体像と評価を押さえましょう。
FP宅建士不動産会社社長の筆者によるOWN RESORT HOMEの全体評価はこちらです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | Aランク |
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
総合評価は4.37のAランク。耐震性4.6・断熱性4.5・間取り自由度4.5と、注文住宅で重視される基本性能が軒並みA+水準にそろっています。耐震等級3を当社基準として全棟構造計算を行い、断熱もUA値0.46以下・HEAT20-G2グレードに乗せている点は、地域工務店としては数値的に強い構成です。
一方で、コストパフォーマンスと会社の信頼度はB+評価にとどまります。家具・照明・カーテン込みの定額制は魅力ですが、純粋な建物本体だけで見ると坪59万〜109万円台と中〜高価格帯にあり、ローコスト前提では選びづらい点が一つ。会社規模としても、創業はデバイス株式会社として2015年、社員31名、売上は2024年7月期で22億円規模と、地域工務店としては実績が積み上がってきている段階です。
アフターサービスは4.6と高評価で、基本性能の20年保証から、規定の点検・修繕と延長保証料の支払いを条件に最大60年まで延長できる「ライフアシスト60」、地盤30年・1事故あたり最高5,000万円、外壁塗膜30年、住宅設備10年といった保証ラインが整っています。24時間365日のサポートサービスも公式に掲載されています。
そんなOWN RESORT HOMEでの家づくりを成功させるためには、まずその特徴を理解することが重要です。OWN RESORT HOMEの特徴を5つにまとめました。
インテリアショップ発の家具・照明込みデザイン提案
OWN RESORT HOMEの最大の特徴は、富士市でインテリアショップ「Own Resort」を運営する会社から生まれたという出自です。家具販売・店舗設計・住宅設計の経験が積み重なった上で住宅事業を立ち上げているため、住宅プランに家具・照明・カーテンまで含めて空間設計するスタイルが標準になっています。
私の現場感覚では、注文住宅の引渡し後にもっとも揉めやすいのが「家具と建物のトーンが合わない」「コンセント位置と家具配置が噛み合わない」「カーテン費用を予算に入れていなかった」の3点です。OWN RESORT HOMEのスタイルは、こうした”住み始めの違和感”を打合せ段階で潰しに行く構造で、家づくりで失敗しがちな部分を仕組みでカバーしている印象を受けます。
打合せはデザイナーが伴走し、ホテルライク・北欧テイスト・和モダンなど方向性に合わせて素材サンプルや事例を都度そろえてくれる体制です。インテリアの審美眼と住宅の動線設計を一人の担当者が地続きで設計してくれる会社は、地域工務店の中ではあまり多くありません。
「デザイナー×性能×定額制」というブランドメッセージ
公式トップで前面に打ち出されているのが「デザイナー×性能×定額制」という3点セットです。坪数によって価格が決まり、家具・照明・カーテンが価格に含まれている定額制設計は、家づくりの予算管理が苦手な家庭ほどメリットを感じやすい設計と言えます。
ただし「定額制」の中身は商品ごとに異なります。Haqua Lit・Haqua・Haqua LEXは公式の本体価格に家具等を含む定額構成、Haqua THE Floorは家具・カーテン照明・オール電化・玄関電子錠まで標準搭載と公式商品詳細に明記があります。一方で外構工事・地盤改良・付帯工事・諸経費はいずれの商品でも別枠です。「総額がまるごとパックされている」と勘違いすると後で食い違いが出るので、最初の打合せで「定額制に何が含まれて何が含まれないのか」を一覧で出してもらうのが安全です。
私が相談を受けてアドバイスする際にも、定額制の会社で必ず確認しているのは「カーテン・照明の点数とグレード」「家具のメーカーと型番」「水回り設備のグレード」「外構の予算枠」の4つです。書面ベースで残しておけば、契約後の追加で揉めるリスクをぐっと下げられます。
UA値0.46以下・C値0.5以下・全棟気密測定という性能基盤
公式トップと商品詳細でUA値0.46以下、C値0.5以下、全棟気密測定実施が明示されています。HEAT20-G2グレードや断熱等級6への対応も商品詳細でうたわれており、性能値で家を選びたい層にも刺さる設計になっています。アクアフォーム断熱材を採用し、高性能樹脂窓とLow-Eペアガラスで開口部の弱点を補う構成です。
数値の意味を住み心地の言葉に直すと、UA値0.46は「冬に暖房を切った後の温度低下が緩やか」「冷気が窓際に溜まりにくい」という体感に直結します。C値0.5は気密性能の指標で、隙間風や換気計画のロスを抑える役割があります。全棟で実測する運用は信頼性が高く、設計値だけでなく現場施工の品質まで担保しに行く姿勢として評価できます。
ただし注意点として、Haqua LitはHEAT20-G2が「プランによりオプション」と公式商品詳細に明記されています。Haqua・LEX・THE Floorは性能標準が異なる前提で設計されているので、希望商品でどこまでが標準なのか、契約直前に一度書面で確認するのが安全です。
なお、UA値や断熱等級の意味をもう少し深く理解したい方は、住宅性能表示制度の等級についてを確認しておくと、契約前の比較検討がスムーズに進みます。
耐震等級3・全棟構造計算・2×4パワーフレーム
OWN RESORT HOMEは公式性能ページで耐震等級3を当社基準とし、全棟構造計算を行うと示しています。構造は2×4パワーフレーム、6面体モノコック構造、枠組壁工法を組み合わせた仕様です。地震エネルギーを面で受け止める2×4工法は、柱と梁という線で受ける在来工法に比べて変形に強い特性があります。
地域工務店で「全棟構造計算」を打ち出している会社は多くありません。多くは壁量計算で済ませており、構造計算は条件付き・オプション扱いというケースが目立ちます。業界の実態として、構造計算の対象範囲は近年広がりつつありますが、平屋や2階建てでは壁量計算で代替されることが多い状況でした。OWN RESORT HOMEは”全棟構造計算”を標準運用に組み込んでいる点で、構造面の信頼度が一段上がります。
ただし、2×4工法は壁配置や開口部に制約が出やすい工法でもあります。大開口の連続窓、壁を取り払った大空間リビング、ロの字型の中庭など、設計上の要望によっては構造的な調整が必要です。「やりたい間取りができるかどうか」は、希望のスケッチを早い段階で見せて、構造担当に判断してもらう流れが理想的です。
最長60年保証と24時間365日サポート
保証面はOWN RESORT HOMEの強みのひとつです。基本性能の重要部分を初期20年保証、規定の点検・修繕と延長保証料の支払いで10年ごと最大60年まで延長できる「ライフアシスト60」を公式に掲げています。地盤保証は30年・1事故あたり最高5,000万円、プラチナコート30による外壁塗膜の30年保証、シロアリは10年、住宅設備機器は最長10年修理保証、家具修理保証も10年付きます。
24時間365日のサポート体制も公表されており、緊急トラブルは住まいのサポートサービスが受け付け、30分以内の一次対応無料も明記されています。地域密着の小〜中規模メーカーで、ここまで保証ラインを書面で揃えている会社はそう多くありません。
注意点として、20年以降の延長条件である規定点検・修繕の費用や延長保証料の具体金額は、公式ページでは詳細表は示されていません。「最長60年」を額面通り受け取らず、契約時に「20年経過後の延長費用の目安」「定期点検のスケジュール」「点検費用が施主負担か無償か」を必ず確認する流れにすると、長期目線でのコストが見えやすくなります。
予算内でデザインと性能の両方を妥協したくない方にとって、OWN RESORT HOMEは有力候補のひとつです。
契約前は、商品別の標準・条件付き・オプション一覧、20年経過後の延長保証費用の目安、定額制の対象範囲を書面で確認し、期待値を丁寧にすり合わせておくと、満足度の高い家づくりにつながります。
OWN RESORT HOMEの「高い」評判をネット情報から検証
OWN RESORT HOMEの検索サジェストを見ると、「高い」「口コミ」「評判」「三島」といった言葉が並びます。なかでも気になるのが「高い」というネガティブKWです。ここでは、ネット上の評判をポジティブとネガティブに分けて、最終的な総合評価まで整理します。
ポジティブな意見から見える強み
ポジティブな声として目立つのが、3つの方向性です。1つ目は、デザインとインテリアの世界観に対する満足度。家具・照明・カーテンを含めたトータル提案で、引渡し当日から「住める空間」が完成する感覚への高評価が中心です。
2つ目は、性能値と暮らしの実感が一致しているという声。冬の伊豆や三島は思った以上に冷えるエリアですが、UA値0.46以下と全棟気密測定の組み合わせで、朝の冷え込みや光熱費負担が緩和されている、という良い口コミも複数見つかります。Z空調を採用したHaqua THE Floorでは、平屋特有の温度ムラが抑えられている点も支持されています。
3つ目は、引渡し後の関係性。インテリアのイベントや小さなメンテ相談が継続するスタイルが施主に好まれており、「建てて終わり」ではなく長く付き合うブランドとして見られている節があります。地域密着のメーカーが持つ強みを、ブランド体験として具体化できている点はポジティブ材料です。
ネガティブな意見から見える懸念点
一方でネガティブ寄りの意見も複数あります。最も多いのが価格帯への驚きで、純粋な建物本体の坪単価で見るとローコスト系より高い帯になるため、土地に予算を取られている家庭ほど「高い」と感じやすい傾向があります。
次に多いのがエリアの制約。施工対応は静岡県東部・伊豆半島中心のため、県外や静岡県西部の方は最初から検討に乗らないケースがあります。デザインの世界観に惹かれていただけに残念、という残念がる声も拾えました。
3つ目が商品ごとの仕様差です。公式トップでUA値0.46やC値0.5が前面に出ているため、すべての商品で同じ標準を期待してしまい、契約直前にHEAT20-G2の条件やZ空調の標準有無で齟齬が生じる、というパターンです。Haqua Litの第三種換気とHaqua THE FloorのZ空調による全館空調では設計思想が異なるので、商品別の標準仕様を最初に整理してもらうのが安全策になります。
評判から見るOWN RESORT HOMEの総合評価
評判全体を整理すると、OWN RESORT HOMEは「デザインと性能の両立を中〜高価格帯で実現するブランド」というポジションにあります。ローコスト軸ではなく、家具・照明・性能をひとつのパッケージとして買う層に向いている設計です。総合評価は4.37のA、100点換算で87点という結果は、地域工務店として上位の水準です。
「高い」というネガティブKWについては、純粋な建物単価ではなく「家具・照明・カーテン込みの定額制総額」で比較すると印象が変わります。同じ性能・同じ家具グレードで他社と相見積りを取れば、コストパフォーマンスの実態が見えやすくなるはずです。
「悪い評判」として目を引く重大トラブル、例えば倒産、行政処分、深刻な施工不良の情報は、公式サイトおよび主要メディアの公開範囲では見当たりません。とはいえ、新しいモデルハウスや新商品が次々に出ている段階の会社なので、契約前には改めて検索して直近の情報を確認しておくと安心です。
ネガティブ要素の多くは「商品差を契約前に確認すれば回避できる項目」と「エリア対応・価格帯のミスマッチ」に集約されます。これらは事前準備で回避可能なポイントなので、検討段階の進め方さえ間違えなければ、満足度の高いブランドだと判断できます。
失敗しないOWN RESORT HOMEで家を建てる5つのポイント
OWN RESORT HOMEで理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを参考に、家づくりを進めていきましょう。
- 商品ごとの標準仕様を一覧で把握する
- 公式の本体価格と総額見積を分けて確認する
- 2×4工法の構造制約と自由設計の範囲を理解する
- 施工エリアとアフター拠点との距離を確認する
- モデルハウスで等身大のサイズ感を体感する
順に解説します。
1.商品ごとの標準仕様を一覧で把握する
OWN RESORT HOMEはHaqua Lit、Haqua、Haqua LEX、Haqua THE Floorの4商品を主軸に、ReLUXやPORT OF CALL hausといった派生ブランドを展開しています。これらは「同じUA値0.46以下」を目安にしつつも、換気方式、Z空調の有無、HEAT20-G2の条件、坪単価帯がそれぞれ違います。
たとえばLitは第三種換気でHEAT20-G2はプランによりオプション、Haqua/LEXは第一種換気でHEAT20-G2標準、THE FloorはZ空調が標準といった具合です。最初の打合せで「希望商品の標準仕様」「条件付き標準」「オプション扱い」を一枚の表で出してもらえば、後から想定外のオプション費用が積み上がるリスクを抑えられます。
私が相談者にアドバイスするときは、「断熱・気密・換気・空調・耐震・窓・サッシ・水回り・玄関・床材」の10項目で標準/オプションを必ず確認します。OWN RESORT HOMEのように商品差がある会社では、この一覧を作るかどうかで満足度が変わります。
2.公式の本体価格と総額見積を分けて確認する
公式の本体価格は「税込・坪数条件あり・家具/照明/カーテン込み」の建物価格です。一方で、外構工事・地盤改良・付帯工事・諸経費・設計料は別枠になることが多いので、総額で比較するなら追加費用の合計を出してもらう必要があります。
一般的に注文住宅の付帯工事・諸経費は本体価格の20〜30%が目安とされていますが、地盤改良が必要な土地、傾斜地、上下水道の引込距離が長い土地などでは、追加費用が想定以上に膨らむケースがあります。FP視点で見ると、本体価格だけでローン組成のシミュレーションをすると、住み始めの資金繰りで詰まるリスクが高まります。
公式トップではHaqua Litが28坪プラン1,670万円から、Haquaが28坪プラン1,970万円から、Haqua LEXが商品詳細では28坪プラン2,970万円から、Haqua THE Floorが21坪プラン2,300万円から、と提示されています。この本体価格に対して総額が概ねどのくらい上乗せになるのかを、土地条件込みで早い段階に見積もってもらうのが安全です。
3.2×4工法の構造制約と自由設計の範囲を理解する
OWN RESORT HOMEは2×4パワーフレームと枠組壁工法、6面体モノコック構造を採用しています。この工法は地震に強く気密も取りやすい一方で、壁の配置や開口部の取り方には制約が出ます。在来工法に比べると、大開口の連続窓・吹抜けに面した広い壁の取り払い・極端な変形プランでは、構造的な調整や仕様アップが必要になる場合があります。
「どうしてもこの間取りがやりたい」というスケッチがあるなら、初回〜2回目の打合せまでに構造担当者を交えて検討してもらうのが理想です。後から「やっぱりこの壁は抜けない」「開口が狭くなる」と分かると、設計の手戻りが大きくなります。
業界の実態として、近年は構造計算の対象範囲が広がっており、平屋や2階建てでも全棟構造計算を行う会社が増えてきました。OWN RESORT HOMEはこの流れを先取りして全棟構造計算を標準運用しているため、構造の安全性についての説明を受けやすい体制が整っています。
4.施工エリアとアフター拠点との距離を確認する
OWN RESORT HOMEの施工エリアは公式訴求で三島・沼津・富士・御殿場、対応地域として沼津市・富士市・三島市・長泉町・清水町・裾野市・御殿場市・小山町・函南町・伊豆の国市・伊豆半島全域を中心に、その他は応相談です。県外や静岡県西部は基本的に対象外と考えるのが現実的です。
アフター対応は基本性能20年・最大60年保証、24時間365日のサポートが付いていますが、駆けつけスピードはどうしても拠点との距離に影響を受けます。土地が対応エリアの境界付近にある場合、駆けつけにかかる時間や定期点検の回数を契約前に確認しておくと、引渡し後のギャップを減らせます。
5.モデルハウスで等身大のサイズ感を体感する
OWN RESORT HOMEは三島本社・安久ショールームに加え、富士市石坂のパーク型展示場、長泉町納米里の平屋モデルハウス、函南町仁田、沼津市大岡など複数の見学拠点を構えています。希望商品に近いモデルハウスを最低2〜3棟見学すると、坪数のサイズ感、収納量、動線、天井高、窓の取り方が具体的に体感できます。
モデルハウスは標準仕様より上位の仕様で建てられている場合があるため、「これは標準仕様ですか、オプション仕様ですか」を都度確認する流れがおすすめです。気に入った仕様をリストアップして見積りに反映してもらえば、追加費用の見落としを防げます。
詳しくは長期優良住宅の認定制度も合わせて確認すると、長期優良住宅対応商品の優位性をより具体的に把握できます。
OWN RESORT HOMEの実際の坪単価をFP宅建士不動産会社社長が解説!
OWN RESORT HOMEの坪単価と価格構成は、公式の本体価格、参考レンジ、家具込みの定額制という3つの軸で見ると理解しやすくなります。
基本的な坪単価と本体価格帯
公式トップとラインナップ詳細によれば、Haqua Litが28坪プランで税込1,670万円から、Haquaが28坪プランで1,970万円から、Haqua LEXが28坪プランで2,970万円から、Haqua THE Floorが21坪プランで2,300万円からです。坪単価に直すとそれぞれ約59.6万円、70.4万円、106.1万円、109.5万円となります。ボリュームゾーンはHaqua LitとHaquaの坪59万〜70万円台、ハイブランドゾーンがLEXとTHE Floorの坪106万〜109万円台です。
公開されている参考坪単価では65.4〜120.0万円/坪台の幅があり、公式の本体価格と重ねるとメインの価格帯は概ね坪65万〜90万円台、ハイグレード仕様で坪100万円超に乗る、というのが実態に近いと判断できます。
ただしこれはあくまで建物本体の数字です。ここに付帯工事・外構・地盤改良・諸経費が乗ります。注文住宅では一般的に本体価格の20〜30%が追加費用の目安とされていますので、Haqua Litの28坪プラン本体1,670万円に対して、付帯・諸経費込みの総額が2,000万円台前半〜中盤に着地するイメージで予算を組むのが安全です。
家具・照明・カーテン込みの定額制が意味するもの
OWN RESORT HOMEの坪単価を語る上で外せないのが、定額制に家具・照明・カーテンが含まれる点です。多くの注文住宅では、これらは引渡し後に施主が自費で揃える「諸経費の外」として扱われ、合計で200万〜400万円程度の追加負担になることが珍しくありません。
純粋な建物本体だけで坪単価を比較してしまうと、OWN RESORT HOMEはローコスト系より高く見えます。ただし「同じ家具グレード」「同じ照明・カーテン点数」で他社と相見積りを取った場合、定額制の中に最初から組み込まれている分、総額で見ると差が縮まるか逆転するケースもあります。FPとして相談を受けるとき、私はこの「総額比較」を最も重視しています。月々のローン返済額に直結するのは、坪単価ではなく総額だからです。
商品ラインナップ別の坪単価早見
| 商品名 | 公式本体価格 | 坪数条件 | 坪単価計算値 |
|---|---|---|---|
| Haqua Lit | 税込1,670万円〜 | 28坪プラン | 約59.6万円/坪 |
| Haqua | 税込1,970万円〜 | 28坪プラン | 約70.4万円/坪 |
| Haqua LEX | 税込2,970万円〜 | 28坪プランは商品詳細条件 | 約106.1万円/坪 |
| Haqua THE Floor | 税込2,300万円〜 | 21坪プラン | 約109.5万円/坪 |
ハイブランドのHaqua LEXとHaqua THE Floorは仕様グレード・標準設備・空間設計の手厚さが違うため、坪単価が一気に跳ね上がります。THE Floorは21坪プランで2,300万円という価格設定で、Z空調・家具・カーテン照明・オール電化・玄関電子錠まで標準搭載と公式商品詳細にあります。一見高く見えても、含まれている標準装備の合計を加味すると割安に映る側面もあります。
静岡県東部での価格競争力
静岡県東部の家づくり市場には、ローコスト寄りの地場工務店から、性能・デザインを売りにする中堅まで幅広い選択肢があります。OWN RESORT HOMEはその中で「家具・照明込みの定額制×UA値0.46以下×耐震等級3」という3点セットでポジションを取っており、純粋な建物単価で勝負するブランドではありません。
同じ予算で比較するなら、家具・照明・カーテン購入費を含む引渡し後の総支出ベースで並べるのが現実的です。純粋な本体坪単価だけを比較してしまうと、OWN RESORT HOMEの強みである「住み始めから整った空間」が反映されません。
価格交渉については、公式が定額制を強調しているスタイルなので、過度な値引き交渉よりも「標準仕様の中身」「オプションの優先順位」「キャンペーンの活用」で総額を最適化するアプローチが向いています。土地探し相談会、デザイナー相談会、オンライン相談「ぱぱっと30分」「サクッと60分」など接点が多いブランドなので、検討の早い段階から複数回の相談を重ねることで、自分たちの予算ラインに合った商品を絞り込みやすくなります。時期によって来場特典が用意されることがあるため、相談会のタイミングを合わせると効率的です。
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME'Sの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒
OWN RESORT HOMEの商品ラインナップ
OWN RESORT HOMEの現行ラインナップは、Haquaシリーズを中心に4商品が公式に展開されています。それぞれの特徴と、平屋・全館空調・コラボブランドといった派生商品まで整理します。
Haqua Lit(リット)
Haqua Litは「大きな窓が迎えるSimple×上質な家」をコンセプトにしたシリーズの入口商品です。28坪プランで税込1,670万円から、坪単価計算値で約59.6万円/坪と、ラインナップで最も手が届きやすい価格帯にあります。
構造は2×4パワーフレーム、UA値0.46以下、C値0.5以下、耐震等級3、断熱等級6、長期優良住宅対応、省令準耐火構造といった基本性能を備えます。換気方式は第三種換気で、HEAT20-G2はプランによりオプションと公式商品詳細に明記されています。家具・照明・カーテン込みの定額制という枠組みは他のHaquaシリーズと共通です。
シンプル・合理性・初期費用の見通しを優先したい層に向いた商品で、無理にハイグレードを選ぶよりも、Litの標準仕様で建てて、追加予算をインテリアの好みに振るというアプローチも有効です。富士市石坂・沼津市大岡・函南町仁田などにLitのモデルハウスが公開されています。
Haqua(ハクア)
Haquaは「デザインと真の自由設計で叶えたい暮らしとデザインを追求する家」を掲げるブランドの中核商品です。28坪プランで税込1,970万円から、坪単価計算値で約70.4万円/坪。Haqua Litより一段上のグレードで、第一種換気を標準採用、HEAT20-G2グレード、断熱等級6、長期優良住宅対応、省令準耐火構造といった性能仕様が整っています。
最大の特徴は、自由設計と6つのインテリアテイストを軸とした打合せ体制です。デザイナーが伴走し、ホテルライク・北欧・和モダンなど方向性を選びながら、家具・照明・カーテンまで含めて空間を作っていきます。富士市石坂のパーク型展示場ではHaquaモデルハウスも公開されており、自由設計の実例を体感できます。
Haqua LEX(レックス)
Haqua LEXは「真の上質空間を作り出す、細部まで空間設計にこだわる品格を纏う家」をコンセプトにしたハイブランドラインです。坪単価計算値で約106.1万円/坪、税込2,970万円からの価格帯で、Haquaの上位互換として位置づけられています。
構造・断熱・換気仕様はHaquaに準じつつ、内装・什器・空間設計のグレードを引き上げた商品です。一部の坪数条件について公式トップ・商品一覧と商品詳細で表記の違いがあるため、契約前に「自分が建てたい坪数で本体価格はいくらになるのか」をデザイナーに直接確認しておくのが安全です。
Haqua THE Floor(ハクア ザ フロア)
Haqua THE Floorは「大地とつながっていられる暮らし」をテーマにしたガレージ付平屋のハイグレードモデルです。21坪プラン税込2,300万円から、坪単価計算値で約109.5万円/坪。耐震等級3・全棟構造計算・第一種換気システム・長期優良住宅・省令準耐火構造といった基本仕様に加え、Z空調、家具・カーテン照明、オール電化、玄関ドア電子錠が標準搭載と公式商品詳細にあります。
平屋ファンにとって魅力的なのは、Z空調による全館空調と平屋の組み合わせです。平屋は屋根面積が大きく、夏の天井からの輻射熱や冬の冷気の影響を受けやすい構造ですが、Z空調で温度ムラを抑える設計になっています。長泉町納米里では平屋MODEL HOUSEの見学会が常時開催されています。
ReLUX(リラックス)とPORT OF CALL haus
派生商品として、2022年リリースのReLUXはサウナ付きデザイン平屋住宅、別荘ライクな暮らしを提案するブランドです。ReLUXは公式現行ラインナップ詳細ページでは価格未公表で、参考価格としては35坪で2,600万〜2,800万円程度が目安です。
2023年リリースのPORT OF CALL hausは、アパレルブランドとのコラボブランドで、styleとsustainableを打ち出した関連住宅ブランドです。三島市加茂にPORT OF CALL hausモデルハウスが公開されており、独自のライフスタイル提案を体感できます。
これら派生ブランドはHaqua系と同じデバイス株式会社の事業ですが、商品仕様や対応条件が異なる場合があるため、検討時は公式モデルハウスでブランドごとの世界観を確認すると判断が早まります。
総合的なサポート体制
商品ごとに仕様差はあるものの、OWN RESORT HOMEの全商品で共通するのは、土地探し相談会・デザイナー相談会・オンライン相談「ぱぱっと30分」「サクッと60分」といったマルチチャネルの相談窓口です。三島本社、安久ショールーム、富士市石坂のパーク型展示場、長泉町納米里、函南町仁田、沼津市大岡といった見学拠点を活用しながら、複数商品を見比べて自分に合う1棟を選べる導線が整っています。
OWN RESORT HOMEで家を建てるメリットとデメリット
OWN RESORT HOMEは、デザイン提案・性能・定額制・保証の4軸が揃ったデザイン注文住宅ブランドです。静岡県東部・伊豆半島を中心に事業を展開するOWN RESORT HOMEについて、ここまで解説してきた内容を整理しながら、その具体的な強みと弱みを見ていきます。
OWN RESORT HOMEで家を建てるメリット5つ
OWN RESORT HOMEには、デザイン特化型ブランドとは違う独自の強みがあります。それぞれの特徴を順に紹介します。
1.家具・照明・カーテンまで一体で提案できるデザイン力
OWN RESORT HOMEは富士市発のインテリアショップ「Own Resort」を運営する会社の住宅事業ブランドです。家具販売・店舗設計・住宅設計の経験が積み重なった上で住宅事業を立ち上げているため、住宅プランに家具・照明・カーテンまで含めて設計するスタイルが標準になっています。
私の現場感覚では、注文住宅で施主が引渡し後に最も悩むのが「家具と建物のトーンが合わない」「コンセント位置と家具配置が噛み合わない」という2点です。OWN RESORT HOMEのスタイルは、この”住み始めの違和感”を打合せ段階で潰しに行く構造で、住宅と家具を別々に発注する一般的なフローよりも完成度が上がりやすい仕組みです。
2.定額制で費用感を最初に掴める
公式トップで前面に出ている「坪数で価格が決まる定額制」は、家づくりの予算管理が苦手な家庭ほどメリットを感じやすい設計です。Haqua Litが28坪プラン1,670万円から、Haquaが28坪プラン1,970万円からと、商品×坪数の組み合わせで本体価格が分かりやすく示されています。
打合せのたびに「これも追加、あれも追加」で金額が膨らむ不安を抑えやすく、ローン審査・自己資金計画・資金繰りの初期検討がスムーズに進みます。FP視点では、初期段階で総額の概算を出せる商品設計は、無理のない返済計画につながる重要な要素です。
3.UA値0.46以下・C値0.5以下・全棟気密測定の性能基盤
公式トップと商品詳細でUA値0.46以下、C値0.5以下、全棟気密測定実施を明示しています。HEAT20-G2グレード、断熱等級6への対応も商品詳細でうたわれており、性能数値で家を選びたい層にも説明材料が揃っています。
UA値0.46は冬の暖房を切った後の温度低下が緩やかというレベル感、C値0.5は隙間風や換気計画のロスを抑えるレベル感です。これを設計値ではなく全棟で実測している運用は、現場施工の品質管理まで含めた安定性につながります。
4.耐震等級3・全棟構造計算・2×4パワーフレーム
耐震等級3を当社基準として全棟構造計算を行う運用は、地域工務店としては手厚い水準です。2×4パワーフレーム・6面体モノコック構造・枠組壁工法を組み合わせ、地震エネルギーを面で受け止める構造になっています。
業界の実態として、平屋や2階建ての構造計算は壁量計算で代替されることが多い状況でした。近年は構造計算の対象範囲が広がりつつありますが、OWN RESORT HOMEはこの流れを先取りして全棟構造計算を標準運用しています。地震多発地域である日本で、構造の安全性を数字で説明できる体制は安心材料になります。
5.最長60年保証と24時間365日サポート
基本性能に関わる重要部分を初期20年保証、規定の点検・修繕と延長保証料の支払いで10年ごと最大60年まで延長できる「ライフアシスト60」が用意されています。地盤保証は30年・1事故あたり最高5,000万円、外壁塗膜は30年、シロアリは10年、住宅設備は最長10年、家具修理保証も10年付きます。
24時間365日のサポート体制も公式に掲載されており、緊急トラブルは住まいのサポートサービスが受付、30分以内の一次対応無料も明記されています。地域密着の小〜中規模メーカーで、ここまで保証ラインを書面で揃えている会社は多くありません。
OWN RESORT HOMEで家を建てるデメリット3つ
魅力的な特徴がある一方で、検討する際に注意すべき点もあります。以下のデメリットを理解した上で、慎重に判断することが重要です。
1.全国対応ではなく静岡県東部・伊豆半島中心
OWN RESORT HOMEの主な施工エリアは、公式訴求で三島・沼津・富士・御殿場、対応地域として沼津市・富士市・三島市・長泉町・清水町・裾野市・御殿場市・小山町・函南町・伊豆の国市・伊豆半島全域を中心に、その他は応相談です。県外や静岡県西部は基本的に対象外で、エリア外で建てたい方には選びづらいブランドです。
エリア集中型のメリットは品質管理とアフター対応のスピードです。引渡し後の24時間駆けつけや定期点検は、拠点との距離が近いほど即応性が上がります。とはいえ、エリア外の方にとっては選択肢の最初で除外されるブランドになるため、デメリットとして整理しておく必要があります。
2.ローコスト帯ではない
公式の本体価格を坪単価に直すとHaqua Litで約59.6万円/坪、Haquaで約70.4万円/坪、公開されている参考坪単価では65.4〜120.0万円/坪台の幅があります。家具・照明込みの定額制は強みですが、純粋な建物本体だけを比較したい層にとっては中〜高価格帯にあたります。
「とにかく坪単価を抑えたい」という前提で家づくりを進めたい方には、ローコスト系の地場工務店のほうが見積金額の入口は低くなります。ただし、家具・照明・カーテンを含めた総額で比較すると差が縮むケースもあるので、純粋な単価比較ではなく総額比較で判断するのが現実的です。
3.商品ごとに標準仕様が異なる
OWN RESORT HOMEのラインナップは、商品ごとに換気方式、Z空調の有無、HEAT20-G2の条件、坪単価帯が違います。Haqua Litは第三種換気でHEAT20-G2はプランによりオプション、Haqua/LEXは第一種換気でHEAT20-G2標準、Haqua THE FloorはZ空調が標準といった具合です。
公式トップでは「UA値0.46以下」「C値0.5以下」など共通の性能値が前面に出ているため、初見の方は「全商品で同じ標準仕様」と勘違いしがちです。契約直前に商品差で齟齬が出ないよう、最初の打合せで商品別の標準・条件付き標準・オプション一覧をもらっておく流れが安全です。なお、ZEH比率は2024年度で合計2%(注文2%、建売・既築0%)であり、ZEH特化型のブランドというわけではありません。ZEH仕様で補助金活用を狙う計画なら、対応可能な性能組み合わせを早い段階でデザイナーに確認しておくのが無難です。
OWN RESORT HOMEが向いている人
OWN RESORT HOMEの強みを最大限に活かせる方は、以下のような特徴を持っています。
静岡県東部・伊豆半島でデザイン住宅を建てたい人
施工対応エリアは静岡県東部と伊豆半島が中心で、三島本社・安久ショールーム・富士市石坂のパーク型展示場・長泉町納米里・函南町仁田・沼津市大岡など見学拠点も同エリアに集中しています。土地探しから家づくりまで地域密着で進めたい方にとっては、打合せ・モデルハウス見学・引渡し後のアフターまで距離感が近く、コミュニケーションの密度を保ちやすいブランドです。
家具・照明・カーテンまで一体で任せたい人
引渡し後に家具を選ぶのが面倒、トーンを揃える自信がない、コンセント位置と家具配置で失敗したくない。こうした不安を持つ方には、家具・照明・カーテン込みの定額制が刺さりやすい仕組みです。インテリアショップ発のブランドという出自を活かし、空間全体を一人のデザイナーが伴走して設計してくれる体制は、住み始めの満足度を底上げする方向に働きます。
性能値とデザインの両立を妥協したくない人
UA値0.46以下、C値0.5以下、全棟気密測定、耐震等級3、全棟構造計算といった性能基盤に加え、ホテルライクや北欧、和モダンといったインテリアの世界観をパッケージで提供しているブランドです。「デザイン優先か、性能優先か」で迷わず、両方を中〜高価格帯で実現したい層にフィットします。
平屋・全館空調・サウナ付き別荘風住宅を検討している人
Haqua THE Floorはガレージ付平屋のハイグレードモデルとしてZ空調が標準、ReLUXはサウナ付きデザイン平屋住宅としてリリースされています。長泉町納米里では平屋モデルハウスが常時公開されており、平屋特有の動線・収納・天井高を体感できます。別荘ライクな空間や、リゾート感のある暮らしを目指す方には、ラインナップの幅が魅力になります。
OWN RESORT HOMEをおすすめできない人
一方で、以下のような方には、OWN RESORT HOMEが最適な選択肢とは限らない可能性があります。
純粋な建物単価で最安を重視する人
家具・照明・カーテン抜きの建物本体だけで坪単価を比較したい方には、ローコスト系の地場工務店のほうが入口の見積金額は低くなります。OWN RESORT HOMEは中〜高価格帯にあるブランドなので、「とにかく坪50万円以下に抑えたい」「建物にしか予算をかけたくない」というニーズとはミスマッチが起きやすい構造です。
全国大手のブランド力や大量実績を絶対条件にしたい人
OWN RESORT HOMEはデバイス株式会社の住宅事業ブランドで、創業は2015年、社員31名、売上は2024年7月期で22億円という地域工務店規模です。年間引渡棟数や業界ランキングといった実績データの公開量は、全国大手のハウスメーカーと比べると少なくなります。「業界ランキング上位ブランドで建てたい」というニーズには、別の選択肢を検討するほうが合理的です。
静岡県東部以外の土地で建てたい人
施工対応エリアは静岡県東部・伊豆半島中心で、県外や静岡県西部は基本的に対象外です。土地が対応エリアの境界外にある場合、そもそも検討に乗れない可能性があります。エリア外で同じ世界観を希望するなら、似たコンセプトの全国系ブランドや地域別の中堅メーカーを併行検討するのが現実的です。
商品仕様を全ラインナップ同一と考えて選びたい人
OWN RESORT HOMEは商品ごとに換気方式・Z空調の有無・HEAT20-G2の条件が異なるブランドです。「どの商品でも同じ性能・同じ設備が標準」と考えて打合せを進めると、契約直前に標準仕様の差で齟齬が出やすくなります。商品ごとの違いを吸収しながら検討を進められる方に向いているブランドで、一覧性を重視するならカタログ整理の段階で時間をかけて読み込む姿勢が必要になります。
【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME'Sの無料カタログはこちら⇒
【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒
OWN RESORT HOMEのよくある質問にFP宅建士不動産会社社長がお答え!
ここからはOWN RESORT HOMEに関するQ&Aを紹介します。
Q. OWN RESORT HOMEの坪単価はいくらですか?
A. 公式トップとラインナップ詳細によれば、Haqua Litが28坪プランで税込1,670万円から、Haquaが28坪プランで1,970万円から、Haqua LEXが28坪プランで2,970万円から、Haqua THE Floorが21坪プランで2,300万円からです。坪単価に直すと約59.6万〜109.5万円。公開されている参考坪単価では65.4〜120.0万円/坪台の幅があります。家具・照明・カーテン込みの定額制という前提なので、純粋な建物単価ではなく総額で他社と比較するのがおすすめです。
Q. OWN RESORT HOMEは平屋に対応していますか?
A. 対応しています。公式商品「Haqua THE Floor」はガレージ付平屋のハイグレードモデルとして掲載され、Z空調・家具・カーテン照明・オール電化・玄関電子錠が標準搭載と公式商品詳細に明記があります。長泉町納米里では平屋モデルハウス見学会が常時開催されており、実物の動線・収納・天井高を体感できます。サウナ付きデザイン平屋住宅のReLUXも沿革に記載があり、平屋・別荘ライクなニーズに応えるラインナップが揃っています。
Q. OWN RESORT HOMEの施工エリアはどこですか?
A. 公式タイトルでは三島・沼津・富士・御殿場を訴求しています。対応地域としては静岡県東部と伊豆半島全域、その他応相談で、具体的には沼津市・富士市・三島市・長泉町・清水町・裾野市・御殿場市・小山町・函南町・伊豆の国市・伊豆半島全域がメインエリアです。県外や静岡県西部は事前確認が必要で、土地から探す方は対応エリア内かを最初に確認するのが安全です。
Q. OWN RESORT HOMEの断熱性能・気密性能はどのくらいですか?
A. 公式トップと商品詳細でUA値0.46以下、C値0.5以下、全棟気密測定実施を明示しています。HEAT20-G2グレード、断熱等級6への対応も商品詳細にうたわれており、アクアフォーム断熱材・高性能樹脂窓・Low-Eペアガラスといった構成です。商品によりHEAT20-G2やZ空調の標準条件が異なるため、契約前に対象商品で標準・条件付き・オプションを確認するのがポイントです。
Q. OWN RESORT HOMEの保証期間はどのくらいですか?
A. 公式保証ページでは基本性能に関わる重要部分を20年保証、規定の点検・修繕と延長保証料の支払いを条件に10年ごと最大60年まで延長できる「ライフアシスト60」が示されています。地盤30年・1事故あたり最高5,000万円、外壁塗膜30年、シロアリ10年、住宅設備10年、家具修理10年。24時間365日の駆けつけ対応と30分以内の一次対応無料も掲載されています。
Q. OWN RESORT HOMEは値引きできますか?
A. 公式サイトでは値引き方針について明確な記載は見当たりません。坪数で価格が決まる定額制を強調するブランドのため、過度な値引き交渉よりも、標準仕様の中身、含まれる家具・照明・カーテンの範囲、オプション条件、キャンペーン活用で総額を最適化するアプローチが合っています。時期によって来場特典が用意されることがあるため、相談会のタイミングを合わせるのが効率的です。
Q. OWN RESORT HOMEに不祥事や倒産情報はありますか?
A. 公式サイトおよび主要メディアの公開範囲では、倒産・行政処分・重大な不祥事といった情報は見当たりません。法人番号4080101018707と本店所在地は法人番号公表サイトで確認できます。とはいえ、公開情報は時間経過で更新されるため、契約前には改めて検索して直近の情報を確認しておくと安心です。
まとめ
OWN RESORT HOMEは、インテリアショップ発のデザイン提案力と、UA値0.46以下・C値0.5以下・耐震等級3・全棟構造計算といった性能基盤を組み合わせた、静岡県東部・伊豆半島中心のデザイン注文住宅ブランドです。
坪単価は公式本体価格ベースで約59.6万〜109.5万円、家具・照明・カーテン込みの定額制でデザインと性能の両立を狙えます。基本性能20年保証から、規定の点検・修繕と延長保証料の支払いを条件に最大60年まで延長できる「ライフアシスト60」、地盤30年5,000万円、外壁30年、住宅設備10年、24時間365日サポートといった保証ラインも充実しており、長期目線で安心材料が積み上がります。土地探し相談会やデザイナー相談会、オンライン相談「ぱぱっと30分」「サクッと60分」など接点が多く、検討の早い段階から伴走してもらえる仕組みも魅力です。商品ごとの標準仕様差については慎重な確認が必要ですが、契約時に費用の内訳と仕様一覧を丁寧に詰め、希望を明確に伝えることで、住み始めから整った理想の住まいに近づけます。
静岡県東部・伊豆半島で、家具・照明まで含めたトータル提案と性能の両立を目指したい方は、三島本社、安久ショールーム、富士市石坂のパーク型展示場、長泉町納米里の平屋モデルハウス、函南町仁田、沼津市大岡といった複数の見学拠点を訪れ、Haqua Lit・Haqua・Haqua LEX・Haqua THE Floorそれぞれの世界観と等身大のサイズ感を、ぜひ自分の目で確かめてみてください。
OWN RESORT HOME以外にも、静岡県内では幸和ハウジング、福工房、百年住宅、富士住建、nattoku住宅などの地域メーカー、全国系の自由設計派ではアイ工務店、全館空調・断熱性能を比較するなら桧家住宅や一条工務店もあわせて比較検討することで、より自分たちに合った住まいのパートナーが見つかるはずです。





コメント