「信州の自然と調和する木の家を建てたい」そんな理想を叶えてくれるのが「工房信州の家」を手がけるフォレストコーポレーションです。
地元材を活かした高断熱・高耐久の住まいは、デザイン性と暮らしやすさを両立。
本記事では宅建士の視点から、坪単価の目安や口コミ評価、さらに実際に建てる際のメリット・デメリットまでを徹底解説します。家族の物語を紡ぐ家づくりは本当に価格に見合う価値があるのか、坪単価の落とし穴から住み心地まで、徹底調査しました。ぜひ、最後までお読みください。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
- やばいは嘘!フォレストコーポレーション113人の良い評判と悪い口コミ
- FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!フォレストコーポレーションで家を建てる方法
- フォレストコーポレーションはやばい?ネットの評判を徹底検証!
- 失敗しないフォレストコーポレーションで家を建てる5つのポイント
- フォレストコーポレーションの実際の坪単価を宅建士社長が解説!
- フォレストコーポレーションの商品ラインナップ
- フォレストコーポレーションで家を建てるメリットとデメリット
- フォレストコーポレーションのよくある質問に宅建士社長がお答え!
- まとめ
やばいは嘘!フォレストコーポレーション113人の良い評判と悪い口コミ
フォレストコーポレーション(工房信州の家)で実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でも様々な意見が見られます。
ここではフォレストコーポレーションの口コミを調査し、まとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
良い評判
それではまずは、良い口コミから見ていきましょう。

工房信州の家で建てた我が家は木の香りに満ちていて、深呼吸するたび心が安らぎます。無垢材の床は夏も冬も裸足で気持ちよく、子どもたちが走り回る音も心地よい響き。自然素材に包まれた空間で、家族みんながイキイキと健康に過ごせているのを実感しています。


念願の広い土間サロンは、我が家の中心になりました!雨の日でも子どもが思いっきり遊べたり、夫婦で自転車いじりを楽しんだり。室内と庭が一体になったような開放感があり、家での過ごし方が劇的に豊かになりました。友人を招くのも楽しみの一つです。


家が完成した後も、定期的な点検や相談に丁寧に対応してくれるので安心です。長く住む上でメンテナンスは不可欠ですが、いつも親身になってくれる担当者さんがいるので心強いです。
フォレストコーポレーション(工房信州の家)で家を建てた施主は、信州の自然素材を活かした心地よい空間や、エアパス工法による一年を通して快適な住環境を特に評価しています。土間サロンや薪ストーブといった個性的な空間が暮らしを豊かに彩り、手厚いアフターサポートが安心感を与えているようです。
悪い評判
それでは次に、悪い口コミについて見てみましょう。

寒い冬を暖かく過ごしたくて工房信州の家を選んだのに、標準仕様だと正直寒かったです。まさか水道管が凍結するとは思わず。快適に過ごすには、やはり断熱性能をさらに上げるオプションが必要だと感じました。
エアパスソーラー工法を採用している工房信州の家でも、標準仕様では寒冷地の厳しい冬に対応しきれない場合があることが分かります。検討中の方は、契約前に必ず現地の気候条件と標準仕様の断熱性能を詳しく確認し、必要に応じて断熱材のグレードアップや樹脂サッシへの変更などのオプションも予算に含めて計画することが重要です。特に水道管の凍結対策については、施工時の配管ルートや断熱処理について事前に相談しておくと安心でしょう。


薪ストーブのある暮らしは魅力的ですが、実際に始めてみると薪の準備が予想以上に大変です。仕事が忙しい時期などは、ついエアコンに頼ってしまいがち。憧れだけで決めず、かかる手間も考慮するべきでした。
薪ストーブは工房信州の家の特徴的な提案の一つですが、薪の調達・保管・メンテナンスには相当な時間と労力が必要です。検討中の方は、薪ストーブの設置を決める前に、年間を通じて薪を確保できる環境があるか、定期的なメンテナンスができるかを現実的に検証することが大切です。また、薪ストーブと併用できる補助暖房設備も合わせて計画しておけば、忙しい時期でも快適に過ごせるでしょう。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
参考:Googleマップ
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!フォレストコーポレーションで家を建てる方法
項目
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詳細
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総合評価
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A+ランク
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耐震性
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断熱性・気密性
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間取りの自由度
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コストパフォーマンス
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アフターサービス
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会社の信頼度
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信州の木とパッシブデザインに定評のあるフォレストコーポレーション。地域の自然と共生し、心地よい暮らしをデザインするハウスメーカーです。
1. 信州の自然と共生する「エアパス工法」
2. 県産材80%以上「信州の木の家」
3. 暮らしをデザインする「卓越した設計力」
4. 安心を支える「高い耐震性能」
5. 地域に根ざした「信頼と実績」
フォレストコーポレーションはやばい?ネットの評判を徹底検証!
上記でも挙げたように、フォレストコーポレーションには、様々な口コミがあります。ここでは、それらをまとめて分析しながら、では実際フォレストコーポレーションの実態はどうなのかを検証していきます。
ポジティブな評判のポイント
自然素材による快適な住環境 長野県産材85%使用という数字が示すように、無垢材や珪藻土などの自然素材を豊富に活用した家づくりが高く評価されています。実際に住まわれた方からは「木の香りに包まれて森林浴をしているような爽やかさ」「調湿効果で一年中快適」といった声が多く聞かれます。特に珪藻土の調湿・脱臭効果は標準仕様となっており、健康的な住環境づくりへの配慮が評価されています。
エアパスソーラー工法の効果 太陽熱による空気循環システムが実際に機能し、「冬は暖かく夏は涼しい」という理想的な住環境を実現している事例が複数報告されています。機械に頼らない自然の恵みを活用した温熱環境は、光熱費の削減効果とともに住み心地の良さで評価されています。
独自性のある空間提案 20年前から提案し続けている「土間サロン」は、既に400以上の家族が採用する人気の空間となっています。趣味のスペース、子どもの遊び場、来客時の交流の場として多目的に活用でき、「暮らしの幅が格段に広がった」という満足度の高い声が寄せられています。
体験型家づくりの価値 選木ツアーやひとてま工房といった参加型イベントは、単なる住宅購入を超えた「家づくりの物語」として強く印象に残っているようです。「家族全員で参加した壁塗り体験が最高の思い出」「自分たちで選んだ木が柱になっている愛着は格別」など、完成後も家への愛着を深める効果が確認されています。
ネガティブな評判のポイント
投資価値に見合った価格設定 坪単価70~120万円、平均3166万円という価格設定は、使用する素材の品質や提供サービスを考慮すれば妥当な水準と言えます。ただし「予算の上限をしっかり設定して臨む必要がある」「価値観に合うかどうかの見極めが重要」という声もあり、事前の資金計画が特に重要になります。
地域性を活かした性能調整 信州の厳しい冬に対しては「より快適に過ごすために断熱性能のオプション検討が必要だった」という経験談があります。標準仕様でも一定の性能は確保されていますが、より高い快適性を求める場合は、地域の気候特性に応じた仕様アップを検討することで満足度が向上するでしょう。
自然素材との上手な付き合い方 無垢材や薪ストーブといった自然素材・設備については「定期的なお手入れが必要」「薪の管理には思った以上の時間がかかる」という現実的な声があります。これらは自然素材ならではの特性であり、事前に理解した上で「家を育てる楽しさ」として捉えられる方に適していると言えるでしょう。
プロとしての総合評価
フォレストコーポレーションは、長野県という地域特性を深く理解し、自然との共生をテーマとした独自性の高い家づくりを展開する注目すべきハウスメーカーです。22年間にわたって培われた県産材活用のノウハウ、エアパスソーラー工法による環境配慮型の住宅性能、そして顧客参加型の家づくりプロセスは、他社では真似のできない強固な差別化要素となっています。
特筆すべきは、単なる住宅提供にとどまらず「信州での豊かな暮らし方」そのものを提案している点です。土間サロンや薪ストーブといった空間・設備は、都市部では実現困難な信州ならではのライフスタイルを具現化しており、移住や二拠点生活を検討する方々にとって魅力的な選択肢となっています。
また、日本サービス大賞での地方創生大臣賞受賞が示すように、家づくりを通じた地域活性化への貢献も評価されており、社会的意義のある事業展開を行っています。年間100棟超の安定した受注実績は、顧客満足度の高さと経営基盤の安定性を裏付けています。
価格帯については、使用する素材の品質、提供する体験価値、長期優良住宅としての性能を総合的に考慮すれば、決して割高ではありません。むしろ、これらの価値を理解し、信州での暮らしに明確なビジョンを持つ方にとっては、十分に投資価値のある家づくりパートナーと評価できます。
ただし、フォレストコーポレーション(工房信州の家)の家づくりは「メンテナンスフリーの快適性」よりも「自然素材と共に暮らす豊かさ」を重視しているため、住まい手にも一定の関与と理解が求められます。検討される際は、展示場での実体験を通じて空気感や質感を確認し、長期的な暮らしのイメージを具体化することが成功の鍵となるでしょう。
失敗しないフォレストコーポレーションで家を建てる5つのポイント
フォレストコーポレーション(工房信州の家)で理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを参考に、家づくりを進めていきましょう。
- 工房信州の家の価値観と自身のライフスタイルの適合性を見極める
- 資金計画を綿密に立て、価値と費用のバランスを理解する
- 体験型イベントに積極的に参加し、家づくりの過程を楽しむ
- 信州での実際の暮らしを事前に体験する
- 複数の展示場見学と入居宅訪問で具体的なイメージを固める
それぞれ見ていきましょう。
1. 工房信州の家の価値観と自身のライフスタイルの適合性を見極める
信州産材85%使用、エアパスソーラー工法、土間サロンや薪ストーブといったフォレストコーポレーション独自の提案は、自然との共生を重視するライフスタイルに適しています。検討初期の段階で、これらの要素が自身の理想とする暮らし方と合致するかを慎重に判断することが重要です。展示場見学では、単に見た目の美しさだけでなく、実際の住み心地や維持管理の現実的な側面も含めて体感しましょう。
2. 資金計画を綿密に立て、価値と費用のバランスを理解する
坪単価70~120万円という価格帯は、使用する素材や提供サービスの質を反映したものです。契約前に総額の内訳を詳細に確認し、オプション費用も含めた現実的な予算設定を行いましょう。特に信州の気候に対応した断熱性能向上や、理想の設備追加にかかる費用も事前に把握しておくことで、後々の予算オーバーを防げます。
3. 体験型イベントに積極的に参加し、家づくりの過程を楽しむ
選木ツアーやひとてま工房といった参加型プログラムは、同社の大きな特徴の一つです。これらに家族で参加することで、住まいへの愛着が深まり、完成後の満足度向上につながります。また、実際の職人との交流を通じて、家づくりの品質や同社の姿勢を直接確認できる貴重な機会でもあります。
4. 信州での実際の暮らしを事前に体験する
特に県外からの移住を検討する場合、四季を通じた信州の気候や地域コミュニティでの暮らしを実際に体験することをおすすめします。可能であれば賃貸での居住や長期滞在を通じて、冬の寒さや雪かき、地域の慣習などを理解した上で、本格的な家づくりに取り組むことで、現実とのギャップを最小限に抑えられます。
5. 複数の展示場見学と入居宅訪問で具体的なイメージを固める
同社は県内に10ヶ所の展示場を展開しており、それぞれ異なるコンセプトで建てられています。複数の展示場を見学することで、同社の技術力の幅や自身の好みを明確にできます。さらに、可能であれば実際に住まわれている方の家を見学させてもらい、経年変化や実際の住み心地について率直な意見を聞くことで、より現実的な判断材料を得られるでしょう。
フォレストコーポレーションの実際の坪単価を宅建士社長が解説!
住まいづくりを行う時に最も気になるのが、坪単価ですよね。ここではフォレストコーポレーション(工房信州の家)の坪単価について、最新の情報をもとに詳しく解説します。
工房信州の家の価格設定は、信州産材への徹底したこだわりと高品質な住宅性能が反映された独特なものとなっています。
基本的な坪単価の範囲
SUUMOによると、工房信州の家の参考価格(坪単価)は70万円~120万円となっています。この幅広い価格設定は、選択する仕様や設備のグレードによって大きく変動することを示しています。
より具体的な価格帯として、業界誌では坪単価75万円~80万円、1棟あたり平均3166万円と大手の最上位級住宅とほぼ同価格帯と報告されており、これがメインとなる価格レンジと考えられます。
実際の建築事例から見る価格
SUUMOに掲載されている実際の建築事例を見ると、より現実的な価格帯が見えてきます。坪単価110万円台の建築事例では、本体価格4,000万円以上、延床面積187.50㎡(56.7坪)の2LDK住宅が紹介されており、土間テラスや薪ストーブなどの特徴的な設備を含んだ仕様となっています。
また、35坪前後の家が多く、建物価格は2,800万円くらいが多いという利用者の声もあり、これは坪単価約80万円に相当します。
価格に影響する主な要因
工房信州の家の価格設定には、以下の要素が大きく影響しています。
自然素材の豊富な使用 県産材使用率85%で信州の気候や景観になじむ家づくりにこだわり、肌触りのいい無垢材、珪藻土の塗り壁など、使用するすべての自然素材を厳選しているため、一般的な建材と比較してコストが高くなります。
高性能な工法と設備 太陽熱による空気の循環で心地いい住環境を叶えるエアパスソーラー工法を採用しており、冬は暖かく、夏は涼しい快適な空間を実現する特殊な工法が標準装備されています。また、標準仕様で長期優良住宅に適合し、耐震性能や省エネ性能に優れ、三世代にわたって安心して住み続けられる高い性能基準が価格に反映されています。
独自の空間提案 土間サロンのある暮らしを20年前から提案し続け、すでに信州で400以上のご家族が採用されている土間サロンや、薪ストーブを中心とした「広がり間取り」などの特徴的な空間設計も価格要因となります。
坪単価のを見る時の意点
坪単価の計算式に当てはめる「建物本体価格」と「坪数」のなかに、何をどこまで含めるかは、住宅会社それぞれの判断に委ねられているのが実情です。
工房信州の家でも、表示価格には外構工事や地盤工事、照明器具、カーテンなどの費用が含まれていない場合があるため、契約前に総額の内訳を詳細に確認することが重要です。
実際の総費用の目安
坪単価75~80万円をベースに、35~40坪程度の住宅を建てる場合、建物本体価格は2,600~3,200万円程度が目安となります。これに付帯工事費、外構工事費、各種申請費用などを加えると、総額では3,500~4,000万円程度を見込んでおく必要があるでしょう。
予算計画のポイント
工房信州の家の家づくりでは、現在の生活環境や資金をベースに、未来のご家族の生活をしっかり見据え、お客様それぞれに合った無理や無駄のないスマートな資金計画を立てるお手伝いを行っています。設計段階から担当者と綿密にコミュニケーションを取り、理想と予算のバランスを見極めることが、満足度の高い家づくりにつながります。
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フォレストコーポレーションの商品ラインナップ
株式会社フォレストコーポレーションは、「工房信州の家」を中心とした木造注文住宅事業により、信州の気候風土に根ざした独自の家づくりを展開しています。単なる住宅建築にとどまらず、地域や自然とのつながりを大切にした豊かで快適な暮らしの実現を目指しています。
ここでは、その家づくりの特徴について解説します。
自然素材へのこだわりと高性能住宅
「工房信州の家」の最大の特徴は、県産材使用率85%という徹底した地域材活用です。信州産の檜や唐松などの良材を使用し、22年間で1300棟以上の実績を積み重ねています。構造材は100%県産材を使用し、床や壁、天井に無垢材を採用。珪藻土の塗り壁など厳選された自然素材により、調湿性や保温性に優れた健康的で心地よい室内環境を提供しています。
建物性能では、標準仕様で長期優良住宅に適合し、耐震等級3を標準として災害時の救護活動拠点と同等の耐震性を確保。全棟で第三者機関による設計性能評価を実施し、客観的評価による安心の住まいを提供しています。
独自の「エアパスソーラー工法」
信州の自然環境を活かした独自の「エアパスソーラー工法」を標準採用。壁体内に空気の層(通気層)を設け、屋根上部と床下の換気口を季節に合わせて開閉することで、夏は木陰にいるような涼しさを、冬は陽だまりのような暖かさを実現します。
専用部材として「エアパスダンパー」と「空気取入口」を1軒あたり100~130個設置し、逆止弁により上昇気流のみを通して下降気流をストップ。壁体内結露と室温低下を防止する精密な空気制御システムを構築しています。この工法により機械設備に頼ることなく、自然エネルギーを最大限活用した住まいを実現しています。
暮らしを豊かにする空間デザイン
土間サロンという独自提案
20年前から提案し続けている「土間サロン」は、工房信州の家の象徴的空間です。室内と屋外をつなぐ多目的空間として、ダイニングやリビングからひと続きの空間でありながら、床は屋外のテラスとフラットになるまで下げ、明るく大きなガラス窓で囲んだ設計。窓を開けば屋根つきのテラスのようになり、庭へ自然に出ていけます。
趣味のスペース、家事作業、ペットとの時間、来客時の交流など多様な用途に活用でき、これまでに400以上のご家族が採用。グッドデザイン賞も受賞した空間を全ての展示場で体感できます。
広がり間取りと信州らしい空間提案
リビングを中心にキッチン、ダイニング、和室、階段が間仕切りなくつながる「広がり間取り」により、家族のコミュニケーションが自然と深まる設計を提案。吹き抜けや大きな窓により開放感を演出し、信州の自然を住まいに取り込みます。
また、信州の厳しい冬を豊かに過ごすための薪ストーブを中心とした空間設計も得意とし、1台で家全体の暖房をまかなえる効率的な配置を提案。安曇野モデルハウスでは360度回転する薪ストーブ「スキャンサーム・ターン」を設置するなど、薪ストーブを囲む語り場としての空間づくりにも注力しています。
体験型家づくりプログラム
選木ツアーとひとてま工房
「あなたが選ぶ山の木で家づくり」として、施主自身が山に入り、家の柱となる木を選定・伐採する「選木ツアー」を実施。山仕事師と共に実際の伐採を体験し、一本の立ち木が住まいになるまでの過程を共有することで、家づくりに物語を生み、家への愛着を深めています。
施工中には、壁塗りなど一部の工程を職人の指導のもとお客様自身が行う「ひとてま工房」も提供。ステンドグラス製作や木工なども体験でき、家族の手形を壁に残すなど、家族の思い出作りにもなっています。これらの取り組みにより、単なる住宅購入を超えた「家づくりの物語」を創造しています。
設計・施工体制
着工式では関係者全員が顔を合わせ、職人たちも顧客の家づくりへの思いを共有。設計士が1棟1棟丁寧にプランニングし、顧客の要望を形にするオンリーワンの住まいを実現します。平屋から二世帯住宅まで幅広く対応し、信州ならではのライフスタイルを具現化した住空間を提案しています。
フォレストコーポレーションは、信州の豊かな自然環境を活かした独自の工法と空間提案、そして顧客参加型のユニークな家づくりプロセスにより、8年連続のグッドデザイン賞受賞という高い評価を得ながら、信州での豊かな暮らしを実現する住まいづくりを展開しています。
フォレストコーポレーションで家を建てるメリットとデメリット
株式会社フォレストコーポレーションが展開する「工房信州の家」は、信州の豊かな自然環境を活かした独自の家づくりで注目を集めています。県産材使用率85%という徹底した地域材活用と、顧客参加型の家づくりプロセスにより、8年連続でグッドデザイン賞を受賞するなど高い評価を得ています。
しかし、どんな住宅会社にも特徴があり、向き不向きが存在します。ここではフォレストコーポレーションの特徴を詳しく分析し、どのような方に適しているかを明確にします。
フォレストコーポレーションで家を建てるメリット5つ
工房信州の家には、他の住宅会社にはない独自の魅力が数多く存在しています。
1.県産材85%使用による健康的な住環境の実現
信州産の檜や唐松を中心とした県産材を85%使用し、構造材は100%県産材で構成されています。これらの木材は地元の山で「天然乾燥」を施すことで、反りや曲がりの少ない高品質な材料として活用されています。床や壁、天井には無垢材を採用し、珪藻土の塗り壁、漆喰、和紙、自然塗料との組み合わせにより、化学物質を含まない住環境を実現。
これらの自然素材は優れた調湿性と保温性を持ち、室内の湿度を自然に調整しながら、カビやダニの繁殖を抑制します。シックハウス症候群のリスクを大幅に軽減し、アレルギー体質の方や小さなお子様にも安心の住環境を提供。実際に住まわれた方からは「木の香りに包まれて森林浴をしているような清々しい空気」「一年中快適な湿度が保たれている」という声が多く聞かれ、健康面でのメリットが実証されています。
2.エアパスソーラー工法による省エネ性能
独自開発の「エアパスソーラー工法」は、信州の自然環境を最大限活用した革新的なシステムです。外壁と断熱材の間に空気の層(通気層)を設け、屋根上部と床下の換気口を季節に応じて手動で開閉することで、夏は木陰にいるような涼しさを、冬は陽だまりのような暖かさを実現します。
この工法の心臓部となる「エアパスダンパー」は逆止弁がついた特殊な形状で、上昇気流のみを通して下降気流をストップさせ、壁体内結露と室温低下を防止。1軒あたり100~130個設置される精密な空気制御により、機械設備に頼ることなく年間を通じて快適な室内環境を維持できます。
この結果、断熱等性能等級5、一次エネルギー消費量等級6の基準を満たし、光熱費の大幅な削減も期待できます。実際に「薪ストーブ1台で家全体が暖かい」という省エネ効果が報告されています。
3.耐震等級3による高い安全性
標準仕様で耐震等級3を実現し、災害時の救護活動拠点と同等の耐震性を確保しています。木造軸組構造と耐震パネルの併用により、在来工法の耐力壁と比較して1.66倍の強度を実現(ベターリビングつくば建築試験研究センター調べ)。長期優良住宅の基準を大幅に上回る性能で、地震大国日本において家族の安全を長期にわたって守ります。
さらに全棟で第三者機関による設計性能評価を実施し、客観的な安全性を保証。これにより住宅ローンの金利優遇や地震保険の割引なども受けられ、経済的メリットも享受できます。三世代にわたって安心して住み続けられる住宅性能は、長期的な資産価値の維持にも貢献します。
4.土間サロンという革新的空間提案
20年前から提案し続けている「土間サロン」は、室内と屋外をシームレスにつなぐ多目的空間として、これまでに400以上のご家族が採用。2014年にはグッドデザイン賞を受賞し、その革新性が高く評価されています。ダイニングやリビングからひと続きの空間でありながら、床は屋外のテラスとフラットになるまで下げ、明るく大きなガラス窓で囲んだ設計により、季節を問わず自然を身近に感じられます。
この空間は趣味のスペース(スノーボードの手入れなど)、家事作業、ペットとの時間、来客時の交流、お酒を楽しむ夜のひと時など、従来の住宅では実現困難な多様な用途に活用可能。松本南展示場には30畳もの広さを持つ土間サロンがあり、その開放感と使い勝手を実際に体感できます。「暮らしの幅が格段に広がった」という満足度の高い評価が数多く寄せられています。
5.体験型家づくりによる愛着の形成
「あなたが選ぶ山の木で家づくり」として実施する「選木ツアー」は、同社独自の取り組みです。顧客自身が山仕事師と共に山に入り、家の柱となる木を選定・伐採する体験により、「木を自分で選んで伐ることで、心理的に遠かった山との距離がぐんと近づく」効果があります。一本の立ち木が住まいになるまでの過程を共有することで、完成後も「あのとき伐った木だな」と愛着を感じ続けられます。
さらに「ひとてま工房」では、壁塗り、ステンドグラス製作、木工などを職人の指導のもと家族で体験。家族の手形を壁に残すなど、単なる住宅購入を超えた「家づくりの物語」を創造します。これらの体験は家族の絆を深め、完成した家への愛着を一層強いものにする効果があり、「家づくりが最高の思い出になった」という声が多数聞かれます。
フォレストコーポレーションで家を建てるデメリット5つ
一方で、フォレストコーポレーションの家づくりには検討すべき課題も存在します。
1.大手最上位級並みの価格設定
メインとなる坪単価の価格帯が75万円~80万円、1棟あたり平均3166万円という価格帯は、大手ハウスメーカーの最上位級住宅と同等レベルです。この価格には県産材85%使用、エアパスソーラー工法、珪藻土の塗り壁、選木ツアーやひとてま工房などの体験プログラムが含まれているため、提供価値を考慮すれば妥当な水準といえますが、一般的な住宅と比較すると高額になります。
さらに自由設計により理想を追求するほど費用は高くなる傾向があり、「やりたいことを全て取り入れると予算オーバーになりやすい」という課題があります。また、表示価格には外構工事、地盤工事、照明器具、カーテンなどが含まれていない場合があるため、総額では当初予算を大幅に上回る可能性もあり、綿密な資金計画が必要不可欠です。
2.自然素材特有のメンテナンス要求
無垢材は温かみと調湿効果がある反面、合板フローリングと比較して傷がつきやすく、水に弱いという特性があります。定期的なワックスがけや、季節による収縮・膨張への対応など、継続的な手入れが美しい状態を保つために必要です。珪藻土の壁も汚れが付着しやすく、特に手で触れやすい箇所は変色しやすいという特徴があります。
これらは自然素材ならではの特性であり、化学物質を含む建材では得られない健康効果や調湿効果とのトレードオフといえます。「家を育てる」という意識を持ち、定期的なメンテナンスを楽しめる方には問題ありませんが、メンテナンスフリーを希望する方には負担に感じられる可能性があります。
3.薪ストーブの管理負担
信州の厳しい冬を豊かに過ごすための薪ストーブは人気設備ですが、燃料となる薪の調達・乾燥・保管、煙突の掃除、灰の処理など相応の管理が必要です。薪は1シーズンで軽トラック数台分が必要とされ、「薪の管理には思った以上の時間がかかる」という声もあります。
また、薪ストーブを効率的に使いこなすには経験とスキルが必要で、慣れるまでは室温管理が難しい場合もあります。近隣への煙や臭いへの配慮、火災保険料の上昇なども考慮すべき点です。薪ストーブライフへの明確な憧れと継続的な管理への意欲が重要になります。
4.設計・施工期間の長期化
注文住宅として1棟1棟丁寧にプランニングし、顧客の要望を細部まで反映するため、工期は4~6カ月程度と一般的なハウスメーカーよりやや長めです。設計の打ち合わせも複数回にわたって実施し、理想を具現化するプロセスに時間をかけます。
さらに選木ツアーやひとてま工房などの体験プログラムを組み込む場合、それぞれのスケジュール調整も必要になります。急いで家を建てたい方や、シンプルな契約手続きを希望する方には不向きな面があり、時間的余裕を持って家づくりに取り組める方に適しています。
5.寒冷地での断熱性能に関する配慮
標準仕様は断熱等性能等級5を満たしていますが、より上位の等級6・7も存在するため、信州の特に寒さが厳しい地域では「標準仕様では寒さを感じる場合がある」「より高い断熱性能が欲しかった」という声もあります。エアパスソーラー工法は自然エネルギーを活用した優れたシステムですが、極寒期には追加の暖房が必要になる場合もあります。
このため、より高い快適性を求める場合は断熱性能のグレードアップを検討する必要があり、当然ながら費用も上昇します。寒冷地での建築を検討する際は、地域の気候特性を十分理解した上で仕様を決定することが重要です。
フォレストコーポレーションが向いている人
これらの特徴を踏まえ、同社の家づくりが適している方の特徴を詳しく解説します。
自然素材・健康住宅を重視する方
無垢材や珪藻土による調湿効果、化学物質を含まない自然素材による健康的な住環境に価値を見出せる方に最適です。
特にアレルギー体質の家族がいる場合や、シックハウス症候群を心配される方には、県産材85%使用という徹底した自然素材活用が大きなメリットとなります。「森林浴をしているような空気感」を日常的に楽しみたい方におすすめです。
省エネ・環境配慮を重視する方
エアパスソーラー工法による自然エネルギー活用と、機械設備に頼らない省エネ性能に魅力を感じる方にも適しています。
光熱費の削減効果と環境負荷の軽減を両立したい方、持続可能な暮らしを実現したい方には理想的な選択肢といえます。断熱等性能等級5、一次エネルギー消費量等級6の高性能住宅を求める方にもおすすめです。
独創的な空間・設備に魅力を感じる方
土間サロンや薪ストーブといった独創的な空間・設備に明確な活用イメージを持てる方にもおすすめです。
趣味の充実、家族との豊かな時間、来客との交流など、従来の住宅では実現困難なライフスタイルを求める方には、これらの空間が大きな価値を提供します。「暮らしの幅を広げたい」という明確な意志を持つ方におすすめです。
体験型家づくりを楽しみたい方
選木ツアーやひとてま工房などの体験型プログラムを通じて、家づくりを人生の大切な思い出にしたい方にとっても良い選択肢です。
家族全員で参加できるこれらのプログラムは、完成後の家への愛着を深める効果があり、「単なる住宅購入ではなく、家づくりの物語を創りたい」という方には最適な選択肢です。
品質・デザイン性を重視する方
高品質でデザイン性の高い住まいのためなら相応の投資を許容でき、長期的な資産価値を重視する方に適しています。
8年連続のグッドデザイン賞受賞という実績に魅力を感じ、他にはない独自性の高い住まいを求める方におすすめです。三世代にわたって住み続けられる住宅性能を評価する方にも最適です。
フォレストコーポレーションをおすすめできない人
反対に、以下のような方には他社の検討をおすすめします。
コストパフォーマンスを最重視する方
住宅建築費用を最優先で抑制したい方には、坪単価75万円~80万円という価格帯は負担が大きすぎる可能性があります。初期費用を抑えてできるだけ早くマイホームを実現したい方、住宅ローンの負担を軽減したい方には、より価格を抑えた住宅会社の検討をおすすめします。
メンテナンスフリーを希望する方
無垢材や珪藻土の定期的な手入れ、薪ストーブの管理などを負担に感じる方には適しません。
「家を購入したら手間をかけたくない」「メンテナンスは最小限にしたい」という方には、より管理の楽な建材・設備を使用する住宅会社の方が良いでしょう。忙しい生活の中で、住宅メンテナンスに時間を割けない方にもおすすめできません。
スピード重視で家づくりを進めたい方
設計期間や工期の長期化を避けたい方、できるだけ早く入居したい方には不向きです。
転勤や子供の入学などで入居時期が限定されている方、シンプルな契約手続きで効率的に家づくりを進めたい方には、よりスピーディーな対応が可能な住宅会社をおすすめします。
規格プランから選択したい方
多様なパッケージプランから効率的に選択したい方には、自由設計中心の同社は適さない可能性があります。「決められたプランの中から気に入ったものを選びたい」「設計の打ち合わせは最小限にしたい」という方には、豊富な規格プランを用意する住宅会社が適しています。
特徴的設備に魅力を感じない方
薪ストーブや土間サロンといった特徴的な設備・空間に明確な活用イメージを持てない方、これらの設備を「不要」と感じる方には、同社の強みを活かせません。「一般的な間取りで十分」「特別な設備は必要ない」という方には、よりシンプルな住宅を提供する会社をおすすめします。
フォレストコーポレーション「工房信州の家」は、信州という地域の特性を深く理解し、自然との共生をテーマとした独自性の高い家づくりを展開しています。その価値観や提供するサービスが、ご自身のライフスタイルや家づくりへの想いと合致するかどうかを慎重に見極めることが、満足度の高い住まいづくりへの鍵となるでしょう。
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フォレストコーポレーションのよくある質問に宅建士社長がお答え!
ここからはフォレストコーポレーションに関するQ&Aを紹介していきましょう。
Q. 薪ストーブは標準仕様ですか?
薪ストーブは標準仕様ではなくオプション設備です。信州の冬を豊かに過ごすための人気設備として多くの家庭で採用されており、360度回転するスキャンサーム「ターン」なども選択可能です。ただし、薪の調達・管理が必要な点を考慮して検討してください。
Q. リフォーム対応は可能ですか?
主に新築注文住宅を中心とした事業展開のため、大規模リフォームの対応は限定的と考えられます。リフォームをご検討の場合は、対応可能な工事内容について直接お問い合わせで確認することをおすすめします。
Q. フォレストコーポレーションは不祥事や事故などありますか?
一部のキーワードに「不祥事」「事件」といった語句がありますが、現在のところ重大な行政処分や企業不祥事に関する公的情報は確認されていません。ただし、企業情報については定期的に最新情報を確認することをおすすめします。
Q. 土地探しもお願いできますか?
自社で土地情報の取り扱いもしており、建築条件付きの土地販売や土地紹介サービスもあります。地域密着の強みを活かし、土地探しから家づくりまでトータルでサポート可能です。
まとめ
フォレストコーポレーション「工房信州の家」は、信州の豊かな自然素材(無垢材、珪藻土など)をふんだんに使用した、健康的で心地よい住まいを提供します。
耐震等級3を標準とする強固な構造と、独自のエアパスソーラー工法による高い断熱性・気密性で、信州の四季を通じて快適な温度・空気環境を実現。土間サロンや薪ストーブといった個性的な空間や、開放的な「広がり間取り」 は、自然を取り込み、家族のコミュニケーションを深め、暮らしを豊かに彩ります。
品質と地域への貢献にこだわり、建ててからも安心のアフターメンテナンス も充実。
価格は高めですが、信州でしか実現できない、自然と共生する豊かな「物語」の家づくり を求める方に最適な選択肢と言えるでしょう。
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