「地元密着型でコスパ重視の家づくりがしたい」「でも品質やアフター対応も妥協したくない」
そんな方に注目されているのが、千葉・茨城を中心に展開するワールドハウスです。
地場工務店ならではの柔軟な対応力と、全国規模のハウスメーカーにも引けを取らない住宅性能を両立しているハウスメーカー。
この記事では宅建士の視点から、坪単価の目安、評判、メリット・デメリットまで徹底的に解説します。理想の家づくりを始める第一歩として、ぜひ参考にしてください。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
評判悪いは嘘!ワールドハウス172人の良い評判と悪い口コミ
ワールドハウスで実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でも様々な意見が見られます。
ここではワールドハウスの口コミを調査し、まとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
良い評判
それではまずは、良い口コミから見ていきましょう。

地震が多い地域に住んでいるので、家の耐震性は最重要項目でした。ワールドハウスの建物は、阪神淡路大震災で被害がゼロだった工法も採用していると聞き、家族みんなが安心して暮らせると確信しました。実際に住んでみて、大きな揺れでもドシッと構えているような頑丈さを感じます。この家なら、大切な家族を守れると心から思えます。


「ルミエール」を選びましたが、100種類以上の中から選べるとのことだったので、自分たちの希望に合う間取りがきっと見つかる!と思いました。特に家事動線にこだわったプランは、毎日の生活を劇的に楽にしてくれました。予算を抑えつつ、機能的で快適な家が手に入り、本当に満足しています。


ワールドハウスの良い口コミを総括すると、高い耐震性や断熱性などの住宅性能に加え、「住み出し価格」による分かりやすい費用体系が評価されています。紀州ひのきによる快適さや365日対応のアフターサービス、親切なスタッフも、多くの人がワールドハウスを選ぶ決め手となっているようです。
悪い評判
それでは次に、悪い口コミについて見てみましょう。

ワールドハウスは「住み出し価格」を提示してくれるのは良かったのですが、予算が少し足りない場合の対応が、親身になってくれているとは感じられず、残念でした。もう少し寄り添って相談に乗ってほしかったです。
予算に関する相談では、担当者の対応姿勢が施主の満足度を大きく左右することもあります。複数のハウスメーカーを検討する際は、予算調整の提案力や相談しやすい雰囲気かどうかも比較ポイントに含めると良いでしょう。また、事前に優先順位を整理し、どの部分でコストダウンが可能かを自分なりに考えておくことで、より建設的な相談ができるはずです。


担当営業さんのレスポンスが遅く、連絡がくるまで時間がかかることが何度かありました。確認してほしいことをお願いしても、なかなか返事がなく不安になったことも。もう少しスムーズなコミュニケーションが取れると、安心して家づくりを進められたと思います。
レスポンスの遅さは施主の不安を増大させる要因の一つです。家づくりでは疑問や不安が次々と生まれるため、迅速なコミュニケーションが欠かせません。この問題を避けるには、初回打ち合わせ時に「連絡手段」と「返答の目安時間」を確認しておくことが有効です。
また、質問は一度にまとめて送る、緊急度を明記するなど、お互いが効率的にやり取りできる工夫も重要でしょう。担当者との相性も含めて、安心して任せられるかどうかを見極める材料として活用してください。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
参考:Googleマップ
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!ワールドハウスで家を建てる方法
項目 | 詳細 |
総合評価 | A+ランク
|
耐震性 | |
断熱性・気密性 | |
間取りの自由度 | |
コストパフォーマンス | |
アフターサービス | |
会社の信頼度 |
1. 価格の不安を解消する「住み出し価格」
2. 国産「紀州ひのき」へのこだわり
3. 独自の「KJP外張断熱工法」による高い住宅性能
4. 365日対応の「手厚いアフターサービス」
5. 半世紀以上の歴史と地域からの絶大な信頼
ワールドハウスは評判悪い?ネットの評判を徹底検証!
上記でも挙げたように、ワールドハウスには、様々な口コミがあります。ここでは、それらをまとめて分析しながら、では実際ワールドハウスの実態はどうなのかを検証していきます。
高く評価されているポイント
住宅性能への信頼感 多くの施主が評価しているのが、地震に強い家づくりです。耐震等級3相当を標準とし、独自のパネル工法と木造軸組工法を組み合わせた工法は、安心感を与えています。また、外断熱パネル工法による高い断熱性能や、構造材に使用される国産紀州ひのきの品質も、長期的な住み心地の良さにつながっているようです。
価格の透明性 「住み出し価格」として、本体価格だけでなく付帯工事費や諸経費まで含めた総額を早期に提示する点は、多くの方から好評を得ています。予算計画が立てやすく、後から予想外の費用が発生する心配が少ないのは大きなメリットと言えるでしょう。
充実したアフターサービス 地域密着型の強みを活かした「365日即日対応」や「24時間受付体制」は、建てた後の安心感において高い評価を受けています。長期15年保証も含め、住み始めてからのサポート体制は業界でも上位レベルと判断できます。
改善が期待される分野
担当者対応の個人差 営業担当者や施工管理者の対応については、担当者による個人差があることが指摘されています。対応の良さを評価する声も多いですが、レスポンスの速さや提案力において、より均一化されたサービス品質の提供が期待される分野と言えるでしょう。
施工品質の更なる向上 基本的な構造品質は優秀である一方、引き渡し時の細部仕上げについては、さらなる品質向上の余地があるようです。最終検査体制の充実により、より完成度の高い引き渡しが期待されます。
性能データの情報開示 具体的な断熱・気密性能数値の公表については、より積極的な情報提供により、他社との比較検討がしやすくなることが期待されています。
プロとしての総合評価
こうした情報から総合的に評価すると、ワールドハウスは住宅の基本性能と価格透明性において優れたバランスを持つハウスメーカーと言えるでしょう。
耐震等級3相当を標準とする構造設計と外断熱パネル工法による高気密高断熱性能は、長期的な安心と快適性を両立しており、技術面での信頼性は高く評価できます。特に「住み出し価格」システムは業界でも先進的な取り組みで、施主の資金計画における不安を大幅に軽減する仕組みとして非常に有効です。
また、365日即日対応のアフターサービス体制は地域密着型企業ならではの強みを活かした差別化要素であり、建てた後の安心感において大きな価値を提供しています。千葉県・茨城県という限定エリアでの事業展開により、地域特性を深く理解した家づくりときめ細かなサービス提供を実現している点も、全国展開の大手メーカーにはない競争優位性と言えるでしょう。
一方で、組織運営面では担当者による対応品質のばらつきや施工品質の細部について改善の余地があり、これらは成長過程にある企業でよく見られる課題として、継続的な取り組みによる向上が期待される分野です。
総合的には、確実性と安心感を重視する施主にとって非常に魅力的な選択肢であり、奇をてらった最新技術よりも長期間安心して住める基本性能の高さを求める方には特におすすめできるハウスメーカーと評価できます。
失敗しないワールドハウスで家を建てる5つのポイント
ワールドハウスで理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを参考に、家づくりを進めていきましょう。
- 複数社との比較検討を徹底する
- 「住み出し価格」の内容を詳細に確認する
- 担当者との相性を早期に見極める
- 住宅性能の具体的数値を確認する
- 商品ラインナップを賢く選択する
それぞれ見ていきましょう。
1.複数社との比較検討を徹底する
ワールドハウスの「住み出し価格」や住宅性能が適切かを判断するためには、他のハウスメーカーとの比較が不可欠です。少なくとも3〜4社から間取りプランと見積もりを取得し、価格だけでなく工法や標準仕様、アフターサービス内容まで詳細に比較しましょう。
一括資料請求サイトの活用により効率的に情報収集が可能です。
2.「住み出し価格」の内容を詳細に確認する
ワールドハウスの特長である「住み出し価格」について、何が含まれ何が含まれていないかを明確に把握することが重要です。本体価格、付帯工事費、諸経費の内訳を確認し、外構工事や家具家電費用など別途必要な費用も含めて総予算を設定してください。
また、坪単価の計算基準が施工面積なのか延床面積なのかも確認しておきましょう。
3.担当者との相性を早期に見極める
営業担当者や設計担当者とのコミュニケーションが家づくりの満足度を大きく左右します。
レスポンスの速さ、提案力、親身さなどを総合的に評価し、もし相性が合わないと感じた場合は遠慮なく担当者変更を依頼しましょう。契約前であれば変更は比較的容易です。
4.住宅性能の具体的数値を確認する
耐震等級3相当や高気密高断熱をうたっていても、具体的な性能数値が公表されていない場合があります。UA値やC値など、ご自身が重視する性能指標について直接質問し、可能であれば実測値や保証値を確認してください。モデルハウスでの体感と合わせて、納得のいく性能レベルかを判断しましょう。
5.商品ラインナップを賢く選択する
予算と希望に応じて、完全自由設計の「レジェンダ」、規格住宅の「ルミエール」、セミオーダーの「Hinoki」から最適なプランを選択しましょう。コストを重視するなら規格住宅やセミオーダーを、こだわりを重視するなら自由設計を選ぶなど、優先順位を明確にして判断することが大切です。また、延床面積の最適化やオプションの厳選により、予算内で理想に近い家を実現できます。
これらのポイントを押さえて検討を進めることで、ワールドハウスの持つ優れた住宅性能と価格透明性を最大限活用した、満足度の高い家づくりが実現できるでしょう。
ワールドハウスの実際の坪単価を宅建士社長が解説!
ワールドハウスの価格体系を理解するにあたって、まず知っておくべき重要なポイントがあります。ワールドハウスは一般的なハウスメーカーとは異なり、「坪単価」や「本体価格」といった表現を使用せず、入居に必要な費用を全て含んだ「住み出し価格」を初回打ち合わせから提示する方針を採用しています。
これは自動車の「乗り出し価格」と同様の考え方で、後から追加費用が発生する不安をなくし、施主が安心して資金計画を立てられるようにするためです。
実際の坪単価はどの程度か
「住み出し価格」を重視するワールドハウスですが、他社との比較検討において坪単価は重要な指標となります。
実際に市原市で3人家族が家を建てる場合の問い合わせでは、延べ床面積100㎡(30.3坪)~120㎡(36.4坪)、本体価格1,900万円~2,200万円という回答が得られています。これを坪単価で計算すると、約60万円~62万円(建物本体価格のみ)となります。
より小規模な場合では、延べ床面積79.50㎡(24.1坪)~99.40㎡(30.1坪)程度で本体価格1,700万円~1,900万円となっており、これは約57万円~79万円の坪単価に相当します。
総合すると、ワールドハウスの坪単価は57万円~100万円の範囲とされており、一般的には60万円前後が目安となるようです。
商品ラインナップ別の価格特徴
ワールドハウスでは、予算や希望に応じて選択できる複数の商品ラインナップを展開しており、それぞれ価格帯が異なります。
レジェンダ(Legenda)
間取りや仕様を自由に決められる完全自由設計のプレミアムシリーズで、ワールドハウスの最上級グレードとなります。住宅設備も国内一流メーカーの上位グレード製品を装備しており、3つの商品の中では最も高価格帯に位置します。自由度が高い分、坪単価も上位となり、こだわりを重視する方向けの商品です。
Hinoki(ヒノキ)
レジェンダの自由設計をより身近にしたセミオーダー住宅で、確かな品質と性能を保ちながらコストを抑えた価格設定となっています。完全自由設計よりも選択肢を絞ることで建築コストを抑えており、レジェンダとルミエールの中間的な価格帯を実現しています。自由度とコストのバランスを重視する方におすすめの商品です。
ルミエール(Lumiere)
ワールドハウスが手掛けた実績をもとに、間取りをパッケージ化した高品質規格住宅です。「光と風を感じる家」をコンセプトに123種類ものプランを用意しており、規格化により建築コストを大幅に抑えることができるため、3つの商品の中では最もリーズナブルな価格帯となっています。予算を重視しながらも品質を求める方に最適です。
標準仕様の充実度がコストパフォーマンスを向上
ワールドハウスの坪単価を評価する上で重要なのが、標準仕様で「瓦屋根」「総タイルの家」が実現可能という点です。
他メーカーであればオプション扱いになるものが標準装備されているため、見かけの坪単価以上の価値を提供していると言えるでしょう。また、標準モデルの住宅にはオプションがない特徴があり、見積もりがぶれにくいというメリットもあります。
支払いシステムも安心の設計
価格面での安心感をさらに高めているのが、独自の支払いシステムです。
一般的な「契約時10%→着工時30%→上棟時30%→完成時30%」に対し、「契約時1%→屋根工事完了時39%→外部工事完了時30%→完成時30%」という出来高に応じた支払い方法を採用しており、施主の負担軽減を図っています。
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ワールドハウスの商品ラインナップ
ワールドハウスは、お客様の多様なニーズに応えるため、幅広い商品ラインナップを展開しています。
単一の規格に縛られることなく、設計の自由度や予算、構造へのこだわりに応じて様々な選択肢を提供しているのが特徴。ここでは、そんなワールドハウスの商品特徴について解説していきます。
主要商品ラインナップ
完全自由設計「レジェンダ(Legenda)」
間取りやデザイン、品質・性能に徹底的にこだわりたい方向けの最上級グレード商品です。
「間取りにこだわりたい」「自分らしさを取り入れたい」「性能や品質にこだわりたい」といった要望を叶える、ワンランク上の住まいを実現する完全自由設計シリーズとなっています。住宅設備も国内一流メーカーの上位グレード製品を装備しており、理想を追求したハイクオリティな住まいを実現できます。
セミオーダー住宅「Hinoki(ヒノキ)」
レジェンダのプレミアム仕様の自由設計をより身近にしたシリーズで、確かな品質と性能でコストを抑えながら自由な設計が可能な商品です。
自由設計と構造仕様はそのままに、標準設備仕様のメリットを活かして選択肢を絞り、標準化とルールによって費用を低減しています。国内メーカーにこだわり、アフターメンテナンスまで考慮されたコストパフォーマンスに優れたシリーズです。
規格型住宅「ルミエール(Lumiere)」
ワールドハウスが6200棟のお引渡し実績をもとに、間取りをパッケージ化した高品質規格住宅です。
「光と風を感じるデザイン」をコンセプトに厳選した100以上のプランを用意しており、規格住宅でありながら家族に合った間取りを選びやすいのが特徴です。暮らしのイメージに合わせた9つのインテリアスタイルを提案し、ワールドハウスの人気モデルハウスプランのアレンジも好評を得ています。予算が合わないと感じる方でも検討しやすい価格帯を実現しています。
重量鉄骨外断熱の家
高層ビルにも使用される重量鉄骨ラーメン工法を基本とし、ワールドハウスオリジナルのKJP外張断熱工法を組み合わせた構造の住宅です。
住まいだけでなく、柱のない大きなスペースが必要な店舗併用住宅、資産を生む賃貸併用住宅、狭小地での3階建てなどに最適で、高い耐久性と設計の自由度を実現しています。
4つの断熱グレード
ワールドハウスでは、断熱の仕様を本体構造から切り離して選べる4つの断熱グレードを用意し、お客様の優先する「こだわり」を叶えるための選択肢の幅を広げています。
- プレミアム:断熱等級7対応の最高グレードの断熱性能
- ハイグレード:断熱等級6対応のより快適性を求めた高性能住宅
- スタンダード:断熱等級5対応、ZEH水準が今のスタンダード
- ライト:断熱等級4対応
すべてのグレードで高性能断熱材「ネオマフォーム(フェノールフォーム)」を使用し、熱伝導率0.020W/(m・K)という世界最高級レベルの断熱性能を実現しています。
また、高性能Low-Eトリプル樹脂窓やLow-E樹脂窓、24時間換気システムなど、グレードに応じて最適な仕様を組み合わせています。
特別なコンセプト商品
片づけが楽になる家
収納とインテリアの専門家「アンジェ・リュクス」と提携し、お客様一人ひとりの生活様式や利き脳に合わせた最適な間取りと収納プランを提案するコンセプトです。全ての商品ラインナップ(レジェンダ・Hinoki・ルミエール)でこのコンセプトを追加することが可能で、住み始めてからの満足度向上を図っています。
プラスシリーズ
「こんな家がいいな」のエッセンスを難しく考えずに手軽にプラスできるパッケージシリーズです。全館空調設備や太陽光発電システムなど、生活をより豊かにするためのオプションが用意されています。
ワールドハウスで家を建てるメリットとデメリット
ワールドハウスは千葉県・茨城県を中心に展開する地域密着型のハウスメーカーとして、50年以上の歴史を持ちます。他社とは一線を画す独自の価格体系や住宅性能で注目を集めていますが、実際のメリット・デメリットはどのようなものでしょうか。
これから家づくりを検討される方に向けて、これまで解説してきた情報を整理しながら客観的な視点から詳しく解説していきます。
ワールドハウスで家を建てるメリット5つ
ワールドハウスを選ぶことで得られる主なメリットは、価格の透明性と住宅性能の高さ、そして充実したアフターサービスにあります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
1.業界唯一の「住み出し価格」システム
ワールドハウス最大の特徴は、一般的な「坪単価」や「本体価格」表示を行わず、入居までに必要な全ての費用を含んだ「住み出し価格」を初回打ち合わせから提示することです。この価格には本体価格だけでなく、付帯工事費や諸経費も含まれており、自動車の「乗り出し価格」と同様の考え方で、後から予想外の追加費用が発生する心配がありません。
また、支払いシステムも施主に配慮した設計となっています。一般的な「契約時10%→着工時30%→上棟時30%→完成時30%」ではなく、「契約時1%→屋根工事完了時39%→外部工事完了時30%→完了時30%」という出来高に応じた方式を採用しており、各工程での支払い超過がないよう工夫されています。
2.厳選された高品質素材の採用
構造材には国産の「紀州ひのき」の無垢材を贅沢に使用しています。紀州ひのきは耐久性が高く、防蟻・防ダニ・抗菌・リラックス効果という4大効果を持つ高級木材です。世界最古の木造建築である法隆寺にも使用されている実績があり、長期間にわたって家族を守る安心の構造材と言えます。
断熱材には高性能な「フェノールフォーム(ネオマフォーム)」を採用し、熱伝導率0.020W/(m・K)という世界最高級レベルの断熱性能を実現しています。さらに独自の「KJP外張壁断熱工法」により、木造軸組・パネル・外張断熱の3工法のメリットを組み合わせた高い断熱性と気密性を確保しています。
3.他社ではオプションの仕様が標準装備
外壁には重厚感があり、メンテナンス性に優れたタイルを標準仕様として採用しています。また、陶器瓦も標準装備となっており、多くのハウスメーカーで高額オプション扱いとなる設備が最初から含まれているため、実質的なコストパフォーマンスは非常に高くなっています。
耐震性においても、全棟で耐震等級3相当以上のレベルを目指した自社基準で設計しており、木造軸組工法にパネル工法を組み合わせた「ツインモノコック構造」や「剛床工法」を採用し、地震に強い家づくりを実現しています。
4.地域密着型ならではの手厚いサポート
入居後の安心を重視し、「365日即日対応」のアフターサービスを提供しています。社員がメンテナンスカーで地域を毎日巡回しており、困りごとにすぐ対応できる体制を整えています。法律で定められた10年保証に加え、有料メンテナンス条件なしで長期15年保証を提供している点も大きな安心材料です。
地域での信頼度も高く、顧客からの紹介率は48.1%に達しており、住宅業界の平均紹介率15%を大幅に上回っています。この数字は、実際に住んだ方の満足度の高さを表していると言えるでしょう。
5.豊富な商品ラインナップ
完全自由設計の「レジェンダ」、セミオーダーの「Hinoki」、規格住宅の「ルミエール」(100種類以上のプラン)まで、予算や希望に応じた幅広い選択肢を用意しています。さらに、重量鉄骨造の「重量鉄骨外断熱の家」では、店舗併用住宅や賃貸併用住宅、3階建ての狭小地住宅にも対応できます。
また、収納や片付けの専門家と提携した「片づけが楽になる家」というコンセプト提案により、日常生活の利便性を追求した家づくりも可能です。
ワールドハウスで家を建てるデメリット5つ
一方で、ワールドハウスにもいくつかの注意すべき点があります。これらのデメリットを理解した上で検討することが重要です。
1.担当者による対応品質のばらつき
最も多く指摘されているデメリットが、営業担当者や施工管理者の対応品質にムラがあることです。レスポンスの遅さ、質問への不適切な回答、契約前後での態度の変化などを経験した施主もいます。担当者との相性が家づくりの満足度を大きく左右するため、もし相性が合わないと感じた場合は、早期に担当者変更を依頼することが必要になる場合があります。
2.工期の長期化リスク
タイル施工や外構工事を伴う場合、専門業者の手配に時間がかかり、予定よりも工期が延びる可能性があります。特に外構工事まで含めた場合、引渡し時期が遅れるケースも報告されており、入居時期に厳格なスケジュールがある方は注意が必要です。
3.施工品質の細部への課題
引渡し時に照明の未設置、タイルの欠け、コーキング処理の甘さなど、細かな仕上がりに関する不満が一部で報告されています。基本構造は優秀でも、最終的な仕上げの品質管理においては改善の余地があるようです。また、見えない部分のコストカットを指摘する声もあり、完璧主義の方には物足りなさを感じる可能性があります。
4.デザイン面での制約
個性的で前衛的なデザインよりも、実用性を重視した一般的なデザインを得意としており、非常におしゃれで個性的な外観を求める方には物足りない可能性があります。内装デザインについても、無難で地味との評価があり、デザイン性を最優先に考える方には向かない場合があります。
5.性能データの透明性不足
高気密高断熱を謳っているものの、UA値やC値といった具体的な数値が公式に公表されていない点があります。また、耐震等級3相当としながらも、正式な認定取得については明確でない場合があり、データ重視で他社と詳細比較したい方には判断材料が不足する可能性があります。
ワールドハウスが向いている人
これらのメリット・デメリットを踏まえると、ワールドハウスは以下のような方に特におすすめできます。
資金計画の透明性を最重視する方
総額が見えにくい業界において、「住み出し価格」による明確な費用提示は大きな魅力です。後から追加費用に悩まされることなく、安心して家づくりを進めたい方には理想的なシステムと言えるでしょう。価格交渉や駆け引きを避け、最初から適正価格で進めたい方にも向いています。
基本性能の高さを評価できる方
紀州ひのきや高性能断熱材、タイル外壁など、目に見えない部分も含めて質の高い素材・工法を採用している点を評価できる方に適しています。表面的な豪華さよりも、長期的な安心や快適性を重視する堅実な家づくりを求める方におすすめです。
地域密着型のサポートに価値を感じる方
365日即日対応や15年保証など、建てた後の安心を重視する方には非常に魅力的です。何かあった時にすぐに駆けつけてくれる地域密着型のサポート体制に価値を感じ、長期的な関係を築きたい方に向いています。
実用性重視の家づくりを求める方
「片づけが楽になる家」のように、日常生活の利便性や家事効率を重視したコンセプトに共感できる方におすすめです。見た目の華やかさよりも、住みやすさや機能性を優先したい方には理想的な選択肢となるでしょう。
多様な選択肢から最適解を見つけたい方
レジェンダ、Hinoki、ルミエールという異なる価格帯・自由度の商品ラインナップから、自分の予算と希望に最も合うものを選びたい方に適しています。重量鉄骨造も選択できるため、特殊な用途や立地条件がある方にも対応可能です。
ワールドハウスをおすすめできない人
一方で、以下のような方にはワールドハウスは向いていない可能性があります。
唯一無二のデザインを追求する方
建築家による個性的で前衛的なデザインや、他にはない独創的な外観を強く求める方には物足りない可能性があります。機能性重視の設計思想のため、デザイン性を最優先に考える方は他の選択肢を検討した方が良いでしょう。
完璧主義で細部の仕上がりに妥協できない方
引渡し時の細かな不具合や、見えない部分の仕上げについて完璧を求める方には、現状の品質管理レベルでは満足できない可能性があります。ミリ単位の精度や職人技を重視する方は、より高級志向のハウスメーカーを検討することをおすすめします。
短期間での完成を絶対条件とする方
タイル施工や外構工事による工期延長リスクがあるため、転勤や子どもの入学など、絶対に動かせないスケジュールがある方には不安要素となります。工期の確実性を最重視する場合は、シンプルな工法を採用する他社も比較検討すべきでしょう。
データと数値による詳細比較を重視する方
UA値、C値、正式な耐震等級認定など、具体的な性能数値による厳密な他社比較を行いたい方には、情報不足を感じる可能性があります。エビデンスベースでの判断を重視する方は、これらの情報開示に積極的なハウスメーカーを選ぶことをおすすめします。
大幅な価格交渉や特別割引を期待する方
適正価格での提案を基本方針としているため、大幅な値引き交渉や特別なキャンペーン価格を期待する方には向いていません。限られた予算で最大限のコストダウンを図りたい場合は、ローコスト系のハウスメーカーを検討する方が現実的です。
家づくりは人生最大の買い物です。ワールドハウスの特徴をしっかりと理解し、ご自身の価値観や優先順位と照らし合わせて判断することが、後悔のない家づくりにつながります。必ず複数社との比較検討を行い、納得できる選択をしてください。
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ワールドハウスのよくある質問に宅建士社長がお答え!
ここからはワールドハウスに関するQ&Aを紹介していきましょう。
Q. ワールドハウスはどこの会社ですか?
ワールドハウスは郡建設株式会社が展開するブランドで、千葉県旭市に本社を置く1970年創業の住宅メーカーです。千葉県・茨城県を中心に地域密着型の事業を展開しており、50年以上の実績があります。
Q. ワールドハウスの展示場はどこにありますか?
成田住宅公園、青葉の森住宅公園、茂原住宅公園、山武モデルハウス、千葉展示場、稲毛、香取、神栖、佐原、旭など、千葉県・茨城県内に複数の展示場・モデルハウスがあります。
Q. 見学会やイベントは開催していますか?
定期的に完成見学会やモデルハウス見学会、夏祭りなどのイベントを開催しています。来場者にはクオカードのプレゼントなどのキャンペーンも実施しています。
まとめ
ワールドハウスは、地域密着型ならではの丁寧な対応と、高い住宅性能を兼ね備えた信頼できるハウスメーカーです。
坪単価は比較的リーズナブルでありながら、断熱性や耐震性など基本性能も充実しており、コストパフォーマンスの面で非常に優れています。自由設計による柔軟な間取り提案や、安心のアフターサポートも魅力。
家族のライフスタイルに寄り添った住まいを実現したい方にとって、ワールドハウスは有力な選択肢となるでしょう。
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