ワウハウスは、広島県福山市に本社を置く住宅会社です。広島・岡山・兵庫の3県で分譲住宅と土地を扱い、注文住宅も手がけています。公開されている投稿には、価格と内容の釣り合いを評価する声がある一方、冬の寒さや雨漏り、引き渡しのあとの対応について書かれた記録も並びます。名前のよく似た会社の話も混じるため、どれがどの会社のことなのか分かりにくくなっています。
幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートに加えて、公開されている投稿39件を対象に独自の口コミ調査を行いました。価格、性能、保証、許認可、法人の状態は、公式サイトと国税庁や広島県の資料で照合しています。
広島県、岡山県、兵庫県で土地から探して家を建てたいなら、ワウハウスは候補に入れてよい会社です。国税庁の記録では法人は存続していて、建設業許可も宅地建物取引業免許も現在の商号で確認できました。ただし坪単価もUA値も、公開資料では見つかりませんでした。断熱等性能等級5の表示は分譲のソフィスガーデンシリーズについてのもので、最長65年の保証にも対象と条件が付きます。契約する商品を決めたうえで、数値と保証の条件を書面で受け取ってから判断してください。
この記事でわかること
- 公開投稿で評価された点と、気になるとされた点
- 投稿の出どころと時期に、どんな偏りがあるのか
- 契約する相手はどの法人で、許認可をどう確認できるのか
- 公式に出ている金額が何の価格で、坪単価を何で補うのか
- 断熱等性能等級5とZEHの実績が、どこまでの範囲の話なのか
- 初期保証15年と最長65年の保証に付く対象と条件、点検の時期

まずはここに注目
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詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月22日
ワウハウスの評判・口コミを公開投稿から確認
話題別でいちばん多いのはアフターサービスの8件で、住宅性能・住み心地と営業・打ち合わせが7件ずつ続きます。傾向は良い12件、気になる17件、どちらとも言えない10件でした。
39件というのは人数ではなく、投稿1件ごとのURLの数です。施主本人へのアンケートではありません。公開されている投稿を編集部が1件ずつ読み、話題と傾向に分けました。無作為に選んだわけでも、全部を集めたわけでもないので、割合や多数派を示すことはできません。媒体名と投稿者名は書かず、口コミサイト、掲示板・Q&Aサイトという総称にしています。価格や性能の数値は投稿からではなく、公式サイトと公的資料から取りました。
口コミの集まり方には偏りもあります。困ったことほど文章になりやすく、満足して暮らしている人には書き込む理由がありません。そのため件数の多さは、会社の良し悪しよりも、書き込む理由があったかどうかを映します。とはいえ、偏りを理由に書かれた一件を軽く見ることもできません。自分の家で雨漏りが起きれば、全体の割合は関係なくなります。

| 話題 | 投稿に書かれていた主な内容 |
|---|---|
| アフターサービス | 点検の訪問と連絡、年数がたってからの不具合 |
| 住宅性能・住み心地 | 冬の寒さ、二階の足音や床鳴り、断熱の施工状態 |
| 営業・打ち合わせ | 担当者の提案と資金の説明、契約と解約の手続き |
| 施工・仕上がり | 雨漏りとその後の補修、仕上げの不具合、職人の仕事 |
| 価格・費用 | 価格と内容の釣り合い、値引き、見積もりの相談 |
| 設計・間取り | 自由設計の範囲、仕様を選ぶ流れ、図面と日程 |
| デザイン・商品 | モデルハウスの印象、外観と空間、設備や建具の質感 |

アフターサービスに関する投稿
8件のうち7件が気になる内容で、気になる評価がいちばん集まった話題です。築7年で窓枠や屋根の部材、錠の不具合が続き、対応が追いつかなかったという投稿があります。築10年ごろに屋根材の破損が見つかり、補修の見積もりが約120万円だったという記録もありました。建売を買った人が、住宅そのものは悪くないとしたうえで点検の訪問がないと書いた投稿もあります。良い内容は1件で、住み心地とアフターの対応を評価し、心残りはコンセントの数だけだというものでした。
ここで挙げた投稿は2012年から2016年のものです。公式サイトの案内では、定期巡回とメンテナンス、リフォーム工事は2017年7月1日以降ワウハウス株式会社が担当するとされています。それ以前の契約分は、別の会社が引き続き担当する場合があるとも書かれています。担当が変わったから今は違う、と言い切れるわけではありません。自分の家の点検を誰が担当し、連絡をどこへ入れるのかは契約前に確かめてください。
住み心地と住宅性能に関する投稿
7件は良い3件、気になる3件、どちらとも言えない1件で、評価が分かれた話題です。築6年で大きな故障がなく、値引きにも希望の反映にも納得したという投稿があります。注文住宅を建てた人が、冬の暖かさと、指摘した箇所を直してもらえたことを評価した投稿もありました。
気になる内容では、寒さを挙げた投稿が複数あります。二階の足音や床鳴り、収納の扉の故障を書いた投稿もありました。2003年に買った家で、床と天井の断熱の施工状態を自分で確かめ、断熱材を足したという投稿もあります。
寒さを書いた投稿は2011年前後のもので、2022年の投稿も2003年に買った家の話です。今の公式サイトが示す断熱は、ロックウールの断熱材、Low-Eガラス、アルゴンガス封入の複層ガラスです。当時の家と今の仕様は別のものとして読み、検討している商品の断熱仕様は打ち合わせで確かめてください。
施工の仕上がりに関する投稿
6件のうち4件が気になる内容です。雨漏りが繰り返し、修理の対応に納得できずに住み替えを決めたという投稿があります。入居後に雨漏りが起き、補修しても再発したという投稿もありました。2軒目に建てた注文住宅で、仕上げの不具合と引き渡し後の対応の不足を書いた投稿もあります。
一方で、建売の壁ができる前と完成後の両方を見学し、職人の仕上げを評価した投稿もありました。築6年の施主が、工事中の問題を挙げながら、営業の責任者が相談に乗ってくれたと書いた投稿もあります。
雨水の浸入を防ぐ部分は、新築住宅の売主が10年間責任を負う範囲です。不具合をどこへ伝え、どこまでが保証の対象になるのかを保証書で確かめておいてください。
営業と打ち合わせ、設計に関する投稿
営業・打ち合わせは7件で、良い2件、気になる2件、どちらとも言えない3件です。約6社を比べたうえで、予算と担当者と提案が合ったので契約したという投稿があります。分譲地を検討した人が、車のローンまで含めた資金の提案を評価した投稿もありました。
気になる内容では、申込金を払って契約したあとに解約し、返金までの手続きを書いた投稿があります。見学のときに住宅の説明が少なく、販売を急ぐ話し方に感じたという投稿もありました。営業と設計の対応は良かったとしたうえで、商談で決めたことは記録しておくとよいと助言する投稿もあります。
設計・間取りは3件で、良い2件、気になる1件です。ショールームごとに仕様を選ぶ進め方に満足したという投稿と、築10年ほど住んで、仕様を変えられる自由度と価格、住み心地を評価した投稿があります。気になる内容は、設計を決める日程が急で図面が足りないと感じたというものでした。決めたことと追加の費用は、日付の入った書面にしてもらいましょう。
価格とデザインに関する投稿
価格・費用は6件で、良い3件、どちらとも言えない3件です。気になる内容は1件もありませんでした。建売を買った人が、性能と意匠に対して価格が釣り合っていると評価し、内装も調整してもらえたと書いています。説明が丁寧で、値引きや返済の試算まで相談できたという投稿や、築2年の施主が工法と価格の割安感を決め手にしたという投稿もありました。
どちらとも言えない3件は、見積もりの金額を挙げて意見を聞く形の投稿です。ただ、いずれも2011年から2017年ごろのやり取りでした。当時の1棟の見積もりは、今の価格の目安には使えません。
デザイン・商品の2件は、どちらとも言えない内容でした。モデルハウスを他社と見比べて間取りは良いが価格が気になるとした投稿と、外観や空間の設計を評価しつつ設備や建具の質感が気になるとした投稿です。
気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう
口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。
投稿の出どころと時期には偏りがある
出どころには偏りがあります。39件のうち36件が掲示板・Q&Aサイトの投稿で、口コミサイトは3件、SNSと個人ブログ、動画のコメントは0件でした。SNSは本人の投稿を個別のURLで確認できず、個人ブログではワウハウスで建てた人の記録を見つけられませんでした。
時期にも幅があります。公開日が分かる投稿では、いちばん古いものが2008年、新しいものが2026年です。1件は公開日の記載がありませんでした。10年以上前の投稿は当時の仕様と担当者の話で、今と同じとは限りません。書いた人の立場は、施主・入居者が27件、見学した人が7件、契約や打ち合わせの段階の人が5件でした。
同じ名前を使う会社や、名前がよく似た会社が広島県の外にもあります。法人番号も本店も別なので、そちらの会社について書かれた投稿は集計に入れていません。この種の投稿に、社員による職場の評価、まとめ記事からの転載、本文を確認できないものなどを加えて、外した投稿はあわせて52件です。
ワウハウスで契約する相手と会社の状態
契約の相手として公式に確認できたのは、ワウハウス株式会社です。国税庁の法人番号公表サイトで、法人番号2240001033031、本店は広島県福山市南蔵王町6丁目12番22号と確認できます。2026年7月31日に更新されたデータでも、登記記録の閉鎖を示す欄は空欄でした。設立は1998年12月4日、当時の商号は中国タカスギ株式会社です。
2025年1月には、持株会社だったワウハウスホールディングス株式会社が、ワウハウス株式会社を存続会社とする合併で登記を閉じました。同じ住所に登記されていた別の法人も、同じ日に登記を閉じています。
許認可は、宅地建物取引業が国土交通大臣免許(6)第5893号、建設業が国土交通大臣許可 第21032号です。建設業許可は、広島県が公表している一覧で、商号と代表者、所在地、電話番号まで一致することを確かめました。宅地建物取引業免許の括弧の中の数字は、新規の(1)から更新のたびに1つ増える、免許を受けた回数の表示です。建設業許可の番号にも括弧が付きますが、こちらの数字は意味が違い、許可を受けた年度を表します。現在の更新の回次と有効期間までは確認できなかったので、契約の前に許可通知書か最新の検索結果で確かめてください。
公式に掲載されていた岡山県と兵庫県の分譲物件では、売主も販売も設計も施工もワウハウス株式会社と表示されていました。注文住宅は分譲とは別の公式サイトで案内されていますが、運営はワウハウス株式会社です。ただし、すべての物件で契約する相手が同じかどうかまでは確認できませんでした。会社名と法人番号は、契約書と重要事項説明書で物件ごとに確かめてください。
契約の形は、完成している分譲住宅なら土地付建物売買契約です。建築条件付きの土地では、土地の売買契約から3か月以内に建物の建築請負契約を結ぶ条件の物件も掲載されていました。契約が2本になるので、期限と間に合わなかったときの扱いを先に聞いておきましょう。
| 項目 | 公式・公的資料で確認できた内容 |
|---|---|
| 商号 | ワウハウス株式会社 |
| 法人番号 | 2240001033031 |
| 本社 | 広島県福山市南蔵王町6丁目12番22号 |
| 設立 | 1998年12月4日。2005年2月に現在の商号へ変更 |
| 代表者 | 代表取締役社長 中島 美彦 |
| 資本金・従業員 | 8,250万円、80人。人数は2025年10月時点 |
| 拠点 | 福山の本社営業部、広島支店、岡山支店、姫路支店 |
| 許認可 | 宅地建物取引業は国土交通大臣免許(6)第5893号、建設業は国土交通大臣許可 第21032号 |
ワウハウスの坪単価と価格の見方
坪単価は、公開資料からは分かりませんでした。確認した公式サイトと公的資料には、坪単価も本体価格の目安も載っていません。
金額が出ているのは、企画住宅のロコスの家です。1LDKが680万円からと書かれ、税別の表示と、全40プランという説明が添えられています。これは1つのプランの建物価格で、家を建てるときの総額でも、全商品の下限でもありません。土地や付帯工事、諸費用がどこまで入るのかも、この表示だけでは分かりませんでした。
坪単価が見つからないこと自体を、不誠実だと言う必要はありません。延床面積の数え方や、どこまでの工事を含めるかで坪単価は簡単に動きます。とはいえ、検討する側には、他社と並べるための数字が必要です。
比べる方法はあります。土地代まで含めた総額の見積書を、同じ条件で数社からもらうことです。本体工事のほかに、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構、照明とカーテン、登記や住宅ローンの諸費用、火災保険が入ります。ここまでそろえば坪単価がなくても並べられます。見積書に「一式」とある項目は、内訳を出してほしいと伝えてください。何にいくらかかるのかを説明するのは会社側の仕事です。
ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。
まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。
断熱と耐震で公式に確認できたこと
今回確認した公式の性能ページでは、ソフィスガーデンシリーズが断熱等性能等級5を取得していると案内されています。この表示は同シリーズを対象とするもので、ワウハウスの全商品や全棟の等級を示すものではありません。今回照合した公式ページではUA値、C値、耐震等級の明示を確認できなかったため、検討する住戸の評価書や計算書で確かめてください。
構造には、木造軸組工法を基礎として、接合部に特殊金物のワウセッターを用いるワウセット工法が採用されています。壁、床、屋根を躯体と一体化した箱状のモノコック構造とし、接合部を金物工法で組み上げる方針です。構造材にはJASの強度試験をクリアした構造用集成材、基礎には鉄筋コンクリートベタ基礎のパワーベースを使うと説明されています。
断熱仕様として確認できたのは、ロックウールの断熱材、標準採用のLow-Eガラス、アルゴンガスを封入した複層ガラスです。ただし、これらの仕様から個別住戸のUA値や断熱等性能等級を推定することはできません。対象物件の仕様書と省エネ性能に関する資料を照らし合わせましょう。
省エネでは、ワウハウスがZEHビルダー登録事業者であると公式に案内しています。2025年4月1日から2026年3月31日までの完成物件に対するZEH割合は、目標50%に対して実績39%でした。2030年に向けた普及目標は90%以上です。注文住宅の公式サイトには地震エネルギーを吸収する高性能制震装置の記載もありますが、今回確認したページでは製品名や標準採用される商品の範囲までは確認できませんでした。
公的資料では、木製軸組造の外壁について、認定番号PC030BE-1021とPC030BE-1019の構造方法等認定を受けた記録を確認できました。認定日は2008年11月28日です。この記録は外壁に関する認定であり、検討住戸の耐震等級を示すものではありません。

| 項目 | 公式に確認できた内容 |
|---|---|
| 工法と構造 | ワウセット工法。箱状のモノコック構造で、接合部は金物工法 |
| 構造材と基礎 | JASの強度試験をクリアした構造用集成材、鉄筋コンクリートのベタ基礎 |
| 断熱材と開口部 | ロックウール、Low-Eガラス標準採用、複層ガラスにアルゴンガス封入 |
| 断熱等性能等級 | ソフィスガーデンシリーズで等級5 |
| ZEH | 2025年度は目標50%に対し実績39%。2030年の普及目標は90%以上 |
| UA値・C値・耐震等級 | 今回確認した公式ページでは明示を確認できなかった |
契約前に確認したいのは、検討住戸に適用される断熱等性能等級、UA値とC値、耐震等級、構造計算の方式です。C値を比較するなら、気密測定の対象、実施時期、結果保証の有無も尋ねてください。シリーズの説明だけで判断せず、対象住戸の省エネ性能ラベル、設計計算書、住宅性能評価書の有無を確認することが大切です。
保証と点検の中身と、付いている条件
保証の年数は長く示されていますが、対象と条件が決まっています。構造と防水の初期保証は15年です。そこから先に延ばせると書かれているのは防水の保証で、15年目の点検と会社が指定する有償メンテナンスを受けると10年延び、そのあとも10年ごとに同じことを続ければ最長65年まで延びます。構造の保証も同じように延びるのかは、公開資料では確認できませんでした。
大事なのは対象のほうです。この初期保証15年は、2024年7月1日以降に分譲された、会社が定める団地の契約者が対象だと公式ページに書かれています。設備の10年保証も同じ条件です。それより前に契約した家や対象外の団地、注文住宅にそのまま当てはめることはできません。延長にかかる工事の費用も公開されていません。
法律で決まっている分は別です。新築住宅は、構造耐力上主要な部分と防水の部分について10年間の瑕疵担保責任の対象になります。しろあり保証と地盤保証も付くと書かれています。
点検は、1か月、6か月、1年、2年、5年、10年、15年に定期訪問を行うとされています。公式ページ自身が、すでに引き渡した家では時期や回数が異なる場合があると書いているので、自分の家の点検表は保証書で確かめてください。設備のサポートは、専用のコールセンターが24時間365日受け付けています。
| 内容 | 期間と条件 |
|---|---|
| 構造と防水の初期保証 | 15年。2024年7月1日以降に分譲された、会社が定める団地の契約者が対象 |
| 防水保証の延長 | 15年目の点検と有償メンテナンスで10年延長。以後10年ごとの指定点検と有償工事で最長65年 |
| 住宅瑕疵担保責任 | 構造耐力上主要な部分と防水の部分について10年。保険法人の現場検査への合格が条件 |
| 住宅設備保証 | 引き渡しから10年。初期保証15年と同じ対象条件 |
| しろあり保証 | 木造住宅に10年間、最大1,000万円の第三者機関保証 |
| 地盤保証 | 第三者機関による20年保証 |
| 定期訪問と点検 | 1か月、6か月、1年、2年、5年、10年、15年。既存の契約では異なる場合がある |
| 設備サポートの受付 | 専用コールセンターが24時間365日受付 |
施工エリアと注文住宅の商品
公式サイトで新築一戸建てと分譲住宅、土地を探せるのは、広島県、岡山県、兵庫県の3県です。営業の拠点も福山の本社営業部と広島、岡山、姫路の3支店で、この3県に収まります。
注文住宅の商品は4つです。スタンダードプランのCafelien、自由設計を追求するDOT LINE、企画住宅のロコスの家、プレミアム住宅のSHINKAと説明されています。ただし注文住宅をどこまで施工できるのかは、対応する市町村の一覧が出ていないため確認できませんでした。建てたい土地が対象に入るかは、最初の問い合わせで聞いておくと無駄がありません。
ワウハウスのメリットと注意点
メリット
公式資料と投稿の両方から見えた、この会社の強みは3つあります。
- 掲載されていた分譲物件は、売主も販売も設計も施工もワウハウス株式会社。企画開発からアフターサポートまで一貫して行うとされ、不具合が出たときの連絡先で迷わない
- ソフィスガーデンシリーズの断熱等性能等級5と、2025年度のZEH実績39%が公式に出ている。実績は目標の50%に届いていないが、両方を並べて公開している
- 1か月から15年までの定期訪問、しろあり保証の10年、地盤保証の20年、設備サポートの24時間365日受付と、年数と窓口が具体的に書かれている
注意点
契約の前に確かめておきたい点も3つあります。
- アフターサービスの8件のうち7件が気になる内容だった。挙げた投稿は担当が今の体制になる前のものだが、それで今は違うとは言えない。点検の連絡が来ないときの窓口を先に確かめておきたい
- 坪単価も本体価格もUA値もC値も耐震等級も、確認した公開資料では見つからなかった。金額の表示は企画住宅の680万円からだけで、これも1つのプランの建物価格
- 初期保証15年と設備の10年保証は、2024年7月1日以降に分譲された会社指定の団地の契約者が対象。最長65年まで延ばせるのは防水の保証で、10年ごとの点検と有償工事が条件。その費用は公開されていない
ワウハウスが向いている人
次のような人には、検討する価値があります。
- 広島県、岡山県、兵庫県で土地から探して建てたい人
- 売主と施工が同じ会社であることを重く見て、分譲住宅を選びたい人
- 断熱等性能等級5やZEHの実績など、公開された数字を手がかりにしたい人
反対に、次のような人は他社とも並べたほうが選びやすくなります。
- 契約の前に坪単価の目安を知って、価格から絞り込みたい人
- 耐震等級や断熱の評価書、気密測定の結果を条件にしたい人
- 公式に案内されている3県から離れた場所で建てたい人
契約前に確認しておきたいこと

- 契約書と重要事項説明書の会社名と法人番号、許認可の表示
- 土地代まで含めた総額の見積書と、「一式」と書かれた項目の内訳
- 検討する商品のUA値の計算書、断熱材とサッシの仕様
- 耐震等級をどう取るのか、構造計算の方式、気密測定を行うかどうか
- 保証書の対象部位と免責、初期保証15年と最長65年の対象になるか、延長の費用
- 点検の年次表と不具合が出たときの連絡先。建築条件付きの土地なら請負契約の期限
どれも契約の前に書面で求めてよい内容です。出せない項目があれば、その理由も聞いておきましょう。その場で決めず、書面を受け取ってから比べてください。
ワウハウスのよくある質問
ワウハウスの評判は良いですか?
A. 良い内容と気になる内容の両方があります。公開投稿39件の傾向は、良い12件、気になる17件、どちらとも言えない10件でした。価格と内容の釣り合いには良い評価が集まり、アフターサービスでは8件のうち7件が気になる内容です。39件は人数ではなく投稿URLの件数で、無作為抽出でも全件調査でもありません。気になる点は直接確かめてください。
ワウハウスの坪単価はいくらですか?
A. 公開資料では確認できませんでした。金額が出ているのは企画住宅のロコスの家で、1LDKが680万円から、税別で全40プランという表示です。1つのプランの建物価格なので、家を建てるときの総額の目安にはなりません。土地や付帯工事、諸費用がどこまで含まれるのかも書かれていません。比べるときは総額の見積書でそろえてください。
ワウハウスは寒いという口コミは本当ですか?
A. 寒さを書いた投稿は実際にあります。ただし2011年前後のものが中心で、2022年の投稿も2003年に買った家の話でした。今の公式サイトは、断熱材にロックウール、開口部にLow-Eガラス、複層ガラスにアルゴンガス封入と説明し、分譲のソフィスガーデンシリーズは断熱等性能等級5を取得しています。UA値は公開資料では確認できなかったので、断熱仕様と計算書を見せてもらってください。
ワウハウスの保証は最長65年ですか?
A. 条件を満たした場合の年数です。構造と防水の初期保証は15年で、そのあと延ばせると書かれているのは防水の保証です。15年目の点検と会社指定の有償メンテナンスで10年延び、以後も10年ごとに同じことを続けて最長65年になります。対象は2024年7月1日以降に分譲された、会社が定める団地の契約者だと公式ページに書かれています。延長工事の費用は公開されていません。
ワウハウスはどのエリアで建てられますか?
A. 公式サイトで新築一戸建てと分譲住宅、土地を探せるのは広島県、岡山県、兵庫県です。拠点は福山の本社営業部と広島、岡山、姫路の3支店です。注文住宅をどこまで施工できるかは、市町村の一覧が公開されていないため確認できませんでした。名前のよく似た会社が広島県の外にもあるので、口コミはどちらの話なのかも確かめてください。
まとめ
公開資料と39件の投稿から確かめられたのは、次の点です。
- 確認できた契約の相手はワウハウス株式会社。全物件で同じかは契約書で確かめる。国税庁の記録に閉鎖の表示はなく、建設業許可と宅建業免許も確認できた
- 投稿の傾向は良い12件、気になる17件、どちらとも言えない10件。価格には良い評価が集まり、アフターは8件のうち7件が気になる内容
- 確認できた金額の表示は企画住宅の680万円からだけで、坪単価は見つからなかった
- 断熱等性能等級5は分譲のソフィスガーデンシリーズについての表示。2025年度のZEH実績は39%
- 初期保証15年と、防水を最長65年まで延ばす保証には、分譲の時期と団地という対象、10年ごとの点検と有償工事という条件が付く
確かめられなかった項目もあります。坪単価と本体価格、UA値とC値、耐震等級と構造計算の方式。注文住宅で対応できる市町村の一覧と、保証を延長する工事の費用も公開されていません。
これらは書面で受け取れば比べられます。土地代まで入れた総額の見積書、検討する商品のUA値の計算書、耐震等級の取り方を書いた回答、保証書と点検の年次表。この4つがそろえば他社と同じ条件で並べられます。数字が公開されていないことと、建てた家の出来が悪いことは別の話です。出ていない数字を出してもらったうえで決めてください。


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