長野県で注文住宅を検討中の方、数あるハウスメーカーの中から本当に信頼できる会社を選ぶのは簡単ではありませんよね。
「実際の坪単価はいくらなのか」「長野の冬を支える断熱・気密はどこまで担保されるのか」「アフターサービスは長期で頼れるのか」。家づくりを進めるほど、こうした疑問が次々と湧いてくるのではないでしょうか。
インターネット上には情報があふれていますが、本当に知りたいのは「リアルな評価」ではないでしょうか。
長野県で家づくりを進める層から相談が増えているイイケンハウスは、1905年創業の飯島建設株式会社の住宅部門で、自由設計型のRELACIONESと規格型のCasa cubeを軸にした地域密着のハウスメーカーです。本体価格を公式に明示している分、見積の透明性を確保しやすい一方、「坪単価が高いのではないか」「保証年数の見え方が分かりにくい」といった声も聞こえてきます。
そんな不安と期待を抱くあなたに、本記事では、FP宅建士不動産会社社長の視点からイイケンハウスを分析します。口コミの傾向、坪単価の中身、商品ラインナップ、メリットとデメリット、契約前に確認したいポイントまで本音でお届けします。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
イイケンハウス47人の良い評判と悪い口コミ
イイケンハウスで実際に家を建てた人の評判は気になりますよね?ネット上でも幅広い意見が見られます。
ここで紹介する内容は、公式サイトや住宅ポータル、各種口コミプラットフォームの公開情報、過去の見学会・施工事例をもとに、編集部が傾向を整理して構成した内容です。実際の声に近い形で再構成していますので、検討材料の一つとして読み進めてください。
それではイイケンハウスの口コミを順に紹介します。
良い評判
まずは良い口コミを紹介します。

RELACIONESを建てる過程で、最初に本体価格表を見せてもらえたのが印象に残っています。坪数とプラン別に価格が明示されているので、仕様を足し引きするときに迷いが少なくなりました。耐震等級3と制震ダンパーが標準なのも安心材料で、冬のリビングが体感としてしっかり暖まる住まいになりました。


土地探しの段階から営業担当者と一緒に動けたのが助かりました。敷地調査と造成費用の概算を建物価格と並べて出してもらえたので、総額のイメージが早い段階で見えました。地元の総合建設会社という背景もあり、契約まで大きな迷いはありませんでした。


Casa cubeの箱型外観と天窓・吹抜けの組み合わせに惹かれました。窓を絞った外観でも内部は明るく、街道沿いの土地でも視線を気にせず暮らせる作りが気に入っています。本体価格が規格型として明確だったので、外構と地盤改良に予算を回す判断もしやすかったです。
イイケンハウスの自由設計RELACIONESは、許容応力度計算による耐震等級3、全棟気密測定、トリプルガラスサッシ、第一種換気を標準仕様として公式に掲載しています。長野の寒冷地で冬の暖かさを優先したい家庭にとって、性能の数値が事前にチェックできる安心感は大きいでしょう。
打合せの満足度に関する声も多く、3Dパースを共有しながら一度きりではない再提案にも応じる姿勢が、後悔のない設計判断につながっています。本体価格をプラン別に出している点も、資金計画と仕様の優先順位を整理しやすいという評価につながっています。
私自身、地域工務店の家づくりを多く見てきましたが、RELACIONESのように「断熱・気密・耐震」の三つを公式仕様の表でひと目で見せられる中堅メーカーはまだ多くありません。長野県の北信・中信・東信中心という施工エリア限定も、施工品質の管理が行き届きやすい体制と評価できます。
なお、同じ長野県内で高断熱住宅に強みを持つビルダーとしては、ホクシンハウスやアルプスピアホームなども比較検討されることが多いです。長野県内で複数社を比較することで、より納得のいく選択ができるでしょう。
悪い評判
次に、悪い口コミを紹介します。

RELACIONESの本体価格を見て予算内に収まる感触で進めたのですが、屋外給排水・地盤改良・外構など別途費用を積み上げると、最終的な総額が想定よりかなり大きくなりました。本体価格だけで比較するとローコスト系より高めなので、トータルでの見方を最初から意識すべきでした。
イイケンハウスの公式サイトには、屋外給排水設備工事費、地盤改良、敷地・法令条件による諸費用が別途になる旨がきちんと書かれています。それでも本体価格だけを見て「この金額で建てられる」と早合点すると、見積段階で予算オーバーに直面しがちです。
私の経験では、本体価格と付帯工事費、諸経費、土地関連費用を分けて整理した「総額シート」を初回見積から作るのが効果的です。地盤改良の有無や外構プランの優先順位は土地条件で大きく変わるため、候補地が決まった段階で営業担当者と総額の前提条件を確認しておきましょう。

公開ページで確認できるのは、1年・2年・5年・10年の定期点検と地盤保証、各種製品保証までで、構造・防水・シロアリの初期保証年数や最長延長保証は契約前に書面で確認する必要があります。長期にわたる保証が住宅の安心感に直結するからこそ、書面ベースでの説明を求める姿勢は正しい判断です。
住宅瑕疵担保履行法では、新築住宅の構造躯体と雨水の侵入を防止する部分について10年間の保証が法定義務になっています。これに加えての延長保証や、防水・シロアリの個別保証期間は各社ごとに条件が分かれるため、契約前の重要事項説明で年数と延長条件、有償メンテ前提条件をきちんと押さえておくと安心です。

新潟寄りの地域で土地を持っていて相談したのですが、施工エリア外ということで対応が難しいと言われました。長野県内に限らず広く対応していると思い込んでいたので、もう少し早く確認しておけばよかったと感じています。
イイケンハウスの施工エリアは長野県の北信・中信・東信が中心で、公開された対応エリアとして長野市、千曲市、上田市、松本市、佐久市、軽井沢町などが挙げられます。長野県外や県内でも遠方エリアでは別途費用や対応可否の確認が必要です。検討初期の段階で、土地予定地と施工エリアの相性を電話やメールで確認しておくと、無駄な見学時間を抑えられます。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際にモデルハウスへ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も大切です。
長野市周辺のデザイン住宅で比較したい場合は、熊木住建やサンプロといった地域工務店の評判もあわせて確認すると、判断材料が増えるでしょう。
参考:Googleマップ
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!イイケンハウスで家を建てる方法
イイケンハウスで家づくりを検討している方へ、FP宅建士不動産会社社長の視点から失敗しない進め方を解説します。
イイケンハウスは、自由設計のRELACIONESで木造軸組のモノコック工法を採用し、許容応力度計算による耐震等級3と高断熱・高気密性能を両立させた家づくりを得意とする長野県発のハウスメーカーです。
そのため「長野の気候に合わせた断熱・気密」「自由設計でのデザイン提案」「地域密着のフォロー体制」に強みがある一方、別途費用や保証年数の見え方は本体価格表だけでは把握しきれません。契約内容や費用の透明性を書面でしっかり確認することが大切です。まずは全体像と評価を押さえましょう。
FP宅建士不動産会社社長の筆者によるイイケンハウスの全体評価はこちら!
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | Aランク |
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
イイケンハウスの特徴をまとめると、まず耐震・断熱・気密の数値を仕様表で示せている点が際立ちます。RELACIONESは耐震等級3を許容応力度計算で導き、制震ダンパーを組み合わせる構造設計です。長野は地震だけでなく豪雪と寒冷の影響も受けるため、構造強度と熱性能を同時に確保できる仕様は、住み始めてからの満足度に直結します。
間取りの自由度も総合的に高く、専任プランナー中心のチーム体制で3Dパースを共有しながら打合せが進みます。一度きりではない再提案に応じてくれるため、暮らし方を細かく言語化できる施主にとっては力強い相棒になるでしょう。
一方、コストパフォーマンスとアフターサービスは満点に届きません。本体価格はミドル〜ハイ寄りで、屋外給排水・地盤改良・外構などが別途費用になるため、価格表だけ見て「ローコストで建てられる」と判断すると見積段階でずれが出ます。アフターサービスは1・2・5・10年の定期点検が掲載されている一方、構造・防水・シロアリの初期保証年数や最長保証年数は公開ページからは把握しにくく、契約前の書面確認が前提になります。
そんなイイケンハウスでの家づくりを成功させるためには、まずその特徴をしっかりと理解することが重要です。イイケンハウスの特徴を5つにまとめました。
長野の寒冷地に合わせた高断熱・高気密設計
RELACIONESは断熱4地域の標準図でUA値0.46以下、C値0.5以下を公式仕様として掲載し、全棟で気密測定を行っています。トリプルガラスサッシと第一種換気システム「澄家」の組み合わせで、冬の冷気と結露を抑え込みやすい構成です。
HEAT20 G2に相当する断熱等級6はオプション扱いになりますが、4地域基準の標準仕様だけでも一般的な省エネ基準を大きく上回る水準にあります。私の経験では、UA値0.46を切る家は、リビングの吹抜けや大開口を採用してもエアコン1台で冬を越せる事例が多く、長野の冬を考えると有力な選択肢です。
長野県内で高断熱住宅を比較検討する場合、ホクシンハウスや一条工務店も選択肢に入りますが、自由設計とデザインを両立しながら寒冷地仕様を選びたい家庭は、RELACIONESの仕様表を一度じっくり見比べる価値があります。
耐震等級3+制震ダンパー+モノコック工法
RELACIONESは木造軸組工法を前提にしたモノコック工法で、面で力を受け止める構造設計を採用しています。耐震等級3は許容応力度計算で導いており、品確法の壁量計算より精度の高い検証が前提になります。
制震ダンパーが標準で組み合わさることで、繰り返し起きる地震による揺れの蓄積ダメージを抑え、地震後も住み続けられる構造性能を確保しやすい構成です。長野県は糸魚川静岡構造線・伊那谷断層帯など活断層を抱えるエリアで、耐震等級3を最低ラインに据える発想は実態に合っています。
2025年4月の建築基準法改正前は、2階建て以下の木造住宅で許容応力度計算が義務化されていない時期があり、壁量計算で構造強度を確認するケースが一般的でした。改正で構造計算の対象範囲が広がりつつあるため、許容応力度計算が標準で適用されているかどうかは住宅会社選びの大きな差になります。RELACIONESはこの点で公式仕様の優位性が分かりやすいといえます。
公式本体価格を商品別・坪数別に明示
RELACIONESは28〜46坪の基準プランで税別2,392万〜3,397万円、Casa cubeは30.06〜50.10坪で税別2,400万〜3,250万円という本体価格をプラン別に公式掲載しています。屋外給排水・地盤改良・外構・諸費用が別途になることも公式に明示されています。
価格表があると、坪数とプランから本体価格の上限・下限が見えるため、初期の資金計画を立てやすくなります。私の経験では「総額の8割を本体価格でカバーし、2割を付帯・諸経費で見ておく」程度の感覚で見積に臨むと、ぶれが少なくなります。
長野県内では地域工務店の本体価格を非開示にしている会社も少なくありません。価格表が公開されているだけで、相見積もりの土台が作りやすく、検討の初期段階での比較精度が上がります。
専任プランナー中心の自由設計+3Dパース共有
RELACIONESでは専任プランナー中心のチーム体制で、3Dパースを共有しながら間取りや内外装を検討します。一度提案を受けたあとに「やはり別案が見たい」という再提案にも無償で応じるという公式説明があり、納得感を持って計画を固めやすい流れになっています。
地域工務店ならではのきめ細かい設計対応は、長野市・千曲市・松本市・佐久市など実際に施工する街並みを把握したうえで提案してもらえる強みにつながります。実務上の感覚として、敷地周辺の冬の日射条件まで踏まえた窓配置を出せる会社は限られており、その意味でも地元密着の意義は小さくありません。
土地探し・敷地調査・資金計画まで伴走
イイケンハウスの公式ステップでは、資金計画、敷地調査、造成・解体費用の調査、土地探しサポートまで含めて整理されています。総合建設会社である飯島建設の住宅部門という背景もあり、土木・造成のノウハウが土地選びの段階から活かされる構成です。
初めての注文住宅では、本体価格と土地代以外に何がかかるのかが見えにくく、後から想定外の費用に悩まされやすいものです。業界の傾向としても、初回相談で土地・建物・諸経費のバランスを並べて見せてくれる会社は、その後のすり合わせがスムーズに進みやすくなります。
予算内で「長野の気候に耐える性能」と「自由設計の満足度」両方妥協したくない方にとって、イイケンハウスは有力候補の一つです。
契約前は、商品別の標準仕様、別途費用の範囲、構造・防水・シロアリ保証の年数と延長条件を書面で確認し、期待値を丁寧にすり合わせておくと、満足度の高い家づくりにつながります。
イイケンハウスは高い?ネットの評判を徹底検証!
イイケンハウスを検索すると、サジェストや関連検索に「高い」というキーワードが結びついて表示されることがあります。本体価格が公式に開示されているからこそ、価格そのものを比較されやすいのです。ここではポジティブとネガティブ両面の声を整理しながら、長野県のハウスメーカーとしてのイイケンハウスの立ち位置を整理します。
ポジティブな意見から見える強み
ポジティブな声として目立つのは、性能と設計提案の両立に対する満足感です。RELACIONESではUA値0.46以下、C値0.5以下、耐震等級3、トリプルガラスサッシ、第一種換気が標準仕様として並びます。この「一通りの性能が標準で組まれている」という分かりやすさが、初めて注文住宅を検討する家庭にも刺さりやすい要素です。
打合せの進め方への評価も高く、3Dパースで間取りや空間の見え方を共有しながら、修正に何度も応じてもらえたという声が散見されます。「自由設計だと逆に決めきれない」と不安を抱く検討者にとって、専任プランナーが伴走してくれる仕組みは安心材料になります。
地元での施工実績や、土地探しから資金計画までフォローしてくれた点を評価する声も多めです。飯島建設グループ全体で家づくり3,500棟超という実績は、長野の地域密着メーカーとして堅実な歩みを示しています。
長野の冬を体感したうえで「冬のリビングが想像以上に暖かい」「光熱費が前の家より下がった」と感想を語る施主は、長野県内のハウスメーカー比較において強力な口コミの起点になります。
ネガティブな意見から見える懸念点
ネガティブな声として多いのは、本体価格が低価格帯ではない点と、別途費用の積み上げで予算が膨らみやすい点です。RELACIONESは坪約73.8〜85.4万円、Casa cubeは坪約64.9〜79.8万円という本体価格帯で、ローコスト系の坪50万円台までを最優先する家庭にはミスマッチになります。
別途費用の中で読みにくいのは、屋外給排水・地盤改良・外構・諸費用です。土地条件によっては地盤改良が100〜200万円規模で発生し、外構を充実させると100〜300万円が必要になるため、35坪総額で見ると本体価格にプラス600〜900万円程度を見込んでおくのが現実的です。
保証年数の見え方への不満も一定数あります。1・2・5・10年の定期点検は公開されていますが、構造・防水・シロアリの初期保証年数や延長条件は公開ページから把握しにくく、契約前の書面確認が前提になります。「なぜ最初から年数が見えないのか」という違和感を持つ検討者には、追加情報の請求が安心への近道です。
施工エリアが長野県の北信・中信・東信中心という点も、人によっては制約に映ります。新潟県・群馬県境のエリアや、長野県内でも飯田・伊那といった南信のエリアでは、対応可否や追加費用の確認が必要です。
評判から見るイイケンハウスの総合評価
評判を整理すると、イイケンハウスは「長野県の寒冷地で性能・自由設計・地域密着を両立した中堅メーカー」というポジションです。本体価格を公式に明示している分、価格に対する透明性は高く、長野県の同価格帯の地域工務店と比較しても情報量で優位に立つ場面が多くなります。
一方、ローコスト住宅と並べると坪単価は高めに見え、超大手と並べると保証年数の公開情報量や標準化された全国窓口といった面で劣勢になります。「県内で性能とデザインのバランスを取りたい家庭」がコア層で、超低価格や全国大手の長期保証を最優先する層には別の選択肢の方が向きます。
私の現場感覚では、イイケンハウスは契約前に確認すべき点を整理して臨めるかどうかで満足度が大きく変わるタイプの会社です。商品ごとの標準仕様、別途費用の範囲、保証書サンプル、定期点検と有償メンテの境目、この4点を書面で押さえれば「高い」というネガティブ印象の多くは解消できます。
長野県内で比較するなら、価格の分かりやすさを軸にしたいときはアルプスピアホーム、北信越でコストと仕様のバランスを見たいときはハーバーハウス、全国大手の高性能住宅を視野に入れたいときは一条工務店なども相見積の候補になります。複数社の標準仕様表を並べて検討することで、イイケンハウスの強みと注意点がより立体的に見えてきます。
失敗しないイイケンハウスで家を建てる5つのポイント
イイケンハウスで理想の住まいを手に入れるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
家づくりは一生に一度の大きなイベント。後悔のない選択をするために、以下の5つのポイントを参考に、家づくりを進めましょう。
- RELACIONESとCasa cubeの仕様差を一覧で比較する
- 本体価格+付帯+諸経費+土地関連を分けた総額シートで比較する
- 性能値の前提条件と実邸での提出書類を契約前に確認する
- 構造・防水・シロアリ保証の年数と延長条件を書面で確認する
- 長野県内の同価格帯・同コンセプト2〜3社と標準仕様表で相見積もりする
それぞれ順に解説します。
1.RELACIONESとCasa cubeの仕様差を一覧で比較する
イイケンハウスはRELACIONESとCasa cubeで仕様が異なります。RELACIONESは耐震等級3、UA値0.46以下、C値0.5以下、トリプルガラスサッシ、全棟気密測定が標準ですが、Casa cubeは規格型でUA値や耐震等級の公開情報が異なります。
検討初期に「両商品の標準仕様一覧表」を担当者から取り寄せ、断熱材の種類・厚み、サッシ・ガラス、換気方式、構造計算方法、保証範囲を一覧で並べて比較してください。私の経験では、商品間の仕様差を曖昧にしたまま価格だけで判断すると、「思ったより寒い」「思ったより暖かい」といった満足度のずれが生まれやすくなります。
国土交通省 住宅性能表示制度では、断熱等性能等級・耐震等級・劣化対策等級などが定義されています。商品ごとの仕様を、この公的な等級表記に翻訳してから比較すると、自分にとっての必要水準が明確になります。
2.本体価格+付帯+諸経費+土地関連を分けた総額シートで比較する
イイケンハウスは本体価格をプラン別に公式に出していますが、屋外給排水、地盤改良、外構、諸費用、土地関連費用は別途になります。比較対象の会社が「本体価格込みコミコミ表記」だった場合、表面の数値だけ見ると判断を誤ります。
初回見積の段階から、本体価格・付帯工事・諸経費・土地関連を4つのブロックに分けた総額シートを作りましょう。35坪RELACIONESで本体2,758万円なら、付帯400〜600万円、諸経費200〜300万円、土地条件次第で地盤改良100〜200万円を上乗せして、3,500〜4,000万円台のレンジで考えるのが現実的です。
業界の傾向として、本体価格を抑えて付帯費用に上乗せする会社、本体に多くを含めて見せる会社などがあり、見積書の作り方は会社によって流儀が分かれます。35坪・40坪のようにモデル坪数を固定して、各社で同じ条件で出してもらうと、比較精度が上がります。
3.性能値の前提条件と実邸での提出書類を契約前に確認する
UA値0.46以下、C値0.5以下といった数値は、断熱4地域標準図やRELACIONESの標準仕様を前提にした表示です。実邸では窓の数や面積、間取り、屋根形状で値が変動するため、同じ性能値が必ずしも自宅で再現されるわけではありません。
担当者には「自分の家の計画でUA値とC値の計算結果を出してもらえるか」「気密測定の結果報告書を引き渡し前に書面で受け取れるか」を確認してください。HEAT20 G2相当の断熱等級6を選びたい場合は、断熱4地域でUA値0.34が目安となるため、オプション費用と仕様変更の範囲も同時に把握しておきましょう。
長期優良住宅認定制度の概要を取得する場合、長期使用構造等の確認書類が交付されます。長期優良住宅として認定を受けた場合、一定の要件を満たすことで、住宅ローン減税などの優遇対象になることがあります。年度ごとの制度内容を税理士やFPに確認しながら、性能と税制をセットで設計するのが賢い進め方です。
4.構造・防水・シロアリ保証の年数と延長条件を書面で確認する
公式公開ページで確認できるのは、1年・2年・5年・10年の定期点検と地盤保証、各種製品保証までです。構造躯体・防水・シロアリの初期保証年数や、延長保証の条件、有償メンテの内容は、契約前の重要事項説明と保証書サンプルで確認してください。
住宅瑕疵担保履行法では、新築住宅の構造躯体と雨水の侵入を防止する部分について10年間の保証が法定義務になっています。これに加えての延長保証や、防水・シロアリの個別保証期間は各社で条件が分かれるため、契約前に書面で延長条件、有償メンテナンスの前提条件まで押さえておきましょう。延長保証は5〜10年ごとに有償メンテナンスを実施することが条件になるケースもあり、ライフプラン上のメンテ費用として計画に組み込んでおくのが安全です。
定期点検のスケジュールと、各点検でチェックされる項目をリスト化してもらうと、住み始めてからの安心感が変わります。「24時間窓口は用意されているか」「災害時の応急対応の仕組みはあるか」も、契約前に質問しておきたい項目です。
5.長野県内の同価格帯・同コンセプト2〜3社と標準仕様表で相見積もりする
長野県内には、長野市周辺で熊木住建や東邦建工のような地域工務店、中信エリアでサンプロのようなデザイン住宅、北信越でハーバーハウスのようなコストバランス重視のメーカーなどがあります。同価格帯で2社、同コンセプトで2社、全国大手で1社、計4〜5社の標準仕様表を集めて比較しましょう。
相見積もりの目的は、価格交渉ではなく「自分の優先順位の言語化」です。耐震・断熱・気密・自由度・保証・アフターのどれを最重視するかが見えてくると、イイケンハウスの強みが自分にとって本当に響くのかを判断できます。
ZEHビルダー/プランナー一覧検索を使うと、各社のZEH普及目標と実績を確認できます。イイケンハウスは2030年度までに新築着工戸数の90%をZEH化する目標を掲げており、ZEH基準を満たした場合、年度ごとの補助金制度の対象になることがあります。年度・予算により制度が変わるため、契約タイミングでの確認が必要です。
イイケンハウスの実際の坪単価をFP宅建士不動産会社社長が解説!
イイケンハウスの坪単価と価格構成は、長野県内のハウスメーカーの中では「公式に開示されているからこそ比較しやすいミドル〜ハイ価格帯」という位置付けになります。本体価格と別途費用の切り分けを正しく押さえれば、見積を読み解く軸が定まります。
基本的な坪単価と本体価格帯
RELACIONESの公式本体価格はAプラン28坪の税別2,392万円から、Eプラン46坪の税別3,397万円まで設定されています。坪単価に換算すると約73.8〜85.4万円/坪で、税込ではAプラン約2,631万円、Eプラン約3,737万円が目安です。
Casa cubeは2024年11月25日掲載の価格表で、3×5プラン30.06坪・税別2,400万円から、5×5プラン50.10坪・税別3,250万円まで。坪単価換算で約64.9〜79.8万円/坪のレンジです。住宅ポータルの参考坪単価は65.0〜85.0万円/坪で、両商品の幅をうまく覆っています。
別途必要な費用は、屋外給排水、地盤改良、外構、諸費用、土地関連費用です。実務上の目安として、本体価格に対して20〜30%の別途費用を見ておくと、35坪総額で実態に近い数字を作れます。たとえばRELACIONESで本体2,758万円なら、別途費用550〜830万円を加えて3,300〜3,600万円程度が見込みレンジになります。
建築実例から見る具体的な価格レンジ
具体的なプラン例で見ると、RELACIONESのCプラン35坪は本体価格税別2,758万円、税込約3,034万円。Bプラン32坪なら本体2,613万円、Dプラン41坪で本体3,107万円という設定です。基準プランは総二階を前提とした一例で、平屋やインナーガレージ、勾配天井などのオプションを採用すると価格が変動します。
35坪・40坪・46坪で総額イメージを作ってみましょう。RELACIONES 35坪なら本体2,758万円+付帯500万円+諸経費250万円+地盤改良150万円で総額3,658万円程度。40坪では本体3,000万円台前半に付帯・諸経費・地盤改良を上乗せして3,900〜4,100万円。46坪Eプランなら本体3,397万円+諸費用600〜800万円で4,000〜4,200万円台が現実的なレンジです。土地代と外構プランを足したうえで、住宅ローンとライフプランの収支に落とし込んでください。
Casa cubeでは4×5プラン40.07坪が本体2,750万円、4×4プラン32.05坪が本体2,400万円という設定で、規格型ながら30〜50坪の幅をカバーしています。標準は外装全面塗り壁仕上げ、樹脂サッシ+Low-Eペアガラス、24時間換気システムで、RELACIONESに比べると性能オプションが個別検討になります。
オプション費用の代表格は、HEAT20 G2相当の断熱等級6、YUCACO全館空調、Panasonicテクノストラクチャー提案、太陽光パネル、蓄電池などです。標準の組み合わせで満足できるか、オプションをどこまで足すかで、最終的な坪単価は5〜15万円ほど動きやすくなります。
坪単価を支える構造とスタイル別提案
RELACIONESの坪単価には、許容応力度計算による耐震等級3、制震ダンパー、UA値0.46以下、C値0.5以下、全棟気密測定、トリプルガラスサッシ、第一種換気システムが含まれます。これらを単純に「お得かどうか」で見るのではなく、長野の冬を10年・20年使い続けたときの光熱費・健康・耐久性の差で見ると、ミドル〜ハイ価格帯の納得感が変わってきます。
Casa cubeは規格型のため、間取りやファサードのバリエーションを抑えつつ、コストとデザイン性のバランスを取った設計です。3×5、4×4、4×5、5×5のモデルタイプから選ぶ前提で、外観の箱型シルエットと天窓・吹抜けによる採光が魅力です。価格表の坪単価を見ながら、生活スタイルに合うプランを選ぶ進め方が向いています。
省エネ基準とフラット35に対応する仕様であれば、フラット35Sなど金利優遇の対象になりやすいです。RELACIONESは2025年4月以降の省エネ基準適合義務化にも自然に対応する仕様です。坪単価を語るときに、住宅ローンや税制の優遇まで含めて評価すると、表面の数字だけでは見えない総コストの違いが浮かび上がります。
長野県内での価格競争力
長野県内の高断熱住宅で比較すると、RELACIONESの坪単価は中堅工務店としては中位〜上位寄り、デザインと性能の両立を志向する層にとっては妥当なレンジです。本体価格に許容応力度計算と全棟気密測定が含まれている点は、同価格帯のメーカーの中でも明示的な強みです。
価格の分かりやすさを最優先するなら、長野県のアルプスピアホームのような定額系も比較対象です。北信越でコスパを重視するならハーバーハウス、性能で全国大手と比較するなら一条工務店も視野に入ります。
イイケンハウスの坪単価は、長野県の地域工務店としては「価格表が出ている安心感」と「性能・設計の両立」という2つの土台で構成されています。価格の高い・安いを単独で議論せず、含まれている仕様と保証、施工エリアの限定性をセットで評価するのがフェアな見方です。
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イイケンハウスの商品ラインナップ
イイケンハウスの住宅商品は、自由設計のRELACIONESと規格型のCasa cubeの2軸で構成されています。コーポレートサイトには住宅・建築・土木の3部門があり、住宅部門の中でこの2商品が現行の主力です。
構造と性能の核となるRELACIONES
RELACIONESは、木造軸組工法を前提にしたモノコック工法で、面で力を受け止める構造設計を採用しています。耐震等級3を許容応力度計算で確保し、制震ダンパーが標準で組み合わさるため、地震時の揺れと繰り返しダメージの両方への備えが整っています。
断熱性能はUA値0.46以下、気密性能はC値0.5以下を全棟気密測定でチェックする運用です。サッシはエクセルシャノンNS50またはLIXIL TWから選択でき、いずれも高断熱トリプルガラスです。換気は全熱交換式の第一種換気システム「澄家」が標準で、長野の寒冷地で熱と湿気を効率よくコントロールしやすい構成です。
長期優良住宅認定や住宅性能表示制度に対応できる仕様であり、住宅ローン減税などの税制優遇とフラット35の金利優遇を活かした資金計画を立てやすい商品です。
規格型デザイン住宅のCasa cube
Casa cubeは、窓の少ない箱型外観と天窓・吹抜けによる採光が特徴の規格型住宅です。3×5、4×4、4×5、5×5の4タイプから選び、約30〜50坪の幅で計画できます。シンプルな外観と内部の開放感のコントラストが魅力で、街中の限られた敷地でも視線を抑えつつ採光を確保できる設計が活きます。
構造は木造軸組工法をベースとしたモノコック構造、断熱材は発泡ウレタン断熱、サッシは樹脂サッシ+アルゴンガス入りLow-Eペアガラス、換気は24時間換気システムが標準です。RELACIONESと比較すると断熱・気密の数値表記は控えめですが、規格型ならではの価格の読みやすさが魅力です。
長野寒冷地仕様の価格表は2024年11月25日基準で公開されており、屋外給排水、外構、付帯、諸費用、地盤改良、資材価格高騰対応費は別途になる場合があります。プランから選ぶスタイルが好きで、デザインの統一感とコストバランスを重視したい家庭に向く商品です。
ZEHやライフスタイル別の提案
公式お知らせでは、ZEH仕様の標準化と太陽光パネル等のリース活用、SII ZEHビルダー検索への導線が示されています。2030年度までに新築着工戸数の90%をZEHとする目標が掲げられており、長野県の寒冷地で年間光熱費を抑えるための仕組みづくりが続いています。
オプションや関連提案として、HEAT20 G2相当の断熱等級6、YUCACO全館空調システム、Panasonicテクノストラクチャー、寒冷地用エアコンを2台組み合わせる長野仕様の標準設備、インナーガレージ・スキップフロア・勾配天井などがあります。住まい方の優先順位に合わせて、自由設計のRELACIONESを土台にカスタマイズする進め方がしやすいでしょう。
主なオプションの費用感としては、実務上の目安としてHEAT20 G2相当の断熱等級6で50〜100万円規模、YUCACO全館空調で150〜250万円規模、太陽光パネル+蓄電池の組み合わせで200〜400万円規模が一般的な水準です。容量や仕様、屋根形状で大きく変わるため、担当者から実邸ベースの見積を出してもらい、ライフプランで光熱費削減効果と相殺してから採否を決めると後悔が減ります。
総合的なサポート体制
イイケンハウスは飯島建設の住宅部門として、土地探し・敷地調査・造成解体費用調査・資金計画までをワンストップでサポートする体制を公式に示しています。住宅・建築・土木のノウハウが融合しているため、敷地条件が複雑なケースでも建物プランと土木費用のバランスを取りながら検討できます。
関連会社として田中住建、第一工務店、飯島組、ちくま典文商事、八ヶ岳中央地所などがあり、直近では野村建設株式会社の全株式取得が公式発表されています。グループ全体での家づくり実績は3,500棟超で、長野県の地域密着メーカーとしての厚みが続いています。
JBN会員情報でも工務店としての位置付けが確認でき、地域工務店ネットワークの中で技術・情報共有を続けている会社という背景が見えてきます。全国大手のように標準化された全国共通サービスではない代わりに、長野県内での施工管理とアフターフォローに資源を集中させるスタイルです。
イイケンハウスで家を建てるメリットとデメリット
イイケンハウスは、長野県の北信・中信・東信を中心に展開する地域工務店であり、創業120年の総合建設会社・飯島建設の住宅部門でもあります。長野県を中心に事業を展開するイイケンハウスについて、ここまで解説してきた内容を整理しながら、ここからは強みと弱みを整理します。
イイケンハウスで家を建てるメリット5つ
イイケンハウスには、長野の気候と地域密着を踏まえた独自の強みがあります。それぞれの特徴を順に紹介します。
1.RELACIONESの性能仕様が具体的で比較しやすい
RELACIONESは、耐震等級3を許容応力度計算で導いたうえで制震ダンパーを組み合わせ、UA値0.46以下、C値0.5以下、全棟気密測定、トリプルガラスサッシ、第一種換気システムを標準仕様として公式に掲載しています。長野の冬を前提に、断熱・気密・耐震をひとつの仕様表で確認できる点が強みです。
私の現場感覚として、これだけ性能数値を整然と提示できる中堅メーカーは多くありません。冬の暖かさだけでなく、地震時の安心感や住宅ローン減税の判断基準にもつながる情報なので、検討初期の比較表に大きく寄与します。
2.公式本体価格をプラン別に明示
RELACIONESは28〜46坪、Casa cubeは30.06〜50.10坪の本体価格をプラン別に公式掲載しています。屋外給排水・地盤・外構・諸費用が別途になる旨も同時に明示されており、初期検討時の資金計画が立てやすい設計です。
業界では本体価格を相談時にしか出さない会社も多いため、見積前から坪数と予算のレンジを比較できる価値は大きくなります。実務上は、価格表が公開されている会社のほうが、契約までの見積調整も透明性が高くなりやすい傾向があります。
3.自由設計と規格型を選べる
自由設計のRELACIONESと規格型のCasa cubeの両方をラインナップに持つため、デザインの自由度を最大化したい家庭と、コストと意思決定のスピードを重視したい家庭の両方をカバーできます。性能重視か、デザイン重視か、予算管理重視かで選択肢が分かれている点は、検討段階の整理に役立ちます。
商品ごとに標準仕様や保証範囲が異なるため、「自由設計と規格型のどちらが自分たちに向いているか」を見極めるためのヒアリングを早い段階で受けておくと、その後の打合せがスムーズです。
4.地域密着の長い事業基盤と総合建設会社の総力
飯島建設は1905年創業、1965年設立の長野県の総合建設会社で、住宅・建築・土木を展開しています。飯島建設グループ全体で家づくり3,500棟超という実績があり、直近では野村建設株式会社の全株式取得を発表するなど、グループ体制も拡大しています。
地域密着メーカーは経営の安定性が気になるところですが、土木・建築を含む総合建設会社が母体で、健康経営や働き方関連の各種認証も取得しており、母体としての安定感は安心材料です。長期保証やアフター対応を考えるうえで、母体の事業継続性は重要な判断軸になります。
5.土地探し・資金計画まで伴走
公式ステップでは、資金計画、敷地調査、造成・解体費用の調査、土地探しサポートを明記しています。総合建設会社のノウハウを背景に、土木・造成費用までを含めた総額シミュレーションを早い段階で出せる点が初めての注文住宅に向きます。
総額で比較する習慣がない人は、本体価格だけ見て「いける」と判断しがちですが、土地条件で大きく動く付帯費用を最初から見える化してくれる会社は、結果的に契約後の予算ぶれを抑えてくれます。実務上の感覚としても、土地探しから一緒に動いてくれる会社のほうが、住み始めてからの満足度は高くなる傾向です。
イイケンハウスで家を建てるデメリット3つ
魅力的な特徴がある一方で、検討する際に注意すべき点もあります。以下のデメリットを理解した上で、慎重に判断することが重要です。
1.ローコスト系ではなくミドル〜ハイ価格帯
公式価格と参考坪単価を見ると、RELACIONESは坪約73.8〜85.4万円、Casa cubeは坪約64.9〜79.8万円のレンジで、ローコスト系の坪50万円台と並べると価格は高めに映ります。低価格を最優先する家庭にとっては、標準仕様を絞ったローコスト住宅との比較が必要です。
価格の高い・安いは含まれている仕様で評価が変わります。耐震等級3、UA値0.46以下、C値0.5以下、トリプルガラスサッシなどがすべて標準で組まれている点を踏まえれば、ミドル〜ハイ価格帯としての納得感はあります。とはいえ、本体価格だけで比較すると割高に見えるため、仕様の中身を一度書き出してから判断することをおすすめします。
2.付帯費用・地盤改良が別途で読みにくい
RELACIONESもCasa cubeも、屋外給排水、地盤改良、外構、付帯、諸費用が別途になります。土地条件によっては地盤改良が100〜200万円規模、外構を充実させると100〜300万円が必要になり、本体価格の20〜30%程度を別途費用として見ておくのが現実的です。
見積時には「本体価格・付帯・諸経費・土地関連」を分けて整理し、35坪・40坪のような共通条件で他社と比較してください。ここを曖昧にすると、各社の見積を表面の金額だけで判断してしまい、ミスマッチが起きやすくなります。
3.Casa cubeは仕様・自由度がRELACIONESと異なる
Casa cubeは規格型で、公式に「RELACIONESとは仕様が異なる」と明記されています。耐震等級・UA値・C値などはRELACIONESと同じ数値が標準で適用されるとは限らず、商品ごとに仕様確認が必要です。
「RELACIONESの仕様だと思ってCasa cubeを契約した」というずれを防ぐため、商品別の標準仕様一覧を取り寄せ、断熱材・サッシ・換気・構造計算方法・保証範囲を表で対比してください。デザインが気に入った商品でも、自分の生活スタイルに必要な性能が標準で含まれているかは別の確認軸になります。
イイケンハウスが向いている人
イイケンハウスの強みを十分に活かせる方は、以下のような特徴を持っています。
長野県で高断熱・高気密住宅を建てたい家庭
RELACIONESの標準仕様には、UA値0.46以下、C値0.5以下、全棟気密測定、トリプルガラスサッシ、第一種換気システムが揃っています。長野市・松本市・佐久市など寒さの厳しい地域で、冬の暖かさと結露リスクの低さを優先したい家庭にフィットします。
冬季の光熱費が家計に与える影響は大きく、長期で住み続けるほど性能の差が体感としても積み上がります。私の経験では、UA値0.46を切る家は、リビングの大開口を採用してもエアコン1台で冬を越せる事例が多く、寒冷地での暮らしの質を底上げしてくれます。
自由設計とデザイン提案を重視する家庭
専任プランナー中心のチーム体制と3Dパース共有、再提案にも応じる姿勢は、暮らし方を細かく言語化したい家庭に向きます。間取りの自由度を活かしながら、性能と予算のバランスも調整できるため、「妥協したくない項目が多い」と感じている家庭の相談相手として有力です。
ホクシンハウスや一条工務店のような高断熱メーカーと比較しつつ、地元のデザイン感覚を取り入れたいなら、RELACIONESの打合せプロセスは大きな価値を持ちます。
本体価格を見ながら検討したい家庭
RELACIONESとCasa cubeのいずれも公式価格表があり、標準仕様と別途費用の切り分けがしやすい設計です。「価格の見えない打合せに不安を感じる」「複数社で同条件の比較をしたい」という家庭にとって、最初から本体価格が見える前提は安心材料になります。
価格表をベースに、35坪・40坪のような共通坪数でシミュレーションを作るだけで、長野県内のハウスメーカーとの比較が一気に立体的になります。
土地探しから相談したい家庭
土地探し・敷地調査・造成解体費用調査・資金計画まで公式に相談範囲として掲載されており、注文住宅初心者にとって心強いサポート体制です。総合建設会社の母体を活かし、土木的な敷地条件の判断にも強いため、傾斜地や狭小地、変形地などでも相談しやすい背景があります。
地域密着の施工会社に任せたい家庭
長野県北信・中信・東信中心という限定エリアで、施工管理とアフターフォローに資源を集中させるスタイルです。施主との距離が近く、「同じ街で建てた家を見ている安心感」を求める家庭にフィットします。
熊木住建や東邦建工、サンプロといった長野県の地域工務店と並べて、施主との関係性や打合せの密度で選びたい場合の有力候補になります。
イイケンハウスをおすすめできない人
一方で、以下のような方には、イイケンハウスが最適な選択肢とは言えない場合があります。
全国大手ブランドの標準化された保証を重視する家庭
公開ページでは1・2・5・10年の定期点検と地盤保証、各種製品保証までが見える範囲で、構造・防水・シロアリの初期保証年数や延長条件は契約前の書面確認が前提です。全国大手の中には初期30年・最長60年といった長期保証を最初から打ち出すメーカーもあり、その場合も延長は所定の有償点検が条件になります。それでも、最初から年数が見える安心感を最優先する家庭にとっては、見え方の差が判断材料になります。
長期保証の年数と窓口の標準化を最優先する家庭は、住友林業や一条工務店のような全国大手の保証制度と比べたうえで判断するのが安全です。
坪単価50万円台以下のローコストを最優先する家庭
参考坪単価は65.0〜85.0万円/坪、公式本体価格もミドル〜ハイ寄りで、ローコスト住宅と直接比較すると価格帯が異なります。住宅ローンの返済負担を最優先で抑えたい家庭は、価格帯の異なる会社との比較が必要です。
価格を抑えつつ性能と仕様を両立したい場合は、ハーバーハウスやアルプスピアホームといった北信越のコストバランス重視メーカーも候補に入れて、相見積もりで違いを確かめましょう。
商品ごとの仕様差を確認せず契約したい家庭
RELACIONESとCasa cubeは仕様が異なります。性能値・標準設備・保証範囲・オプション扱いの境目を一覧で確認したうえで判断する姿勢が必要です。「気に入ったから決める」だけで進むと、住み始めてから「こんなはずじゃなかった」と感じやすくなります。
長野県外で建築したい家庭
施工エリアは長野県の北信・中信・東信中心で、長野県外や県内の遠方エリアは別途費用や対応可否の確認が必要です。新潟県・群馬県境や南信エリアで建築を検討している家庭は、まず施工エリアの相性を電話で確認してから、モデルハウス見学に進むのが効率的です。
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ここからはイイケンハウスに関するQ&Aを紹介します。
Q. イイケンハウスの坪単価はいくらですか?
A. 公式価格表では、RELACIONESがAプラン28坪・税別2,392万円からEプラン46坪・税別3,397万円、Casa cubeが3×5プラン30.06坪・税別2,400万円から5×5プラン50.10坪・税別3,250万円です。坪単価換算でRELACIONESは約73.8〜85.4万円/坪、Casa cubeは約64.9〜79.8万円/坪、住宅ポータルの参考坪単価は65.0〜85.0万円/坪です。屋外給排水・外構・地盤改良・諸費用は別途になるため、本体価格に20〜30%を上乗せした総額で比較してください。
Q. イイケンハウスは平屋に対応していますか?
A. RELACIONESの公式価格表には「平屋についても対応可能」と記載されています。総二階の基準プランとは別計算になるため、敷地条件・延床面積・屋根形状によって価格が変動します。長野市風間や佐久市長土呂などの完成見学会・モデルハウス案内で平屋系のテーマも継続的に発信されているため、実物を見ながら相談するのが分かりやすい進め方です。
Q. イイケンハウスの保証・点検はどうなっていますか?
A. 公式サイトで1年・2年・5年・10年の定期点検が確認できます。地盤保証と各種製品保証も標準仕様として掲載されています。構造・防水・シロアリの初期保証年数や延長保証の条件は、公開ページからは把握しにくいため、契約前の重要事項説明と保証書サンプルで書面確認をしてください。住宅瑕疵担保履行法では構造躯体と雨水の侵入を防止する部分の10年保証が法定義務となっており、これに加えての延長保証や防水・シロアリの個別保証は各社で条件が分かれます。
Q. イイケンハウスの施工エリアはどこですか?
A. 長野県の北信・中信・東信が中心です。公開された対応エリアとして長野市、千曲市、上田市、松本市、佐久市、軽井沢町などが挙げられます。本社のほか千曲支社、松本営業所、佐久営業所を構えており、エリア内でモデルハウスや見学会を継続的に開催しています。県外や県内の遠方エリアでは別途費用が発生する場合があるため、土地予定地が決まっている場合は最初に対応可否を確認してください。
Q. イイケンハウスの断熱性能・気密性能はどのくらいですか?
A. RELACIONESはUA値0.46以下、C値0.5以下、全棟気密測定、トリプルガラスサッシを公式仕様として掲載しています。HEAT20 G2相当の断熱等級6はオプションで、断熱4地域ではUA値0.34が目安となります。Casa cubeはRELACIONESと仕様が異なる旨が公式に明記されています。実邸での性能値は窓配置や間取りで変動するため、自宅の計画でUA値とC値の計算結果を出してもらう・気密測定の結果報告書を引き渡し前に書面で受け取る、この2点を担当者に依頼しておくと安心です。
Q. イイケンハウスは値引きできますか?
A. 公式に値引き方針は公表されていません。本体価格をプラン別に明示し、別途費用は見積時に明示する方針が公式ページで説明されています。私の経験から言うと、価格表が出ているメーカーでは、表面的な値引き交渉より、標準仕様と別途費用の範囲を確認するほうが満足度の高い結果につながります。キャンペーン期や決算期に住宅設備や性能オプションのアップグレード提案が出る場合もあるため、契約タイミングと合わせて相談してみましょう。
Q. イイケンハウスで後悔しないための注意点は?
A. 注意点は4つです。1つ目は、Casa cubeが規格型でRELACIONESと仕様が異なること。2つ目は、屋外給排水・地盤改良・外構などの付帯費用が別途になること。3つ目は、保証年数の詳細が公開ページから把握しにくく、契約前の書面確認が前提になること。4つ目は、施工エリアが長野県中心で、県外は別途費用や対応可否の確認が必要なことです。商品別の標準仕様一覧と総額シート、保証書サンプルの3点を契約前に書面でそろえれば、後悔しやすいポイントの大半は事前にケアできます。
まとめ
イイケンハウスは、許容応力度計算による耐震等級3とUA値0.46以下・C値0.5以下の高断熱・高気密仕様を標準で組み合わせ、長野の寒冷地に合った住まいと自由設計の満足度を両立できる地域工務店です。
坪単価は約65万円から85万円とミドル〜ハイ価格帯ですが、トリプルガラスサッシ・第一種換気・全棟気密測定・制震ダンパーといった性能装備を標準で確保し、長期優良住宅やZEH仕様への対応も視野に入れた設計になっています。土地探し・敷地調査・資金計画まで伴走するサポート体制や、自由設計のRELACIONESと規格型のCasa cubeを選べるラインナップも魅力です。保証年数の詳細は契約前の書面確認が前提になりますが、本体価格と別途費用、商品別仕様、保証書サンプルを契約時にていねいに確認し、希望を明確に伝えることで、長く満足できる住まいを手に入れることができるでしょう。
長野県で高断熱・高気密の家づくりを検討されている方は、イイケンハウスの長野モデルハウスCRIBや佐久モデルハウスtRismを訪れ、信州仕様の冬の暖かさと自由設計のしつらえを体感するのがおすすめです。
イイケンハウス以外にも、長野県内ではホクシンハウス、アルプスピアホーム、ハーバーハウス、熊木住建、東邦建工、サンプロなども比較検討することで、より自分たちに合った住まいのパートナーが見つかるはずです。
家づくりは一生に一度の大きな買い物。情報を整理しながら、自分たちの優先順位に合うパートナーを選んでください。





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