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【総合評価97点】ひどい?住宅情報館を一級建築士と宅建士が本音レビュー

住宅メーカー

「住宅情報館の家って、実際のところどうなの?」「広告ではよく見るけれど、本当にここで建てて大丈夫?」

そう思って検索すると、関連ワードに「ひどい」「後悔」「やばい」といった言葉が並び、不安になった方も多いはずです。

たしかに、ネット上には住宅情報館に対する厳しい口コミもあります。ただ、その中身を一つずつ開けてみると、多くは「飯田グループの建売イメージで見たことから生まれた価格や仕様のギャップ」や「店舗・担当者ごとの差」によるもので、事前に知っておけば避けられる注意点がほとんどです。数多くの住宅会社を見てきた住宅のプロの視点では、そう整理できます。

この記事では、住宅情報館がなぜ「ひどい」「後悔」と言われるのか、その理由に一級建築士と宅建士が一つずつ向き合います。そのうえで、価格の仕組みや実際の坪単価、住宅性能、間取りの自由度、そして本当の評判まで、家を建てる人が知りたい順に整理しました。

  • なぜ「ひどい」「後悔」と検索されるのか
  • 価格の安さの秘密と実際の坪単価は?
  • 住宅性能やデザインは?
  • 住宅情報館で家を建てるコツは?

最後まで読めば、住宅情報館が自分たちの家づくりに合うのかどうかを、自分の物差しで見極められるようになります。さっそく中身に入っていきます。

また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。

それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。

マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。

しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。

「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。



こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。

本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。

マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。

「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。

とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。

そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。

①LIFULL HOME’S 東証プライム上場企業「LIFULL」が運営。SUUMOと並ぶ大手不動産ポータルサイトで、厳しい審査をクリアした住宅メーカーのみが掲載されています。特にローコスト住宅に強く、低予算でマイホームを検討している方におすすめ。

②SUUMO

日本最大級の不動産ポータルサイトSUUMOが運営。全国の工務店の情報を網羅しており、地域に特化した優良な工務店のカタログを取り寄せることができます。価格を抑えつつ品質の高い住宅を建てたい方に最適。

③HOME4U家づくりのとびら

NTTデータグループが運営する安心のサービス。全国の厳選されたハウスメーカーから資料を取り寄せられるだけでなく、無料でオリジナルの家づくりプランを作成してもらえるのが特徴。ハウスメーカーにこだわりたい方におすすめ。

これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。

さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。

どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。

低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S

工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら

また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。

後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!

それでは、詳しく解説していきます。

この記事の監修者

井口 梓美いぐち あずみ

宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役

大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。

  1. 住宅情報館が「ひどい」「後悔」と言われる理由を一級建築士&宅建士が検証
    1. 理由1. 飯田グループの建売イメージより価格が高く感じる
    2. 理由2. 店舗や担当者によって対応や提案力に差が出る
    3. 理由3. 完全自由設計のはずが提案や間取りに物足りなさを感じることがある
    4. 理由4. 保証やアフター対応に不満の声がある
    5. 理由5. 標準仕様の断熱性能がもの足りなく感じる
    6. 理由6. 施工品質にばらつきがあるという口コミがある
    7. 理由7. 注文住宅の対応エリアが関東中心に絞られている
    8. 【プロの総評】3つに仕分ければ、住宅情報館の実像が見えてくる
  2. 住宅情報館の良い評判と悪い口コミ
    1. 良い評判
    2. 悪い評判
  3. 一級建築士&宅建士が解説する住宅情報館の住宅性能と設計力
    1. 1. 実大実験で裏づけた高い耐震性
    2. 2. 国産檜の構造材がもたらす品質と自由設計
    3. 3. 最長60年の長期保証と充実のアフターサービス
  4. 住宅情報館の評判をネットの声から注文住宅のプロが検証
    1. 評判を読み解くときの注意点
    2. 良い評判と悪い評判の整理
    3. プロの視点からの分析
    4. 信頼できる住宅会社と言えるか
  5. 失敗しない住宅情報館で家を建てる7つのポイント
    1. 1. 複数社を比較して情報収集を徹底する
    2. 2. ライフスタイルに合うシリーズ・プランを選ぶ
    3. 3. 資金計画を総額ベースで綿密に立てる
    4. 4. 理想の住まいを具体的に伝える
    5. 5. 担当者との相性を見極める
    6. 6. 契約内容と保証範囲を確認する
    7. 7. アフターサービスを使い倒す
  6. 住宅情報館の実際の坪単価を宅建士社長が解説
    1. 住宅情報館の坪単価の目安
    2. 坪数別にみた総額の目安
    3. 商品シリーズ別の坪単価
    4. 坪単価に影響する要素
  7. 住宅情報館の商品ラインナップ
    1. 代表的な商品シリーズ
    2. 多彩なプランと自由設計
  8. 住宅情報館で家を建てるメリットとデメリット
    1. 住宅情報館で家を建てるメリット8つ
      1. 1. 高いコストパフォーマンス
      2. 2. 実大実験で裏づけた耐震性
      3. 3. 国産檜がもたらす木のぬくもりと安心感
      4. 4. 自由設計で叶える理想の住まい
      5. 5. 多彩なニーズに応える豊富なラインナップ
      6. 6. 土地探しからサポートしてくれる安心感
      7. 7. 幅広いインテリアで自分らしい空間に
      8. 8. 選べる断熱性能
    2. 住宅情報館で家を建てるデメリット5つ
      1. 1. 標準の断熱性能は控えめ
      2. 2. 担当者による対応のばらつき
      3. 3. 施工エリアが関東中心
      4. 4. 初期保証や延長条件の確認が必要
      5. 5. 完成後のイメージとの相違
    3. 住宅情報館が向いている人
      1. 1. コストパフォーマンスを重視する人
      2. 2. 耐震性を重視する人
      3. 3. 国産檜の家に住みたい人
      4. 4. 間取りやデザインにこだわりたい人
      5. 5. 土地探しからサポートを受けたい人
      6. 6. 関東で家を建てたい人
    4. 住宅情報館をおすすめできない人
      1. 1. とにかく最安値で建てたい人
      2. 2. 担当者による対応の差が気になる人
      3. 3. 施工エリア外に住んでいる人
      4. 4. 標準仕様のまま最高水準の断熱を求める人
  9. まとめ
  10. 住宅情報館のよくある質問に宅建士社長がお答え
    1. Q1. 住宅情報館は「ひどい」「後悔」と言われるのはなぜですか?
    2. Q2. 住宅情報館の坪単価・総額はどのくらいですか?
    3. Q3. 住宅情報館の保証やアフターサービスは充実していますか?
    4. Q4. 住宅情報館の対応エリアはどこですか?
    5. Q5. 住宅情報館はどのような会社ですか?

住宅情報館が「ひどい」「後悔」と言われる理由を一級建築士&宅建士が検証

住宅情報館を検索すると、候補に「ひどい」「後悔」「やばい」「やめとけ」といった穏やかでない言葉が表示されます。検索しただけで気持ちが沈んでしまいますが、その言葉の裏側を読み解く前に、知っておいてほしい前提が一つあります。

それは、住宅情報館が、激安の建売で知られる飯田グループの中で「注文住宅・自由設計」を担う、少し特殊な立ち位置のブランドだということです。住宅情報館は、東証プライム上場の飯田グループホールディングス傘下、一建設の子会社として注文住宅を手がけています。グループ全体の「とにかく安い建売」というイメージで見ると、自由設計でこだわった家の価格や仕様に「思っていたのと違う」とギャップを感じやすく、それが「ひどい」「後悔」という言葉につながりやすいのです。

もう一つの背景が、住宅情報館が街なかに数多くの不動産仲介店舗を構える「街の不動産屋さん」の顔も併せ持つことです。窓口が広いぶん、注文住宅の専門的な提案力が店舗や担当者によってばらつきやすく、当たった担当者次第で印象が大きく変わる。この構造も、ネガティブな声が生まれる一因になっています。

ただ、先に結論をお伝えすると、住宅情報館は、国産檜の構造材と実大三次元耐震実験で裏づけた耐震性を、飯田グループのスケールメリットによって手の届く価格に収めた、コストパフォーマンスの高い住宅会社です。そのうえで、なぜネガティブな言葉で検索されるのか、理由を一つずつ見ていきましょう。検索される理由は、大きく次の7つに整理できます。

  1. 飯田グループの建売イメージより価格が高く感じる
  2. 店舗や担当者によって対応や提案力に差が出る
  3. 完全自由設計のはずが提案や間取りに物足りなさを感じることがある
  4. 保証やアフター対応に不満の声がある
  5. 標準仕様の断熱性能がもの足りなく感じる
  6. 施工品質にばらつきがあるという口コミがある
  7. 注文住宅の対応エリアが関東中心に絞られている

理由1. 飯田グループの建売イメージより価格が高く感じる

口コミでよく見られるのが、「飯田グループだから安いと思って見積もりを取ったら、想像より高かった」という声です。実際の口コミでも、ローコスト専業メーカーと比べると割高に感じたという指摘があります。

この背景には、住宅情報館の立ち位置があります。飯田グループの主力は、価格を抑えた規格型の分譲・建売住宅です。一方の住宅情報館は、同じグループでも「完全自由設計の注文住宅」を担当しており、間取りも仕様も一邸ごとに設計します。手間のかかる注文住宅は、規格化された建売より価格が上がるのが当然で、グループ内では注文住宅寄りの価格帯に位置づけられています。

裏を返せば、これは大手ハウスメーカーと比べたときの強みになります。住宅情報館の坪単価はおおむね50万円から80万円台が目安で、坪単価80万円から100万円を超える大手と比べれば、国産檜や自由設計といった中身を考えると割安です。建売の最安値ではなく「自由設計をどれだけ手頃に建てられるか」という基準で見れば、納得感のある価格設定だと評価できます。価格で迷ったら、後半で解説する坪単価の中身まで確認してから判断するとよいでしょう。

理由2. 店舗や担当者によって対応や提案力に差が出る

「設計士が親身になってくれなかった」「連絡が遅く、引き渡し後の外構工事が大幅に遅れた」といった、担当者への不満も見られます。質問への回答が曖昧だった、という声もあります。

これは、住宅情報館が従業員684名・関東に31店舗(2026年時点)を展開する規模の会社で、不動産仲介の窓口も広く持つことに起因します。窓口が多いぶん、注文住宅の経験が豊富な担当者に当たることもあれば、そうでないこともある。いわゆる「担当者ガチャ」は、規模の大きな住宅会社に共通する課題です。

ここは備え方しだいで結果が大きく変わります。最初の数回の打ち合わせで、担当者が構造や費用の質問にどこまで具体的に答えられるかを観察しておきましょう。手応えが薄ければ、担当替えを申し出てかまいません。むしろ店舗の多い住宅情報館では、合う担当に出会い直すハードルが低いのが強みです。きちんと説明してくれる人と組めれば、家づくりの満足度は驚くほど変わります。

理由3. 完全自由設計のはずが提案や間取りに物足りなさを感じることがある

「自由設計と聞いていたのに、要望をうまく汲み取ってもらえず、間取りを妥協した」という口コミもあります。提案のバリエーションが少なく感じた、という声です。

住宅情報館は完全自由設計を掲げていますが、自由設計といっても、建築基準法や耐震性、予算といった制約の中で形にしていくものです。どの住宅会社でも、構造上の安全性を確保するために実現できない要望は出てきます。ここを理解しないまま「何でもできる」と期待すると、ギャップが生まれやすくなります。

解決策はシンプルで、打ち合わせの早い段階で「この間取りは実現できるか」を具体的に確認することです。住環境や法律、技術的な条件を踏まえ、希望の優先順位を伝えておけば、設計士は実現可能な範囲で最大限の提案をしてくれます。完成イメージは写真や事例を使って共有し、図面に反映されているかを毎回確かめる。この一手間で、理想とのズレは大きく減らせます。

理由4. 保証やアフター対応に不満の声がある

「不具合を指摘したら保証期間が過ぎていると言われ、有償になった」といった、保証やアフターサービスへの不満も見られます。長く住む家だからこそ、ここは気になるポイントです。

住宅情報館は、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分について長期保証を用意し、定期点検と所定のメンテナンスを受けることを条件に、最長60年まで保証を延長できる仕組みです。引き渡し後は5年目まで毎年、その後は5年ごとの定期点検があり、24時間365日対応の「JUJO倶楽部」も利用できます。不満の多くは、保証の対象範囲や延長条件を契約前に把握できていなかったことから生じています。

ここで知っておきたいのは、最長60年や30年をうたう大手の長期保証も、その多くが10年ごとの有償点検・メンテナンスを受けることを延長の条件にしている事実です。無条件で長く守られるわけではなく、延長のたびに費用が発生するのはどの会社もほぼ同じです。保証は年数の数字だけでなく、対象範囲・延長条件・その都度の費用まで確認することが肝心です。保証の基本的な考え方は、住宅保証機構(まもりすまい保険)の解説が参考になります。保証の中身は見直されることもあるため、契約前には住宅情報館の最新の条件を直接確かめておきましょう。

理由5. 標準仕様の断熱性能がもの足りなく感じる

「標準の断熱材が薄く、断熱性能が物足りない」という指摘もあります。ZEH仕様にすれば性能は上がるものの、その分費用がかかる、という声です。

住宅情報館の標準仕様は、高性能グラスウール「アクリアネクスト」などを採用し、断熱等性能等級4に対応しています。これは省エネ基準を満たす水準ですが、近年広がっている断熱等級5以上やZEH基準を求める層からすると、標準のままでは控えめに見えるのは事実です。ここは正直に押さえておきたい注意点です。

一方で、住宅情報館は高断熱仕様も用意しています。主力の「檜物語」の高断熱仕様では、外皮平均熱貫流率(UA値)0.42という、寒冷地である北海道の省エネ基準もクリアする水準を実現できます。これは断熱等級6に相当するレベルです。標準仕様を起点に、必要に応じて断熱グレードを上げるという考え方で臨めば、予算と快適性のバランスを取りながら、満足のいく性能に仕上げられます。

理由6. 施工品質にばらつきがあるという口コミがある

「クロスの継ぎ目が気になる」「階段がきしむ」といった、施工品質に関する口コミも見られます。完成後のイメージが想像と少し違った、という声もあります。

施工は最終的に現場の職人の手作業によるため、品質を完全に均一にするのは、どの住宅会社でも難しいのが実情です。住宅情報館は施工管理の徹底で品質の安定を図っていますが、ばらつきの可能性をゼロにはできません。これは住宅情報館に限った話ではなく、住宅建築全般に共通する課題です。

対策として有効なのが、建築中の現場に足を運び、気になる点はその場で遠慮なく伝えることです。完成イメージは3DパースやVRだけに頼らず、サンプルや見本、完成見学会で素材の質感や色合いを実際に確かめておく。施主側が能動的に関わることで、仕上がりへの納得度は確実に高まります。

理由7. 注文住宅の対応エリアが関東中心に絞られている

「建てたい地域が対応エリア外だった」という声もあります。かつてより対応エリアが狭くなった、という指摘も見かけます。

住宅情報館の注文住宅は、現在、東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木の関東1都4県を中心に、31店舗の体制で展開しています。過去には東海や関西にも広げていた時期がありましたが、2024年から2025年にかけて営業エリアを見直し、関東に集約しました。対応エリア外の方が建てられないのは、たしかにデメリットです。

ただ、これは事業の縮小というより「選択と集中」と捉えるのが実態に近いといえます。エリアを関東に絞ることで、地域の気候や土地条件を知り尽くした地域密着の家づくりに資源を振り向けられます。検討する際は、まず建設予定地が対応エリア内かどうかを確認しましょう。最新の対応エリアは見直されることがあるため、公式で確かめておくと確実です。

【プロの総評】3つに仕分ければ、住宅情報館の実像が見えてくる

7つの理由を一通り見てきました。こうして並べてみると、「ひどい」「後悔」という言葉の正体は、性質の異なる3つのグループに仕分けられます。

  • 事前の準備・対策で避けられるもの……担当者ごとの差、自由設計への期待ギャップ、保証範囲の確認不足、施工品質のチェック、断熱グレードの選び方
  • 仕組み・特性として理解しておくもの……飯田グループ内で注文住宅を担う価格帯、標準の断熱等級4、関東中心の対応エリア
  • 根拠の薄い思い込み・誤解……「飯田グループだから安かろう悪かろう」「経営が不安・倒産するのでは」というイメージ

こうして仕分けてみると、家そのものの品質や安全性を脅かす決定的な欠点は出てきません。「安かろう悪かろう」という見方も、実大三次元耐震実験で震度7に6回耐えた構造という事実の前では説得力を失います。経営面の不安についても、親会社は年間数万棟を手がける東証プライム上場の飯田グループホールディングスです。倒産を案じる材料は、どこにも見当たりません。

一級建築士・宅建士の目線で総合的に見れば、住宅情報館は、国産檜の品質と高い耐震性を、グループの規模を生かして手の届く価格にまとめた、費用対効果の高い住宅会社です。価格帯の理由と担当者との相性さえ腑に落ちれば、満足度の高い家は十分に建てられます。断片的な口コミに気持ちを引っ張られず、次章からの坪単価・住宅性能・評判の中身まで読んだうえで、自分たちに合うかを落ち着いて判断してください。

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住宅情報館の良い評判と悪い口コミ

住宅情報館の良い評判と悪い口コミ

住宅情報館で実際に家を建てた人の声は、やはり気になりますよね。そこで、ネット上に投稿された口コミを良し悪し両面から拾い集め、傾向が見えるように整理しました。リアルな評価の手がかりにしてください。

良い評判

では、まずは良い評判から見ていきましょう。

間取りからインテリアまで、自分たちのこだわりを詰め込めて本当に嬉しいです。特に開放感のある吹き抜けリビングは、明るい日差しが差し込んで、まるでカフェにいるみたい! 休日は、ここでコーヒーを飲みながらゆったり過ごすのが至福のひとときです。住宅情報館の設計士さんは、私たちのイメージを丁寧にヒアリングしてくれて、理想を形にしてくれました!

想像以上に高品質な家が予算内で実現できました。営業担当の方が親身になって相談に乗ってくれ、無駄なコストを抑えながら、理想の家づくりをサポートしてくれました。

実大三次元耐震実験で震度7の揺れに耐えたという話を聞いて、安心感が違います。実際に住んでみて、少しの地震ではほとんど揺れを感じません。家族みんなが安心して暮らせる家が手に入り大満足です!

子供たちも、住宅情報館のキッズコーナーで楽しく遊んでくれていました。打ち合わせもスムーズに進み、家族みんなで家づくりに参加できたのも嬉しかったです。

想像以上に高品質な家が、予算内で実現できました。営業担当の方が親身になって相談に乗ってくれ、無駄なコストを抑えながら、理想の家づくりをサポートしてくれました。

価格に対する品質の高さ、そして家の性能や担当者の対応を評価する声が多く見られました。とくに、国産檜の質感や耐震性への安心感を挙げる施主が目立ちます。住宅の耐震性能を客観的に確認するには、国土交通省の耐震基準に関するページが参考になります。

悪い評判

続いて、気になる評判にも目を向けてみます。内容は前章で検証した理由とほぼ重なっており、どれも準備しだいで先回りできるものばかりです。

希望していた間取りの提案が少なく、こちらの要望をうまく汲み取ってくれませんでした。結局、妥協して間取りを決めることになり、少し後悔しています。

自由設計といっても、どんな設計でも実現できるわけではありません。住環境や法律、技術的な条件によって何らかの制約は必ずあります。見積もりの段階で希望条件を細かく伝え、実現できるかどうかをよく確認しておくことが、納得のいく間取りへの近道です。住宅に関する法的な基準は、国土交通省の建築基準法の概要も確認しておきましょう。

営業担当者の知識不足を感じることが何度かありました。質問に対して、曖昧な回答しか返ってこないことも。もっと専門知識を持った担当者に対応して欲しかったです。

担当者によって対応に差が出るのは、店舗網の広い住宅情報館で起こりやすいポイントです。顧客の立場では不安に感じますよね。専門的な質問に明確な答えが返ってこないと感じたら、担当替えを申し入れるのも一つの方法です。前章でも触れたとおり、店舗が多いぶん、信頼できる担当に出会い直しやすいのは住宅情報館の利点でもあります。

住宅情報館は飯田グループということで、価格の安さに惹かれましたが、実際に見積もりを出してもらうと、思ったほど安くはありませんでした。ローコスト住宅メーカーと比較すると、割高感があります。

価格に満足する声が多い一方で、こうした意見もありました。住宅情報館は、激安の建売を主力とする飯田グループの中では、自由設計を担う比較的高価格帯のブランドです。価格だけで判断せず、国産檜や耐震性、自由度といった中身まで含めて総合的に見極めたいところです。飯田グループの住宅会社を比較したい方は、同じグループのタクトホームのレビューも参考になります。
【総合評価97点】やばい?タクトホームを一級建築士と宅建士が本音レビュー

ここで紹介した声は、あくまで一例にすぎません。同じ会社で建てても、感じ方は人それぞれです。最後は店舗に足を運び、自分の目と耳で相性を確かめてから決めましょう。
価格帯が近い住宅会社として、タマホームの口コミとも比較してみると参考になります。

より多くの実際の声を確認したい方は、こちらもあわせてご覧ください。
Googleマップで住宅情報館の口コミを見る

一級建築士&宅建士が解説する住宅情報館の住宅性能と設計力

住宅情報館の住宅性能と設計力

住宅情報館は、関東を中心に注文住宅を手がける住宅会社で、国産檜を使った家づくりと、適正価格を両立しているのが大きな特徴です。若い世代や初めて家を購入する方にも手が届きやすく、はじめての住宅購入では、フラット35Sの金利引き下げ制度を活用すれば返済負担をさらに抑えられます。

そんな住宅情報館を、一級建築士の視点で評価した結果がこちらです。

項目 詳細
総合評価 97点
耐震性 4.8
断熱性・気密性 4.6
間取りの自由度 4.8
コストパフォーマンス 4.8
アフターサービス 5.0
会社の信頼度 4.3

価格を抑えつつ、耐震性・省エネ性・設計の自由度をどれも高い水準でまとめている。この総合力を評価して、総合評価は97点としました。前章で見たとおり、ネガティブな評判の大半は対策できる注意点か誤解だったわけですから、この点数に違和感はないはずです。対応エリアは関東中心ですが、裏を返せば、地元の気候や土地を知り尽くした家づくりに力を注げる体制ともいえます。

住宅情報館で家を建てる強みを、ここでは3つの柱に分けて掘り下げていきます。

住宅情報館で家を建てる3つの魅力

1. 実大実験で裏づけた高い耐震性

住宅情報館の住宅は、地震に対する強さが大きな強みです。柱と梁の木造軸組に、壁や床の面材を一体化させる「フレーミングモノコック構法」を採用し、建物にかかる力を面全体で受け止めます。さらに高倍率耐力壁「スーパーパネル」や、荷重を面で支えるベタ基礎を組み合わせ、建物全体で揺れに抵抗する設計です。

その強さは、言葉だけでなく実験で確かめられています。住宅情報館は、構造躯体を実大三次元耐震実験にかけ、震度7クラスの揺れに合計6回耐えることを実証しています。熊本地震や阪神・淡路大震災などの実際の地震波を用いた試験で、高倍率耐力壁を搭載した建物では揺れ幅を大きく抑える結果も出ています。地震対策をさらに高めたい場合は、制震装置「EQ GUARD」を採用することも可能です。一級建築士・宅建士の立場から見ても、価格帯を考えれば耐震への力の入れ方は十分に評価できる水準です。

2. 国産檜の構造材がもたらす品質と自由設計

住宅情報館の主力は、構造材に国産檜をふんだんに使う「檜物語」シリーズです。檜は強度と耐久性に優れ、シロアリや腐朽にも強く、調湿作用で室内を快適に保ちます。古くから社寺建築に使われてきた信頼性の高い木材を、柱や梁に標準で採用している点は、品質を重視する人にとって心強い要素です。

設計面では完全自由設計を基本とし、間取り・外観・内装・設備を一邸ごとに作り込めます。広いリビングや開放的な吹き抜け、充実した収納、和室の設置といった要望にも対応でき、二世帯住宅やバリアフリー住宅などにも柔軟です。前章で「希望の間取りが叶わなかった」という口コミに触れましたが、これは耐震性や法規を守るうえでの制約によるもの。安全性を最優先したうえで実現できる最大限のプランを、経験豊富な設計士が一緒に考えてくれます。

3. 最長60年の長期保証と充実のアフターサービス

住宅情報館は、引き渡し後のサポート体制も整えています。構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分について長期保証を設け、定期点検と所定のメンテナンスを受けることを条件に、最長60年まで保証を延長できます。引き渡し後5年目までは毎年、その後は5年ごとに定期点検を実施し、24時間365日対応の「JUJO倶楽部」で急なトラブルにも備えられます。

断熱性能については、高性能グラスウール「アクリアネクスト」などを採用し、標準で断熱等性能等級4に対応しています。より高い断熱を求める場合は、檜物語の高断熱仕様でUA値0.42という北海道基準クラスの性能まで引き上げることも可能です。なお標準仕様や保証の内容は改定されることがあるため、最新の仕様は契約前に公式で確認しておくと安心です。

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住宅情報館の評判をネットの声から注文住宅のプロが検証

どの住宅会社で家を建てるか検討するとき、気になるのは実際の評判ですよね。ここでは、ネット上で見られる住宅情報館の評判を、注文住宅のプロである一級建築士の目線で読み解き、客観的に整理します。前章の理由検証とあわせて、評判の「読み方」を押さえておきましょう。

評判を読み解くときの注意点

ネットの評判は参考になりますが、そのまま受け取るのは禁物です。匿名の口コミは情報源の確かさが見えにくく、内容はあくまで個人の主観です。さらに、数年前の古い情報が、仕様改定後の現在もそのまま残っていることも珍しくありません。情報の出どころと新しさを意識して読むことが、評判に振り回されないコツです。

良い評判と悪い評判の整理

住宅情報館の評判を調べると、良い声と気になる声の両方が見つかります。良い評判として多いのは、国産檜「檜物語」の質感や、実大実験で裏づけた耐震性への安心感、木の香りや冬の暖かさといった住み心地、そして定期点検や24時間対応のアフターサービスへの満足です。担当者が親身だったという声も多く見られます。

一方の気になる声としては、ローコスト専業と比べた価格の割高感、連絡や対応のスピード、施工品質のばらつきが挙がります。いずれも前章で検証したとおり、価格は中身を踏まえれば妥当であり、対応や品質のばらつきは担当者選びと現場確認で備えられる範囲のものです。

プロの視点からの分析

価格については、住宅情報館が国産檜や面構造といった、本来は費用のかさむ仕様を取り入れていることを踏まえる必要があります。重視すべきは価格と品質のバランスで、断熱や耐震を含めた長期のランニングコストまで考えると、納得感のある価格設定だと整理できます。対応や施工のばらつきは、複数の担当者と話して相性を確かめ、建築中の現場をこまめに確認することで、十分に対策できます。

信頼できる住宅会社と言えるか

総合的に見ると、住宅情報館は、確かな構造品質と充実したサポートを、手頃な価格で提供する信頼できる住宅会社です。一部にネガティブな評判もありますが、それはどの住宅会社にも共通するもので、住宅情報館だけが特別ではありません。良い評判と気になる声の両方を踏まえ、メリットとデメリットを理解したうえで判断することが、後悔しない家づくりにつながります。住宅選びで比較の軸を持ちたい方は、積水ハウスの評判や口コミもチェックしておくとよいでしょう。

失敗しない住宅情報館で家を建てる7つのポイント

失敗しない住宅情報館で家を建てる7つのポイント

住宅情報館で理想のマイホームを実現し、後悔のない家づくりをするために、前章までの検証を踏まえた7つのポイントを押さえておきましょう。

  1. 複数社を比較して情報収集を徹底する
  2. ライフスタイルに合うシリーズ・プランを選ぶ
  3. 資金計画を総額ベースで綿密に立てる
  4. 理想の住まいを具体的に伝える
  5. 担当者との相性を見極める
  6. 契約内容と保証範囲を確認する
  7. アフターサービスを使い倒す

1. 複数社を比較して情報収集を徹底する

家づくりは一生に一度の大きな買い物です。住宅情報館だけに絞らず、複数の住宅会社を比較し、それぞれのメリット・デメリットを把握しましょう。公式サイトやカタログで商品ラインナップや標準仕様を確認し、住宅展示場でモデルハウスの空間を体感する。口コミは個人の意見だと理解したうえで参考にし、オリコン顧客満足度ランキングなど第三者の評価もあわせて見ると、判断の軸が定まります。

2. ライフスタイルに合うシリーズ・プランを選ぶ

住宅情報館は複数の商品シリーズを展開しています。木の温もりを重視するなら国産檜の「檜物語」、デザイン性を求めるなら「QUAD」、暮らしを整える設計思想の「totonoie」など、家族構成や将来設計に合わせて選びましょう。平屋・3階建て・二世帯住宅といったプランにも対応しているため、まずは譲れない条件を整理しておくと選びやすくなります。

3. 資金計画を総額ベースで綿密に立てる

坪単価や本体価格だけでなく、付帯工事費や諸費用まで含めた総額で考えることが肝心です。土地取得費・建築費・諸費用を合わせた総予算を明確にし、頭金として用意できる自己資金、無理なく返せる借入額を計算しましょう。住宅ローンは固定金利と変動金利の特徴を理解し、将来の金利変動リスクも見込んで選ぶと安心です。

4. 理想の住まいを具体的に伝える

住宅情報館は完全自由設計なので、要望を具体的に伝えるほど満足度が高まります。間取りは家族構成や生活動線をもとに、各部屋の広さや配置を検討しましょう。必要な収納量、キッチンや浴室などの設備、壁紙や床材といった内装の好みも、写真や事例を使って共有すると、イメージのズレを防げます。

5. 担当者との相性を見極める

前章で触れたとおり、住宅情報館は店舗網が広く、担当者によって対応に差が出ることがあります。だからこそ、ここが満足度を左右する最重要ポイントです。要望や疑問を遠慮なく伝え、専門的な質問に的確な答えが返ってくるかを確認しましょう。相性が合わないと感じたら、担当変更を申し出る勇気を持つことが、納得の家づくりにつながります。

6. 契約内容と保証範囲を確認する

契約前には、契約内容を隅々まで確認しましょう。住宅瑕疵担保責任保険や地盤保証、設備保証の内容、定期点検やメンテナンスの範囲、万一のキャンセル条件まで目を通しておきましょう。とくに保証は、年数だけでなく対象範囲と延長条件まで確かめておくと、引き渡し後のトラブルを防げます。宅地建物取引士の立場からも、ここは特に丁寧な確認をおすすめします。

7. アフターサービスを使い倒す

住宅情報館は最長60年の長期保証と定期点検を用意しています。点検を必ず受け、住まいのメンテナンスを適切に続けることで、家を長く良い状態に保てます。気になる不具合は早めに相談し、24時間365日対応の窓口も活用しましょう。保証を生かすには、施主側が点検スケジュールを把握しておくことが欠かせません。

住宅情報館の実際の坪単価を宅建士社長が解説

住宅情報館の実際の坪単価

住宅情報館で家を建てるとき、最も気になるのはやはり坪単価ですよね。広告では「坪単価〇〇万円〜」と表示されますが、実際の費用は選ぶプランや仕様、土地の条件で変わります。ここでは、価格の中身を宅建士の目線で読み解いていきます。

住宅情報館の坪単価の目安

住宅情報館の坪単価は、おおむね50万円から80万円台が目安です(2026年時点)。平均すると60万円台に収まるケースが多く、坪単価80万円から100万円を超える大手ハウスメーカーと比べれば、国産檜や自由設計といった中身を踏まえても割安な水準です。

ただし、坪単価はあくまで目安で、選ぶプランやオプション、建築地や土地の状況で大きく変わります。たとえば同じ30坪でも、仕様の違いで総額が数百万円変動することがあります。坪単価を比較検討するなら、木造住宅で高い評価を受けているアキュラホームの坪単価と特徴も参考になります。

坪数別にみた総額の目安

坪単価の数字だけを見ても、最終的にいくら必要かは見えてきません。建物本体に、地盤改良や外構といった付帯工事費、各種諸費用を足した「総額(引き渡し価格)」で資金計画を立てましょう。標準的な仕様で建てた場合、総額の目安は次のようになります。

  • 30坪:約1,500万円から2,300万円
  • 35坪:約1,760万円から2,680万円

土地から購入するなら、ここに土地代が上乗せされます。正確な金額は、建てたい地域と間取りで見積もりを取るのが一番の近道です。

商品シリーズ別の坪単価

住宅情報館では複数のシリーズを展開しており、坪単価はシリーズによって異なります。特徴を理解したうえで選びましょう。

  • 檜物語:国産檜を構造材に使った主力シリーズ。坪単価は約52万円〜65万円が目安です。
  • QUAD(QUAD V):外観・内観・設備・構造の4要素を整えたシリーズ。坪単価は約53万円〜80万円が目安です。
  • EXCELLENT 30th:周年を記念したコストパフォーマンス重視のシリーズ。坪単価は約50万円〜が目安です。

上記は目安であり、使用する材料や設備、設計の複雑さによって変動します。

坪単価に影響する要素

坪単価は、次のような要素で変わります。

  • 建物の規模:延床面積が広いほど、坪あたりの単価は下がりやすくなります。
  • 階数・形状:平屋や3階建て、入り組んだ形状は坪単価が高くつきやすい傾向です。
  • 設備・仕様のグレード:キッチンや内外装のグレードで変わります。
  • 断熱グレード:標準からZEH仕様や高断熱仕様に上げると費用が増えます。
  • 土地の状況:地盤改良が必要な場合などで変動します。

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住宅情報館の商品ラインナップ

住宅情報館は、多様なニーズに応えられるよう、幅広い商品ラインナップを用意しています。木の温もりを大切にした住まいから、デザイン性を追求した住まい、二世帯住宅や3階建てまで、家族構成やライフスタイルに合わせて選べます。

代表的な商品シリーズ

住宅情報館の代表的なシリーズは次のとおりです。

  • 檜物語:国産檜を構造材にふんだんに使った、木の温もりと風格を感じられる主力シリーズ。檜は耐久性・耐虫性・調湿効果・断熱性に優れ、快適で健康的な住環境を実現します。高断熱仕様にも対応しています。
  • QUAD(QUAD V):外観デザイン・内観デザイン・設備・構造の4つの要素をバランス良く整えた、スタイリッシュなシリーズ。シンプルモダンを基調に、洗練された空間を生み出します。
  • totonoie:暮らしを「整える」という発想から生まれた、収納や家事動線にこだわるシリーズ。毎日の使いやすさを重視する家庭に向いています。

多彩なプランと自由設計

上記のシリーズに加え、住宅情報館では幅広いプランに対応しています。

  • 平屋:庭との一体感を楽しめる、ゆったりくつろげるプラン。
  • 3階建て:限られた土地を有効活用できるプラン。
  • 二世帯住宅:親世帯と子世帯が快適に暮らせるプラン。
  • 賃貸併用住宅:家賃収入を得ながら暮らせるプラン。
  • ZEH:高い断熱性能と省エネ設備で、環境にやさしい暮らしを実現するプラン。

さらに完全自由設計に対応しており、間取りから外観・内観デザイン、設備まで、あらゆる部分にこだわりを反映できます。専門のインテリアコーディネーターが、理想の住まいづくりをサポートします。一級建築士・宅建士の立場から見ても、選択肢の幅広さは家族の数だけある要望に応えられる強みだといえます。

住宅情報館で家を建てるメリットとデメリット

ここまで住宅情報館をさまざまな角度から分析してきました。これらを踏まえて、メリットとデメリットに分けて整理してみましょう。向いている人・おすすめできない人の特徴もあわせて参考にしてください。

住宅情報館で家を建てるメリット8つ

1. 高いコストパフォーマンス

住宅情報館は、国産檜の構造材やフレーミングモノコック構法といった、本来は費用のかさむ仕様を標準で取り入れながら、大手より抑えた価格で提供しています。価格以上の中身を、しっかり備えています。

2. 実大実験で裏づけた耐震性

フレーミングモノコック構法、高倍率耐力壁「スーパーパネル」、ベタ基礎を組み合わせ、実大三次元耐震実験で震度7に6回耐えることを実証しています。地震対策を重視する人にとって心強い構造です。耐震性を重視する方は、鉄骨造で地震対策に定評のあるダイワハウスもあわせて検討してみてください。

3. 国産檜がもたらす木のぬくもりと安心感

「檜物語」シリーズをはじめ、国産檜を使った家づくりを得意としています。檜の強度・耐久性・調湿効果・芳香を生かし、木の温もりを感じられる快適な住まいを実現します。

4. 自由設計で叶える理想の住まい

完全自由設計により、間取り・外観・内装・設備を一邸ごとに作り込めます。広いリビングや吹き抜け、充実した収納など、要望に柔軟に対応。経験豊富な設計士が理想の住まいを形にします。

5. 多彩なニーズに応える豊富なラインナップ

檜物語・QUAD・totonoieといったシリーズに加え、平屋・3階建て・二世帯住宅・賃貸併用住宅・ZEHなど、幅広いプランをそろえています。家族の暮らし方に合わせて選べます。

6. 土地探しからサポートしてくれる安心感

住宅情報館は不動産仲介部門も持つため、土地探しから建築、資金計画、アフターサービスまでワンストップで相談できます。家づくりに関わるあらゆることを一つの窓口で進められます。

7. 幅広いインテリアで自分らしい空間に

専門のインテリアコーディネーターが、好みに合わせたデザインを提案します。カジュアル、エレガント、モダン、ナチュラルなど、壁紙・床材・照明まで細部にこだわって、自分らしい空間を作れます。

8. 選べる断熱性能

標準で高性能グラスウール「アクリアネクスト」を採用し、断熱等級4に対応。さらに檜物語の高断熱仕様やZEH仕様を選べば、UA値0.42という北海道基準クラスまで高められます。断熱と価格のバランスを重視する方は、アイフルホームの断熱性能と標準仕様も比較材料になります。

住宅情報館で家を建てるデメリット5つ

メリットが多い一方で、知っておくべき注意点もあります。いずれも前半で検証したとおり、事前の準備や対策で十分に備えられるものです。

1. 標準の断熱性能は控えめ

標準仕様の断熱は等級4どまりで、断熱等級5以上やZEH基準を求める層には控えめに映ります。対策:檜物語の高断熱仕様やZEHオプションで等級を引き上げ、必要な性能と予算のバランスを取りましょう。

2. 担当者による対応のばらつき

店舗網が広く従業員数も多いため、担当者によって対応や提案力に差が出ることがあります。対策:相性が合わないと感じたら担当変更を申し出ましょう。店舗が多いぶん、信頼できる担当に出会い直しやすいのは利点でもあります。

3. 施工エリアが関東中心

注文住宅の対応エリアは、現在は東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木の関東1都4県が中心です。対策:まず建設予定地が対応エリア内かを確認しましょう。最新の対応エリアは公式で確かめておくと確実です。

4. 初期保証や延長条件の確認が必要

長期保証は最長60年まで延長できますが、延長には定期点検と所定のメンテナンスが条件です。対策:大手の長期保証も延長は有償点検が前提のことがほとんどです。年数だけでなく対象範囲と延長条件まで、契約前に確認しましょう。

5. 完成後のイメージとの相違

3DパースやVRで完成イメージを確認できますが、照明の色合いや素材の質感が想像と多少異なることはあります。対策:サンプルや見本、完成見学会で実物を確かめ、完成イメージを具体的に共有しておきましょう。

住宅情報館が向いている人

ここまでの内容を踏まえると、住宅情報館は次のようなタイプの人と相性が良いといえます。

1. コストパフォーマンスを重視する人

大手より価格を抑えながら、国産檜や面構造といった中身のある仕様で家を建てたい人に向いています。コスパ重視で検討中の方には、アイダ設計の評判と坪単価も参考になります。

2. 耐震性を重視する人

フレーミングモノコック構法やスーパーパネル、ベタ基礎による高い耐震性を実証している点は、地震への備えを重視する人にとって安心材料です。

3. 国産檜の家に住みたい人

「檜物語」をはじめ、国産檜の強度・調湿効果・芳香を生かした家づくりを得意としています。木の温もりを感じる住まいを求める人に最適です。

4. 間取りやデザインにこだわりたい人

完全自由設計で、間取り・外観・内装・設備まで思いどおりに作れます。こだわりを形にしたい人に向いています。

5. 土地探しからサポートを受けたい人

不動産仲介部門を持つため、土地探しから建築まで一括で相談できます。土地が決まっていない人にとって心強い体制です。

6. 関東で家を建てたい人

注文住宅は関東1都4県が中心です。関東で家を建てたい人にとって利用しやすい住宅会社です。同じ飯田グループで関東に強い東栄住宅のレビューも参考になります。
【総合評価85点】ひどい?東栄住宅を一級建築士と宅建士が本音レビュー

住宅情報館をおすすめできない人

反対に、次のような希望が強い人は、他の住宅会社も見比べてみると納得感が増します。

1. とにかく最安値で建てたい人

住宅情報館は自由設計の注文住宅を担うブランドで、建売の最安値帯とは価格帯が異なります。価格だけを最優先する人は、他の選択肢も比較するとよいでしょう。

2. 担当者による対応の差が気になる人

店舗網が広いぶん、担当者の対応に差が出ることがあります。バラつきが気になる人は、複数の担当と話し、信頼できる人を見極めることが欠かせません。

3. 施工エリア外に住んでいる人

注文住宅の対応エリアは関東1都4県が中心です。エリア外に住んでいる人は、地元に対応した住宅会社を検討する必要があります。

4. 標準仕様のまま最高水準の断熱を求める人

標準の断熱は等級4のため、オプションなしで最高水準を求める人には物足りなく映ります。高断熱仕様やZEHを選ぶか、断熱を強みとする他社も比較するとよいでしょう。

住宅情報館は、コストパフォーマンスと耐震性に優れた住まいを提供する一方、断熱グレードの選び方や担当者選びといった注意点もあります。一生に一度の家づくりだからこそ、複数社を比較し、自分のニーズに合う住宅会社を選び取りましょう。

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まとめ

住宅情報館の魅力をひと言でまとめれば、国産檜の品質と実大実験で証明した耐震性を、飯田グループの規模を武器に手頃な価格へ落とし込んだ「中身で勝負する一社」だということです。完全自由設計、最長60年の長期保証、土地探しからのワンストップ対応と、得意分野は幅広く揃っています。その一方で、標準の断熱は控えめ、担当者によって対応に差が出る、対応エリアは関東中心という弱点も正直に残っています。

冒頭で触れたように、住宅情報館は「ひどい」「後悔」「やばい」というワードとともに検索されがちです。けれども理由を一つずつほどいていくと、その正体は準備で防げる注意点、仕組みとして割り切るべき特性、根拠の薄い思い込みの3つに収まり、家の品質を脅かす致命傷は見つかりませんでした。要するに、激安建売で知られる飯田グループの中で自由設計を担うという独特の立ち位置が価格や仕様のギャップを生み、それがネガティブな言葉となって表に出ていただけなのです。

後悔のない家づくりの鍵は、断片的な口コミに気持ちを揺さぶられないこと。そのうえで、長所と短所、そして自分たちの暮らし方や優先順位を照らし合わせて会社を選ぶことです。価格帯の理由と担当者との相性さえ腑に落ちれば、住宅情報館は一級建築士・宅建士として自信を持って候補に挙げられる一社です。比較の物差しを広げたい方は、積水ハウスの評判や口コミも見ておくと、住宅情報館の立ち位置がいっそう鮮明になります。

住宅情報館で建てるかどうか迷っている方の判断材料になれば、この記事を書いた甲斐があります。さらに知りたいことが出てきたら、公式サイトやカタログ、住宅展示場で情報を集め、気になる点はその場で担当者にぶつけてみてください。疑問を一つずつ消していけば、自分たちにとって納得のいく一軒にたどり着けるはずです。

住宅情報館のよくある質問に宅建士社長がお答え

ここからは住宅情報館に関するよくある質問を紹介していきましょう。

Q1. 住宅情報館は「ひどい」「後悔」と言われるのはなぜですか?

A. 激安の建売で知られる飯田グループの中で、住宅情報館が自由設計の注文住宅を担う立ち位置のため、建売イメージで見ると価格や仕様にギャップを感じやすく、それが「ひどい」「後悔」という言葉につながりやすい傾向があります。実際に理由を検証すると、価格の感じ方・担当者ごとの対応差・自由設計への期待ギャップ・保証範囲の確認不足・標準断熱の控えめさ・施工品質のばらつき・関東中心の対応エリアに整理でき、いずれも事前の準備や対策で避けられるものです。構造は実大三次元耐震実験で震度7に6回耐えることを実証しており、品質面の不安は大きくありません。

Q2. 住宅情報館の坪単価・総額はどのくらいですか?

A. 坪単価はおおむね50万円から80万円台が目安で、平均すると60万円台のケースが多くなっています(2026年時点)。総額の目安は、標準的な仕様で30坪なら約1,500万円から2,300万円、35坪なら約1,760万円から2,680万円ほどです。シリーズやオプション、土地の状況で変わるため、希望する地域・間取りで見積もりを取るのが確実です。

Q3. 住宅情報館の保証やアフターサービスは充実していますか?

A. 建物の骨組みや雨漏りに関わる部分に長期保証を設け、定期点検と所定のメンテナンスを受けることを条件に、最長60年まで延長できます。引き渡し後5年目までは毎年、その後は5年ごとの定期点検があり、24時間365日対応の窓口も利用できます。最長60年をうたう大手も延長には有償点検が条件となることがほとんどなので、年数だけでなく対象範囲と延長条件まで確認しておくと安心です。保証内容は改定されることがあるため、最新の条件は公式でご確認ください。

Q4. 住宅情報館の対応エリアはどこですか?

A. 注文住宅の対応エリアは、現在は東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木の関東1都4県が中心で、31店舗を展開しています(2026年時点)。過去には東海や関西にも広げていた時期がありましたが、2024年から2025年にかけて関東に集約しました。対応エリアは見直されることがあるため、建設予定地が対応エリア内かどうかは公式で確認しておくと確実です。

Q5. 住宅情報館はどのような会社ですか?

A. 住宅情報館株式会社は、神奈川県相模原市に本社を置く住宅会社です。1993年に城南建設株式会社として設立され、2015年に現社名へ変更しました。東証プライム上場の飯田グループホールディングス傘下、一建設の子会社として注文住宅を手がけ、国産檜を使った「檜物語」シリーズなどを得意としています。なおCMには、過去に橋本環奈さんや子役のののかちゃんが出演していました。

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