健康住宅(福岡)の評判・口コミ84件|住宅性能・住み心地とアフターサービスの投稿傾向

健康住宅の評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

健康住宅は、福岡市城南区に本社を置き、福岡都市圏で高気密高断熱の注文住宅を手がけている会社です。断熱材を外と内の二重に入れ、窓はトリプルガラスの樹脂サッシ。全棟で気密測定をしてから引き渡すと公式サイトに書かれています。ただ、公開されている投稿には、定期点検の案内が届かなかった、伝えた不具合がなかなか直らなかった、という書き込みも残っていました。住み心地を高く評価する投稿と並んでいるので、判断に迷う方も多いと思います。

幸せおうち体験談は、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートを土台にしたサイトです。それとは別に、住宅会社ごとに公開されている口コミを編集部がひとつずつ読み、どの話題にどんな評価が書かれているかを分ける独自の口コミ調査も続けています。価格、断熱と気密の数値、保証の条件、契約する相手の法人情報は、公式サイトと、国税庁や福岡県が公開している資料で確かめました。

福岡都市圏で、断熱と気密の仕様をはっきりさせたうえで家を建てたい方には、候補に入れてよい会社です。全棟でHEAT20 G2レベルを標準とすること、気密の自社基準を決めて全棟で測ってから引き渡すこと、構造の主要な部分を最長100年保証することが公式サイトに書かれていました。ただし坪単価と本体価格、UA値の数値は確認できませんでした。総額と自分のプランの性能は、見積もりの段階で書面にしてもらってください。

この記事でわかること

  • 公開投稿84件で、良い32件と気になる39件がどの話題に集まったか
  • アフターサービスの14件のうち11件が何について書かれたものか
  • 住み心地の26件で評価が分かれた理由
  • 公式に出ている断熱と気密の仕様と、確認できなかったUA値の扱い
  • 最長100年保証、設備は最長10年、シロアリは初期20年の対象と条件
  • 商号の似た会社があるなかで契約する相手を確かめる方法
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

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住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月24日

  1. 健康住宅の口コミ84件を話題別に分けた結果
    1. 良い評価32件と気になる評価39件が、どこに集まったか
    2. 84件は人数ではない。同じ流れの中で書かれた投稿が多い
  2. アフターサービスの14件。11件が点検の連絡と補修の進み方について
  3. 施工・仕上がりの7件。気になる評価5件のうち4件は入居後の指摘
  4. 住み心地の26件。良い14件は暖かさと空気、気になる9件は結露と乾燥
  5. 営業・打ち合わせの15件。良い7件と気になる6件が同じくらい
  6. 設計・間取りとデザイン・商品の10件。選べる範囲は契約前に確かめる
  7. 価格は坪単価を確認できず。公式に金額が出ているのは土地の販売価格だけ
  8. 断熱と気密は仕様が公開されている。UA値の数値は確認できなかった
    1. 耐震は等級3と制震装置が標準。確かめ方は確認できなかった
  9. 保証は建物が最長100年、設備は最長10年、シロアリは初期20年
  10. 会社の情報。1998年設立、福岡市城南区。建設業許可は県の名簿でも確認できた
  11. 商号の似た会社がある。契約する相手を書面で確かめる
  12. 選ぶ理由になりそうな点と、契約前に知っておきたい点
  13. 契約前に確認しておきたいこと
  14. 健康住宅のよくある質問
    1. 健康住宅の評判は良いですか?
    2. 健康住宅の坪単価はいくらですか?
    3. 健康住宅の断熱性能と気密性能はどのくらいですか?
    4. 健康住宅の100年保証は何が対象ですか?
    5. 健康住宅はどのエリアで建てられますか?
  15. まとめ

健康住宅の口コミ84件を話題別に分けた結果

公開されていた投稿84件を話題別に分けると、いちばん多いのは住宅性能・住み心地の26件でした。次が営業・打ち合わせの15件、アフターサービスの14件。どの話題にも当てはまらない「その他」は0件です。

公開投稿84件の内訳。媒体別は口コミサイト9件、掲示板Q&A64件、SNS0件、個人ブログ11件、動画コメント0件。傾向別は良い32件、気になる39件、中立13件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。
公開投稿84件の話題別件数。住宅性能・住み心地26件、設計・間取り4件、デザイン・商品6件、営業・打ち合わせ15件、施工・仕上がり7件、価格・費用12件、アフターサービス14件、その他0件。
話題別の件数です。投稿ごとに主な話題を1つだけ付けています。

読んだのは2026年8月時点で公開されていた投稿です。媒体の内訳は、掲示板やQ&Aサイトが64件、口コミサイトが9件、個人ブログが11件。SNSの投稿と動画のコメントは、ログインなしで本文と個別のURLを確かめられなかったため、数に入れていません。書いた方の立場は、施主や入居者が59件、検討中や打ち合わせ中の方が13件、見学だけの方が12件です。

この84件は人数ではなく投稿URLの件数です。商号の似た別の会社についての投稿、社員による書き込み、転載やまとめ記事、広告、本文を確認できなかったものなど48件は、数える対象から外しました。同じ投稿を別のURLでも拾っていた4件は、重ねて数えないように除いています。今回の調査は無作為抽出でも全件調査でもなく、施主本人へのアンケートでもありません。件数から割合や多数派は読み取れません。どの話題に書き込みが集まりやすいのかを見る目安としてお読みください。

話題 件数(良い/気になる/中立) 書かれていた内容
住宅性能・住み心地 26件(14/9/3) 室内の暖かさ、空気、結露や乾燥
営業・打ち合わせ 15件(7/6/2) 提案の量、見積もりの説明、連絡の速さ
アフターサービス 14件(1/11/2) 定期点検の連絡、引き渡し後の補修
価格・費用 12件(4/4/4) 総額、見積もりの増減、設計契約
施工・仕上がり 7件(2/5/0) 建築中の様子、入居後の不具合
デザイン・商品 6件(2/2/2) 標準仕様の範囲、選べる色や床材
設計・間取り 4件(2/2/0) 要望の反映、代案の出し方

良い評価32件と気になる評価39件が、どこに集まったか

良い評価32件のうち14件は住宅性能・住み心地、7件は営業・打ち合わせでした。家そのものの性能と、打ち合わせのときの対応に集まっています。気になる評価39件で最も多いのはアフターサービスの11件、次が住宅性能・住み心地の9件、営業・打ち合わせの6件、施工・仕上がりの5件です。アフターサービスは14件のうち11件が気になる評価で、良い評価は1件でした。

84件は人数ではない。同じ流れの中で書かれた投稿が多い

掲示板やQ&Aサイトの64件は、その多くが同じ話題の流れの中に書かれたものでした。ひとりの方が何度も書き込んでいる場合があるので、84件が84人分だとはかぎりません。

投稿の年にも幅があり、古いものは2010年、新しいものは2026年です。担当者も、建てた年の体制も、今と同じとはかぎりません。10年以上前の投稿が、そのまま今の会社に当てはまるとは言い切れません。とはいえ、当時その家で困った方がいた記録は残っています。年が離れているという理由で、書かれた内容が軽くなるわけではありません。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

アフターサービスの14件。11件が点検の連絡と補修の進み方について

気になる評価が最も集まったのは、アフターサービスです。14件のうち11件が気になる評価で、良い評価は1件、中立が2件です。

書かれていたのは、定期点検の案内が来なかった、点検が簡素で不具合の対応も進まなかった、という内容です。引き渡しから4年で担当者の訪問が数回にとどまったという投稿もありました。ここで挙げたのは2018年から2024年に書かれたものです。

いっぽう、毎年の点検があり、相談したあとに対応してもらえたので築6年で概ね満足している、という投稿もありました。点検は評価しつつ、外部の点検業者への引き継ぎが遅れたという記録もあります。

公式サイトでは、引き渡しから3か月後の点検のあと、年1回の定期点検を家がある限り無償で行い、5年、10年、15年、20年には床下検査を含む特別点検も実施すると説明されています。回数は決まっているのに、投稿で話題になっていたのは連絡と補修の進み方でした。いつ誰が動くのかを説明するのは、会社側の仕事です。

施工・仕上がりの7件。気になる評価5件のうち4件は入居後の指摘

施工・仕上がりは7件と少なめですが、うち5件が気になる評価でした。良い評価は2件、中立は0件です。

入居後の結露と仕上がりに納得できず、折り返しの連絡もなかったという投稿、工事中の雨対策が心配で、入居後に雨漏りと結露、カビが出たという投稿がありました。築6年で杉の床が傷んだという記録、引き渡し後に屋根裏の残置物とデッキの未施工を見つけたという記録もあります。残る1件は建築中に書かれた投稿で、基礎の加工跡と養生の期間について尋ねた内容でした。ここで挙げたのは2015年から2025年の投稿です。

良い評価では、建築中の現場を見学して、大工の説明や工具と図面の片づけ方に好感を持ったという投稿がありました。土地探しから竣工までの日程を公開している個人の記録もあります。

7件という数は多くありません。少ないことを「問題が少ない」と読むことはできませんし、5件が気になる評価だったことを施工全体の評価に広げることもできません。雨が続く時期の養生と、防水工事をいつ行うのかは、着工前に聞いておきましょう。

住み心地の26件。良い14件は暖かさと空気、気になる9件は結露と乾燥

最も投稿が多かったのは住宅性能・住み心地の26件です。良い14件、気になる9件、中立3件と、同じ話題の中で分かれました。

良い評価では、新しい住まいの空気感と高気密高断熱、防音性、光熱費に満足したという投稿がありました。寒い日の見学で吹き抜けがあっても室内が暖かかったという投稿、性能と費用、設計の自由度のバランスを理由に選んだという2025年の投稿もあります。

気になる評価では、宿泊できる施設で窓の結露を見て候補から外したという投稿、真冬の宿泊は暖かかったけれど乾燥と音の響きが気になったという投稿もありました。宿泊体験は投稿に出てくるだけで、いま申し込めるかは公式に確認していません。

中立の投稿では、浴室の換気は弱いけれど室内干しはよく乾く、見学した全館空調の家で2階が28度あって暑く感じた、という内容がありました。結露と乾燥は、断熱と気密の数値だけでなく換気の運転方法や暮らし方でも変わります。見学はできれば真夏か真冬を選び、朝の窓まわりと湿度計の数字を確かめておきましょう。

営業・打ち合わせの15件。良い7件と気になる6件が同じくらい

営業・打ち合わせは15件で、良い7件、気になる6件、中立2件。ほぼ半々に分かれました。

良い評価では、約10案の提案を出してもらい、契約を急かされなかったという投稿がありました。希望額に近い提案と図面の直しの速さを評価した投稿もあります。

気になる評価では、見学と宿泊のあとに担当者からの返事が遅く、ほかの会社も見直したという投稿がありました。住宅ローンの仮審査の結果が予定より遅れ、連絡が足りないまま契約をやめたという投稿もあります。価格の体系と見積もりの回答が分かりにくかったという声もあります。

同じ話題でも、誰が担当したか、いつの話かで内容が変わっています。完成までに大きな行き違いはなかったものの、任せきりにせず自分でも確認することが大事だと書いた個人の記録もあります。返事にかかる日数の目安と、間取りの変更をいつまで受け付けるのかは、最初の面談で聞いておきましょう。

設計・間取りとデザイン・商品の10件。選べる範囲は契約前に確かめる

設計・間取りは4件、デザイン・商品は6件。件数は少ないのですが、内容は契約前に確かめておきたい点に集まっていました。

設計・間取りでは、間取りごとにイメージ図を出してもらい、要望に応じて直してもらえたという投稿がありました。いっぽう、コンセントの打ち合わせと台所の配置で提案が足りなかった、要望への代案が乏しかった、という投稿もあります。

デザイン・商品では、モデルハウスの見学で換気や外断熱、無垢材を見て価格に見合うと感じたという投稿がありました。気になる評価は、契約後に壁紙や窓台の色の選択肢が限られていると知って後悔したという投稿、展示場で標準の床材と追加費用を確認して候補から外したという投稿です。設備の選択に制約があった、という声もあります。

公式サイトでは、電気を自給自足する家としてNO-BILL HOUSEが案内されています。anminプレミアムは、2025年度のハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーで特別優秀賞を受賞しました。ただし、商品ごとの標準仕様や価格の差は確認できませんでした。商品名だけでは契約する仕様は決まらないので、標準仕様で選べる範囲と追加費用がかかる範囲は、契約前に一覧でもらっておきましょう。

価格は坪単価を確認できず。公式に金額が出ているのは土地の販売価格だけ

価格は、この会社を検討するうえでいちばん情報が少ない部分です。確認した公式の公開資料では、坪単価も本体価格も、総額の価格帯も確認できませんでした。

金額が出ているのは、公式の不動産ページに載っている建築条件付きの土地です。糸島市の1区画は、土地面積193平方メートル、58.38坪で2,400万円でした。これは土地の販売価格であって、建物の価格でも家一軒の総額でもありません。

坪単価は、延床面積の数え方や含める工事の範囲によって変わります。比べる指標として当てにしにくい数字です。確認した公式ページに載っていなかったこと自体を責める話ではありません。とはいえ、検討する側は何かの数字で並べる必要があります。

投稿にも金額は出てきます。全館空調や素材は気に入ったものの、およそ3,172万円の見積もりで辞退したという2019年の投稿、上限として伝えた額より最終の金額がおよそ300万円増えたという投稿です。設計契約が54万円で解約時の返金条件を説明されたという記録、予算の上限を先に伝えて減額の提案で予算内に収めた記録もあります。いずれも個別の条件で出た金額で、いまの価格でも平均でもありません。

見積もりでそろえる区分 確認する内容
建物本体工事 標準仕様の範囲。一式と書かれた項目の内訳
付帯工事 屋外の給排水、電気の引き込み、仮設工事
地盤 調査の時期と、改良が必要なときの概算
外構 駐車場、塀、植栽をどこまで含むか
設備・内装の変更 標準から変えたときの差額の出し方
諸費用 登記、住宅ローン、火災保険、設計契約の扱い
土地 土地代と仲介手数料

この区分がそろえば、坪単価がなくても他社と同じ条件で並べられます。一式と書かれた部分の内訳は、遠慮なく求めてください。説明するのは会社側の仕事です。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

断熱と気密は仕様が公開されている。UA値の数値は確認できなかった

性能の説明は、公式サイトに具体的に書かれています。全棟でHEAT20 G2レベルを標準とし、ZEH水準を大幅に超える水準だと説明しています。気密は自社基準としてC値0.2平方センチメートル毎平方メートル以下を設定し、全棟で気密測定をしてから引き渡すとあります。

公式に確認できた特徴の図。構造=木造軸組工法の木造住宅/断熱仕様=外側ネオマフォーム、内側アクアフォームのW断熱工法を標準仕様/窓仕様=トリプルガラス完全樹脂サッシを標準仕様/省エネ性能方針=全棟でHEAT20 G2レベルを標準とする旨を公式表示/断熱等級7の位置付け=断熱等級7を理想的な家づくりの基準と位置付けるが、全棟標準との記載ではない/気密性能=自社基準C値0.2平方センチメートル/平方メートル以下/気密測定=全棟で気密測定を実施してから引き渡す。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

いっぽうで、UA値の数値は確認できませんでした。HEAT20 G2レベルという説明はありますが、UA値を数字で示した公開の基準は、確認した公式ページには見当たりません。断熱等級も、等級7を家づくりの理想的な基準と考えると書かれているだけで、全棟の標準等級としては確認できませんでした。等級7が標準仕様だと読み替えることはできないので、自分のプランのUA値は性能計算書で出してもらう必要があります。

気密は、全棟で測ると書かれている分、数字を受け取りやすい部分です。投稿には、エアコンの施工後にC値が0.10から0.18に変わったという記録もありました。測定はそのときの工事の状態で数字が動きます。いつ測るのか、報告書はもらえるのかを確認しておきましょう。

ZEHへの対応もできると説明されていますが、年度別の実績率や目標率は公開資料では見つかりませんでした。ZEHに対応できることと、全棟がZEHであることは同じではありません。

耐震は等級3と制震装置が標準。確かめ方は確認できなかった

耐震は、法律の基準で最も高い等級3を標準とし、制震装置のMAMORYも標準採用と公式に書かれています。ただし、その等級3をどの方法で確かめているのかは分かりませんでした。許容応力度計算のような計算方式を使うのか、全棟で構造計算を行うのかは、確認した公式ページには書かれていません。

どの方法で出した等級なのかは、構造計算書か住宅性能評価書で確認できます。契約前に、自分のプランでどちらの書類がもらえるのかを聞いておきましょう。

保証は建物が最長100年、設備は最長10年、シロアリは初期20年

保証の内容は公式サイトに書かれています。構造耐力上主要な部分と、雨水の侵入を防ぐ部分が最長100年。初期は30年保証で、30年を過ぎたあとは10年ごとの更新で延長する形です。ただし、100年は無条件ではありません。年1回の定期点検、5年ごとの特別点検、必要なメンテナンス工事の実施が条件だと明記されています。

対象 期間 公式に書かれている条件
構造耐力上主要な部分、雨水の侵入を防ぐ部分 初期30年。以降10年ごとの更新で最長100年 年1回の定期点検、5年ごとの特別点検、必要なメンテナンス工事
住宅設備(システムキッチン、給湯器、トイレなど) 最長10年 対象となる設備を無償で保証
シロアリ 初期20年(最大1,000万円) 確認できたのは初期20年までの記載

確認できなかった項目もあります。100年保証の対象部位がどこまでなのか、免責はどこからか、更新に必要な工事にいくらかかるのか。シロアリ保証を20年のあとに延ばせるのかも分かりませんでした。最長100年は、すべての設備が無料で守られるという意味ではなく、維持するための工事費はそのつどかかります。

保証書と、点検やメンテナンスの計画書を契約前に見せてもらいましょう。対象の部位、免責の範囲、更新に必要な工事の内容と概算費用。この3つが書面で分かれば、他社の保証と比べられます。なお公式サイトには、長寿命住宅普及協会のBest Value Home認定を受けているとも書かれています。

会社の情報。1998年設立、福岡市城南区。建設業許可は県の名簿でも確認できた

契約する相手の情報は、公式サイトと公的資料で確認しました。

項目 内容
商号 健康住宅株式会社
本社 〒814-0104 福岡市城南区別府5丁目25-21
法人番号 4290001004380
代表者 代表取締役 畑中 直
設立 1998年8月1日
建設業許可 福岡県知事許可(特-5)第92965号
一級建築士事務所 福岡県知事登録 第1-12078号
宅地建物取引業 福岡県知事(9)第10914号

国税庁の法人番号公表サイトによると、登記上の本店は福岡県福岡市城南区別府5丁目25番21号です。閲覧した時点で、登記記録の閉鎖を示す表示はありませんでした。建設業許可は、福岡県が公開している建設業者名簿でも確認できます。名簿の許可番号092965、商号、代表者名、所在地が公式の会社概要と一致しました。第三者のまとめサイトの数字は使っていません。

番号は、契約前に見比べておいてください。公式の会社概要に書かれた許可番号と免許番号、福岡県の名簿の記載、そして契約書と見積書の記載。この3つがそろって同じであれば、相談してきた相手と契約する相手が同じだと確かめられます。

公式サイトの沿革では、朝日建設株式会社から健康住宅株式会社へ社名を変更し、グループから分離した時点を「創業」と記載しています。事業は高性能注文住宅の設計・施工、一般建築、増改築、不動産売買・仲介。建てているのは木造軸組工法の木造住宅で、平屋から3階建て、2世帯住宅、店舗併用住宅に対応すると公式サイトにあります。

商号の似た会社がある。契約する相手を書面で確かめる

「健康住宅」は一般的な言葉でもあり、似た商号の法人が各地にあります。法人番号公表サイトで確認したところ、大阪市の健康住宅株式会社は2025年1月に登記記録が閉鎖されていました。静岡市には株式会社健康住宅がありましたが、これは株式会社が前に付く別の商号で、2018年12月に清算が結了しています。ほかに、埼玉県坂戸市の株式会社健康住宅館、横浜市の株式会社健康住宅研究所、大阪市の株式会社健康住宅デザイン工房、東京都狛江市の健康住宅協同組合もあります。いずれも福岡市城南区の健康住宅株式会社とは別の法人です。

検索で出てきた口コミが、どの会社のものか分からないことがあります。この記事で数えた84件は、公式ドメイン、福岡市城南区の本店所在地、法人番号4290001004380との一致を確認できた投稿だけです。

同じ住所の履歴にも注意が必要です。法人番号公表サイトには、2026年4月1日に同じ住所にあった別の法人を吸収合併した記録が残っています。合併前のその法人の実績は、健康住宅株式会社の実績としては扱っていません。

公式の会社概要にはグループ会社の名前も載っています。ただ、その名前が登記上の現在の商号とどう対応するのか、商品や地域によってどの法人が請負契約を結ぶのかは確認できませんでした。健康住宅のブランドで相談を進めていても、契約の相手は書面でしか分かりません。

選ぶ理由になりそうな点と、契約前に知っておきたい点

公式の情報と84件の投稿から、選ぶ理由になりそうな点は4つです。

  • 断熱と気密の標準仕様が公開されている。W断熱工法、トリプルガラスの樹脂サッシ、全棟でHEAT20 G2レベル
  • 気密を自社基準C値0.2以下と決め、全棟で測ってから引き渡すと明記している
  • 耐震等級3と制震装置MAMORYが標準。構造材は国産ヒノキ
  • 点検は引き渡し後3か月と年1回、5年ごとの特別点検まで公式に決まっている

いっぽう、知っておきたい点も4つあります。

  • 坪単価、本体価格、総額の価格帯を確認できない。公式に金額が出ているのは土地の販売価格だけ
  • UA値の数値と、全棟の標準となる断熱等級を確認できない
  • 気になる評価39件のうち11件がアフターサービスについてだった
  • 最長100年保証は点検とメンテナンス工事の実施が条件。免責の範囲と更新時の費用は確認できない

契約前に確認しておきたいこと

契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。
  • 自分のプランのUA値と断熱等級。断熱材の種類と厚さ、サッシの仕様、気密測定の時期と報告書
  • 総額でそろえた見積書と、一式と書かれた項目の内訳
  • 保証書。100年保証の対象部位と免責、更新に必要な工事の概算、シロアリ保証20年のあとの扱い
  • 定期点検の案内は誰がどう連絡するか。不具合を伝えてから訪問までの日数と、費用がかかる範囲
  • 請負契約書と見積書の商号と法人番号が、健康住宅株式会社(4290001004380)と一致しているか

健康住宅のよくある質問

健康住宅の評判は良いですか?

A. 話題によって分かれています。公開されていた投稿84件の内訳は、良い32件、気になる39件、中立13件でした。良い評価は住宅性能・住み心地の14件と営業・打ち合わせの7件に、気になる評価はアフターサービスの11件と住宅性能・住み心地の9件に集まっています。この84件は人数ではなく投稿URLの件数で、無作為抽出でも全件調査でもありません。割合や多数派を示すものではなく、どの話題に書き込みが集まりやすいかの目安です。

健康住宅の坪単価はいくらですか?

A. 確認できませんでした。確認した公式の公開資料には、注文住宅の坪単価も、建物本体価格も、総額の価格帯も載っていません。金額が出ているのは公式の不動産ページにある建築条件付きの土地で、糸島市の1区画は193平方メートルで2,400万円です。これは土地の販売価格であって、建物の価格ではありません。比べるときは、土地代と諸費用までそろえた総額で見積もりをもらってください。

健康住宅の断熱性能と気密性能はどのくらいですか?

A. 公式サイトでは、全棟でHEAT20 G2レベルを標準とし、気密は自社基準としてC値0.2平方センチメートル毎平方メートル以下を設定、全棟で気密測定をしてから引き渡すと説明されています。断熱材は外側にネオマフォーム、内側にアクアフォームを使うW断熱工法、窓はトリプルガラスの完全樹脂サッシが標準です。ただしUA値の数値と全棟の標準となる断熱等級は確認できませんでした。自分のプランの数値は性能計算書で確かめてください。

健康住宅の100年保証は何が対象ですか?

A. 構造耐力上主要な部分と、雨水の侵入を防ぐ部分です。初期30年保証で、30年を過ぎたあとは10年ごとの更新で最長100年と公式に書かれています。条件は、年1回の定期点検、5年ごとの特別点検、必要なメンテナンス工事の実施です。住宅設備は最長10年、シロアリは初期20年で最大1,000万円と別に定められています。ただし免責の範囲と更新時の工事費は確認できませんでした。契約前に保証書で確かめてください。

健康住宅はどのエリアで建てられますか?

A. 公式サイトには、福岡市、糸島市、那珂川市、春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市、古賀市、福津市、宗像市、小郡市と、宇美町、篠栗町、志免町、須恵町、新宮町、久山町、粕屋町が挙げられています。佐賀県の基山町と鳥栖市も対象です。それ以外の地域は相談してほしいと書かれているので、エリアの外なら、まず問い合わせてください。

まとめ

確かめられたのは、次の4点です。

  • 公開されていた投稿84件の内訳は、良い32件、気になる39件、中立13件。話題では住宅性能・住み心地の26件が最多
  • 気になる評価が最も集まったのはアフターサービスで、14件のうち11件。点検の連絡と補修の進み方についてだった
  • 断熱と気密は標準仕様が公開されている。全棟でHEAT20 G2レベル、自社基準C値0.2以下と気密測定。耐震は等級3が標準
  • 保証は構造と雨水の部分が初期30年で最長100年、設備は最長10年、シロアリは初期20年。商号と許可番号は公的資料と一致した

公開資料からは確かめられなかった項目もあります。坪単価と本体価格、総額の価格帯。UA値の数値と、全棟の標準となる断熱等級。構造計算の方法。100年保証の免責と更新時の工事費、シロアリ保証20年のあとの条件。商品ごとの標準仕様と価格の差。そして、商品や地域によって契約する法人が変わるのかどうかです。

公開資料で確認できなかった数値も、書面でもらえば比べられます。自分のプランのUA値の計算書、総額でそろえた見積書、保証書の対象と免責の範囲、請負契約の商号と法人番号。この4つがそろえば、同じ条件で他社と並べられます。

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