アイレストホームの評判と口コミ51件|住み心地の良い声と施工・アフター対応の気になる声

アイレストホームの評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

アイレストホームは、広島市中区に本社を置き、広島県と山口県で自然素材を使った注文住宅を建てている会社です。有明海の赤貝などからつくる漆喰と杉の音響熟成木材が看板で、断熱等級6を標準仕様に掲げています。いっぽう公開されている投稿には、入居のときから伝えていた不具合の補修が進まなかった、建付けやサッシの不具合を伝えても連絡が遅かった、という書き込みも残っていました。家そのものを気に入ったという声と並んでいるので、受け止め方に迷います。

幸せおうち体験談は、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートをもとに運営しているサイトです。それとは別に、住宅会社ごとに公開されている口コミを編集部が1件ずつ読み、話題と傾向に分ける独自の口コミ調査も続けています。価格や断熱の数値、保証、契約する相手の法人情報は、公式サイトと国税庁や広島県の公開資料で確かめました。

広島県か山口県で、無垢材や漆喰を使った家を考えている方には、候補に入れてよい会社です。全邸で第三者機関による気密測定を行うと公式に書かれ、2025年に施工した全棟の平均C値0.29も公表されています。建物の初期保証は20年です。ただし坪単価と本体価格は確認できませんでした。断熱の数値もページごとに違うので、自分のプランの数値と総額は書面で確かめてください。

この記事でわかること

  • 公開投稿51件で、良い評価と気になる評価がどこに集まったか
  • アフターサービスの投稿3件が、すべて気になる評価だったこと
  • 施工・仕上がりの気になる6件が、何について書かれたものか
  • ページごとに違うUA値の数字の読み方
  • 建物20年、設備10年の保証と、確認できなかった延長の条件
  • 商号の似た会社があるなかで、契約する相手を確かめる方法
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月24日

  1. アイレストホームの口コミ51件を話題別に分けた結果
    1. 良い評価29件と気になる評価14件が、どこに集まったか
    2. 同じ書き手の投稿が混ざっている。件数を人数として読まない
  2. アフターサービスの投稿は3件。すべて引き渡し後の対応についてだった
  3. 施工・仕上がりの投稿は8件。6件は見学や建築中に気づいた点
  4. 営業・打ち合わせの投稿は14件。担当者による差を書いたものが両側にある
  5. 住み心地の投稿は13件。12件が良い評価で、空気と調湿に集まった
  6. 価格は坪単価が確認できず。公式に出ているのは分譲物件1棟の掲載価格
  7. 断熱の数値は、公式サイトのページによって違う数字が出ている
    1. 耐震は等級3と制震装置。全プランへの適用条件は確認できなかった
  8. 保証は建物と地盤が20年、設備が10年。20年目から延ばせる
  9. 会社の情報。1990年設立、広島市中区。建設業許可は県の資料でも確認できた
  10. 商号の似た会社がある。契約する相手を確かめる
  11. 選ぶ理由になりそうな点と、契約前に知っておきたい点
  12. 契約前に確認しておきたいこと
  13. アイレストホームのよくある質問
    1. アイレストホームの評判は良いですか?
    2. アイレストホームの坪単価はいくらですか?
    3. アイレストホームの断熱性能と耐震性能はどのくらいですか?
    4. アイレストホームの保証と点検は何年ですか?
    5. アイレストホームはどのエリアで建てられますか?
  14. まとめ

アイレストホームの口コミ51件を話題別に分けた結果

公開されていた投稿51件を話題別に分けると、いちばん多いのは営業・打ち合わせの14件でした。次が住宅性能・住み心地の13件、施工・仕上がりの8件です。どの話題にも当てはまらない「その他」は0件でした。

公開投稿51件の内訳。媒体別は口コミサイト1件、掲示板Q&A43件、SNS0件、個人ブログ7件、動画コメント0件。傾向別は良い29件、気になる14件、中立8件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。

読んだのは2026年8月の時点で公開されていた投稿です。媒体の内訳は、掲示板やQ&Aサイトが43件、個人ブログが7件、口コミサイトが1件。本人の発信だと確認できるSNSの投稿と動画のコメントは、ログインなしで本文や個別URLを確かめられず、数えていません。書いた人の立場は、施主や入居者が22件、見学だけの方が15件、検討中か打ち合わせ中の方が13件、どれにも当てはまらない方が1件です。

この51件は人数ではなく投稿URLの件数です。よく似た商号の別の会社についての投稿、社員による書き込み、転載やまとめ記事、広告、本文を確認できなかったものなど41件は数に入れていません。今回の調査は無作為抽出でも全件調査でもなく、施主本人へのアンケートでもありません。件数から割合や多数派は読み取れないので、どの話題に書き込みが集まりやすいのかを見る目安としてご覧ください。

公開投稿51件の話題別件数。住宅性能・住み心地13件、設計・間取り3件、デザイン・商品6件、営業・打ち合わせ14件、施工・仕上がり8件、価格・費用4件、アフターサービス3件、その他0件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。

話題ごとの件数と、書かれていた内容の中心は次のとおりです。

話題 件数(良い/気になる/中立) 内容
営業・打ち合わせ 14件(7/4/3) 担当者の応対、連絡の途切れ
住宅性能・住み心地 13件(12/0/1) 室内の空気感、夏の涼しさ、調湿
施工・仕上がり 8件(1/6/1) 見学時の仕上げ、建築中の疑問
デザイン・商品 6件(3/1/2) 杉床と漆喰の質感、選べる仕様
価格・費用 4件(4/0/0) 見積もりの説明、変更の精算
設計・間取り 3件(2/0/1) 要望の反映、動線
アフターサービス 3件(0/3/0) 引き渡し後の補修、連絡の遅さ

良い評価29件と気になる評価14件が、どこに集まったか

良い評価29件で最も多いのは住宅性能・住み心地の12件、次が営業・打ち合わせの7件です。家そのものへの評価が上位に来ています。

気になる評価14件は、施工・仕上がりの6件、営業・打ち合わせの4件、アフターサービスの3件に集まりました。アフターサービスは3件すべてが気になる評価で、良い評価は0件です。

同じ書き手の投稿が混ざっている。件数を人数として読まない

掲示板やQ&Aサイトの43件は、その多くが同じ話題の流れの中で書かれたものでした。個人ブログの7件も、うち6件は一人の検討者が複数の会社を見て回った記録です。同じ方が何度も書き込んでいる場合があるので、51件が51人分だとはかぎりません。

投稿の年にも幅があります。2007年のものから2023年のものまで含まれていて、アフターサービスの3件は2018年から2019年に書かれました。公式が公表している気密や省エネの全棟実績は2024年度と2025年のものですから、同じ時期の話として並べることはできません。

担当者も、建てた年も、そのときの体制も違いますから、古い投稿がいまの会社に当てはまるとはかぎりません。とはいえ、当時その家で困った方がいた記録は残っています。年が離れているという理由で内容が軽くなるわけではありません。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

アフターサービスの投稿は3件。すべて引き渡し後の対応についてだった

アフターサービスの投稿は3件で、3件とも気になる評価でした。この話題だけは良い評価が0件です。

内容は次のとおりです。注文住宅で気づいた相違点を入居のときから伝えていたのに補修が進まないというもの。建付けやサッシ、鍵の不具合を挙げて、補修の連絡が遅いというもの。そして、建築中の担当者と現場監督は評価しながら、アフターの対応には強い不満が残ったというものです。3件はいずれも2018年から2019年に書かれています。件数は投稿URLの数ですから、3人の施主を指すとはかぎりません。それでも、家が建ったあとの連絡で困った方がいた記録は残っています。

公式サイトには、引渡し後6か月、1年、2年、10年、20年、30年目に定期点検を行うと書かれています。建物品質保証は20年、設備保証は10年です。ただし各回の点検の費用と項目、補修費をどちらが負担するのかは、公開されている資料では確認できませんでした。

不具合をいつ、誰に、どうやって伝えるのか。伝えてからどのくらいで返事が来るのか。この段取りを決めておくのは会社側の仕事でもあります。契約前に、点検の予定表と、引き渡し後の連絡窓口を書面でもらっておきましょう。

施工・仕上がりの投稿は8件。6件は見学や建築中に気づいた点

施工・仕上がりの投稿は8件で、内訳は良い1件、気になる6件、中立1件です。気になる評価が多い話題ですが、中身は引き渡し後の不具合の報告ばかりではありません。

気になる6件には、モデルハウスの杉床で抜け節に補修材が入っている仕上げを見て書いたものがあります。焼いた杉板を外壁に使った家の完成見学会で靴下が黒くなり、入居前の処理を尋ねたもの、建築中の現場で防水シートの張り方を見て雨仕舞いを質問したものも含まれます。いずれも、その場で目についたことを疑問として書いた投稿です。とはいえ、見に行った方がそこで気づいた事実は残ります。同じ点が自分の家でも気になるかどうかは、実物を見て確かめるほかありません。

良い評価の1件は、リノベーションを頼んだ方が大工の提案力と仕上がりを評価した投稿です。ただし同じ投稿の中で、杉の床に薬剤の染みが出た点にも触れています。中立の1件は、仕様変更に柔軟に対応してもらえた一方、金額は割高に感じたという内容でした。

公式サイトには、JIOによる全6回の検査と自社の品質検査を行うと書かれています。検査項目は基礎のベース、基礎の立ち上がり、躯体、防水下地、断熱材、完成の6つで、すべてに合格した住宅には写真付きの検査報告書と保証書が発行されるとあります。ただし報告書をいつどんな形で受け取るのかは確認できませんでした。見学会で気になったところはその場で聞いて、答えを文字の残る形でもらっておきましょう。

営業・打ち合わせの投稿は14件。担当者による差を書いたものが両側にある

営業・打ち合わせは、今回いちばん投稿が多い話題です。14件の内訳は良い7件、気になる4件、中立3件で、評価がもっとも分かれました。

良い評価では、注文住宅を建てた方が、要望への対応と担当者の真摯さ、完成した家の品質に満足したという投稿がありました。割高になると先に説明を受けたうえで、営業と設計の落ち着いた対応を評価した投稿もあります。

気になる評価は、連絡にかかわるものが中心です。何度も見学と相談を重ねたのに連絡が途絶えたという投稿がありました。建物には問題がないものの、担当者どうしの伝達漏れと回答不足があったという投稿もあります。問い合わせの電話を短く切り上げられ、応対に不満が残ったという投稿も残っていました。中立の3件のうち1件は、二つの展示場を回って営業担当の知識と応対に大きな差を感じた、という内容です。

良い側にも気になる側にも、担当者によって印象が変わったと読める投稿が並びます。ただ、どの担当者に当たるかを施主の側で選べるわけではありません。説明の質を人によらず一定に保つのは会社側の役割です。打ち合わせの内容は毎回議事録の形で残してもらい、担当者が変わったときの引き継ぎ方も先に聞いておきましょう。

住み心地の投稿は13件。12件が良い評価で、空気と調湿に集まった

住宅性能・住み心地の投稿は13件で、そのうち12件が良い評価でした。気になる評価は0件、中立が1件です。今回の調査でいちばん評価がそろった話題です。

内容は室内の空気と調湿に集まっています。分譲されていた自然素材の住宅に入居した方が、室内の空気感と居心地のよさを書いた投稿がありました。数年住んだ方が夏の涼しさと漆喰の調湿や消臭を実感したという投稿、宿泊できるモデルハウスに泊まって室内の空気の流れを評価した投稿もあります。

中立の1件は、漆喰の調湿と消臭は快適だとしながら、壁の角が欠けやすい点と営業対応に注意を促す内容です。気になる評価が0件だからといって、住み心地に不満を持った方がいないわけではありません。13件は限られた数で、割合を示すものでもありません。

公式サイトは、「幻の漆喰」を有明海の赤貝や銀杏草などを使った完全自然素材の壁材だと説明しています。床や建具に使う「音響熟成木材」は、杉をクラシック音楽の波動で常温乾燥させた無添加の木材だと書かれています。換気は第一種換気が標準仕様です。なお、入居した方の投稿にある坪あたり約60万円は2007年の書き込みで、公式の数字でも、いまの価格でもありません。

価格は坪単価が確認できず。公式に出ているのは分譲物件1棟の掲載価格

価格は、この会社を調べるうえでいちばん情報が少ない部分です。注文住宅の坪単価も、本体価格や総額の目安も、公式・公的な公開資料では確認できませんでした。

金額が示されているのは個別の分譲・モデル物件で、広島市佐伯区八幡4丁目の物件が4,680万円(税込)でした。注文住宅の目安ではありません。

項目 公式の表示 読むときの注意
分譲・モデル物件の掲載価格 4,680万円(税込) 広島市佐伯区八幡4丁目の1棟の価格。注文住宅の目安ではない
注文住宅の坪単価 確認できませんでした 公式・公的な公開資料では確認できなかった
本体価格・総額の目安 確認できませんでした 掲載価格から注文住宅の価格は割り出せない

口コミの側では、価格・費用の投稿が4件あり、4件とも良い評価でした。契約後の設計変更と見積もりの説明を評価して、33坪の費用の内訳を書き込んだ投稿がありました。引き渡しのあとに変更分の精算を評価し、契約額より下がったと書いた投稿もあります。ただし4件では価格の水準は判断できません。

坪単価は、延床面積の取り方や含める工事の範囲で数字が変わります。比べる指標として当てにしにくいので、公表していないこと自体を責める話ではありません。とはいえ、検討する側は何かの数字で比べる必要があります。

比べるなら総額でそろえるのが確実です。本体工事、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構工事、照明とカーテン、登記や住宅ローンの諸費用、火災保険、そして土地代。「一式」とだけ書かれた部分は、内訳を出してほしいと伝えて構いません。何にいくらかかるのかを説明するのは会社側の仕事です。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

断熱の数値は、公式サイトのページによって違う数字が出ている

断熱については、公式サイトの中で複数の数字が示されています。どれが自分のプランの値なのかは、契約前に確かめてください。

公式に確認できた特徴の図。省エネ地域区分=別の公式キャンペーンは施工可能エリアを地域区分6地域・5地域と表示/自由設計=ゼロから設計する自由度の高い注文住宅を掲げる/公式トップ表示=公式トップページは「断熱UA値0.25からの家づくり」と表示。標準値・保証値・適用商品は同文中に示されていない/断熱等級=公式会社概要の代表挨拶は断熱等級6を標準仕様と表示/UA値標準仕様表示=公式高性能ページは、標準プランを基にしたUA値0.46を標準仕様と表示/標準断熱材=公式高性能ページは高性能グラスウールとトリプル樹脂サッシを標準仕様と表示/全邸測定=全邸で第三者機関による気密測定を実施すると表示。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

トップページには「断熱UA値0.25からの家づくり」、会社概要の代表挨拶には断熱等級6を標準仕様と書かれています。高性能をまとめたページには、標準プランを基にしたUA値0.46が標準仕様と表示されています。商品の「クラスト」はUA値0.26以下とC値0.3以下が目標で、最高実績として載っているのは2021年度のモデルハウスのUA値0.25とC値0.12です。

0.25はトップページに「から」と書かれた数字で、どの商品や条件で出る値なのかは同じ場所には示されていません。標準プランの数値は0.46のほうです。商品や地域、間取りごとにどれが当てはまるのかは、公開されている資料では確認できませんでした。断熱材は高性能グラスウール、開口部はトリプル樹脂サッシが標準仕様です。

気密は、全邸で第三者機関による測定を実施すると表示があり、2025年に施工した全棟の平均C値は0.29と公表されています。これは平均であって、一棟ごとの保証値ではありません。契約上の上限値や測定の時期、目標に届かなかったときの扱いは確認できませんでした。

省エネの実績も公表されています。2024年度の新築物件のZEH割合はNearly ZEHを含めて71%、BELS表示の割合は100%で、平均UA値は0.43でした。2016年からZEHビルダーとして活動し、2025年9月にZEHデベロッパー登録を行ったという発表もあります。

耐震は等級3と制震装置。全プランへの適用条件は確認できなかった

公式トップページには「耐震等級3+制震装置」と表示されています。制震装置はMIRAIE、構造は軸組パネル工法、基礎は鉄筋を配したベタ基礎で、土間の厚さは150mmです。防蟻はホウ酸系の薬剤、給水と給湯の配管はサヤ管ヘッダー工法だと書かれています。

ただし、耐震等級3が全商品・全地域・全プランに当てはまるのか、設計住宅性能評価書などの第三者の評価を取るのかは確認できませんでした。構造計算の方法も同じです。自分のプランの等級と、その根拠になる計算書を見せてもらってください。

保証は建物と地盤が20年、設備が10年。20年目から延ばせる

公式の高性能ページには、建物品質保証20年、地盤品質保証20年、設備保証10年と書かれています。新築住宅では、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分について10年間の責任が法律で定められていますから、20年はそれを上回る期間です。

20年目からは保証延長システムがあり、最長で60年まで延長できると書かれています。ただし延長に必要な点検や工事、その費用、申し込みの期限は確認できませんでした。長期優良住宅の仕様を標準としている記載もありますが、これは仕様の話で、一棟ごとに行政の認定を受けているという意味ではありません。

項目 公式の表示 確認できなかったこと
建物品質保証 20年(構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分) 認定がない場合の条件
地盤品質保証 20年(不同沈下に起因する建物の損害に原状回復工事) 免責の範囲
設備保証 10年(キッチン、お風呂、洗面台、給湯器、トイレの自然故障) 機器ごとの適用条件
保証の延長 20年目から最長60年 必要な点検と工事、費用、期限
定期点検 引渡し後6か月、1年、2年、10年、20年、30年目 各回の費用と項目、補修費の負担
第三者検査 JIOによる全6回の検査(基礎ベース、基礎立ち上がり、躯体、防水下地、断熱材、完成)と自社品質検査。合格住宅には写真付きの検査報告書と保証書 報告書を渡す時期と方法

最長60年という年数だけでは、実際の負担は比べられません。保証書と保証約款を契約前に見せてもらい、対象の部位、免責の範囲、20年目に延長するための工事と費用まで確かめておきましょう。

会社の情報。1990年設立、広島市中区。建設業許可は県の資料でも確認できた

契約する相手の情報は、公式サイトと公的な資料の両方で確かめました。

項目 内容
商号 アイレストホーム株式会社
法人番号 8240001000257
登記上の本店 広島県広島市中区中町9番9号
本社 〒730-0037 広島県広島市中区中町9-9 アイレスト中町
代表者 代表取締役社長 旦 壮之助
法人設立 1990年7月10日
建設業許可 広島県知事許可(特-6)第41519号
宅地建物取引業 広島県知事(1)第11634号
一級建築士事務所 25(1)4161号
施工エリア 広島・山口(公式キャンペーンページの表示)

表の法人番号と本店は、国税庁の法人番号公表サイトで確かめました。同サイトの最新情報に掲載されていて、登記記録の閉鎖を示す表示は確認されませんでした。広島県が公表している2026年2月28日現在の建設業者一覧にも、許可番号第41519号と商号、代表者、所在地が載っています。県の入札参加資格者名簿では、許可番号と法人番号が同じ行にありました。

いっぽう、宅地建物取引業の免許番号と一級建築士事務所の登録番号は、公式の会社概要に書かれた番号を確認しただけで、公的な検索システムの個別の結果までは確認できませんでした。法人設立日とは別の創業年月日と、受賞や表彰の名称も確認できていません。

事業は注文建築の設計・施工が中心で、自然素材の仕様に変えるリフォームやリノベーション、同じ仕様のマンションの建築と販売も行っていると書かれています。拠点は本社のほかに、山口市大内長野511番地の展示場と営業所があります。親会社やグループ会社は公式の会社概要では確認できませんでした。

商号の似た会社がある。契約する相手を確かめる

「アイレスト」を含む商号の会社が、東京都と兵庫県にあることを確認しました。いずれも「ホーム」が付かない商号で、法人番号も本店の所在地も違います。住宅を建てる会社かどうかも、公的な公開情報では確認できませんでした。会社名で検索するときは「ホーム」まで含めて調べたほうが確実です。

商品や地域によって契約する相手が変わる条件があるのかも、公開されている資料では確認できませんでした。公式サイトの注文住宅キャンペーンのページには「弊社と新築の工事請負契約」と書かれ、そのページの運営法人はアイレストホーム株式会社と表示されています。契約の直前に、契約書の商号と法人番号8240001000257、本店の所在地が会社概要と一致するかを見てください。

選ぶ理由になりそうな点と、契約前に知っておきたい点

公式の情報と口コミから、この会社を選ぶ理由になりそうな点は5つあります。

  • 自然素材の中身が具体的に示されている。壁材の原料、木材の乾燥方法、断熱材とサッシの仕様まで公式にある
  • 住宅性能・住み心地の投稿13件のうち12件が良い評価だった
  • 全邸で第三者機関による気密測定を行い、2025年施工の全棟平均C値0.29を公表している
  • 建物と地盤の品質保証が20年、設備保証が10年。定期点検の時期も公表されている
  • 建設業許可が広島県の公的な資料でも照合できた

いっぽうで、契約前に知っておきたい点も4つあります。

  • アフターサービスの投稿3件は、3件とも気になる評価
  • 施工・仕上がりの投稿8件のうち6件が気になる評価。多くは見学や建築中に気づいた点
  • 営業・打ち合わせは、担当者による差を書いた投稿が両側にある
  • 坪単価と本体価格、自分のプランに当てはまる断熱の数値は確認できなかった

契約前に確認しておきたいこと

確認できなかった項目は、書面でもらえば比べられます。次の5つを、見積もりと契約の前にそろえておきましょう。

契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。
  • 総額でそろえた見積書。「一式」と書かれた部分の内訳
  • 自分のプランのUA値と外皮計算書。断熱材とサッシの仕様、気密測定の結果の渡し方
  • 耐震等級と、その根拠になる計算書。制震装置を入れるかどうかと費用
  • 保証書と保証約款。対象の部位と免責の範囲、20年目からの延長に必要な工事と費用
  • 定期点検の予定表と、引き渡し後の連絡窓口。契約書に書かれた商号と法人番号

アイレストホームのよくある質問

アイレストホームの評判は良いですか?

A. 話題によって分かれています。公開されていた投稿51件の内訳は、良い29件、気になる14件、中立8件でした。良い評価は住宅性能・住み心地の12件と営業・打ち合わせの7件に、気になる評価は施工・仕上がりの6件とアフターサービスの3件に集まりました。この51件は人数ではなく投稿URLの件数で、無作為抽出でも全件調査でもないため、割合を示す数字ではありません。

アイレストホームの坪単価はいくらですか?

A. 確認できませんでした。公式サイトで金額が示されているのは、広島市佐伯区八幡4丁目の分譲・モデル物件の掲載価格4,680万円(税込)だけです。これは特定の1棟の価格で、注文住宅の坪単価でも標準価格でもありません。坪単価は延床面積の取り方や含める工事の範囲で変わりますから、総額でそろえた見積書で比べてください。見積書に「一式」とある部分は、内訳を出してほしいと伝えて構いません。

アイレストホームの断熱性能と耐震性能はどのくらいですか?

A. 断熱はページによって示している数値が違います。トップページは「断熱UA値0.25からの家づくり」、高性能ページは標準プランのUA値0.46を標準仕様、会社概要は断熱等級6を標準仕様と表示しています。気密は全邸で第三者機関が測定し、2025年に施工した全棟の平均C値は0.29です。耐震は「耐震等級3+制震装置」と表示されていますが、全プランへの適用条件と構造計算の方法は確認できませんでした。

アイレストホームの保証と点検は何年ですか?

A. 建物品質保証と地盤品質保証が20年、設備保証が10年です。建物品質保証の対象は、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分です。20年目からは保証延長システムがあり、最長で60年まで延長できると書かれています。定期点検は引渡し後6か月、1年、2年、10年、20年、30年目です。延長に必要な工事や費用、各回の点検にかかる費用は確認できませんでした。

アイレストホームはどのエリアで建てられますか?

A. 公式のキャンペーンページには広島と山口と書かれています。別のページでは、施工できるエリアを省エネ基準で使う地域区分6地域・5地域と表示しています。ただし市区町村ごとの範囲や、離島や山間部などの除外条件は確認できませんでした。本社は広島市中区中町9-9で、山口市大内長野511番地には展示場と営業所があります。建てる土地の住所は、最初の問い合わせで伝えてください。

まとめ

確かめられたのは、次の4点です。

  • 公開されていた投稿51件は良い29件、気になる14件、中立8件。良い評価は住宅性能・住み心地の12件が最多で、気になる評価は施工・仕上がりの6件とアフターサービスの3件に集まった
  • 全邸で第三者機関による気密測定を実施し、2025年施工の全棟平均C値は0.29と公表されている
  • 建物品質保証と地盤品質保証が20年、設備保証が10年。20年目から最長60年まで延ばせると書かれている
  • 建設業許可は広島県知事許可(特-6)第41519号で、県の公的な資料でも確認できた

公開資料からは確かめられなかった項目もあります。注文住宅の坪単価と本体価格。商品や地域ごとに当てはまるUA値と、C値の保証値。耐震等級3の適用条件と構造計算の方法。保証を延長するための工事と費用。定期点検の費用と項目。施工できる市区町村の範囲です。

公表されていない数値も、書面にしてもらえば手元で確かめられます。自分のプランの外皮計算書、耐震等級の根拠になる計算書、保証書と保証約款、そして総額でそろえた見積書。この4つがそろえば、ほかの会社との比較を同じ条件で行えます。

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