中庭住宅(香川県高松市)の評判・口コミ97件を調査。施工・仕上がり26件は良い・気になる各12件

中庭住宅の評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

中庭住宅は、香川県高松市に本社を置き、1993年から木造の注文住宅を建てている会社です。公式サイトには、断熱はHEAT20のG2グレード、耐震は等級3が標準仕様と書かれ、引き渡しのあとは35年間のメンテナンス保証を掲げています。いっぽうで、公開されている投稿には、二階の音が響く、入居してすぐ天井の下がりと軋み音が出た、築十年を過ぎても点検の連絡がない、という書き込みも残っていました。いずれも個別の投稿で、会社全体の評価を示すものではありません。ただ、標準仕様の数値と住んでからの話が食い違って見えると、判断に迷います。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートを行っています。それとは別に、住宅会社ごとに公開されている口コミを編集部が一件ずつ読み、話題と傾向に分ける独自の口コミ調査も続けてきました。今回も、価格や性能、保証、契約する法人については、公式サイトと国や県が公開している資料で照らし合わせました。

香川県内で、断熱と耐震の数値を標準仕様として公開している会社を探しているなら、中庭住宅は候補に入れてよい会社です。断熱等級6とUA値0.46、気密のC値は目標1.0で実績値0.5から0.9、耐震等級3を許容応力度計算で確かめるという説明は、いずれも公式サイトで確認できました。ただし、坪単価と本体価格は確認できず、性能の数値も商品によって違います。金額と自分のプランの数値は、見積書と計算書で確かめてください。

この記事でわかること

  • 投稿97件のうち、どの話題に良い評価と気になる評価が集まったのか
  • 注文住宅の坪単価と本体価格が、どこまで公開されているのか
  • 断熱等級6とUA値0.46が、どの商品に当たる数値なのか
  • 35年間のメンテナンス保証と、35年目までの点検で確認できたこと
  • 引き渡しのあとの対応について、投稿に何が書かれていたのか
  • 契約する相手の商号と法人番号、建設業許可の確かめ方
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

住宅展示場へ行く前に、複数社のカタログを比較する理由を示した図解

一社ずつ調べるのは手間がかかります。条件に合う会社の資料をまとめて請求できるサービスを使うのが早いです。

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どれも無料で使えます。迷うなら、地域の工務店とハウスメーカーのようにタイプの違う2つを組み合わせておくと、価格や得意分野の違いが見えて候補を広げやすくなります。まずは気になったものから資料を集めてみてください。

この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月24日

中庭住宅の口コミ97件を話題別に分けた結果

公開されている投稿97件を話題別に分けたところ、いちばん多かったのは施工・仕上がりの26件でした。次がデザイン・商品の19件、営業・打ち合わせの17件です。

公開投稿97件の内訳。媒体別は口コミサイト39件、掲示板Q&A30件、SNS0件、個人ブログ28件、動画コメント0件。傾向別は良い38件、気になる43件、中立16件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。

調べたのは、2026年8月の時点でインターネット上に公開されていた投稿です。媒体の内訳は、口コミサイトが39件、掲示板やQ&Aサイトが30件、個人ブログが28件で、本人の発信と確認できるSNSの投稿と動画のコメントは0件でした。投稿した方の立場は、施主や入居者が68件、契約前の検討や打ち合わせ中の方が20件、見学だけの方が9件です。

この97件は人数ではなく、投稿URLの件数です。同じ方が何度も書き込んでいる場合もあります。個人ブログの28件は、一人の施主が家づくりの経過を書き続けた記録です。今回の調査は無作為抽出でも全件調査でもなく、施主本人へのアンケートでもありません。件数は割合や多数派を示す数字ではないので、どの話題に書き込みが集まりやすいかを見る目安としてご覧ください。

公開投稿97件の話題別件数。住宅性能・住み心地9件、設計・間取り7件、デザイン・商品19件、営業・打ち合わせ17件、施工・仕上がり26件、価格・費用9件、アフターサービス9件、その他1件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。

話題ごとの件数と、投稿の主な内容は次のとおりです。かっこの中の数字は、良い・気になる・中立の順です。

話題 件数(良い・気になる・中立) 投稿の主な内容
施工・仕上がり 26件(12・12・2) 大工の仕事ぶり、築十年を超えた家の状態、入居直後の軋み音
デザイン・商品 19件(8・5・6) 展示場や平屋の印象、標準仕様の選び方、設備と床材の比較
営業・打ち合わせ 17件(11・4・2) 質問への応じ方、押しの強さ、他社の話し方、事務所の環境
住宅性能・住み心地 9件(2・4・3) 冬の暖かさ、上下階の音の響き、採光と遮音
価格・費用 9件(1・7・1) 標準設備の仕様と契約後の追加費用、太陽光発電の追加費用
アフターサービス 9件(2・7・0) 引き渡し後の連絡、不具合の補修、築十年後の点検
設計・間取り 7件(2・4・1) 希望の反映、外観プランの提案、設計担当との相性
その他 1件(0・0・1) 家づくりの記録の書き始め

良い評価38件と気になる評価43件が、どこに集まったか

良い評価38件は、施工・仕上がり12件、営業・打ち合わせ11件、デザイン・商品8件に集まりました。現場の仕事ぶりと担当者の応じ方が評価されています。気になる評価43件は、施工・仕上がり12件、価格・費用7件、アフターサービス7件が上位です。金額と引き渡しのあとの対応は、良い評価より気になる評価が多く残っていました。

同じ話題の中に、良い評価と気になる評価の両方があった

いちばん件数の多い施工・仕上がりは、良い12件と気になる12件で同数でした。築十二年たっても不具合がないという投稿と、入居直後から天井の下がりと軋み音があったという投稿が、同じ話題の中に並んでいます。住み心地も、冬に暖かかったという投稿と、上下階の音が響くという投稿の両方がありました。

現場や担当者、建てた年、選んだ仕様によって体験が変わる部分です。投稿だけでは、そのあと会社側がどう対応したのかまでは分かりません。どちらか一方の投稿を会社全体の姿として読まないでください。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

建設業許可は香川県の名簿と一致した。契約する法人名は見積書で確かめる

国税庁の法人番号公表サイトによると、中庭住宅株式会社の法人番号は1470001003086、登記上の本店は香川県高松市木太町3839番地7です。閲覧した時点で、登記記録の閉鎖等の表示はありませんでした。建設業許可も、香川県が公開している知事許可業者の名簿で確認できます。建築工事業の特定建設業として第005903号、許可年月日は2024年11月29日で、商号や代表者、所在地も公式サイトの会社情報と一致していました。

項目 公式サイトと公的資料で確認できた内容
商号 中庭住宅株式会社
法人番号 1470001003086。登記記録の閉鎖等の表示なし
登記上の本店 香川県高松市木太町3839番地7
本社 〒760-0080 香川県高松市木太町3839-7
代表者 代表取締役社長 中庭 公明
設立 平成5年(1993年)。月日は公式・公的資料で確認できなかった
資本金 50,000,000円(香川県が運営する企業情報)
事業内容 木造注文住宅の販売・施工(香川県が運営する企業情報)
建設業許可 香川県知事許可 第005903号(建築工事業・特定)。県の名簿では37005903と表示
施工エリア 採用ページに「香川県内の建築現場」との記述。市町村別や県外の条件は確認できなかった

同じ商号の法人は、香川県のほかにもあります。長崎県対馬市にも中庭住宅株式会社が登記されていますが、法人番号と所在地が違うため、この記事では香川県高松市の法人だけを対象にしました。公式サイトには、その他のリフォームを、同じ住所に本店を置く別法人が担当すると書かれています。商品やエリアごとに契約の相手がどの法人になるのかは、公開されている資料では確認できませんでした。見積書と契約書の法人名は確かめておきましょう。

なお、宅地建物取引業の免許番号と、一級建築士事務所の現行の登録番号は、行政の公開名簿では確認できませんでした。番号が無いという意味ではなく、公開された検索結果では特定できなかった、ということです。

坪単価と本体価格は、公開資料では確認できなかった

価格は、この会社を調べるときに最も情報が少ない部分です。注文住宅の坪単価は、確認した公式サイトと公的資料のどこにも出ていませんでした。自由設計、建築家がプランを描くdesign casa、niko and … EDIT HOUSEの本体価格や価格帯も確認できていません。

公式で分かるのは、規格住宅のN-STORYが5タイプの定額価格で、タイプとプラン、色を選ぶ42通りの方式だということです。金額そのものは、検索エンジンに残っていた前月時点の記録と現在のページの記載が違っていたため、いくらなのかを確かめられませんでした。照明やエアコン、カーテンレールを標準装備とする記述はありましたが、土地、地盤改良、外構、諸費用まで含めた内訳は、公式サイトでは見つけられませんでした。表示された金額を、そのまま支払う総額と考えないほうが安全です。

価格・費用の投稿は9件で、良い1件、気になる7件、中立1件でした。標準設備の仕様が物足りず、契約のあとに変更したため費用が増えたという投稿があります。太陽光発電3kWの追加に300万円を提示された記録、本体を坪43.8万円、太陽光付きで46万円と見積もられた記録も残っていました。ただし、この金額の投稿は2007年のもので、今の価格ではありません。投稿にある商品名も、今回確認した公式ページには見当たりませんでした。

坪単価が出ていない会社を比べるときは、費目をそろえた総額で並べるのが確実です。本体工事、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構、照明とカーテン、登記や住宅ローンの諸費用、火災保険、そして土地代。一式とだけ書かれた部分は、内訳を出してほしいと伝えて構いません。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

断熱と耐震の数値は、商品によって違う

性能の数値は公式サイトに出ていますが、どの商品にも同じ数値が当てはまるわけではありません。品質のページと、規格住宅のN-STORYのページでは数値が別物です。

公式に確認できた特徴の図。N-STORY=長期優良住宅を標準仕様と表示/一般仕様=断熱等級6、UA値0.46W/(㎡・K)と表示/断熱材=セルローズファイバー「ダンパック」を掲げるが、予算により高性能グラスウールの場合がある/構造計算=許容応力度計算を採用すると表示し、N-STORYについて明示/構造=木造軸組工法と壁パネル工法を組み合わせるハイブリッド工法/構造材=柱に院庄林業の「匠 乾太郎」を使用し、樹齢50年以上・含水率15%のJAS認定国産ヒノキと表示/ZEHビルダー評価=星5つ。公式表示の基準日は2025-09-26。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

一般仕様は断熱等級6、N-STORYは断熱等級5

品質と技術のページでは、HEAT20のG2グレードが標準仕様と書かれ、断熱等級6、UA値0.46W/(㎡・K)が示されています。ただし同じページには、選んだプランによってはG2を満たさないこともある、という注記も添えられていました。断熱材はセルローズファイバーのダンパックを掲げていますが、予算によって高性能グラスウールを使う場合もあると注記されています。

規格住宅のN-STORYは、HEAT20のG1グレード、UA値0.49から0.51、断熱等級5です。長期優良住宅が標準仕様であることも同じページにあります。等級6と等級5では断熱の水準が違うので、一般仕様の数値をN-STORYに当てはめないでください。商品ごとの対応表までは、確認した公式ページに記載がありませんでした。

気密はC値1.0が目標。実績値は0.5から0.9

気密は、C値1.0cm²/㎡という目標と、実績値0.5から0.9cm²/㎡という数字が公式サイトに出ています。ただし、この実績値が何棟の測定にもとづくのか、全棟で測っているのかは書かれていません。気密は施工の精度で変わるので、自分の家で測ってもらえるか、報告書をもらえるかを見積もりの段階で聞いておきましょう。

耐震等級3は許容応力度計算。構造と柱の木材

耐震は等級3が標準仕様と書かれ、構造の確かめ方として許容応力度計算を採用すると説明されています。N-STORYのページにも、許容応力度計算による耐震等級3をすべての住宅に標準仕様とする、と記載がありました。構造は木造軸組工法と壁パネル工法を組み合わせたハイブリッド工法で、劣化対策等級3も掲げています。

柱には院庄林業の「匠 乾太郎」を使い、樹齢50年以上のJAS認定国産ヒノキ、含水率15%と書かれていました。このヒノキには防腐・防蟻効果10年保証も示されています。ただし、標準仕様として掲げることと、全棟で第三者の住宅性能評価書や認定書を取ることは別の話です。認定書が必要なら、取得の可否と費用を最初に聞いておきましょう。

ZEHビルダー評価は星5つ。2025年度の実績は57%

公式サイトでは、ZEHビルダー評価制度で星5つと表示され、基準日は2025年9月26日です。BELS工務店とも書かれ、2025年度のZEH実績は57%、普及目標は2026年度が75%、2030年度が90%と示されていました。実績が57%なので、この年度に建てた家がすべてZEHというわけではありません。太陽光発電や蓄電池が標準かどうかは確認できなかったので、追加になる設備と費用を見積もりで確かめてください。

住み心地の投稿は9件。暖かさへの評価と、音の響きの指摘

住宅性能・住み心地の投稿は9件で、良い2件、気になる4件、中立3件でした。良い評価では、価格に対して品質と断熱性が見合っていて冬も暖かく過ごせたという投稿、補修の依頼にも早く応じてもらえたという投稿がありました。気になる評価で目立ったのは音です。二階の音が響いて担当者への確認も進まなかったという投稿、寒さと上下階の響きが気になり、そのあとの対応にも納得できなかったという投稿があります。

音や暖かさについての投稿は2014年から2015年のもので、今の標準仕様とは条件が違う可能性があります。床の遮音の仕様は、公式サイトでは確認できませんでした。上下階の音が気になる方は、床の遮音仕様と二階の水回りの位置を、設計の段階で相談しておきましょう。

施工・仕上がりは26件で最多。良い評価と気になる評価が同数だった

施工・仕上がりは97件のうち26件で、いちばん多い話題です。内訳は良い12件、気になる12件、中立2件で、評価がちょうど分かれました。現場ごとの差が出やすい部分です。

良い評価では、希望を図面へ反映してもらい、完成後も不具合がなく丁寧な施工だったという投稿がありました。築十二年たっても不具合がなく、大工の仕事ぶりを評価する投稿も複数あります。気になる評価では、入居直後から天井の下がりと軋み音があり、構造の面が不安になったという投稿がありました。建具の反りが補修しても直らなかったという投稿、工期の連絡や窓寸法の図面に手違いがあったという投稿も残っています。

引き渡しの前に、どの検査をいつ行い、指摘した箇所をどう直して記録に残すのかを聞いておきましょう。工事中に現場へ入れる回数と立ち会いの可否も、先に決めておくと安心です。

営業・打ち合わせは17件。良い評価が11件で多かった

営業・打ち合わせの投稿は17件で、良い11件、気になる4件、中立2件でした。疑問や悩みに丁寧に応じる営業担当のおかげで、納得しながら進められたという投稿がありました。押しの強くない対応で打ち合わせが滞りなく進んだ、営業には気軽に質問できて大工も家族へ親切だった、という投稿もあります。気になる評価では、面談で他社の批判が多く不快感を持ったという投稿、打ち合わせをした事務所の騒がしさを挙げた投稿、説明を聞いても魅力を感じにくかったという記録がありました。

担当者との相性は、事前には分かりにくい部分です。打ち合わせの回数、記録の残し方、担当が代わったときの引き継ぎは、最初の面談で聞いておきましょう。

デザイン・商品19件と、設計・間取り7件の投稿

デザイン・商品の投稿は19件で、良い8件、気になる5件、中立6件でした。良い評価では、高松の平屋の展示場を見学して好印象を持ったという投稿や、仕様を比較して標準の商品を選び、追加の条件まで記録した投稿があります。中立の6件は、便器やエコキュート、床材のメーカーを比べて決めた記録でした。

気になる評価は、見た目の好みに関するものが中心です。外観に特徴が乏しく後悔したという投稿、見せ梁の樹種が期待と違い残念に感じたという投稿がありました。設計・間取りの投稿は7件で、良い2件、気になる4件、中立1件です。細かな希望まで反映され数年たっても満足しているという投稿がある一方、要望と異なる外観案が続いた、提案が希望する水準に届かなかった、という投稿もあります。

好みが出やすい部分です。展示場や完成見学会で実物を見て、気になる部材は樹種や色まで確かめておきましょう。

35年間のメンテナンス保証と、点検の時期

公式サイトには、35年間メンテナンス保証を実施すると書かれています。点検は引き渡しから1か月の訪問のあと、6か月、1年、2年、5年、10年と続き、その後は15年、20年、25年、30年、35年です。15年目以降は10年目と同じ対応と説明されていました。

項目 公式サイトで確認できた内容
メンテナンス保証 35年間メンテナンス保証を実施すると表示
点検の時期 1か月の訪問、6か月・1年・2年・5年・10年。以降は15年・20年・25年・30年・35年で、10年目と同じ対応
防腐・防蟻 使用するヒノキについて防腐・防蟻効果10年保証と表示
しろあり保証の延長 10年目以降の相談工事として、延長の申し込みを案内
リフォームの担当 その他のリフォームは、同じ住所に本店を置く別法人が担当すると記載

気をつけたいのは、35年間メンテナンス保証を、35年間の構造や防水の保証と読み替えないことです。構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分について、保証の年数や延長の条件は確認できませんでした。点検の費用、無償で直る範囲、防蟻保証を延長するときの期間と費用も分かりません。

アフターサービスの投稿は9件で、良い2件、気になる7件でした。良い評価は、壁紙の不具合を無償で早く直してもらえたという投稿と、電話すると随時訪問してもらえたという投稿です。気になる評価では、引き渡しのあとの支援が乏しかった、完成後の不良箇所が直らないまま残った、築十年を過ぎても定期的な連絡や点検がなかった、という投稿がありました。

投稿だけでは、依頼の内容や、そのあと会社がどう応じたのかまでは分かりません。ただ、9件のうち7件が気になる評価だったことは、事前に確かめておく理由になります。契約の前に保証書と保証約款を見せてもらい、対象の部位、免責の範囲、点検ごとに有料か無料かを確かめておきましょう。

中庭住宅を選ぶ理由になりそうな4つの点

  • 断熱と耐震の数値を標準仕様として公開している。品質のページには断熱等級6とUA値0.46W/(㎡・K)、耐震等級3と許容応力度計算がある
  • 気密は目標のC値1.0cm²/㎡だけでなく、実績値0.5から0.9cm²/㎡まで出している
  • 柱に使う木材の産地と樹齢、含水率まで公開し、HEAT20の認証一覧にも住宅システム「中庭の家 G3」が載っている
  • 点検の時期が35年目まで公開され、営業・打ち合わせの投稿17件のうち11件が良い評価だった

契約前に知っておきたい4つの注意点

  • 価格の情報が少ない。注文住宅の坪単価と本体価格は確認できず、N-STORYの金額も時期によって記載が違っていた
  • 性能の数値は商品によって違う。断熱等級6とUA値0.46は品質のページの数値で、N-STORYは断熱等級5とUA値0.49から0.51。プランによってG2を満たさない場合があるという注記も付く
  • 引き渡しのあとの対応は、9件中7件が気になる評価だった。無償で早く直してもらえたという投稿もあり、書面での確認が要点になる
  • 新築の商品ページは中庭住宅株式会社のサイト内にあるが、リフォームは同じ住所の別法人が担当すると書かれている

香川県内で家を建てる予定があり、数値を標準仕様として示す会社を探している方には向いています。費用の見通しを早く固めたいなら、定額のN-STORYから見る進め方もあります。間取りを一から詰めたい方はdesign casaや自由設計になり、金額の目安が公開されていないため、最初に総額の見積もりを取る手間がかかります。

契約前に確認しておきたいこと

書面で確かめておきたいのは、次の5つです。

契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。
  • 自分のプランのUA値と断熱等級。断熱材の種類と厚さ、サッシの仕様
  • 土地、地盤改良、外構、諸費用まで入れた総額の見積書と、一式と書かれた部分の内訳
  • 気密測定を自分の家で行うかどうか、結果の報告書をもらえるかどうか
  • 保証書と保証約款。対象の部位、免責の範囲、防蟻保証を延長するときの期間と費用
  • 点検ごとに有料か無料かを分けた一覧と、契約書に書かれる会社名と法人番号

耐震等級の認定書や住宅性能評価書が必要なら、取得の可否と費用も同じ場で聞いておきましょう。

中庭住宅のよくある質問

中庭住宅の評判は良いですか?

A. 話題によって分かれています。公開されている投稿97件では、良い38件、気になる43件、中立16件でした。良い評価は施工・仕上がりの12件と営業・打ち合わせの11件に多く、気になる評価は施工・仕上がり12件、価格・費用7件、アフターサービス7件に分かれます。いちばん件数の多い施工・仕上がりが、良いと気になるで同数になっているのが特徴です。この97件は人数ではなく投稿URLの件数で、割合を示す数字ではありません。

中庭住宅の坪単価はいくらですか?

A. 公開資料では確認できませんでした。公式サイトで分かるのは、規格住宅のN-STORYが5タイプの定額価格で、42通りから選ぶ方式だというところまでです。金額そのものは、検索エンジンに残っていた前月の記録と現在のページの記載が違っていたため、調査日の価格としては採用していません。自由設計やdesign casaの本体価格も確認できていません。土地や外構、諸費用まで含めた総額の見積書で比べてください。

中庭住宅の断熱性能と耐震性能はどのくらいですか?

A. 商品によって数値が違います。品質のページでは、HEAT20のG2グレードが標準仕様で、断熱等級6、UA値0.46W/(㎡・K)と示され、選んだプランによってはG2を満たさないことがあるという注記が付いています。規格住宅のN-STORYは、G1グレード、UA値0.49から0.51、断熱等級5です。耐震はどちらも等級3が標準で、許容応力度計算を採用すると書かれています。自分のプランの計算書で確かめてください。

中庭住宅の保証と点検は何年ですか?

A. 公式サイトには35年間メンテナンス保証を実施すると書かれています。点検は引き渡しから1か月の訪問、6か月、1年、2年、5年、10年と続き、その後は15年、20年、25年、30年、35年です。ただし、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防ぐ部分の保証年数、点検の費用、無償で直る範囲は確認できませんでした。35年間すべてが無償という意味ではないので、保証書と約款で確かめてください。

中庭住宅はどこで建てられますか?

A. 公式の採用ページに、施工管理の勤務地として香川県内の建築現場と書かれています。本社は高松市木太町で、登記上の本店も同じ住所です。ただし、対応できる市町村や離島、香川県の外で建てられるかどうかは、公開資料では確認できませんでした。建てたい土地が範囲に入るかどうかは、最初の問い合わせで住所を伝えて確かめてください。

まとめ

確かめられたのは、次の6点です。

  • 公開されている投稿97件は、良い38件、気になる43件、中立16件。最多は施工・仕上がりの26件で、良いと気になるが12件ずつに分かれた
  • 中庭住宅株式会社の法人番号は1470001003086、登記上の本店は香川県高松市木太町3839番地7
  • 建設業許可は香川県知事許可 第005903号(建築工事業・特定)。県の名簿の表示37005903と一致した
  • 品質のページは断熱等級6とUA値0.46W/(㎡・K)、規格住宅のN-STORYは断熱等級5とUA値0.49から0.51
  • 気密はC値1.0cm²/㎡が目標で実績値0.5から0.9cm²/㎡。耐震等級3は許容応力度計算で確かめると説明されている
  • 35年間のメンテナンス保証を掲げ、35年目までの点検の時期が公開されている

公開資料からは確かめられなかった項目もあります。注文住宅の坪単価と本体価格。N-STORYの調査日時点の価格と、その金額に含まれる工事の範囲。断熱等級6とUA値0.46がどの商品まで当てはまるのか。気密測定の条件。構造と雨水の浸入に関する保証の年数。点検の費用と無償で直る範囲。対応できる市町村と県外の可否。商品やエリアごとに契約書へ入る法人名です。

これらは、書面にしてもらえば他社と並べられます。自分のプランのUA値の計算書。諸費用まで入れた総額の見積書。免責の範囲が書かれた保証書と約款。点検ごとに費用の有無を分けた一覧。この4つがそろえば、同じ条件で比べられます。

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