マエムラの評判・口コミ|住宅の坪単価は公開資料で見つからず、総額で比較

マエムラの評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

マエムラは、宮崎市に本社を置き、1975年に創業した住宅会社です。分譲住宅と建売住宅を手がけ、物件が出ているのは宮崎県と熊本県です。建売住宅の構造材には地元の飫肥杉を使うと公式サイトに掲げています。公開されている投稿には、価格の安さと住み心地に納得したという記録がある一方で、入居したあとの不具合や補修の対応に納得できなかったという記録もありました。

幸せおうち体験談は、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートを土台に、公開されている口コミや体験談を編集部が1件ずつ読む独自の口コミ調査を重ねています。この記事でも、価格と構造、保証、会社の登録について、公式サイトと公的な資料に当たって確かめました。

宮崎県か熊本県で土地と建物がそろった家を探していて、費用を抑えることを重く見るなら、マエムラは候補に入ります。飫肥杉を使うこと、地盤の不同沈下に10年の保証を付けること、瑕疵の保険に加入していることは公式に確認できました。ただし坪単価も注文住宅の本体価格も、確認した公開資料では見つかりませんでした。断熱と気密の数値も同じです。金額と性能は、検討している物件の資料と見積書で確かめることになります。

この記事でわかること

  • 公開投稿25件を話題別に分けたとき、価格と施工に何が書かれていたか
  • 飫肥杉とMAEMURAダンパーについて、公式に確かめられるのはどこまでか
  • 10年という保証がどの範囲を指し、何が条件になっているのか
  • 坪単価が出ていないとき、何をそろえれば他社と比べられるのか
  • 契約する相手と、実際に工事をする会社をどこで確かめるか
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

住宅展示場へ行く前に、複数社のカタログを比較する理由を示した図解

一社ずつ調べるのは手間がかかります。条件に合う会社の資料をまとめて請求できるサービスを使うのが早いです。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月23日

マエムラの評判・口コミを公開投稿から確認

2026年8月に調べた範囲で、この会社について書かれたものだと確認できた公開投稿は25件でした。話題ごとに分けると、いちばん多いのは価格・費用の10件です。次が施工・仕上がりと住宅性能・住み心地の各4件と続き、金額の話と、建った家の出来ばえの話に集まりました。

25件は人数ではなく投稿の件数です。同じ書き込みが別のURLでも読める状態になっていたものは、1件にまとめて数えました。ただし、一人の方が複数の場所に書き込んでいた場合、それを同じ人の投稿として見分けられていない可能性が残ります。施主本人へのアンケートではありません。無作為に選んだわけでも、公開されている投稿をすべて拾いきったわけでもないので、良い投稿と気になる投稿の数を並べても、世の中の割合や多数派は読み取れません。媒体名と投稿者名は書かず、口コミサイト、掲示板やQ&Aサイト、個人ブログという種類だけを示します。

公開投稿25件の内訳。媒体別は口コミサイト1件、掲示板Q&A23件、SNS0件、個人ブログ1件、動画コメント0件。傾向別は良い4件、気になる9件、中立12件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。

媒体別では、掲示板やQ&Aサイトが23件で大半を占め、口コミサイトが1件、個人ブログが1件でした。SNSと動画コメントは0件です。読めた記録がほとんど一つの掲示板に寄っているので、ここに出るのはその場に集まった書き込みの傾向だと見てください。傾向別は、良いが4件、気になるが9件、中立が12件でした。中立に分けた投稿は、その多くが検討している方からの質問です。

公開投稿25件の話題別件数。住宅性能・住み心地4件、設計・間取り1件、デザイン・商品3件、営業・打ち合わせ1件、施工・仕上がり4件、価格・費用10件、アフターサービス2件、その他0件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。
話題 件数 良い 気になる 中立
住宅性能・住み心地 4 2 1 1
設計・間取り 1 0 0 1
デザイン・商品 3 0 0 3
営業・打ち合わせ 1 0 1 0
施工・仕上がり 4 0 4 0
価格・費用 10 2 1 7
アフターサービス 2 0 2 0
その他 0 0 0 0
合計 25 4 9 12

気になるが9件、良いが4件と並ぶと、不満の多い会社に見えるかもしれません。ただ、これは25件の内訳であって、会社の仕事ぶりに点数が付いた結果ではありません。満足して暮らしている方は、その暮らしぶりをわざわざ書き込む機会が少なく、記録として表に出にくい面があります。反対に、金額の条件や不具合は書き込みになりやすい話題です。件数の多い少ないには、その話題が書かれやすいかどうかも混じります。

価格について書かれた投稿がいちばん多い

価格・費用の10件は、良いが2件、気になるが1件、中立が7件でした。中立の7件で目立つのは、値段の決まり方への質問です。公式の大幅な値引き表示や創業祭の割引を見て交渉が前提なのかと尋ねたもの、売れ残った建売は値下げされるのかと尋ねたものが、あわせて3件ありました。ほかに、家賃並みという安さで建つ家の住み心地を入居者に尋ねた投稿が2件、標準の設備からグレードを上げるといくら加算されるのかを尋ねた投稿、分譲地を歩いて価格と区画の形を周辺と比べた投稿がそれぞれ1件です。

良い側には、購入からおよそ1年たった時点で、網戸のほかに大きな不満はなく、価格と暮らしの条件に納得したという投稿があります。他社より価格を抑えられて返済の負担が軽くなり、間取りの動線にも満足しているという投稿もありました。

気になる側は1件です。999万円の住宅を見学したうえで、その金額は建物だけのもので、土地と諸費用まで入れると他社と大きくは変わらなかった、と書いた投稿でした。総額と仕上げの水準にも不安が残ったとしています。同じ金額を見ても、そこに何が含まれると考えるかで、受け取り方は変わります。

公式サイトで金額を確認できたのは1か所だけです。熊本支店の記事に、土地・建物込みで1,600万円台から購入できる物件もある、と書かれています。熊本の一部の物件についての説明で、全体の目安ではありません。投稿に出てくる999万円が何を含む金額なのかは、確認した公開資料では確かめられませんでした。

施工と仕上がりへの指摘は4件すべてが気になるだった

施工・仕上がりの4件は、4件とも気になるに分類しました。入居から4年たった家で、床や建具、壁紙に細かな不備があり、その説明にも納得できなかったという投稿があります。入居して半年たたないうちに、水栓や温水便座など水まわりの不具合が重なったという投稿もありました。隣で進んでいた工事を見て、基礎のずれや設備のさびが目に付いたと書いた投稿もあります。

これらは2020年ごろに書かれたものと2024年に書かれたものが混じっていて、特定の時期に固まっているわけではありません。一方で、入居しておよそ2年、大きな不具合はなく設備にも住み心地にもおおむね満足している、という投稿も別にありました。件数が4件と少ないことも、良い記録が別にあることも、一件ごとの不具合を軽くする理由にはなりません。

公式サイトでは、住宅瑕疵担保責任保険に加入し、引き渡しから10年間、対象となる瑕疵を無償で補修するとしています。引き渡しの前に自分で仕上がりを確認する機会があるか、入居後に不具合が出たときの連絡先と流れはどうなるかを、契約の前に聞いておきましょう。

住み心地と性能について書かれた投稿

住宅性能・住み心地の4件は、良いが2件、気になるが1件、中立が1件でした。良い側の2件はどちらも入居からおよそ2年の記録で、目立つトラブルはなく満足していると書かれています。ただし片方は、アフターの対応が一部遅れたことにも触れていました。

気になるとしたのは、公式に出ている情報のなかに耐震の説明が見当たらないとして、耐震は追加の仕様になるのかと尋ねた投稿です。中立の1件も、耐震等級3に対応できるのか、平屋のプランで床面積はどうなるのかという質問でした。住み心地への不満というより、性能の情報が見つけにくいことへの疑問です。

引き渡しのあとの対応と、購入前の応対

アフターサービスは2件、営業・打ち合わせは1件で、いずれも気になるに分類しました。アフターの2件のうち、一方は壁や床の不具合に対する補修の進め方と外壁の傷みに納得できなかったという内容です。もう一方は、不具合を伝えてから1か月以上待つことになったという内容でした。営業の1件は、購入前の電話相談で、要望を聞く姿勢や受け答えに不満が残ったというものでした。

この3件は2017年から2019年にかけて書かれたものです。新しい投稿では、入居しておよそ2年でトラブルはないものの、アフターの一部に遅れがあった、という書き方になっていました。古い投稿がそのまま今の対応を表すとは限りませんし、逆に、すでに解決していると決めることもできません。

公式サイトでは、定期点検やリフォームを、アフターメンテナンスの専門知識を持つ社員が担当すると説明されています。瑕疵担保責任とは別に、一定の不具合を無償で補修する制度も案内されていました。

検討している方から出た質問

デザイン・商品の3件と設計・間取りの1件は、すべて中立です。標準の設備からグレードを上げられるのか、トイレの仕様を変えられるのか、モデル住宅の外構はどういう条件なのか、といった質問が並びます。国産の木材を使いながら価格を抑えられるなら品質はどうなのか、マンションに近い形の間取りで収納は足りるのか、という投稿もありました。

公式の標準設備のページには、MAEMURA-BATH、MAEMURA・BLE、MAEMURAダンパーという名前の設備が載っています。ただし同じページに、写真にオプションが含まれる場合があり、物件によって仕様が異なるという注記があります。標準がどこまでかは物件ごとに違うということです。気になる設備は、物件詳細と担当者への確認で1つずつ確かめておきましょう。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

確認できた投稿が25件にとどまった理由

25件という数は、会社の規模から見て多いとは言えません。数えたのは、ログインなしで本文と投稿ごとのURLの両方を確認できたものだけです。地図サービスの口コミは、投稿ごとの本文とURLを確認できなかったため集計に入れていません。SNSは公開されている個別の投稿を確認できずに0件、動画のコメントは本文とURLを取得できなかったため、こちらも集計から外しています。

ほかに、人づてに聞いた話、会社が公開している顧客の事例、働く側からの書き込み、商号のよく似た別の法人についての投稿、第三者がまとめた記事も除きました。除いたのは収集の段階で50件、同じURLの重複で2件です。加えて、同じ掲示板の同じ書き込みが別のURLでも読めた3組を、それぞれ1件にまとめました。残った25件は、採用が8件、参考が17件で、どちらも件数に入れています。

数が少ないぶん、この25件から会社全体の姿を決めることはできません。投稿から見えるのは、書いた方が経験した範囲までです。金額や保証、法人の登録といった事柄は、投稿ではなく公式サイトと公的な資料で確かめています。

マエムラの坪単価と、価格を比べるときの手順

坪単価は、確認した公開資料では見つかりませんでした。注文住宅の本体価格も、商品全体の価格帯も同じです。

金額が出ていたのは、熊本支店の記事にある、土地・建物込みで1,600万円台から購入できる物件もある、という一文だけです。熊本市を中心とした一部の物件についての説明なので、宮崎県の物件やほかの商品にそのまま当てはめることはできません。

坪単価は、延べ床面積の取り方や、どこまでの工事を金額に含めるかで変わります。見つからないこと自体を責める話ではありませんが、検討する側は何かの数字で比べる必要があります。

比べるときは、坪単価ではなく総額でそろえるのが確実です。分譲や建売なら、販売価格に何が含まれ、何が別途になるのかを一覧にしてもらってください。外構、照明とカーテン、登記とローンの諸費用、火災保険、引っ越しまで足すと、表示価格との差が見えます。注文住宅なら、本体工事、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構、諸費用、土地代を並べた見積書を出してもらいます。

投稿には、公式の値引き表示を見て、価格の交渉が前提なのかと尋ねたものもありました。表示価格と実際の契約額がどう決まるのかは、公開資料からは分かりません。値引きの理由と適用の条件、いつまで有効かを、口頭ではなく書面で受け取っておきましょう。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

構造と断熱について公式に確認できたこと

公式サイトで確認できた仕様は、構造まわりに集まっています。熊本支店の記事では、木造軸組工法に剛床工法を取り入れて強度を高めていること、主要な構造材に飫肥杉を使っていることが説明されています。建売住宅に飫肥杉を使うことは、商品仕様のページにも明記されていました。

標準仕様のページには、省令準耐火構造の説明があります。住宅金融支援機構の融資などに準じた構造で、建築基準法に定める準耐火構造とは異なる、と自ら注記しています。火災保険の割引を期待して選ぶ場合は、対象になるかどうかを保険会社にも確認してください。

MAEMURAダンパーは、耐震の機能と制震の機能を併せ持つ装置として紹介されています。国土交通大臣の認定を受けた耐力壁で、壁倍率は上位にあたる3.3倍だという説明です。ただしこれは部材についての認定で、住宅そのものの耐震等級を示す数字ではありません。設置するモデルは物件詳細で確認するように、と公式サイトも書いています。

断熱については、熊本市を中心に販売している多くの新築建売住宅でZEH水準の断熱性能を採用している、という説明が確認できました。すべてではなく多くの、という書き方ですから、全棟に共通する仕様やZEHの認証を取得したという意味ではありません。

UA値とC値は、確認した公開資料では見つかりませんでした。気密測定の有無、断熱等性能等級や一次エネルギー消費量等級、住宅全体の耐震等級、構造計算の方法と全棟で実施しているかどうかも同じです。検討している物件について、設計住宅性能評価書か省エネ性能ラベルを出してもらえるかを聞いておきましょう。

公式に確認できた特徴の図。省令準耐火構造=公式標準仕様は、建築基準法上の準耐火構造とは異なる省令準耐火構造を説明している/構造=熊本支店の公式記事では木造軸組工法に剛床工法を採り入れるとしている/主要構造材=熊本支店の公式記事では主要構造材に飫肥杉を使用するとしている/耐震=MAEMURAダンパーは耐震機能と制震機能を併せ持つ装置として掲載される。ただし設置モデルは物件詳細による/ZEH水準の断熱性能=熊本市を中心に販売する多くの新築建売住宅で、ZEH水準の断熱性能を採用すると説明している。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

保証と点検で確認できたことと、できなかったこと

公式サイトには、10年の保証が3つ並んでいます。あわせて、会社が独自に定めたアフターサービス規準もあり、こちらは長期10年の部分と短期1〜5年の部分に分かれます。

制度 期間と上限 条件として確認できたこと
住宅瑕疵担保責任保険 引き渡しから10年 住宅保証機構のまもりすまい保険に加入。対象部位と免責は保険の条件による
地盤保証 10年・最高5,000万円 建築前に地盤調査を行い、地盤調査報告書を発行
しろあり保証 10年・最高1,000万円 5年目の中間検査。キソパッキング工法は採用する工法として説明されており、保証の条件としての記載は確認できず
会社のアフターサービス規準 長期10年/短期1〜5年 起算日は建物の引き渡し日

瑕疵の保険で、どの部位が対象になり、どこからが免責になるのかは保険の条件によります。証券と約款を見せてもらってください。地盤は、建築の前に調査を行って報告書を発行し、不同沈下で建物に損害が出た場合を10年間、最高5,000万円まで保証するとしています。しろあり保証は10年間で最高1,000万円で、10年の保証には5年目の中間検査が必要だと書かれています。キソパッキング工法は採用する工法として説明されていますが、保証を受けるための条件かどうかは、確認した公開資料では分かりませんでした。

瑕疵担保責任とは別に、会社が一定の不具合を無償で補修する規準もあります。長期保証10年の部分と短期保証1〜5年の部分に分かれ、どちらも起算日は建物の引き渡し日です。短期は部位によって年数が変わりますから、どの部位が何年なのかを一覧で確認しておきましょう。

10年を超えたあとに保証を延ばせるのか、延ばすなら年数と条件と費用はどうなるのかは、確認した公開資料では分かりませんでした。定期点検を行うことは書かれていますが、何年目に何回という予定は見当たりません。

扱っている住宅の種類と、物件が出ているエリア

会社概要では、事業内容を住宅の建築および販売、土地の造成工事および宅地の分譲としています。ただし、掲載されている土地をどこまで自社で仕入れているのか、造成から工事までを自社だけで担っているのかは、確認した公開資料では分かりませんでした。過去の物件資料には、売主と事業主が株式会社マエムラで、工事は別の会社が施工したと区分されている例があります。

公式サイトの物件検索は、宮崎県と熊本県に分かれています。宮崎県内は宮崎市、西都市、児湯郡、東諸県郡、都城市、三股町、延岡市、日向市・門川町。熊本県内は熊本市、菊陽・大津・合志市、上益城郡、山鹿市・菊池市・玉名市、宇土市・宇城市・氷川町・八代市です。

ただしこれは、分譲住宅と建売住宅の物件を探すための区分です。注文住宅をどこまでの範囲で請け負うのかは、確認した公開資料では分かりませんでした。すでに土地を持っている方は、その土地で対応してもらえるかを最初に聞いておきましょう。

契約する相手と、会社の記録で確かめられること

会社の記録は、公的な資料で確かめられます。国税庁の法人番号公表サイトによると、株式会社マエムラの法人番号は6350001001618、登記上の本店は宮崎県宮崎市堀川町195番地です。閲覧した時点で登記記録の閉鎖などを示す表示はなく、変更履歴は新規だけでした。令和8年3月末現在の宮崎県建設業許可業者名簿にも、同じ商号と法人番号で掲載されています。

公式の会社概要では、創業が昭和50年、会社設立が昭和52年4月28日、資本金は2千万円、代表取締役は前村幸夫と記載されています。許認可は次のとおりです。

種類 番号など
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(3)第008541号(免許年月日は令和5年11月30日)
賃貸住宅管理業者登録 国土交通大臣(2)第006613号
特定建設業許可 宮崎県知事許可(特-5)第12730号(名簿の表示は45-012730)
二級建築士事務所登録 宮崎県知事登録 第b-6434号
住宅瑕疵担保責任保険事務所登録 0015832

気をつけたいのは、契約する相手が誰になるかです。現在の個別物件のページでは、取引態様が売主、売主の表示は株式会社マエムラ 宮崎本社となっていました。ただし、すべての商品とエリアで契約の相手と実際に工事をする会社が同じになるのかは、確認した公開資料では分かりませんでした。土地や建物の売買契約と、工事の請負契約では、相手方が変わることもあります。

商号のよく似た法人は、宮崎県内にも県外にもあります。売買契約書や重要事項説明書、工事の請負契約書で、相手方の商号と法人番号を照らし合わせてください。

公式サイトのお知らせには、2016年度の宮崎県の着工棟数で地域ビルダー部門1位という発表があります。住宅産業研究所調べという注記が付いた民間の調査による順位で、公的な表彰ではありません。現在有効な会社単位の受賞や住宅性能の認定は確認できませんでした。ここまでに挙げた内容は、公表された時点の事実です。今後も同じ実績や仕様が続くことを保証するものではありません。

マエムラのメリットと、気をつけたい点

公式に確認できたことと投稿を並べると、この会社を選ぶ理由になりそうな点は4つあります。

  • 土地の造成工事と宅地の分譲、住宅の建築と販売を事業内容に掲げ、宮崎県と熊本県で物件を出している
  • 建売住宅の主要な構造材に飫肥杉を使うと明記している
  • 瑕疵の保険、地盤保証、しろあり保証がいずれも10年で、地盤は最高5,000万円まで
  • 価格に納得したという投稿があり、返済の負担が軽くなったという記録もある

反対に、契約の前に確かめておきたい点も4つあります。

  • 坪単価も本体価格も確認した公開資料では見つからず、確認できた金額は熊本の一部物件の1,600万円台からという記載だけ
  • UA値、C値、断熱等性能等級、住宅全体の耐震等級のいずれも公表が見当たらない
  • 施工・仕上がりの4件とアフターサービスの2件が、いずれも気になるに分類された
  • 物件によって仕様が異なると公式が注記しており、標準の範囲が物件ごとに変わる

マエムラが向いている人

土地から探していて、宮崎県か熊本県で予算を抑えて家を持ちたい方には、検討しやすい会社です。分譲地と建売の物件を自社のサイトでまとめて探せるので、土地と建物を別々に探す手間が減ります。木の構造材にこだわりたい方にとっても、飫肥杉を使うと明記している点は判断の材料になります。

反対に、断熱や気密の数値で会社を比べたい方には、公開されている情報だけでは足りません。その場合も、検討している物件について評価書や計算書を出してもらえるかを聞けば、判断の材料はそろいます。

契約前に確認しておきたいこと

金額、性能、保証、契約の相手。どれも口頭の説明だけでは後から確かめられないので、書面で受け取っておくのが確実です。

  • 土地代と諸費用まで入れた総額の見積書と、一式とある部分の内訳
  • 検討している物件の断熱性能が分かる書類と、気密測定を行うかどうか
  • MAEMURAダンパーを設置するモデルかどうかと、住宅全体の耐震等級の扱い
  • 保証の書面。10年の対象部位と免責、短期保証1〜5年の部位ごとの年数、5年目の中間検査の費用
  • 契約書に書かれた相手方の商号と法人番号、実際に工事をする会社の名前
契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。

マエムラのよくある質問

マエムラの坪単価はいくらですか?

A. 確認した公開資料では見つかりませんでした。注文住宅の本体価格も、商品全体の価格帯も同じです。金額が出ていたのは、熊本支店の記事にある土地・建物込み1,600万円台からという記載だけで、熊本の一部物件についての説明です。投稿には999万円という金額が出てきますが、それが何を含む金額なのかは公式には確かめられませんでした。土地代と諸費用まで入れた総額の見積書で比べてください。

口コミで気になるという投稿が多いのはどの話題ですか?

A. 施工・仕上がりです。25件のうち4件がこの話題で、4件とも気になるに分類しました。床や建具、壁紙の細かな不備、入居して間もない時期の水まわりの不具合などが書かれています。アフターサービスの2件と営業・打ち合わせの1件も、いずれも気になるでした。件数は人数ではなく投稿の数で、無作為に集めたものでもありませんから、割合として読むことはできません。

断熱や耐震の数値は公表されていますか?

A. 一部は出ています。耐震では、MAEMURAダンパーが壁倍率3.3倍の認定耐力壁だという説明が公式にあります。ただし壁倍率は部材の認定で、住宅全体の耐震等級とは別のものです。断熱は、熊本市を中心に販売する多くの新築建売住宅でZEH水準の断熱性能を採用しているという説明までです。UA値とC値、断熱等性能等級、住宅全体の耐震等級は、確認した公開資料では見つかりませんでした。検討している物件の書類で確認してください。

保証は何年で、条件はありますか?

A. 10年の保証が3つあります。瑕疵の保険は住宅保証機構のまもりすまい保険で、引き渡しから10年間、対象の瑕疵を無償で補修するとしています。地盤は不同沈下による損害を10年間、最高5,000万円まで。しろあり保証は10年間で最高1,000万円で、5年目の中間検査が必要だと書かれています。このほかに会社独自のアフターサービス規準があり、長期10年の部分と短期1〜5年の部分に分かれます。10年を超えたあとの延長の条件と費用は確認できませんでした。

宮崎県以外でも建てられますか。契約する相手はどの会社になりますか?

A. 公式の物件検索は、宮崎県と熊本県に分かれています。ただしこれは分譲住宅と建売住宅の区分で、注文住宅をどこまで請け負うのかは確認できませんでした。契約の相手は、現在の個別物件では株式会社マエムラが売主と表示されています。すべての商品で売主と施工する会社が同じかどうかは確認できなかったので、契約書で商号と法人番号6350001001618を照らし合わせてください。

まとめ

確かめられたのは、次の5点です。

  • 公開投稿は25件で、いちばん多い話題は価格・費用の10件。施工・仕上がりの4件はすべて気になるだった
  • 確認できた金額は、熊本の一部物件について土地・建物込み1,600万円台からという記載だけ
  • 建売住宅に飫肥杉、構造は木造軸組工法に剛床工法、MAEMURAダンパーは壁倍率3.3倍の認定耐力壁
  • 瑕疵の保険、地盤保証、しろあり保証はいずれも10年。地盤は最高5,000万円、しろありは最高1,000万円
  • 法人番号6350001001618は現行の法人情報として確認でき、宮崎県の建設業許可業者名簿にも掲載

公開資料から確かめられなかった項目もあります。坪単価と注文住宅の本体価格、商品全体の価格帯。UA値とC値、断熱等性能等級、住宅全体の耐震等級。10年を超えたあとの保証の延長条件と、定期点検の時期と回数。注文住宅の施工エリアと、すべての商品で契約の相手と施工する会社が同じかどうか。

公開資料で見つからなかった数字も、書面でもらえば比べられます。総額でそろえた見積書、検討している物件の性能が分かる書類、保証の約款、契約書に書かれた相手方の商号と法人番号。この4つがそろえば、ほかの会社と同じ条件で並べられます。

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