アーバンプランニングの評判と口コミ63件を調査。大阪・北摂の注文住宅の価格と性能・保証

アーバンプランニングの評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

アーバンプランニングは、大阪の北摂エリアで注文住宅と分譲住宅を手がける会社です。公式サイトには、住宅性能評価を標準仕様ですべての建物に採用し、耐震等級3を取っているという説明が並びます。いっぽう公開されている投稿には、契約後も希望した間取りが図面に反映されなかった、引き渡し後の床鳴りや壁のひびが再発した、という書き込みが残っていました。どちらも1件ずつの投稿で、会社全体の評価ではありません。ただ、公式の説明と住んでからの話が食い違って見えると、判断に迷います。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人にアンケートを行っています。あわせて、住宅会社ごとに公開されている口コミを編集部が1件ずつ読み、話題と傾向に分ける独自の口コミ調査を続けています。価格と性能、保証、契約する法人の情報は、公式サイトと国税庁や大阪府などの公開資料で確かめました。

大阪の北摂で、性能を等級や評価書で確かめながら家を建てたい方には、候補に入れてよい会社です。住宅性能評価を標準仕様ですべての建物に採用することと、耐震等級3は公式サイトで確認できました。公式性能ページは住宅性能評価に設計と建設の二段階があることを説明していますが、同社が全建物で両方の評価書を取得し、交付するとの明示は確認できませんでした。坪単価も、公式サイトの中で60万円からと70万円からに表示が分かれています。UA値と定期点検の時期は、確認した公開資料では特定できませんでした。金額と性能は、見積書と自分の住宅で取得する評価書を確かめてください。

この記事でわかること

  • 公開投稿63件で、どの話題に良い評価と気になる評価が集まったのか
  • 坪単価60万円からと70万円から、2つの表示がどこに載っているのか
  • 住宅性能評価で取得している等級と、確認できなかったUA値やC値
  • 保証で確認できたことと、定期点検の時期が分からないこと
  • 打ち合わせや引き渡し後の対応について、投稿に何が書かれていたのか
  • 同じ商号の別法人があるなかで、契約の相手を確かめる方法
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月24日

  1. アーバンプランニングの口コミ63件を話題別に分けた結果
    1. 良い評価12件と気になる評価28件が、どこに集まったか
    2. 同じ話題に、良い評価と気になる評価の両方があった
  2. 商号は株式会社アーバンプランニング。免許と許可の番号を照らした
  3. 価格は、公式サイトの中で坪単価の表示が分かれている
  4. 住宅性能評価を標準仕様ですべての建物に採用。等級で確認できること
    1. 断熱は温熱等級4と書かれている。UA値の数値は確認できなかった
    2. 住み心地の投稿は15件。結露と音についての報告
  5. 設計・間取りの投稿は7件。提案への評価と、図面に反映されなかったという声
  6. 営業・打ち合わせの投稿は11件。担当者によって評価が分かれた
  7. 施工・仕上がりの投稿は6件。手直しの記録が残っている
  8. 保証は住宅瑕疵担保責任保険の10年。長期保証の記載は確認できなかった
  9. 主な施工エリアは豊中市など7つの地域。実績と受賞について公開されていること
  10. 選ぶ理由になりそうな点と、契約前に知っておきたい注意点
  11. 契約前に確認しておきたいこと
  12. アーバンプランニングのよくある質問
    1. アーバンプランニングの評判は良いですか?
    2. アーバンプランニングの坪単価はいくらですか?
    3. アーバンプランニングの断熱性能と耐震性能はどのくらいですか?
    4. アーバンプランニングの保証と点検は何年ですか?
    5. アーバンプランニングはどのエリアで建てられますか?
  13. まとめ

アーバンプランニングの口コミ63件を話題別に分けた結果

公開されている投稿63件を話題別に分けると、いちばん多いのは価格・費用の16件でした。次が住宅性能・住み心地の15件、営業・打ち合わせの11件です。

公開投稿63件の内訳。媒体別は口コミサイト1件、掲示板Q&A62件、SNS0件、個人ブログ0件、動画コメント0件。傾向別は良い12件、気になる28件、中立23件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。

調べたのは、2026年8月の時点で公開されていた投稿です。媒体の内訳は、掲示板やQ&Aサイトが62件、口コミサイトが1件で、本人の発信と確認できるSNS、個人ブログ、動画のコメントは0件でした。投稿した人の立場では、施主や入居者が28件、契約前の検討や打ち合わせ中が21件、見学だけが12件、その他が2件です。

この63件は人数ではなく、投稿URLの件数です。掲示板の投稿は、ほぼ一つのスレッドに集まっていました。この会社での体験だと確認できなかった投稿、社員の書き込み、転載やまとめ、広告など58件は数えていません。今回の調査は無作為抽出でも全件調査でもなく、施主本人へのアンケートでもありません。件数は割合や多数派を示す数字ではないので、どの話題に書き込みが集まりやすいかを見る目安としてご覧ください。

投稿の日付は2009年から2026年まで幅があります。担当者も建てた年も違うため、古い投稿がそのまま今の体制に当てはまるとはかぎりません。

公開投稿63件の話題別件数。住宅性能・住み心地15件、設計・間取り7件、デザイン・商品0件、営業・打ち合わせ11件、施工・仕上がり6件、価格・費用16件、アフターサービス8件、その他0件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。

話題ごとの件数と、投稿の主な内容は次のとおりです。かっこの中の数字は、良い・気になる・中立の順です。

話題 件数(良い・気になる・中立) 投稿の主な内容
価格・費用 16件(0・5・11) 坪単価の質問、追加費用、諸費用の説明
住宅性能・住み心地 15件(4・6・5) 結露と音、標準の断熱仕様、見学時の体感
営業・打ち合わせ 11件(1・7・3) 連絡の間隔、契約の勧め方、担当者の対応
アフターサービス 8件(3・4・1) 入居後の修理、検査の立会い、折り返し
設計・間取り 7件(4・2・1) 提案と修正の回数、図面への反映
施工・仕上がり 6件(0・4・2) 仕様との相違、床鳴りや壁のひび、手直し

デザイン・商品と、その他に分類した投稿は0件でした。

良い評価12件と気になる評価28件が、どこに集まったか

良い評価は12件で、住宅性能・住み心地4件、設計・間取り4件、アフターサービス3件、営業・打ち合わせ1件という内訳でした。住み心地の報告と、設計段階の提案、入居後に直してもらった話が中心です。

気になる評価は28件で、営業・打ち合わせ7件、住宅性能・住み心地6件、価格・費用5件、アフターサービス4件、施工・仕上がり4件、設計・間取り2件と分かれています。中立23件のうち、11件が価格・費用でした。坪単価や追加費用の条件を尋ねる内容で、評価というより情報を集めるための投稿です。

同じ話題に、良い評価と気になる評価の両方があった

入居したあとの対応がその例です。軽微な不具合をすぐ直してもらえたという2011年の投稿がある一方、修理を頼んでから訪問まで2年かかったという2014年の投稿もありました。投稿した年も担当者も、建てた家の条件も違います。どちらか一方だけを会社の実像として受け取らないでください。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

商号は株式会社アーバンプランニング。免許と許可の番号を照らした

契約する相手が誰なのかは、公開されている登録で確かめられます。公式の会社概要、国税庁の法人番号公表サイト、大阪府の建設業許可業者名簿で商号と所在地が一致しました。宅地建物取引業の免許も、国土交通省の検索システムと不動産保証協会の名簿で番号や代表者まで一致しています。

項目 内容
商号 株式会社アーバンプランニング
法人番号 1120901018474
登記上の本店 大阪府吹田市広芝町12番25号
本社 大阪府吹田市広芝町12-25
代表者 代表取締役 矢野 隆司
法人設立 2003年11月10日
資本金 1,000万円
宅地建物取引業免許 大阪府知事(5)第50499号
建設業許可 大阪府知事許可(般-7)第125722号
一級建築士事務所登録 大阪府知事(ハ)第24172号

国税庁の法人番号公表サイトでは、2026年8月29日の確認時点で、登記記録は閉鎖されていません。会社概要に載っているのは法人設立日で、それより前の創業日は、確認した公開資料では特定できませんでした。

宅地建物取引業の免許番号にある(5)は第5期を示し、更新回数は4回です。免許の有効期間は、免許の日の翌日から5年間とされています。ただし、免許が新しくなった場合は更新番号が1にリセットされることがあるため、この数字だけで営業継続期間を断定することはできません。建設業許可の(般-7)にある般は一般建設業であることを示し、括弧の中の数字は許可を受けた年度です。更新回数ではありません。

気をつけたいのは、同じ商号の別法人です。全国には株式会社アーバンプランニングという商号の会社が複数あります。この記事で扱うのは、法人番号1120901018474、本店が大阪府吹田市広芝町の会社だけです。

注文住宅と新築戸建ての「fit house」、分譲の「eMIRAIE」は公式サイトで案内されています。ただし、すべての商品と地域で売主や請負人がこの法人になると定めた公開資料は確認できませんでした。契約書に書かれた会社名と法人番号は、署名する前に確かめてください。

価格は、公式サイトの中で坪単価の表示が分かれている

価格は、この会社を調べるうえでいちばん判断しにくい部分です。公式の価格ガイドは、分譲地以外の注文建築を坪単価60万円から(税別)と示しています。いっぽう公式のQ&Aは、注文建築を坪単価70万円から(税抜き)と書いています。

どちらのページにも改定日がないため、2026年8月18日の時点で、どちらが現行の条件かは確認できませんでした。地域や商品で条件が違えば表示が分かれることはあり得ますが、読む側からはどちらに当たるのか判断できません。60万円と70万円のどちらかを今の坪単価として受け取らないほうが安全です。

金額がはっきり出ているのは、分譲地の中で建てる場合です。建物の標準価格は1,850万円(税別)、購入時の諸経費は約80万円からと案内されています。標準で施工する面積の上限は140㎡で、内訳は延床115㎡、バルコニー10㎡、車庫15㎡です。ただし、この金額がどの床面積や階数に当てはまるのか、諸費用まで含めた総額の幅がいくらかは確認できませんでした。

価格・費用の投稿は16件で、いちばん多い話題でした。良い評価に分類した投稿は0件、中立が11件です。条件付きの土地で坪45万円の追加という説明を受け、内装を変えるとさらに加算になると聞いたという2012年の投稿など、条件を確かめようとする内容が並びます。

気になる評価は5件でした。希望した仕様にすると追加費用が膨らみ購入を見送った、諸費用の説明が足りず契約後に出費が増えた、間取りが決まる前に解約して変更にかかった費用の負担が問題になった、という内容です。いずれも1件ずつの投稿で、金額の妥当性を確かめたものではありません。無作為に集めた投稿でもないので、価格が高いか安いかを示す数字にはなりません。

坪単価がひとつに定まらなくても、比べる方法はあります。本体工事に、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構、照明とカーテン、登記や住宅ローンの諸費用、土地代を足した総額でそろえてください。見積書に一式と書かれた部分の内訳は、遠慮なく求めて構いません。何にいくらかかるのかを説明するのは会社側の役目です。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

住宅性能評価を標準仕様ですべての建物に採用。等級で確認できること

性能は、UA値のような数値ではなく等級の形で公開されています。公式の性能ガイドは、住宅性能評価を標準仕様ですべての建物に採用すると説明しています。同じページには住宅性能評価に設計と建設の二段階があることと、両方を取得して初めて完成建物の品質が確保できるという制度上の説明があります。ただし、同社が全建物で設計・建設両方の評価書を取得し、交付するとの明示は確認できませんでした。4分野6項目で最高等級を取得するとも掲載されています。

公式に確認できた特徴の図。耐震性能=倒壊等防止と損傷防止の両方で耐震等級3と掲載/断熱=分譲地により異なる条件付きで「温熱等級4、次世代省エネルギー等級4以上」と掲載。現行の断熱等性能等級へは読み替えない/ZEH=ZEH対応可能と掲載/構造=公式施工事例の一例は木造3階建ての軸組工法。全棟共通仕様とは確認できない。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

取得している等級は次のとおりです。耐震は、倒壊等防止と損傷防止の両方で等級3。耐風は最高等級の2、劣化対策は等級3、専用配管の維持管理対策も等級3です。内装と天井裏のホルムアルデヒド対策も等級3と示されています。

等級は評価機関が判定するもので、会社が自分で掲げる数値とは性質が違います。公式サイトによれば、設計から施工まで自社で一貫して行い、建設性能評価を取る工程で全4回の検査を受けるとされています。

断熱は温熱等級4と書かれている。UA値の数値は確認できなかった

断熱について公式のQ&Aにあるのは、分譲地によって異なるという条件付きで、標準仕様で温熱等級4、次世代省エネルギー等級4以上という表現です。これは今の断熱等性能等級とは呼び方が違うため、そのまま読み替えないでください。

UA値については、断熱材から推定した平均値なら確認できると書かれています。ただし、その数値は公開されているページに載っていませんでした。C値と、完成時に気密測定を行うかどうかも確認できていません。断熱と気密を数値で比べたい場合は、自分のプランの計算書を出してもらう必要があります。

ZEHにも、太陽光発電の設置にも対応できると書かれています。ただし、ZEHの登録事業者かどうかや年度ごとの実績率、太陽光が標準かオプションかは確認できませんでした。

投稿にも断熱の話が出てきます。モデルハウスの見学で断熱の数値を確認したという2014年の投稿、冬の快適さを他社と比べながら質問した2016年の投稿がありました。営業担当にZEH対応を尋ね、標準ではないが追加費用で可能と説明されたという投稿もあります。標準の断熱仕様は低いと判断して見送ったという投稿もありました。ただし、これは投稿した人の受け止め方です。

住み心地の投稿は15件。結露と音についての報告

住宅性能・住み心地は15件で、良い4件、気になる6件、中立5件でした。良い評価では、豊中市の家で1階に結露は出ていないという2018年の報告、隣の家の足音や階段の音は聞こえないという2019年の報告があります。2012年に建てた自宅は耐震等級3だったという投稿もありました。

気になる評価では、モデルハウスの2階で車が通ったときに揺れを感じ、構造について質問したという2017年の投稿がありました。建物の揺れ方は道路との距離や地盤、階数で変わります。同じことが自分の家で起きるとはかぎらないので、構造の説明は書面で受け取ってください。

設計・間取りの投稿は7件。提案への評価と、図面に反映されなかったという声

設計・間取りは7件で、良い4件、気になる2件、中立1件でした。良い評価がいちばん多く付いた話題です。4か月の設計期間に毎週の修正と再見積りを重ねて満足したという2013年の投稿、豊中市で新築し提案力と担当者の対応に満足したという2015年の投稿があります。後者には、変更した分は追加になったとも書かれていました。

いっぽうで、要望した間取りが図面に反映されず、返信も遅れたため解約を考えたという2014年の投稿があります。契約したあとも希望が図面に反映されず解約したという2018年の投稿もありました。どちらも投稿した人の側から書かれた内容で、会社側の説明と照らしたものではありません。同じ話題に良い評価が4件付いていることも、あわせて見てください。

打ち合わせで決めたことは、その都度、議事録と図面の版で残してもらうと、認識の食い違いに早く気づけます。

営業・打ち合わせの投稿は11件。担当者によって評価が分かれた

営業・打ち合わせは11件で、良い1件、気になる7件、中立3件でした。良い評価は、入居して4か月の時点で営業担当の知識と要望への対応を高く評価した2013年の投稿です。中立には、見積もりの連絡は遅れたものの、設計担当の提案と変更への対応は評価するという2011年の投稿がありました。建売を買ったあとに担当者の説明が変わり、引き渡しの直前に印紙代の連絡が来たという2020年の投稿も、ここに入ります。

気になる評価では、見学のあとに他社の割高な物件を続けて案内され、不信感を持ったという投稿がありました。若手の担当者は丁寧だったが同席した上司の契約の勧め方に困った、相談のあと次の連絡が2か月途絶えた、という投稿も並びます。

いずれも担当者ひとりとのやり取りの記録で、年は2009年から2020年まで幅があります。会社全体の方針として書かれたものではありません。ただ、連絡の間隔や次の約束は契約の前でも確かめられます。打ち合わせのたびに、次に何をいつまでに出してもらうのかをメールで残しておいてください。

施工・仕上がりの投稿は6件。手直しの記録が残っている

施工・仕上がりは6件で、気になる4件、中立2件でした。良い評価に分類した投稿はありません。引き渡しのあとに柱のゆがみと打ち合わせ内容との相違が分かったという2012年の投稿、床鳴りや壁のひび、クロスの浮きが補修後も再発したという2014年の投稿があります。完成前の内覧で依頼した仕様と違う部分が見つかったという2018年の投稿もありました。

中立に分類した2件には、直った記録が残っています。ひとつは、入居前に職人ごとの仕上がりの差はあったが補修されたという投稿です。もうひとつは、仕様の違いを無償で変更してもらえたものの、工事が引き渡し後になったという投稿でした。完成度そのものには満足したとも書かれています。

内覧会で気づいた点は、その場で一覧にして、直す範囲と時期を書面で受け取ってください。

保証は住宅瑕疵担保責任保険の10年。長期保証の記載は確認できなかった

公開されている保証は、住宅瑕疵担保責任保険を中心に、防蟻と給湯器、任意で加入する完成保証を組み合わせた内容です。

種類 期間と対象 条件
住宅瑕疵担保責任保険 原則10年。構造耐力上主要な部分と、雨水の侵入を防ぐ部分 支払限度額は戸建て1住戸あたり2,000万円
防蟻保証 施工完了から5年 満了のときに再工事をすると、改めて5年
給湯器 メーカー保証を含めて最大10年 大阪ガスとの契約が条件。供給会社を変えると対象外
住宅完成保証制度 オプションで加入できる 加入するかどうかは任意

入居後の窓口としては、アフター担当者が定期的に訪問することと、契約者専用サイト、専用LINEが用意されていると書かれています。

確認できなかったこともあります。主要な構造部分に10年を超える延長保証があるかどうか、給湯器以外の設備の品目別の保証年数、そして定期点検を引き渡しから何か月、何年の時点で行うのかです。防蟻や給湯器の保証を、建物全体の長期保証と読み替えないでください。

アフターサービスの投稿は8件で、良い3件、気になる4件、中立1件でした。良い評価には、入居後の相談に担当者が粘り強く対応したという2009年の投稿があります。入居2年で壁の再塗装や、自分の過失で壊した戸まで無償で直してもらったという投稿もありました。

気になる評価では、購入4年目に修理を頼んでから訪問まで2年かかった、入居1年で内装の相談をしたが折り返しが数か月なかった、という投稿が並びます。投稿の年は幅があり、担当者も違います。連絡が滞ったという記録が残っている以上、点検の時期と連絡の窓口は、契約の前に書面で決めておくと安心です。

主な施工エリアは豊中市など7つの地域。実績と受賞について公開されていること

公式のQ&Aによれば、主に対応するのは豊中市、吹田市、池田市、箕面市、茨木市、大阪市内の北部、尼崎市です。この範囲の外でも、内容によっては相談を受けられる場合があると書かれています。ただし、その具体的な条件は確認できませんでした。建てたい土地の住所は、最初の問い合わせで伝えてください。

実績として公式のQ&Aに載っているのは、北摂エリアで1,600邸以上という数字です。公式サイトには、豊中市の着工棟数が10年連続で1位という表示もあります。対象の期間は2012年度から2021年度で、住宅産業研究所の調べとされています。2022年度より後の順位は、この表示からは分かりません。

受賞では、LIXILコンテスト2025の新築部門でグッドリビング賞を受けたと公式のニュースにあります。主催者の要項では、グッドリビング賞は上位30%の作品に贈られる区分です。

選ぶ理由になりそうな点と、契約前に知っておきたい注意点

公式サイトで確認できた範囲で、この会社を選ぶ理由になりそうな点は4つあります。

  • 住宅性能評価を標準仕様ですべての建物に採用すると書かれている。制度上は設計と建設の二段階が説明されているが、全建物で両方の評価書を取得・交付するとの明示は確認できない
  • 耐震は倒壊等防止と損傷防止の両方で等級3。耐風等級2、劣化対策等級3、維持管理対策等級3も示されている
  • 設計から施工まで自社で一貫して行い、建設性能評価を取る工程で全4回の検査を受けると書かれている
  • 主な施工エリアを豊中市など7つの地域とし、北摂エリアで1,600邸以上の実績と、2012年度から2021年度の豊中市の着工棟数1位を掲げている

いっぽうで、契約の前に知っておきたい点も4つあります。

  • 坪単価の表示が公式サイトの中で60万円からと70万円からに分かれ、どちらが現行の条件かは確認できなかった
  • UA値の数値、C値、気密測定を行うかどうかは確認できなかった。断熱の表現にも、分譲地によって異なるという条件が付いている
  • 主要な構造部分の10年を超える保証と、定期点検の時期は確認できなかった
  • 投稿63件のうち気になる評価は28件で、営業・打ち合わせ7件が上位だった。無作為に集めた投稿ではないため、割合を示す数字ではない

契約前に確認しておきたいこと

契約の前に、書面で受け取っておきたい項目が5つあります。

契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。
  • 総額の見積書と、一式と書かれた部分の内訳。土地代と諸費用まで入れた金額
  • 自分のプランのUA値と外皮の計算書。気密測定を行うかどうかと、行う場合の報告書
  • 住宅性能評価に関する書類。設計と建設の各段階で何を取得し、どの評価書を受け取れるか、評価対象となる等級の項目
  • 保証書と約款。対象の部位、免責、10年より後の延長条件と費用、定期点検の時期
  • 工事請負契約書や売買契約書に書かれた会社名と法人番号

この5つがそろえば、坪単価が分からなくても他社と並べて比べられます。

アーバンプランニングのよくある質問

アーバンプランニングの評判は良いですか?

A. 話題によって分かれています。公開されている投稿63件では、良い12件、気になる28件、中立23件でした。良い評価は住宅性能・住み心地4件、設計・間取り4件、アフターサービス3件に集まっています。気になる評価は営業・打ち合わせ7件、住宅性能・住み心地6件、価格・費用5件が上位でした。この63件は人数ではなく投稿URLの件数で、割合を示す数字ではありません。

アーバンプランニングの坪単価はいくらですか?

A. ひとつの数字には決められませんでした。公式の価格ガイドは分譲地以外の注文建築を坪単価60万円から(税別)、公式のQ&Aは注文建築を70万円から(税抜き)と示しています。どちらのページにも改定日がなく、現行の条件がどちらかは確認できませんでした。分譲地の中で建てる場合の建物標準価格は1,850万円(税別)、購入時の諸経費は約80万円からです。総額の見積書で比べてください。

アーバンプランニングの断熱性能と耐震性能はどのくらいですか?

A. 耐震は等級で公開され、断熱は数値が確認できませんでした。公式の性能ガイドには、住宅性能評価を標準仕様ですべての建物に採用し、耐震は倒壊等防止と損傷防止の両方で等級3と書かれています。断熱について公式のQ&Aにあるのは、分譲地によって異なるという条件付きの、温熱等級4、次世代省エネルギー等級4以上という表現です。UA値の数値とC値は確認できませんでした。

アーバンプランニングの保証と点検は何年ですか?

A. 公開されているのは、住宅瑕疵担保責任保険の原則10年です。構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防ぐ部分が対象で、戸建て1住戸あたりの支払限度額は2,000万円と示されています。ほかに防蟻が5年、給湯器は大阪ガスとの契約を条件に最大10年です。主要な構造部分の10年を超える延長保証と、定期点検の時期は確認できませんでした。保証書と約款で確かめてください。

アーバンプランニングはどのエリアで建てられますか?

A. 公式のQ&Aには、豊中市、吹田市、池田市、箕面市、茨木市、大阪市内の北部、尼崎市と書かれています。この範囲の外でも内容によっては相談を受けられる場合があるとされていますが、距離や市区町村などの具体的な条件は確認できませんでした。本社は大阪府吹田市広芝町12-25で、国税庁が公表する登記上の本店も同じ住所です。土地の住所は最初の問い合わせで伝えてください。

まとめ

確かめられたのは、次の5点です。

  • 公開されている投稿63件は、良い12件、気になる28件、中立23件。最多の話題は価格・費用の16件だった
  • 商号は株式会社アーバンプランニング。法人番号1120901018474、本店は大阪府吹田市広芝町で、登記記録の閉鎖を示す表示はなかった
  • 宅地建物取引業は大阪府知事(5)第50499号、建設業は大阪府知事許可(般-7)第125722号、一級建築士事務所は大阪府知事(ハ)第24172号
  • 住宅性能評価を標準仕様ですべての建物に採用し、耐震は倒壊等防止と損傷防止の両方で等級3。耐風等級2、劣化対策等級3、維持管理対策等級3も示されている
  • 価格は分譲地の建物標準価格1,850万円(税別)と、坪単価60万円からと70万円からという2つの表示があった

公開資料からは確かめられなかった項目もあります。価格では、現行の坪単価がどちらなのか、総額の幅、金額が当てはまる床面積と施工条件。性能では、UA値の数値、C値と気密測定、今の制度での断熱等性能等級、構造計算の方法です。保証では、10年を超える延長条件、設備の品目別の保証年数、定期点検の時期。ほかに、商品ごとの契約主体も確認できませんでした。

これらは、書面で出してもらえば確かめられます。自分のプランの外皮計算書、住宅性能評価書、点検の時期が書かれた保証書と約款、諸費用まで入れた総額の見積書。この4つがそろえば、同じ条件で他社と並べられます。

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