エールコーポレーション(滋賀)の評判・口コミは?耐震等級3の表示と確認できなかった坪単価

エールコーポレーション株式会社の評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

エールコーポレーション株式会社は、滋賀県草津市に本社を置く住宅会社です。建物の初期保証は30年、条件を満たせば最長60年と公式サイトに表示しています。いっぽう公開されている投稿には、設計の変更が現場に伝わっていなかった、入居後の直しに時間がかかった、という書き込みも残っています。ただ、その書き込みの数そのものが多くありません。良い評価も気になる評価もわずかで、何を手がかりに判断すればよいのか迷うところです。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートをもとに、家づくりの実感を記事にしています。それとは別に、住宅会社ごとに公開されている口コミを編集部がひとつずつ本文まで読み、話題と評価を分ける独自の口コミ調査も行っています。会社の情報や価格、保証の条件は、公式サイトと、国税庁や滋賀県が公開している資料で確かめました。

エールコーポレーションは、性能の数値と保証の期間を公式サイトで細かく示しています。条件を並べて比べたい方なら、候補に入れてよい会社です。耐震等級3や断熱等性能等級6・7といった表示があり、保証の対象部位も書かれています。ただし、それぞれがどの商品で標準なのかは確認できませんでした。坪単価も出ていないため、総額と性能は見積もりの段階で書面にしてもらう必要があります。

この記事でわかること

  • 公開投稿13件のうち、いちばん多かったのが価格・費用の5件だったこと
  • その5件の中身が、金額を尋ねる書き込みに偏っていたこと
  • 設計変更と入居後の直しについて、2018年の投稿2件に書かれていたこと
  • 公式の初期保証30年と「最長60年」に付いている条件
  • 耐震等級3やUA値の表示はあるが、標準かどうかは確認できないこと
  • 全国にある同じ名前の会社と、契約する相手の見分け方
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月24日

  1. エールコーポレーションの口コミ13件を話題別に分けた結果
    1. 良い3件、気になる4件、中立6件。書き込みの多くは検討している段階のもの
    2. 何を数え、何を数えなかったか
  2. 価格。坪単価は公表されておらず、投稿でも金額を尋ねる書き込みが目立つ
  3. 営業・打ち合わせの3件。良い2件と、他社の金額を尋ねられて戸惑った1件
  4. 施工・仕上がりの2件。設計変更が現場に伝わらなかったという投稿
  5. 設計・間取りとデザインは各1件。どちらも契約前の質問だった
  6. 保証は初期30年、最長60年。31年目からは検査と有償工事が条件
  7. 性能の数値は公表されている。ただし標準かどうかまでは書かれていない
  8. 会社の情報。1990年設立、草津市。滋賀県の許可業者名簿でも確認できた
  9. 同じ名前の会社が全国にある。契約する相手は商号と法人番号で確かめる
  10. 選ぶ理由になりそうな点と、契約前に知っておきたい点
  11. 契約前に確認しておきたいこと
  12. エールコーポレーション株式会社のよくある質問
    1. エールコーポレーション株式会社の評判は良いですか?
    2. エールコーポレーション株式会社の坪単価はいくらですか?
    3. 保証は何年ですか。最長60年というのは無条件ですか?
    4. 断熱や耐震の性能はどれくらいですか?
    5. どのエリアで建てられますか。会社はどこにありますか?
  13. まとめ

エールコーポレーションの口コミ13件を話題別に分けた結果

編集部が本文まで確認できた投稿は13件でした。いちばん多いのは価格・費用の5件で、次が営業・打ち合わせの3件です。住宅性能・住み心地については、条件を満たす投稿を確認できませんでした。集まっているのは、住んでからの話よりも検討している段階の話です。

公開投稿13件の内訳。媒体別は口コミサイト3件、掲示板Q&A10件、SNS0件、個人ブログ0件、動画コメント0件。傾向別は良い3件、気になる4件、中立6件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。
公開投稿13件の話題別件数。住宅性能・住み心地0件、設計・間取り1件、デザイン・商品1件、営業・打ち合わせ3件、施工・仕上がり2件、価格・費用5件、アフターサービス1件、その他0件。
話題別の件数です。投稿ごとに主な話題を1つだけ付けています。

この13件は人数ではなく、投稿URLの件数です。同じ方が別の場所に2回書いていれば2件になります。公開されている範囲で本文を確認できたものだけを数えており、無作為抽出でも全件調査でもありません。施主本人へのアンケートではないので、満足度を測った数字とは別のものです。件数の多い少ないが、世の中の評価の割合や多数派を示すわけでもありません。

話題 件数(良い/気になる/中立) 書かれていた内容
価格・費用 5件(0/1/4) 坪単価や総額を尋ねる質問。太陽光の費用についての心配が1件
営業・打ち合わせ 3件(2/1/0) 担当者の対応への評価。他社の金額を尋ねられたことへの戸惑いが1件
施工・仕上がり 2件(0/2/0) 設計変更が現場に反映されなかったこと。入居後の直しにかかった時間
設計・間取り 1件(0/0/1) 所有している土地で自由設計を頼めるかという確認
デザイン・商品 1件(0/0/1) 施工例の見た目への評価と、標準でどこまで付くのかという質問
アフターサービス 1件(1/0/0) 入居後の定期的な訪問への評価
住宅性能・住み心地 0件 条件を満たす投稿を確認できなかった
その他 0件 条件を満たす投稿を確認できなかった

良い3件、気になる4件、中立6件。書き込みの多くは検討している段階のもの

傾向別に分けると、良い3件、気になる4件、中立6件でした。特徴は、中立6件の中身がほとんど質問だという点です。金額を尋ねる、標準の設備を尋ねる、自分の土地で建てられるかを尋ねる。住み心地を語った投稿ではなく、契約前の疑問が並んでいます。

書き手の立場で分けると、契約を検討している段階や打ち合わせ中の方が9件、実際に建てて住んでいる方が4件です。載っている場所にも偏りがあり、10件は掲示板やQ&Aサイト、残る3件が口コミサイトの投稿でした。SNS、個人ブログ、動画のコメントは、条件を満たすものを確認できませんでした。

何を数え、何を数えなかったか

13件の内訳は、採用が4件、参考が9件です。参考にしたのは体験そのものというより質問や見聞きした話の書き込みで、内容を読んだうえで数えています。ほかに44件を対象外にし、重複していた1件も除きました。商号の似た別の会社の投稿、社員による職場の口コミ、公式アカウントや広告、まとめ記事、伝聞、本文や個別のURLを開けなかったものです。

会社が資料を提供している建築実例や、公式サイトのお客様の声も数えていません。掲載までの経緯が公開されておらず、第三者の投稿と同じには扱えないためです。施主宅へのアフターケア訪問を扱った動画も1本ありましたが、コメントの本文と個別のURLを確認できなかったため件数に入れていません。

13件という数は、書かれた口コミが13件しかないという意味ではありません。編集部が本文と投稿先の両方を確認できたものが13件だった、ということです。口コミの数だけで良し悪しを決めようとすると、判断を誤ります。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

価格。坪単価は公表されておらず、投稿でも金額を尋ねる書き込みが目立つ

価格は、この会社を検討するうえでいちばん情報が少ない部分です。確認した公式の公開資料には、坪単価も本体価格も、総額の目安も載っていませんでした。投稿でいちばん多い話題が価格・費用の5件だったのも、この状況と重なります。

5件のうち4件は質問でした。注文住宅の2つの商品の価格差と、認定や設計にかかる費用を尋ねた書き込みが2021年に、坪単価そのものを尋ねた書き込みが2024年にあります。2024年には、面談で土地と建物と諸費用を含めた総額の説明を受け、夫婦で予算を考え直したという投稿もありました。面談では総額の見通しを聞けたことが読み取れます。

気になる1件は、費用をかけずに太陽光を載せる仕組みについてのものです。その費用がどこから出ているのか、10年たったあとに条件がどう変わるのかを心配する内容で、2020年の書き込みでした。公式の性能一覧には創エネの項目として太陽光発電が挙げられていますが、標準なのか選ぶ仕様なのか、無償で設置する制度が今もあるのかは確認できませんでした。

坪単価は、延べ床で割るか施工面積で割るか、どの工事まで含めるかで数字が変わります。比べる指標として当てにしにくい面があるので、公表していないこと自体を責めるつもりはありません。とはいえ検討する側は、何かの数字で他社と並べる必要があります。

代わりになるのは、総額でそろえた見積書です。本体工事に加えて、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構、照明とカーテン、登記や住宅ローンの諸費用、火災保険、そして土地代。ここまで入れてもらえば、坪単価がなくても他社と比べられます。一式と書かれた項目は、内訳を出してほしいと伝えて構いません。

あわせて確認したいのが、長期優良住宅の費用です。公式の分譲物件のページには、認定を取る場合の費用が別に必要だという表示がありました。認定を希望するなら、申請の費用を誰が負担するのかも見積もりの段階で聞いておきましょう。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

営業・打ち合わせの3件。良い2件と、他社の金額を尋ねられて戸惑った1件

営業や打ち合わせについては3件あり、良い評価が2件、気になる評価が1件でした。良い2件はどちらも担当者の応対に向けられています。要望どおりに進み、返事が早く、金額にも納得できたという投稿と、担当者が丁寧で、威圧されるような場面がなかったという2024年の投稿です。

気になる1件は、初めのやり取りで他社の見積額をすぐに尋ねられ、不信感を持ったという2024年の書き込みでした。他社の見積額を聞くこと自体が問題だとは言えませんが、何のために聞くのかが説明されないと、値段を合わせにきたのではないかと受け取られます。会社の方針なのか担当者ごとの進め方なのかは確認できませんでした。

3件はいずれも別の担当者の話である可能性があり、これだけで会社全体の営業姿勢は判断できません。他社の金額を聞かれたときは、何に使うのかをその場で尋ねてください。答え方で、進め方の丁寧さがある程度わかります。

施工・仕上がりの2件。設計変更が現場に伝わらなかったという投稿

施工と仕上がりについては2件あり、どちらも気になる評価でした。打ち合わせで決めた設計の変更が現場に反映されていなかったこと、入居後に直してもらうまで時間がかかったことです。2件とも2018年11月の日付で内容も重なります。載っている場所は別ですが、同じ体験が二つの媒体に書かれた可能性もあります。

8年近く前の投稿なので、当時の進め方が今も同じだとは限りません。その後の様子を確かめられる投稿は見つかりませんでした。少ない件数の古い投稿を、現在の施工品質としてそのまま読むことはできません。

公式サイトは、契約から現場の監理、施工、販売までを一社で行う直接責任施工体制だと説明しています。契約から施工までを同じ会社が担当するため、変更のやり取りも社内で完結する形です。ただし、決めた変更をどの書面に残し、いつ図面へ反映するのかまでは書かれていません。

変更の伝達は、会社の体制よりも記録の残し方で決まります。仕様や間取りを変えたら、その都度、日付の入った図面と見積書を受け取っておきましょう。引き渡し後に不具合が出たときの連絡先と対応までの日数も、保証書と一緒に確認してください。

設計・間取りとデザインは各1件。どちらも契約前の質問だった

設計・間取りとデザイン・商品は、それぞれ1件ずつでした。2019年の1件は、すでに持っている土地で自由設計を頼めるかどうかという確認です。2021年の1件は、施工例の見た目を評価したうえで、標準でどの設備まで付くのかを尋ねた内容でした。

どちらも住んだあとの感想ではなく、契約前に確かめたいことを書いた投稿です。この標準の範囲は、公式サイトを読んでも判断できませんでした。省令準耐火構造や太陽光発電などの掲載はありますが、どの商品にどこまで含まれ、どこから追加費用がかかるのかは書かれていません。

この点は、標準仕様書をもらえば確かめられます。公式の会社概要でショールームとして載っているのは栗東スタジオです。実物を見ながら、標準で入るものと追加になるものを確認しておきましょう。

保証は初期30年、最長60年。31年目からは検査と有償工事が条件

保証の期間と対象は、公式サイトにはっきり書かれています。建物の初期保証は30年で、対象は構造耐力上主要な部分と、雨水の侵入を防止する部分です。設備や地盤、しろありには別の期間が設けられ、それぞれに条件の注記が付いています。

保証の項目 公式の表示 付いている条件・注記
建物の初期保証 30年 対象は構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分
建物の保証(延長後) 最長60年 31年目以降は定期的な検査と、会社が指定する有償のメンテナンス工事が条件
住宅設備 10年 加入内容によって対象になる機器が異なるとの注記あり
地盤 20年 すべての建設予定地でスウェーデン式サウンディング試験を行うと表示
腐れ・しろあり 20年 被害が出た場合の損害賠償は最高300万円。20年目以降は有償の再施工で延長できると表示

気をつけたいのは「最長60年」の読み方です。無条件で60年続くものではなく、31年目からは定期的な検査と、会社が指定する有償のメンテナンス工事を受けることが前提になります。検査の時期、工事の項目と費用、保証されない範囲は、公開資料では分かりませんでした。

定期点検の時期も同じです。2018年に使われていた点検の記録シートには、入居後1年、2年、3年、5年、10年、15年、20年という記載がありました。ただしこれが現在の契約に当てはまるかは確認できていません。以前の公式サイトのページには初期保証を20年と書いたものが残っていて、現行ページの30年とは食い違います。どちらが適用されるのかは、契約時の保証書で確かめてください。

アフターサービスについては、公式サイトが地元密着の対応を掲げています。受付の時間や、無償と有償の線引きまでは書かれていませんでした。口コミには、入居して数年たった時点で定期的に訪問してもらえ、対応にも満足しているという投稿が1件あります。ただしこれは2013年の書き込みです。

性能の数値は公表されている。ただし標準かどうかまでは書かれていない

断熱や耐震の数値を公開している点は、この会社を比べやすくしています。公式サイトの性能一覧には、耐震等級3、UA値0.20〜0.46 W/㎡・K、C値0.2〜0.5㎠/㎡、断熱等性能等級6・7、省令準耐火構造という表示があります。UA値には仕様や間取りで変わるという注記が付き、C値は別の箇所で気密仕様の平均計測値を0.2㎠/㎡と示しています。

公式に確認できた特徴の図。耐震等級=公式の住宅性能表示は耐震等級3。全商品・全棟への適用範囲は未確認/UA値=公式表示は0.20~0.46 W/㎡・Kで、仕様・間取りにより変動すると注記/C値=公式の数値一覧は0.2~0.5㎠/㎡。別注記では気密仕様の平均計測値を0.2㎠/㎡と表示/断熱等性能等級=公式表示は等級6・7。各等級の商品・仕様対応は未確認/緑の柱=国産スギ・ヒノキ等の無垢材へ薬剤を加圧注入した「緑の柱」を説明している/ベタ基礎=床下全体を鉄筋コンクリートで一体化するベタ基礎を説明し、鉄筋径は立上り・ベースとも13mmと表示/アクアフォーム=吹付発泡ウレタン断熱材のアクアフォームを掲載。標準・選択仕様の別は未確認。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

材料と工法にも記載があります。断熱材は吹付のアクアフォーム、換気は熱交換型の第一種換気システム、基礎はベタ基礎です。柱には、国産のスギやヒノキの無垢材に薬剤を加圧注入した緑の柱を使うという説明があります。

公開されているのは、数値と材料の名前までです。これらの数値や設備がどの商品で標準なのか、追加費用がどこからかかるのかは書かれていません。耐震等級3を全棟で取るのか、設計住宅性能評価書のような第三者の評価を受けるのかも確認できませんでした。構造計算の方法と、気密測定を全棟で行うかどうかも同じです。

省エネの取り組みについては、2025年7月28日の告知で、2025年度のZEHビルダーとして新たに登録したと表示しています。ただし登録番号や区分、普及の目標値と実績、2026年度も継続しているかは確認できませんでした。この登録は、自分が建てる家がZEHになることや補助の対象になることを意味しません。

数値を並べて比べたい方ほど、書面で確かめておく価値があります。自分のプランで計算したUA値の計算書と、気密測定を行うかどうか。耐震等級3を取れるかと、それをどの方法で証明するかも聞いてください。住宅性能・住み心地の投稿は確認できなかったので、住んでからの体感を口コミで補うことはできません。

会社の情報。1990年設立、草津市。滋賀県の許可業者名簿でも確認できた

会社の基本的な情報は、公式サイトの記載と公的な資料の両方で一致しました。

項目 内容
商号 エールコーポレーション株式会社
法人番号 1160001012969
登記上の本店 滋賀県草津市北大萱町556番地の2
本社・草津スタジオ 〒525-0016 滋賀県草津市北大萱町556番地の2
栗東スタジオ 〒520-3023 滋賀県栗東市坊袋196番地1
設立 平成2年4月10日
資本金 7,000万円
代表者 代表取締役社長 平田 昌宏
事業内容 総合建設業・不動産業
建設業許可 特定建設業 滋賀県知事許可(特-6)第22109号
宅地建物取引業 滋賀県知事(9)第2057号

国税庁の法人番号公表サイトでは、商号と登記上の本店が公式の記載と一致し、閲覧した時点で登記記録の閉鎖を示す表示はありませんでした。滋賀県が公開している令和8年6月末現在の建設業許可業者名簿にも、許可番号の末尾22109や代表者、所在地が一致する行があります。許可の年月日は令和6年8月19日です。

許可番号の括弧の中は、二つの制度で意味が違います。建設業許可の特-6の6は許可を受けた年度を表すもので、更新した回数ではありません。宅地建物取引業の(9)のほうは、免許の更新回数を示しています。ただし滋賀県が公開している宅建業者の一覧は令和7年12月31日現在のデータで、(9)の行そのものは確認できませんでした。取引の前に、最新の検索結果で確かめておきましょう。

施工エリアは、公式サイトの施工例に草津市、守山市、近江八幡市の家が載っています。ただし実例の場所と受注できる範囲は同じではなく、対応できる市町村や県外の可否は確認できませんでした。会社概要には日本住宅保証検査機構から表彰を受けたという記載もありますが、表彰名も受賞年も書かれていません。

同じ名前の会社が全国にある。契約する相手は商号と法人番号で確かめる

この会社を調べるときにいちばん間違えやすいのが、社名です。登記上の商号は「エールコーポレーション株式会社」で、株式会社が後ろに付きます。同じ読みで株式会社を前に置いた会社が全国に12社、有限会社が7社あり、いずれも法人番号も所在地も別です。

紛らわしいのは、そのうち横浜市、大阪市、兵庫県西宮市の会社が住宅や不動産を扱っている点です。社名だけで検索すると別の会社の情報が混ざるので、口コミを読むときは、所在地と公式サイトのアドレスが滋賀県草津市のものかを先に見てください。

もう一つ、登記上の本店と同じ住所には、商号も法人番号も異なる別の法人が登記されています。資本やグループの関係は公開資料では確認できませんでした。2026年6月18日に登録された公式の物件情報でも、土地の売主も建築の請負先も同社という例と、土地の売主が別の会社で同社は販売代理として入る例の両方がありました。

確かめ方は簡単です。契約書と見積書に書かれた相手方の商号と法人番号を、公式サイトの表記と見比べてください。土地と建物で相手が違わないかを分けて確認しておけば、誰と何の契約を結ぶのかで迷いません。

選ぶ理由になりそうな点と、契約前に知っておきたい点

公式の情報と13件の投稿から、この会社を選ぶ理由になりそうな点は4つあります。

  • 断熱と耐震の数値を公表している。耐震等級3と断熱等性能等級6・7の表示があり、UA値とC値にも数値が出ている
  • 建物、設備、地盤、腐れ・しろありのそれぞれで、保証の期間と対象部位が公式に書かれている
  • 契約から現場の監理、施工、販売までを一社で受けると説明し、窓口が分かれていない
  • 1990年の設立から続く会社で、国税庁の記録にも滋賀県の許可業者名簿にも現在の情報が載っている

いっぽう、契約の前に知っておきたい点も4つあります。

  • 坪単価も本体価格の目安も公表されておらず、総額は見積もりまで分からない
  • 公表されている性能や設備が、どの商品でどこまで標準なのか確認できない
  • 「最長60年」は31年目以降の検査と有償工事が条件で、内容と費用が分からない
  • 公開されている投稿が13件と少なく、住み心地の投稿は確認できなかった

契約前に確認しておきたいこと

契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。
  • 総額でそろえた見積書。付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構、諸費用、土地代まで入れ、一式と書かれた項目は内訳を出してもらう
  • 自分のプランで計算したUA値の計算書。断熱材の種類と厚さ、サッシの仕様。気密測定の有無と、結果を書面でもらえるか
  • 耐震等級3を取れるか、構造計算をどの方法で行うか、設計住宅性能評価書を取得するか
  • 保証書と点検の計画書。31年目以降の検査と有償工事の内容と費用、保証されない範囲、設備保証の対象
  • 契約書の相手方の商号と法人番号。土地の売主と建物の請負先が同じか。長期優良住宅の認定にかかる費用の負担

エールコーポレーション株式会社のよくある質問

エールコーポレーション株式会社の評判は良いですか?

A. 公開されている投稿は13件と少なく、内訳は良い3件、気になる4件、中立6件でした。良い評価は担当者の応対と入居後の定期訪問について、気になる評価は設計変更が現場に反映されなかったこと、入居後の直しに時間がかかったこと、無料で太陽光を載せる仕組みの費用と10年後の条件、他社の金額を尋ねられたことについてでした。13件は人数ではなく投稿URLの件数で、無作為抽出でも全件調査でもありません。割合や多数派を示すものでもないので、件数だけで判断しないでください。

エールコーポレーション株式会社の坪単価はいくらですか?

A. 確認できませんでした。公式の公開資料には、坪単価も本体価格の目安も価格帯も載っていません。分譲物件のページには物件ごとの価格や費用の表示がありますが、これは物件個別の条件による金額で、注文住宅の価格帯として読み替えることはできません。同じページには、長期優良住宅の認定を取る場合は費用が別に必要だという記載もありました。投稿でも坪単価や総額を尋ねる書き込みが目立ちました。比べるときは、付帯工事や外構、諸費用、土地代まで入れた総額の見積書をもらってください。

保証は何年ですか。最長60年というのは無条件ですか?

A. 建物の初期保証は30年、条件を満たせば最長60年と公式サイトに表示されています。無条件ではありません。31年目からは、定期的な検査と、会社が指定する有償のメンテナンス工事を受けることが条件です。検査の時期、工事の項目と費用、保証されない範囲は確認できませんでした。ほかに設備が10年、地盤が20年、腐れ・しろありが20年で、被害が出た場合の損害賠償は最高300万円と書かれています。契約前に保証書と点検の計画書を見せてもらってください。

断熱や耐震の性能はどれくらいですか?

A. 公式サイトには、耐震等級3、UA値0.20〜0.46 W/㎡・K、C値0.2〜0.5㎠/㎡、断熱等性能等級6・7という表示があります。UA値には仕様や間取りで変わるという注記が付いています。ただし、これらがどの商品で標準なのか、耐震等級3を全棟で取るのか、気密測定を全棟で行うのかは確認できませんでした。自分のプランの計算書と、測定を行うかどうかを見積もりの段階で確かめてください。

どのエリアで建てられますか。会社はどこにありますか?

A. 対応できる範囲は確認できませんでした。公式サイトの施工例には草津市、守山市、近江八幡市の家が載っていますが、実例の場所と受注できる範囲は同じではありません。本社と草津スタジオは滋賀県草津市北大萱町556番地の2、ショールームの栗東スタジオは栗東市坊袋196番地1です。建てたい土地の住所を伝えて、施工できるかどうか、遠い場合に費用が変わるかどうかを最初に聞いてください。

まとめ

確かめられたのは、次の6点です。

  • 公開投稿13件の内訳は良い3件、気になる4件、中立6件。多い話題は価格・費用の5件で、うち4件は金額を尋ねる質問だった
  • 気になる評価は、2018年の設計変更と入居後の直しが2件、他社の金額を尋ねられたことと太陽光の費用が各1件
  • 公式の性能表示は耐震等級3と断熱等性能等級6・7。断熱材はアクアフォーム、換気は熱交換型の第一種換気システム
  • 保証は建物の初期30年、設備10年、地盤と腐れ・しろありが20年。最長60年は31年目以降の検査と有償工事が条件
  • 株式会社を前に置いた同じ読みの会社は、いずれも別法人。公式の物件情報には土地の売主が別の会社で同社が販売代理となる例もあり、契約の相手は書面の商号と法人番号で確かめる
  • 1990年設立。国税庁の記録に閉鎖の表示はなく、滋賀県の許可業者名簿にも令和8年6月末時点で掲載されている

公開資料からは確かめられなかった項目もあります。坪単価と本体価格の目安、性能や設備の標準と選択の区分、構造計算の方法と気密測定の有無。31年目以降の検査と工事の内容、現在の定期点検の時期、アフターの無償の範囲、施工できるエリア。どれも「無い」のではなく、公開されている範囲では確認できなかった、ということです。

ここで挙げた項目は、書面で出してもらえるかどうかも含めて聞いておきたいものです。総額でそろえた見積書、自分のプランのUA値の計算書、保証書と点検の計画書、契約書に書かれる商号と法人番号。この4つを同じ形で他社にも求めれば、公表されていない部分まで並べて比べられます。口コミが少ない会社ほど、書面で確かめる意味は大きくなります。

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