ステーツの評判を調べると、「寒い」「後悔」といった検索候補が目に入り、実際の住み心地や対応が気になる方もいるでしょう。住宅の暖かさは商品や窓、換気、暖房計画によって変わり、担当者や補修に関する経験も契約時期や拠点で異なります。検索候補だけで良し悪しを決めず、検討中の仕様と見積書に置き換えて確かめることが大切です。
幸せおうち計画では、施主1,132人へのアンケートに加え、独自の口コミ調査を行い、住宅会社が公開する公式情報とも照合しています。個別の体験談と、会社が全棟または商品ごとに示す仕様を分けて整理しました。
ステーツは、自由設計で間取りを細かく相談しながら、複数の断熱仕様と公式掲載価格を比べたい方に検討しやすい住宅会社です。ただし、公式の坪単価や全棟のC値、気密測定の有無、保証延長に必要な費用までは公開資料で確認できませんでした。候補商品を絞ったうえで、総額、性能、検査、保証を同じ条件の書面で確認すると判断しやすくなります。
この記事でわかること
- ステーツの評判・口コミに見られた良い内容と気になる内容
- 商品別の公式掲載価格と、見積もりで分けて確認したい費用
- 耐震・断熱・気密について公式資料で確認できる範囲
- 保証、点検、施工中の検査で契約前に確かめたい条件
- ステーツが向いている方と、比較を続けたほうがよい方

まずはここに注目
住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう
詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

一社ずつ調べるのは手間がかかります。条件に合う会社の資料をまとめて請求できるサービスを使うのが早いです。
資料を先に集めておくメリット
家づくりは一生に一度の大きな買い物です。
カタログ請求なら、この4つを一度にまとめて用意できます。
目的で選ぶ3サービス
予算を抑えて探したい
LIFULL HOME'S
無料で住宅カタログを取り寄せる地域の工務店も見たい
SUUMO
無料で工務店・メーカーの資料を見る相談しながら決めたい
HOME4U 家づくりのとびら
無料で家づくりプランを相談するどれも無料で使えます。迷うなら、地域の工務店とハウスメーカーのようにタイプの違う2つを組み合わせておくと、価格や得意分野の違いが見えて候補を広げやすくなります。まずは気になったものから資料を集めてみてください。
この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。住まい選びと資金計画の両面から、住宅会社を比較するときの確認点を監修しています。(監修日:2026年8月13日)
ステーツの評判・口コミ171件を調査
口コミでは、価格だけでなく、間取りの提案、断熱の体感、施工中の確認、引渡し後の補修まで幅広い経験が語られていました。良い内容だけ、気になる内容だけに寄せて読むと判断を誤りやすいため、同じ話題のなかに異なる体験があることも含めて確認する必要があります。

口コミの数え方と注意点
今回の集計は、対象会社を特定でき、投稿先のURLを確認できた口コミを、内容の近い話題ごとに一件ずつ分類したものです。同じ掲示板投稿が複数の収集経路へ入った場合は重複させず、同名会社や採用に関する投稿も対象から外しました。採用99件と、背景確認に使った参考72件を合わせた件数です。
一方で、これは無作為に抽出した調査ではなく、インターネット上の全投稿を網羅したものでもありません。投稿しやすい経験や、媒体ごとの利用者層による偏りがあります。そのため、「良い投稿が多いから全施主の満足度も高い」といった比率の読み方はできません。個々の体験から確認項目を見つけ、公式資料や見積書で裏づけるために使います。
媒体によって書かれやすい内容も異なります。口コミサイトは契約から入居後までをまとめた体験、掲示板・Q&Aは検討中の質問や短い経過報告、SNSは施工中の写真やその時点の感想、個人ブログは仕様決めから暮らし始めるまでの記録が中心です。媒体の違いを無視して評価票のようには扱わず、具体的な条件が読み取れるかを確認しました。
また、投稿時期が異なる口コミでは、現在の商品、標準仕様、担当拠点の運用と一致しない場合があります。古い体験に書かれた価格や設備を現在の標準として使わず、担当者の説明や施工対応は「同じことが起きる」と決めつけません。現在の公式資料と、自分が受け取る契約書類を優先します。
同じ内容の投稿が複数あっても、発生頻度を示すとは限りません。検討中の質問に別の利用者が反応した場合や、一つの体験が別媒体で紹介された場合もあるためです。件数の多い話題は確認項目を作る手掛かりにとどめ、特定の不具合や対応がどの住宅でも起こるとは考えないようにします。
| 話題 | 件数 | 主に確認したい内容 |
|---|---|---|
| 価格・費用 | 33件 | 予算調整、見積条件、追加費用 |
| 設計・間取り | 25件 | 提案、動線、寸法調整 |
| 住宅性能・設備 | 38件 | 暖かさ、断熱、気密、設備 |
| 施工品質・仕上がり | 23件 | 現場確認、仕上げ、是正 |
| 担当者・打ち合わせ | 32件 | 説明、連絡、書類の受け渡し |
| 保証・アフター | 15件 | 点検、補修、連絡の速さ |
| その他 | 5件 | 上記以外の検討材料 |

価格・間取り・性能で見られた内容
価格では、総予算から諸費用を逆算し、希望を予算内に収める提案を評価する投稿がありました。総額、設備、間取りを他の候補と比べたうえで契約した例もあります。単に建物価格が低かったという話ではなく、予算のなかで優先順位を整理できた点が評価されています。
その一方で、照明を減らした場合の減額条件に気づき、書類を見直して仕様を調整した例もありました。見積書の項目名だけでは、数量や標準との差額、値引きの計算方法が分からないことがあります。外した設備の減額と、追加した仕様の増額を一枚の変更表で管理すると、最終金額を追いやすくなります。
間取りでは、リビングから庭を眺められる配置を楽しんでいる例や、照明と窓の干渉を担当者の助言で解消し、収納の寸法まで調整した例がありました。住宅性能では、高断熱仕様で朝まで暖かく、以前の住まいより電気代が減ったという体験がある一方、C値の説明が十分ではないと感じた投稿もあります。間取りの満足と温熱性能は別の確認事項として扱い、図面と性能計算書の両方をそろえる必要があります。
価格と性能は、どちらか一方だけを固定して比べると実態を見失います。高い断熱仕様へ変更したときの増額、設備の標準範囲、将来の光熱費や修繕費まで質問し、何を優先した結果の総額なのかを残してください。同じ金額でも、含まれる仕様が違えば単純な比較はできません。
担当者・施工・アフターで見られた内容
担当者については、見積もりが予算を超えて断った後も丁寧だった、建築中の相談や助言が親身だったという投稿がありました。反対に、約束されたプランの連絡がなく他社へ変更した例や、最終確認後も修正契約書と工程表が届かず不安を感じた例もあります。担当者に関する少数の体験を会社全体へ広げず、連絡方法と提出期限を打ち合わせ記録へ残すことが現実的です。
施工中には、第三者による配筋検査の合格と基礎工事の進捗を写真で確認できた例や、柱の状態を質問すると監督と大工がすぐに確認した例がありました。一方、入居後に部材が外れたり床鳴りが出たりして、対応にも不満が残った例、施主検査で壁紙の状態や未施工箇所を指摘した例もあります。検査があることと、引渡し時の仕上がり確認は役割が違います。
アフターサービスでは、入居後の補修が早かった、2年点検で壁紙も補修されたという体験がありました。別の投稿には、不具合の調査と連絡に時間がかかり、担当が替わってから原因が分かった例や、遅れて行われた点検で一部を修理したものの、ほかの補修が続いた例もあります。引渡し後の窓口、回答期限、補修完了予定日を記録に残せるかを確認しておきましょう。
ステーツは寒い?後悔する?検索時の不安を検証
「寒い」という言葉だけでステーツの家を一括りにはできません。公式資料では複数の商品に異なる断熱等級やUA値が示され、口コミにも暖かかった例と寒さを感じた例があります。候補商品の断熱仕様、窓、換気、暖房計画を同じ条件で確認することが先です。
寒さは商品と仕様を分けて確認
高断熱仕様の住宅で、夜の暖房を止めても朝まで暖かかったという投稿がありました。以前の住まいと比べて電気代が減ったという内容も含まれます。一方、換気設備を省いた住宅で冬にやや寒さを感じたという投稿もありました。この二つは商品、地域、家の大きさ、設備の条件が同じではないため、どちらか一方を標準的な住み心地とは扱えません。
公式に確認できるのは、全棟で断熱等性能等級5以上を標準とすることと、商品ごとのUA値や断熱等級です。全棟のC値と、全棟で気密測定を実施するかどうかは公開資料で確認できませんでした。契約前には、候補プランのUA値、窓の仕様、換気方式、暖房設備に加え、気密測定の有無と結果を受け取れる時期を質問してください。
モデルハウスなどで暖かさを体感するときも、見学時の外気温、室温、暖房の設定、運転時間、建物の大きさを聞かなければ、自宅の条件とは比べられません。開放的な吹き抜けや大きな窓を希望する場合は、意匠だけを先に確定せず、外皮計算と暖房計画に反映した結果を確認します。夏の日射対策も含め、年間を通じた計画として説明してもらいましょう。
後悔を避けるには担当・施工・補修を記録
家づくりの後悔は、完成後の好みだけでなく、「伝えたはずの変更が反映されていない」「補修の期限が分からない」といった確認不足からも生じます。口コミでは、書類や連絡が届かなかった体験と、質問へすぐ対応してもらえた体験の両方がありました。
打ち合わせでは、変更箇所、増減額、図面の版、担当者、回答期限を一つの記録へまとめます。施工中は検査結果と写真、引渡し前は指摘箇所と是正後の確認日、入居後は受付番号と補修予定日を残します。担当者の印象だけで判断せず、必要な情報が期限までに書面でそろうかを見ると、契約後の行き違いを減らせます。
気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう
口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。
ステーツの会社情報と施工エリア
この記事で扱うステーツは、新潟県新潟市江南区に本店を置く株式会社ステーツです。公式会社概要、法人番号を確認できる公的情報、新潟県の公表資料を照合し、同名法人とは区別しています。
| 項目 | 公式・公的資料で確認した内容 |
|---|---|
| 商号 | 株式会社ステーツ |
| ブランド名 | ステーツ |
| 法人番号 | 4110001000067 |
| 本店所在地 | 新潟県新潟市江南区東早通1丁目1番40号 |
| 代表者 | 代表取締役 石川幸夫 |
| 設立 | 1992年4月 |
| 公式表示の許認可 | 一級建築士事務所 新潟県知事登録(ト)第2753号、建設業 国土交通大臣(般-5)第20358号、宅建業 国土交通大臣(5)第6810号 |
許認可番号は公式会社概要に掲載された内容です。今回確認した公開資料では、三つの許認可について公的検索画面の個別レコードと有効期間まで照合できませんでした。契約時には、最新の許可・免許情報を重要事項や会社の提示書類でも確認してください。
施工エリアは、公式FAQの2025年表記では、新潟、埼玉、富山、石川、福井、長野、山梨、香川、愛媛、徳島です。支店の近隣であれば表示地域外へ対応する場合があると案内されています。ただし、2026年時点の市区町村単位の範囲は公開資料で確認できませんでした。建築予定地の住所を伝え、施工、点検、緊急時の訪問に対応できる拠点を確認する必要があります。
施工可能という回答を得た場合も、打ち合わせ場所と現場監督の拠点、定期点検を担当する窓口、補修時の訪問範囲を確かめてください。営業エリアの端では、工事中の連絡や引渡し後の訪問に必要な時間が変わる可能性があります。契約先の会社名、支店名、連絡先を見積書と保証書で一致させることも、同名会社との混同を避ける基本です。
ステーツの価格と総額
ステーツは、自由設計の商品ごとに基準となる面積と開始価格を公式ページへ掲載しています。候補商品の価格差を把握しやすい点はメリットですが、公式の坪単価は確認できません。掲載価格を面積で割った数値を公式坪単価として使わず、希望する間取りと建築地で見積もりを取りましょう。
商品別の公式掲載価格
| 商品 | 基準面積 | 税抜価格 | 税込価格 |
|---|---|---|---|
| DT7 | 30坪 | 2,858万円から | 3,143.8万円から |
| CP style | 30坪 | 2,182万円から | 2,400.2万円から |
| HIRA-YA | 25坪 | 2,322万円から | 2,555.3万円から |
| DT style | 30坪 | 2,614万円から | 2,875.4万円から |
| HS style | 30坪 | 2,322万円から | 2,554.2万円から |
| vivace | 45坪 | 3,067万円から | 3,373.7万円から |
表は2026年8月13日に確認した各商品ページの掲載値です。HIRA-YAを含め、税込価格は公式表示をそのまま記載しています。地域区分、面積、間取り、設備、資材価格の改定によって実際の見積額は変わるため、表の金額だけで予算を確定することはできません。
開始価格を比べるときは、基準面積の違いにも注意が必要です。平屋、二階建て、二世帯住宅では、同じ延床面積でも外壁や屋根、水回りの数が異なります。商品名と価格だけを並べず、「希望プランにした場合の建物価格」「建築地で必要な費用」「入居までの総額」の三段階で見積もりを作ってもらうと、予算超過に気づきやすくなります。
口コミでは、諸費用から逆算して要望を調整してもらえた例と、総額、設備、間取りを比べて契約を決めた例がありました。価格を比較するときは、同じ延床面積だけでなく、断熱仕様、設備の型番、照明、付帯工事までそろえることが重要です。
見積もりで別途費用を確認
公式は、掲載価格を「ALLコミコミ価格」と説明し、付帯工事、住宅設備、全室照明などを含むとしています。一方で、土地購入費、造成工事、土地・建物の登記、住宅ローン関係費用は別途です。公式FAQでは、浄化槽、解体、造成、外構は建物価格に含まないと案内されています。
「コミコミ」という言葉だけでは、建築地ごとの費用まで判断できません。見積書では、本体工事、付帯工事、屋外給排水、地盤改良、浄化槽、解体、造成、外構、照明・カーテン、空調、登記、融資、火災保険を分け、含まない項目にも概算欄を設けてもらいましょう。仕様変更のたびに、増額だけでなく減額条件も更新してもらうと総額のずれを抑えられます。
見積書に「一式」と書かれた項目がある場合は、数量、対象範囲、標準品の型番を別紙で確認します。地盤改良のように調査後まで確定しない費用は、予算上の想定額と、契約後に追加となる条件を聞いておきます。住宅ローンの借入額だけではなく、契約金や着工金の支払時期、自己資金で先に支払う諸費用も資金表へ入れてください。
ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。
まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。
ステーツの自由設計と商品選び
間取りや仕上げを細かく相談したい方には、自由設計を基本とする商品構成が合いやすいでしょう。公式サイトでは、自由設計住宅のほかに規格住宅と建売住宅も分けて案内し、自由設計ではミリ単位の設計に対応するとしています。設計・デザインは100%自社対応という表示です。
口コミには、リビングから庭が見える配置を楽しんでいる例や、窓と照明の干渉を助言で避け、収納寸法も調整できた例があります。一方、提案された間取りで暮らし始めてから家事動線に不満を感じたという例もありました。提案の多さだけでなく、自分たちの一日の動きに沿って図面を確認することが必要です。
打ち合わせ前に、必ず実現したいこと、予算次第で残したいこと、なくても困らないことの三段階へ要望を分けておくと調整しやすくなります。収納は帖数だけでなく内寸と扉の開き方、家事動線は洗濯物や買い物袋を持った移動、窓は家具と照明との干渉まで確認します。図面が変わったら版の日付を付け、見積書と同じ仕様か照合してください。
自由設計でも、標準仕様から外れるほど費用と納期が変わる場合があります。造作収納、取り寄せ設備、窓の変更などを希望するときは、標準との差額、メンテナンス方法、交換品の入手性を確認します。提案を受けた理由も記録しておけば、予算調整で仕様を戻すときに、暮らしへの影響を判断しやすくなります。
商品によって基準面積、断熱等級、UA値、価格が異なります。先に商品名を決めるより、必要な部屋数、希望する温熱性能、建築地の気候、総予算を伝え、その条件に合う候補を複数提示してもらうほうが比較しやすくなります。
ステーツの耐震・断熱・気密性能
公式資料では、全棟の構造計算と断熱等性能等級5以上が確認できます。一方で、耐震等級には積雪地域の例外があり、気密性能は数値や測定条件が公開されていません。「高性能」という一つの言葉でまとめず、耐震、断熱、気密を別々の資料で確かめましょう。

耐震と構造
ステーツは、木造軸組工法に金物工法を組み合わせ、全棟で構造計算を実施すると説明しています。耐震等級3の取得を基本としていますが、積雪地域では等級2になる場合があります。制震装置は一部の商品を除いてオプションです。
建築予定地が積雪地域に当たる場合は、耐震等級の数字だけでなく、積雪荷重をどのように見込むかを設計担当者へ確認してください。候補プランの構造計算書、耐震等級、制震装置の有無と費用を契約前の資料へ記載してもらいます。間取り変更によって計算条件が変わる場合は、最終図面で再確認します。
着工前の地盤調査と、必要な場合の地盤改良も公式に案内されています。地盤保証は引渡しから20年です。調査会社、判定結果、改良工法、見積額、保証対象を確認し、改良が不要だった場合の予算処理も聞いてください。建物の耐震計画と地盤の判定は別資料になるため、両方を保管します。
断熱仕様の違い
| 商品 | UA値 | 断熱等級・表示基準 |
|---|---|---|
| DT7 | 数値の掲載なし | 断熱等級7 |
| CP style | 0.50W/㎡K | 断熱等級5・ZEH基準 |
| HIRA-YA | 0.50W/㎡K | 断熱等級5・ZEH基準 |
| DT style | 0.32W/㎡K | 断熱等級6・HEAT20 G2 |
| HS style | 0.46W/㎡K | 断熱等級6・HEAT20 G1 |
| vivace | 0.50W/㎡K | 断熱等級5・ZEH基準 |
UA値は、室内の熱が外へ逃げやすい程度を示す数値で、一般には小さいほど断熱性能が高いと判断できます。ただし、UA値だけで室温や光熱費が決まるわけではありません。窓の大きさと方角、日射、換気、家の形、暖房の種類、暮らし方も影響します。
DT7は断熱等級7と樹脂トリプルガラスが公式に表示されていますが、具体的なUA値は公開資料で確認できませんでした。候補プランごとに外皮計算書を受け取り、表の商品標準値ではなく、自宅の設計値を確認してください。地域区分による仕様変更があるかも同時に聞いておくと安心です。
C値と気密測定は契約前に確認
C値は住宅の隙間の程度を示します。口コミには、担当者がC値を把握しておらず説明に不安を感じた例がありました。公式サイトを確認した範囲では、商品別または全棟標準のC値、全棟で気密測定をするという記載、引渡し時の実測値は確認できませんでした。
気密を重視する場合は、測定を行うか、追加費用があるか、どの工事段階で測るか、目標値と再測定の条件、結果を書面でもらえるかを質問します。公開されていない数値を断熱等級から推定してはいけません。回答が口頭だけの場合は、打ち合わせ記録へ残してもらいましょう。
性能の比較表には、カタログ上の商品標準と、最終プランの設計値を別の欄に記入します。窓や間取りの変更後も数値が同じとは限りません。確認申請前と最終仕様決定後のどの時点で計算書が出るかを聞き、契約時の説明から変わった場合は、性能と金額への影響を再確認してください。
構造、断熱、気密の資料を受け取ったら、商品名、建築地、延床面積、図面の日付が自分の計画と一致するかを見ます。別の商品を説明する資料やモデルプランの数値は、比較の参考にはなっても、自宅の性能を証明する資料ではありません。質問への回答は最終仕様書へ反映してもらいます。
ステーツの保証とアフターサービス
保証は年数だけなら比較しやすく見えますが、無償の範囲、点検の条件、延長時の工事と費用まで確認して初めて家計への影響が分かります。ステーツは初期保証と最長期間を公開していますが、最長期間まで無条件で続くわけではありません。
| 項目 | 公式に確認できた期間・時期 | 契約前の確認 |
|---|---|---|
| 構造・雨水侵入防止 | 初期20年、延長により最長60年 | 有償メンテナンスの項目、時期、費用 |
| 無料定期点検 | 2年・5年・10年・20年 | 自分の契約への適用、点検範囲、申込方法 |
| 住宅設備 | 10年 | 対象機器、免責、修理金額の上限 |
| 防蟻 | 初期10年、更新により最長30年 | 更新周期、処理内容、費用 |
| 地盤 | 引渡しから20年 | 対象となる事象、免責、連絡先 |
構造と雨水侵入防止の保証は、20年目以降に有償メンテナンスを行うことを条件として、10年単位で延長すると案内されています。公開資料では、必要な工事項目と費用の目安までは確認できませんでした。「最長60年」という数字だけで比べず、30年、40年までに想定する点検と修繕を表にしてもらいましょう。
口コミには、補修が早かった例と、点検で壁紙を直してもらえた例があります。一方で、調査や連絡に時間がかかった例、点検後も一部の補修が続いた例もありました。アフターサービスの評価は、受付から完了までの記録があると判断しやすくなります。連絡窓口、一次回答の目安、現地確認日、部材手配、完了予定日を残してください。
設備保証の全対象、免責、修理金額の上限、防蟻保証の更新費用も公開資料だけでは確定できません。契約前に保証規程を受け取り、標準設備の型番一覧と突き合わせておくと、入居後に「対象だと思っていた」という食い違いを防げます。
定期点検と保証修理は同じ制度ではありません。点検で状態を確認しても、経年変化や手入れ不足などの理由で有償になる場合があります。点検項目、無償修理の判断基準、施主が必要な手入れ、点検を受けなかった場合の保証への影響を規程で確認してください。保証を延ばすための工事は、長期修繕費として別に積み立てる必要があります。
ステーツで建てるメリット
第一のメリットは、複数の商品について基準面積、開始価格、断熱等級、UA値が公式サイトにまとまっていることです。すべての費用が確定するわけではありませんが、予算と性能の出発点を商品間で比べられます。見積もりを依頼するときも、どの商品を基準にしたかを共有しやすいでしょう。
第二は、自由設計を基本とし、自社設計・自社デザインを掲げていることです。庭の見え方、収納寸法、窓と照明の関係など、暮らし方に合わせて調整した体験が口コミにもありました。標準仕様に加えて取り寄せ品やオプションへ対応するという公式案内もあり、要望の優先順位を明確にできる方には活かしやすい仕組みです。
第三は、全棟の構造計算、着工前の地盤調査、自社と第三者を合わせた6回の現場検査を公式に示している点です。工事状況を写真などで施主へ報告する仕組みも案内されています。検査の存在だけに任せず、どの段階で何を確認し、結果をいつ受け取れるかまで聞くと、施工中の安心につながります。
初期20年の構造・雨水侵入防止保証や、設備、防蟻、地盤の各保証が整理されていることも比較材料です。期間の長さに加え、対象範囲と延長費用を契約前に確認できれば、将来の維持費を資金計画へ組み込みやすくなります。
これらのメリットを活かすには、公式に出ている条件と、自分のプランに適用される条件を区別することが前提です。商品ページを見せながら、価格、性能、保証のどの記載が見積もりへ反映されているかを担当者と確認すると、期待している標準と実際の契約内容を合わせやすくなります。
ステーツで建てる前の注意点
注意したいのは、公式掲載価格と最終的な総額を同じものと考えないことです。建築地によって、地盤改良、造成、解体、浄化槽、外構などが必要になる場合があります。掲載価格に含むとされる項目も、候補商品の見積書で数量や型番まで確認してください。公式の坪単価は確認できないため、坪単価だけの他社比較にも向きません。
性能では、全棟のC値と気密測定の有無が公開資料からは分かりません。暖かさを重視する方は、断熱等級やUA値に加えて、窓、換気、暖房、気密測定を一組として確認する必要があります。積雪地域では耐震等級2となる場合があるため、建築地の構造計算条件も確認します。
担当者、施工、アフターサービスには、満足した体験と気になる体験の両方がありました。これは全担当者や全現場の評価ではありません。ただし、連絡の遅れ、書類の未着、仕上がりの指摘、補修の長期化は、契約前に運用を質問できる論点です。担当変更時の引継ぎ、工程表の提出日、施主検査の時間、是正確認の方法を決めておきましょう。
最長60年の保証も、20年目以降の有償メンテナンスが条件です。延長に必要な工事と費用は公開資料で確認できませんでした。保証期間だけで会社を比べず、長期修繕計画と保証規程を一緒に確認することが欠かせません。
もう一つの注意点は、契約前と着工前で確認する内容を分けることです。契約前には総予算と性能の最低条件、着工前には確定図面、設備型番、工程、検査日を確認します。すべてを契約後に決める進め方では、予算を理由に重要な仕様を削ることになりかねません。未決定項目と決定期限を一覧にし、金額が大きい項目から先に確定してください。
ステーツが向いている人・向いていない人
ステーツが向いているのは、自由設計で間取りや収納寸法を調整したい方、商品ごとの価格と断熱性能を見ながら予算を組みたい方、構造計算や施工中の検査を重視する方です。新潟をはじめ、公式の施工エリア内で建築し、最寄り拠点から点検や補修を受けられる方にも検討しやすいでしょう。
一方、初回の価格表示だけで総予算を決めたい方、公開されたC値を必須条件にしている方、保証延長の費用までウェブ上で比較してから相談先を選びたい方は、現時点の公開情報だけでは判断しにくい可能性があります。説明や書面の提出時期を自分で確認することに負担を感じる場合も、複数社の進め方を比べたほうがよいでしょう。
向いているかどうかは、会社名よりも担当拠点と候補プランで変わります。建築予定地への対応、希望間取り、性能計算、総額、点検体制を同じ質問票で二社以上へ尋ねると、説明の分かりやすさと条件の違いを比較できます。
比較の際は、資料の量より、質問への回答が候補プランの数字と書面へ反映されているかを見ます。希望を伝えた後に、代案と費用、できない理由を具体的に説明してもらえるかも重要です。家族の優先順位に合わない場合は、公開価格が魅力的でも急いで決めず、別の商品や住宅会社も含めて再検討しましょう。
初回相談では、建築予定地、入居希望時期、使える総予算、譲れない性能を先に伝えます。その条件に対する回答が具体的なら、次の打ち合わせで間取りと見積もりを深められます。回答が曖昧な項目は質問表へ残し、契約判断までに解消できるかを見てください。
ステーツとの契約前に確認したいこと
契約前には、口頭で聞いた内容を五つの書類へ落とし込みます。総額見積書、最終図面、性能資料、検査計画、保証規程です。これらの日付と対象プランが一致していれば、変更前の資料を誤って参照するリスクを減らせます。

- 総額見積書:本体、付帯工事、地盤、造成、外構、設備、照明、空調、登記、融資費用を分け、含まない項目にも概算を置く。
- 最終図面と仕様書:窓、収納、コンセント、照明、設備型番、仕上げを確認し、見積書と同じ版の日付にする。
- 性能資料:耐震等級、積雪荷重、UA値、窓、換気、暖房計画、気密測定の有無と結果の受取時期を記載してもらう。
- 検査計画:6回の検査時期、自社と第三者の担当、写真・結果の共有日、施主検査と是正確認の日を決める。
- 保証規程:初期保証、延長条件、有償工事の目安、設備と防蟻の対象・免責、点検の申込方法を確認する。
- 連絡方法:担当者と現場監督の役割、定例連絡、回答期限、担当変更時の引継ぎ、入居後の窓口を記録する。
特に公開資料で確認できなかったのは、公式坪単価、全棟のC値、全棟気密測定、保証延長費用、設備保証の全対象、検査の詳しい時期です。営業担当者の説明で分かった場合も、契約書や添付資料のどこに記載されるかを尋ねてください。説明と契約書類が一致してから署名することで、比較条件が明確になります。
変更契約が発生したら、変更内容、理由、増減額、工期への影響を一つの表で更新します。口コミで見られた書類の遅れや減額条件の見落としは、この手順で気づきやすくなります。疑問が残る項目は、回答期限を決めて保留にし、急いで確定しないことも大切です。
署名前には、契約書、約款、図面、仕様書、見積書、工程表、保証規程の名称と日付を確認します。打ち合わせで合意した内容が添付書類にない場合は、どの書面へ反映するかを尋ねます。見積有効期限や着工予定を理由に確認時間が不足しそうなときは、未回答事項を残したまま契約せず、家族で読み直す時間を確保してください。
ステーツの評判・口コミに関するFAQ
ステーツの坪単価はいくらですか?
ステーツの公式サイトでは、坪単価としての数値は確認できませんでした。商品ごとに25坪、30坪、45坪などの基準面積と開始価格は掲載されていますが、単純に面積で割った値を公式坪単価とは扱えません。建築地、間取り、断熱仕様、付帯工事、外構などで総額が変わるため、希望条件を入れた見積書で本体価格と別途費用を確認してください。
ステーツの家は寒いですか?
口コミには、高断熱仕様で朝まで暖かかった例と、設備条件の異なる住宅で冬にやや寒さを感じた例があり、一律には判断できません。公式には全棟で断熱等性能等級5以上を標準とし、商品別のUA値も掲載されています。候補プランのUA値、窓、換気、暖房計画を確認し、気密を重視する場合は測定の有無と結果の受取方法も尋ねましょう。
耐震等級3ですか?
公式FAQでは、全棟で構造計算を行い、耐震等級3の取得を基本としています。ただし、積雪地域では耐震等級2になる場合があるという説明もあります。建築予定地の積雪荷重や間取りによって条件が変わるため、候補プランの構造計算書で等級を確認してください。制震装置は一部商品を除いてオプションなので、有無と費用も分けて確認します。
保証は何年ですか?
構造・雨水侵入防止の初期保証は20年で、有償メンテナンスを条件に10年単位で延長し、最長60年と案内されています。無料定期点検は2年、5年、10年、20年で、20年点検は2023年1月以降に着工した物件が対象です。設備保証は10年、防蟻保証は初期10年で更新により最長30年、地盤保証は20年です。延長に必要な工事と費用、対象・免責は保証規程で確認してください。
施工エリアはどこですか?
公式FAQの2025年表記では、新潟、埼玉、富山、石川、福井、長野、山梨、香川、愛媛、徳島で施工すると案内されています。支店近隣であれば表示地域外へ対応する場合もありますが、市区町村単位の最新範囲は公開資料で確認できませんでした。建築予定地の住所を伝え、施工可否に加えて点検や補修を担当する拠点も確認してください。
自由設計に対応していますか?
ステーツは自由設計住宅を扱い、ミリ単位の設計と100%自社設計・自社デザインを公式に案内しています。規格住宅と建売住宅も別に扱うため、相談する商品区分を確認しましょう。自由設計でも、構造、法規、予算、商品標準によって実現できる範囲は変わります。要望を優先順位で分け、図面、仕様書、見積書へ同じ内容が反映されているか確認してください。
まとめ
ステーツの評判・口コミには、予算調整や間取りの助言、暖かさ、施工中の確認、補修の速さを評価する体験がありました。その一方で、連絡や書類の遅れ、仕上がり、補修の進み方、気密の説明を気にする体験もあります。どちらも個別の経験であり、会社全体へそのまま広げることはできません。
公式資料では、商品別の開始価格と断熱性能、自由設計、全棟の構造計算、断熱等性能等級5以上、6回の現場検査、初期20年保証を確認できました。公式の坪単価、全棟のC値と気密測定、保証延長費用などは確認できません。総額見積書、最終図面、性能資料、検査計画、保証規程をそろえ、候補プランの条件として書面で確かめてから契約を判断してください。


コメント