高砂建設の評判・口コミは?公開投稿101件と公式情報で住み心地・価格・保証を確認

高砂建設の評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

高砂建設は、埼玉県蕨市に本社を置き、外断熱と二重通気を組み合わせたソーラーサーキット工法の家を建ててきた会社です。公開されている投稿には、猛暑の夏も寒波の冬も冷暖房を1台ずつ動かすだけで過ごせたという記録があります。一方で、夏の室内の湿度が下がりにくいという記録や、引き渡しのあとの手直しが進まなかったという記録も残っています。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートを行っています。今回はそれに加えて、公開されている投稿101件を1件ずつ読み込む独自の口コミ調査を行いました。価格、性能、保証、許認可、法人の状態については、公式サイトと、国税庁や埼玉県が公表している資料で確かめています。

蕨や川口、さいたま市の周辺で、夏と冬の過ごしやすさを優先したい人にとって、高砂建設は候補に入れてよい会社です。創業が1975年であることは、公式サイトの沿革に書かれています。いまも法人が続いていることと、建設業の許可は、公的な資料で確認できました。ただし、会社全体に共通する坪単価は確認できませんでした。金額は彩樹の家 Forest Family の坪数別本体価格に加え、木ごこちの家にも30坪参考プラン、本体価格1,500万円(税別)からと表示されています。ただし、木ごこちの家が現行商品一覧に掲載されているか、現在も販売され、この価格が適用されるかは今回確認した公開資料では確認できませんでした。建てる商品を決めたうえで、総額の見積書と自分のプランの性能値を書面で受け取ってから判断してください。

この記事でわかること

  • 公開投稿101件で評価された内容と、気になるとされた内容
  • 投稿がいつの時期のもので、どの媒体に集まっているのか
  • 契約する相手はどの会社で、許認可がどこまで確認できるのか
  • 公表されている価格が、どの商品の何を含んだ金額なのか
  • ソーラーサーキット工法の家で、夏の湿度に何が書かれていたのか
  • 耐震と断熱で、確認できたことと確認できなかったこと
  • 保証と点検の条件、契約前に書面でそろえておく項目
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月20日

  1. 高砂建設の評判・口コミを公開投稿101件から確認
    1. 住宅性能と住み心地に関する投稿
    2. 施工と仕上がりに関する投稿
    3. 営業と打ち合わせに関する投稿
    4. 価格と費用に関する投稿
    5. アフターサービスに関する投稿
    6. 設計・間取りとデザインに関する投稿
  2. 投稿がいつ、どの媒体に集まっているか
  3. 高砂建設で契約する相手はどの会社か
  4. 高砂建設の坪単価と価格の見方
  5. ソーラーサーキット工法の家は、夏と冬にどうなるのか
  6. 耐震と断熱で公式に確認できたこと
  7. 保証と点検で確認できたこと
  8. 建てられるのは本社から車でおおむね2時間以内の範囲
  9. 高砂建設を検討する理由になりそうな点
    1. 夏と冬の住み心地に、良い記録が積み上がっている
    2. 構造と地盤の標準仕様が、公式に書かれている
    3. 会社が続いていることを、公的な記録でも確かめられる
  10. 契約前に知っておきたい点
    1. 施工と仕上がりでは、気になる内容が良い内容を上回った
    2. 価格と費用の11件に、良い内容はなかった
    3. 公表されている数値が、どの商品まで共通なのか分からない
  11. 高砂建設が向いている人
  12. 契約前に確認しておきたいこと
  13. 高砂建設のよくある質問
    1. 高砂建設の評判は良いですか?
    2. 高砂建設の坪単価はいくらですか?
    3. ソーラーサーキット工法の家は、夏に蒸し暑くなりませんか?
    4. 耐震性能と断熱性能はどのくらいですか?
    5. 保証と点検はどうなっていますか?
  14. まとめ

高砂建設の評判・口コミを公開投稿101件から確認

話題別でいちばん多いのは住宅性能・住み心地の29件で、次が施工・仕上がりの25件です。傾向は、良い39件、気になる30件、どちらとも言えない32件でした。

101件は人数ではなく、投稿URLの件数です。編集部が公開されている投稿を1件ずつ読み、話題と傾向に振り分けました。施主本人へのアンケートではありません。無作為抽出でも全件調査でもないので、割合や多数派は示しません。媒体名と投稿者名は書かず、口コミサイト、掲示板・Q&Aサイト、個人ブログという総称で扱います。件数は編集部が読んだ投稿の集計で、価格や性能などの数値は公式サイトと公的な資料から取りました。

書き込みの残り方には偏りがあります。困りごとは文章として残りやすく、満足して暮らしている人がわざわざ投稿する理由はあまりありません。とはいえ、書き込まれた困りごとが小さくなるわけでもありません。

公開投稿101件の内訳。媒体別は口コミサイト3件、掲示板Q&A52件、SNS0件、個人ブログ46件、動画コメント0件。傾向別は良い39件、気になる30件、中立32件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。
話題 件数 投稿に書かれていた主な内容
住宅性能・住み心地 29件 室温、湿度、冷暖房の使い方
施工・仕上がり 25件 躯体と大工仕事、内装の仕上げ、現場の対応
営業・打ち合わせ 13件 見積もりと説明、他社との比べ方、担当者の連携
価格・費用 11件 建物価格の目安、付帯工事費、値引きの有無
アフターサービス 9件 点検で直った箇所、手直しの進み方、連絡
設計・間取り 7件 改修の提案、照明とスイッチ、収納
デザイン・商品 7件 外壁材、モデルハウスの印象、外構
その他 0件 該当なし
公開投稿101件の話題別件数。住宅性能・住み心地29件、設計・間取り7件、デザイン・商品7件、営業・打ち合わせ13件、施工・仕上がり25件、価格・費用11件、アフターサービス9件、その他0件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。

住宅性能と住み心地に関する投稿

29件のうち、良い内容が19件、気になる内容が5件、どちらとも言えない内容が5件でした。ここまで良い内容に寄っている話題は、ほかにありません。

入居して3年たった家で、猛暑の夏も寒波の冬も冷暖房を1台ずつ動かすだけで過ごせたという投稿がありました。二重通気の工法で、一年を通じて温度と湿度が落ち着いていたという投稿もあります。ただし前者の投稿には、価格は高めだったとも書かれていました。

気になる内容の中心は、夏の湿度です。室内の湿度が60%を超え、洗濯物が乾きにくいと入居した人が相談した投稿がありました。除湿の設備を入れないまま室内65%、床下70%超になり、対応を探したという投稿も残っています。

どちらとも言えない内容には、外気に比べれば室温の動きは小さく湿度も抑えられたが、1階では夜に70%を超えた日もあったという記録がありました。

施工と仕上がりに関する投稿

25件のうち、気になる内容が10件で、良い内容の9件をわずかに上回りました。どちらとも言えない内容は6件です。

良い内容では、築30年の家で床の修繕が2カ所程度で済み、躯体の丈夫さを実感したという投稿がありました。社員と職人の仕事ぶりに熱意を感じたという投稿、施主支給に応じてもらえたという投稿もあります。

気になる内容は、内装の仕上がりと現場の進め方に集まっていました。大工の仕事は堅実だが細かなミスに注意が必要だという投稿、住み心地と躯体は評価しながら内装の施工と監督の対応に不満を書いた投稿があります。隣の家の工事で作業員の態度が気になったという投稿も残っていました。

営業と打ち合わせに関する投稿

13件のうち、良い内容が6件、気になる内容が3件、どちらとも言えない内容が4件でした。

良い内容では、3社を比べたうえで提案の中身と質問への説明が明確だったので依頼するという投稿、見積もりが細かく強い勧誘がなかったことを評価して契約を決めたという投稿がありました。半年以上かけて他社と比べて契約したというブログもあります。

気になる内容として挙がっていたのは、営業と設計と監督の連携、性能の説明、追加費用の扱いです。展示場に行ったあとの建て替え相談で、見積もりの前提や担当者の対応に納得できなかったという投稿、変形地の相談で伝えた条件の扱いに不満を書いた投稿があります。

どちらとも言えない内容には、宿泊体験のあとに契約を勧められたと感じたという投稿、引き渡し日が決まったあとも造作や照明、壁紙が決まっていなかったという記録がありました。

価格と費用に関する投稿

11件に良い内容はありませんでした。気になる内容が3件、どちらとも言えない内容が8件です。

気になる内容の3件は、いずれも付帯工事の金額でした。深さ5メートルの地盤改良を税込108万円で行ったという記録、地盤対策の見積もりが100万円弱で想定を超えたという記録、解体の追加が20万円、照明が85万円になったという記録です。

どちらとも言えない内容は、価格を尋ねる投稿が中心でした。約25坪の家でいくらかかるか、建物価格と採用している仕様、値引きの有無を尋ねた質問があります。これに対して、値引きは端数を落とす程度だと答えた投稿もありました。

アフターサービスに関する投稿

9件のうち、気になる内容が4件で、良い内容の2件を上回りました。どちらとも言えない内容は3件です。

良い内容では、引っ越しのときに傷が付いた壁紙を6カ月点検で補修してもらい、跡が分からない仕上がりになったという投稿がありました。

気になる内容は、手直しが進むまでの時間に集まっていました。築5年で住み心地は快適だが、定期点検のあとの手直しが止まっているという投稿、竣工後の不具合の解決に3カ月以上かかったという投稿があります。築19年の家で、冬は暖かいものの建具や保守の対応に不満を書いた投稿も残っていました。

どちらとも言えない内容には、1年点検で照明スイッチの交換、手すりの調整、換気ファンの清掃を行ったという記録がありました。

設計・間取りとデザインに関する投稿

設計・間取りが7件、デザイン・商品が7件でした。件数は多くありませんが、投稿からは打ち合わせで何を決めることになるのかが分かります。

良い内容では、二世帯の改修で提案と説明が丁寧で、暮らしに合う設計になったという投稿がありました。担当者と実例を見て回って外壁を選び、青いサイディングの縦張りにしたという投稿もあります。

気になる内容では、モデル棟と完成見学会で性能は評価しつつ、意匠には物足りなさを書いた投稿がありました。自然素材のモデルハウスの印象は良かったものの、室内の香りが気になったという投稿もあります。

どちらとも言えない内容は打ち合わせの記録で、浴室や照明、門扉、通信の配線、スイッチの位置を監督と決めていった様子が残っていました。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

投稿がいつ、どの媒体に集まっているか

101件のうち、掲示板・Q&Aサイトが52件、個人ブログが46件、口コミサイトが3件でした。SNSと動画コメントは0件です。

書いた人の立場は、施主と入居者が75件、契約の検討や打ち合わせの段階にいる人が15件、見学だけの人が6件、その他が5件でした。時期は2010年から2024年まで広がっていて、古い投稿には、いまの商品や進め方と合わない部分があります。

SNSが0件なのは、投稿が存在しないという意味ではありません。ログインなしで本文と投稿ごとのURLを確認できたものが無かった、ということです。動画のコメントも同じ理由です。

高砂建設で契約する相手はどの会社か

注文住宅の設計と施工を行っているのは、株式会社高砂建設です。国税庁の法人番号公表サイトの全件データで、法人番号5030001021095、本店は埼玉県蕨市中央1丁目10番2号と確認できました。登記記録の閉鎖を示す欄は空欄でした。

公式サイトの会社概要には、創立が1975年4月、代表取締役社長は風間健と書かれています。有限会社として社員5名で始まり、1987年に株式会社へ組織を変えた沿革も公開されています。

許認可は3つ確認できました。建設業許可が埼玉県知事(特-3)第21114号、一級建築士事務所が埼玉県知事登録(8)第2716号、宅地建物取引業が埼玉県知事(14)6450号です。建設業許可は、埼玉県が公表している令和8年7月末時点の名簿にも、同じ商号と住所で許可番号021114、特定の区分で載っていました。

括弧の中の数字は、許可と免許で意味が違います。建設業許可の(特-3)の3は許可を受けた年度を表す数字で、更新した回数ではありません。宅地建物取引業の(14)は、免許を受けた回数を数える回次の数字です。新しく免許を受けたときや免許換えのあとは(1)から始まるので、14回更新したという意味ではありません。ただしこの免許の有効期間は、公的な名簿では確認できませんでした。

会社概要には、持株会社と、不動産販売を行う関連会社、海外の設計拠点が別法人として挙げられています。メンテナンスとリフォームは自社の部門が対応すると公式サイトに書かれています。ただし、商品や地域によって請負契約の相手が変わるのかどうかまでは、確認できませんでした。土地の売買が絡む場合は相手が変わることもあるので、請負契約書と売買契約書のそれぞれで、商号と法人番号を確かめてください。

高砂建設の坪単価と価格の見方

会社全体に共通する坪単価は、今回確認した公開資料では見当たりませんでした。彩樹の家 Forest Family には坪数ごとの本体価格が載っています。これに加え、木ごこちの家にも30坪参考プラン、本体価格1,500万円(税別)からと表示されています。ただし、木ごこちの家が現行商品一覧に掲載されているか、現在も販売され、この価格が適用されるかは今回確認した公開資料では確認できませんでした。

Forest Familyに掲載されているのは、31坪のモデルと4つの参考プランです。モデルにはオプション等が別途という但し書きが付き、参考プランには掲載プランが一例だと書かれています。

プラン 公式サイトの掲載本体価格 公式サイトの但し書き
31坪(モデル) 1,890万円から オプション等は別途
27坪(参考プラン) 1,780万円から 掲載プランは一例
30坪(参考プラン) 1,870万円から 掲載プランは一例
32坪(参考プラン) 1,910万円から 掲載プランは一例
35坪(参考プラン) 1,990万円から 掲載プランは一例

この金額を坪数で割った数字を、ほかの商品や自由設計の坪単価として使うことはできません。消費税が含まれるのか、標準の仕様がどこまでなのか、地域で差が出るのかも確認できませんでした。

公式のよくある質問には、建物本体の工事費のほかに、上下水道の引き込み、地盤の補強、外構などの付帯工事費と、ローンの手数料、登記、火災保険といった諸費用がかかると書かれています。付帯工事費は土地の条件で変わります。

投稿で差が出ていたのも、この付帯工事の部分でした。地盤改良に税込108万円という記録があります。土地が決まるまでは総額が動く、という前提で見ておきましょう。

比べるときは、本体価格ではなく総額の見積書でそろえてください。一式と書かれた項目は、内訳を出してもらえます。何にいくらかかるのかを説明するのは会社の側の仕事ですから、遠慮なく頼んで構いません。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

ソーラーサーキット工法の家は、夏と冬にどうなるのか

公式サイトは、外断熱と二重通気を組み合わせ、季節に応じて空気の流れを切り替える工法だと説明しています。壁の外側で断熱し、その外側に通気の層を持たせる作りです。

投稿を見ると、冬の暖かさと夏の室温については良い記録が並んでいます。一方、気になる内容の中心は湿度です。室内が60%を超えて洗濯物が乾きにくいという相談や、除湿の設備がない状態で床下70%超になったという投稿があります。室温と違って、湿度は評価が分かれていました。

公式サイトには、全館除湿という仕組みの説明があります。24時間換気で取り入れる外の空気を、室内に入れる前に除湿するというものです。工法のページには、夏は屋根裏や床下に風の通り道をつくって熱気を逃がすという説明もあります。ただし、どの商品にどこまで標準で付くのかは読み取れませんでした。全商品に共通するUA値やC値も、今回確認した公開資料では見当たりませんでした。

打ち合わせでは、夏の除湿をエアコンだけで行うのか、除湿の機器を足すのかを聞いておきましょう。床下の点検口の位置もあわせて確認しておくと安心です。

耐震と断熱で公式に確認できたこと

公式の技術ページは、たかさごの家の標準を耐震等級3としています。全棟で地盤調査を行い、基礎は耐圧ベタ基礎を標準採用と書かれています。金属流動ダンパーによる制震はオプションです。

構造材の扱いも公開されています。柱は一本ずつグレーディングマシンで強度を測り、E100以上の高強度材だけを使うという記載があります。主要な構造材に使うのは西川材です。SE構法の剛木の家は、一棟ごとに鉄骨造や鉄筋コンクリート造と同じ構造計算を行うと書かれています。

断熱の数値は商品ごとの表示です。彩樹の家 LCCM HOUSExRESILIENCE G3 Edition のページに、6地域でUA値0.26、C値0.1を達成し、温熱等級7に対応すると掲載されています。太陽光と蓄電池を費用負担ゼロで搭載するという表示もありますが、契約の期間や設備の持ち主、途中でやめるときの条件までは確認できませんでした。

省エネの実績も公表されています。2025年度の新築注文住宅部門では、ZEHとNearly ZEHが新築住宅の56%でした。2030年度には、ZEHの普及率を90%にするという目標も掲げています。

公式に確認できた特徴の図。設計自由度=性能基準と建築ルールを満たすことを前提に、間取り・デザイン・素材・設備・造作家具を一邸ごとに設計し、ミリ単位で調整可能/構造=木造軸組工法に加え、木造ラーメン工法のSE構法等を採用/ソーラーサーキット工法=外断熱と二重通気を組み合わせ、季節に応じて空気の流れを切り替える工法/耐震等級の標準仕様=公式技術ページは「たかさごの家」の標準を耐震等級3としている/構造材の強度管理=柱を一本ずつ測定し、E100以上の高強度材のみを採用。主要構造材に西川材を使用/地盤調査=全棟で地盤調査を行い、耐圧ベタ基礎を標準採用/制震設備=金属流動ダンパーによる制震システムはオプション対応。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

社外からの評価も確認できました。東京都が公表した令和5年度の東京エコビルダーズアワードでは、断熱・省エネ性能部門のリーディングカンパニー賞などに名前が載りました。2021年度の省エネ大賞では、彩樹の家 ZEH×RESILIENCE が共同で省エネルギーセンター会長賞を受けています。

公式ブログでは全棟で気密測定を行い、完全自由設計のページでは一棟ごとに「設計性能評価」と「建設性能評価」を実施すると表示されています。一方、今回確認した公開資料では、全商品に共通するUA値とC値、気密測定の時期と基準、全商品の断熱等性能等級、正式な評価書の交付条件、耐震等級3が評価結果にどう記載されるか、剛木の家以外の構造計算の方法は確認できませんでした。商品が決まったら個別に書面で確認してください。

保証と点検で確認できたこと

点検の時期と、保証を10年単位で更新していく仕組みは公式に示されています。ただし、保証の対象や更新にかかる費用までは、公開資料から読み取れませんでした。

項目 公式に確認できた内容 公開資料では確認できなかったこと
定期点検 引き渡し後1年、2年、5年、10年、その後は5年ごと 項目と、かかる時間
保証の更新 10年ごとに必要な点検とメンテナンスを行い、10年単位で更新 更新の費用と、必要な工事の内容
保証の中身 超長期継続型として公式に説明 対象部位、免責の範囲、既存契約への適用
無償点検 すべての顧客の家を無償で点検すると表示 出張費や部品代、修繕費の扱い

投稿では、アフターサービスの9件のうち4件が気になる内容でした。保証書と点検の年次表を契約の前に見せてもらい、10年目の更新でどんな工事がいくらかかるのかまで、書面で確かめておきましょう。

建てられるのは本社から車でおおむね2時間以内の範囲

公式のよくある質問では、蕨の本社から車でおおむね2時間以内に訪問できる範囲と説明されています。

会社概要に載っているのは、埼玉県内の23市と東京都の6区です。埼玉県は、新座市、朝霞市、和光市、富士見市、ふじみ野市、川越市、所沢市、志木市、坂戸市、鶴ヶ島市、狭山市、秩父市、入間市です。ほかに川口市、蕨市、戸田市、越谷市、草加市、さいたま市、上尾市、桶川市、北本市、鴻巣市が並んでいます。東京都は、練馬区、世田谷区、杉並区、中野区、板橋区、北区です。

一覧に無い場所を検討している場合は、対応できるかどうかを先に聞いてください。

高砂建設を検討する理由になりそうな点

夏と冬の住み心地に、良い記録が積み上がっている

住宅性能・住み心地の29件のうち19件が良い内容でした。ほかの話題に、これほど良い内容が集まったものはありません。

構造と地盤の標準仕様が、公式に書かれている

耐震等級3、全棟の地盤調査、耐圧ベタ基礎、柱をE100以上に絞る材料の基準まで、標準の仕様が公式サイトに文章で示されています。書かれている項目は、そのまま見積書の中身と照らし合わせられます。

会社が続いていることを、公的な記録でも確かめられる

国税庁のデータでは登記記録の閉鎖を示す欄が空欄で、埼玉県の建設業許可の名簿にも令和8年7月末の時点で載っていました。会社が続くことは、点検と保証を10年単位で更新する仕組みの前提になります。

契約前に知っておきたい点

施工と仕上がりでは、気になる内容が良い内容を上回った

25件のうち気になる内容が10件、良い内容が9件でした。躯体と大工仕事への評価は高い一方、内装の仕上げや細かなミス、監督の対応について書いた投稿が残っています。工事中に誰が何回確認するのかを、契約の前に決めておきましょう。

価格と費用の11件に、良い内容はなかった

内訳は、気になる内容が3件、どちらとも言えない内容が8件です。金額そのものより、地盤改良や解体など土地の条件で決まる工事で想定を超えたという記録が目立ちます。土地が決まった段階で、地盤調査の結果と改良の見込みを聞いておきましょう。

公表されている数値が、どの商品まで共通なのか分からない

UA値0.26とC値0.1は、G3 Edition という商品の6地域での値です。ほかの商品や全棟に共通する値は確認できませんでした。坪数別の価格は Forest Family に掲載され、木ごこちの家にも30坪参考プラン、本体価格1,500万円(税別)からの表示があります。ただし、木ごこちの家の現行販売と価格の適用状況は確認できませんでした。商品を決めずに数値だけを比べると、実際に建てる家の性能とは食い違います。

高砂建設が向いている人

  • 埼玉県の南部や東京都の北西部で土地を探し、蕨から車でおおむね2時間以内に収まる人
  • 夏と冬の室温を優先し、外断熱と二重通気という考え方に納得して選びたい人
  • 建てる商品を決め、性能値と保証の条件を書面でそろえて比べられる人
  • 地盤改良や解体など、付帯工事の増減を織り込んで資金を組める人

反対に、坪単価の目安で数社を短い期間で比べたい場合、公表されている情報だけでは材料が足りません。建てたい商品と土地を先に決めて、見積書で比べる進め方が向いています。

契約前に確認しておきたいこと

公開資料で確認できた項目も、契約する住宅での条件や結果は書面で確かめる必要があります。次の5つを頼んでおくと、ほかの会社と同じ条件で並べられます。

  • 総額でそろえた見積書。一式と書かれた項目の内訳、地盤改良と解体、外構、諸費用まで含めた形
  • 自分のプランのUA値の計算書。全棟で行う気密測定の時期、基準、測定結果の書面
  • 一棟ごとに行う設計性能評価と建設性能評価の正式な評価書、その中の耐震等級3の記載内容、その家で行う構造計算の方法
  • 保証書と保証の約款。対象部位、免責の範囲、10年ごとの更新に必要な工事と費用
  • 請負契約書と、土地が絡む場合は売買契約書。それぞれの実際の商号、法人番号、契約上の役割
契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。

高砂建設のよくある質問

高砂建設の評判は良いですか?

A. 良い内容と気になる内容の両方があります。公開投稿101件の傾向は、良い39件、気になる30件、どちらとも言えない32件でした。住宅性能・住み心地は29件のうち19件が良い内容です。一方、施工・仕上がりは25件のうち10件、アフターサービスは9件のうち4件が気になる内容でした。101件は人数ではなく投稿URLの件数で、無作為抽出でも全件調査でもありません。

高砂建設の坪単価はいくらですか?

A. 会社全体に共通する坪単価は、今回確認した公開資料では確認できませんでした。彩樹の家 Forest Family には、31坪のモデルが本体価格1,890万円から、参考プランが27坪1,780万円から、35坪1,990万円からと掲載されています。木ごこちの家にも30坪参考プラン、本体価格1,500万円(税別)からの表示がありますが、現行販売と価格の適用状況は確認できませんでした。比べるときは、商品と条件をそろえた総額の見積書で確認してください。

ソーラーサーキット工法の家は、夏に蒸し暑くなりませんか?

A. 投稿では分かれています。入居3年の家で、猛暑の夏も冷暖房1台ずつで過ごせたという記録があります。一方で、室内の湿度が60%を超えて洗濯物が乾きにくいという相談や、除湿の設備がない状態で室内65%、床下70%超になったという記録もありました。公式サイトには全館除湿という仕組みの説明がありますが、どの商品にどこまで標準で付くのかは読み取れませんでした。打ち合わせで除湿の計画を確かめてください。

耐震性能と断熱性能はどのくらいですか?

A. 耐震は、たかさごの家の標準が耐震等級3と公式に書かれています。全棟で地盤調査と気密測定を行い、耐圧ベタ基礎が標準です。また、一棟ごとに「設計性能評価」と「建設性能評価」を実施すると表示されています。断熱は商品ごとの表示で、彩樹の家 LCCM の G3 Edition が6地域でUA値0.26、C値0.1、温熱等級7に対応と掲載されています。全商品に共通するUA値とC値、正式な評価書の交付条件、耐震等級3が評価結果にどう記載されるかは確認できませんでした。

保証と点検はどうなっていますか?

A. 点検は引き渡しのあと1年、2年、5年、10年、そのあとは5年ごとと公式に示されています。保証は超長期継続型と呼ばれ、10年ごとに必要な点検とメンテナンスを行うことで10年単位で更新します。定期点検以外にも無償で点検すると書かれています。対象になる部位や免責の範囲、更新にかかる費用は確認できなかったため、保証書で確かめてください。

まとめ

公開資料と101件の投稿から確かめられたのは、次の点です。

  • 注文住宅の設計と施工を行うのは株式会社高砂建設。法人番号5030001021095で国税庁のデータに載り、建設業許可も埼玉県の名簿と一致した
  • 投稿の傾向は良い39件、気になる30件、どちらとも言えない32件。住宅性能・住み心地は29件のうち19件が良い内容だった
  • 気になる内容が目立つのは施工・仕上がりの10件とアフターサービスの4件で、内装の仕上げと手直しの進み方に集まっていた
  • Forest Family には坪数別の本体価格、木ごこちの家には30坪参考プランの本体価格1,500万円(税別)からの表示があるが、会社全体の坪単価と木ごこちの家の現行販売・価格適用状況は確認できなかった
  • 耐震等級3は標準、UA値0.26とC値0.1は G3 Edition の6地域での値。点検は1年、2年、5年、10年、その後は5年ごと

確かめられなかった項目もあります。価格では、Forest Family の掲載価格に含まれる工事の範囲、消費税、地域による差と、木ごこちの家の現行販売・価格適用状況です。性能では、全商品に共通するUA値とC値、全棟気密測定の時期と基準、正式な性能評価書の交付条件、耐震等級3の記載内容、剛木の家以外の構造計算の方法です。保証では、対象になる部位と免責の範囲、10年ごとの更新にかかる費用です。

公開資料からは読み取れなかった部分も、書面にしてもらえば確かめられます。総額でそろえた見積書、自分のプランのUA値の計算書と全棟気密測定の時期・結果、一棟ごとに行う設計性能評価と建設性能評価の正式な評価書および耐震等級3の記載内容、保証書と点検の年次表。この4点をほかの会社へも同じように頼めば、条件をそろえて並べられます。蕨から車でおおむね2時間以内の範囲で夏と冬の住み心地を優先したいなら、書類をそろえたうえで候補に入れてよい会社です。

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