「レスコハウスのコンクリート住宅が気になっているけれど、本当に後悔しないだろうか」「災害に強いのはわかるけれど、価格や住み心地は実際どうなんだろう」。そう感じて検索した方は少なくないはずです。
調べはじめると、関連ワードに「後悔」「ひどい」「やめた」といった穏やかでない言葉が出てきて、かえって不安になった方もいるのではないでしょうか。
たしかに、ネット上にはレスコハウスへの厳しい口コミも見られます。ただ、その多くは「鉄筋コンクリート住宅ならではの仕組みを、木造の感覚で測ったことで生まれた誤解」や、「事前の準備で避けられる注意点」だというのが、数多くの住宅会社を見てきた宅建士・ファイナンシャルプランナーとしての見立てです。
この記事では、FP・宅建士で不動産会社を営む監修者の視点から、レスコハウスが「後悔」「ひどい」と言われる理由を一つずつ忖度なしで検証したうえで、坪単価・住宅性能・保証・実際の評判まで掘り下げて解説します。
- なぜ「後悔」「ひどい」と検索されるのか
- 坪単価はいくら?価格の仕組みは?
- 耐震・耐火など住宅性能の実力は?
- 全館空調「Z空調」や住み心地の実際は?
- 本当の評判・口コミは?
といった気になるポイントを整理しました。読み終えるころには、レスコハウスがあなたの家づくりに合うかどうか、自分の基準で判断できるはずです。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
レスコハウスが「後悔」「ひどい」と言われる理由をFP宅建士・不動産会社社長が検証
レスコハウスを検索すると、候補に「後悔」「ひどい」「やめた」といった言葉が並びます。これだけを見ると気がかりですが、まず前提として知っておいていただきたいことがあります。
それは、レスコハウスが、木造が約8割を占める日本の戸建て市場で、鉄筋コンクリート住宅を専門に手がける数少ないメーカーだということです。住まいの作り方も価格の成り立ちも木造とは大きく違うため、坪単価や間取りの自由度、将来のリフォームを木造の物差しでそのまま比べると、「高い」「制約が多い」と映りやすくなります。その戸惑いが「後悔」「ひどい」という言葉になって検索に表れているわけです。
加えて、鉄筋コンクリート住宅の専門メーカーは数が限られ、施主の体験談も木造ほど多くありません。だからこそ、一件の強い不満が長く検索に残り、実態より大きく見えてしまいやすいという事情もあります。
ただ、結論から先にお伝えすると、レスコハウスは、消防署や警察署と同じ耐震等級3を標準とし、阪神・淡路大震災や熊本地震でも倒壊ゼロを積み重ねてきた、災害への強さで群を抜く住宅メーカーです。東証プライムに上場する家電量販大手ヤマダホールディングスの完全子会社、ヒノキヤグループの一員という後ろ盾もあります。そのうえで、なぜ「後悔」「ひどい」と検索されるのか、理由を一つずつ見ていきましょう。検索される背景は、大きく次の7つに整理できます。
- 坪単価が木造より高く、初期費用がかさむ
- 地盤改良など、想定外の追加費用がかかることがある
- 間取りやデザインの自由度に構造上の制約がある
- 建てたあとの大規模リフォームや間取り変更が難しい
- 全館空調「Z空調」の乾燥やメンテナンスに手間がかかる
- 施工品質やアフター対応に担当者ごとの差が出ることがある
- 「コンクリートの家は寒い・結露する」というイメージがある
理由1. 坪単価が木造より高く、初期費用がかさむ
もっとも多く語られるのが「坪単価が高い」という声です。レスコハウスの坪単価の目安は商品によって60万円台から100万円ほどで、ローコストの木造住宅と比べれば高い部類に入ります。「桧家住宅やアイ工務店の1.5倍近かった」と感じる人がいるのは事実でしょう。
ただ、この価格差には明確な理由があります。鉄筋コンクリートは材料そのものが重く、型枠やパネルの製造、それを支える基礎づくりに木造以上の手間と費用がかかります。価格の高さは、地震・火災・台風に対する圧倒的な強さや、高い遮音性、長い耐用年数と引き換えに生まれているものです。
FP・宅建士の視点で見ると、坪単価の数字だけで高い安いを判断するのは早計です。火災保険料が木造より安く済むこと、構造の劣化が少なくメンテナンス周期が長いことまで含めれば、住み続けるあいだの総コストはむしろ抑えやすくなります。鉄筋コンクリート住宅という枠で見れば、大成建設ハウジングのパルコンなどと比べて手の届きやすい価格帯であり、価格は長い目での投資として捉えたいところです。
理由2. 地盤改良など、想定外の追加費用がかかることがある
「コンクリートの家は建物が重く、地盤改良費が想定よりかなり高くついた」という声もあります。本体価格だけを見て資金計画を立てると、後から差額に驚いてしまうわけです。
鉄筋コンクリート住宅は重量があるため、軟弱な地盤では地盤改良がほぼ必須になります。費用は地盤の状態しだいで、柱状改良なら100万円から200万円ほど、支持層が深い場合は鋼管杭などでさらに増えることもあります。木造より固定資産税が高めになりやすい点も、知らないと不安につながります。
対策はシンプルで、本体価格ではなく、地盤改良費や付帯工事費、税金まで含めた「総額」で資金計画を立てることに尽きます。土地が決まっている場合は、契約前に地盤調査の結果を確認し、改良費の見込みを出してもらいましょう。複数社で相見積もりを取れば費用感もつかめます。あらかじめ織り込んでおけば、想定外を防いで安心して進められます。
理由3. 間取りやデザインの自由度に構造上の制約がある
「自由設計と聞いていたのに、窓の位置や大きさ、間取りに思ったより制限が多かった」「外観が単調に感じる」という声もあります。デザインにこだわりたい人ほど、引っかかりやすいポイントです。
レスコハウスは、コンクリートパネルを箱型に組むWPC工法で建物を支えています。壁そのものが構造を担うため、壁を大きく抜いたり窓を自由に大きくしたりといった点では、木造ほどの自由度はありません。「自由設計」とはいっても、この仕組みの中での自由設計だと理解しておく必要があります。
一方で、壁で支える構造だからこそ、室内に柱の出ないすっきりとした大空間や、フラットな屋上を生かした青空リビングといった、コンクリートならではの提案が得意です。外観の単調さは、外構やタイル、打ち放しとの組み合わせ、色使いで十分に個性を出せます。実現したいイメージを設計の早い段階で具体的に伝え、可能かどうかを確認しておけば、仕上がりとのギャップは防げます。
理由4. 建てたあとの大規模リフォームや間取り変更が難しい
「子どもが独立したら間取りを変えたいのに、壁を抜けないと言われた」という声もあります。将来の暮らしの変化を見据える人にとっては、気になる点でしょう。
これも、壁で建物を支えるWPC工法の特性によるものです。木造のように間仕切りを気軽に取り払うことが難しく、大規模なリフォームには手間も費用もかかります。裏を返せば、それだけ頑丈で、地震の力を建物全体で受け止められるということでもあります。
対策は、建てる前の設計でなるべく長く使える間取りにしておくことです。将来の家族構成の変化を見越し、間仕切りで仕切り直せる広めの空間や、あとから追加しにくい配線・コンセントの位置まで含めて計画しておけば、構造の制約は大きな問題になりません。可変性より、変わらない頑丈さに価値を感じる人に向いた住まいだと考えるとよいでしょう。
理由5. 全館空調「Z空調」の乾燥やメンテナンスに手間がかかる
「Z空調は快適だけれど、冬の乾燥がひどくて加湿器が手放せない」「フィルター掃除が思ったより頻繁」という声もあります。快適さの裏側で、維持の手間を感じる人がいるわけです。
Z空調は、ヒノキヤグループが手がける全館空調で、家中の温度差を抑えてヒートショックのリスクを下げてくれる仕組みです。家全体を一定の温度に保つぶん空気が乾きやすく、フィルターの清掃も定期的に必要になります。これは性能が高い全館空調に共通する特性でもあります。
対策としては、設計の段階で各部屋に加湿器を置けるよう電源の位置を決めておくこと、フィルター清掃の頻度と手順を家族で分担しておくことが有効です。気密性の高いコンクリート躯体とZ空調は相性がよく、全館空調のわりに光熱費を抑えやすいという利点もあります。手間の中身を先に知っておけば、快適さを存分に生かせます。
理由6. 施工品質やアフター対応に担当者ごとの差が出ることがある
口コミで目立つのが「引き渡し時に傷や汚れがあった」「定期点検の連絡が来ない」「アフターの対応が遅かった」という声です。性能は高く評価されているのに、対応面が不満につながっているケースが見られます。
背景には、実際に現場を担う施工業者や、窓口となる担当者の経験によって、仕上がりや対応に差が出ることがあります。これはレスコハウスに限らず、人が関わる注文住宅の多くに共通する課題です。
対策は十分に可能です。打ち合わせの段階で担当者の知識や対応を見極め、合わないと感じたら遠慮なく変更を相談する。決めたことは口頭で終わらせず、図面やメールで記録に残す。建築中の現場を見学させてもらう。こうした一手間で満足度は大きく変わります。24時間365日対応のコールセンターや定期点検の体制も整っているため、引き渡し後の窓口を契約前に確認しておくと、より安心です。
理由7. 「コンクリートの家は寒い・結露する」というイメージがある
「コンクリートは熱を通しやすく、冬は寒くて結露しやすいのでは」という不安の声もあります。鉄筋コンクリート造に古いイメージを持つ人ほど、心配になる部分です。
はっきりお伝えすると、これは今のレスコハウスには当てはまりにくい思い込みです。コンクリートの外側を断熱材で包み、Low-E複層ガラスや24時間換気システムを組み合わせることで、寒さや結露を抑える設計になっています。気密性の高さを示すC値は0.42という実績があり、Z空調と組み合わせれば家中を一定の温度に保てます。
かつての「コンクリート=寒い」というイメージは、断熱が十分でなかった時代のものです。断熱・気密・換気をセットで備えた今の仕様であれば、夏も冬も穏やかな室温を保ちやすく、結露も換気で抑えられます。古い情報のまま敬遠してしまうのは、もったいない選択だと言えます。
【プロの総評】イメージではなく、実態で総合的に判断を
ここまで、レスコハウスが「後悔」「ひどい」と言われる7つの理由を検証してきました。あらためて整理すると、その内訳は次のように分けられます。
- 事前の準備・対策で避けられるもの……地盤改良など追加費用の把握、Z空調の乾燥対策とフィルター清掃、施工・担当者による差の見極め、デザインの制約の事前確認
- 鉄筋コンクリート住宅の特性として理解しておくもの……木造より高い初期費用、間取りの自由度や将来の可変性の制約、敷地条件によっては建てにくいケースがあること
- 根拠の薄い思い込み・誤解……「コンクリートは寒い・結露する」というイメージ、「専門メーカーは経営が不安」という見方(ヒノキヤグループはヤマダホールディングスの一員で、2019年の台風でも2,895棟が被害ゼロの実績)
こうして中身を開けてみると、「後悔」「ひどい」の正体は、家づくりそのものを揺るがすような事実ではなく、木造との価格観・仕組みの違いや、古いイメージへの誤解に集約されます。FP・宅建士の立場から総合的に評価すると、レスコハウスは、災害への圧倒的な強さ、高い遮音性、長く保てる資産価値という、木造では得がたい価値を、鉄筋コンクリート住宅としては比較的手の届く価格で実現している専門メーカーです。木造の物差しで測れば割高で不自由に見えても、その価値を必要とする人にとっては、ほかに代えがたい選択肢になります。ネット上の断片的な評判だけで判断せず、この後で解説する住宅性能・坪単価・実際の評判までを総合的に見て、ご自身の希望に合うかを冷静に見極めていきましょう。
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レスコハウスの良い評判と悪い口コミ

レスコハウスで実際に家を建てた人の評判は気になりますよね。ここでは、ネット上の口コミや評判を幅広く調査し、良い評判・悪い評判の両方をまとめました。家選びの判断材料にしてみてください。
良い評判
ではまず、良い口コミから紹介します。

大きな地震があった時、レスコハウスのコンクリートの家はほとんど揺れを感じなくて、家族みんなで「この家にして本当に良かったね!」って安心しました。大切な家族を守ってくれるシェルターみたいな存在です。災害が多い日本で暮らす私たちにとって、この信頼感は何物にも代えがたい宝物です。


Z空調のおかげで、家中どこにいても快適な温度で過ごせています。特に冬の朝、リビングから洗面所やトイレに行っても寒くないのが最高です。温度差がないからヒートショックの心配も減って、家族みんなが健康的に過ごせています。光熱費も抑えられて経済的にも助かっています。


レスコハウスのシンプルだけど洗練されたモダンなデザインが本当に気に入っています。特に外壁のコンクリートの質感は、見た目がかっこいいのはもちろん、汚れがつきにくくてお手入れが楽なのが嬉しいです。遊びに来た友人にも「素敵だね!」って褒められる自慢のマイホームです。
地震時の安心感や、全館空調「Z空調」による快適さ、コンクリートならではの高い遮音性を評価する声が多く見られました。築年数が経っても丈夫でメンテナンスが少ないという、長く住んでこその満足も目立ちます。災害に強い住まいは、日本周辺で発生する地震への備えという点でも心強い選択肢です。
悪い評判
では次に、悪い評判も見てみましょう。これらは前章で検証した「後悔・ひどいと言われる理由」と重なる部分が多く、いずれも事前の準備や理解で十分に備えられるものです。

レスコハウスを選んだ一番の理由は耐震性の高さでしたが、デザインの選択肢が少なくて、外観が少し単調に感じます。もっと個性を出したかったのですが、コンクリートパネルの工法上、間取りや窓の位置にも制限が多く、思ったほど自由な家づくりができなかったのは残念でした。
WPC工法による構造上の制約から、デザインや間取りに一定の制限があるのは確かです。契約前の設計段階で、外観のバリエーションや間取りの可能性を具体的に確認しておきたいところです。外構やタイルの組み合わせ、カラーリングなど、構造以外の部分で個性を表現する方法をあわせて検討しておけば、満足度の高い住まいに近づきます。

全館空調による乾燥は、多くの施主が感じる課題です。計画段階で加湿設備の導入や、各部屋に加湿器を置けるよう電源配置を考えておくと安心です。フィルター清掃の頻度や手順は契約前に確認し、家族での分担を決めておけば、暮らしはじめてからの負担を抑えられます。乾燥対策さえ押さえれば、家中の温度差がない快適さを存分に生かせます。

丈夫なコンクリートの家は魅力的でしたが、建物が重いため地盤改良が必要になり、その費用が想定よりもかなり高額でした。また、木造に比べて固定資産税が高いと聞き、将来的なメンテナンス費用も考えると正直少し不安を感じています。
地盤改良や固定資産税の増額は、鉄筋コンクリート造の特性として避けにくい要素です。資金計画では、フラット35の技術基準への適合も確認しつつ、本体価格に加えて地盤調査の結果による改良費、税金の増額分まで含めた総額で検討することが大切です。鉄筋コンクリート住宅は長期優良住宅の認定を受けやすく、税制優遇を得られる可能性もあります。長い目で見たライフサイクルコストを木造と比べれば、納得して判断できるはずです。鉄筋コンクリート造を比較検討中なら、東京組の評判・口コミもあわせてご覧ください。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての人が同じような経験をするとは限りません。実際に展示場へ足を運び、自分に合った住宅会社かどうかを自分の目で確かめることが最も大切です。
FP宅建士・不動産会社社長が解説するレスコハウスの住宅性能と特徴
レスコハウスは、鉄筋コンクリート住宅を専門に手がける、ヒノキヤグループの住宅メーカーです。災害に強い家づくりにこだわり続け、独自のWPC工法で「家族を守るシェルターのような住まい」を形にしてきました。価格の高さばかりが注目されがちですが、その中身は、耐震・耐火・遮音のどれをとっても、価格からは想像しにくいほど確かな実力を備えています。
そんなレスコハウスを、FP・宅建士として数多くの住宅会社を見てきた立場から総合評価すると、結果はこちらです。
| 項目 | 詳細 |
| 総合評価 | 92点
|
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
災害への圧倒的な強さと長く保てる資産価値を、鉄筋コンクリート住宅としては手の届きやすい価格で実現している点を評価し、総合評価は92点としました。前章で見たネガティブな評判の多くが「対策できる注意点」や「価格・仕組みへの誤解」だったことを踏まえると、この高評価にも納得していただけるはずです。
レスコハウスで家を建てる魅力は、大きく分けて次の5つに整理できます。

1. 災害から家族を守る「シェルター性能」
レスコハウスの最大の強みは、鉄筋コンクリートパネルを箱型に組むWPC工法による、災害への圧倒的な強さです。
- 地震に強い:消防署や警察署と同じ耐震等級3を標準とし、地震の力を壁面全体で受け止めます。建物の変形量は木造の約6分の1以下に抑えられ、阪神・淡路大震災では全495棟が損壊ゼロ、激震地の66棟ではガラス一枚も割れませんでした。熊本地震でも23棟すべてが倒壊・損壊ゼロという実績を残しています。
- 火災に強い:コンクリートは燃えない材料で、1,000℃を超える高温でも強度を保ち、燃え崩れません。自宅からの出火はもちろん、隣家からのもらい火のリスクも大きく下げられます。耐火性能の高さは、火災保険料の優遇にもつながります。
- 風水害に強い:重量のある一体の箱型構造により、暴風や洪水にも強さを発揮します。2019年の台風15号・19号で被害の大きかった千葉県でも、レスコハウスの2,895棟は被害ゼロでした。
2. 100年先を見据えた「資産価値の高さ」
コンクリート住宅は、耐久性の高さから、長期的に見て優れた資産価値を保ちます。
- 長い耐用年数:木造住宅の法定耐用年数が22年であるのに対し、鉄筋コンクリート造は47年と倍以上です。レスコハウスは構造の工夫により、さらに長い耐用年数をうたっています。
- メンテナンス費の抑制:外壁塗装などの定期的な手入れは必要ですが、構造体そのものの劣化が少ないため、長い目で見た修繕費を抑えやすい住まいです。
- 火災保険料の優遇:耐火性能が高いぶん、火災保険料が木造住宅より安くなるという経済的なメリットもあります。
FP・宅建士の視点では、耐用年数の長さと資産価値の保ちやすさは、住宅ローンや将来の住み替え・相続まで見据えたときに効いてきます。建てるときの価格だけでなく、保有しているあいだのコストと価値の両面で評価したい住まいです。
3. 快適な暮らしを実現する「高い基本性能」
災害への強さだけでなく、日々の暮らしの心地よさにも優れています。
- 高い遮音性:壁の質量が木造の約3倍あり、外の騒音をしっかり遮ります。大通りや線路沿いでも静かで、室内の音も外に漏れにくいため、ピアノやホームシアターを楽しみたい人にも向いています。
- 選べる全館空調「Z空調」:ヒノキヤグループが手がける全館空調「Z空調」を採用でき、家中の温度差を抑えてヒートショックのリスクを下げます。気密性の高いコンクリート躯体と相性がよく、効率的に使えるのが特長です。気密性を示すC値は0.42という実績があります。
4. 大手グループならではの「長期的な安心感」
レスコハウスは、東証プライムに上場する家電量販大手ヤマダホールディングスの傘下、ヒノキヤグループの一員です。専門メーカーでありながら大手グループの基盤を持つ点は、長く住むうえでの安心材料です。
- 最長60年の長期保証:構造躯体は初期保証60年、不同沈下は30年、防水は15年(有償メンテナンスで延長可能)、住宅設備は10年で何度でも無償修理という体制です。引き渡し後は短いスパンの点検から始まり、30年目までは無料の定期点検を受けられます。
- 充実のサポート体制:24時間365日対応のコールセンターを設けており、万が一のトラブルにも対応できる体制を整えています。
5. コンクリート住宅の特性を活かした設計
WPC工法には構造上の制約もありますが、それを魅力に変える設計提案が可能です。
- 柱のない大空間:壁で構造を支えるため、室内に柱の出ないすっきりとした大空間をつくれます。
- 屋上の活用:フラットな屋根が基本となるため、屋上を庭やテラスとして使う「青空リビング」の提案を得意としています。最大積載荷重に余裕のある構造ならではの使い方です。
これらの特性を理解したうえで、自分たちの暮らし方に合うかを見ていくことが、満足度の高い家づくりの第一歩になります。
レスコハウスはひどい?ネット上の評判をプロが分析
レスコハウスには、ここまで見てきたように様々な口コミがあります。ここでは、それらをまとめて分析しながら、ネット上の評判をどう読み解けばよいのか、そして実際のところはどうなのかを整理していきます。
評判を読み解くときの注意点
ネット上の評判は参考になりますが、そのまま受け取る前に押さえておきたい点があります。
- 情報の鮮度:鉄筋コンクリート住宅は専門メーカーが少なく、古い口コミが長く検索に残りがちです。断熱や設備は年々改良されているため、数年前の評判が今の仕様と異なることがあります。
- 木造の基準で見ていないか:坪単価や間取りの自由度を木造と同じ物差しで比べると、コンクリート住宅は不利に見えます。比べる相手は、同じ鉄筋コンクリート造のメーカーが適切です。
- 匿名性:満足した人はわざわざ書き込まない一方、不満を持った人は声を上げやすい傾向があります。一件の強い不満が、実態以上に目立っていることもあります。
高く評価されるポイント
災害への圧倒的な強さ。多くの施主が挙げるのは、地震時の安心感です。「震度の大きい地震でもほとんど揺れを感じなかった」「家にいるのが一番安全だと実感した」といった声が目立ち、過去の大地震での損壊ゼロという実績がそれを裏づけています。
Z空調による快適な住環境。「家中どこにいても温度差がない」「ヒートショックの不安が減った」など、全館空調への満足度は総じて高めです。気密性の高いコンクリート躯体との相性のよさが評価されています。
優れた遮音性能。「交通量の多い道路沿いでも静か」「子どものピアノを気兼ねなく練習させられる」といった声が多く、これはコンクリート構造の物理的な特性による確かなメリットです。
気になる声と、その受け止め方
施工品質のばらつき。品質を評価する声が多い一方で、一部に施工や引き渡し時の不具合、アフター対応の遅さを指摘する声もあります。これは現場を担う業者や担当者による差が原因と考えられ、契約前の見極めと、建築中の現場確認である程度防げます。
Z空調の運用の手間。快適さの裏で、冬の乾燥やフィルター清掃の手間を挙げる声もあります。加湿の計画と清掃の分担を先に決めておけば、負担は抑えられます。
設計の制約とコスト。間取りの自由度や、地盤改良を含む費用への言及も見られます。これはコンクリート住宅の特性によるもので、総額での資金計画と、設計段階での実現可能性の確認で備えられます。気になる点はいずれも、事前の準備で前向きに乗り越えられるものです。
FP宅建士・不動産会社社長からの総合評価
これらの評判を総合すると、レスコハウスは明確な強みを持つ、専門性の高い住宅メーカーだと言えます。構造の安全性や遮音性は、コンクリート造の物理的な特性に基づく確かなメリットであり、法定耐用年数47年という数字が示すように、資産価値の維持という点でも木造より有利です。都市部の狭い土地や騒音の多い立地ほど、この強みが生きてきます。
一方で、設計の自由度や維持の手間、初期費用は、WPC工法を選ぶうえで理解しておきたい特性です。ただし、最長60年の長期保証や30年目までの無料点検、メンテナンス周期の長さを踏まえれば、長い目で見たコストは必ずしも割高にはなりません。レスコハウスが真価を発揮するのは、災害への備えを最優先し、静かな住環境を求め、長く頑丈に住みたいという価値観を持つ人です。耐震性を重視した家づくりでは、タカマツハウスの注文住宅も堅実な選択肢として比較対象になります。
失敗しないレスコハウスで家を建てる5つのポイント

レスコハウスで理想の住まいを手に入れるには、いくつかの大切なポイントがあります。前章までで見た「後悔・ひどいと言われる理由」を踏まえれば、押さえるべき点は自然と見えてきます。後悔のない選択をするために、次の5つを意識して進めましょう。
- 複数社との比較検討を徹底する
- Z空調の特性を正しく理解して導入を判断する
- 将来を見据えた間取り設計を慎重に行う
- ライフサイクルコスト全体で資金計画を立てる
- デザインの制約を事前に確認して理想像を調整する
1. 複数社との比較検討を徹底する
レスコハウスの価値を正しく見極めるには、他の鉄筋コンクリート造メーカーや、木造・鉄骨造との比較が欠かせません。大成建設ハウジングのパルコンなど、似た工法を持つメーカーと坪単価・性能・デザインを並べて比べることで、レスコハウスの立ち位置がはっきりします。実際の施主の口コミも、良い面と気になる面の両方を幅広く集めて、客観的に判断していきましょう。
2. Z空調の特性を正しく理解して導入を判断する
Z空調は快適さに大きく貢献しますが、冬の乾燥対策やフィルター清掃といった手入れが必要です。契約前に、運用にかかる費用やメンテナンスの頻度を確認し、加湿器の設置計画や清掃の分担を家族で話し合っておきましょう。機器の設置場所による運転音も考え、寝室や書斎との位置関係を踏まえて配置を決めると、住みはじめてからの満足度が高まります。
3. 将来を見据えた間取り設計を慎重に行う
WPC工法では、建てたあとの大きな間取り変更が難しくなります。家族構成の変化や年齢を重ねたあとの暮らしを見越し、長く使える間取りを最初の設計で固めておくと安心です。あとから足しにくい配線やコンセントの位置、将来のバリアフリー対応まで含めて計画しておけば、住みはじめてからの後悔を防げます。
4. ライフサイクルコスト全体で資金計画を立てる
建築費用だけでなく、地盤改良費、固定資産税、定期的な外壁塗装や防水工事といった維持費まで含めた総額で判断しましょう。保証や無料点検でカバーされる範囲と、それ以外に必要となる費用を正確に把握しておくと、長い目での家計の見通しが立てやすくなります。木造との維持費の差まで含めて比べることで、納得のいく資金計画になります。
5. デザインの制約を事前に確認して理想像を調整する
コンクリートパネル工法では、窓の大きさや位置、外観に一定の制約があります。理想の住まいのイメージを具体的に整理し、それがレスコハウスの設計範囲で実現できるかを、初期段階で詳しく確認しておくことが欠かせません。制約のある部分は、外構やインテリア、色使いで個性を出す代替案を考えておけば、完成後のギャップを最小限に抑えられます。
これらを事前に押さえ、しっかり準備して進めることで、レスコハウスの優れた特性を最大限に生かした家づくりが実現します。
レスコハウスの実際の坪単価を宅建士社長が解説
レスコハウスの坪単価は、商品やプランによって幅がありますが、おおむね60万円台から100万円ほどが目安です。第三者の調査では平均83.3万円(2026年・大手ポータルの調査)という数字もあり、ボリュームゾーンは80万円台に集まります。高い住宅性能とデザインを両立させたい人には、建築家と建てるテラジマアーキテクツも人気ですが、まずは商品ごとの価格帯と特徴を見ていきましょう。
商品別の坪単価

キューブセレクト(企画住宅):60万円〜80万円
企画住宅のキューブセレクトは坪単価60万〜80万円ほどで、レスコハウスの中では最も手の届きやすい価格帯です。「プランを選ぶ」「オプションを足す」「内装・設備の色を選ぶ」の3ステップで家づくりが進み、180のプランから選べます。「照明やカーテン、Z空調がキャンペーンで含まれていてお得だった」という施主の声もあります。
キューブフィット(注文住宅):80万円〜100万円
注文住宅のキューブフィットは坪単価80万〜100万円ほどで、完全自由設計に対応します。コンクリートの質感を生かしたスタイリッシュな外観が特徴で、フォルムや風合いの選択肢が豊富に用意されており、こだわりを反映した住まいを実現できます。
キューブワン(平屋住宅):80万円〜95万円
平屋住宅のキューブワンは坪単価80万〜95万円ほどで、暮らし方に合わせた平屋ならではのプランが組めます。人気の高まる平屋を、コンクリート造の頑丈さで実現できる商品です。
坪数別の建築総額シミュレーション
坪単価をもとに本体価格の目安を出すと、次のようになります。
30坪の場合
- キューブセレクト:1,800万円〜2,400万円
- キューブフィット:2,400万円〜3,000万円
40坪の場合
- キューブセレクト:2,400万円〜3,200万円
- キューブフィット:3,200万円〜4,000万円
50坪の場合
- キューブセレクト:3,000万円〜4,000万円
- キューブフィット:4,000万円〜5,000万円
これらは建物本体価格の目安です。鉄筋コンクリート造は建物が重く、地盤改良や基礎のグレードアップが必要になりやすいため、実際の総額はこれに付帯工事費や諸費用が加わります。土地から探す場合は、その費用も別途見込んでおきましょう。
他社との価格比較
レスコハウスの坪単価は、木造の桧家住宅やアイ工務店、アキュラホームと比べると1.5倍近い価格帯に位置します。一方で、同じ鉄筋コンクリート造の大成建設ハウジングのパルコンと比べるとやや抑えめで、コンクリート住宅としては比較的リーズナブルな部類だと言えます。
口コミでも「ネットの坪単価は建物だけの価格で、実際はもっとかかる」という指摘があり、総額で考えることの大切さがうかがえます。同じ価格帯で木造の高性能住宅を検討するなら、【総合評価92点】マツシタホームは高い?後悔する?FP宅建士不動産会社社長が本音レビューも候補になります。
坪単価だけを見れば決して安くはありませんが、高い耐震・耐火性能や全館空調といった技術に裏づけられた価格であり、長い目で見たライフサイクルコストまで含めれば、納得感のある水準だと評価できます。
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レスコハウスの商品ラインナップ
レスコハウスは、鉄筋コンクリート住宅の専門メーカーとして、目的に合わせた商品をそろえています。独自のWPC工法(ウォール・プレキャスト・コンクリートパネル工法)を土台に、それぞれの特徴を見ていきましょう。
注文住宅「キューブフィット」
キューブフィットは、完全自由設計の注文住宅です。コンクリートの質感を生かしたスタイリッシュな外観が特徴で、暮らしに合わせてワンランク上の住まいを実現できます。スクリーン格子と打ち放しの組み合わせなど外観の選択肢が幅広く、家族の気配がつながるブリッジや吹抜けを介したスタディルーム、屋上の青空リビングなど、コンクリート住宅ならではの空間提案が得意です。
企画住宅「キューブセレクト」
キューブセレクトは、コンクリート住宅の強さとデザインを兼ね備えた企画型の住まいです。「プランを選ぶ」「オプションを足す」「内装・設備の色を選ぶ」の3ステップで家づくりが進み、全180のプランから選べます。災害に備える機能を満たした厳選プランがそろい、Z空調などの設備も組み込めるため、迷わず進めたい人に向いています。
平屋住宅「キューブワン」
キューブワンは、平屋に特化した商品です。閉じる空間と開く空間を組み合わせ、暮らし方に合わせた平屋ならではのプランを提案します。家族が集まる開放的なリビングを中心に、ワンフロアで完結する平屋の利点を生かし、バリアフリーや家族のつながりやすさにも配慮した構成です。
賃貸・併用住宅「タウンコード」
タウンコードは、賃貸住宅・併用住宅向けの商品です。その街に住む人のための賃貸住宅をコンセプトに、市場調査をもとにニーズに合った住まいを提案します。コンクリート造の高い遮音性とプライバシー性能で賃貸としての付加価値を高めており、長い耐用年数による資産価値の維持も見込めます。
シェルターパッケージ
シェルターパッケージは、災害に強いコンクリート住宅に「太陽光発電システム」「蓄電池」「貯水タンク」を組み合わせ、在宅での避難をより安心にするパッケージです。停電や断水を想定した備えを、住まいそのものに組み込めるのが特徴です。
共通する技術的特徴
すべての商品に共通するのは、WPC工法による高い構造性能です。工場で作ったコンクリートパネルを箱型に一体化することで、木造や鉄骨造を上回る基本性能を実現しています。屋上を青空リビングとして使える積載性能や、ヒノキヤグループの全館空調「Z空調」を採用できる点も、レスコハウス全商品に共通する魅力です。
レスコハウスで家を建てるメリットとデメリット

レスコハウスは、独自のWPC工法による鉄筋コンクリート住宅を専門とする、ヒノキヤグループの住宅メーカーです。高い耐震性と快適性を両立した住まいを提供していますが、その特性を理解して検討することが欠かせません。ここでは、これまでの内容を整理しながら、メリットとデメリット、そして向いている人・おすすめできない人をまとめます。
レスコハウスで家を建てるメリット4つ
鉄筋コンクリート造という構造の強みと、ヒノキヤグループの技術力により、レスコハウスには多くの利点があります。
1. 災害に対する圧倒的な強さ
レスコハウスの最大の特徴は、その構造の強さです。阪神・淡路大震災では全495棟、熊本地震では23棟すべてで損壊・倒壊ゼロという実績を持ち、WPC工法の箱型構造は地震の力を面で受け止め、建物の変形を木造の約6分の1以下に抑えます。耐火性能も高く、1,000℃を超える高温でも燃え崩れません。台風でも、被害の大きかった地域で2,895棟が無被害という記録があります。
2. 優れた快適性と省エネ性能
壁の質量が木造の約3倍あるため、遮音性が非常に高く、外の騒音を抑え、室内の音も漏れにくいのが特長です。音楽室やホームシアターにも向いています。全館空調「Z空調」を組み合わせれば家中の温度を一定に保て、気密性を示すC値0.42という高気密の躯体と相性よく、効率的に使えます。
3. 長期的なコストパフォーマンス
初期費用は木造より高めですが、鉄筋コンクリート造としては手の届きやすい価格帯です。構造体の劣化が少なくメンテナンス周期が長いため、住み続けるあいだのランニングコストを抑えやすく、火災保険料の優遇も期待できます。長い目で見たコストで評価したい住まいです。
4. 柔軟な設計と空間活用
注文住宅のキューブフィットでは完全自由設計が可能で、企画住宅のキューブセレクトでは180のプランから選べます。屋上の青空リビングを使えば、都市部の狭い土地でも開放的なプライベート空間を確保できます。長期の保証やオンライン打ち合わせなど、サービス面も整っています。
レスコハウスで家を建てるデメリット4つ
一方で、鉄筋コンクリート造ならではの注意点もあります。いずれも事前に知っておけば備えられるものです。
1. 初期費用と維持コストが高めになりやすい
坪単価は木造の人気メーカーと比べて1.5倍近くになることがあります。建物が重いため地盤改良や基礎の強化が必要になりやすく、固定資産税も木造より高めになる傾向があります。外壁や屋上防水の手入れにも費用がかかるため、総額とライフサイクルコストで判断したいところです。
2. 構造上の制約と将来の可変性
壁で建物を支える構造のため、建てたあとの大きな間取り変更やリフォームが難しく、費用もかかります。壁の一部を大きな窓にするにも制約があり、設計の自由度には限界があります。配線やコンセントの増設も手間がかかるため、最初の設計でしっかり決めておく必要があります。
3. 快適性能における課題
Z空調は快適な一方で、冬は空気が乾燥しやすく、加湿器が必要になります。フィルター清掃などの手入れも定期的に欠かせません。コンクリート壁は電波を通しにくいため、Wi-Fiの中継器が必要になる場合もあります。これらは対策しやすい項目ですが、暮らしはじめる前に把握しておきたいところです。
4. 施工・アフターサービスの品質にばらつき
営業や設計の担当者、施工を担う業者によって、対応や仕上がりに差が出ることがあります。定期点検の連絡やアフター対応の速さに不満の声もあるため、契約前の見極めと、引き渡し後の窓口の確認が欠かせません。
レスコハウスが向いている人
これらの特徴を踏まえると、レスコハウスは次のような人に向いています。
安全性と静音性を最優先する方
地震・台風・火災への最高レベルの備えを求める人に最適です。自宅を家族の命と財産を守るシェルターと考える人には理想的な選択肢になります。騒音に悩まされたくない人、自宅で音楽や映画を楽しみたい人にも向いており、交通量の多い立地ほど強みが生きます。長期的な安心を重視する人は、コンチネンタルホームの保証体制もあわせて参考になります。
快適性と経済性のバランスを重視する方
Z空調による家全体の温度管理でヒートショックのリスクを下げたい人に向いています。長い目でメンテナンスコストを抑えたい人や、鉄筋コンクリート造を他のメーカーより抑えた価格で建てたい人にも適しています。
特殊な空間活用や資産価値を求める方
屋上を生かした暮らしに魅力を感じる人、都市部の限られた敷地で開放的な空間を確保したい人に最適です。音楽スタジオやホームシアターなど特殊な用途に対応したい人、将来の資産価値を重視する人にもおすすめできます。高性能住宅を検討中の方は、細田工務店の評判・口コミもぜひ参考にしてみてください。
レスコハウスをおすすめできない人
一方で、次のような人は、他の住宅会社もあわせて検討した方がよいかもしれません。
初期費用とメンテナンス負担を避けたい方
建築費用をできるだけ抑えたい人や、地盤改良などの追加費用を避けたい人には向きません。免震・制震の仕組みで家具の転倒リスクまで抑えたい人にも、物足りなく感じられることがあります。
将来の可変性と設備の自由度を重視する方
将来、間取り変更や大規模なリフォームを考えている人には制約が大きくなります。建てたあとに設備を気軽に追加・変更したい人や、デザインの自由度を最優先したい人にも合いにくい面があります。
快適性の細かな要求がある方
Z空調の定期的な手入れを負担に感じる人や、冬の乾燥が苦手で加湿器を使いたくない人には向きません。空調の運転音が気になる人にも注意が必要です。コスト面での比較を考えるなら、関東で実績のある昭栄建設も候補になります。
サービス品質の安定性を重視する方
アフターサービスの速さや質を強く重視する人や、担当者・施工業者による差を避けたい人は、契約前の見極めを丁寧に行う必要があります。塩害が心配される海沿いの地域での建築を考えている人にも、事前の確認が欠かせません。
レスコハウスは優れた特性を持つ住宅メーカーですが、その特徴が自分の暮らし方や価値観に合うかを冷静に見極めることが、満足のいく家づくりにつながります。
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レスコハウスのよくある質問に宅建士社長がお答え
ここからはレスコハウスに関するよくある質問を紹介していきましょう。
Q1. レスコハウスで「後悔」「ひどい」と言われるのはなぜですか?
A. 鉄筋コンクリート住宅を専門とする数少ないメーカーで、住まいの作り方も価格の成り立ちも木造と大きく違うため、木造の物差しで比べると「高い」「制約が多い」と映りやすいことが背景にあります。実際に理由を検証すると、地盤改良などの追加費用やZ空調の乾燥、施工の差といった事前対策で避けられる注意点、間取りの自由度や将来の可変性という構造上の特性、そして「コンクリートは寒い・経営が不安」という根拠の薄い誤解に整理できます。耐震等級3を標準とし、大地震でも倒壊ゼロを積み重ねてきた実態を見れば、家づくりそのものを揺るがす致命的な問題ではありません。
Q2. レスコハウスの坪単価や、地盤改良などの追加費用はどのくらいですか?
A. 坪単価は商品によって60万円台から100万円ほどで、第三者調査では平均83.3万円という数字もあります。鉄筋コンクリート造は建物が重いため、地盤改良がほぼ必須となり、柱状改良で100万〜200万円ほど、支持層が深い場合はさらにかかることもあります。本体価格だけでなく、地盤改良費や付帯工事費、税金まで含めた総額で資金計画を立て、契約前に地盤調査の結果を確認しておくと安心です。
Q3. レスコハウスの保証はどのくらいですか?
A. 構造躯体は初期保証60年、不同沈下は30年、防水は15年(有償メンテナンスで延長可能)、住宅設備は10年で何度でも無償修理という体制です。引き渡し後は短いスパンの点検から始まり、30年目までは無料の定期点検を受けられます。24時間365日対応のコールセンターもあり、長く住むうえでの安心材料がそろっています。保証や点検の具体的な条件は改定されることもあるため、契約前に最新の内容を確認しておきましょう。
Q4. 屋上(青空リビング)は追加料金がかかりますか?
A. 青空リビングはオプション設定で、追加料金が発生します。具体的な金額は仕様や面積によって変わるため、展示場で見積もりを依頼するのが確実です。フラットな屋根を生かせるのはコンクリート住宅ならではの利点なので、暮らし方に合うなら検討する価値があります。
Q5. レスコハウスはどこの会社ですか?
A. 株式会社ヒノキヤレスコが運営するブランドで、ヒノキヤグループの一員です。ヒノキヤグループは、東証プライムに上場する家電量販大手ヤマダホールディングスの完全子会社です。本社は東京都千代田区丸の内、工場は茨城県稲敷市にあり、専門メーカーでありながら大手グループの基盤を持つ点が強みです。
Q6. 展示場はどこにありますか?
A. 横浜、さいたま新都心、立川、新川崎、錦糸町、松戸、駒沢などに展示場があります。展示場ごとに異なる仕様の建物を見学でき、Z空調を搭載した二世帯住宅などを実際に体感できます。コンクリート住宅の質感や静けさは現地でこそ実感できるため、足を運んで確かめてみることをおすすめします。
まとめ
レスコハウスは、鉄筋コンクリート造による高い耐震性・耐火性と、長く保てる資産価値を、コンクリート住宅としては手の届きやすい価格で実現している専門メーカーです。災害への圧倒的な強さ、高い遮音性、全館空調「Z空調」による快適さなど、木造では得がたい価値が多くあります。一方で、初期費用や維持コストが木造より高め、間取りや将来の可変性に制約があるなど、知っておくべき注意点も存在します。
この記事の冒頭で見たように、レスコハウスは「後悔」「ひどい」といったネガティブなワードで検索されることがあります。しかし一つずつ検証してみると、その中身は「事前の準備・対策で避けられる注意点」「鉄筋コンクリート住宅の特性として理解しておくこと」「根拠の薄い思い込み・誤解」に分けられ、家づくりそのものを揺るがすような致命的な問題は見当たりませんでした。木造の物差しで測ったときのギャップや、古いイメージへの誤解が、強い言葉になって検索に表れていたというのが実態です。
家づくりを成功させるには、ネット上の断片的な評判に振り回されるのではなく、メリット・デメリットと、自分自身の暮らし方や価値観をしっかり見極めて選ぶことが大切です。FP・宅建士の立場から総合的に見て、災害への備えや静かな住環境、長く頑丈に住みたいという思いがあるなら、レスコハウスは自信を持っておすすめできる選択肢の一つです。災害に強い家づくりを幅広く比べたい方は、【総合評価86点】穴吹工務店はやばい?後悔する?一級建築士・宅建士が本音レビューもあわせて参考にしてみてください。
この記事が、レスコハウスで家を建てるかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。より詳しく知りたい方は、公式サイトや資料請求、展示場の見学を活用して情報を集め、疑問や不安は担当者に直接相談しながら、納得のいく家づくりを実現してください。





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