株式会社東京組の評判と口コミは?公開投稿94件の傾向と坪単価や保証を検証

東京組の評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

東京組は、完全自由設計と、防火認定を取ったオリジナルの木製サッシを掲げて、東京都を中心に注文住宅を手がけている会社です。公開投稿には、デザインや狭い土地への提案を評価する記録がある一方、施工の精度や引き渡し後の補修が進まなかったという内容も集まっています。評価が分かれる会社なので、何が分かれているのかを分けて読む必要があります。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートに加えて、公開投稿94件を対象とした独自の口コミ調査を行いました。価格、性能、保証、許認可については、公式サイトと国税庁や東京都の公開資料で照合しています。

東京都内で、狭い土地や変形した土地にデザインを優先して建てたい方なら、東京組は検討候補に入ります。坪単価と平均価格が公式に示されている点も、比較の出発点として扱いやすい部分です。ただし公式に掲げられているのは耐震等級2と断熱等級5の相当表記で、保証は最長10年です。施工と引き渡し後の対応については気になる投稿が集まっているので、検査と補修の進め方を契約前に決めてから進んでください。

この記事でわかること

  • 公開投稿で評価された点と、気になるとされた点
  • 94件の内訳をどう読めばいいか
  • 公式に出ている坪単価と平均価格に何が含まれないか
  • 木製サッシと塗り壁を契約前に確かめる方法
  • 耐震等級2・断熱等級5の「相当」という表記の意味
  • 向いている人と、他社とも比べたほうがいい人
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月18日

東京組の評判・口コミを公開投稿94件から確認

集めた投稿でいちばん多かったのは、施工の仕上がりに関する内容で29件でした。次いで引き渡し後の対応が18件、打ち合わせが13件と続きます。全体では良い内容が20件、気になる内容が49件、どちらとも言えない内容が25件でした。

公開投稿94件の内訳。媒体別は口コミサイト30件、掲示板Q&A47件、SNS0件、個人ブログ17件、動画コメント0件。傾向別は良い20件、気になる49件、中立25件
媒体別と傾向別の集計です。無作為抽出による評価割合ではありません。

対象は、2026年8月の時点でインターネット上に公開され、本文と個別URLの両方を確認できた投稿です。1件につき主な話題を1つだけ付けました。同じ方が複数回投稿している可能性があるため、94件は人数ではなく投稿URLの件数です。

この調査は無作為抽出でも全件調査でもありません。ですから、件数の多い少ないが世の中の評価の割合を表すわけではなく、施主本人へのアンケートとも別のものです。媒体は口コミサイト、住宅系の掲示板、個人ブログが中心で、個別の媒体名や投稿者は記事に載せていません。

話題 投稿に書かれていた主な内容
施工・仕上がり 図面との相違、塗り壁の仕上がり、手直し後の状態、現場管理
アフターサービス 補修までの時間、点検の連絡、木製窓の部品待ち
営業・打ち合わせ 連絡の速さ、近隣への挨拶、契約前の説明
住宅性能・住み心地 冬と夏の体感、木製サッシの気密、遮音
デザイン・商品 外観と内装、木製窓の使い勝手、塗り壁の風合い
設計・間取り 図面への反映、寸法の詰め、狭い土地での提案
価格・費用 見積もりの諸経費、減額の調整、価格に対する納得感
公開投稿94件の話題別件数。住宅性能・住み心地11件、設計・間取り8件、デザイン・商品9件、営業・打ち合わせ13件、施工・仕上がり29件、価格・費用6件、アフターサービス18件、その他0件
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。

デザインと設計に関する投稿

デザインと商品を話題にした投稿は9件で、良い内容が4件でした。木製サッシや吹き付けの外壁、提案の内容を他社と比べたうえで東京組に決めたという記録があります。デザインと現場監督の対応、入居後の対応をあわせて評価した投稿もありました。

設計と間取りは8件です。用賀のショールームを訪ねて、候補地の間取りと見積もりの提案を受けたという記録があります。本社で設計士が同席し、ラフプランを2案受け取ったという投稿もありました。気になる側では、図面の修正や補助金の説明が進まず、施主の側から確認を続ける必要があったという記録がありました。

気になる内容の中には、階段や天井の寸法、指定した部材の違いが残ったという投稿もあります。融通は利くけれども、設計の確認と現場の管理を施主が負担したという記録も見つかりました。自由度が高い進め方は、決めることも確かめることも増えるという読み方ができます。

施工の仕上がりに関する投稿

この話題は29件で、いちばん多い話題でした。良い内容が5件、気になる内容が17件、どちらとも言えない内容が7件です。

良い側では、こだわった家の施工に満足したという記録、近隣への配慮と職人の姿勢、外壁塗装の仕上がりを評価した投稿があります。築10年の時点で第三者の検査を入れ、5点の修正で大きな施工の問題はなかったという記録もありました。

気になる側では、図面との相違、階段の異音、手直しをしたあとの凹凸を挙げた記録がありました。未完成の状態で入居が延びたあとも雨の侵入や設備の落下が続いたという報告もあります。塗り壁のひびや剥離、施工のむらを入居後に感じたという投稿も見つかりました。

どちらとも言えない7件は、両方を並べて書いたものが多くを占めます。現場の管理と工期には難しさがあったが、価格まで含めれば中くらいだという記録がありました。設計は粗かったが監督と職人が問題を解決した、外壁の汚れはあるが大工の丁寧さと狭い土地への対応は良かった、という投稿もあります。

ここから読み取れるのは、担当した監督や職人によって経験が変わっているということです。会社全体の品質をこの件数から決めることはできません。ただ、施主の側が現場を見て指摘した記録、第三者の検査を入れた記録が実際にあることは、契約前の取り決めを考えるうえで重い材料です。

引き渡し後の対応に関する投稿

この話題は18件で、良い内容が3件、気になる内容が12件、どちらとも言えない内容が3件でした。良い側では、施工中の指摘に早く動いてもらえた、点検のときの補修が丁寧だった、連絡すれば当時の現場監督が確認と修繕に来たという記録があります。

気になる側では、輸入した木製窓の金具を待つ期間が長かった、補修が進まないまま木枠が傷んだ、玄関の歪みが10年ほど直らなかったという投稿がありました。築3年で木製サッシから隙間風があり、半年間点検に来なかったという記録もあります。

公式には、入居後2年間に2回の定期点検を行い、入居者専用の窓口を設けると案内されています。投稿の中には、築3年や築14年など、2年を過ぎてからの困りごとを書いたものがありました。時期を明記していない投稿もあるため件数までは数えていませんが、2年を過ぎたあとに誰へ連絡し、どのくらいで返答があるのかは、契約前に確かめておいてください。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

公開投稿94件の内訳をどう読むか

この94件には、ほかの会社を調べたときとは違う特徴があります。投稿している人の立場です。

施主または入居者と確認できたのが67件で、全体の多くを占めます。契約を検討中か打ち合わせ中の方が21件、見学した方が6件でした。検討段階の感想ではなく、建てて住んだ方の記録が中心だということです。

媒体の種類は口コミサイト30件、住宅系の掲示板47件、個人ブログ17件でした。ただし投稿先のサイト単位で見ると、94件のうち75件が同じサイトに集まっています。種類は3つに分かれていても、実際の出どころは偏っているということです。投稿の年は2006年から2025年までで、2015年以前が27件、2016年以降が66件、年が分からないものが1件です。

そのうえで、この94件は無作為に選んだものではありません。公開の場に残り、本文と個別URLを確認できたものだけです。良い経験は書かれずに終わることもあります。件数の比率をそのまま会社の評価として読むことはできません。

東京組の会社情報と契約する相手

注文住宅を手がけているのは株式会社東京組です。ここ数年で資本と組織が動いているので、順番に整理しておきます。

項目 公式・公的資料で確認した内容
注文住宅の事業者 株式会社東京組
法人番号 9010901007951
本社 東京都世田谷区用賀4丁目10番1号 世田谷ビジネススクエアタワー23階
代表者 代表取締役 前田俊介
設立 1993年11月1日
施工エリア 東京都全域。神奈川県、埼玉県、千葉県は一部エリア
建設業許可 東京都知事許可(特-6)第107331号
宅地建物取引業 東京都知事(6)第76154号
一級建築士事務所 東京都知事 第63387号

資本については、2022年5月26日にカシワバラ・コーポレーションが全株式を取得し、完全子会社になったと親会社が公表しています。組織では、2023年3月1日に旧子会社2社を吸収合併したと公式に告知されています。古い投稿に出てくる関連会社の名前は、現在は東京組に統合されているということです。

建設業許可は、東京都が公表している2026年6月末現在の名簿でも、商号と所在地が一致することを確認できました。住宅保証機構の業者登録番号は(1-1301)第10033644号です。令和7年度には、東京都の宅地開発無電柱化推進事業者に認定番号No.0011で認定されています。

施工エリアは東京都全域で、神奈川県、埼玉県、千葉県は一部と公式に回答されています。どの市区町村が対象かまでは公開資料で確認できませんでした。投稿にも、請負契約と設計契約の相手先が同じかを尋ねたものがあります。契約書に書かれた会社名と法人番号を、設計と工事のそれぞれで確かめてください。

東京組の坪単価は95万円。何が含まれないかを先に見る

この会社は、価格の目安を公式に出しています。公式のよくある質問には、坪単価が税別で95万円、平均価格が4,000万円と書かれています。どちらもプランや要望で変わる数字です。

ここで先に見ておきたいのが、含まれない費用です。簡易見積もりのページには、坪単価に設計料と消費税を含まないと明記されています。設計費の目安は建築費の6%前後です。地盤改良や解体も別途になります。

項目 公式に書かれている内容 契約前に確認すること
坪単価 95万円(税別)。プランにより変動 自分の敷地と要望での見込み
平均価格 4,000万円。要望により変動 その平均が何を含む金額か
設計費 建築費の6%前後 設計契約の時期と支払いの区切り
坪単価に含まないもの 設計料と消費税 地盤改良、解体、外構、諸費用の見込み

公開投稿では、価格を主な話題にしたものは6件と少なめでした。狭い土地への提案力と価格を評価した記録、参考プランに要望を足したところ見積もりが増えて減額の調整を重ねたという記録があります。見積もりの諸経費が24%ほどで、削れる余地を質問した投稿も見つかりました。

公式に数字が出ているのは比較しやすい反面、そこに何が入っていないかを知らないと総額を読み違えます。公開資料で除外が確認できるのは設計料と消費税、それに地盤改良や解体です。外構や諸費用、土地代まで含めた完全な内訳は公開されていないので、見積書で何が入っているかを確かめたうえで、入っていない費目を足して他社と並べてください。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

木製サッシと塗り壁は経年の姿を確かめる

この会社の見た目を決めているのは、防火認定を取ったオリジナルの木製サッシと、吹き付けや塗り壁の外観です。公式には、屋根に外断熱と充填断熱を組み合わせたダブル断熱を標準採用し、壁は充填断熱、給排水にヘッダー配管を標準採用すると示されています。窓については、MADOBAの熱伝導率がUW値1.08W/m²・Kと表示されています。これは窓の数値であって、住まい全体のUA値ではありません。

公開投稿を見ると、この木製サッシと塗り壁が、評価と気がかりの両方に出てきます。木製窓の断熱性を評価した記録がある一方、築3年で隙間風を感じた、築14年で窓や室内の扉に変形や破損が重なった、木製の窓枠が傷んで一般的なサッシを勧めるという記録がありました。内開きの窓の使いにくさ、塗り壁のひびや剥離を挙げた投稿もあります。

木も塗り壁も、時間とともに動く材料です。だからこそ、新築の状態だけでなく、年数が経った家を見せてもらう価値があります。完成した住まいの見学会だけでなく、引き渡しから何年か経った家を見学できるかを聞いてみてください。あわせて、木製サッシの調整と部品の取り寄せに何日かかるのか、塗り壁のひびは保証の対象になるのかを、保証書の文言で確かめておくと安心です。

東京組で公式に確認できた特徴。完全自由設計、防火認定のオリジナル木製サッシ、屋根はダブル断熱で壁は充填断熱、在来工法または2×4工法、ベタ基礎、外壁通気工法、ヘッダー配管を標準採用
公式サイトに書かれている仕様のうち、出典を確認できたものです。

耐震等級2・断熱等級5の「相当」という表記を確認する

簡易見積もりのページには、標準の仕様として耐震等級2、断熱等級5相当と書かれています。あわせて、証明書の発行は別途とも記載されています。この2つはセットで読む必要があります。

相当という表記は、その水準を満たす設計だという説明であって、第三者の評価を受けて等級を取得した状態とは別のことです。証明書が必要なら、いくらかかるのか、いつ申請するのかを確かめてください。住宅ローンの金利や補助金で等級の証明を求められる場合があります。

耐震等級3への対応や、許容応力度計算などの構造計算の方式、全棟で計算するのかどうかは、公開資料では確認できませんでした。断熱材の種類や部位ごとの厚さ、住まい全体のUA値とC値も見当たりません。工法は木造軸組、2×4、RC造、SE工法が案内されていますが、どの敷地でどれを選べるのか、価格差がいくらかも公開されていませんでした。

投稿には、築8年で大きな不具合がなく冬は暖かく夏は涼しいという記録がある一方、遮音の弱さを挙げたものもあります。体感は仕様の選び方で変わりますから、候補のプランで何等級を取るのか、計算書や評価書をもらえるのかを設計の段階で聞いてください。

保証は最長10年、点検は入居後2年で2回

保証と点検の内容は公式に示されています。年数と対象、そのあとに何が続くのかをまとめて把握しておいてください。

項目 公式に確認できた内容 契約前に確認すること
長期保証 構造体、防水、防蟻が最長10年 10年より先に延ばす制度があるか
短期保証 下地・仕上げ、設備、外構造園などが1〜2年 木製サッシと塗り壁がどちらに入るか
瑕疵担保責任 構造耐力上主要な部分と雨水の侵入防止部分が10年 対象になる部位の範囲
定期点検 入居後2年間に2回 2年を過ぎたあとの点検と費用
所有者が変わるとき 有償点検を条件に継続の保証書を発行 その点検の費用

長期優良住宅の認定を受けた場合は、30年目まで定期的な点検が必要と案内されています。これは認定を受けた住まいの話で、すべての住まいに共通する点検制度ではありません。

10年を超える保証の延長制度、延長したときの年数と費用、地盤や基礎の保証年数は、公開資料では確認できませんでした。投稿では2年を過ぎたあとの補修について気になる記録が多かったので、この部分こそ書面で押さえておく価値があります。

東京組を検討する3つのメリット

狭い土地や変形した土地への提案が評価されている

完全自由設計を掲げ、土地の制限に挑戦すると公式に示しています。投稿でも、狭い土地への提案力を評価した記録、建築家の案をもとに検討を進めたという記録がありました。2023年の東京建築賞では、施工した戸建て住宅が優秀賞、共同住宅が奨励賞として公式の受賞歴ページに載っています。

価格の目安が公式に出ている

坪単価95万円と平均価格4,000万円、設計費は建築費の6%前後という数字が公式に示されています。含まれない費用も明記されているので、最初の予算感を自分でつくれます。金額を公表していない会社が多いなかで、比較の出発点を持てるのは扱いやすい点です。

木製サッシと塗り壁で仕上がりの表情をつくれる

防火認定を取ったオリジナルの木製サッシは、この会社を選ぶ理由として投稿にも挙がっています。木の窓や塗り壁の風合いを求める方には、既製品の組み合わせでは出せない表情をつくれる会社です。

契約前に知っておきたい3つの注意点

施工と引き渡し後の対応に気になる投稿が集まっている

施工の仕上がり29件のうち17件、引き渡し後の対応18件のうち12件が気になる内容でした。担当した監督や職人によって経験が変わっている様子も読み取れます。これは公開の場に残った記録であって、会社全体の品質を示すものではありません。ただ、工程ごとの立ち会い、第三者の検査を入れるかどうか、補修を頼む窓口と返答の目安は、契約前に決めておく価値があります。

耐震と断熱は「相当」表記で、証明書は別途

公式の標準仕様は耐震等級2、断熱等級5相当で、証明書の発行は別途とされています。等級3への対応や構造計算の方式、住まい全体のUA値とC値は公開資料では確認できませんでした。数値や等級で他社と比べたい場合は、候補のプランで出してもらう必要があります。

保証は最長10年で、延長制度は確認できない

長期保証は構造体、防水、防蟻が最長10年、短期保証は1〜2年です。10年より先へ延ばす制度と費用は公開資料では確認できませんでした。定期点検も入居後2年間で2回までしか示されていません。長く住むときの維持費を見積もるなら、点検と補修の費用条件を先に確かめてください。

東京組が向いている人

次のような方には、検討する価値があります。

  • 東京都内の狭い土地や変形した土地に、デザインを優先して建てたい方
  • 木製サッシや塗り壁の風合いを、家づくりの中心に置きたい方
  • 打ち合わせにも現場にも自分で関わり、確認を重ねながら進めたい方
  • 坪単価と平均価格が公表されている会社から、予算を組み立てたい方

いっぽうで、次のような方は、ほかの会社ともあわせて比べたほうが判断しやすくなります。耐震等級3や断熱の数値を条件にしたい方、保証の年数を長く取りたい方、打ち合わせや現場の確認をできるだけ会社に任せたい方です。いずれも東京組で実現できないという意味ではなく、公開資料の段階では比べられない、あるいは方針が違うという意味です。

契約前に確認しておきたいこと

書面でもらえれば、公表されていない部分もその場で比べられます。

  • 設計料と消費税、地盤改良、外構、諸費用、土地代まで含めた総額の見積書
  • 候補プランの耐震等級と断熱等級。証明書を取るかどうかと、その費用
  • 木製サッシと塗り壁が長期保証か短期保証のどちらに入るか
  • 工程ごとの立ち会いと検査の予定。第三者の検査を入れられるかどうか
  • 入居2年を過ぎたあとの点検と補修の窓口、返答の目安
契約前に書面で確認する5項目。設計料と諸費用を含む総額の見積書、候補プランの耐震等級と断熱等級、木製サッシと塗り壁の保証区分、工程ごとの検査予定、入居2年以降の点検と補修の窓口
公開資料では確認できなかった項目を、書面でそろえるための一覧です。

東京組のよくある質問

評判は良いですか?

A. 良い内容と気になる内容の両方があり、話題によって偏りがあります。デザインや狭い土地への提案を評価する記録がある一方、施工の仕上がりと引き渡し後の対応には気になる投稿が集まっていました。94件は投稿URLの件数で、無作為抽出でも全件調査でもありません。施主または入居者と確認できたのが67件と多い点が特徴です。件数だけで判断せず、気になる点は直接聞いて確かめてください。

坪単価はいくらですか?

A. 公式には税別で95万円と示されています。平均価格は4,000万円で、どちらもプランや要望によって変わるとされています。ただし坪単価には設計料と消費税が含まれません。設計費の目安は建築費の6%前後で、地盤改良や解体も別途です。外構や諸費用、土地代まで含めた完全な内訳は公開されていないため、見積書で含まれる費目を確かめたうえで、入っていない分を足して比べてください。

耐震等級はいくつですか?

A. 簡易見積もりのページに耐震等級2、断熱等級5相当と書かれています。相当という表記は、その水準を満たす設計だという説明で、第三者の評価を受けて等級を取得した状態とは別です。証明書の発行は別途とされています。等級3への対応や構造計算の方式は公開資料では確認できませんでした。必要な等級があるなら、設計の段階で取得の可否と費用を聞いてください。

木製サッシは大丈夫ですか?

A. 評価と気がかりの両方が出ています。木製窓の断熱性を評価した記録がある一方、築3年で隙間風を感じた、築14年で窓や扉に変形が出た、部品の取り寄せに時間がかかったという投稿もありました。木は時間とともに動く材料です。年数の経った家を見せてもらえるか、調整と部品の取り寄せに何日かかるか、保証がどちらの区分に入るかを契約前に確かめておいてください。

保証と点検はどうなっていますか?

A. 構造体、防水、防蟻の長期保証が最長10年、下地や仕上げ、設備などの短期保証が1〜2年です。構造耐力上主要な部分と雨水の侵入防止部分については10年の瑕疵担保責任が案内されています。定期点検は入居後2年間に2回です。10年より先へ延ばす制度と費用、2年を過ぎたあとの点検は公開資料では確認できませんでした。保証書と点検の予定表で確かめてください。

まとめ

確かめられたのは、次の5点です。

  • 注文住宅を手がけるのは株式会社東京組。法人番号9010901007951で、2022年に親会社の完全子会社となり、2023年に旧子会社2社を吸収合併した
  • 公開投稿94件は良い20件、気になる49件、中立25件。うち67件は施主または入居者の記録
  • 坪単価は税別95万円、平均価格は4,000万円。坪単価に設計料と消費税は含まない
  • 標準仕様は耐震等級2、断熱等級5相当で、証明書の発行は別途
  • 長期保証は最長10年、短期保証は1〜2年、定期点検は入居後2年間に2回

公開資料から確かめられなかった項目もあります。本体価格の上下限と坪単価に含まれる費用の全内訳、住まい全体のUA値とC値、耐震等級3への対応と構造計算の方式です。あわせて、10年より先の保証延長制度と費用、2年を過ぎたあとの点検時期、東京都外で対応する市区町村も分かりませんでした。

これらは書面でもらえば比べられます。設計料まで含めた総額の見積書、候補プランの等級と証明書の可否、保証書の区分、工程ごとの検査予定、入居後の点検表。この5つがそろえば、ほかの会社と同じ条件で並べられます。

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