土地を探すところから建物の引き渡しまで、辰巳住宅なら地元の一社で話が進みます。それだけに、社名に「評判」や「口コミ」が付いて表示されると、いったん立ち止まりたくなります。
幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートと、住宅会社に関する独自の口コミ調査を行いました。坪単価や保証の条件は、公式情報と照らし合わせています。
結論を先にお伝えすると、辰巳住宅は、耐震や断熱の数値を契約前に書面で確かめておけば、検討する価値のある住宅会社といえるでしょう。建物の初期保証は20年で、定期点検と必要なメンテナンスを続ければ最大60年まで延ばせる仕組みです。今回は、宅建士の視点から、保証の条件と坪単価の見方を詳しく見ていきます。
この記事でわかること
- 辰巳住宅で建てた1人が、満足度70%をつけた理由
- 「後悔」と結びつけて語られる声は、どこから出てきているのか
- 坪単価が公式に出てこないなかで、総額をどう見積もればよいのか
- 保証は何年続き、最大60年まで延ばすには何が要るのか
- 北九州のどこまで建てられて、どんな人に向く会社なのか

まずはここに注目
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詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

一社ずつ調べるのは手間がかかります。条件に合う会社の資料をまとめて請求できるサービスを使うのが早いです。
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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をふまえ、価格と性能の記述、保証や制度の条件を一次情報で確認しています。(監修日:2026年7月15日)

実際に辰巳住宅で建てた人の本音【独自アンケート】
当サイトの独自アンケートで、辰巳住宅で建てた施主は1,132人のうち1人でした。
数が限られますから、傾向をこの1人から語ることはしません。相場観のほうは、全体から読み解いていきます。
調査の概要と読み方
実施したのは当サイト編集部です。2019年から2026年にかけて複数回に分けて行ったインターネット調査で、注文住宅を建てた20代から60代以上の男女に回答してもらいました。回答総数は1,132人です。
設問は、性別と年代、土地の取得方法、満足度、地域、建てた時期、会社名、選んだ理由、総額、そして後悔した点と良かった点で構成しています。
掲載にあたっては、読みやすさのための要約と再構成にとどめ、満足度や金額といった事実には手を入れていません。高評価だけを抜き出すようなこともしていません。回答者の同意を得たうえで、事業者である当サイトが編集して掲載しています。
辰巳住宅の回答は1人にとどまるため、この章ではその1人の声を個別に紹介します。そして満足度の相場観については、一般的な傾向として施主1,132人全体から読み解きます。
施主1,132人全体の満足度
まずは全体像から見ていきます。今回の調査に答えた注文住宅の施主は1,132人でした。このうち満足度をパーセントで答えたのは864人です。
その864人で平均を出すと77.3%になりました。70%以上が741人で全体の85.8%、90%以上も423人で49.0%を占めます。
回答者1,132人と、平均の分母である864人。この2つが違うのは、満足度を数値でたずねる設問がなかった人がいるためです。答えのない人を満足として数えるような水増しは行っていません。
| 満足度 | 回答数 | 割合 |
|---|---|---|
| 100% | 77人 | 8.9% |
| 90〜99% | 346人 | 40.0% |
| 70〜79% | 318人 | 36.8% |
| 50〜59% | 98人 | 11.3% |
| 50%未満 | 25人 | 2.9% |
90%以上が、ほぼ半数を占めました。家づくりは不安の声ほど大きく聞こえるものですが、全体で見れば強い満足に届いた施主のほうが多いわけです。この全体像が、1社の評判を読むときの物差しになります。
辰巳住宅で建てた1人の声
今回の調査で、辰巳住宅を選んだのは1人でした。福岡県北九州市の40代男性で、満足度は70%と答えています。
総額は土地に1,000万円、建物に2,000万円。あわせておよそ3,000万円でした。
この方が辰巳住宅と出会ったきっかけは、土地探しだそうです。土地を探していたところ、分譲住宅を手がけていた辰巳住宅に行き当たったと振り返っています。土地と建物をまとめて相談できる会社ならではの入り口といえます。
後悔として挙げていたのは、打ち合わせの負担でした。「注文住宅だからと言って何でも自分の好きなデザインや品物を選べる訳では無い」と、率直に書いています。
続けて触れていたのが、時間の重さでした。何度も足を運んで一つずつ決めるのが好きな人なら苦にならないが、毎週末の休日がなくなってしんどかったという趣旨のものでした。
満足度70%は、決して低い評価ではありません。この方にとっては、土地から住宅までまとめて進められた点が納得につながり、打ち合わせの負担のほうが心残りになった。そう読み取れます。
ただし声は1人分ですから、これを辰巳住宅全体の傾向とみなすことはもちろんできません。
そこで、注文住宅全体の相場観を施主1,132人全体で見ていきましょう。
全体では、満足度を数値で答えた864人のうち85.8%が70%以上に届いていました。1社の評判や口コミを読むときにこの水準を物差しに置いておけば、極端な声に振り回されずにすみます。
ここからは、この声も踏まえて「後悔」と言われる中身を一つずつ確かめていきます。

辰巳住宅の評判・口コミで「後悔」「やめとけ」と言われる理由を検証
「後悔」と語られる中身は、価格の分かりにくさ、打ち合わせの負担、保証や経営への不安。大きくこの3つに分かれます。設備そのものへの不満というより、進め方や情報の見えにくさが引き金になりがちです。
そして忘れてはいけないのが、口コミには不満を持った人ほど書き込みやすい、という偏りがある点です。
先のアンケートでは、全体864人の85.8%が満足度70%以上でした。評判や口コミで語られる印象と、実際に建てた人が答えた満足度には、ずいぶん開きがあります。強い言葉が目立っていても、それが全体を代表するとは限りません。
実際、辰巳住宅は1983年の創業から北九州で建て続け、注文住宅と建売で3,500棟以上の実績があります。そのため不満の声を過剰に捉える必要はないでしょう。
しかし、不安を解消するため、また対策を事前に講じるためにも、不満の声の正体を分析しておくことには意味があります。
坪単価や価格が分かりにくいと言われる
公式サイトを見ても坪単価が分からず、総額の見当がつかないため、その時点で躓いてしまう方もいるかもしれませんね。
これは、辰巳住宅は坪単価を明示せず、土地条件やプランごとの個別見積もりで金額を示す方式をとっているためです。住宅情報サイトでは、参考の坪単価が59.0万円から100.0万円と幅広く掲載されていました。ただし実際の施工事例を見ると、坪50万円台から60万円台が中心です。
注文住宅は土地の形や要望で原価が動くため、個別見積もりというやり方自体は珍しくありません。幅が広く見えるのは、規格寄りの企画住宅から自由設計まで、商品の幅があるからです。
判断材料はシンプル。坪単価という言葉に振り回されず、必ず総額の見積もりで比べること。
坪単価は会社ごとに含む工事の範囲が違うため、同じ数字でも中身がそろっていません。逆に見積もりの内訳をそろえてしまえば、分かりにくさは大きく減ります。
注文住宅なのに自由に決められず打ち合わせが重いと言われる
注文住宅を選んだのに何でも自由には決められない。打ち合わせで休日が埋まって負担だ。今回のアンケートで辰巳住宅に答えた1人も、この打ち合わせの重さを挙げていました。
これは、品質を保つための標準化が背景にあるためと考えられます。
辰巳住宅は構造や断熱に会社としての基準を設け、標準仕様を用意しています。基準の外に出る要望は調整が必要になり、そのぶん打ち合わせの回数も増えていく。一つずつ丁寧に決めていく進め方が、人によっては負担に感じられるわけです。
対策は、こだわりの優先順位を先に決めておくこと。
ゆずれない点と任せてよい点を分けておけば、打ち合わせは短くなります。時間をかけたくない人には、仕様をまとめた企画住宅という選択肢もあるでしょう。自由度と手間のどちらを取るのか。契約前にはっきりさせておくと後悔が減ります。
モデルハウスで見た仕様と標準仕様が違うと言われる
展示場やモデルハウスで見た装備が、標準仕様には含まれていなかった。見学のときの印象と見積もりの差に戸惑う人もよく見られます。
これは辰巳住宅に限らず、住宅業界に共通する構図です。モデルハウスは魅力を伝える場ですから、上位グレードやオプションを盛り込んで見せるのが一般的です。
辰巳住宅も構造や断熱に会社の基準を設けて標準仕様を用意していますが、モデルで見た設備がそのまま標準とは限りません。
対策は、標準に含まれる範囲を早い段階で一覧にしてもらうことです。
辰巳住宅は完成見学会をたびたび開いており、実際に引き渡す水準の家を見ることができます。モデルハウスの華やかさと標準仕様の実物を分けて確かめておけば、入居後のずれは小さくなります。
保証やアフターが続くのか不安と言われる
地場の工務店だと、保証やアフターが長く続くのか不安に思う方もいるかもしれません。大手と比べて情報が届きにくいことも、一因でしょう。
辰巳住宅の建物初期保証は20年です。定期メンテナンスを続ければ最大60年まで延長できます。地盤保証は20年、住宅設備の安心保証は10年です。
点検も、1ヶ月訪問から6ヶ月、2年、5年、10年と段階的に用意されています。住宅保証機構や日本住宅保証検査機構にも加盟しています。
対策は、延長の条件を先に確かめること。60年までの延長は自動ではなく、定期点検と必要な有償メンテナンスを受け続けることが前提になるからです。
点検の間隔と費用、依頼の窓口を契約前に書面で確認しておけば、住んでからの見通しが立ちやすくなります。
「やめとけ」「倒産」の噂が気になる
検索候補に「やめとけ」という言葉が出てくるため、地場の会社は経営が心配だと身構える人がいます。
しかし、倒産を裏づける事実はありません。辰巳住宅は1983年の創業で、宅地建物取引業の免許は10回目の更新を重ねてきました。従業員は15人、売上高は令和2年7月期で約14億円と公表されています。
むしろ動きは前向きで、2026年8月1日には辰巳住宅・辰巳住研・田舎暮しの3社が合併し、新しいTATSUMIになる予定です。完成見学会や分譲の販売会も続いています。
では、なぜ強い言葉が出てくるのでしょうか。
それは、価格の分かりにくさや打ち合わせの負担が、「やめとけ」という言い方で広がりやすいためと考えられます。会社が続くかどうかとは切り分けて読む必要がある部分ですね。合併後の窓口や担当がどうなるかを確かめておけば、不安の多くは解けるはずです。
グループ会社が分かりにくいと言われる
辰巳住宅と辰巳住研など、似た社名が並んで紛らわしい。どこが自分の担当なのか分かりにくい、と不安に思っている方もいるかもしれません。
北九州市の辰巳住宅、古賀市などの辰巳住研、そして田舎暮し。これらはこれまで別々に運営されてきた会社です。2026年8月1日の合併で、新しいTATSUMIに一本化される予定になっています。名前の紛らわしさは、統合によってむしろ整理される方向にあるわけです。
不安であれば、契約前の確認をよく行っておきましょう。
自分の家を担当する法人はどこか。保証やアフターを実際に行う主体はどこか。ここを書面ではっきりさせておくと安心です。合併の前後で窓口が変わる可能性もあるため、時期をまたぐなら念のため確かめておくとよいでしょう。
ここまでの論点を、性質ごとに4つへ整理しておきます。同じ「後悔」でも、打ち手が違うからです。
- 事前準備で避けられるもの:価格の見積もり比較と、こだわりの優先順位づけ。契約前の準備で大きく減らせます。
- 担当差によるもの:アフターの体感や相性。担当とエリア、合併後の窓口を確認すれば見極められます。
- 事実から離れた思い込み:倒産の噂。免許の更新回数や合併の事実で否定できます。
- 実際の弱点だが対策があるもの:坪単価の分かりにくさと打ち合わせの負担。総額比較と企画住宅の活用で付き合えます。
致命的な欠陥は見当たりません。価格と保証の中身を自分で確かめられる人にとっては、後悔の多くが準備で避けられる範囲に収まります。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう
口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。
辰巳住宅の坪単価と総額の目安
辰巳住宅の坪単価は公式に公表されておらず、住宅情報サイトの目安で坪59.0万円から100.0万円と幅があります。この幅の意味を分けて見ないと、高い安いの判断を誤ります。
実際に建てた1人の総額【アンケート実データ】
まずは、実際に辰巳住宅で建てた施主が払った額から。
今回のアンケートで辰巳住宅を選んだ1人は、土地に1,000万円、建物に2,000万円で、総額はおよそ3,000万円でした。北九州市で土地から取得したケースにあたります。
ただし回答は1人分です。1件だけで坪単価を割り出すと誤解を招くため、ここでは総額の実例として受け止めて頂くのが良いでしょう。
土地から取得したのか、建物だけなのか。それによって総額は大きく変わります。
現在の相場の目安【媒体推計と簡易計算】
これから建てるときの目安は、住宅情報サイトの坪単価から押さえます。
参考の坪単価は59.0万円から100.0万円と幅がありますが、施工事例の中心は坪50万円台から60万円台でした。同じ会社でも、選ぶ商品や仕様で坪単価は動きます。
下の表は、坪数ごとの目安を整理したものです。
本体価格は施工事例の坪単価を使い、総額は本体に付帯工事と諸費用として2割から3割を加えた、記事独自の簡易計算で示しています。実際は土地や外構、地盤改良の有無で動きます。
| 延床の目安 | 建物本体の目安 | 総額の目安 |
|---|---|---|
| 30坪 | 1,650万〜1,950万円 | 2,100万〜2,500万円 |
| 35坪 | 1,900万〜2,300万円 | 2,500万〜2,900万円 |
| 40坪 | 2,200万〜2,600万円 | 2,900万〜3,400万円 |
値引きについては、考え方を切り替えるのが近道です。
辰巳住宅は坪単価を掲げず、最初から個別見積もりで金額を出す方式。ですから表向きの値引き幅を探すより、見積もりの内訳をそろえて総額で比べるほうが実益があります。今回の1人も、見積もりで一つずつ決めていく形で進めていました。
建売の分譲を選ぶという選択肢もあります。
辰巳住宅は北九州の各地で「ポコタウン」という分譲を手がけており、土地と建物がセットの価格で示されます。
近年の分譲では、3,500万円から4,800万円ほどの物件が見られました。注文で一から決める手間を抑えつつ、地域を選んで入居したい人に向く選択肢です。
家計の視点も、一つ添えておきましょう。
坪単価ではなく、総額と月々の返済で考えると判断がぶれません。借入3,000万円を35年、元利均等、金利1.8%、頭金なしと仮定すると、返済は月々おおよそ9万円台後半になります。これは記事独自の簡易試算です。
返済比率を年収の25%までに抑える前提だと、無理のない世帯年収の目安はおおよそ460万円前後。土地から買う人は、建物とは別に土地の予算を確保する必要があります。総額のどこまでを建物に、どこからを土地に回すのか、先に決めておくと、坪単価の幅に振り回されずにすみます。
ランニングコストの視点も持っておきたいところです。
辰巳住宅には、国のZEHを超える水準をうたう高性能プランがあります。断熱や省エネを厚くすれば、毎月の光熱費は抑えやすくなるでしょう。初期費用だけでなく、住んだ後の光熱費まで含めて総額を眺める。そうすれば判断がぶれません。
ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。
まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。
辰巳住宅の住宅性能と保証
辰巳住宅の住宅性能は、木造軸組と2×4、2×6の複数工法に対応する点が土台です。保証のほうは、建物初期の20年から最大60年まで延長できる仕組みを備えています。
まず工法から。敷地の形やプランに合わせて、木造軸組か枠組み壁工法かを選べます。
構造や断熱には会社としての基準を設け、標準仕様として整えています。高性能の商品では、国のZEHを超える水準をうたう「kitaQ ZEH」基準も掲げています。
一方で、耐震等級や断熱等級、気密を表すC値といった数値は、公式サイトで明示された記載は確認できませんでした。等級の数値で細かく比較したいなら、対象の商品でどの等級になるかを契約前に書面で確かめる必要があります。
保証は、地場の工務店としては手厚い部類に入ります。要点を以下の表にまとめました。
| 保証・点検 | 内容 |
|---|---|
| 建物初期保証 | 20年(定期メンテ継続で最大60年まで延長) |
| 地盤保証 | 20年 |
| 住宅設備安心保証 | 10年 |
| 定期点検 | 1ヶ月訪問・6ヶ月・2年・5年・10年 |
初期保証の20年は、木造の地場工務店では長いほうです。
ただし最大60年の延長は自動ではありません。定期点検と必要な有償メンテナンスを受け続けることが条件になります。この前提を理解しておけば、延長の話が食い違うこともないでしょう。
アフターサービスは辰巳グループが担当。住宅保証機構と日本住宅保証検査機構に加盟しており、第三者が関わる保証の枠組みも整っています。重要事項説明の場でも、保証は年数の長さだけでなく延長の条件まで確認するよう勧めています。
体制は、辰巳住宅には宅地建物取引士が7名、建築士が複数名在籍し、既存住宅状況調査技術者や整理収納アドバイザーも置いているとのこと。日本ツーバイフォー建築協会などの業界団体にも所属しており、工法や品質の裏づけを外部の枠組みでも持っています。
辰巳住宅で後悔しないための3つのポイント
辰巳住宅で後悔を避ける鍵は、総額での比較、こだわりの優先順位づけ、保証体制の事前確認の3つです。
どれも契約前の準備でできることばかりです。

1.坪単価ではなく総額の見積もりで比較する
辰巳住宅は坪単価を公表せず、個別見積もりで金額を出します。だからこそ、坪単価の数字ではなく総額で他社と並べてください。
標準に含まれる範囲を確認し、同じ装備をそろえた前提で見積もりを比べる。今回の1人も、見積もりで一つずつ決めながら総額を固めていました。
2.こだわりの優先順位を決めて打ち合わせに臨む
今回のアンケートで挙がった後悔は、打ち合わせの負担でした。ゆずれない点と任せてよい点を先に分けておけば、打ち合わせの回数と時間を抑えられます。
手間を最小にしたいなら、仕様をまとめた企画住宅も選択肢です。自由度と手間のどちらを優先するのか、最初にはっきりさせておきましょう。
3.保証とアフターの実施体制を契約前に確認する
建物初期保証20年と、最大60年までの延長条件を書面で確かめましょう。
点検の間隔や費用、依頼の窓口もあわせて押さえておきたいところ。2026年8月の合併で窓口が変わる可能性もあるため、時期をまたぐなら念のため確認しておくと安心です。誰が、いつ、何を見に来るのか。先に把握しておけば、引き渡し後の行き違いを防げます。
辰巳住宅の商品ラインナップ
辰巳住宅の商品は、自由設計の注文住宅から、仕様をまとめた企画住宅、分譲の建売まで幅があります。目的と予算、それに手をかけたい度合いで選び分けられます。
- 自由に設計したい:カスタムオーダー住宅「prepo」など。要望を反映しやすいセミオーダー型です。
- 手間を抑えたい:規格を絞った企画住宅「Syutto House」。仕様をパッケージにして総額を読みやすくしています。
- 性能を重視したい:国のZEHを超える水準をうたう「kitaQ ZEH」基準の高性能プラン。
- すぐ入居したい:分譲の建売「ポコタウン」各地。土地と建物をまとめて選べます。
値引きより個別見積もりの会社ですから、商品と仕様の選び方そのものが予算調整の中心になります。どの商品でも、まずは標準に含まれる範囲を確かめてから比べる。そうすると迷いが減ります。
注文住宅と建売のほかに、リフォームや増改築、宅地の分譲も手がけています。
土地から住まい、住んだ後の手直しまで、一つの会社で相談しやすいのが地場ならではの強み。本社にはショールームがあり、標準の設備や仕上げを実物で確かめられます。
辰巳住宅が向いている人・慎重に検討したい人
辰巳住宅は、北九州で土地から相談したい人に向いています。
土地探しから住宅まで地元の会社にまとめて任せたい人にとっては、分譲や宅地も手がけているため、土地と建物を一つの窓口で進めやすいのが強みです。保証の長さを重視する人、地元で長く付き合える会社を選びたい人にも合います。
施工の中心は八幡西区や若松区、小倉など北九州市内。中間市や遠賀町、宗像市といった近隣の市町にも対応しており、福岡県内であれば相談できます。地元での土地勘があるぶん、通学区や生活動線まで含めた土地選びの相談がしやすい会社です。
逆に、全国区の大手ブランドの安心感を最優先する人には、慎重な検討が要ります。
断熱等級やC値など、数値で細かく比較したい人にとっては、少し難しいかもしれません。公式に公表される性能の数値が少ないため、比較の物差しがそろいにくいところがあります。
打ち合わせの手間を最小にしたい人も、企画住宅で進められるかを先に確かめておくと安心です。全国区の知名度そのものに安心を求める人は、大手との相性も並べて考えたい部分になります。
どちらの性質が自分に近いか。それを見極めるほど、後悔の芽は小さくなります。北九州という地元での家づくりに重きを置く人ほど、辰巳住宅の良さは生きてきます。
まとめ
辰巳住宅の評判や口コミで語られる「後悔」の中身を、独自アンケートと公式情報の両面から確かめました。要点を整理します。
- 今回の調査で辰巳住宅の回答は1人で、満足度は70%、打ち合わせの負担を後悔に挙げていました。
- 坪単価は公式非公表で、媒体の目安は坪59.0万円から100.0万円、施工事例は坪50万円台から60万円台が中心でした。
- 保証は建物初期20年から最大60年まで延長でき、地盤20年、設備10年と地場では手厚い部類です。
- 耐震等級やC値などの数値は公式に確認できず、等級比較を重視するなら契約前の書面確認が要ります。
- 2026年8月1日に辰巳住宅・辰巳住研・田舎暮しの3社が合併し、新しいTATSUMIになる予定です。
後悔の多くは、価格の見積もり比較と打ち合わせの準備で避けられる範囲にありました。最後に、宅地建物取引士として一つだけお伝えします。
辰巳住宅が合うかどうかは、必ず他の数社と同じ条件で総額と保証を並べてから判断してください。比べたうえで地元での家づくりに納得できたなら、その選択は後悔しにくいものになります。
よくある質問
辰巳住宅のよくある質問をまとめました。
辰巳住宅で一番多い後悔は何ですか?
A. 今回の独自アンケートで辰巳住宅の回答は1人で、その人は打ち合わせの負担を挙げました。注文住宅は仕様を一つずつ決めるため、打ち合わせが増えて休日が埋まりやすい点です。契約前にこだわりの優先順位と総額の見積もりを固めておくと、この負担は軽くできます。
辰巳住宅の坪単価はいくらですか?
A. 公式は坪単価を公表していません。住宅情報サイトの目安では坪59.0万円から100.0万円で、実際の施工事例は坪50万円台から60万円台が中心です。土地条件やプランで動くため、坪単価より総額の見積もりで比べるのが安全です。
辰巳住宅は「やめとけ」「倒産」と言われますが大丈夫ですか?
A. 倒産を裏づける事実はありません。1983年の創業で、宅地建物取引業の免許は10回目の更新を重ねています。2026年8月1日には辰巳住宅・辰巳住研・田舎暮しの3社が合併し、新しいTATSUMIになる予定です。
辰巳住宅の保証は何年ですか?
A. 建物の初期保証は20年で、定期メンテナンスを続ければ最大60年まで延長できます。地盤保証は20年、住宅設備の安心保証は10年です。1ヶ月訪問から10年点検までの定期点検も用意されています。
辰巳住宅はどのエリアで建てられますか?
A. 北九州市を中心に、福岡県全域が対応エリアです。本社は北九州市八幡西区にあり、近隣の各区を中心に施工しています。県外は個別の相談になります。
辰巳住宅の工法は何ですか?
A. 木造軸組と2×4、2×6の複数工法に対応しています。敷地の形やプランに合わせて工法を選べます。構造や断熱には会社ごとの標準基準が設けられています。


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