カスケの家の評判・口コミは?価格・断熱性能・20年保証の条件を公式資料で確認

カスケの家の評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

カスケの家は、岡山県倉敷市の株式会社カスケホームが手がける注文住宅のブランドです。全棟で気密測定を行い、C値0.5以下を標準にすると公式サイトに書かれています。ただ、ブランド名で検索して、本人が書いたと確認できた公開投稿は1件にとどまりました。公開投稿数の少なさは、会社の評価の良し悪しを意味するものではありません。暮らしてからの情報を1件だけで判断せず、公開されている性能値や契約前の書面と合わせて確かめる必要があります。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートに加えて、住宅会社ごとに公開されている口コミについて独自の口コミ調査を行っています。価格や断熱性能、保証の内容については、公式サイトと公的な資料で一つずつ確認しています。

倉敷市とその周辺で、断熱と気密の数値を確かめながら家を建てたい方には、カスケの家は候補に入れてよい会社です。全棟の気密測定、C値0.5以下という標準、初期20年の保証は、いずれも公式サイトで確認できました。ただし公式の坪単価は2023年5月時点の参考値で、初期20年の保証には対象になる商品の条件が付きます。金額と保証の範囲は、見積書と保証書で確かめておく必要があります。

この記事でわかること

  • 本人が書いたと確認できた公開投稿は1件。その投稿に何が書かれていたのか
  • 公式新築サイトの掲載法人と、個別の契約主体をどう確認するのか
  • 公式に出ている坪単価と商品価格が、いつの何の金額なのか
  • 全棟気密測定とC値0.5以下の標準、耐震等級の表記が2つある理由
  • 初期20年保証の対象条件と、点検・アフターサービスの範囲
  • 向いている人と、契約前に書面でそろえておくもの
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

住宅展示場へ行く前に、複数社のカタログを比較する理由を示した図解

一社ずつ調べるのは手間がかかります。条件に合う会社の資料をまとめて請求できるサービスを使うのが早いです。

資料を先に集めておくメリット

家づくりは一生に一度の大きな買い物です。

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どれも無料で使えます。迷うなら、地域の工務店とハウスメーカーのようにタイプの違う2つを組み合わせておくと、価格や得意分野の違いが見えて候補を広げやすくなります。まずは気になったものから資料を集めてみてください。

この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月23日

カスケの家の口コミは公開投稿1件しか確認できなかった

本人が書いたと確認できるカスケの家の公開投稿は1件でした。話題は住宅性能・住み心地、傾向は良い評価です。ここでいう1件は人数ではなく、投稿URLの件数を指します。

この1件は口コミサイトに掲載されていた投稿です。無作為に選んだものでも、公開されている投稿を全部集めたものでもありません。施主本人へのアンケートでもないため、この件数から割合や多数派を示すことはしません。媒体は口コミサイト、掲示板やQ&Aサイト、SNS、個人ブログ、動画コメントという種類だけで分けています。個別の媒体名や投稿者名は記事に出していません。

公開投稿1件の内訳。媒体別は口コミサイト1件、掲示板Q&A0件、SNS0件、個人ブログ0件、動画コメント0件。傾向別は良い1件、気になる0件、中立0件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。
公開投稿1件の話題別件数。住宅性能・住み心地1件、設計・間取り0件、デザイン・商品0件、営業・打ち合わせ0件、施工・仕上がり0件、価格・費用0件、アフターサービス0件、その他0件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。
話題 件数 投稿に書かれていた主な内容
住宅性能・住み心地 1件 土地探しから新築まで任せた家で、断熱性と入居後の対応を評価
設計・間取り 0件 該当する投稿を確認できなかった
デザイン・商品 0件 該当する投稿を確認できなかった
営業・打ち合わせ 0件 該当する投稿を確認できなかった
施工・仕上がり 0件 該当する投稿を確認できなかった
価格・費用 0件 該当する投稿を確認できなかった
アフターサービス 0件 該当する投稿を確認できなかった
その他 0件 該当する投稿を確認できなかった

住み心地と入居後の対応を評価した投稿

確認できた唯一の投稿は、2023年11月に書かれたものです。土地探しから新築の完成まで任せたうえで、断熱性の高さと、入居してからの対応を評価する内容でした。

ただし、確認できたのはこの1件だけです。この投稿だけで、会社全体の住み心地や対応がこうだとは言えません。断熱性については公式に数値が出ているので、投稿の内容はそちらと並べて読むほうが確かです。

調査から外した投稿と、動画コメントを扱わなかった理由

候補として見つかった投稿のうち、45件は調査の対象から外しました。内訳の中心は、会社の公式サイトや公式アカウントの発信、企業や社員が書いたブログ、第三者がまとめた記事や転載です。広告として掲載されたもの、求人や職場に関する口コミ、同じ商号の別法人に関する投稿も同じく外しました。本文を開けないものや、個別の投稿URLを取得できないものも対象にしていません。形式の不備による除外、URLの重複、リンク切れはいずれも0件でした。

動画については、施主の家を紹介する動画を10本確認しました。ただしログインなしではコメント本文も個別のURLも取得できなかったため、動画コメントは調査の対象から外しています。

投稿が少ないこと自体は、評価の良し悪しとは関係がありません。今回確認できたのは公開されている投稿だけで、書き込まなかった施主のことは分かりません。そのぶん、公式に出ている数値と、契約前に受け取る書面が判断の中心になります。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

公式新築サイトの掲載法人は株式会社カスケホーム。同じ商号の別法人がある

カスケの家は住宅新築のブランド名で、公式新築サイトには株式会社カスケホームが掲載されています。同社の法人番号は6260001033777、登記上の本店は岡山県倉敷市玉島中央町1丁目22番30号です。ただし、これだけで個別案件の土地取引や建築請負を含むすべての契約主体までは確定できません。それぞれの契約書で法人名、法人番号、本店所在地を確認してください。

気をつけたいのは、岡山県笠岡市に同じ商号で法人番号と登記本店が異なる別法人があることです。対象法人との資本関係や事業内容、個別契約での役割は、今回確認した公開資料では確定できませんでした。商号だけで判断せず、書面に記載された法人番号まで照合することが大切です。

株式会社カスケ不動産や株式会社安藤嘉助商店も、株式会社カスケホームとは法人番号が異なる別法人です。土地取引と建築請負で契約相手が分かれる可能性もあるため、契約ごとの相手方と責任範囲を確認しましょう。

2026年8月29日に取得した国税庁の法人番号公表情報では、株式会社カスケホームの閉鎖表示はありませんでした。同ページに示された最終更新は令和元年12月2日です。閲覧日とデータの最終更新日は別の情報として読む必要があります。

公式会社案内では、建設業許可が岡山県知事許可(般-7)第25951号、一級建築士事務所登録が岡山県知事登録第14669号、宅地建物取引業免許が岡山県知事(1)第6124号と表示されています。

項目 公開資料で確認できた内容
ブランド表記 カスケの家(住宅新築の屋号)
公式新築サイトの掲載法人 株式会社カスケホーム。個別案件の実際の契約主体は契約書で確認
法人番号 6260001033777
登記上の本店 岡山県倉敷市玉島中央町1丁目22番30号
公式ドメイン www.kasuke.co.jp
代表権者 登記上の最新の代表権者全員は、今回確認した資料では確定できず
会社成立年月日 登記上の会社成立年月日は、今回確認した資料では確定できず
建設業許可 岡山県知事許可(般-7)第25951号
一級建築士事務所登録 岡山県知事登録第14669号
宅地建物取引業免許 岡山県知事(1)第6124号
登記情報の確認時点 閲覧日2026年8月29日/最終更新令和元年12月2日/取得結果に閉鎖表示なし

カスケの家の価格は、いつの何の金額か

価格は公式サイトに数字が出ていますが、ページ間で表示が一致していません。単一の現行価格と決めず、確認したページと日付を限定した参考値として読む必要があります。

2026年8月18日に確認したEaves All in oneの商品ページでは、平屋の21坪3LDKが建物価格1,980万円(税別)、2,178万円(税込)、二階建ての30坪4LDKが2,150万円(税別)、2,365万円(税込)と表示されていました。一方、同日に確認した公式会社概要ページには、同じ広さと間取りについて平屋住宅が1,800万円(税別)、二階建てが2,000万円(税別)と書かれています。公式内の表記差であり、どちらが個別の計画に適用される価格かは見積書で確認してください。

Eaves All in oneの商品ページでは、土地代、地盤改良工事、屋外給排水工事、外構工事、各種申請費用等は別途とされています。Eaves 軒庭は本体価格2,000万円からで、外構費200万円が付加される表示です。価格だけでなく、含まれる工事と別途費用の範囲も合わせて比べましょう。

坪単価は、公式のよくある質問に本体価格の平均として掲載されています。フルオーダー住宅は70万円/坪、セミオーダー住宅は65万円/坪、セレクト住宅は60万円/坪程度ですが、いずれも2023年5月時点の参考値です。全商品に適用できる2026年時点の統一価格帯は、今回確認した公開資料では確定できませんでした。

資金計画では、掲載価格をそのまま確定額にせず、土地代、地盤改良、屋外給排水、外構、各種申請費用を含めた個別見積りを受け取ってください。「一式」と記載された項目は、含まれる工事の内訳も確認すると比較しやすくなります。

公式に出ている金額 その金額が指すもの
Eaves All in one商品ページ:平屋21坪3LDK 1,980万円(税別)/2,178万円(税込) 2026年8月18日の確認値。会社概要ページには同じ広さ・間取りを1,800万円(税別)とする別表記があり、適用価格は見積書で確認
Eaves All in one商品ページ:二階建て30坪4LDK 2,150万円(税別)/2,365万円(税込) 2026年8月18日の確認値。会社概要ページには同じ広さ・間取りを2,000万円(税別)とする別表記があり、適用価格は見積書で確認
Eaves 軒庭 本体価格2,000万円〜(+外構費200万円) 商品ページの表示価格。個別計画の総額は見積書で確認
フルオーダー70万円/坪、セミオーダー65万円/坪、セレクト60万円/坪程度 2023年5月時点の本体価格の平均としての参考値

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

断熱・気密・耐震で公式に確認できた数値

性能は、この会社でいちばん数字がそろっている部分です。工法は木造軸組み工法で、断熱材は高性能グラスウールが標準、セルロースファイバーや吹付発泡ウレタンにも対応できると書かれています。窓は樹脂窓とペアガラス、またはトリプルガラスです。

断熱の水準は、オーダー住宅とセミオーダー住宅でHEAT20のG2を標準にすると公式のよくある質問に説明があります。自社で断熱計算を行い、全棟で住宅性能表示を実施するとも書かれています。気密は全棟で測定し、C値0.5以下を標準としています。規格型のEaves All in oneでは、UA値0.46W/㎡K以下、C値0.5c㎡/㎡(±0.15)を全棟の気密測定で確かめるという表示です。

HEAT20の公式サイトにも記録がありました。Eavesシリーズが、株式会社カスケホーム名義でG2の住宅システム認証第22-013を2023年1月26日に取得しています。認証一覧に書かれている対象地域は認証上の区分であって、施工エリアとは別のものです。

公式に確認できた特徴の図。構造=木造軸組み工法を採用/断熱材=標準断熱材は高性能グラスウール。セルロースファイバーや吹付発泡ウレタンにも対応可能/窓仕様=樹脂窓とペアガラス、またはトリプルガラスを採用/気密測定=全棟で気密測定を実施し、C値0.5以下を標準としている/Eaves All in one断熱=同商品の公称基準はUA値0.46W/㎡K以下、C値0.5cm²/㎡で、全棟気密測定を掲げる/耐震等級の一般方針=同一FAQ内に「耐震等級3を最低ライン」とする見出しと、「耐震等級2以上が標準、3を強く推奨」とする本文が併存する。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

耐震については、公式の表記が2つ並んでいます。よくある質問には耐震等級3を最低ラインとする見出しがある一方、同じページの本文には耐震等級2以上を標準とし、3を強く勧めるという説明が併記されていました。Eaves All in oneと軒庭では等級3が確認できますが、全商品が一律に等級3とまでは確認できませんでした。ブランド全商品に共通する一般方針として、許容応力度計算による耐震等級3の構造計算を全棟で標準実施するとは確認できませんでした。一方、Eaves All in oneでは、許容応力度計算による耐震等級3の構造計算を全棟で実施する商品仕様と案内されています。

数値で他社と比べたい場合、公開資料だけでは足りない部分もあります。全商品に共通するUA値と断熱等性能等級、契約する住宅の実測C値は確認できませんでした。設計が固まった段階で、自分のプランの外皮計算書と、引き渡し前に行う気密測定の報告書を出してもらってください。太陽光発電やHEMSが全商品で標準という記載も見当たらなかったため、設備の容量や追加費用は仕様書で確かめる必要があります。

保証は初期20年。対象になる家に条件がある

保証は年数が公開されていますが、対象になる家の条件まで読まないと、受け取り方が変わります。公式のよくある質問には、初期20年保証と、有償の延長保証15年が案内されています。一方、2024年に掲載された保証書のPDFには、住宅瑕疵担保責任保険の始期日から20年間で、延長により最長60年間という記載がありました。現行の上限が何年なのか、延長の周期や費用、必要な工事がどうなるかまでは、公開資料では一つに定まりませんでした。

対象にも条件があります。初期20年の長期保証は、軒とケラバのあるイーブスシリーズが対象だと公式の保証ページに書かれています。イーブスシリーズ以外を選んだ場合や、軒やケラバのない設計にした場合の初期保証年数は確認できませんでした。デザイン優先で軒を出さない間取りを考えている方は、その設計が20年保証の対象になるかを先に聞いておくと安心です。

もうひとつ、保証期間中に他社で増改築やリフォームをした場合は長期保証を終了する、という記載も同じ保証書のPDFにあります。将来ほかの会社へ工事を頼む可能性があるなら、契約前に読んでおきたい条件です。

部位ごとの保証も公式に出ています。住宅設備機器の保証が10年、シロアリ保証が10年、地盤保証が20年で最高5,000万円です。点検は第三者の検査会社による訪問で、1年、2年、5年、10年に行い、報告書を作成すると説明されています。担当するのは住宅調査会社の株式会社バーンリペアです。水回りの緊急トラブルには、外部の会社が365日24時間で対応すると案内されています。

10年より後の点検周期と、それが無償なのか有償なのかは確認できませんでした。長期保証の延長と、点検や有償メンテナンスがどう結びつくのかも同じです。契約時にもらう最新の保証書を優先して読み、延長の条件と費用を確かめてください。

項目 公式に確認できた内容
初期保証 20年(有償の延長保証15年あり)
初期20年保証の対象 軒・ケラバのあるイーブスシリーズ
保証書PDFの記載 瑕疵担保責任保険の始期日から20年間、延長により最長60年間(2024年掲載)
住宅設備機器保証 10年
シロアリ保証 10年
地盤保証 20年・最高5,000万円
定期点検 1年・2年・5年・10年に第三者検査会社が訪問し、報告書を作成
緊急対応 水回りのトラブルに外部会社が365日24時間対応
注意する条件 保証期間中に他社で増改築・リフォームをすると長期保証を終了

施工エリアと商品のちがい

施工エリアは公式ページ間で表記が異なります。2026年8月18日に確認したトップページでは、倉敷市、笠岡市、岡山市(東区を除く)、浅口市、総社市、井原市、里庄町、早島町、矢掛町が対応エリアです。一方、公式会社概要ページの岡山市は北区・南区のみで、中区を含んでいません。岡山市中区の扱いは公式内で一致しないため、土地を決める前に対応可否を確認してください。トップページでは岡山市東区と玉野市が要相談、広島県側が対応エリア外とされ、現地状況や日程によって可否が変わる旨も記載されています。

商品は、Eaves Order、Eaves Flat、Eaves 軒庭、Eaves Box、Eaves All in oneが公式サイトに掲載されています。断熱性能や価格の表示は商品ごとに異なるため、検討する商品の仕様書と見積書で確認しましょう。

Eaves 軒庭の商品ページには、子育てグリーン住宅支援事業のGX志向型住宅に対応するとの表示があります。ただし、国の事業公式ページではGX志向型住宅分の交付申請と予約の受付を2025年7月22日に終了したと案内しています。現在利用できる制度としては扱わず、補助制度を検討する場合は契約時点の対象制度と要件を別途確認してください。

カスケの家を検討する3つのメリット

気密測定を全棟で行い、数値を標準として示している

気密は、施工の精度がそのまま結果に出る部分です。カスケの家は全棟で気密測定を実施し、C値0.5以下を標準としています。規格型のEaves All in oneでは、UA値0.46W/㎡K以下とC値0.5c㎡/㎡(±0.15)という具体的な数字まで公式に出ています。基準が数字で公開されているので、他社の仕様書や見積書と同じ項目でそろえて比べられます。

保証と点検の内容が年数まで公開されている

初期保証と延長保証、住宅設備機器、シロアリ、地盤の保証が、それぞれ年数つきで公開されています。点検も第三者の検査会社が訪問し、報告書を作ると説明されています。契約前に年数と担当先まで読めるので、他社の保証書と条件をそろえて比べられます。

規格型なら建物価格が先に分かる

Eaves All in oneは、平屋と二階建てのそれぞれで建物価格が公表されています。予算の目安を先に置いてから土地や仕様を考えられるので、資金計画を立てやすい進め方です。別途になる費用も公式に列挙されているため、総額を組み立てるときの抜けが減ります。

契約前に知っておきたい3つの注意点

公開されている施主の投稿が1件しか確認できない

確認できた公開投稿は1件で、内容は良い評価でした。ただ、1件では住み心地や打ち合わせの進め方を口コミから読み取れません。会社の評価が低いという意味ではなく、判断材料が公開の場に出ていないということです。完成見学会や引き渡し済みの住宅を見せてもらい、自分の目で確かめる時間を多めに取っておくと安心です。

公式の坪単価は2023年5月時点の参考値

公式に出ている坪単価は、2023年5月時点の記載でした。全商品に共通する現在の価格帯は確認できていません。この数字をそのまま予算の前提に置かず、土地代まで含めた総額の見積書で判断してください。

初期20年保証には対象商品の条件が付く

初期20年の長期保証は、軒とケラバのあるイーブスシリーズが対象です。その条件から外れる設計を選んだときの初期保証年数は、公開資料では確認できませんでした。延長保証の周期や費用、必要な工事の内容も一つに定まりません。保証の年数だけで比べると、対象になる商品が違っていた、ということが起こり得ます。

カスケの家が向いている人

公開資料から見ると、次のような方には合いやすい会社です。

  • 倉敷市や浅口市、総社市など岡山県南部で土地から探している
  • 断熱と気密を数値で確かめながら進めたい
  • 規格型で建物価格を先に固め、資金計画から組み立てたい
  • 保証と点検の年数を書面で比べたうえで決めたい

反対に、次のような場合は、確認に時間をかけてから決めることをおすすめします。

  • 実際に建てた人の口コミを多く読んでから決めたい
  • 軒やケラバを出さない設計を強く希望している
  • 岡山市中区・東区や玉野市、広島県側で土地を検討している
  • 坪単価の最新値を先に知ってから話を進めたい

契約前に確認しておきたいこと

公開資料で確かめられなかった項目は、書面でもらえば比べられます。打ち合わせの段階で、次の5つをそろえてください。

契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。
  • 土地代、地盤改良、屋外給排水、外構、申請費用、諸費用まで含めた総額の見積書と、「一式」とある項目の内訳
  • 検討しているプランの外皮計算書とUA値、取得する耐震等級、計算方法、住宅性能評価書の有無
  • 引き渡し前に行う気密測定の報告書と、検査結果を確認できる書面
  • 最新の保証書と保証条件。選んだ商品が初期20年保証の対象になるか、延長の周期と費用、免責や他社工事の扱い
  • 点検の年次表と費用区分。土地取引と建築請負それぞれの契約書に記載された法人名、法人番号、本店所在地、責任範囲

補助金を検討している場合は、ZEHビルダーやZEHプランナーの登録状況も聞いてください。確認した公開情報では登録番号や普及実績を見つけられませんでした。登録がないという意味ではないので、最新の状況を会社に直接確かめるのが確実です。

カスケの家のよくある質問

カスケの家の評判は良いですか?

A. 評判として断定できるだけの材料はそろいませんでした。本人が書いたと確認できた公開投稿は1件で、土地探しから新築まで任せ、断熱性と入居後の対応を評価する内容です。この1件は人数ではなく投稿URLの件数で、無作為に選んだものでも全部を集めたものでもありません。確認できた公開投稿が1件だったことは、会社の評価の良し悪しを意味しません。公式に出ている性能値と、契約前に受け取る見積書や保証書も合わせて判断してください。

カスケの家の坪単価はいくらですか?

A. 公式のよくある質問には、本体価格の平均としてフルオーダー住宅70万円/坪、セミオーダー住宅65万円/坪、セレクト60万円/坪程度と書かれています。ただし、これは2023年5月時点の参考値です。2026年8月18日に確認したEaves All in oneの商品ページでは、平屋21坪が1,980万円(税別)、二階建て30坪が2,150万円(税別)でしたが、公式会社概要ページには同じ広さ・間取りをそれぞれ1,800万円(税別)、2,000万円(税別)とする別表記があります。現行の適用価格と別途費用は個別の見積書で確認してください。

断熱性能や気密性能はどのくらいですか?

A. 全棟で気密測定を行い、C値0.5以下を標準にすると公式に書かれています。断熱はオーダー住宅とセミオーダー住宅でHEAT20のG2が標準で、規格型のEaves All in oneはUA値0.46W/㎡K以下、C値0.5c㎡/㎡(±0.15)という表示です。断熱材は高性能グラスウール、窓は樹脂窓とペアガラスまたはトリプルガラスを採用しています。全商品に共通するUA値と、契約する住宅の実測C値は確認できませんでした。

保証は何年ですか?

A. 初期20年で、有償の延長保証15年が案内されています。2024年掲載の保証書PDFには、延長により最長60年間という記載もありました。初期20年の長期保証は、軒とケラバのあるイーブスシリーズが対象です。ほかに住宅設備機器10年、シロアリ10年、地盤20年で最高5,000万円の保証があります。延長の周期と費用、必要な工事は公開資料では一つに定まらなかったので、契約時の保証書で確認してください。

施工エリアはどこまでですか?

A. 2026年8月18日に確認したトップページでは、倉敷市、笠岡市、岡山市(東区を除く)、浅口市、総社市、井原市、里庄町、早島町、矢掛町が対応エリアです。一方、公式会社概要ページの岡山市は北区・南区のみで、中区を含みません。岡山市中区は対応可否を確認してください。トップページでは岡山市東区と玉野市が要相談、広島県側が対応エリア外とされ、現地状況や日程で可否が変わる旨も記載されています。

まとめ

公開資料と1件の投稿から確かめられたのは、次の点です。

  • 公式新築サイトの掲載法人は株式会社カスケホーム。法人番号は6260001033777、登記上の本店は倉敷市玉島中央町で、個別案件の契約主体は契約書ごとに確認が必要
  • 本人が書いたと確認できた公開投稿は1件。話題は住み心地で、傾向は良い評価。この1件は人数ではなく投稿URLの件数
  • 公式の坪単価はフルオーダー70万円/坪、セミオーダー65万円/坪、セレクト60万円/坪程度で、いずれも2023年5月時点の記載
  • 全棟で気密測定を行い、C値0.5以下が標準。Eaves All in oneはUA値0.46W/㎡K以下
  • 保証は初期20年と有償延長15年。初期20年の対象は軒とケラバのあるイーブスシリーズ

確かめられなかった項目もあります。価格では、全商品に共通する現在の価格帯。性能では、全商品共通のUA値と断熱等性能等級、契約する住宅の実測C値、全商品一律の耐震等級、全棟での許容応力度計算。保証では、延長の周期と費用、イーブスシリーズ以外の初期保証年数、10年より後の点検周期です。ZEHビルダーの登録状況も、確認した範囲では見つかりませんでした。

これらは書面でそろえば比べられます。土地代まで含めた総額の見積書、自分のプランの外皮計算書と引き渡し前の気密測定報告書、耐震等級の取り方と構造計算の方式を書いた回答、最新の保証書と点検の年次表。この4つがあれば、ほかの会社と同じ条件で並べて選べます。

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