永代ハウスは、長崎県佐世保市と福岡県で木造の注文住宅を手がけてきたブランドです。公開されている投稿には、木の質感や住み心地を評価する内容がある一方、打ち合わせの進み方や引き渡し後の補修を気にする記録も並びます。しかも2025年4月に合併があり、投稿の大半は、いま公開会社情報に示される事業主体とは別の会社だった時期に書かれたものです。
幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートに加えて、公開投稿70件を対象とした独自の口コミ調査を行いました。価格、性能、保証、許認可、法人の状態は、公式サイトと国税庁や国土交通省の資料で照合しています。
公式サイトでは、佐世保市を中心とする地域と、福岡県の糟屋郡・那珂川市を中心とする地域でモデルハウスや分譲地を展開しています。建築家とたてる注文住宅「R+house」はR+house福岡東の商品として確認できるため、佐世保エリアの商品と混同せずに検討してください。耐震等級3や気密測定にも公式表示がありますが、適用される商品やエリアは個別確認が必要です。施工事例には坪単価58.1万円と94万円が掲載されているものの、注文住宅の標準的な坪単価や本体価格帯は確認できませんでした。商品を決めたうえで、性能値、価格、許認可の表示、保証条件を書面で受け取って判断しましょう。
この記事でわかること
- 公開投稿70件で評価された点と、気になるとされた点
- 2025年の合併で、契約する相手がどう変わったのか
- 公式に出ている坪単価と価格が何の金額なのか
- 断熱と気密の数値が商品とエリアでどう違うのか
- 20年の瑕疵保証と35年の点検、60年保証に付く条件
- 向いている人と、契約前に書面でそろえるもの

まずはここに注目
住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう
詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月19日
永代ハウスの評判・口コミを公開投稿70件から確認
話題別でいちばん多いのは営業・打ち合わせの18件、次いで施工・仕上がり12件、住宅性能・住み心地11件です。傾向は、良い22件、気になる35件、どちらとも言えない13件でした。
70件は人数ではなく、投稿URLの件数です。施主本人へのアンケートではなく、公開されている投稿を編集部が1件ずつ読んで分けました。無作為抽出でも全件調査でもないので、割合や多数派は示せません。媒体名と投稿者名は載せず、口コミサイト、掲示板・Q&Aサイト、個人ブログという総称で書きます。価格や性能の数値は投稿ではなく、公式サイトと公的資料から取りました。
口コミには書かれ方の偏りもあります。強く困ったことほど文章になりやすく、満足して暮らす人はわざわざ投稿しません。件数の多い少ないは、そのまま会社の良し悪しを表す数字ではなく、書き込みやすさの差も混じっています。ただし、偏りがあるからといって、一件ごとの困りごとが軽くなるわけではありません。困った人にとっては、自分の一件が直るかどうかが問題です。

| 話題 | 投稿に書かれていた主な内容 |
|---|---|
| 営業・打ち合わせ | 担当者の交代と引き継ぎ、打ち合わせの進め方 |
| 施工・仕上がり | 基礎や外装の納まり、建具の反り、入居後の雨漏り |
| 住宅性能・住み心地 | 冬の室温、木の香りと質感、見学会での空調 |
| 価格・費用 | 予算との折り合い、完成後の金額、追加部材の費用 |
| アフターサービス | 点検の連絡、補修の進み方、依頼の共有 |
| デザイン・商品 | 自然素材の仕上がり、展示場の印象、意匠の好み |
| 設計・間取り | 図面変更の共有、契約後に対応できない項目 |

住み心地と住宅性能に関する投稿
11件のうち8件が良い内容で、70件の中では良い評価がいちばん多く集まった話題です。入居して3年、冬の朝でも室内が冷えにくいという投稿があります。5年以上暮らして、訪ねてきた人にも伝わる快適さだと書いた投稿もありました。
気になる内容は1件で、完成見学会で窓を開けたまま冷風機を動かしていたという記録です。夏の室内は快適でも、無垢材中心の意匠が好みに合わず見送った投稿もありました。
気をつけたいのは、投稿に出てくる仕様がいまの標準仕様と同じとは限らない点です。通気を生かす工法や杉の床、珪藻土といった名前が出てきますが、当時の仕様が現在のどの商品にあたるのかは、公開資料では確認できませんでした。標準で選べる仕様と追加費用が要る仕様の線引きを、打ち合わせで聞いておきましょう。
打ち合わせと担当者に関する投稿
18件のうち、良い内容が4件、気になる内容が11件、どちらとも言えない内容が3件でした。良い側には、建築中の疑問をその都度話し合って意思疎通がよくなった、契約のときに建築の過程を熱心に説明された、という投稿があります。
気になる側で目立つのは、担当者が替わったあとの対応です。最初の営業担当には好感を持ったが、退職後の責任者とのやり取りで他社を選んだという投稿がありました。約束した打ち合わせが中止になった、展示場から急に土地の案内へ進んで不安を感じた、という記録もあります。
同じ話題に、担当の変更を上司へ申し出て納得できる家づくりに進めたという投稿もありました。担当者との相性は、契約前の面談だけでは見きわめにくいところです。ただ、担当が替わるときに何を引き継ぐのかを決めるのは会社側の仕事です。打ち合わせの記録を毎回書面かデータでもらうことを、契約前に取り決めておきましょう。
施工の仕上がりと引き渡し後の対応に関する投稿
施工・仕上がりは12件あり、そのすべてが気になる内容でした。複数棟の工事で基礎の位置や駐車の計画がずれたという投稿、引き渡し後に外装の木部の隙間や雨染み、建具の反りを挙げた記録、入居後にクロスの剥がれや雨漏りが起きたという報告があります。
この12件は無作為に選んだものではなく、工事の何割で不具合が起きるかを示す数字でもありません。いずれも2025年4月の合併より前の投稿です。公式には20年間2,000万円の瑕疵保証と35年間の点検がありますが、投稿で挙げられた仕上がりが瑕疵に当たるか、無償補修の対象になるかは投稿だけでは判断できません。契約内容、対象部位、保証期間・区分によって扱いが異なるため、引き渡し前の検査項目と、不具合が出たときの窓口、回答期限、補修費用の判断基準を契約前に書面で確かめておきましょう。
引き渡し後の対応にあたるアフターサービスは10件で、良い内容が2件、気になる内容が6件、どちらとも言えない内容が2件でした。外構の排水の不具合に担当者が早く訪ねて補修した、依頼が責任者の間で書面共有される運用を見た、という投稿があります。反対に、半年たっても点検の連絡が来ない、不具合を伝えても折り返しがない、書面で求めても補修が進まない、という記録もありました。
点検は35年間、頻度は毎年1回と公式に書かれています。ただ、無償の点検と無償の補修は別です。保証の範囲を保証書で確かめ、連絡先も会社の窓口を聞いておきましょう。
価格とデザイン、間取りに関する投稿
価格・費用の10件は、良い4件、気になる3件、どちらとも言えない3件に分かれました。木を多く使ったわりに価格は安い、杉材の家が予算の中で仕上がって満足、という投稿があります。反対に、予算を超えて辞退した、完成後の金額に納得できない、外壁の角の部材の追加費用が妥当か知りたい、という記録もありました。古い投稿の坪単価は10年以上前の見積もりで、いまの目安には使えません。
デザイン・商品は7件で、良い内容が4件、どちらとも言えない内容が3件です。完成間近の家が想像どおりだった、杉の床や珪藻土を決め手に契約したという投稿があり、和風の意匠は好みが分かれるという声もありました。
設計・間取りは2件で、どちらも気になる内容です。図面の変更が事前に共有されなかった、契約後に対応できない項目が増えた、という投稿でした。図面を変えたときは、変更の理由と費用への影響を書面で残してもらいましょう。
気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう
口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。
公開投稿70件の内訳をどう読むか
大事なのは、誰が書いた投稿なのかです。70件のうち、施主または入居者と確認できたのは36件でした。見学した人が19件、検討中や打ち合わせ中の人が14件、それ以外が1件です。建てて住んだ人の記録は半分ほどにとどまります。
媒体の偏りもあります。40件は掲示板・Q&Aサイトの投稿で、質問と回答が入り混じり、書き込んだ人が施主とは限りません。口コミサイトの28件は古い時期のものを多く含みます。個人ブログは2件でした。SNSと動画コメントでは、本人の経験と投稿単位のURLの両方を確認できる投稿が見つかりませんでした。
投稿が書かれた時期にも注意が必要です。70件のうち4件は2025年12月から2026年1月にかけての投稿で、残りは2025年4月の合併より前のものです。合併をはさんで、担当者も体制も入れ替わっている可能性があります。なお、収集の段階で46件を対象外とし、URLが重複した29件も除きました。同じ名前の別会社、別ブランド、社員の職場口コミ、本文を確認できないものは数えていません。
永代ハウスで契約する相手はどこか
永代ハウスの公開会社情報では、現在の事業主体は株式会社オーリック建設です。ブランドの正式表記は「永代ハウス」で、英字では「Eidai House」と表示されています。「永大ハウス」は埼玉県や大阪府にある別法人の商号にも使われているため、対象ブランドの別表記として扱わないでください。最終的な契約当事者は、契約書の表紙と署名欄で確認する必要があります。
公式サイトでは、万代ホーム株式会社、永代ハウス株式会社、ワウハウス九州株式会社、株式会社不動産総合センターの4社が合併して株式会社オーリック建設になったと説明されています。公的情報では、旧・永代ハウス株式会社の法人番号は1310001005172で、2025年4月14日に合併による解散と記録されています。現行法人の法人番号は5290001016425で、2026年8月29日に取得した国税庁の登記履歴では閉鎖されていません。
| 項目 | 公開資料で確認できた内容 |
|---|---|
| ブランド表記 | 永代ハウス(Eidai House) |
| 契約する会社 | 公開会社情報では株式会社オーリック建設。個別契約書で最終確認が必要 |
| 法人番号 | 5290001016425 |
| 本店所在地 | 福岡県福岡市博多区博多駅南5丁目15番9号 |
| 代表者 | 今回の検証済み情報では確認できず |
| 創業・設立 | 今回の検証済み情報では確認できず |
| 事業内容 | 木造注文住宅の設計、建設、販売 |
| 拠点 | 佐世保支店(長崎県佐世保市松浦町4-17)/福岡支店(福岡県福岡市博多区博多駅南5-15-9) |
| 建設業許可 | 今回の検証済み情報では現行番号を確定できず。契約前に許可票と契約書で確認 |
| 宅地建物取引業免許 | 今回の検証済み情報では現行番号を確定できず。土地取引を伴う場合は契約前に免許表示を確認 |
| 建築士事務所登録 | 今回の検証済み情報では現行番号を確定できず。設計契約前に登録表示を確認 |
ブランド会社概要と現行法人の公式会社情報には、法人属性について表記差があります。2026年8月18日の確認時点では、各表示がどの法人や時点を表すのかを公開資料だけで確定できませんでした。そのため、未検証の代表者、設立情報、許認可番号は現行法人の確定情報として掲載していません。
公開されている会社情報から事業主体は確認できますが、個別の請負契約書や土地売買契約書の書式までは、今回確認した公開資料では確かめられませんでした。契約書の会社名、法人番号、本店所在地、許認可の表示が一致するかを確認してください。株式会社オーリック建設は別の住宅ブランドも扱うため、他ブランドの価格や性能を永代ハウスの内容として読み替えないことも大切です。
永代ハウスの坪単価と価格の見方
注文住宅の坪単価と本体価格は、公開資料では確認できませんでした。標準的な価格帯の記載も見つかりません。この会社を検討するうえで、いちばん情報の少ない部分です。
公式に金額が出ているのは2種類です。ひとつは建築家と建てる商品の施工事例で、福岡県糸島市の延床43.1坪が坪単価58.1万円、同じ糸島市の延床28.8坪が坪単価94万円と掲載されています。もうひとつは建売として売り出されている物件の価格で、糟屋郡上須恵が5,800万円、福岡市西区今津が4,480万円です。
この4つは性格が違います。坪単価の2件は個別の事例で、土地や外構、設計料、付帯工事、消費税がどこまで含まれるのかは確認できませんでした。台所や浴室の費用は、床面積が減っても同じようには減りません。ただし、43.1坪で58.1万円、28.8坪で94万円という差が延床面積によるものかどうかは、公開資料からは分かりません。別々の物件の掲載値で、含まれる工事の範囲も土地の条件も示されていないためです。建売の2件は土地と建物をあわせた価格で、建物価格としては使えません。
坪単価は、延床面積の数え方や、どの工事まで含めるかで簡単に上下します。会社ごとに前提が違うので、公表がないこと自体を不親切だと決めつけることはできません。それでも、選ぶ側は何かをそろえないと比べられません。そこで使えるのが総額です。本体工事のほかに、地盤改良、屋外の給排水、付帯工事、外構、照明とカーテン、設計料、登記や住宅ローンの諸費用、火災保険、消費税、そして土地代。この費目をそろえた見積書を2社以上から出してもらえば、坪単価がなくても比べられます。
ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。
まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。
断熱・気密・耐震の数値は商品とエリアで違う
永代ハウスのUA値を、ひとつの数字で答えることはできません。同じ公式サイトでも、ページによって示す数値が違います。全商品・全エリアに共通する数値は確認できませんでした。
| 表示しているページ | UA値 | C値 | 断熱・省エネの等級 | 気密測定 |
|---|---|---|---|---|
| ブランドの資料案内ページ | 0.46以下 | 1.0以下 | 省エネ等級6・HEAT20 G2が標準 | 1棟ずつ実施 |
| 佐世保エリアのページ | 0.6をクリア | 0.3以下 | 断熱性能6・一次エネルギー消費量等級6 | — |
| 建築家と建てる商品のページ | 0.46以下が標準 | 0.5以下が標準 | HEAT20 G2が標準/掲載表は断熱等性能等級5 | 全棟で実施 |
表の「—」は、そのページで該当する表示を確認できなかったという意味で、実施していないという意味ではありません。断熱材は、吹付発泡の硬質ウレタンフォームを標準採用とする記載と、構造用パネルにフェノールフォーム断熱材とMDF合板を使う記載があり、使い分けは確認できませんでした。換気は24時間の全熱交換型が掲載され、建築家と建てる商品では温熱計算を必須としています。

耐震等級3は、ブランドの資料案内、佐世保エリア、建築家と建てる商品の3ページで確認できました。佐世保エリアには木造建物用の制振ダンパーの説明もあります。構造は、ブランドの性能ページが木造軸組工法と根太レス工法、建築家と建てる商品が木造軸組パネル工法で、こちらは全棟で許容応力度計算を行い、長期優良住宅を標準仕様としています。
ただし、全棟の許容応力度計算は建築家と建てる商品に限った記載で、他の商品やエリアで同じ計算をするのかは分かりません。耐震等級3や長期優良住宅も、全棟で評価書や認定を取得するかは確認できていません。省エネでは2024年10月25日付のZEHビルダー認定取得を掲載し、2024年度の新築普及実績は18%とあります。現在の法人名での登録状況と2025年度の実績、太陽光発電の標準採用は確認できませんでした。
数値がそろっていないこと自体は、おかしな話ではありません。商品もエリアも別々に展開しているためです。困るのは「永代ハウスの性能」を1つの数字として受け取ってしまうことです。契約する商品とエリアを決めて、自分のプランのUA値、気密の実測値、耐震等級の取り方を書面でもらってください。
瑕疵保証は20年・2,000万円、点検は35年。60年には条件がつく
保証と点検は、年数がはっきり示されている部分です。公式サイトには20年間2,000万円の瑕疵保証制度と35年間毎年1回の無償点検が書かれ、建築家と建てる商品には60年間の長期修繕計画の説明もあります。
押さえておきたいのは、最長60年という数字に条件が付くことです。公式の注記には、定期点検と必要な修繕・メンテナンス工事を受けない場合は適用外になることがあると書かれています。必要な修繕・メンテナンスにあたる工事の中身までは、公開資料では確認できませんでした。
| 項目 | 公式に確認できた内容 | 公開資料では確認できなかったこと |
|---|---|---|
| 瑕疵保証 | 20年間2,000万円の瑕疵保証制度 | 対象部位と免責、起算日 |
| 定期点検 | 35年間、毎年1回の無償点検 | 各年の点検項目、延長との対応 |
| 最長60年保証 | 定期点検と必要な工事を受けない場合は適用外になることがある | 延長の時期、必須工事の内容と費用、保証の主体 |
| 長期修繕計画 | 建築家と建てる商品で60年間の計画 | 含まれる工事の範囲と費用 |
点検に費用がかからなくても、見つかった不具合を直す工事が有償になることはあります。保証書の対象部位と免責の範囲、点検の年次表、延長に必要な工事の費用を、契約前に見せてもらってください。
施工エリアと商品のちがい
公式サイトは、長崎県佐世保市を中心に、福岡県では糟屋郡と那珂川市を中心にモデルハウスと分譲地を展開していると書いています。
建築家と建てる商品は、対応エリアが具体的です。福岡市の7区、久留米市、小郡市、筑紫野市、春日市、大野城市、宗像市、太宰府市、古賀市、福津市、朝倉市、糸島市、那珂川市、糟屋郡の7町、佐賀県三養基郡基山町が並びます。商品は建築家とたてる注文住宅「R+house」と、その平屋の提案です。
いっぽうで、通常の商品について施工できる市町村の一覧や、施工できない条件は確認できませんでした。「中心に展開」を、県内のどこでも建てられるという意味に読み替えないほうが安全です。建てたい土地の住所を伝え、対応の可否と遠い場合の追加費用を確かめましょう。
永代ハウスを検討する3つのメリット
住み心地を評価する投稿を具体的に確認できる
住宅性能・住み心地の11件のうち8件が良い内容で、冬の朝でも室内が冷えにくい、5年以上暮らしても快適だという記録がありました。ただし、これらの住宅が現在のどの商品や仕様に当たるかは確認できません。口コミは投稿者の体験として読み、現在の商品別に示された耐震等級、断熱性能、気密測定とは分けて判断してください。
建築家と間取りを決める商品を選べる
R+house福岡東には、建築家とたてる注文住宅と平屋の提案があります。この商品の公式ページでは温熱計算を必須とし、全棟で許容応力度計算を行い、長期優良住宅を標準仕様としています。これらはR+house福岡東の商品についての表示であり、他の商品やエリアにそのまま当てはめることはできません。
点検と保証の年数が具体的に示されている
公式サイトには、35年間毎年1回の無償点検と、20年間2,000万円の瑕疵保証制度が示されています。最長60年保証には定期点検と必要な修繕・メンテナンス工事の条件があるため、保証書で対象部位や費用を確認しやすい点も検討材料になります。建設業許可と宅地建物取引業免許の現行番号は今回の検証済み情報では確定できなかったため、契約前に許可票や免許表示を確認してください。
契約前に知っておきたい3つの注意点
口コミの多くは合併より前の時期のもの
取り上げた投稿の多くは、2025年4月の合併より前に書かれています。合併後に書かれたものは4件で、いずれも見学や打ち合わせのときの対応についての投稿でした。4社の合併で再編された以上、当時の担当者や体制が続いているとは限りません。良い評価も気になる評価も、当時の記録として読んでください。会社概要の表示が食い違う点も、いまの実態を公開資料だけでは確定できない理由です。
施工の仕上がりと引き渡し後の対応に記録が集まっている
施工・仕上がりの12件はすべて気になる内容で、アフターサービスも10件のうち6件が気になる内容でした。無作為抽出ではないので割合は示せませんが、今回集めた投稿ではこれらの話題を確認できます。同じ話題には、連絡が早く補修まで進んだ記録もあります。引き渡し前の検査項目と、不具合が出たときの連絡先、回答期限、補修費用の判断基準を書面にしましょう。
価格と性能の数値が、商品とエリアで違う
施工事例には坪単価58.1万円と94万円が掲載されていますが、どちらも個別事例であり、注文住宅の標準的な坪単価や本体価格帯は確認できませんでした。断熱と気密の表示も商品やエリアによって異なります。条件の違う数字をそのまま他社と比べず、商品と建築地を決めてから、総額の見積書と候補プランのUA値の計算書をそろえてください。
永代ハウスが向いている人
次のような人には、検討する価値があります。
- 佐世保市の周辺、または福岡市とその近郊で建てたい人
- 建築家と一緒に間取りを詰めたい人
- 木の質感や自然素材を重視し、点検と保証の年数を重く見る人
反対に、次のような人は他社とも並べたほうが選びやすくなります。
- 契約前に坪単価の目安を知り、価格から絞り込みたい人
- 耐震等級や断熱等級の評価書、認定の取得を条件にする人
- 公開エリアから離れた場所で建てたい人
契約前に確認しておきたいこと

- 契約書の表紙と署名欄の会社名、建設業許可と宅建業免許の表示
- 本体工事から土地代までの総額の見積書と、「一式」の内訳
- 候補プランのUA値、契約時のC値の基準、気密測定の時期と条件、施工後に受け取る実測結果
- 断熱材の種類と厚さ、サッシの仕様
- 耐震等級3が設計上の対応か、評価書を取得するのか。構造計算の方式
- 保証書の対象部位と免責、60年保証に必要な工事と費用、点検の年次表
- 引き渡し前の検査項目と、不具合が出たときの窓口と期限
契約前には、会社名や許認可の表示、価格、性能基準、保証条件を確認します。自分の住宅のC値の実測結果は気密測定後に得られるため、契約時点では基準値、測定時期、測定方法、結果の交付方法を取り決めておきましょう。口頭の説明だけで進めず、確認できる時期に応じて書面を受け取ってください。
永代ハウスのよくある質問
永代ハウスの評判は良いですか?
A. 良い内容と気になる内容の両方があります。公開投稿70件の傾向は、良い22件、気になる35件、どちらとも言えない13件でした。住み心地には良い評価が集まり、打ち合わせや施工の仕上がりでは気になる内容が多くなっています。70件は人数ではなく投稿URLの件数で、無作為抽出でも全件調査でもありません。件数だけで判断せず、気になる点は直接確かめてください。
永代ハウスの坪単価はいくらですか?
A. 注文住宅の標準的な坪単価は確認できませんでした。金額が出ているのは建築家と建てる商品の施工事例2件で、糸島市の延床43.1坪が坪単価58.1万円、延床28.8坪が坪単価94万円です。どちらも個別の事例で、土地や外構、設計料、消費税がどこまで含まれるかは示されていません。建売の5,800万円と4,480万円も建物価格ではありません。比べるときは総額の見積書でそろえてください。
永代ハウスは合併でなくなったのですか?
A. ブランドは続いており、公開会社情報に示される現在の事業主体は株式会社オーリック建設です。旧・永代ハウス株式会社は2025年4月14日に合併により解散しました。国税庁の記録では現行法人の法人番号は5290001016425、本店は福岡県福岡市博多区博多駅南5丁目15番9号で、閉鎖されていません。建設業許可と宅建業免許の現行番号は今回の検証済み情報では確定できなかったため、会社名とあわせて契約書、許可票、免許表示で確かめてください。
断熱性能や耐震性能はどのくらいですか?
A. 商品とエリアで表示が違います。ブランドの資料案内ページはUA値0.46以下とC値1.0以下、佐世保エリアはUA値0.6をクリアとC値0.3以下、建築家と建てる商品はUA値0.46以下とC値0.5以下を標準としています。耐震等級3は3つのページで表示を確認できました。ただし全商品に共通する数値や、全棟で評価書を取得するかは確認できていません。自分のプランの計算書をもらってください。
保証と点検はどうなっていますか?
A. 20年間2,000万円の瑕疵保証と、35年間毎年1回の無償点検が公式に示され、建築家と建てる商品では60年間の長期修繕計画も説明されています。ただし最長60年の保証は、定期点検と必要な修繕・メンテナンス工事を受けない場合、適用外になることがあると注記されています。延長の時期や費用、保証の主体は確認できませんでした。保証書と点検の年次表を契約前に見せてもらってください。
まとめ
公開資料と70件の投稿から確かめられたのは、次の点です。
- 公開会社情報に示される現在の事業主体は株式会社オーリック建設。旧・永代ハウス株式会社は2025年4月14日に合併で解散した
- 投稿の傾向は良い22件、気になる35件、どちらとも言えない13件。住宅性能・住み心地は11件のうち8件が良い内容で、施工・仕上がりは12件すべてが気になる内容
- 公式の金額は施工事例の坪単価58.1万円と94万円、建売の5,800万円と4,480万円で、いずれも個別の物件の値
- 断熱と気密の数値は商品やエリアで違い、耐震等級3は3つの公式ページで確認できた
- 瑕疵保証は20年2,000万円、点検は35年。最長60年には定期点検と必要な工事が条件
確かめられなかった項目もあります。価格では、注文住宅の標準的な坪単価と本体価格帯、掲載事例の坪単価に含まれる費用の範囲です。性能と保証では、全商品に共通するUA値とC値、全棟での構造計算と評価書の取得、60年保証に必要な工事と費用を確認できませんでした。施工可能な市町村の一覧や、現行法人の建設業許可・宅建業免許の番号も今回の検証済み情報では確定できていません。ブランド会社概要と現行法人の公式会社情報にある法人属性の表記差も、2026年8月18日の確認時点では、どの法人や時点を表すのか説明できませんでした。
比較するときは、総額でそろえた見積書、自分のプランのUA値の計算書、契約時のC値基準と気密測定条件、耐震等級の取り方を書いた回答、保証書と点検の年次表を受け取りましょう。C値の実測結果は測定後に確認します。今回の投稿群では住宅性能・住み心地11件のうち8件が良い内容でしたが、会社全体の評価や現在の商品性能を示すものではありません。口コミと現在の契約条件を分けて確かめ、納得できる会社を選んでください。


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