トーリンホームの評判・口コミは?豊橋の注文住宅の性能値と20年保証の条件

トーリンホームの評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

トーリンホームは、愛知県豊橋市に本店を置く会社です。1923年に豊橋で材木商として創業したことをルーツとし、公式には住宅会社としての事業を昭和後期から本格的に始めたと説明しています。構造材にひのきを使い、耐震等級3を標準仕様、気密測定を全棟で行うと公式サイトに掲げています。公開されている投稿には、打ち合わせでの提案や現場のきれいさを評価する記録がある一方で、建具や外まわりの仕上がり、入居後の補修対応に納得できなかったという記録もありました。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートを行い、あわせて公開されている口コミや体験談を編集部が1件ずつ読む独自の口コミ調査を続けています。この記事では、価格と性能、保証、許認可と法人の登録について、公式サイトと公的な資料で内容を確かめました。

東三河で家を建てる会社を探していて、耐震と気密の仕様を重く見るなら、トーリンホームは検討先の一つになります。耐震等級3と全棟の気密測定は公式に掲げられ、2023年1月から2026年1月までの約100棟以上で平均のC値は0.28と公表されています。ただし、確認した公式の公開資料ではブランド横断の坪単価を確認できず、性能の数字も保証値ではありません。金額と性能は、自分のプランの見積書と計算書で確かめることになります。

この記事でわかること

  • 公開投稿を話題別に分けたとき、施工とアフターサービスに何が書かれていたか
  • 平均C値0.28と耐震等級3が、どこまでの範囲を指す数字なのか
  • 初期20年と希望に応じて選べる10年の保証、60年以上へ延長するときの条件
  • 確認した公開資料で坪単価を確認できないとき、何をそろえれば他社と比べられるのか
  • 商品によって標準仕様や契約の相手が変わらないかを、どこで確かめるか
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

住宅展示場へ行く前に、複数社のカタログを比較する理由を示した図解

一社ずつ調べるのは手間がかかります。条件に合う会社の資料をまとめて請求できるサービスを使うのが早いです。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月23日

トーリンホームの評判・口コミを公開投稿から確認

2026年8月に調べた範囲で、この会社について書かれた投稿だと確認できたのは33件でした。話題ごとに分けると、いちばん多かったのは施工・仕上がりの9件で、次がアフターサービスの8件です。家が建つ過程と、引き渡しのあとについて書かれた投稿が、多い順の上位に並びました。

33件は人数ではなく、投稿URLの件数です。同じ内容が別のURLに出ていたものは1件にまとめましたが、同じ方が複数の場所へ書いている可能性までは取り除けません。施主本人へのアンケートではなく、無作為に抽出したものでも、公開されている投稿を全件集めたものでもありません。良いという投稿と気になる投稿の件数を比べても、世の中の割合や多数派は読み取れません。媒体名と投稿者名は出さず、口コミサイト、掲示板やQ&Aサイトという総称で書いています。

公開投稿33件の内訳。媒体別は口コミサイト2件、掲示板Q&A31件、SNS0件、個人ブログ0件、動画コメント0件。傾向別は良い14件、気になる13件、中立6件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。

媒体別では、掲示板やQ&Aサイトが31件、口コミサイトが2件でした。傾向別は良いが14件、気になるが13件、中立が6件で、中立の多くは検討中の方から出た質問です。

公開投稿33件の話題別件数。住宅性能・住み心地1件、設計・間取り1件、デザイン・商品0件、営業・打ち合わせ7件、施工・仕上がり9件、価格・費用6件、アフターサービス8件、その他1件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。
話題 件数 良い 気になる 中立
住宅性能・住み心地 1 0 1 0
設計・間取り 1 1 0 0
デザイン・商品 0 0 0 0
営業・打ち合わせ 7 6 0 1
施工・仕上がり 9 3 6 0
価格・費用 6 2 1 3
アフターサービス 8 2 5 1
その他 1 0 0 1
合計 33 14 13 6

施工と仕上がりについて書かれた投稿がいちばん多い

施工・仕上がりの9件は、良いが3件、気になるが6件に分かれました。気になる側には、クローゼットの枠のゆがみと、その補修のやり方に納得できなかったという投稿や、壁と出窓の傾きを指摘したときの修繕の回答に不満を書いた投稿があります。

良い側には、打ち合わせに11か月をかけ、図面と違っていた箇所をやり直してもらったという投稿があります。プランの変更に3年つきあってもらったという投稿や、職人が毎朝、家のまわりまで掃除していたという投稿もありました。

気になる内容を書いた投稿も、対応を評価した投稿も、同じ会社について書かれた記録です。件数の多いほうを会社全体の姿として読むことはできませんし、多いからといって一件ごとの不満が軽くなるわけでもありません。

気がかりなのは、指摘したあとに何が行われるかです。工程ごとの検査を誰が行い、記録をいつ受け取れるのかを契約前に聞いておきましょう。

引き渡しのあとの対応について書かれた記録

アフターサービスの8件は、良いが2件、気になるが5件、中立が1件です。気になる側には、入居後に頼んだ修繕が進まず、後日の請求や訪問のしかたに納得できなかったという投稿や、申告した不具合は補修されたものの対応には納得していないという投稿がありました。

良い側では、築15年の点検と軽微な調整を無償で行ってもらったという投稿や、建築後に出た不具合へ対応してもらい、この会社に頼んだ結果を評価した投稿がありました。

対応が良かったという記録と、納得できなかったという記録が同じ会社に並んでいます。何をどこまで無償で直すのかを説明するのは会社側の役目ですから、点検と補修の流れは契約前に文書で示してもらってください。相談の窓口としては、電話、LINE、公式LINE、担当スタッフへの直接連絡が案内されています。

打ち合わせまでの対応は評価する記録が多い

営業・打ち合わせの7件は、良いが6件、中立が1件でした。気になると分類した投稿はありません。要望への提案や、上棟と壁塗りを体験させてもらったこと、担当者の対応を評価した投稿があります。

中立の1件は、数年ぶりに展示場を訪ね、以前と営業の印象が変わったことを書いた記録です。担当者は入れ替わりますから、展示場で受けた印象がそのまま自分の担当者の対応になるとは限りません。

価格と住み心地について書かれた投稿

価格・費用の6件は、良いが2件、気になるが1件、中立が3件です。中立の3件はいずれも価格帯や坪単価を知りたいという質問でした。良い側には、予算の範囲で希望を実現でき、施主支給にも応じてもらえたという投稿と、無垢床のリフォームの見積額が他社より安かったという投稿があります。気になる側の1件は、見積もりで後から足された項目を挙げ、予算超過を防ぐ確認点を尋ねた内容でした。

住宅性能・住み心地の投稿は1件、設計・間取りも1件、デザイン・商品は0件、その他が1件です。住み心地の1件は、築10年を過ぎた浴室や外壁の傷みを挙げた内容で、設計の1件は、設備と内装を自由に選べたことを評価した投稿です。

住み心地の投稿が1件では、断熱や気密の体感を口コミから判断できません。この部分は公式の数値と、自分のプランの計算書で確かめることになります。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

確認できた投稿が33件にとどまった理由

個別のURLと本文まで確認できた投稿は33件でした。これは、投稿本文とその掲載先を確認できた件数です。33件すべてについて、投稿者が施主本人であることや、書かれた内容が本人の体験であることまで確認できたわけではありません。検討中の質問など、中立に分類した投稿も6件含まれます。

口コミサイトで本文と個別URLを確認できたのは2件でした。地図サービスの口コミは、投稿ごとのURLを取得できないため件数に入れていません。掲示板やQ&Aサイトでは、本文を確認できたスレッドが1つあり、そこからの投稿が31件です。SNSで確認できたのは公式の発信だけで、個人ブログと動画のコメントでも該当する投稿はありませんでした。

このほかに、収集の段階で48件を対象から外しました。会社の公式発信や広告、第三者のまとめ記事、社員としての書き込み、伝聞、本文を確認できないものです。本文で紹介したのは33件の一部で、紹介していない投稿も件数には入っています。

公開日を確認できた投稿は、2012年から2023年に書かれたものでした。1件だけ公開日を確認できませんでした。10年以上前の記録も含まれるため、そこに書かれた対応が現在も同じとは限りません。

トーリンホームの坪単価と、価格を比べる方法

今回確認した公式トップページ、商品ページ、公式ブログの範囲では、ブランド横断の坪単価、注文住宅の本体価格、総額の価格帯を確認できませんでした。公式ブログの該当記事にも、その記事では具体的な坪単価や価格帯を記載していないと書かれています。公式サイト全体で価格を公表していないと断定できる記載ではありません。

金額が掲載されている例は平屋商品のLIMINIで、「1,000万円台から」という表示があります。ただしこの金額に、税、設計費、付帯工事、地盤改良、外構、設備、諸経費のどこまでが含まれるのかは、確認した公開資料では分かりませんでした。総額表示とは確認できないため、ほかの商品や自分の計画へそのまま当てはめることはできません。

坪単価は、延床面積の数え方や含める工事の範囲によって比較条件が変わります。今回確認した資料だけでは、他社の坪単価と同じ条件で並べられる数字を作れません。

比べるときは、各社に同じ条件の総額見積もりを依頼してください。建物の本体工事に加え、屋外の給排水、地盤改良、外構、照明とカーテン、登記、住宅ローン、火災保険、土地代を含めるかをそろえます。「一式」とまとめられた部分は、含まれる工事と設備の内訳も確認しましょう。

投稿には、見積もりで後から項目が足されたという内容もありました。打ち合わせの初回に、概算を出す時期と、仕様変更を金額へ反映する時期を聞いておくと比較しやすくなります。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

耐震と断熱で公式に確認できたこと

構造は木造軸組工法で、基礎はベタ基礎です。構造材にはひのきを使うと公式サイトに掲載されています。耐震等級3を標準仕様とし、許容応力度計算を原則として全棟で行うとも書かれていますが、「原則」に該当する例外条件は確認できませんでした。全棟でwallstatによる耐震シミュレーションを行い、震度7クラスの揺れを5回以上連続させて検証するとも掲載されています。制震ダンパーのevoltzは標準装備です。

公式に確認できた特徴の図。注文住宅の設計方式=注文住宅は完全自由設計を掲げる/構造=耐震検証の対象工法として木造軸組工法を明記/構造材=トーリンホームで建てる家の構造材にはヒノキを使用すると掲載/基礎=ベタ基礎を採用/耐震等級=耐震等級3を標準仕様と掲載/構造計算=許容応力度計算を原則全棟で実施すると掲載/耐震シミュレーション=全棟でwallstatによる耐震シミュレーションを実施し、震度7クラスの揺れを5回以上連続させる検証を掲載。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

断熱と気密は、どちらも数字が出ていますが、その意味が異なります。C値は、2023年1月から2026年1月までの約100棟以上の平均が0.28と公表されています。実際に測定した結果の平均であり、個別住宅について契約上約束される値ではありません。上限値や、基準に届かなかった場合の是正条件も確認できませんでした。気密測定そのものは全棟で行うと掲載されています。

UA値は、0.5前後から0.46程度が標準的な目安と書かれています。こちらも保証値や商品別の固定値とは確認できません。全商品に共通する断熱等性能等級と断熱材の種類は、確認した公開資料では特定できませんでした。一方、MOQU LIVINGでは吹付断熱材を全棟標準仕様として掲載し、間取りにより異なる場合があるとの注記を付けています。この商品別仕様を完全自由設計やSUMIIROへ一般化することはできません。

換気についても公式内で対象範囲の異なる表記があります。MOQU LIVINGの商品ページでは第一種熱交換換気を全棟標準仕様として掲載し、間取りによる相違の注記があります。一方、性能ページでは第一種熱交換換気を中心に複数の方式を提案するとしています。2026年8月18日の確認時点では、全商品に共通する方式と例外条件までは特定できませんでした。

省エネについては、ZEHビルダーとZEHプランナーとして登録し、省エネ住宅に取り組むと公表しています。ただし年度ごとの実績率や、太陽光発電を全棟で標準にしているかは確認できませんでした。

見積もりの段階で、自分のプランのUA値の計算書、断熱材の種類と厚さ、サッシとガラスの仕様を出してもらいましょう。気密測定の時期と結果の受け取り方、採用する換気方式も仕様書で確認してください。

保証と点検で確認できたことと、できなかったこと

保証は、構造躯体と雨水の侵入を防ぐ部分を対象に初期20年と掲載されています。設備機器は対象外です。所定の点検とメンテナンスを条件に10年ごとの延長へ対応し、60年以上の保証まで支援すると書かれています。

延長のために何の工事が必要で、いくらかかり、延ばしたあとの保証が何を対象にするのかは分かりませんでした。60年以上という数字は、無条件でも無償でもありません。保証約款と長期の修繕計画を、書面で見せてもらう必要があります。

地震については、全棟であんしん地震保証プレミアムに対応し、地震による揺れで建物が全壊してしまった場合を対象とすると掲載されています。ただし最長10年、計測震度6.8以下、建物金額の100パーセントが上限、全国での保証総額は10億円までという条件が付きます。免責の中身や損害の判定方法は分からないので、示された条件だけで給付を受けられるかは判断できません。

項目 公式に確認できた内容 公開資料で確認できなかったこと
初期保証 構造躯体と雨水の侵入防止部分を対象に20年。設備機器は対象外 免責の範囲と、家を売ったときに引き継げるか
保証の延長 点検とメンテナンスを条件に10年ごと延長し、60年以上まで 延長に必要な工事、費用、延長後の保証範囲
定期点検 引き渡し後の半年、2年、5年、以降5年ごと。点検は永久無料 点検後の補修で費用が発生する範囲
地震保証 全棟対応。地震による揺れで建物が全壊してしまった場合が対象。最長10年、計測震度6.8以下、建物金額の100パーセントが上限、全国の保証総額10億円まで 免責事項、損害の判定方法、請求の手続
完成保証 工事が止まった場合に他の事業者へ引き継ぐ制度 適用条件。打ち合わせ時に確認する扱い

工事中の品質管理について公式に書かれていること

施工・仕上がりには、気になる内容の投稿が6件ありました。工事中の管理について、公式サイトには、引き渡しまでの主要な工程で10回の確認を行い、不適合があれば改善してから次の工程へ進むと書かれています。

確認は自社だけではありません。第三者機関による監査を全棟で実施するとしています。その結果は現場監査記録書として全棟に発行し、完成後に施主へ渡すと掲載されています。工事の記録が書面で残れば、あとで不具合が出たときに話を進めやすくなります。

気をつけたいのは、時期の違いです。今掲載されている体制が、投稿の書かれた当時どこまで運用されていたのかは分かりませんでした。過去の投稿を根拠に今の施工を決めつけることも、今の体制を持ち出して過去の記録をなかったことにすることもできません。確かめられるのは、自分の家で何が行われるかだけです。監査を行う機関の名前と、記録書を受け取る時期を契約前に聞いておきましょう。

商品の種類と、建てられるエリア

注文住宅は完全自由設計を掲げ、あわせてセミオーダーの商品としてMOQU LIVING、SUMIIRO、LIMINIの3つが公式サイトに載っています。

MOQU LIVINGは注文住宅に近いセミオーダー住宅として案内され、Style SelectとCONNECT Designという2つの選び方があります。高気密・高断熱、耐震等級3、第一種熱交換換気、吹付断熱、オール樹脂サッシなどを全棟標準仕様として掲げますが、間取りによって異なる場合があるという注記が付いています。

MOQU LIVINGの標準仕様が、そのまま完全自由設計やSUMIIROにも当てはまるとは限りません。何が標準で何が追加かは、商品ごとに仕様書で確認してください。

商品 位置づけ 公式に確認できた内容
完全自由設計の注文住宅 要望に合わせて設計する主力の商品 木造軸組工法とベタ基礎。構造材はひのき
MOQU LIVING 注文住宅のようなセミオーダー住宅 Style SelectとCONNECT Designの2種類。全棟標準仕様に、間取りによる相違の注記あり
SUMIIRO ハイクラスなセミオーダー住宅 デザイナーと工務店の協業で、土地条件や要望に合わせ1棟ごとに設計
LIMINI 平屋の商品 1,000万円台からという表示。含まれる費用の範囲は記載なし

施工エリアは、豊橋市、豊川市、新城市、田原市、蒲郡市を中心に、岡崎市と浜松市にも対応すると掲載されています。ただし各市の全域が対象かどうかまでは分かりませんでした。掲載されている市でも敷地の条件で対応できない場合があるので、住所を伝えて問い合わせるのが確実です。

契約の相手と、会社の記録で確かめられること

公式サイトに掲載された会社と、公的資料で同定できた法人はトーリンホーム株式会社です。国税庁の法人番号公表サイトで、法人番号2180301007930、本店が愛知県豊橋市湊町60番地であることを確認しました。2026年8月29日の取得時点で、登記記録の閉鎖を示す記載はありませんでした。

ただし、この法人を同定できたことと、すべての商品・施工エリアの請負契約で同社が受注者になることは別です。確認した公開資料では、商品や施工エリアによって契約主体が変わるとの記載は確認できませんでしたが、記載がないことだけで個別契約の相手を確定することはできません。

公式会社概要には、建設業許可、一級建築士事務所登録、宅地建物取引業免許が掲載されています。今回の検証では、一級建築士事務所登録と宅地建物取引業免許の公式掲載番号を確認できましたが、愛知県が提供する現行公的名簿の個別行までは本文表示で照合できませんでした。建設業許可の公的確認資料は読み取れない形式だったため、この検証では許可番号を確定情報として採用していません。

設計契約や土地の売買、建設業許可の現行状況が判断の中心になる場合は、愛知県の原本閲覧や窓口照会で確認してください。

創業は1923年ですが、これは豊橋で材木商として創業した年です。公式には住宅会社としての事業を昭和後期から本格的に始めたと説明されています。法人としての設立年月日は確認できなかったため、会社履歴を詳しく調べる場合は登記事項証明書で確認することになります。

項目 内容
商号 トーリンホーム株式会社
法人番号 2180301007930
本店 愛知県豊橋市湊町60番地
代表者 代表取締役社長 白井孝直
創業 1923年に材木商として創業。住宅事業の本格開始は昭和後期
資本金 3,000万円
建設業許可 今回の検証では、公的確認資料が読み取れない形式のため許可番号を確定できず
一級建築士事務所登録 公式会社概要は愛知県知事(い-5)第13604号と掲載
宅地建物取引業免許 公式会社概要は愛知県知事(1)第25787号と掲載

商号のよく似た別法人は各地にあり、愛知県豊橋市湊町63番地にも株式会社トーリンという別法人があります。トーリンホーム株式会社との資本関係や契約上の役割は、確認した資料では特定できませんでした。LIMINIのように外部サイトへつながる商品もあるため、契約書と申込書の受注者名、法人番号、住所を署名前に確認してください。トーリンホーム株式会社との契約であれば、法人番号は2180301007930、本店は愛知県豊橋市湊町60番地です。

受賞歴も公表されています。Japan Housing Quality Award 2025では会社部門と建物部門の最優秀賞を受け、2024年から2年続けての両部門受賞としています。ただし、ここで確認できたのは公式サイトによる公表内容です。

トーリンホームのメリットと注意点

公式の情報と投稿から、この会社を選ぶ理由になりそうな点は4つあります。

  • 耐震等級3を標準とし、許容応力度計算と全棟の耐震シミュレーション、制震ダンパーの標準装備を公式に掲げていること
  • 気密測定を全棟で行い、平均C値0.28を期間と棟数つきで公表していること
  • 第三者機関の監査を全棟で行い、現場監査記録書を施主へ渡すと明記していること
  • 定期点検が半年、2年、5年、以降5年ごとで、点検そのものは永久無料であること

一方で、契約の前に確かめておきたい点も4つあります。

  • 今回確認した公式トップページ、商品ページ、公式ブログの範囲では、ブランド横断の坪単価、注文住宅の本体価格、総額の価格帯を確認できなかった一方、平屋商品のLIMINIには「1,000万円台から」という表示があること
  • 平均C値0.28もUA値の目安も保証値ではなく、自分のプランの数値は別に確かめる必要があること
  • 60年以上の保証には条件があり、その中身と費用が公開資料では分からないこと
  • アフターサービスについて、気になる内容の投稿が5件あったこと

トーリンホームが向いている人

東三河で家を建てる予定があり、耐震と気密の仕様が最初から決まっている会社を探している方には向いています。耐震等級3は標準仕様、気密測定は全棟での実施と公式に掲げられており、こちらから指定して追加する項目ではありません。数字を出して説明する会社かどうかを重く見るなら、平均C値を期間と棟数つきで公表している点も判断材料になります。木材にこだわりたい方は、構造材にひのきを使うという記載を起点に、樹種と等級を仕様書で確かめてください。

反対に、まず総額の目安を知ってから会社を絞りたい方には、進め方が合わないかもしれません。金額は問い合わせて見積もりを取るまで見えないので、比べる初期の段階では材料が足りません。引き渡し後の対応を最優先に考える方は、点検と補修の流れ、連絡の窓口、費用の負担を書面で確認してから決めるほうが安心です。

契約前に確認しておきたいこと

契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。
  • 土地代と諸費用まで入れた総額の見積書。一式とまとめられた部分の内訳
  • 自分のプランのUA値の計算書と断熱材とサッシの仕様、気密測定の時期と結果
  • 保証書と保証約款。初期20年の対象部位と免責、延長の条件と費用
  • 定期点検の計画書と、点検後の補修で費用が発生する範囲
  • 契約書の受注者名と法人番号。選ぶ商品でどこまでが標準仕様になるか

この5つは、どれも会社側が書面で用意できるものです。口頭の説明だけで進めると、あとで話が食い違ったときに確かめようがありません。

トーリンホームのよくある質問

トーリンホームの坪単価はいくらですか?

A. 今回確認した公式トップページ、商品ページ、公式ブログの範囲では、ブランド横断の坪単価、本体価格、総額の価格帯を確認できませんでした。公式サイト全体で公表していないと断定できる記載ではありません。平屋のLIMINIには1,000万円台からという表示がありますが、税、設計費、付帯工事、地盤改良、外構、設備、諸経費の包含範囲は確認できませんでした。土地代と諸費用まで入れ、各社で条件をそろえた総額見積書を依頼してください。

口コミで気になる内容が多いのはどの話題ですか?

A. 施工・仕上がりとアフターサービスです。33件を話題別に分けると、施工・仕上がりが9件で気になるが6件、アフターサービスが8件で気になるが5件でした。建具や外まわりの仕上がり、入居後の補修対応について書かれています。一方、営業・打ち合わせの7件には気になると分類した投稿がなく、提案や説明を評価する記録が並びます。件数は人数ではなく投稿URLの数です。

断熱と気密の数値は公表されていますか?

A. 数字は出ています。C値は2023年1月から2026年1月までの約100棟以上の平均が0.28、UA値は0.5前後から0.46程度が標準的な目安と公式サイトに書かれています。ただし、どちらも個別住宅の保証値ではありません。全商品に共通する断熱等性能等級と断熱材の種類は確認できませんでしたが、MOQU LIVINGでは吹付断熱材を全棟標準仕様として掲載し、間取りにより異なる場合があるとの注記があります。検討中の商品とプランを指定し、UA値の計算書と断熱仕様を出してもらってください。

60年以上の保証は無条件で受けられますか?

A. 無条件ではありません。構造躯体と雨水の侵入を防ぐ部分の初期保証は20年と案内される一方、希望に応じて10年保証を選ぶことも可能と掲載されています。設備機器は初期20年保証の対象外です。所定の点検とメンテナンスを条件に10年ごとの延長へ対応し、60年以上の保証まで支援するとしていますが、必要な工事、費用、延長後の保証範囲は確認できませんでした。選択する初期保証の期間を含め、保証約款と長期修繕計画を書面で確認してください。

豊橋市以外でも建てられますか。契約する会社はトーリンホームになりますか?

A. 豊橋市、豊川市、新城市、田原市、蒲郡市を中心に、岡崎市と浜松市にも対応すると掲載されています。ただし、各市の厳密な対応範囲は確認できませんでした。公的資料でトーリンホーム株式会社の法人番号2180301007930と本店所在地は確認できましたが、すべての商品・エリアで同社が契約主体になるとは公開資料だけで確定できません。住所単位の施工可否と、契約書・申込書の受注者名、法人番号を契約前に照合してください。

まとめ

公開されている資料と投稿から確かめられたのは、次の5点です。

  • 公開投稿を33件確認でき、施工・仕上がりの9件とアフターサービスの8件が多く、営業・打ち合わせの7件には気になると分類した投稿がなかったこと
  • 耐震等級3を標準仕様とし、許容応力度計算を原則全棟、耐震シミュレーションと気密測定を全棟で行うとしていること
  • 約100棟以上の平均C値が0.28、UA値の目安が0.5前後から0.46程度と公表されていること
  • 構造躯体と雨水の侵入防止部分の初期保証は20年と案内され、希望に応じて10年保証も選択できること。所定の点検とメンテナンスを条件に10年ごとの延長へ対応し、60年以上の保証まで支援するとしていること
  • 定期点検は半年、2年、5年、以降5年ごとで、点検そのものは永久無料と明記していること

確認した公開資料では、ブランド横断の坪単価、本体価格、総額の価格帯を確認できませんでした。このほか、UA値とC値の保証値、全商品共通の断熱等性能等級と断熱材の種類、保証延長に必要な工事と費用、地震保証の免責と請求手続、施工エリアの厳密な境界、法人の設立年月日も特定できていません。一方、MOQU LIVINGでは吹付断熱材を全棟標準仕様として掲載し、間取りにより異なる場合があるとの注記があります。確認できなかった項目は、存在しない、または公表されていないと断定するものではありません。

比較するときは、総額の見積書、自分のプランのUA値の計算書と断熱仕様、選択する初期保証の期間を含む保証約款、点検と修繕の計画書、契約書の受注者名をそろえましょう。同じ条件を指定すれば、ほかの会社とも比較しやすくなります。

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