BLISSは欠陥住宅?狭小住宅の評判と口コミ185件を独自調査

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都市部の狭い敷地に三階建てを収める設計は、土地の値段で家をあきらめかけた人にとって現実的な答えになります。ところがBLISSの評判をたどると「欠陥住宅」という言葉が検索の候補に混じっていて、あとから見えなくなる部分の造りが急に心配になります。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートと、住宅会社に関する独自の口コミ調査を行い、耐震性能と坪単価は公式情報と照らし合わせました。

結論を先にお伝えすると、BLISSは、坪単価が公式に示されていないので見積りでの確認は必要ですが、狭い土地に三階建てを建てたい人にとって有力な選択肢といえます。公式サイトによると、すべての家で構造計算を行い、基礎の鉄筋の組み方を第三者の機関が検査すると記載されています。今回は、宅建士の視点から、性能の裏づけと保証が続く年数を詳しく見ていきます。

この記事でわかること

  • 検索候補の「欠陥住宅」が指しているのは、建物のどの部分についての話なのか
  • 仕上がりへの気がかりが12件だったという数字を、どこまで読み取っていいのか
  • 狭い土地と三階建てという条件は、費用と工期のどこに効いてくるのか
  • 公式サイトに坪単価の記載がないなかで、見積の差はどこを見れば分かるのか
  • 「BLISS」を名乗る別の会社があることは、投稿の読み方にどう響くのか
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この記事の監修

宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美

宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をふまえ、保証と価格の書き方、法人の裏づけを、公式に公開されている資料で確認しています。(監修日:2026年7月24日)

  1. BLISSの口コミ185件は、どんな話題に分かれていたか
    1. 支払う金額をめぐる声(言及19件)
    2. 暮らしはじめてからの体感(言及15件)
    3. 間取りと外観への受け止め(言及32件)
    4. 仕上がりと引き渡しの話(言及45件)
    5. 入居後の面倒の見かた(言及17件)
    6. エリアと店舗の違い(言及17件)
    7. 担当者と手続きの進み方(言及40件)
  2. 「欠陥住宅」という検索語は、何を確かめれば答えが出るのか
    1. 施工そのものへの不安
    2. 雨水の浸入や外まわりへの不安
    3. 断熱や気密という体感の不安
    4. 第三者の目が入っているかどうか
    5. 引き渡しのあとに直してもらえるかどうか
  3. 「欠陥住宅」の問いを、公式の品質管理の記録と照らして確かめました
    1. 検索に出てくることは、そのまま事実ではない
    2. 基礎の配筋は、第三者の機関が検査している
    3. 全棟で構造の計算を行い、耐震の等級で証明を出している
    4. 住宅かし保険と地盤の保証が付いている
    5. 同じ社名の別会社が多く、口コミが混ざりやすい
  4. BLISSはどんな会社で、事業は続いているのか
    1. 狭小住宅を専門にする、都市部の注文住宅会社
    2. 売上は四期続けて増えている
    3. 免許と許可の括弧の中身は、意味が違う
  5. 狭い土地や変わった形の土地に建てると、費用や工期はどう変わるのか
    1. 三階建てや防火の地域という条件が、費用に効く
    2. 斜線制限や隣地との距離が、間取りを決める
    3. 搬入や足場の制約が、工期に響く
  6. 価格と坪単価は、どこまで見えるのか
    1. 公式サイトに坪単価の明記はなかった
    2. 本体価格のほかに、かかるお金を頭に入れる
    3. 相見積もりのときに見るところ
  7. 建物の性能に、公式の裏づけはどこまであるのか
    1. 全棟の構造計算と、制震のダンパー
    2. 高性能の商品の断熱等級と省エネ等級
    3. 性能の等級には、条件が付く
  8. 住みはじめてからの保証と点検は、何年つづくのか
    1. 住宅かし保険は10年、延長でさらに10年
    2. 点検は1年・5年・10年の無償
    3. 地盤とシロアリにも、備えがある
  9. 公開投稿で、良い評価が集まっていた点
    1. 狭い土地でも建てられた、という安心
    2. 設計の工夫や、提案力への評価
    3. 担当者の対応がよかった、という声
  10. 契約の前と引き渡しの前に、自分で確かめておきたいこと
    1. 契約の前に、見積の内訳と土地の条件を確かめる
    2. 引き渡しの前に、見ておきたい箇所
    3. 書類でそろえておきたいもの
  11. 狭い土地に注文住宅を建てるBLISSが、向いている人・そうでない人
    1. 選択肢になりやすい人
    2. いったん立ち止まって考えたい人
  12. よくある質問
    1. BLISSは本当に欠陥住宅が多いのですか
    2. 狭小住宅は割高になりますか
    3. 会社の経営は続いていますか
    4. 坪単価はいくらですか
    5. 保証はどのくらいの期間つきますか
    6. 狭い土地でも三階建ては建てられますか
    7. 「BLISS」という会社は他にもありますよね
  13. まとめ

BLISSの口コミ185件は、どんな話題に分かれていたか

まず、この185件が何を表す数字なのかを確かめておきます。185件は、2026年7月時点で公開されていた投稿のうち、内容を確認した数です。数えたのは投稿の本数であって、BLISSで家を建てた施主の人数ではありません。ひとりが複数のサイトに書き込んでいれば、そのぶん本数はふくらみます。

調べ方についても、先に断っておきます。今回のもとにしたのは、施主本人へのアンケートではなく、無作為抽出でも全件収集でもない調査です。ですから割合や多数派を示せる調べ方ではありません。特定の口コミサイト名やアカウント名は記事に出さず、載せるのは媒体の種類だけにとどめました。会社と建物についての数値のほうは、公式サイトと、国が運営する法人情報の公表サイトで別にたしかめています。

内訳を場所の種類で見ると、住宅の口コミサイトや地図のクチコミが11件、住まいの掲示板・Q&Aが130件、個人ブログが44件という並びでした。いずれも、書き手が本当に施主なのか、中身が事実なのかまでは裏の取れていない、未検証の声として扱います。

この記事が追いかけるのは、次の三つです。良い評判と気になる評判の両面。次に、その差はどこから来るのか。そして、契約の前に自分の目で確かめられること。先に、口コミという書きもののクセを四つだけ頭に入れておいてください。ひとつめ。BLISSは都心部で年に約300棟を手がける規模なので、引き渡した家が増えるほど、投稿の総数も増える理屈です。ただしそれは、一件ごとの不満の重さを軽くする理由にはなりません。ほんの一部の声だとしても、その家に住む人にとっては暮らしのすべてです。

ふたつめ。建物そのものへの評価と、人への評価は、案外まざります。間取りや設備に不満はなくても、打ち合わせでの一言だけが心に残って、点数が辛くなることもあるでしょう。逆に、担当者との相性が良ければ、多少の不便は気にならなくなります。三つめ。暮らしが穏やかに続くあいだは、施主がわざわざ投稿する機会は多くありません、というのが実際のところです。困ったことが起きたときほど言葉になりやすく、穏やかな満足は数として表に出にくいものです。四つめ。ネットに残る声には投稿者の層に偏りがあり、書き慣れた人の声ほど遠くへ届きます。年代や住む地域の広がりも、実際に建てた人の分布とはずれます。

そのうえで、185件を七つの話題に分けました。件数が最も多かったのは仕上がりと引き渡しで45件。そのあとを担当者と手続きの40件、間取りと外観の32件が追いかけます。のこりは支払う金額が19件、入居後の面倒の見かたが17件、エリアと店舗が17件、暮らしはじめてからの体感が15件と続きました。ここでの件数は、その話題がどれだけ出たかを表すもので、満足度の順位ではありません。

編集部がBLISS(ブリス)の評判を調べた手順を3段階で示した図。第1段階は公開されていた口コミや体験談185件を読むこと。第2段階はそれを価格、住宅性能、間取りとデザイン、施工品質、保証とアフター、エリアと店舗、営業対応の7つの論点に分けること。第3段階は公式サイトと、国税庁の法人番号公表サイト由来の登記情報、経済産業省のgBizINFOとの照合です。図の中に「施主本人へのアンケートではありません」と明記されている。投稿の記載内容そのものは未検証である。
編集部が185件を読んで論点ごとに振り分けた、その流れを一枚にしたものです。書き手が誰かも、中身が正しいかも、ここでは判定していません。会社と建物の事実関係は、公式サイトと国の法人記録のほうで別途たしかめました。施主本人へのアンケートではありません。
BLISS(ブリス)に関する185件の言及を、7つの論点ごとに数えた横棒グラフ。内訳は施工品質・引き渡しが45件、営業対応・契約・会社の現況が40件、間取り・デザイン・物件選びが32件、価格・費用が19件、保証・アフター・管理が17件、エリア・分譲地と営業所が17件、住宅性能・設備が15件。総数185件。
棒の長さは、その話題が出てきた回数です。最も多いのは施工品質・引き渡しの45件で、7つの論点を合わせると185件になりました。回数の多さを映すもので、良し悪しとは切り離して見てください。

支払う金額をめぐる声(言及19件)

支払う金額は、だれもが気にするところです。狭い土地に建てる注文住宅は、土地の値段そのものは抑えられても、建物の設計に手間がかかります。前向きな声としては、都心で予算内に収まった、間取りの割に総額が想定より低かった、という受け止めが6件ありました。いっぽう気がかりのほうは6件で、オプションを足すうちに当初の見積もりから膨らんだ、付帯工事の費用が読みにくかった、といった内容です。どちらとも言い切れない中立が7件でした。金額は土地の形や道路づけで動くため、この章の後半にある価格の項で、確かめる順番を整理しています。

暮らしはじめてからの体感(言及15件)

住んでからの快適さ、つまり断熱や気密、夏の暑さと冬の寒さ、光熱費、遮音といった体感の話です。前向きな受け止めが6件、気がかりが6件、中立が3件でした。三階建ては上の階が暑くなりやすい、逆に窓の性能で思ったより快適だった、といった声が両方あります。BLISSは全棟で構造計算を行い、高性能の商品では断熱の等級を公表しているので、性能の章でその中身を確かめます。

間取りと外観への受け止め(言及32件)

狭い土地や変形地でどれだけ使いやすい間取りにできたか、外観をどう感じたか、という話題です。前向きが15件、気がかりが7件、中立が10件でした。限られた敷地で採光や収納をうまく取れた、ビルトインの車庫を組み込めた、という満足の声がある一方で、三階までの階段の上り下りが負担、隣家との距離が近い、といった都市部ならではの声もあります。

仕上がりと引き渡しの話(言及45件)

ここが、検索窓に「欠陥住宅」と打ち込む人がいちばん気にする部分です。施工の仕上がり、現場の対応、引き渡し前の内覧で気づいた点とその直し方についての話題で、前向きが15件、気がかりが12件、中立が18件でした。気がかりの側には、内覧で指摘した箇所の手直しに時間がかかった、細部の仕上げが気になった、といった声が含まれます。前向きの側には、指摘にきちんと対応してもらえた、現場がていねいだった、という受け止めもありました。個別の投稿の真偽までは確かめていませんが、こうした声が両方あることは事実として押さえておきます。

入居後の面倒の見かた(言及17件)

引き渡したあとの点検やアフターの対応、保証をめぐる話題です。前向きが6件、気がかりが9件、中立が2件でした。定期点検で来てもらえた、連絡への返しが早かった、という声と、対応までに待たされた、という声が混じります。BLISSの保証と点検の中身は公式に公開されているので、期間と対象は後半の保証の章で確かめる予定です。

エリアと店舗の違い(言及17件)

BLISSは文京区の本社のほか、新宿・松戸・川崎・京都・横浜に店舗を持ちます。対応するのは東京の二十三区や千葉、埼玉の都市部が中心です。この話題では、担当した店舗やエリアによって進め方の印象が変わる、という声が17件ありました。同じ会社でも、窓口や現場の協力会社が違えば体験は動きます。どのエリアの話なのかを意識して読むと、口コミのばらつきが理解しやすくなります。

担当者と手続きの進み方(言及40件)

営業担当の対応、初回相談から契約までの進め方、打ち合わせの回数についての話題で、40件ありました。提案が丁寧だった、要望をよく聞いてくれた、という前向きな声と、連絡の間隔や説明の分かりやすさが気になった、という声の両方があります。狭小住宅は設計の自由度と制約が同居するぶん、担当者との相性が満足度を左右しやすい分野です。

「欠陥住宅」という検索語は、何を確かめれば答えが出るのか

前の章で分けた話題のうち、仕上がりと引き渡し、そして住んでからの体感が、「欠陥住宅」という検索語の中身にあたります。ここでいったん立ち止まって考えたいのは、この四文字が実際には何を指しているのか、という点です。ひとことで欠陥と言っても、人によって心配している場所は違います。分けてみると、確かめ方も変わってきます。

施工そのものへの不安

基礎や柱、壁といった構造の部分がきちんと造られているか。これが一つめの筋です。ここは、後から見えなくなる場所だからこそ不安になりやすいところです。確かめる手がかりは、施工中に第三者の検査が入るか、全棟で構造の計算がされているか、という二点になります。BLISSの家づくりの流れには、この両方が書かれていました。次の章で中身を見ます。

雨水の浸入や外まわりへの不安

ふたつめは、雨漏りやバルコニーの防水、外壁のひび割れといった、外まわりの心配です。狭小住宅は隣家との距離が近く、三階建てで外壁の面積も大きくなるため、ここを気にする人は少なくありません。引き渡しの前後で確かめられる箇所なので、後半のチェックの章で見る場所を具体的に挙げます。

断熱や気密という体感の不安

三つめは、住んでからの暑さ寒さや光熱費です。これは欠陥というより性能の話ですが、「思っていたより寒い」という体感が不安の言葉に変わることがあります。BLISSは高性能の商品で断熱の等級を公表しているので、どの商品がどの水準なのかを性能の章で確かめます。

第三者の目が入っているかどうか

四つめは、会社の自己申告だけでなく、外の目が入っているかという点です。住宅の検査には、売る側とは別の機関が現場を見る仕組みがあります。BLISSの場合、基礎工事のあとの配筋の検査を、住宅の保険法人という第三者が行うと明記されていました。これが入っているかどうかは、安心の手がかりの一つになります。

引き渡しのあとに直してもらえるかどうか

五つめは、住みはじめてから不具合が出たときに、どこまで見てもらえるかです。どれだけていねいに建てても、暮らしていれば気になる箇所は出るものです。そのときの窓口と保証の期間がはっきりしているかどうかが、実際の安心を左右します。保証の章で、対象と年数を確かめておきましょう。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

「欠陥住宅」の問いを、公式の品質管理の記録と照らして確かめました

ここからは、前の章で分けた五つの不安を、BLISSが公開している記録と照らし合わせていきます。あらかじめ断っておくと、これは個々の投稿が正しいか間違っているかを判定するものではありません。会社の仕組みとして、何がどこまで確認できるのか。そこを一つずつ見ます。

検索に出てくることは、そのまま事実ではない

まず、大事な前提をひとつ。検索窓に「欠陥住宅」と出るのは、その言葉を打ち込んだ人が過去にいたという記録にすぎません。何件の家がそうだったという数を表すものではありません。実際、今回読んだ185件のうち、仕上がりへの気がかりを書いていたのは12件でした。前向きな受け止めや中立を合わせた全体のなかでは、一部にとどまります。無作為に選んだ調査ではないので、これがそのまま世間の比率になるわけではありませんが、強い検索語が全体像ではないことは読み取れます。

基礎の配筋は、第三者の機関が検査している

一つめの不安、構造への心配についてです。BLISSの家づくりの流れには、基礎工事のあとに配筋の検査があり、住宅瑕疵担保責任保険の法人という第三者が基礎と配筋の現場を確かめる、と書かれています。つまり、鉄筋の組み方を、売る側とは別の機関が図面どおりか確かめる段階が入っているということです。この検査は配筋の段階を確かめるもので、建物全体に欠陥がないことまで保証するわけではありませんが、後から見えなくなる部分を引き渡し前に点検する意味を持つものです。

全棟で構造の計算を行い、耐震の等級で証明を出している

同じ構造の不安について、もう一つの手がかりがあります。BLISSは公式の住宅仕様のページで、全棟で構造計算を行うと明記しています。取得できる最高の耐震等級で性能の証明書を発行し、制震のダンパーも標準で備えるとのことです。狭小の三階建ては重心が高く、地震のときの揺れ方が二階建てとは異なります。だからこそ、一棟ごとに構造を計算しているかどうかは大きな意味を持ちます。ここは公式に確認できる部分です。

住宅かし保険と地盤の保証が付いている

雨水の浸入や引き渡し後の不安を受け止めるのが、保険と保証です。新築住宅を売る事業者には、引き渡しから10年、構造の主要な部分と雨漏りについて責任を負う決まりがあり、BLISSもこの住宅かし保険に対応しています。さらに、地盤が不同沈下などを起こしたときに建物と地盤の修復費用を保証する地盤保証、シロアリの被害に備えるシロアリ保証も公式に記載されていました。これらが具体的に何年で何を対象にするのかは、保証の章で表にして確かめましょう。

同じ社名の別会社が多く、口コミが混ざりやすい

もう一つ、読み方の注意があります。「BLISS」や「ブリス」は英語の言葉なので、同じ名前の会社が住宅以外にもいくつもあります。美容や化粧品、アパレル、音響機器などの別会社で、住宅のBLISSとは資本も経営も関係がありません。口コミを読むときは、それが東京都文京区の株式会社BLISS、法人番号でいえば1010001141675の会社の話なのかを見分ける必要があります。狭小住宅や注文住宅、間取りや引き渡しといった言葉が出てこない口コミは、別会社のものである可能性を疑ったほうがいいでしょう。この記事は、住宅のBLISSに絞って読んだ投稿だけを数えています。

BLISSはどんな会社で、事業は続いているのか

口コミを読む前提として、会社の輪郭も公開情報でおさえておきます。「欠陥住宅」と一緒に「潰れるのでは」という不安を持つ人もいますが、そこは記録で確かめられる部分です。

狭小住宅を専門にする、都市部の注文住宅会社

株式会社BLISSは、東京都文京区湯島に本社を置く住宅会社です。設立は2003年で、前身の設計事務所から数えても同じ年にさかのぼります。公式には「狭小住宅の専門家」を掲げ、年に約300棟を手がけるうち、その八割ほどが狭い土地に建てる家だと説明しています。主力は建売の分譲ではなく、土地の条件に合わせて設計する注文住宅です。対応するのは東京の二十三区や狛江、千葉の松戸や流山、埼玉の三郷や八潮といった都市部で、川崎・横浜・京都にも店舗があります。従業員は2026年1月の時点で101名です。

売上は四期続けて増えている

経営が続いているかどうかは、公式の売上高の推移から読み取れます。決算の月である10月を基準に、2022年が106億円、2023年が114億円、2024年が142億円、2025年が150億円です。四期続けて増えている数字で、右肩下がりの気配は見当たりません。加えて、2026年には横浜に新しい店舗を開いています。国が公開している法人の記録にも、法令違反や行政処分の掲載はありませんでした。ここまでを見るかぎり、経営の先行きを心配させる材料は、公開情報のなかには見当たりません。ただし、これは今の時点で確認できる範囲であって、将来を保証するものではない点は添えておきます。

免許と許可の括弧の中身は、意味が違う

会社の裏づけを見るとき、免許や許可の番号は手がかりになります。ただ、括弧のなかの数字の読み方には注意が必要です。BLISSの宅地建物取引業の免許は「国土交通大臣(3)第8217号」です。この(3)は免許を更新した回数を表し、三期目、つまり二度の更新を重ねてきたことを意味します。宅建の免許は五年ごとの更新なので、通算でおおむね十年を超えて続いている計算になります。いっぽう特定建設業の許可は「国土交通大臣許可(特-5)第23911号」で、こちらの「5」は許可を受けた年度を指し、更新の回数ではありません。同じ括弧の数字でも、宅建は回数、建設業は年度という違いがあります。「特定」は、元請として下請に一定額以上の工事を発注する場合に必要な区分で、会社の品質や信用の格付けを表すものではありません。あわせて、一級建築士事務所の登録も持っています。

狭い土地や変わった形の土地に建てると、費用や工期はどう変わるのか

BLISSの評判を読むとき、一般的な注文住宅の話と、狭い土地ならではの話は分けて考えたほうが正確です。口コミには「高い」「工期が延びた」という声もありました。その原因は投稿だけでは判定できませんが、狭小地では法律や敷地の条件が費用や工期に影響する点も背景にあります。会社側の対応と土地側の事情を切り分けておくと、見積もりの数字が読みやすくなります。

三階建てや防火の地域という条件が、費用に効く

都心の狭い土地は、限られた面積に部屋を積むため、三階建てになりがちです。二階建てより厳しい構造計算が要り、地域によっては準防火や防火の仕様も欠かせません。窓やドアを防火のものにし、外壁を燃えにくい構成にする。そのぶん、同じ床面積でも建築費は上がりやすくなります。これは会社ごとの値付けの問題ではなく、法律と敷地の条件から生まれる差です。

斜線制限や隣地との距離が、間取りを決める

狭い土地では、道路や北側からの斜線制限、隣の家との距離といった決まりが、間取りをかなり縛ります。上の階を後ろに下げたり、屋根を斜めにしたりして、法律の枠に収める設計が欠かせません。BLISSが狭小地を専門にしているのは、この枠の中で使える空間を引き出す設計に慣れている、という意味でもあります。口コミに出てくる採光や収納の工夫への評価は、この設計力にあたる部分です。逆に、思ったとおりの四角い間取りにならなかった、という声は、会社ではなく土地の条件が理由のことがあります。

搬入や足場の制約が、工期に響く

狭い土地は、資材を運び込む道が狭かったり、足場を組む余地が乏しかったりします。前面の道路が狭ければ、大きなトラックは入れません。小分けで運ぶ手間が増えるぶん、工期は郊外の家より延びやすくなります。BLISSの公式資料では、家づくり全体の目安を約九か月から十二か月としています。打ち合わせにおよそ一か月、詳細設計と各種申請に二から三か月、着工から竣工に六から八か月という内訳です。狭小地の事情で前後する分は、あらかじめ見込んでおくと安心でしょう。

価格と坪単価は、どこまで見えるのか

お金の話は口コミでいちばん多く触れられていた話題でした。ただ、狭小住宅の価格は土地ごとに動くため、ひとつの坪単価で語りにくい分野でもあります。では、坪単価はどこまで公表されているのか。公表されている範囲と、確かめる順番に分けて見ておきます。

公式サイトに坪単価の明記はなかった

まず事実として、BLISSの公式サイトには、坪単価をいくらと示す記載が2026年7月の時点で見当たりませんでした。記載がない理由まではわかりませんが、土地の条件で価格が動く狭小住宅では、ひとつの坪単価で示しにくい面があります。同じ延べ床面積でも、土地の形、三階建てか、防火の仕様が要るか、地盤の補強が必要か、といった条件で建築費は大きく動きます。ですから、この記事でも推し量った坪単価の数字は出しません。ネット上に出回る坪単価は、条件の違う家を平らにならした目安にすぎない、と受け止めておくのが安全です。

本体価格のほかに、かかるお金を頭に入れる

総額を読み違えないために、本体の工事費以外にかかるお金を先に知っておくと役立ちます。地盤の調査と、必要なら補強の工事。屋外の給排水やガスの引き込み。解体が要る土地なら解体費。設計料や、建築確認などの申請にかかる費用。登記や住宅ローンの手数料、火災保険。狭小地では、搬入や足場に関わる仮設の費用も見ておきたいところです。見積書を受け取ったら、これらが含まれているのか、別に足されるのかを一つずつ確かめると、後からの上振れを避けられます。

相見積もりのときに見るところ

ほかの会社とも見積もりを比べるなら、総額の数字だけでなく、含まれている範囲をそろえて並べるのが要点です。片方に地盤補強が入っていて、もう片方に入っていなければ、単純な比較になりません。標準の仕様がどこまでで、どこからがオプションなのか。この線引きを会社ごとに確かめると、安く見える見積もりの正体が分かります。狭小住宅は仕様の差が金額に効きやすいので、ここは時間をかける価値があります。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

建物の性能に、公式の裏づけはどこまであるのか

ここは「欠陥住宅」という検索語に、公式の資料でいちばん直接に答えられる部分です。数値には条件が付くので、その条件もあわせて確かめます。

BLISS(株式会社BLISS)の公式サイトと公的記録で確認できた値をまとめた表の図。全棟で構造計算を実施し、取得可能な最高の耐震等級で性能証明書を発行、制震ダンパーを標準装備。家づくりの流れに、基礎工事後の配筋検査を住宅瑕疵担保責任保険法人という第三者機関が行うことが明記されている。保証は、住宅かし保険が引き渡しから10年、地盤保証、シロアリ保証が引き渡しから10年または20年。点検は引き渡し後の1年、5年、10年を無償で実施し、さらに10年の延長保証と24時間365日のコールサービスがある。高性能商品パティオ・アテリアはUA値0.6、断熱性能等級5、一次エネルギー消費量等級6。売上高は決算10月ベースで2022年106億円、2023年114億円、2024年142億円、2025年150億円と4期連続で増えている。ただし坪単価は公式サイトに明記がなく、土地条件で変わるため金額は確定していない旨が図中に注記されている。
公式の会社概要と、国の法人記録でたしかめた値です。全棟の構造計算や第三者機関の配筋検査、住宅かし保険と地盤保証、1年・5年・10年の点検が確認できます。いっぽう坪単価は公式に明記がなく、土地の条件で変わるため、ここでは金額を出していません。

全棟の構造計算と、制震のダンパー

BLISSは公式の住宅仕様のページで、全棟で構造計算を行うと説明しています。構造計算は、その家が地震や風に対してどれだけ耐えるかを一棟ごとに数字で確かめる作業です。三階建ての狭小住宅は重心が高くなりやすいため、一棟ずつ計算する意味は大きいのです。あわせて、取得できる最高の耐震等級で性能の証明書を発行し、揺れを抑える制震のダンパーを標準で備える、とも記載されています。構造への不安に対しては、この全棟計算と第三者の配筋検査が、公式に確かめられる裏づけになります。

高性能の商品の断熱等級と省エネ等級

暑さ寒さや光熱費に関わる断熱の性能は、商品ごとに水準が示されました。高性能の商品「PATIO atelier」、読みはパティオ・アテリアは、断熱の性能等級が5、一次エネルギー消費量の等級が6で、UA値という熱の逃げやすさを表す数字は0.6、省エネの水準はZEHに相当すると公表されています。等級5や等級6は、現在の制度で上のほうにあたる水準です。ただし、これは高性能の商品での数値なので、どのプランでも同じというわけではありません。契約する商品でどの等級になるのかは、見積もりの段階で確かめておくのが確実です。

性能の等級には、条件が付く

気をつけたいのは、公表されている等級が、すべての家に自動で付くとはかぎらない点です。狭小の三階建てや、防火の仕様が求められる敷地では、設計の制約から一部の等級が取りにくくなることがあります。断熱の等級も、選ぶ窓や断熱材の仕様で変わります。ですから、公式の数値は「取り得る最高の水準」として読み、自分の土地とプランで実際にどこまで取れるのかは、担当者に確認する。この二段構えで見ると、性能の話は誤解なく受け取れます。

住みはじめてからの保証と点検は、何年つづくのか

建てて終わりではなく、住みはじめてからどこまで見てもらえるのか。ここが「欠陥住宅」への不安のうち、暮らしに直結する部分です。BLISSが公開している保証と点検の中身は、期間と対象に分けると読み解けるはずです。

住宅かし保険は10年、延長でさらに10年

新築住宅を売る事業者には、引き渡しから10年のあいだ、構造の主要な部分と雨漏りについて責任を負う決まりがあります。これは法律で定められた最低限の保証で、BLISSも住宅かし保険という形で対応しています。さらにBLISSは、この10年に加えて10年の延長保証を用意していると公式に記載していました。品質の保証期間は、引き渡し日から10年または20年です。家の根幹に関わる構造と雨漏りに、長い保証が付きます。これは、後から見えなくなる場所への大きな安心材料です。

点検は1年・5年・10年の無償

定期の点検は、引き渡しのあと、1年、5年、10年の時点で無償で行うと説明されています。加えて、24時間365日受け付けるコールサービスや、契約書や保証書をスマートフォンから見られるアプリも用意されています。このアプリは2025年10月31日以降に契約する新しい顧客から使える、という条件付きです。口コミには対応の速さをめぐって前向きな声と気がかりの声の両方がありましたが、点検の仕組み自体は公式に定められた形で存在します。

地盤とシロアリにも、備えがある

保証は建物本体だけではありません。地盤が不同沈下などを起こして家に損害が出たときに、建物と地盤の修復費用を保証する地盤保証があります。狭小地は隣の建物や擁壁の影響を受けやすいので、地盤への備えは意味を持ちます。あわせて、シロアリの被害に備えるシロアリ保証もあり、期間は引き渡しから10年または20年です。これらの保証が、何を対象にして、どんな条件で使えるのかは、契約前に書面で確かめておくと確実です。

公開投稿で、良い評価が集まっていた点

気がかりの声ばかりを並べるのは、実像から外れます。今回読んだ185件のうち、前向きな受け止めは55件ありました。どんなところが評価されていたのかも、同じ熱心さで見ておきます。

BLISS(ブリス)についての口コミ185件を、掲載されていた場所の種類と書き手の受け止め方で分けた図。掲載先の内訳は住宅の口コミサイトや地図のクチコミが11件、住まいの掲示板・Q&Aが130件、個人ブログが44件。受け止め方は前向きなものが55件、どちらとも言えないものが66件、気がかりを書いたものが64件。合計185件。
185件を、載っていた場所の種類と、書き手の受け止め方で分けたものです。ランダムに選んだ調査ではないので、ここでの多い少ないが、そのまま世間の比率になるわけではありません。媒体は種類だけを示しています。

狭い土地でも建てられた、という安心

いちばん多かった前向きな声は、他社では難しいと言われた土地に建てられた、という安心でした。都心の十五坪ほどの敷地や、変わった形の土地で、予算のなかに収めながら家を建てられた、という受け止めです。狭小地を専門にしてきた会社ならではの評価で、間口が狭い、旗のような形の土地、といった条件でも設計の提案が出てきた点が支持されていました。

設計の工夫や、提案力への評価

限られた面積で、採光や収納をどう取るか。ここへの工夫を評価する声も目立ちました。吹き抜けで光を落とす、階段の下や壁のなかを収納にする、一階にビルトインの車庫を組み込む、といった提案です。狭さを我慢するのではなく、狭さを前提に設計を組み立てる提案を評価する声がありました。三階建ての上下の移動については負担を挙げる声もあり、ここは土地の条件との兼ね合いになります。

担当者の対応がよかった、という声

人への評価も、前向きな側に多く見られました。要望をよく聞いてくれた、相見積もりのあとでも丁寧に応じてくれた、近隣への配慮がゆきとどいていた、という記述です。リフォームの依頼でも、養生や清掃がていねいだった、価格以上の仕上がりだった、という声がありました。担当者との相性は満足度を大きく左右する部分なので、初回の相談で自分と合うかを見ておくと、その後の進め方がつかみやすくなります。

契約の前と引き渡しの前に、自分で確かめておきたいこと

ここからは、公開情報ではなく、自分の目と書類で確かめる番です。他人の口コミに頼らず判断するために、狭小住宅ならではの見どころも含めて順に挙げます。

契約の前に、見積の内訳と土地の条件を確かめる

契約の前に見ておきたいのは、見積書の内訳です。地盤の補強、屋外の給排水、解体、設計料、各種の申請費用が含まれているか。標準の仕様がどこまでで、どこからがオプションか。あわせて、自分の土地に三階建てが建てられるか、防火の仕様が要るか、斜線制限で希望の間取りが入るか、という土地側の条件も、この段階で担当者に確かめておきます。ここがあいまいなまま進むと、後から金額も間取りも動きます。

引き渡しの前に、見ておきたい箇所

引き渡しの前の内覧は、施主が自分の目で確かめられる大事な機会です。床が水平か、建具がすっと開き閉まりするか。窓の周りに隙間や結露の跡がないか。水道やお湯、排水がきちんと流れるか。外壁にひび割れがないか、屋根やバルコニーの防水の処理はどうか。天井裏や床下といった見えにくい場所も、可能なら見せてもらいます。気になる箇所は写真に撮り、いつまでに直すかを書面で決めておくと、直したかどうかを後から確かめやすくなるはずです。

書類でそろえておきたいもの

口約束ではなく、書面で残しておきたいものもあります。保証書と、その対象と期間が書かれた説明。点検の予定と、有償か無償かの区分。住宅かし保険の証書。構造計算や性能の証明に関わる書類。これらを引き渡しのときに受け取り、内容を確かめておくと、住んでからの不具合に落ち着いて対応できます。「欠陥住宅」という言葉への不安は、こうした書類がそろっているほど小さくなっていきます。

狭い土地に注文住宅を建てるBLISSが、向いている人・そうでない人

この記事で見てきた特徴は、どんな人にも同じように当てはまるわけではありません。BLISSという会社の性格が、自分の希望に合うかどうか。ここが最後の分かれ目です。

選択肢になりやすい人

都心やその周辺で、狭い土地や変わった形の土地に家を建てたい人には、選択肢になりやすい会社です。他社で断られた条件の土地でも、設計の提案が出てくる可能性があります。全棟の構造計算や第三者の配筋検査、住宅かし保険や地盤保証といった裏づけを重視する人にも向きます。限られた敷地で採光や収納を工夫したい、という希望とも相性がいいでしょう。

いったん立ち止まって考えたい人

いっぽうで、広い土地にゆったりした平屋や二階建てを建てたい人には、狭小の専門という強みが生きにくくなります。坪単価をはっきり示してほしい、という人にとっては、土地ごとに価格が動く注文住宅の性質そのものが分かりにくく感じられるかもしれません。三階建ての上下の移動を負担に感じる人や、標準仕様の範囲を先に固めて進めたい人は、初回の相談で希望をぶつけ、返ってくる提案と見積もりを見てから判断すると、あとで悩まずにすみます。

よくある質問

BLISSは本当に欠陥住宅が多いのですか

A.「欠陥住宅」は検索窓に出てくる候補であって、多い少ないを示す事実ではありません。今回読んだ185件のうち、仕上がりへの気がかりを書いていたのは12件で、前向きや中立を含めた全体の一部でした。公式には、全棟での構造計算、住宅瑕疵担保責任保険の法人による配筋の検査、住宅かし保険や地盤保証といった仕組みが確認できます。個々の投稿の真偽は判定できませんが、会社の仕組みとしての裏づけは公式に確認できました。

狭小住宅は割高になりますか

A.土地の値段そのものは郊外より抑えられますが、三階建てや防火の仕様、搬入や足場の制約から、同じ床面積でも建築費は上がりやすくなります。これは会社の値付けというより、法律と敷地の条件から生まれる差です。坪単価は公式に明記がないため、見積書の内訳をそろえて確かめるのが確実です。

会社の経営は続いていますか

A.公式の売上高は、決算月の10月を基準に2022年106億円から2025年150億円まで四期続けて増えています。2026年には横浜店を開いており、国が公開している法人の記録にも法令違反や処分の掲載はありませんでした。公開情報のなかに、経営の先行きを心配させる材料は見当たりません。ただし将来を保証するものではありません。

坪単価はいくらですか

A.2026年7月の時点で、公式サイトに坪単価を示す記載は見当たりませんでした。狭小住宅は土地の形や階数、防火の仕様、地盤の状態で建築費が動くため、ひとつの坪単価で表しにくい分野です。この記事でも推定の数字は出しません。総額は見積書の内訳で確かめてください。

保証はどのくらいの期間つきますか

A.構造の主要な部分と雨漏りについては、法律で定められた引き渡しから10年の保証があり、BLISSはさらに10年の延長を用意しています。品質の保証期間は引き渡しから10年または20年です。地盤保証やシロアリ保証もあり、点検は1年・5年・10年に無償で行うと公式に記載されています。対象と条件は契約前に書面で確かめてください。

狭い土地でも三階建ては建てられますか

A.敷地の条件しだいですが、狭小地に強い会社なので、三階建ての設計に慣れています。ただし、道路や北側の斜線制限、防火の地域かどうか、前面道路の幅などによって、建てられる大きさや形は変わります。自分の土地でどこまで建てられるかは、土地の資料を持って相談するのが早道です。

「BLISS」という会社は他にもありますよね

A.あります。美容や化粧品、アパレル、音響機器など、同じ名前の別会社がいくつも存在します。住宅のBLISSは、東京都文京区湯島にある株式会社BLISSで、法人番号は1010001141675です。口コミを読むときは、狭小住宅や注文住宅、間取りや引き渡しといった住まいの言葉が出てくるかを手がかりに、別会社の話と混ざっていないかを見分けてください。

まとめ

「BLISS 欠陥住宅」という検索から始めて、公開されていた185件の口コミと、公式や公的な記録を照らし合わせてきました。最後に、判断の手がかりを短く振り返ります。

  • 「欠陥住宅」は検索候補であって事実ではありません。読んだ185件のうち仕上がりへの気がかりは12件で、前向きや中立を含めた全体の一部でした。
  • 構造への不安には、全棟での構造計算と、住宅瑕疵担保責任保険の法人による第三者の配筋検査という、公式に確かめられる裏づけがあります。
  • 保証は、構造と雨漏りが引き渡しから10年、延長で最長20年。地盤保証やシロアリ保証もあり、点検は1年・5年・10年に無償です。
  • 経営は、売上高が四期続けて増え、新しい店舗も開いています。公開情報のなかに、経営の先行きを案じる材料は見当たりません。
  • 坪単価は公式に明記がありません。狭小住宅は土地の条件で価格が動くため、見積書の内訳をそろえて確かめるのが確実です。
  • 同じ名前の別会社が多いので、住まいの言葉が出てくるかを手がかりに、口コミを見分けてください。

強い検索語に立ち止まるのは自然なことです。そのうえで、他人の短い言葉ではなく、目の前の見積書と土地の条件、そして引き渡し前の内覧で判断できれば、迷いは小さくなります。この記事が、その一歩の助けになればと思います。