シーキューブの評判は?大阪・八尾の注文住宅の口コミ81件を独自調査【2026年】

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シーキューブと検索して、まず出てきたのが「焼きティラミス」や「お菓子」だったなら、少し戸惑ったはずです。都市部の狭い土地や込み入った形の土地でも設計で形にしてくれる会社として名前を知ったのに、肝心の家づくりの評判までたどり着けません。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートと、住宅会社に関する独自の口コミ調査を行い、断熱性能と保証の条件は公式情報と照らし合わせました。

結論を先にお伝えすると、シーキューブは、坪単価が公式に出ていないため見積もりでの確認は必要ですが、都市部の狭い土地や変わった形の土地で家を建てたい人には向いている住宅会社です。予算に応じて選べる商品を4つ用意していて、それぞれの本体価格は公式サイトに示されています。今回は、宅建士の視点から、商品ごとの本体価格と保証の確かめ方を詳しく見ていきます。

この記事でわかること

  • 注文住宅のシーキューブの評判が埋もれてしまう理由と、同じ名前の会社や商品との見分け方
  • 口コミと体験談81件を6つの論点に分けたとき、良い声と気になる声がどこへ寄ったのか
  • 法人番号や建設業の許可、補助金の記録からたどれる会社のいまの姿
  • C.BASEからACTまで4商品の本体価格と、坪単価が非公表のなかで総額を組む道すじ
  • STORYのUA値0.46が指すものと、「4つの安心保証」で書面に残しておきたい項目
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この記事の監修

宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美

宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をふまえ、価格や保証の記述と会社の法人情報の裏づけを、公式に公開されている資料で確認しています。(監修日:2026年7月22日)

  1. 公開口コミ81件を分類してわかった、シーキューブで語られていること
    1. 設計と商品選びに集まった声(言及29件)
    2. 費用の感じ方が割れたところ(言及8件)
    3. 現場と工期に書かれたこと(言及11件)
    4. 保証と、引き渡し後に向いた声(言及10件)
    5. 会社と担当者に向いた受け止め(言及17件)
    6. 断熱と性能への期待(言及6件)
  2. 評判の中身を、公的な記録と公式サイトの数値でたどる
    1. 会社の現状は、法人番号と許可からたどれる
    2. 断熱と耐震の数値は、おもにSTORYで公表されている
    3. 逆に、公式では確認できなかった数字
  3. 「シーキューブ」という名前は、ひとつの会社のものではない
    1. 同じ名前の会社やお店が、いくつも並ぶ
    2. 新築の口コミとリフォームの口コミも、まざりやすい
  4. 公表値がしめす強みと、口コミがつく弱み
    1. 公式の公表と公的記録から確認できる点
    2. 用心したいところと、その打ち手
  5. 坪単価より、商品ごとの本体価格から総額を組み立てる
    1. 公式が公表している価格と、確認できなかった項目
    2. わが家の総額を固める段取り
  6. 保証は名前だけでなく、中身を書面で押さえる
    1. 公式が掲げる保証と、押さえておく項目
  7. シーキューブに向く人、慎重に進めたい人
  8. よくある質問
    1. 「シーキューブ 評判 口コミ」で調べると、お菓子や別の会社が出てくるのはなぜですか?
    2. シーキューブの断熱の性能は、どれくらいですか?
    3. シーキューブの坪単価は、いくらくらいですか?
    4. 対応エリアは、どのあたりですか?
    5. 会社の経営は大丈夫でしょうか?
    6. 保証は何年つづきますか?
    7. 注文住宅とリフォーム、どちらの口コミを見ればいいですか?
  9. まとめ 契約の前に確かめる6項目

公開口コミ81件を分類してわかった、シーキューブで語られていること

評判という言葉が実際に何を指すのかは、書かれた文章を一つずつ読むと輪郭が見えてきます。目を通した81件は、設計、価格、施工、保証、会社と担当者、そして住まいの性能という6つの論点に落ち着きました。

調査した口コミ81件の内訳図。媒体の種類別に大手口コミサイト29件、掲示板・Q&Aサイト35件、SNS15件、個人ブログ2件。内容の傾向別に肯定38件、中立31件、懸念12件。
調査対象81件の媒体別・傾向別の内訳。無作為抽出ではないため、割合は母集団全体を代表するものではありません。

読み解く前に、調べ方の前提をそろえておきます。81件は、2026年7月時点で公開されていた投稿のうち、内容を確認した数です。施主の人数ではありません。今回のやり方は、施主本人へのアンケートではなく、無作為抽出でも全件収集でもない調査です。ですから割合や多数派を示せる調べ方ではありません。この記事でお伝えしたいことは、3つあります。良い評判と気になる評判の両面、それを生む事情、そして契約の前に打てる手です。

投稿でつづられた話と、公式の資料で裏づけできる話は、あえて別々に扱いました。特定の口コミサイト名やアカウント名は記事に出さず、載せるのは媒体の種類だけにとどめました。会社そのものの情報は、国が運営する法人情報の公表サイトで確認しています。性能や仕様、保証の記載は公式サイトに書かれていた内容であって、第三者が測り直した数字でも、全商品や全棟で成り立つと裏を取ったものでもありません。

もうひとつ、読み進める前に共有しておきたいことがあります。シーキューブの創業は1971年、2026年で55年目を迎えます。建てた家や手がけたリフォームが積み重なれば、投稿の総数も増えるものです。ただしそれは、一件ごとの不満の重さを軽くする理由にはなりません。住まいの出来ばえに不満はなくても、打ち合わせでの一言がしこりになって採点が辛くなる。そんな投稿にも何度か出くわしました。

公開された投稿には、投稿者の層に偏りがあります。満足しても不満でも、わざわざ投稿する機会は多くありません。書き込みやすいのが満足側か引っかかった側か、その偏りまでは今回はかっていません。とりわけシーキューブの声は、工事を終えた人が感想を残す紹介サイト由来のものが目立ち、全体に高めの評価へ寄りやすい癖があります。だから投稿の件数から、そこで暮らす人みんなの本音を割り出すことはできません。この前提を手放さないまま、続きを読んでください。

数え上げるとこうなりました。最も書き込みが集まったのは設計・商品選択で29件。これに経営・会社の現況・契約相手が17件、施工品質・工期が11件と続きます。ほかは保証・アフター10件、価格・費用8件、住宅性能・断熱6件という並びでした。この並びからわかるのは、どの話題が書き込みになりやすいかという傾向だけで、多く挙がった話題ほど良い、あるいは悪い、と読めるものではありません。

6つを一覧に整えました。上ほど重いという序列ではなく、すべて対等に置いています。

論点 目にした媒体 公式・公的に裏の取れた事実 公開情報ではわからない範囲 契約前に確かめたい点
設計・商品選択 住宅系の掲示板・Q&Aサイト/個人ブログ/大手口コミサイト C.BASE・FUN・STORY・ACTの4商品。狭小地や変形地への設計を強みに掲示 各商品で標準に入る範囲、変更や追加で費用が動く仕組み 選べる幅の境目と、そこを越えたときの差額の出し方
価格・費用 大手の口コミサイト、住宅系の掲示板やQ&Aサイト 本体価格はC.BASEが約1,374万円から、ACTが3,075万円から(税抜) 坪単価の一覧、付帯や外構まで足した総額の目安 本体・付帯・外構・地盤・諸費用まで積んだ総額と、標準の線引き
施工品質・工期 住宅系の掲示板・Q&Aサイト/個人ブログ/大手口コミサイト 木造での施工。工法として通気を確保するWB工法にも言及 検査の入れ方、手直しの速さ、監督ひとりが持つ現場の数 現場を見るのは誰か、立ち会いの回数、遅れた際の連絡の決め事
保証・アフター 住宅系の掲示板やQ&Aサイト、大手の口コミサイト 「4つの安心保証 6つのサポート」を掲示。公表は名称まで 各保証の年数、対象の部位、免責、点検後に有償となる範囲 保証書に載る会社と法人番号、対象外の事象、窓口と返答の日数
経営・会社と担当者 個人ブログと、住宅系の掲示板・Q&A 法人番号7122001018696、本店は八尾市、建設業許可も有効 店舗ごとの体制、担当が代わるときの引き継ぎの決め事 契約書に載る会社と法人番号、相談から契約までの連絡の流れ
住宅性能・断熱 大手口コミサイト/住宅系の掲示板・Q&Aサイト/個人ブログ STORYでUA値0.46、HEAT20のG2グレード相当、全棟で耐震等級3 C値の実測値、STORY以外の商品のUA値や等級の表示 わが家の外皮計算によるUA値、気密を測った報告書の受け取り
論点別に見たシーキューブの口コミ件数の横棒グラフ。設計・商品選択29件、経営・会社の現況・契約相手17件、施工品質・工期11件、保証・アフター10件、価格・費用8件、住宅性能・断熱6件、合計81件。
論点別の言及件数(合計81件)。件数は話題に上がった多さであり、良し悪しの評価ではありません。

設計と商品選びに集まった声(言及29件)

最も文章が集まったのが、この論点でした。住宅系の掲示板やQ&Aでの書き込み、大手の口コミサイト、個人ブログにまたがり、どれも真偽までは追いきれていません。よく見かけたのは、狭い敷地でも光を取り込めた設計や、間取りの自由がきいたという喜びの声です。変わった形の土地に多彩なデザインで応えてくれた、間取りの迷いに社内の設計者がすぐ動いてくれた、といった書き込みが並びます。要望を書面でつぶしながら、形と費用の両方で折り合えたという投稿もありました。

反対に、モデル棟の間取りや意匠が好みからずれて候補を降ろした、自由設計とはいえ規格に寄ると感じた、という受け止めも見られます。要望を足すたびに費用がふくらむ、との指摘も出ていました。選べる幅や追加のお金は、契約より前にはっきりさせられる部分です。図面と変更の履歴、そして確認の段取りを先に尋ねておけば、あとから話が食い違いにくくなります。

費用の感じ方が割れたところ(言及8件)

お金の受け止めは、書き手ごとに割れていました。ここで触れるのは、住宅系の掲示板やQ&Aサイトと大手の口コミサイトにあった、確かめようのない投稿です。納得している側からは、大手より本体が安く収まった、相見積もりで価格も提案も評価できた、ほぼ希望額に着地したという声が届いています。小さな工事にも丁寧に付き合ってくれた、という受け止めもありました。

引っかかった側では、モデル棟の価格に届かず見送った、二階のトイレを足したら思ったより跳ねた、という投稿があります。坪単価というひとことが、本体だけを指すのか総額まで含むのかで変わるため、同じ数字に見えても並べにくいのが本音のところです。金額の詰め方は、あとの費用の章にまとめました。

現場と工期に書かれたこと(言及11件)

現場の話題では、うまく運んだという報告と、手を焼いたという報告の双方が見られました。対象は住宅系の掲示板とQ&A、大手の口コミサイト、個人ブログの書き込みで、書き手も出来事も確認は取れていません。うまくいった側では、短い納期に応じてくれた、雨漏りの場所を的確につかんで直してくれた、担当と職人の応対に信頼を覚えた、という声がありました。

一方で、細かな施工の乱れと手直しが続いた、連携のすきまで引き渡しがひと月ほどずれた、共有が薄くて不安だった、という投稿も出ています。現場の運びは、受け持つ店舗や監督によって差が出ることもあるでしょう。ただ、どれも未検証の個別の投稿で、差の有無までは確かめられません。施主の下調べが甘いせいだ、と片づく話ではありません。検査をいつ何回入れるのか、遅れたときにどう知らせが来るのかを先に示すのは、売る側の務めでもあります。

保証と、引き渡し後に向いた声(言及10件)

数は多くありませんが、安心する声と気になる声の双方が見えた論点でした。これも住宅系の掲示板やQ&Aサイトと大手の口コミサイトにあった、確かめようのない投稿です。安心を語る側は、定期の点検に来てくれること、保証の手厚さへの期待を口にしています。水回りの手直しに満足して、また頼みたいという受け止めもありました。

気になる側では、雨どいの掃除を頼んだのに詰まりが残って出張料がかかった、点検で有償になる線を先に確かめたい、という投稿があります。ここから起こりやすさや会社全体の応対を測ることはできません。紙の上の年数と、実際に誰がいつ動くのかは別物ですから、次の章に続けて、公式の記載と確かめ方を並べます。

会社と担当者に向いた受け止め(言及17件)

契約する相手そのものへの見方です。これも住宅系の掲示板やQ&Aサイトと個人ブログにあった、確かめようのない投稿です。落ち着いた評価としては、初心者向けの勉強会や無料の個別相談が助けになった、土地探しから助言をもらえた、というものがありました。八尾で検討していて評判をたずねる質問も、いくつも見かけます。

引っかかった側では、土地探しの連絡が途中で切れた、融資の確認が滞って他社も見はじめた、予算の条件を断られて任せづらかった、という声も見られました。最初のやり取りの手ざわりが、そのまま候補の絞り込みへ直結している様子がうかがえます。ただこれは担当者ごとの話でもあり、会社そのものの物差しにすり替えるわけにはいきません。会社の現状は、次の章で公的な資料からたどります。

断熱と性能への期待(言及6件)

数の上ではいちばん薄い論点でした。紹介サイト由来のリフォームの声が多めだった今回の集まりでは、新築の断熱そのものに踏み込んだ投稿はあまり見当たりません。それでも、自然素材や長期優良住宅に寄せる期待、浴室の手直しで暖かくなったという受け止めはありました。土地探しから相談して予算内で心地よい家になった、という投稿もあります。

性能の数字そのものは、投稿からではなく公式の公表値で押さえるのが堅実です。STORYで示されたUA値や耐震等級が実際に何を意味するのかは、次の章で数字を並べて確かめます。

シーキューブの評判を口コミ81件で確かめる調査手順を示した図。公開されている口コミ・体験談81件を集め、6つの論点に分類したうえで公式サイトと法人情報で照合する流れを表す。
公開の口コミと体験談81件を6つの論点に振り分け、公式の資料とつき合わせた流れです。施主本人へのアンケートではありません。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

評判の中身を、公的な記録と公式サイトの数値でたどる

前の章で振り分けた81件は、いったん投稿として受け止めました。ここからは話を切り替えます。口コミの真偽を裁くのではなく、国の記録と公式サイトの数字で、どこまで確かめられるのかという見方です。これだけ数字を出している会社なのに、それでもなぜ評判が気になるのか。答えのなかばは、次の公的な情報のなかにあります。

会社の現状は、法人番号と許可からたどれる

まずは会社そのものから。株式会社シーキューブの法人番号は7122001018696、本店は大阪府八尾市旭ケ丘2丁目59-3に置かれています。創業は昭和46年4月、法人としての改組は平成9年9月。西暦になおすと1971年の創業で、2026年には55年目を数えます。資本金は1,000万円、代表は安本昌巨。八尾を軸に、あべのやなんばにもスタジオがあります。

許可の情報も開かれていました。建設業の許可は大阪府知事許可の般106889号、建築士事務所の登録は大阪府知事登録のろ第9459号です。番号は更新のたびにかっこの中が振り直されるので、いまの表記は国の検索システムか会社に直接たずねるのが確実でしょう。従業員の数は、国の法人情報サイトで21人と示されていました。

会社が回っているかどうかも、記録から読めます。同じ法人情報サイトには、令和2年度の事業再構築補助金が48,616,666円で確定したこと、テレワークを進める助成金が交付決定になったことが載っていました。補助金が下りたということは、その時点で事業が続き、審査を通っていたということです。倒産や廃業をにおわせる公的な記録は、調べたかぎり見つかりません。これは先ゆきを保証するものではありませんが、記録の上では、事業はいまも動いています。

断熱と耐震の数値は、おもにSTORYで公表されている

株式会社シーキューブが公式サイトで公表している内容の一覧表。商品はC.BASE・FUN・STORY・ACTの4シリーズ。STORYは断熱性能のUA値0.46でHEAT20のG2グレード、全棟で耐震等級3。ACTは最高グレードの断熱と全館空調。工法は木造で通気を確保するWB工法にも言及。建設業許可は大阪府知事許可般106889号、法人番号は7122001018696。
公式サイトで拾えた記載(2026年7月22日時点)。実際に建てる住まいの数値は、書面での確認がいります。

具体的な性能値として公式で確認できたのは、おもにSTORYの数字でした。STORYは、自社の基準としてHEAT20のG2グレード、UA値でいえば0.46を掲げ、あわせて高気密の住まいだと説明します。耐震は全棟で等級3。最上位のACTは、数値ではなく、最高グレードの断熱と全館空調という言葉で位置づけられています。

確認した項目 公式サイトの記載
商品ライン C.BASE/FUN/STORY/ACT の4シリーズ
断熱性能(STORY) UA値0.46。自社基準でHEAT20のG2グレード相当
気密(STORY) 高気密の住まいと説明。C値の実測値そのものは非掲載
耐震(STORY) 全棟で耐震等級3
断熱・空調(ACT) 最高グレードの断熱と全館空調
工法 木造。通気を確保するWB工法にも言及
保証 「4つの安心保証 6つのサポート」を掲示。中身は書面で確認
建設業許可 大阪府知事許可(般)106889号

UA値は外皮平均熱貫流率の略で、小さいほど熱が外へ逃げにくいという意味です。HEAT20は、断熱をどこまで高めるかをはかる民間のものさしで、G2はそのなかでも上のほうの水準にあたります。STORYはこの数字を自分から出している、と読めます。ただ、ここに並ぶのはあくまで公式サイトの記載。第三者が測り直した数値でも、建てる一棟ごとに同じになると保証したものでもありません。

逆に、公式では確認できなかった数字

探しても出てこなかった項目も、正直に書き出します。第一に坪単価。商品ごとの本体価格は出ていたものの、坪あたりいくらという一覧は公式サイトにありませんでした。気密のC値も、STORYで高気密とはあっても、実測値そのものは見当たりません。全棟で気密を測る、全棟で構造計算をする、といった全棟表記も、公式ページの上でははっきり確かめられませんでした。

STORY以外のUA値や耐震等級も、それぞれの商品ページでは数字を確認できていません。保証にしても、名前は掲げられていますが、何年でどこまで面倒を見るのかという中身は、公式ページからは読み取れませんでした。見つからないものを想像で埋めるつもりはありません。どれも商談の席でたずねれば返ってくる数字です。契約より前に、ひとつずつ押さえておいてください。

「シーキューブ」という名前は、ひとつの会社のものではない

この社名を追いかけていて、最初にとまどったのがこの点でした。画面に出てくる情報が、ねらった注文住宅会社のものなのか。そうとはかぎりません。「シーキューブ」という名は、まったく別の会社やお店にも使われています。

同じ名前の会社やお店が、いくつも並ぶ

検索欄に「シーキューブ」と打つと、上位に顔を出すのは焼きティラミスで知られる菓子のブランドや、名古屋にある電気通信工事の会社です。どちらも大阪の注文住宅とはまるで畑ちがいで、口コミの中身も当然そろいません。同じ八尾のなかにも、社名の後ろに別の言葉がつく建設会社があり、東京などにも同名の「株式会社シーキューブ」が登記されています。ここでは、それぞれの評判には立ち入りません。肝心なのは、ねらった一社を取りちがえないこと、その一点です。

見分けの手がかり ねらった注文住宅会社の値
法人番号 7122001018696
本店の場所 大阪府八尾市旭ケ丘2丁目59-3
公式サイト c-cube.cc のドメイン
商品の呼び名 C.BASE/FUN/STORY/ACT
施工のエリア 大阪の八尾・阿倍野・柏原、奈良市など

コツは、名前だけで決めつけないこと。法人番号、公式のドメイン、店舗や商品の呼び名を重ねれば、菓子のブランドや通信の会社と取りちがえずにすみます。今回の集計でも、この注文住宅会社の話だと確かめきれない投稿は、はじめから数に入れていません。

新築の口コミとリフォームの口コミも、まざりやすい

もうひとつまぎれやすいのが、同じ会社のなかの事業のちがいです。シーキューブは注文住宅のほかに、リフォームやリノベーションも手がけています。案内のサイトも、新築とリフォームで別々です。だから口コミにも、一から家を建てた人の声と、水回りや内装を直した人の声とがまざります。

このふたつは、見どころが少しずつちがいます。新築なら間取りや性能、総額の組み立てが軸になり、リフォームなら工事の範囲や既存部分との取り合いが焦点です。どちらの話なのかを見きわめて読むと、判断を誤りにくくなります。今回はおもに注文住宅の目で読み進めましたが、投稿のなかに両方がまざっている点は、頭の隅に残しておいてください。

公表値がしめす強みと、口コミがつく弱み

ここまでの材料から、評価できる点と、用心しておく点を挙げます。評価できる点は、公式サイトか公的な記録で裏の取れたものだけにしぼりました。用心したい点には、それぞれ打てる手をそえています。片側だけを見て決めてしまわないよう、両方に目を配ってください。

公式の公表と公的記録から確認できる点

第一に、性能の数字を自分から出していること。STORYでUA値0.46を掲げ、全棟で耐震等級3をうたっています。数字を表に出す姿勢そのものが、くらべる材料をこちらへ差し出してくれている、という意味で心強いところです。

第二に、価格の入口を4つの商品で分けていること。手前のC.BASEから最上位のACTまで、予算と求める性能に応じて選べます。太陽光をのせたセミオーダーのC.BASEのように、仕様をしぼって価格を抑える道もあります。

第三に、地域に根を張ってきた年月。1971年の創業から55年、本店も八尾から動いていません。国の記録では補助金の交付も確かめられ、事業が続いてきたことが読み取れます。狭い土地や込み入った形の土地の設計を強みに掲げる点も、都市部で土地から探す人にはありがたいはずです。

用心したいところと、その打ち手

いっぽうで、公式サイトだけでは詰めきれない部分もあります。まずは価格。商品ごとの本体価格は出ていても、坪単価の一覧や、付帯工事まで込みの総額の目安は載っていません。総額は、自分で見積もりを取って積み上げるほかありません。手間はかかりますが、そのぶん確かな数字が手に入ります。

次に性能の裏づけ。STORYのUA値は公表されていても、建てる家ごとの外皮計算の書面や、気密を測った報告書が出てくるかどうかは、公式ページでは確かめられませんでした。数字を約束として受け取るのではなく、わが家の書面で確かめる。この一手間が効いてきます。第三に保証の中身。名前は掲げられていても、年数や対象、免責の範囲は公式ページからは読み取れませんでした。保証書に何がどう書かれるのか、契約の前に現物を見せてもらってください。前もってたずねれば小さくできるものはあります。ただ、確かめる負担を建てる側だけに負わせてよい話でもありません。資料がすっと出てくるかどうかも、会社を測るひとつの目安になります。

坪単価より、商品ごとの本体価格から総額を組み立てる

費用をめぐる書き込みは8件でした。同じ会社の話なのに、受け止めがここまで割れるのはなぜなのか。もとをたどれば、くらべている中身が人によってちがうからです。坪単価というひとことが、本体だけを指すのか総額まで含むのか、その中身が人によってずれていて、そこも話をこじらせます。

公式が公表している価格と、確認できなかった項目

公式サイトには、商品ごとの本体価格が置かれていました。手前のC.BASEでおよそ1,374万円から、最上位のACTで3,075万円から。いずれも税抜の本体価格で、坪あたりいくらという形の一覧はありません。

商品ライン 本体価格(税抜) 公式が挙げる例と特徴
C.BASE 1,374万円〜 20坪の例で税込1,511万円、太陽光をのせたセミオーダーで長期優良住宅の仕様
FUN 1,799.1万円〜 27坪の例で税込1,979万円、素材と設備をしぼったシンプルな家
STORY 1,988.1万円〜 27坪の例で税込2,186.9万円、家事のしやすさと心地よさを軸にした家
ACT 3,075万円〜 30坪の例で税込3,382.5万円、最高グレードの断熱と全館空調

この価格は、あくまで本体だけの目安です。実際に家を建てるとなれば、ここへ付帯工事や外構、地盤の改良、登記や保険といった費用が重なっていきます。だから本体価格の安さだけでくらべると、あとで総額が思いのほか伸びてしまう。ここが落とし穴です。

わが家の総額を固める段取り

出どころのあいまいな坪単価を検索して回るより、費目をひらいて総額を積み上げるほうが早道です。次の項目がそろった見積もりを1枚もらえれば、それが判断の土台になります。

ひらいてもらう費目 目のつけどころ
本体工事費 選んだ商品の仕様がそのまま反映されているか。どこまでが標準の内か
付帯工事費 水道やガスの引き込み、屋外の配線、古い建物の取り壊しは入っているか
外構工事費 車を停める場所、玄関までの通路、フェンスや庭木はどこまで見込むか
地盤改良費 調査より前の段階なら、いくらの見込みを立てているか
諸費用 登記の費用、火災保険、ローンの手数料、税金の扱い
狭小地・変形地の追加 敷地が狭い、形がいびつ、という場合に設計や工事でいくら動くか

この紙が2社ぶんそろえば、相場を検索するよりずっと確かなくらべ方ができます。金額は土地と仕様で動くので、だれかの総額をそのまま自分に当てはめるわけにはいきません。とくに都市部で土地から探す人は、敷地の条件で工事費が変わりやすいぶん、早めに概算を置いてもらうと落ち着いて進められます。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

保証は名前だけでなく、中身を書面で押さえる

保証やアフターに触れた書き込みは10件でした。数こそ多くありませんが、引き渡したあとの話は、契約の前にこそ確かめておく値打ちがあります。保証は何年つづき、いざというときに動くのはだれなのか。ここは名前ではなく中身を見ます。

公式が掲げる保証と、押さえておく項目

公式サイトには「4つの安心保証 6つのサポート」という表示があります。ただ、それぞれが何年で、どこまでを対象にし、免責はどうなるのかという中身までは、公式ページからは読み取れませんでした。だから、ここで年数を言い切ることはしません。かわりに、契約の前に現物で確かめておきたい項目を挙げます。

あわせて、法律で決まった最低ラインも知っておくと安心です。新築住宅を請け負う会社や売る会社は、住宅品質確保促進法によって、引き渡しから10年間は、構造耐力上主要な部分と、雨水の浸入を防止する部分の欠陥に責任を負います。すべての不具合が10年守られるわけではありません。会社は保険への加入か供託で、その備えをととのえることになっています。

確かめたい点 たずね方の一例
保証を出す会社 保証書に社名が載るのはどこか。法人番号もあわせて聞きたい
各保証の年数 4つの保証は、それぞれ何年つづくのか
対象と免責 どの部位が対象で、何が対象から外れるのか
点検の時期 引き渡したあと、いつ、だれが見に来るのか
連絡と返答 困りごとが出たら、どこへ連絡して、返事まで何日かかるのか

ここまで詰めておけば、住みはじめてから慌てる場面はぐっと減らせます。遠慮はいりません。たずねたときに書面がすっと出てくるかどうかも、その会社を見るひとつの目安になります。

シーキューブに向く人、慎重に進めたい人

向いていそうなのは、断熱を数字で確かめてから選びたい人です。STORYならUA値0.46が公式に出ていて、耐震も全棟で等級3。もちろん建てる家の数値が同じとはかぎらないので、外皮計算の書面で確かめる前提でしょう。それでも、くらべる材料はそろっています。

都市部で土地から探す人の候補としても悪くありません。狭い土地や込み入った形の土地への設計を強みに掲げ、八尾やあべの、なんばにスタジオを構えています。土地の条件で悩む人ほど、一度あたってみる値打ちは大きいでしょう。

予算に合わせて商品を選びたい人にも向きます。手前のC.BASEから最上位のACTまで4つの幅があり、太陽光をのせたセミオーダーのC.BASEのように、仕様をしぼって価格を抑える商品もあります。まずは入口の価格を見くらべたい人に、わかりやすいつくりです。

反対に、慎重に進めたいのは、契約の前に情報をすべて出しきってほしい人です。坪単価の一覧や保証の細かい中身は公式に出ていないので、自分からたずねて書面で集める手間がかかります。その一手間を惜しまない人なら、判断の土台はきちんと固まるはずです。等級の表示で他社ときっちり並べたい人にも、下ごしらえがいります。STORYのUA値はわかっても、断熱等性能等級や、STORY以外の商品の耐震等級までは公式に確かめられませんでした。同じものさしで他社と並べたい人は、申請できるかどうかから確かめる流れになります。

よくある質問

「シーキューブ 評判 口コミ」で調べると、お菓子や別の会社が出てくるのはなぜですか?

A. 「シーキューブ」という名前が、焼きティラミスで知られる菓子のブランドや、名古屋の電気通信工事の会社にも使われているためです。大阪・八尾の注文住宅会社を確かめる手がかりは3つあります。法人番号7122001018696、公式サイトのc-cube.ccというドメイン、そしてC.BASEやFUNといった商品名です。名前だけで判断しないことが、取りちがえを防ぐいちばんの近道になります。

シーキューブの断熱の性能は、どれくらいですか?

A. 公式サイトでは、STORYという商品でUA値0.46、自社の基準でHEAT20のG2グレードにあたると記載があります。耐震も全棟で等級3をうたっています。ただ、STORY以外の商品のUA値や、気密のC値の実測値までは公式ページで確かめられませんでした。建てる家の数値は、外皮計算の書面で押さえるのが確実です。

シーキューブの坪単価は、いくらくらいですか?

A. 坪単価の一覧は公式サイトにないため、この記事でも坪いくらという金額は書いていません。公表されているのは商品ごとの本体価格で、C.BASEがおよそ1,374万円から、ACTが3,075万円からです。総額を知りたいなら、付帯工事や外構、諸費用まで込みの見積もりを取り、同じ枠で他社と並べてください。

対応エリアは、どのあたりですか?

A. 大阪府の八尾市を軸に、阿倍野区や柏原市、奈良市などが公式サイトに施工エリアとして挙がっています。八尾スタジオや体感Studioに加え、あべのスタジオ、なんば住宅博のなかのなんばスタジオなど、大阪の南部を中心に構えています。

会社の経営は大丈夫でしょうか?

A. 検索候補に並ぶ言葉は、その言葉で調べた人がいたという足あとにすぎず、経営の判定ではありません。国の法人情報サイトで確かめられる範囲では、法人番号も建設業の許可も有効で、令和2年度には事業再構築補助金の交付も確定していました。倒産や廃業をにおわせる公的な記録は、調べたかぎり見当たりません。先ゆきを保証するものではありませんが、記録の上では事業は続いています。

保証は何年つづきますか?

A. 公式サイトには「4つの安心保証 6つのサポート」という表示があるものの、それぞれの年数や対象、免責の範囲までは公式ページから読み取れませんでした。法律の上では、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分について、引き渡しから10年の責任を会社が負います。その上に何が積まれるのかを、保証書の現物でたしかめてください。

注文住宅とリフォーム、どちらの口コミを見ればいいですか?

A. シーキューブは注文住宅とリフォーム・リノベーションの両方を手がけているので、口コミにも両方がまざります。一から家を建てるなら、間取りや性能、総額を語る新築の声を。既存の家を直すなら、工事の範囲を語るリフォームの声を。それぞれ分けて読むと、判断を誤りにくくなります。

まとめ 契約の前に確かめる6項目

ここまで読み進めてくれたなら、口コミのひと言で決めずに考える材料は、もうそろっています。最後は、確かめていく順番の一覧です。

  • ねらった会社の法人番号が7122001018696かどうかを、公式サイトと契約書で照らす
  • 建てる家の外皮計算によるUA値と、気密を測った報告書をもらえるかをたずねる
  • 本体から諸費用まで積み上げた総額の見積もりを、複数の会社から取って並べる
  • 狭い土地や込み入った形の土地なら、敷地の条件で動く費用を早めに概算してもらう
  • 「4つの安心保証」がそれぞれ何年で、どこまで対象かを、保証書の現物でたしかめる
  • 引き渡したあとの連絡先と、申し出てから返事までの日数を、契約の前に押さえる

公開された声がおしえてくれるのは、どこへ目を向ければいいか、そこまでです。結論そのものではありません。最後の決め手は、向き合う担当者と、あなたが選ぶ仕様のなかにあります。ひとりで抱えこまず、ひっかかったことはその場で口にしてみてください。