ウッドホームの評判と口コミは?名古屋のアイフルホーム加盟法人を公式情報で確認

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ウッドホームは、名古屋市とその周辺でアイフルホームの店舗を20ヶ所展開している住宅会社です。口コミには、提案が物足りなかった、引渡しのときに設備の説明がなかった、という内容の投稿があります。その一方で、営業と現場監督の対応に満足した、20年たっても不具合が出ていない、と書いた方もいました。投稿を読むと、店舗や担当者によって受け止め方が分かれています。さらに、同じ商号の会社が全国にいくつもあり、愛知県内にはアイフルホームの別の加盟法人もあります。目にした評判がこの会社のものかどうか、判断しづらいと感じている方もいるでしょう。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートに加えて、住宅会社ごとに公開されている口コミを独自に調査しています。価格や性能、保証、許認可については、公式サイトと国が公開している資料で照合しました。

ウッドホームは、名古屋周辺でアイフルホームの家を検討していて、価格の決め方や30年先までの費用の考え方に納得できる方には、候補に入れてよい会社です。木造住宅の保証は、アイフルホームの本部の案内では構造と防水と防蟻の初期保証が20年で、20年目までの定期点検は無料です。ただし、その保証には9年目の点検を受けるという条件が付き、加盟店によって内容が異なる場合があるとも書かれています。坪単価の公式表示も、今回確認した公開資料の範囲では見つけられませんでした。

この記事でわかること

  • ネットで見る「愛知のアイフルホーム」の評判は、どこまでこの会社の話なのか
  • 公開されていた口コミを6つの話題に分けると、何が多かったのか
  • 「150年」と1996年設立は、どちらがこの会社の年数なのか
  • 坪単価が見つからないなかで、総額をどう比べるか
  • UA値0.26と0.44は、それぞれどの商品の数値なのか
  • 「最長60年」の保証は、どんな条件で続くのか
  • 店舗によって評価が分かれるのはなぜか
  • 契約前に書面でもらっておきたいもの
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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をふまえ、価格や保証にかかわる記載と法人の情報を、公式に公開されている資料で確認しています。(監修日:2026年9月5日)

「ウッドホームの基本情報」と題した表の図。会社名はウッドホーム株式会社、法人番号は8180001079463、本社は愛知県名古屋市北区、法人設立は1996年、資本金は1,000万円、加盟フランチャイズはアイフルホーム、展開は名古屋市とその周辺で20ヶ所、建設業許可は愛知県知事許可 第55933号で一般建設業・3業種、宅地建物取引業免許は愛知県知事免許 第023080号。右側に水彩の戸建てが添えられている。
ウッドホームの基本情報。いずれも公式サイトと国の公開資料で確認した内容
  1. ウッドホームの口コミで多かったのは、会社の信頼性と現場対応の話題
    1. 営業と提案について書かれていたこと
    2. 現場と引渡しについて書かれていたこと
    3. 会社への不安として書かれていたこと
  2. ネットで見る「愛知のアイフルホーム」の評判は、この会社のものとは限りません
    1. 同じ商号の会社が全国にあります
    2. 愛知県内にも、アイフルホームの別の加盟法人があります
    3. 使えた投稿が49件にとどまった理由
  3. ウッドホームは名古屋のアイフルホーム加盟法人です
  4. 価格は商品ごとに考え方が違います
  5. 断熱と耐震の数値は、どの商品のものかで変わります
  6. 保証は木造と鉄筋コンクリートで分けて読みます
  7. 同じ会社でも、店舗と担当者で話が変わります
  8. ウッドホームを選ぶ理由になりやすいところ
  9. 契約前に引っかかりやすいところ
  10. ウッドホームが向いている人と、向いていない人
  11. 契約前に書面で確かめたい6つのこと
  12. ウッドホームについてよくある質問
    1. ウッドホームとアイフルホームは、どういう関係ですか?
    2. ネットで見る「愛知のアイフルホーム」の評判は、ウッドホームの評判ですか?
    3. ウッドホームの坪単価はいくらですか?
    4. ウッドホームのUA値0.26は、どの商品の数値ですか?
    5. 保証は最長60年と書かれていますが、60年間ずっと無償ですか?
    6. ウッドホームの口コミが少ないのはなぜですか?
    7. 契約前に何を書面でもらっておけばよいですか?
  13. まとめ

ウッドホームの口コミで多かったのは、会社の信頼性と現場対応の話題

公開されていた口コミ49件を読んで、6つの話題に分けました。いちばん多かったのは会社の信頼性や経営についての話題で、次が施工品質と現場対応、その次が営業と提案です。家の性能や価格そのものより、この会社に任せて大丈夫かという問いのほうが多く書かれていました。

「編集部が調べた手順」と題した3段階の図。第1段階は公開されていた口コミ・体験談49件を1件ずつ読むこと、第2段階はそれを6つの話題へ分類すること、第3段階は公式サイトの記載と公的な登録情報に照らして確かめること。3つの枠が左から右へ矢印でつながっている。
今回の調べ方

対象は、2026年9月の時点でインターネット上に公開されていたウッドホームについての投稿です。1件につき主な話題を1つに絞って数えました。投稿の時期は2008年から2026年の初めまで、18年ほどの幅があります。古いものは当時の商品や体制についての話で、今の仕様を示すものではありません。

件数の単位は「件」であって「人」ではありません。同じ方が何度も書き込んでいる可能性を除いていないので、49件が49人の体験という意味にはなりません。これは施主本人へのアンケートではなく、公開されていた投稿を読んだ結果です。無作為抽出でも全件収集でもないため、割合や多数派を示すものでもありません。

媒体の名前は挙げず、住宅系の掲示板、Q&Aサイトという総称で書きます。価格や性能や保証の数値は、口コミからではなく、公式サイトと国が公開している資料で確認したものだけを載せました。

口コミは個人の体験と感想です。強く感じた出来事ほど書き込まれやすく、順調に進んだ家づくりは何も書かれないまま終わることもあります。投稿だけでは、そのあと会社がどう対応したかまでは分かりません。掲示板には、同じ人が繰り返し書き込んでいるのではないかと疑問を投げかけた投稿もありました。

「口コミ49件の内訳」と題した図。上段の媒体別は掲示板・Q&Aサイト49件の1本だけ。下段の受け止め方別は、どちらとも言えない25件、気になる13件、良い11件。図の下に、どちらの軸でも合計は49件です、と記されている。
読んだ投稿の媒体と、受け止め方の内訳

受け止め方で分けると、いちばん多かったのは中立の25件でした。次が懸念の13件、そのあとが肯定の11件です。懸念の数が思ったより小さく見えるかもしれませんが、これは読めた投稿の中での数にすぎません。母集団がここまで偏っていると、件数の並びから会社の良し悪しは決められません。参考になるのは、投稿に書かれていた中身のほうです。

話題ごとの件数と、投稿に書かれていた主な内容は次のとおりです。件数は会社の採点ではなく、どの話題に関心が集まっていたかを示すものです。

話題 件数 投稿に書かれていた主な内容
会社の信頼性・経営 15件 受賞歴が加盟法人のものか本部のものかという指摘、経営について確かめたいという問い、名古屋周辺の展示場の運営状況
施工品質・現場対応 12件 エアコンのスリーブ穴の扱い、引渡し時の説明と清掃、現場監督の対応、約20年前に建てた家の状態
営業・提案 11件 担当者の親身さ、提案力と値引きへの不満、担当者が新入社員だったという書き込み
価格・見積もり 5件 初めの見積もりからの増額、他社との比較、目標にしている総額
住宅性能・仕様 3件 商品のランク分けと自由設計への疑問、制震装置が標準かどうか
アフター・保証・点検 3件 無料点検の年数への評価、引渡し後の連絡の遅さ、雨樋の不具合とその後の解決
「話題別に見た口コミの件数」と題した横棒グラフ。上から会社の信頼性・経営15件、施工品質・現場対応12件、営業・提案11件、価格・見積もり5件、アフター・保証・点検3件、住宅性能・仕様3件。
話題別に分けた件数

営業と提案について書かれていたこと

担当者への評価は、良い側と気になる側の両方にありました。良い側では、春日井の担当者が親切で、土地探しにも付き合ってくれて、オプションを無償にしてもらえたという投稿があります。2008年のものです。同じころ、春日井店と名古屋東店の担当者が親切で安心でき、知人もこの会社で建てて満足していたという記録もありました。2023年には、担当者が親身で好印象なので前向きに検討している、と書いた方もいます。

気になる側では、提案力が乏しく値引きにも応じてもらえなかったので、別の加盟店に切り替えたという投稿がありました。同じブランドでも、加盟している会社や店舗が違えば、提案の中身も価格の出し方も変わります。裏を返せば、話が合わないと感じたときに、同じ商品を扱う別の店舗で相談し直す道が残っているということです。

担当が新入社員だったという書き込みもあり、高額な買い物で担当が新人なのは避けたい、という反応が続いていました。経験の浅い担当者に上長や設計担当がどう付くのかは、会社側の体制の話です。打ち合わせに誰が同席するのか、設計と現場監督は誰になるのかを、最初の面談で聞いておけます。

現場と引渡しについて書かれていたこと

施工品質と現場対応の話題には、良い側にも気になる側にも具体的な出来事が書かれていました。

2014年の投稿では、1年前に春日井で建てたという方が、営業と現場監督の対応に満足したと書いていました。ミスがあったときも隠さずに説明された、という内容です。インターホンの機種が取り違えられたものの、担当者が休日も動いてくれて、完成した家には満足しているという投稿もありました。約20年前に瀬戸店で建てた方からは、壁紙やフローリングに不具合が出ておらず、次に建てるとしても同じ会社でよい、という記録が残っています。

気になる側では、引渡しのときに設備の説明がなく、業者どうしの連携や清掃の状態にも不満が残ったという投稿がありました。2012年のものです。同じ話題に、ミスを隠さず説明されたという記録が並んでいるので、引渡しの進め方は現場によって差があると読めます。引渡しで何をどこまで説明してもらえるのか、手直しの申し出はどこへ出すのか、当日は誰が立ち会うのか。この3つは契約前に決めておけます。

もうひとつ目立ったのが、エアコンのスリーブ穴です。新築なのに穴が開いていないのは全社の運用なのか担当者による差なのか、という問いが2021年に書き込まれていました。同じスレッドには、エアコン工事に携わっているという投稿者から、先に穴を開けておくと水漏れの原因になることがあるという説明が付いています。穴のない部屋への後付け工事も数時間で終わったという投稿もありました。標準の工事にどこまで含まれるかは会社ごとに違うので、見積書の内訳で確かめてください。

会社への不安として書かれていたこと

会社の信頼性や経営の話題は、実際に建てた人の報告よりも、これから建てる人の問いが多くを占めていました。

受賞歴に触れた投稿がいくつかあり、子育て世帯からの評価につながりそうだと受け取った方がいます。一方で、公式サイトを見ても、その受賞が加盟している会社のものか、フランチャイズ本部のものか判断できないという指摘も出ていました。加盟法人の実績と本部の実績は別のものです。展示場やパンフレットで見た実績がどちらのものかは、その場で聞けば答えが返ってくる種類の質問です。

愛知県内の加盟法人を資本金で比べると、この会社がいちばん少ないと書いた投稿もありました。これは投稿者が自分で行った比較で、裏づけは取れていません。公的な記録で確かめられたのは、この会社の資本金が1,000万円であることまでです。ほかの会社の金額については確かめていません。

資本金は会社の規模を測る数字のひとつですが、それだけで工事の質や保証の実行力が決まるわけではありません。建設業許可と宅地建物取引業免許が有効であることは、公的な記録で確かめられます。保証の制度も、フランチャイズの本部が公式サイトで案内しています。一宮東店で契約した方が、完成保証制度の説明を受けたときに担当者から経営についての話があり、応対も親切だったと書いていました。2012年の投稿です。

良い口コミが少なくて心配だ、という投稿もありました。2026年初めのものです。件数が少ないこと自体は、良い会社である証拠にも、その逆の証拠にもなりません。この会社の場合、件数が少なくなる事情がはっきりしています。

ネットで見る「愛知のアイフルホーム」の評判は、この会社のものとは限りません

前の章で6つに分けた49件は、見つかった投稿のごく一部です。ウッドホームという名前や、愛知のアイフルホームという呼び方で見つかる投稿の多くは、どの会社の話なのかを確かめられませんでした。理由は2つあります。同じ商号の会社が全国にあること、そして愛知県内にアイフルホームの加盟法人が複数あることです。

同じ商号の会社が全国にあります

国土交通省の建設業者の検索で、商号に「ウッドホーム」を含む会社を全国から探すと20社が出てきます。宅地建物取引業の免許で探すと15社です。宮城、秋田、新潟、岐阜、京都、大阪、兵庫、香川と、地域はばらばらに散らばっています。愛知県内だけでも、同じ商号や似た商号の会社が複数あります。

検索結果に並ぶ記事にも、他県の同名会社を扱ったものが混じります。タイトルを見ただけでは区別が付きません。読んでいる評判がどの会社のものかを確かめたいときは、記事や投稿に出てくる所在地、店舗名、許可番号を見てください。この記事で扱うのは、法人番号8180001079463、本店が愛知県名古屋市北区丸新町110番地のウッドホーム株式会社です。建設業許可は愛知県知事許可(般-8)第55933号で、代表者は加藤正樹です。

愛知県内にも、アイフルホームの別の加盟法人があります

もうひとつの事情は、フランチャイズの仕組みです。アイフルホームはLIXILグループの住宅フランチャイズで、各地の加盟法人が店舗を運営しています。ウッドホームもその加盟法人のひとつで、名古屋市とその周辺で店舗と展示場を運営しています。

ただし、愛知県内でアイフルホームの店舗を運営しているのは、この会社だけではありません。アイフルホームが公開している愛知県の展示場一覧には、岡崎・西尾・豊橋・豊川の拠点も並びますが、これらは別の加盟法人が運営しています。といっても、地域できれいに分かれているわけではありません。この会社の拠点一覧にも、刈谷と知立、豊田、安城のオンラインカウンターや開店準備室が入っています。つまり「愛知のアイフルホームの評判」が、そのままこの会社の評判になるわけではありません。

掲示板でも同じ取り違えが起きています。稲沢店はこの会社かと確認したうえで、別の加盟店の評判と混ざっていないかと問う投稿がありました。2015年のものです。反対に、名古屋周辺の展示場はほとんどこの会社が運営しているので、名古屋でアイフルホームを選ぶことはこの会社を選ぶことに近い、と書いた投稿もあります。2019年のものです。

見分けるときに見る場所は決まっています。展示場や店舗のページに載っている運営会社の名前と、契約書に書かれる会社名です。名古屋市とその周辺なら、この会社である可能性が高くなります。岡崎・西尾・豊橋・豊川の拠点は、運営しているのが別の会社です。

使えた投稿が49件にとどまった理由

今回読んだ住宅系の掲示板の2つのスレッドには、合わせて352件の投稿がありました。そのうち、この会社の話だと確かめられたのは48件です。残りの内訳は次のとおりです。

掲示板2スレッドの投稿の扱い 件数
この会社の話だと確かめられ、記事で使ったもの 48件
愛知県内の別の加盟法人の話だと判断できたもの 21件
どの加盟法人の話か判定できず、使わなかったもの 262件
同じ本文が二重に投稿されていたもの 1件
削除されていて本文が読めないもの 20件
スレッドの投稿数 352件

48と21と262と1と20を足すと、スレッドの投稿数と一致します。いちばん多い262件は、ブランド名しか出てこない投稿です。書いた人がどの店舗で話をしたのかが読み取れないので、この会社の評判としては使えません。だからといって「別の会社の話だ」と決めつけることもできません。除外ではなく、不使用として数えています。

このほか、同じ商号の別会社の話だと分かったものが6件、投稿ごとのURLが取れず出どころを示せない体験談が31件あり、いずれも外しています。掲示板の48件に、Q&Aサイトの1件を足した49件が、この記事で扱う口コミです。

媒体の偏りも大きいところです。49件のうち48件が住宅系の掲示板1つ、残る1件がQ&Aサイトです。口コミ総合サイトや比較サイトに載っていた体験談は投稿ごとのURLが取れずに外し、SNS、個人ブログ、動画のコメントは探しても見つけられなかったので、いずれも0件と書いています。5つの媒体を横断した調査にはなっていません。使った49件のURLはすべて実際に開いて確認し、いずれも表示できる状態でした。

ここまでは、外から見える情報の限界の話です。判断材料が薄いときでも、手元で確かめられるものは残っています。法人番号、建設業許可と宅地建物取引業免許の番号と有効期間、保証書の中身、そして費目をそろえた見積書。この4つは、口コミの数に関係なく他社と並べて比べられます。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

ウッドホームは名古屋のアイフルホーム加盟法人です

ウッドホーム株式会社は、愛知県名古屋市北区に本店を置く住宅会社です。法人としての設立は1996年5月1日、代表取締役社長は加藤正樹、資本金は1,000万円です。国税庁の法人番号公表サイトで確認できる変更履歴は、法人番号が指定されたときの1件だけで、商号や所在地が変わった記録は載っていません。

公式サイトには、150年以上前の江戸時代から続く名古屋の建築金物屋が起源だと書かれています。これは会社の成り立ちについての説明であって、住宅会社としての営業年数ではありません。ウッドホーム株式会社という法人ができたのは1996年です。「創業150年の住宅会社」という読み方はできないので、社歴の長さを判断材料にしたい方は、設立年のほうを見てください。

アイフルホームへの加盟は、公式サイトに書かれています。展開しているのは名古屋市とその周辺で20ヶ所という表記ですが、加盟法人の紹介ページでは店舗と展示場とオンラインカウンターを合わせて24か所が並びます。何を1か所と数えるかで数字が変わるところなので、実際に相談できる窓口がいくつあるかは、行きたいエリアで確かめたほうが早いでしょう。

許可と免許は、国土交通省の検索システムで誰でも確認できます。番号の読み方に落とし穴があるので、内容と一緒に並べておきます。

項目 公的な記録の内容 読み方
建設業許可 愛知県知事許可(般-8)第55933号。建築工事業、大工工事業、内装仕上工事業の3業種。有効期間は令和8年8月10日から令和13年8月9日まで 3業種はいずれも一般建設業で、特定建設業ではありません。括弧の中の8は許可を受けた年度を表すもので、更新した回数や営業年数ではありません
宅地建物取引業免許 愛知県知事免許(03)第023080号。有効期間は令和7年9月8日から令和12年9月7日まで。最初の免許は平成27年9月7日 括弧の中の03は免許の交付を受けた回数で、新規が01、更新のたびに1つ増えます。会社の営業年数ではありません
宅地建物取引業の従事者 総従事者数2人、うち専任の宅地建物取引士1人 宅地建物取引業の事務所についての届出の数字で、会社全体の従業員数ではありません
加入団体 不動産保証協会に加入、全日本不動産協会に所属 宅地建物取引業の取引で問題が起きたときの窓口になる団体です

建設業許可には一般と特定の区分があります。元請として下請に出す工事の金額が一定額を超える場合には特定建設業の許可が必要で、この会社の3業種はいずれも一般建設業です。戸建て住宅の請負にすぐ支障が出る話ではありませんが、どの規模までを前提にした許可なのかは知っておいて構いません。

フランチャイズに加盟している会社を見るときは、実績の主語に気を付けてください。着工した棟数、受賞、メディアでの露出は、本部のものと加盟法人のものが混ざったまま伝わりがちです。前の章で触れた受賞歴への指摘は、まさにその点を突いたものでした。展示場で説明を受けたら、それがこの会社の実績なのか、フランチャイズ全体の実績なのかを、その場で分けて聞いておきましょう。

会社の規模を示す数字は、今回確認した公開資料の範囲では多くを見つけられませんでした。年間の着工棟数、売上高、従業員数のいずれも、公式サイトには見当たりません。住宅会社を紹介する第三者のサイトにはスタッフ数の記載がありますが、公式の公表値ではないため、確定した数字とは言えません。外から確かめられるのは、資本金、許可と免許の有効期間、そして拠点の数です。

価格は商品ごとに考え方が違います

坪単価は、今回確認した公開資料の範囲では、公式サイトに記載を見つけられませんでした。そのかわり、商品ごとに価格の決め方が示されています。定額制の規格住宅、コンパクトな平屋、30年間の費用で比べる住まい。同じ会社の商品でも、価格の見せ方がそれぞれ違います。

木造の商品は、FAVO、FAVO PREMIUM、LODINA、YUIEの4つです。鉄筋コンクリート住宅のコンクと、コンパクトな平屋の専門店である佇まいは、別のブランドとして展開しています。掲示板には、商品がランク分けされていて自由設計がないのではないか、という疑問が書き込まれていました。2017年の投稿です。

実際、LODINAは坪数によって建物本体の価格があらかじめ決まる完全定額制で、同じ坪数なら間取りを変えても価格は変わりません。自由に設計したい方には物足りない仕組みですが、裏を返せば、価格を動かさずに間取りを検討できるということでもあります。坪数ごとの具体的な金額は、今回確認した公開資料の範囲では見つけられませんでした。どの商品ならどこまで変えられて、坪数あたりいくらになるのかは、商品名を挙げて聞けば答えが出てきます。

建物の金額そのものが公式に示されているのは、コンパクト平屋の佇まいです。厳選された40のプランから選ぶ形式で、価格例が次のように公開されています。

費目 金額
本体価格 980万円
付帯工事 98万円
消費税 107万円
諸経費 500万円
合計 1,685万円
月々の支払いの例 37,993円

本体価格の980万円は、消費税を別に計上した金額です。内訳に土地の代金は入っていません。建築地や付帯工事、諸経費、借入の条件によって総額も月々の支払いも変わる、と公式に注記されています。特定のプランについての例であって、注文住宅全体の目安として使える数字ではありません。

もうひとつ、30年間の費用で比べる試算が公開されています。FAVO PREMIUMを前提にした概算です。

項目 FAVO PREMIUMの試算
初期費用 約4,700万円
30年間の光熱費 約360万円
30年間のメンテナンス費 約90万円
30年間の税金と保険 約440万円
30年間の合計 約5,590万円

同じ試算では、一般的なZEH水準の住宅の30年間の合計が約5,820万円として比較されています。ただし、これは当社試算による30年間の概算という注記が付いた数字で、販売価格ではありません。地域やプラン、使い方で変わります。初期費用の約4,700万円も、見積書に出てくる金額ではなく試算の前提として置かれた数字です。光熱費とメンテナンス費まで含めて比べるという考え方そのものは、断熱性能の高い家を検討するときに役立ちます。

価格の話題は5件と多くありませんが、増額についての投稿がありました。追加費用は他社でも当たり前で、初めの見積もりから数百万円は増えると覚悟しておいたほうがよい、という内容です。同じ流れで、追加が出ること自体はどこでも同じなので、この会社は誠実だと思う、と書いた方もいます。2018年の投稿です。名古屋中央店で相談していた方は、30坪で外構を含めて2,500万円を目指すと書いていました。これは投稿者が掲げた目標額であって、会社が示した価格ではありません。

価格の考え方として、公式サイトには高額な来場特典を原則として行わないと書かれています。その理由として、特典やキャンペーンの費用は住宅価格に影響する、という考え方が示されていました。見学で高額な特典を受け取ることは原則としてありませんが、その分がどこに乗っているのかを気にしなくてよい、という受け取り方もできます。

坪単価が見つからないときは、総額をそろえて比べます。次の費目を全部入れた見積書を、同じ条件で出してもらってください。

  • 建物の本体工事
  • 屋外の給排水や電気の引き込みなどの付帯工事
  • 地盤改良の工事
  • 外構と造園
  • 照明とカーテン
  • 登記と住宅ローンの手数料
  • 火災保険と地震保険
  • 土地の代金と仲介の手数料

見積書に「一式」とだけ書かれた行が残っていたら、その中身を書き出してもらいましょう。金額の根拠を示すところまでが会社の仕事なので、遠慮する場面ではありません。ここまでそろえば、坪単価という数字がなくても他社と並べて比べられます。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

断熱と耐震の数値は、どの商品のものかで変わります

断熱の数値は、商品によって違います。公式サイトにはUA値0.26と0.44という2つの数字が載っていますが、これは同じ家について書かれたものではありません。

UA値は、家の中の熱がどれだけ外へ逃げやすいかを表す数値です。小さいほど逃げにくく、断熱等級の判定にも使われます。2つの数字の位置づけは、それぞれ違います。

どの数値か UA値 位置づけ
FAVO PREMIUM 0.26 断熱等級7をクリアする水準として公式サイトに掲げられています。建築地とプランにより異なる場合があるという注記が付いています
生涯コストの試算で前提としているFAVO 0.44 30年間の費用を試算するときの前提として、同じページに示されている数値です。価格の章で取り上げた30年間の試算は、このページ上の同じ試算です
比較の相手として置かれた一般的なZEH水準の住宅 0.6前後 同じ試算で比べる相手として置かれた数値で、この会社の住宅の数値ではありません

つまり「ウッドホームのUA値は0.26」とひとことで言うことはできません。これはFAVO PREMIUMという商品の数値で、しかも建築地とプランで変わります。契約前に確かめたいのは、自分のプランで計算したUA値のほうです。断熱材の種類と厚さ、サッシとガラスの仕様まで書いた計算書を出してもらえれば、他社と同じ土俵で比べられます。

気密については、全棟で測定していると公式サイトに書かれています。ただ、C値の数値そのものは、今回確認した公開資料の範囲では見つけられませんでした。測っているのであれば、家ごとの実測値が必ず出ます。引渡しのときに測定結果の書面をもらえるかどうかを、契約前に聞いておいてください。断熱の計算値と気密の実測値がそろうと、住んでからの冷暖房費の見当が付けやすくなります。

耐震については、読み方に注意が必要です。耐震の最高等級である等級3に加えて、制震システムのEVASを採用しているという記載が見つかったのは、住宅会社を紹介する第三者のサイトに載っていた企業紹介文でした。今回確認した公式サイトの範囲では、同じ記載を確かめられていません。等級3が標準なのか、制震装置がオプションなのかも、そこからは読み取れないままです。

掲示板には、制震が標準ではない点を不満として書いた投稿があります。2008年のもので、今の仕様を示すものではありません。それでも、標準かオプションかという論点は今も変わらないでしょう。耐震等級3を取得できるのか、制震装置を付ける場合はいくらかかるのか。この2つは、見積書と設計の打ち合わせで書面にしてもらえます。

FAVO PREMIUMのページには、ダブル断熱構法、高性能なトリプルガラスのサッシ、第1種のダクトレス熱交換換気システム、太陽光発電と蓄電池などを高い基準で標準採用していると書かれています。ページの上では、これがFAVO全体の標準なのか、PREMIUMだけの内容なのかが明確に分けられていません。見積書の仕様欄で、自分が選ぶ商品に何が含まれているのかを一つずつ確かめてください。

保証は木造と鉄筋コンクリートで分けて読みます

保証は、木造住宅と鉄筋コンクリート住宅で別の体系になっています。木造住宅については、アイフルホームの本部が公式サイトで建物長期保証を案内していて、構造と防水と防蟻の初期保証は20年です。ただし、無条件の20年ではありません。

対象 内容 条件と費用
木造住宅の初期保証 構造、防水、防蟻について20年 保証会社による9年目の無料点検を受けることが条件です。防水と防蟻は、2025年4月1日以降に契約する新築住宅から20年になりました
定期点検 引渡しから20年目まで 20年目までは無料で、それ以降は有料です
保証の延長 最長60年まで 20年目より先は、10年ごとの有料点検と有料のメンテナンス工事を続けることが条件です
鉄筋コンクリート住宅のコンク 構造体は35年、防水は10年 構造体の35年は無償です。防水の10年を更新するには、有償のメンテナンスが必要になります

「最長60年」という表示は、表の3行目にある保証の延長のことです。60年のあいだずっと無償で守られる、という意味ではありません。20年目までは点検が無料で、そこから先は10年ごとに有料の点検と有料の工事を受け続けることで、保証が延びていく仕組みです。工事の内容と金額は、そのときの傷み方によって変わります。長く保証を続けたい方は、10年ごとにいくらかかる想定なのかを、契約前に目安として聞いておくとよいでしょう。

9年目の点検も見落とせません。この点検を受けないと、20年の初期保証が続かない仕組みになっています。案内がどこから届くのか、届かなかったときにどこへ連絡すればよいのか、点検の記録は誰が持っているのか。この3つは、契約前に聞いて答えをもらっておけます。

アイフルホームの本部の公式サイトには、保証の内容は保証書の保証条項によること、加盟店によって保証期間や内容、点検の時期が異なる場合があることが書かれています。フランチャイズなので、店舗を運営する会社ごとに運用が違うことがある、という意味です。ウッドホームの公式サイトでは、今回確認した範囲で、この会社で契約した場合の保証の条件までは見つけられませんでした。契約する会社の保証書で、対象になる部位と免責の範囲を読んでおいてください。

アフターと点検の話題は3件でした。6か月から20年までの無料点検がある点を、ほかの会社より良いと評価した投稿があります。2016年のものです。一方で、店舗とカスタマーセンターの対応が遅いことを問題にして、引渡し後のフォローこそ大事だと書いた投稿もありました。2019年のものです。

対応の速さは担当者や時期によって変わりますが、遅れて困るのは施主の側です。9年目の点検という条件が付いている以上、点検の連絡が確実に届く仕組みになっているかどうかは、契約前に確かめる価値があります。引渡し後に雨樋の不具合で揉めたものの、話し合いで解決したという投稿も残っていました。不具合そのものに加えて、そのあとの連絡の付き方も話題になっていました。

同じ会社でも、店舗と担当者で話が変わります

口コミを読んでいて分かりやすいのは、評価が店舗ごと、担当者ごとに分かれていることです。この会社が運営する店舗と展示場は、名古屋市とその周辺に広がっています。商品と保証の仕組みは共通でも、打ち合わせの進め方や現場の管理は、担当する人によって変わります。

小牧店で打ち合わせをしていた方は、担当者は親切だけれど、ほかの書き込みを見て不安になっていると書いていました。名古屋の営業は良いのに、営業が現場を見に行かないと聞いて気にしている、という投稿もあります。良い評価と気になる評価が、同じ会社の中で並んでいるわけです。

これは施主の運の問題ではなく、会社の仕組みの問題でもあります。担当者が代わったときにどう引き継ぐのか、打ち合わせの記録をどう残すのか、現場に誰が何回入るのか。この種の質問は、遠慮せずに聞いて構いません。答え方そのものが、その店舗の進め方を表します。

掲示板には、展示場を先に見てから話を聞くほうが要望を伝えやすい、という助言もありました。建築士と直接話す機会があったかを尋ねる投稿や、提案の姿勢と打ち合わせの回数を知りたいという投稿もあります。フランチャイズの本部経由で申し込むか、この会社へ直接行くかで迷った方もいました。名古屋周辺の展示場はこの会社が運営しているものが多いので、どちらの入り口から入っても、建てる相手は同じ会社になりやすいところです。ただし、窓口によって担当者は変わります。

複数の店舗で話を聞くこともできます。同じ会社なので商品と保証は共通で、比べる相手は担当者と提案の中身です。約20年前に瀬戸店で建てた方が、次に建てるとしても同じ会社でよいと書いていたのは、引渡しから長い時間がたったあとの評価です。入居して何年もたってからの投稿は数が限られるので、判断材料としては役に立ちます。

ウッドホームを選ぶ理由になりやすいところ

公式サイトと公的な記録から確かめられた内容のうち、この会社を選ぶ理由になりそうな点は6つあります。

1つめは、アイフルホームの本部が案内している木造住宅の保証で、構造と防水と防蟻の初期保証が20年あることです。防水と防蟻は、2025年4月1日以降に契約する新築住宅から20年になりました。定期点検も20年目までは無料と案内されています。9年目の点検を受けるという条件は付きますが、点検の予定が最初から決まっている形は、引渡し後の付き合い方を考えるうえで分かりやすいでしょう。加盟店によって条件が異なる場合もあるので、この会社で契約するときの内容は保証書で確かめてください。

2つめは、断熱の数値を掲げた商品があることです。FAVO PREMIUMはUA値0.26で断熱等級7をクリアする水準として公開されています。建築地とプランで変わる注記は付きますが、数値を出している以上、自分のプランでいくつになるのかを聞ける状態にあります。

3つめは、全棟で気密測定を実施していると公表していることです。気密は図面の上では確かめられず、測って初めて分かります。全棟という言葉が公式に出ているなら、自分の家の実測値も受け取れるはずです。

4つめは、価格の決め方がはっきりした商品があることです。LODINAは坪数で建物本体の価格が決まる完全定額制で、同じ坪数なら間取りを変えても価格は動きません。打ち合わせのたびに金額が増えていく不安を抱えたくない方には、この仕組みが向いています。

5つめは、高額な来場特典を原則として行わない方針を、公式サイトに書いていることです。特典の費用は住宅価格に影響する、という考え方が添えられています。もらえるものが減るという見方もできますが、価格の説明としては筋が通っています。

6つめは、名古屋市とその周辺に拠点が20ヶ所あることです。同じ会社が運営しているので、複数の展示場を回っても商品と保証は変わりません。担当者との相性や提案の中身だけを比べられるという意味で、これは検討する側に有利な条件です。

契約前に引っかかりやすいところ

気になる点も、公式サイトと口コミの両方から見えてきます。どれも致命的な欠点ではありませんが、知らずに契約すると後から戸惑う種類のものです。

1つめは、ブランド名だけでは会社が決まらないことです。愛知県内にはアイフルホームの加盟法人が複数あり、同じ商号の別会社も全国にあります。展示場や店舗のページで運営会社の名前を確かめれば、この点はその場で解決できます。

2つめは、口コミの数が少なく、媒体が偏っていることです。読めた投稿は住宅系の掲示板1つにほぼ集中していて、時期も18年ほどにまたがっています。口コミの数で判断できない以上、公的な記録と書面の比重が上がる、と考えたほうがよいでしょう。

3つめは、保証に条件が付いていることです。アイフルホームの本部の案内では、20年の初期保証には9年目の無料点検が必要で、定期点検が無料なのは20年目までです。ただし、加盟店によって条件が異なる場合があると本部も書いています。この会社の公式サイトでは、今回確認した範囲で条件の記載を見つけられなかったので、契約前に保証書で確かめてください。点検の案内が届く仕組みまで聞いておけば、なお確実です。

4つめは、性能の数値が商品ごとに違うことです。UA値0.26と0.44は別の商品と別の文脈の数字で、耐震等級3と制震装置の記載は第三者のサイトで見つけたものでした。自分が選ぶ商品の仕様書と計算書を出してもらえば、どの数値が自分の家のものかがはっきりします。

5つめは、規模と価格を示す数字が公開資料の中では見つけにくいことです。坪単価、年間の着工棟数、売上高、ZEHの実績、そしてC値のいずれも、今回確認した範囲では見つけられませんでした。見つからないこと自体を責める話ではありませんが、比べる側は何かの数字を必要とします。総額の見積書と性能の計算書で代えるのが現実的です。

6つめは、建設業許可が3業種ともに一般建設業であることです。戸建て住宅を請け負ううえですぐ問題になるものではありませんが、特定建設業ではないという事実は知っておいて構いません。工事の規模が大きくなる場合の下請の出し方に関わる区分です。

ウッドホームが向いている人と、向いていない人

ここまでの内容をふまえると、向き不向きははっきり分かれます。まず、向いている方です。

  • 名古屋市とその周辺で土地を探している、またはすでに土地を持っている方
  • 打ち合わせのたびに金額が動くのを避けたい方。定額制の商品があります
  • 断熱の数値を確かめながら仕様を決めたい方
  • 引渡し後の点検を、予定が決まった形で長く受けたい方
  • 展示場をいくつも回って、実物を見比べてから決めたい方

反対に、次のような方には向きません。

  • 岡崎・西尾・豊橋・豊川の周辺や、愛知県外で建てたい方。この会社の拠点は名古屋市とその周辺に集まり、岡崎・西尾・豊橋・豊川の拠点は別の加盟法人が運営しているので、対応できるかを先に問い合わせてください
  • 間取りも仕様も完全に自由に決めたい方。定額制の商品は変更の範囲が決まっています
  • 口コミの数と評価点で会社を選びたい方。判断できるだけの件数が見つかりません
  • 坪単価という1つの数字で会社を並べたい方
  • 高額な来場特典を期待している方

向いていない項目に当てはまっても、話を聞くこと自体に問題はありません。ただ、期待している形と会社の進め方がずれていると、打ち合わせが進んでから気づくことになります。最初の面談で、変更できる範囲と価格の決め方を確かめておいてください。

契約前に書面で確かめたい6つのこと

ここまでに挙げた確認事項は、どれも書面でもらえるものです。口頭の説明は記憶が食い違うので、紙かデータで受け取ってください。

「公式に確認できたこと」と題した5行の表の図。加盟はLIXILグループのアイフルホームの加盟法人、建設業許可は愛知県知事許可 第55933号で一般建設業・3業種、木造の初期保証はアイフルホームの本部の案内で構造・防水・防蟻を20年、9年目の無料点検が条件、定期点検は本部の案内で20年目まで無料でそれ以降は有料、保証の延長は本部の案内で20年目以降に10年ごとの有料点検と有料工事を行うことで最長60年、と記されている。表の下に、保証の3行は加盟店によって条件や期間、点検の時期が異なる場合があると注記されている。
公式サイトと国の公開資料で確認できた項目。保証の3行はアイフルホームの本部の案内で、加盟店によって異なる場合があります
  1. 費目をそろえた総額の見積書。本体工事、付帯工事、地盤改良、外構、照明とカーテン、諸費用、土地代まで入れた形で出してもらいます。「一式」の行があれば内訳も一緒に頼んでください。
  2. 自分のプランで計算したUA値の計算書。断熱材の種類と厚さ、サッシとガラスの仕様を添えてもらいます。公開されている0.26はFAVO PREMIUMの数値なので、自分の家の数値とは別に扱います。
  3. 気密測定の実測値。全棟で測定していると公式に書かれているので、引渡しのときに測定結果の書面をもらえるかを、契約前に確認しておきます。
  4. 保証書の写しと、9年目点検の案内方法。対象になる部位と免責の範囲、点検の案内がどこから届くのか、20年目より先の点検はいくらかかる想定なのかまで聞いておきます。
  5. 耐震等級と制震装置についての回答。耐震等級3を取得できるのか、制震装置は標準かオプションか、オプションなら費用はいくらか。この3点を書面にしてもらいます。
  6. 契約する会社の名前と建設業許可の番号。店舗名ではなく法人名で確かめます。同じ商号の別会社や、愛知県内の別の加盟法人と取り違えないための確認です。

この6つがそろえば、他社の見積書と同じ条件で並べられます。数字が出てこない項目があったときも、出せない理由を聞いておけば判断材料になります。

ウッドホームについてよくある質問

ウッドホームとアイフルホームは、どういう関係ですか?

A. アイフルホームはLIXILグループの住宅フランチャイズで、ウッドホーム株式会社はその加盟法人のひとつです。名古屋市とその周辺で20ヶ所の店舗や展示場を運営しています。商品の企画や保証の制度は本部の仕組みを使い、実際の営業と施工は加盟法人が担います。受賞や着工棟数といった実績は、本部のものと加盟法人のものが混ざったまま伝わることがあるので、説明を受けたときはどちらの実績かを聞き分けてください。

ネットで見る「愛知のアイフルホーム」の評判は、ウッドホームの評判ですか?

A. そうとは限りません。愛知県内でアイフルホームの店舗を運営しているのは、この会社だけではないからです。アイフルホームが公開している愛知県の展示場一覧には、岡崎・西尾・豊橋・豊川の拠点も並びますが、これらは別の加盟法人が運営しています。名古屋市とその周辺の店舗ならウッドホームの可能性が高く、この会社の拠点一覧には刈谷や知立、豊田、安城も入っています。どの会社が運営しているかは展示場や店舗のページに会社名で書かれているので、そこで見分けてください。

ウッドホームの坪単価はいくらですか?

A. 今回確認した公開資料の範囲では、公式サイトに坪単価の記載を見つけられませんでした。金額として公開されているのは、コンパクト平屋の佇まいの価格例と、FAVO PREMIUMを前提にした30年間の費用の試算です。第三者のサイトに載っている坪単価は会社が公表した数値ではないため、そのまま比較には使えません。本体工事だけでなく付帯工事や外構、諸費用まで入れた総額でそろえてもらうほうが、他社と正確に比べられます。

ウッドホームのUA値0.26は、どの商品の数値ですか?

A. FAVO PREMIUMの数値です。断熱等級7をクリアする水準として公式サイトに掲げられていますが、建築地とプランにより異なる場合があるという注記が付いています。同じページには、30年間の費用を試算するときの前提としてFAVOのUA値0.44も載っています。会社全体の標準値がひとつだけあるわけではないので、契約前には自分のプランで計算したUA値を、断熱材とサッシの仕様つきで出してもらってください。

保証は最長60年と書かれていますが、60年間ずっと無償ですか?

A. 無償で60年という意味ではありません。アイフルホームの本部の案内では、木造住宅の初期保証は構造と防水と防蟻について20年で、これには保証会社による9年目の無料点検を受けるという条件が付きます。定期点検が無料なのは20年目までです。それより先は、10年ごとの有料点検と有料のメンテナンス工事を続けることで、最長60年まで保証が延びる仕組みになっています。加盟店によって条件が異なる場合があるので、この会社で契約するときは保証書で確かめてください。鉄筋コンクリート住宅のコンクは構造体35年の無償保証で、防水は10年と別の体系です。

ウッドホームの口コミが少ないのはなぜですか?

A. 会社を特定できる投稿が少ないからです。今回読んだ住宅系の掲示板の2つのスレッドには352件の投稿がありましたが、ブランド名しか出てこない投稿が262件あり、どの加盟法人の話か判定できませんでした。商号に「ウッドホーム」を含む会社が全国に20社あることも、検索結果を分かりにくくしています。件数の少なさは会社の評価とは別の話なので、公的な記録と書面で確かめるほうが確実です。

契約前に何を書面でもらっておけばよいですか?

A. 6つあります。費目をそろえた総額の見積書、自分のプランのUA値の計算書、気密測定の実測値、保証書と9年目点検の案内方法、耐震等級と制震装置が標準かオプションかの回答、そして契約する会社の名前と建設業許可の番号です。最後の1つは、同じ商号の別会社や別の加盟法人と取り違えないために必要になります。どれも口頭ではなく書面でもらってください。

まとめ

ウッドホームについて確かめられたのは、次の9点です。

  • ウッドホーム株式会社は法人番号8180001079463、本店は名古屋市北区で、法人としての設立は1996年5月1日
  • 公式サイトが書いている「150年」は建築金物屋という起源の話で、住宅会社としての営業年数ではない
  • 建設業許可は建築工事業、大工工事業、内装仕上工事業の3業種で、いずれも一般建設業
  • アイフルホームの本部の案内では、木造住宅の初期保証は構造と防水と防蟻について20年。保証会社による9年目の無料点検を受けることが条件で、加盟店によって異なる場合がある
  • 同じ本部の案内では、定期点検が無料なのは20年目まで。「最長60年」は、それ以降に10年ごとの有料点検と有料メンテナンス工事を続けた場合の上限
  • 鉄筋コンクリート住宅のコンクは、構造体35年の無償保証と防水10年で、木造とは別の体系
  • UA値0.26はFAVO PREMIUMの数値で、生涯コストの試算で前提としているFAVOの0.44とは別のもの
  • LODINAは坪数で建物本体の価格が決まる完全定額制
  • 読めた口コミは49件で、うち48件が住宅系の掲示板1つ、1件がQ&Aサイト

今回確認した公開資料の範囲では見つけられなかった項目もあります。坪単価、年間の着工棟数、売上高、ZEHの実績、そして全棟で測定しているという気密のC値です。従業員数も、公式サイトの上では確かめられませんでした。数字が出ていないことをもって評価を下げる必要はありませんが、比べるための材料は自分でそろえることになります。

見つからなかった数字の多くは、書面でもらえば比べられます。費目をそろえた総額の見積書、自分のプランのUA値の計算書、気密測定の実測値、そして保証書。この4つがそろえば、坪単価という共通の数字がなくても、同じ条件で他社と並べられます。

最後にもうひとつ。その書面の宛名になっている会社の名前を、契約の前にもう一度だけ確かめてください。名古屋周辺でアイフルホームを検討するとき、いちばん取り違えやすいのがそこです。読んでいた評判と、これから契約する相手が同じ会社かどうか。それだけで、判断材料の意味が変わります。

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