モレスの家の評判・口コミは?営業と施工の声、標準仕様と保証の中身を確認

モレスの家の評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

モレスの家は、兵庫県西宮市に本社を置く株式会社モレスの注文住宅です。建築家とプランを考える完全自由設計と、3つのデザインスタイルをもとにする提案型の自由設計があります。公式サイトでは、耐震等級3と断熱等性能等級5を標準にしていると説明しています。一方、口コミには施工の精度や引き渡し後の対応に不満を書いた投稿もあり、実際に任せて大丈夫なのか気になっている方もいるでしょう。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートに加えて、住宅会社ごとに独自の口コミ調査を行っています。価格や性能、保証、会社の情報は、公式サイトと公的な資料に照らして確認しています。

結論として、モレスの家は、近畿で耐震等級3を標準とする家を建てたい方や、設計の自由度を2つの商品から選びたい方には、検討する価値のある会社です。ただし、坪単価やUA値は確認した公開資料では見つからず、口コミには施工についての指摘もあったため、総額と性能値、現場の監査、保証の条件は契約前に書面で確かめる必要があります。

この記事でわかること

  • 口コミで多かった話題と、評価が分かれた点
  • 施工と引き渡し後の対応について書かれていた内容
  • 会社の登記と許認可、契約する会社の確かめ方
  • モレスプレミアムとモレススタンダードの違い
  • 公開されている価格と、総額での比べ方
  • 耐震と断熱の標準仕様と、公開資料で確認できなかった数値
  • 保証を最長20年まで延ばすための条件
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をふまえ、価格や保証にかかわる記載と法人の情報を、公式に公開されている資料で確認しています。(監修日:2026年9月15日)

モレスの家の口コミで多かったのは、営業担当者と施工の話題

公開されていた口コミを話題ごとに分けると、いちばん多かったのは営業・打ち合わせで、次が施工・仕上がりでした。営業・打ち合わせは担当者の説明や設計の提案を評価する内容が中心で、施工・仕上がりは精度や仕上げを指摘する内容が中心です。

公開投稿16件の内訳。媒体別は口コミサイト0件、掲示板Q&A16件、SNS0件、個人ブログ0件、動画コメント0件、媒体不明0件。傾向別は良い6件、気になる8件、中立2件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。

対象は、2026年8月時点でインターネット上に公開されていた、モレスの家についての口コミ16件です。16件は人数ではなく投稿URLの件数で、1件につき主な話題を1つだけ付けて数えています。投稿の時期は2022年以降が11件、2021年以前が5件で、書き手の立場で分けると施主や入居者によるものが10件、ほかは打ち合わせや見学の段階のものなどです。

16件はすべて、住宅についての掲示板にある同じスレッドへの書き込みです。1本のスレッドの中では同じ人が何度か投稿していることもあり、その場合も投稿ごとに1件と数えているため、件数は書いた人の数とは一致しません。掲示板の名前やスレッドのURLは出さず、媒体の種類だけを書いています。

口コミは個人の体験や感想で、しかも1つのスレッドの流れの中で書かれたものです。今回の調査は無作為抽出でも全件調査でもなく、施主本人へのアンケートでもありません。匿名の投稿なので、会社側がどう説明し、どう対応したのかまでは確認できません。こうした口コミは、モレスの家で建てた方全体の評価を示すものではないため、件数は、どんな話題が出ているかを知るための目安としてご覧ください。

話題 件数 傾向 投稿に書かれていた主な内容
営業・打ち合わせ 7件 良い5件、気になる2件 設計士の提案、相談したときの営業担当者の知識と説明、物件の内覧や問い合わせのときの応対
施工・仕上がり 5件 気になる4件、中立1件 施工の精度、納期や仕様の食い違い、雨漏り、階段と壁紙の仕上げ、現場監督の体制
住宅性能・住み心地 1件 気になる1件 室内に聞こえる雨音や近所の声
設計・間取り 1件 良い1件 面積を増やさずに要望を取り入れた設計、冬の過ごしやすさ
デザイン・商品 1件 中立1件 施工例の外観の傾向と、自由設計かどうかの確認
アフターサービス 1件 気になる1件 引き渡しのときの説明、入居後の対応
価格・費用 0件 なし 価格を主な話題にした投稿はありませんでした
公開投稿16件の話題別件数。住宅性能・住み心地1件、設計・間取り1件、デザイン・商品1件、営業・打ち合わせ7件、施工・仕上がり5件、価格・費用0件、アフターサービス1件、その他0件。
話題別の件数です。投稿ごとに主な話題を1つだけ付けています。

営業担当者の説明と打ち合わせ

営業・打ち合わせの投稿には、評価する内容と不満を書いた内容の両方がありました。評価する投稿には相談や打ち合わせを経て依頼した人の書き込みがあり、不満を書いた2件は、物件の内覧や問い合わせの段階でのやりとりについてでした。

良い評価では、設計士の提案と営業担当者の親身な対応、価格面に満足したという投稿がありました。相談したときの営業担当者の知識と率直な説明を評価して、依頼したという書き込みもあります。見学と打ち合わせのあとに依頼して着工し、担当者や現場の対応におおむね満足しているという投稿もありました。

気になる評価の1件は、豊中の物件を内覧したときに、会社どうしの連携と担当者の応対に不満が残ったという投稿です。もう1件には、問い合わせのときの応対や質問への説明、申し込みまでの進め方への不満が書かれていました。

公式サイトによると、モレスプレミアムは設計士が専属で打ち合わせの回数に制限がなく、モレススタンダードは設計の打ち合わせ回数などに制限があります。分譲地の物件には、グループの販売会社である株式会社モレス・リアルティが仲介に入るものもあります。物件を見るときや商品を決める前には、打ち合わせを何回まで受けられるか、どの会社の誰が窓口になるのかを聞いておきましょう。

施工の仕上がりと引き渡し後の対応

施工・仕上がりとアフターサービスの投稿は、不満や懸念を書いた内容が中心でした。

2021年には、購入した人から、デザインや提案は評価している一方で、施工の精度と修繕の連絡に不満があるという投稿がありました。2024年の投稿には、納期や仕様の食い違い、雨漏り、資材の品質、アフター対応への不満が書かれています。2026年には、売り出し中の物件を見学した人が、階段の安定性と壁紙の仕上げに懸念を書いていました。

入居して1年を超えた人は、土地の提案と自由設計を評価しながら、現場監督の体制に懸念を書いていました。引き渡しのときの説明が少なく、施工会社としての管理や入居後の対応にも不満があったという投稿もあります。

いずれも匿名の投稿で、それぞれの家で何が起きたのか、会社側がどう対応したのかは確認できません。この件数だけで、モレスの家の施工品質を判断することもできません。

公式サイトには、第三者機関による現場の監査を2024年10月の着工分から随時導入しているという注記があります。構造と雨水の浸入を防ぐ部分の保証や、アフターサービス専用のLINEも案内されています。自分の家が監査の対象になるのか、結果を書面で受け取れるのかは、契約前に確認してください。

設計の提案と住み心地

設計と住み心地、デザインについての投稿は、それぞれ1件ずつでした。

購入して1年の人は、面積を増やさずに要望を取り入れた設計と、冬の過ごしやすさを評価していました。一方で、友人の家に泊まった人が、室内で雨音や近所の声が気になったと書いた投稿もあります。音の感じ方は窓の位置やサッシ、隣の家との距離でも変わるため、1件の投稿で遮音性を判断することはできません。

2018年には、施工例にキューブ型の外観が多いので、自由設計なのか確かめたいという書き込みがありました。現在の公式サイトでは、建築家とプランを考えるモレスプレミアムと、デザインスタイルをもとにするモレススタンダードが紹介されていて、どこまで自由に決められるかは商品によって違います。見学する家がどちらの商品で建てられたのかを聞いておくと、完成したときの姿を想像しやすくなります。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

会社の登記と許認可、契約する会社

モレスの家を手がけるのは、兵庫県西宮市に本社を置く株式会社モレスです。国税庁の法人番号公表サイトによると、法人番号は3140001074365で、2026年8月18日に確認した時点で、登記記録の閉鎖を示す表示はありませんでした。

公式の会社概要によると、創業は2004年7月で、大阪府吹田市に大阪支店があります。沿革には、2020年に株式会社ハウジングスタッフが株式会社モレスと合併し、社名を株式会社モレスに改めたことが書かれています。国の法人情報には、同じ所在地・同じ商号で法人番号が異なる会社の記録もあります。こちらは2020年1月6日に合併による解散等で登記記録が閉鎖された法人で、この記事で扱う会社とは別です。

項目 公式・公的な記録での内容
会社名 株式会社モレス(法人番号3140001074365)
本店 兵庫県西宮市与古道町1番13号
支店 大阪支店(大阪府吹田市豊津町11-34)
創業 2004年7月。設立年月日は確認した公開資料では確認できませんでした
代表者 高沢秀志
業務内容 住宅の企画・設計・請負・販売
建設業許可 公式の表記は兵庫県知事許可(般-5)第218121号。国土交通省の建設業者検索では建築工事業の特定建設業で、許可年月日は2023年5月25日、有効期間は2028年5月24日まで。兵庫県の2026年3月31日現在の名簿でも業種欄は「建2」
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(2)第9903号(公式の会社概要の表記)
一級建築士事務所登録 兵庫県知事登録 第01A04878号(公式の会社概要の表記)
建てられる地域 近畿が中心で、その他の地域は相談。宅地分譲は阪神間・北摂を中心とする関西

建設業許可は、許可番号こそ公式の表記と公的な記録で一致するものの、区分の書き方がそろっていません。公式の会社概要は一般建設業を表す「般」ですが、国土交通省の建設業者検索では、建築工事業が特定建設業として2023年5月25日に許可され、有効期間は2028年5月24日までと表示されています。兵庫県の名簿の業種欄「建2」も、特定建設業を表す書き方です。気になる場合は、許可通知書の写しを見せてもらうと確実です。

契約する会社も確かめておきたい点です。株式会社モレスの業務は住宅の企画・設計・請負・販売です。一方、グループの販売会社である株式会社モレス・リアルティは別法人で、西宮市上葭原町の分譲地では仲介として名前が載っています。どの契約をどちらの会社と結ぶのかは、確認した公開資料では物件ごとにはわかりませんでした。建築の請負契約、土地の売買契約、仲介の契約のそれぞれで、契約書に書かれた会社名を確かめてください。

モレスプレミアムとモレススタンダードの違い

モレスの家の注文住宅には、建築家とプランを考える「モレスプレミアム」と、デザインスタイルをもとにカスタマイズする「モレススタンダード」の2つがあります。違いは、設計の自由度と打ち合わせの回数、設備の選び方です。

項目 モレスプレミアム(MORES PREMIUM) モレススタンダード(MORES STANDARD)
設計の進め方 建築家とプランニングする完全自由設計 3つのデザインスタイルをもとにカスタマイズする提案型自由設計
設計の打ち合わせ 設計士が専属。回数は無制限 回数などに制限あり
設備の仕様 フルオーダーに対応 セレクト仕様から選び、オプションでグレードアップもできる

間取りや設備を一から決めたい方はプレミアム、用意されたスタイルを土台にして決めたい方はスタンダードが候補になります。スタンダードの打ち合わせは何回までか、上限を超えたときにどうなるのか、オプションにした分でいくら増えるのかは、商品を決める前に聞いておきましょう。

モレスの家の価格と、総額での比べ方

確認した公開資料では、モレスの家全体の坪単価や本体価格、価格帯は見つかりませんでした。金額が確認できたのは、個別の分譲地の例です。

西宮市上葭原町の分譲地の1号地では、土地価格が4,980万円、参考プランの建物参考価格が税込2,386万円と示されていました。これは特定の土地に合わせた参考プランの価格で、ここから坪単価を割り出したり、注文住宅全体の目安にしたりすることはできません。口コミにも、価格や費用を主な話題にした投稿はありませんでした。

見積もりを比べるときは、土地代から諸費用までを含めた総額でそろえます。建物本体のほか、地盤の改良や外構、給排水の引き込み、登記と住宅ローンの手続き費用、火災保険料までを一覧にしてもらうと、同じ条件で並べられます。

モレスの家で特に確かめておきたいのは、モレススタンダードでオプションにした分の金額と、長期優良住宅の認定を受ける場合の費用です。公式サイトには、プランによっては長期優良住宅の認定を受けられないことや、追加の費用が発生することがあると書かれています。土地の購入が仲介の取引になる場合は、仲介手数料が総額に入っているかも確かめてください。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

耐震と断熱の標準仕様と、確認できなかった数値

公式サイトでは、耐震等級3と断熱等性能等級5を標準にしていると説明されています。一方で、UA値やC値などの数値は、確認した公開資料では見つかりませんでした。

構造は在来工法で、基礎は全面コンクリートのベタ基礎です。構造材にはJAS認定の集成材とZマーク表示の金物を使うと書かれています。断熱材は現場で発泡させるウレタン断熱の「ソフティセルONE」で、窓のLow-E複層ガラスは部屋の方角や地域に合わせて使い分けています。外壁は通気工法、床下は基礎パッキンを使った換気の方式で、床暖房は1階と2階で合わせて6面が標準装備です。

公式に確認できた特徴の図。外壁構法=外壁通気工法を採用/耐震性能=耐震等級3を標準/構造=在来工法を採用/基礎=全面コンクリートベタ基礎/構造材=JAS認定集成材とZマーク表示金物を使用/断熱性能=断熱等性能等級5を標準/断熱材=現場発泡ウレタン断熱システム「ソフティセルONE」を採用。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

長期優良住宅にも対応していて、対応した仕様の例として一次エネルギー消費量等級6が載っています。公式サイトの特集では、SE構法で建てた住まいや、内断熱と外断熱を組み合わせ、全館空調と第一種換気、太陽光発電とエネファームを採り入れたGX志向型住宅も紹介されていました。どちらも個別の住宅の例で、標準の仕様かどうかは確認できませんでした。

確認した公開資料では、UA値とC値、気密測定を全棟で行うかどうか、構造計算を全棟で行うかどうかとその計算方式は確認できませんでした。ZEHについては、2025年6月13日付で普及への取り組みを伝えるお知らせがあります。ただし、登録番号や実績は確認できなかったため、断熱等級5が標準であっても、ZEHが標準仕様だとまでは言い切れません。自分のプランのUA値の計算書と、耐震等級3をどの計算で確かめるのかは、プランが固まった段階で書面にしてもらいましょう。

保証と点検の内容と、延長するための条件

建物の保証は初期10年で、無料点検を受けて必要な有償メンテナンスを行うと、5年ごとに延長して最長20年まで続けられます。この20年の保証の仕組みは、2022年6月以降に引き渡された建物が対象です。

項目 公式に書かれている内容
建物の保証 構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分が対象。初期10年で、無料点検と必要な有償メンテナンスにより5年ごとに延長し、最長20年
地盤の保証 保証期間20年。修復費用は最高5,000万円まで
シロアリの保証 保証期間5年。5年ごとの無料点検と有償の処理で延長できる
無料点検 完成から6か月後と18か月後
延長保証を受けた場合の点検 15年点検と20年点検を無償で実施
相談の窓口 アフターサービス専用のLINE

確認した公開ページでは、保証の対象外になる部位、家を売ったときに保証を引き継げるか、延長のたびにかかるメンテナンス費用、シロアリ保証を何年まで延ばせるかはわかりませんでした。18か月後より先の定期点検の時期も、延長保証を受けた場合の15年と20年の点検を除いて確認できませんでした。

保証の延長は有償メンテナンスが条件になっています。その内容と費用の見込みを契約前に聞き、保証書と約款、点検の予定表を書面で受け取っておくと、引き渡しのあとに説明が足りないと感じる場面を減らせます。

モレスの家のメリット

公式の情報と口コミから、モレスの家を選ぶ理由になりそうな点は3つあります。

1つめは、耐震等級3と断熱等性能等級5を標準にしている点です。床暖房も1階と2階に標準装備と示されていて、標準仕様の範囲が見積もりの前から分かりやすくなっています。

2つめは、設計の進め方を選べる点です。建築家と一から考えたい方は専属の設計士と回数の制限なく打ち合わせができ、用意されたスタイルから決めたい方は提案型で進められます。口コミでも、設計士の提案や、面積を増やさずに要望を取り入れた設計を評価する投稿がありました。

3つめは、保証を延ばしていく仕組みがはっきりしている点です。建物の保証は点検とメンテナンスを条件に延長でき、地盤とシロアリにも保証があります。入居後の相談先として、アフターサービス専用のLINEも用意されています。

契約の前に知っておきたい注意点

良い面がある一方で、注意しておきたい点もあります。

まず、施工と引き渡し後の対応です。個別の経緯は確認できませんが、施工の精度や仕様の食い違い、入居後の対応を指摘する投稿は、2021年から2026年にかけて書き込まれていました。仕様どおりに施工されたことを示すのは会社側の役割なので、検査や監査の記録、工事中の写真を受け取れるかを事前に確かめ、引き渡しの前には自分でも立ち会って確認しましょう。

次に、価格と性能の数値が見えにくい点です。坪単価や本体価格、UA値やC値は確認した公開資料では見つからなかったため、他社と比べるには、総額の見積もりと計算書を自分で取り寄せる手間がかかります。

最後に、契約する会社と地域です。販売や仲介を別法人の株式会社モレス・リアルティが担う物件もあるので、契約書に書かれる会社名は早い段階で確かめておくと安心です。建てられる地域は近畿が中心で、その他の地域は相談になるため、建築予定地で施工できるかも合わせて聞いておきましょう。

モレスの家が向いている方と、慎重に進めたい方

向いているのは、近畿で耐震等級3を標準にした家を建てたい方です。建築家と一から間取りを考えたい方も、用意されたスタイルから選んで進めたい方も、商品を選び分けられます。阪神間や北摂で土地から探している方は、宅地分譲の物件と合わせて検討できます。

慎重に進めたいのは、UA値やC値を並べて他社と比べたい方と、総額の上限がはっきり決まっている方です。どちらも、計算書と総額の内訳を出してもらってから判断すると安心です。施工の管理を重視する方は、第三者機関の監査が自分の家で行われるのかを確かめてから進めましょう。近畿以外で建てる場合は、施工できるかを最初に聞いておく必要があります。

契約前に確認しておきたいこと

公開資料で確認できなかった項目は、そのまま打ち合わせで聞く内容になります。

  • 土地代と諸費用まで含めた総額の見積書。オプション仕様の金額、長期優良住宅の認定費用、仲介手数料が入っているか
  • 選ぶ商品と、設計の打ち合わせを何回まで受けられるか
  • 自分のプランのUA値の計算書と、気密測定を行うかどうか
  • 耐震等級3を確かめる構造計算の方式と、その書面
  • 第三者機関による現場の監査が自分の家で行われるか。時期と結果の受け取り方
  • 保証書と約款。対象外の部位、延長に必要な有償メンテナンスの内容と費用、売却したときの引き継ぎ
  • 18か月後より先の点検の予定表
  • 請負契約、土地の売買契約、仲介の契約それぞれの契約先と、建設業許可の区分
契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。

モレスの家のよくある質問

モレスの家の坪単価はいくらですか

A. 確認した公開資料では、モレスの家全体の坪単価や本体価格は見つかりませんでした。金額が示されていたのは個別の分譲地で、西宮市上葭原町の1号地は土地価格が4,980万円、参考プランの建物参考価格が税込2,386万円です。特定の土地に合わせたプランの価格なので、注文住宅の目安にはなりません。検討するときは、土地代や諸費用まで含めた総額の見積もりで比べてください。

モレスの家の口コミでは、どんな評価がありましたか

A. 公開されていた16件では、営業・打ち合わせと施工・仕上がりの話題が中心でした。営業担当者の知識や説明、設計士の提案を評価する投稿がある一方、施工の精度や仕様の食い違い、雨漏り、入居後の対応に不満を書いた投稿もありました。16件はすべて同じ掲示板のスレッドへの書き込みで、無作為抽出でも全件調査でもありません。個別の経緯は確認できないため、気になる点は契約前に会社へ直接確かめてください。

耐震性や断熱性はどのくらいですか

A. 公式サイトでは、耐震等級3と断熱等性能等級5を標準にしていると説明されています。構造は在来工法で、基礎は全面コンクリートのベタ基礎、断熱材は現場で発泡させるウレタンです。一方で、UA値やC値の数値と、気密測定を全棟で行うかどうかは、確認した公開資料では確認できませんでした。数値で比べたい場合は、自分のプランのUA値の計算書を出してもらい、気密測定の予定もあわせて聞いておくと安心です。

保証は何年ですか

A. 建物の構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分は初期10年で、無料点検と必要な有償メンテナンスを受けると5年ごとに延長でき、最長20年まで続けられます。対象は2022年6月以降に引き渡された建物です。地盤は20年で修復費用は最高5,000万円まで、シロアリは5年で延長もできます。延長の費用や保証の対象外になる部位は確認した公開ページではわからなかったため、保証書と約款で確かめてください。

どの地域で建てられますか

A. 公式サイトでは、モレスの家は近畿エリアが中心で、その他の地域は相談に応じると案内されています。本社は兵庫県西宮市、大阪支店は大阪府吹田市にあり、宅地の分譲は阪神間と北摂を中心に関西で展開しています。近畿以外で検討している場合や、土地がすでに決まっている場合は、その住所で施工できるかを最初の問い合わせで確かめておくと、打ち合わせを進めやすくなります。

まとめ

確かめられたのは、次の5点です。

  • 公開されていた口コミ16件では営業・打ち合わせと施工・仕上がりの話題が中心で、営業担当者や設計の提案を評価する投稿と、施工やアフター対応を指摘する投稿の両方がありました
  • 手がけるのは兵庫県西宮市の株式会社モレスで、法人番号は3140001074365です。登記記録の閉鎖を示す表示はありませんでした
  • 注文住宅は完全自由設計のモレスプレミアムと提案型自由設計のモレススタンダードの2つで、打ち合わせの回数や設備の選び方が違います
  • 耐震等級3と断熱等性能等級5、床暖房6面が標準で、第三者機関による現場の監査は2024年10月の着工分から随時導入されています
  • 建物の保証は初期10年で、点検と有償メンテナンスを条件に最長20年まで延長できます

公開資料からは確かめられなかった項目もあります。坪単価と本体価格、UA値とC値、気密測定と構造計算の実施範囲、ZEHの登録と実績、保証の対象外の部位と延長の費用、そして契約ごとの契約先です。建設業許可も、公式の表記と県の名簿で区分の書き方がそろっていませんでした。

公開資料で見つからなかった数値や条件も、書面でもらえば他社と比べられます。総額の見積書、UA値の計算書、監査と検査の記録を受け取れるかどうかの回答、保証書と約款。この4つをそろえてから、契約するかどうかを判断してください。


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