株式会社永大は、埼玉県さいたま市に本社を置く住宅会社です。木造一戸建ての設計と施工、それに不動産の売買を手がけていて、公式サイトでは「EIDAI」という英字の表記も使っています。公開されている投稿には、購入を急かされたと感じたという話や、シャワーの水だれとトイレの詰まりを相談したものの、設備メーカーの担当者からは不具合ではないと説明され、会社からは替えるなら費用がかかると言われたという書き込みがありました。見つかる書き込みの数は多くありません。それでも、こういう話が目に入ると、ほかはどうなのかを知っておきたくなります。
幸せおうち体験談は、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートをもとに、住宅会社ごとの情報をまとめているサイトです。それとは別に、公開されている投稿を1件ずつ読んで話題ごとに分ける独自の口コミ調査も行っています。価格と性能、保証、それに許認可と法人の記録は、公式サイトと国や県の公開資料で確かめました。
埼玉・千葉・東京で木造の家を考えていて、仕様を自分の目で確かめながら進めたい方には、話を聞いてみる価値のある会社です。全棟での金物接合工法、1棟あたり5ポイントの地盤調査、カタログで確認できた窓とガラスの仕様、宅地建物取引業免許と建設業許可は公式サイトで確認できました。いっぽうで坪単価と本体価格、UA値とC値、保証の年数と点検の時期は、確認した公開資料では見つかりませんでした。金額と性能と保証は、契約の前に書面で出してもらって比べたいところです。
この記事でわかること
- 公開の場で確認できた投稿が7件にとどまったことと、その内訳とかたより
- 気になる評価として書かれていた営業の進め方と、引き渡し後の相談への対応
- 全棟の金物接合工法や地盤調査など、公式サイトとカタログで確認できた仕様
- 坪単価やUA値など、確認した公開資料では確認できなかった項目
- 2025年に資本と組織が変わったことと、同じ住所にある別の法人との見分け方
- 契約の前に書面でそろえておきたい7つの項目

まずはここに注目
住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう
詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

一社ずつ調べるのは手間がかかります。条件に合う会社の資料をまとめて請求できるサービスを使うのが早いです。
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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をふまえ、価格や保証にかかわる記載と法人の情報を、公式に公開されている資料で確認しています。(監修日:2026年9月14日)
- EIDAI(埼玉)の口コミは、公開の場で7件しか確認できなかった
- 気になる評価に分類した3件に書かれていたこと
- 中立に分類した4件には、設備の選び方と現場の対応が書かれていた
- 契約の相手になる会社と、公的な記録で確認できたこと
- 商品は4つ。窓とガラスの仕様を確認できたのは3商品分
- 構造は全棟で金物接合工法。地盤は1棟あたり5ポイント調べる
- 断熱の数値は確認できず、分かるのは窓と設備の仕様まで
- 価格は、公開資料で数値を確認できなかった
- 保証とアフターは、業者登録の番号までしか確認できなかった
- 公式サイトの地域表示は埼玉・千葉・東京。群馬と茨城にも施工例がある
- EIDAI(埼玉)が合いそうな人と、時間をかけて確かめたい人
- 契約前に書面でそろえておきたいこと
- EIDAI(埼玉)についてよくある質問
- まとめ
EIDAI(埼玉)の口コミは、公開の場で7件しか確認できなかった
投稿ごとのURLと本文の両方を確認できたのは7件でした。そのうち5件は、同じ1本の掲示板スレッドに並んでいる書き込みです。口コミの数が少ないぶん、判断の材料は公式サイトと公的な記録のほうに多くありました。


| 話題 | 件数 | 良い | 気になる | 中立 |
|---|---|---|---|---|
| デザイン・商品 | 2件 | 0件 | 0件 | 2件 |
| アフターサービス | 2件 | 0件 | 1件 | 1件 |
| 営業・打ち合わせ | 1件 | 0件 | 1件 | 0件 |
| 施工・仕上がり | 1件 | 0件 | 0件 | 1件 |
| 価格・費用 | 1件 | 0件 | 1件 | 0件 |
| 住宅性能・住み心地 | 0件 | 0件 | 0件 | 0件 |
| 設計・間取り | 0件 | 0件 | 0件 | 0件 |
| その他 | 0件 | 0件 | 0件 | 0件 |
7件は人数ではなく、投稿URLの件数です。同じ方が同じ場所に何度か書き込んでいても、投稿ごとに1件として数えました。公開されている投稿から無作為に選んだものではなく、すべてを集め切ったものでもありません。施主本人へのアンケートではないので、割合や多数派の根拠には使えません。どの媒体かは種類でだけ示し、サイト名も投稿者名も本文には出していません。
情報源のかたよりは、はっきりしています。7件はすべて掲示板やQ&Aサイトへの書き込みで、そのうち5件が同じスレッドに集まっています。書かれた時期も2011年から2018年までで、2022年以降の投稿は0件でした。サイト名や書き手の名前は載せません。
書いた方の立場は、入居ずみの施主が5件、見学に行った方が1件、契約や打ち合わせの段階の方が1件です。内容は分譲住宅を買った立場の話が中心でした。注文住宅の打ち合わせから引き渡しまでを書いた投稿は、確認できませんでした。
候補に挙がった投稿のうち56件は、数える前に対象から外しています。同じ名前の別の会社についての書き込み、会社自身の発信やまとめ記事、誰の体験なのか読み取れないものが中心です。名前の近い会社が多いため、書き込みの内容だけでは対象を特定できないものが目立ちました。
気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう
口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。
気になる評価に分類した3件に書かれていたこと
気になる評価に分類したのは3件です。内訳は、営業の進め方が1件、引き渡し後の対応が1件、価格の相談が1件でした。どれも1件ずつの書き込みなので、会社全体の傾向としては読めません。
営業の進め方について書かれていたこと
購入を急かされたと感じ、周りの環境の説明や考える時間が足りなかった、という投稿がありました。2013年の書き込みです。会社側がどう説明したのかは確認していません。
いっぽうで、内装の仕上がりと外観を評価した投稿と、現場監督に相談したら対応してもらえたと書いた投稿が、それぞれ別にありました。担当者や物件によって、受け取り方は変わります。
分譲住宅の見学では、申し込みの期限を示されることがあります。いつまでに返事が必要なのか、その期限に根拠があるのかを、その場で聞いておきましょう。
引き渡しのあとの相談について書かれていたこと
建売住宅を買ってから9か月でトイレが4回詰まり、シャワーの水だれとあわせて相談した、という投稿がありました。2018年の書き込みです。設備メーカーの担当者はどちらも不具合ではないと説明し、会社からは、シャワーを別の商品に替えるなら費用がかかる、トイレは対応できないと言われたそうです。投稿した方は、合う部品が見つからず交換はしていません。
2011年の投稿には、定期点検の案内はなかったけれど、現場監督に相談すると対応してもらえた、という内容もありました。内装の担当者の提案が良かった、とも書かれています。
公式サイトの会社概要には、住宅保証機構の業者登録番号10010621が載っています。代表挨拶には、用地の仕入れから設計、施工、アフターメンテナンスまで自社で行うと書かれていました。ただし保証の年数や点検の時期は、確認した公開資料では分かりませんでした。
住宅設備は、メーカーの保証と会社の保証のどちらで直すのかが分かれやすい部分です。保証書と点検の予定表を契約の前に見せてもらい、無償で直る範囲と自己負担になる範囲を分けて確認しておきましょう。
中立に分類した4件には、設備の選び方と現場の対応が書かれていた
良い評価に分類した投稿は0件でした。とはいえ、評価する言葉がなかったわけではありません。中立に分類した4件には、ほめている部分と注意を促す部分の両方が入っています。
自宅に入っている建具や水回りのメーカー名を挙げたうえで、何棟か見てから決めるとよい、という投稿がありました。物件によって設備の内容が違うようだ、複層ガラスかどうかは見学しないと分からないのではないか、という質問も残っています。
内装の仕上げと外観は気に入っているけれど、物件ごとに価格の付け方が違うので気をつけたい、という投稿もありました。現場監督への相談に応じてもらえた、内装の担当者の提案が良かった、という2011年の投稿もあります。
分譲住宅は、同じ会社の物件でも仕様がそろっているとは限りません。気になる区画が見つかったら、別の物件も見せてもらい、標準で付く設備の違いを一覧にしてもらいましょう。
契約の相手になる会社と、公的な記録で確認できたこと
木造一戸建ての設計と施工を手がけているのは株式会社永大です。国税庁の法人番号公表サイトで、法人番号3030001001025、登記上の本店は埼玉県さいたま市南区南本町2丁目2番2号と確認できました。登記記録の閉鎖を示す表示はありませんでした。
公式サイトの会社概要によると、設立は1980年4月、資本金は3,000万円、従業員は32人です。売上高は86億600万円で、令和6年3月時点の数字として掲載されています。事業は不動産の購入と販売、それに木造一戸建て住宅の設計と施工です。代表取締役は菊池健太氏。
2025年は、資本と組織が動いた年でした。4月に株式会社メルディアの完全子会社となり、8月1日には株式会社永大ホールディングスと株式会社永大プランニングを吸収合併しています。合併の公告によると、権利義務のすべてを引き継いで残るのが株式会社永大で、2社は解散しました。
許認可は会社概要に並んでいます。宅地建物取引業免許は埼玉県知事(12)第9668号です。括弧の中の数字は、制度ごとに読み方が決まっています。宅地建物取引業免許の12は免許を受けた回数、建設業許可の(般・5)と(特・5)にある5は許可を受けた年度で、更新した回数ではありません。
| 種類 | 番号 |
|---|---|
| 宅地建物取引業免許 | 埼玉県知事(12)第9668号 |
| 一般建設業許可 | 埼玉県知事(般・5)第38623号 |
| 特定建設業許可 | 埼玉県知事(特・5)第38623号 |
| 一級建築士事務所登録 | 埼玉県(8)第1999号 |
| 住宅保証機構の業者登録 | 10010621 |
名前の近い会社が多いので、書類の商号は1字ずつ確かめてください。住宅資材で知られる大阪市の永大産業株式会社は、本店も法人番号も事業の中身も違う別の会社です。埼玉の同じ住所には株式会社永大ハウスという別の法人もあり、こちらは宅地建物取引業免許の番号が違います。
分譲住宅では、売主と媒介する会社が別になることがあります。契約書に出てくる商号と免許番号が、いま話を聞いている会社のものと一致しているかどうか、署名の前に見比べておきましょう。
商品は4つ。窓とガラスの仕様を確認できたのは3商品分
公式サイトに並んでいる商品は、EVER FOREST 2、EVER FOREST 3、FIT 2、FIT 3の4つです。末尾の数字が階数を表していて、2が2階建て、3が3階建てになります。EVER FORESTはハイエンドのスタンダードモデル、FITはコストを抑えたスタンダードモデルという位置づけで説明されています。
2025年の仕様カタログで窓とガラスを確認できたのは、4つのうち3商品でした。FIT 2に載っているのは高断熱型のLow-E複層ガラス、EVER FOREST 3とFIT 3は遮熱型のLow-E複層ガラスです。EVER FOREST 2の窓とガラスは、確認した公開資料では分かりませんでした。同じ会社の家でも、選ぶ商品で窓の考え方が変わります。
| 商品 | 階数 | 2025年仕様カタログの窓とガラス |
|---|---|---|
| EVER FOREST 2 | 2階建て | 確認した公開資料では確認できませんでした |
| EVER FOREST 3 | 3階建て | エピソードNEO(アルミ樹脂複合窓)、遮熱型Low-E複層ガラス |
| FIT 2 | 2階建て | SAMOS L、高断熱型Low-E複層ガラス |
| FIT 3 | 3階建て | エピソードNEO(アルミ樹脂複合窓)、遮熱型Low-E複層ガラス |
カタログに載っている設備が全棟の標準なのか、プランや地域によって変わるのかは、この一覧からは分かりませんでした。商品名だけで判断せず、見積もりのときに仕様書で1つずつ確かめてください。
構造は全棟で金物接合工法。地盤は1棟あたり5ポイント調べる
公式サイトの説明では、全棟に高性能集成材を使い、柱や梁のつなぎ目を金物接合工法で留めます。ピン工法とも呼ばれる方法です。床面と外周部の全面に構造用合板を加える構造で、基礎は施工工程のページでベタ基礎と説明されています。
HSSという接合金物については、在来工法と比べて接合部の強度が約2倍、接合部のずれが約10分の1に抑えられると書かれています。これは会社自身の説明で、第三者機関が認証した数値ではありません。
地盤は1棟あたり5ポイントを調べ、その結果で地盤改良が必要かどうかを判断すると説明されています。土地から探す場合、改良の費用は総額を左右します。調査の結果と見積もりをいつ受け取れるのかも、早めに聞いておきましょう。
耐震等級は、越谷市の特別な仕様で建てた施工例で等級3相当を確保したと紹介されていました。全棟や商品ごとの標準の等級、構造計算の方法は、確認した公開資料では見当たりませんでした。
相当という表記は、住宅性能評価書で等級3を取得したという意味ではありません。地震保険の割引や長期優良住宅の申請を考えているなら、評価書を取れるかどうかと、取る場合の費用を先に確かめてください。
断熱の数値は確認できず、分かるのは窓と設備の仕様まで
UA値もC値も、確認した公開資料では見つかりませんでした。施工工程のページには、床下と外壁に面する部分へ断熱材を入れると書かれています。ただし材種や厚さ、断熱等性能等級の標準は分かりませんでした。
カタログから読み取れるのは、窓とガラス、それに設備の仕様までです。FIT 2の高断熱型Low-E複層ガラスは、一般的な複層ガラスと比べて約2倍の断熱効果があると説明されています。EVER FOREST 3とFIT 3の遮熱型は、太陽の熱線を約60%カットするとされています。どちらもガラス単体を比べた説明で、家全体の性能を示す数値ではありません。
ほかには、EVER FOREST 3とFIT 3のカタログに24時間換気システムが載っています。FIT 2のカタログには内部造作材のF★★★★とecoジョーズ、EVER FOREST 3のカタログには高断熱浴槽が出ています。ZEHの登録や実績、BELSの評価、太陽光発電と蓄電池の扱いは、確認した公開資料では分かりませんでした。

断熱の性能は、窓だけでは決まりません。見積もりの段階で、自分のプランのUA値を計算書で出してもらい、断熱材の種類と厚さ、サッシとガラスの品番を仕様書で確認しておきましょう。気密測定を行うかどうかも公開資料では分かりませんでした。この点も一緒に聞いておくと、他社と比べやすくなります。
価格は、公開資料で数値を確認できなかった
坪単価も本体価格も、確認した公開資料では見つかりませんでした。公式サイトにあるのは、住宅を適正な価格で届けるという方針と、FITはコストを抑えたモデルだという説明です。どちらも金額の裏づけにはなりません。
坪単価は、延床面積をどう数えるか、どこまでの工事を含めるかで上下します。数字を出していないこと自体を責める必要はありません。とはいえ、検討する側は何かの数字で他社と比べる必要があります。
口コミには金額が1つだけ出てきます。2012年の投稿で、東川口の2,680万円の物件を見に行き、30万円引いたあとの条件を相談した、という内容でした。特定の1棟の分譲価格で、しかも10年以上前の話です。今の家づくりの目安としては使えません。
比べるときは、本体工事費だけでなく、付帯工事、地盤改良、給排水の引き込み、外構、照明とカーテン、登記や住宅ローンの費用、火災保険、それに土地代まで並べてください。見積書に一式とだけ書かれた項目があれば、中身の内訳を求めて構いません。費用の中身を説明するのは、契約を結ぶ会社の側の務めです。これだけ並べば、坪単価という数字がなくても他社と比較できます。
ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。
まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。
保証とアフターは、業者登録の番号までしか確認できなかった
会社概要に載っているのは、住宅保証機構の業者登録番号10010621です。登録があるという表示だけで、保証の期間や対象の部位、延長の条件までは書かれていませんでした。
新築住宅には、住宅品質確保促進法という法律で、構造にかかわる部分と雨水の侵入を防ぐ部分について、引き渡しから10年の責任が決められています。これはどの会社で建てても共通の決まりです。会社ごとに違うのは、その先の年数と、延ばすときの条件や費用になります。
この会社が独自に用意している保証の年数、延長の条件、地盤保証の内容と上限額は、確認した公開資料では分かりませんでした。定期点検をいつ行うのか、無償なのか有償なのかも同じです。アフターメンテナンスまで自社で行うという説明はありますが、受付の時間や対応できる範囲までは分かりませんでした。
口コミで触れられていたのも、この部分でした。2011年の投稿には点検の案内がなかったと書かれ、2018年の投稿には、水回りの相談に対して設備メーカーの担当者は不具合ではないと説明し、会社からは替えるなら費用がかかると言われた、と書かれています。どちらも当時の1件の話で、今の運用を示すものではありません。だからこそ、保証書と点検の予定表は契約の前に読ませてもらってください。
公式サイトの地域表示は埼玉・千葉・東京。群馬と茨城にも施工例がある
公式サイトが掲げている地域は、埼玉・千葉・東京です。施工例のページには、群馬県太田市と茨城県守谷市で建てた家も載っています。
ただし、市区町村ごとにどこまで受けられるのかは、確認した公開資料では分かりませんでした。過去に施工例がある地域でも、今も受けられるとは限りません。
EIDAI(埼玉)という呼び方は、同じ名前の会社と区別するためのものです。対応できる地域を埼玉県に限るという意味ではありません。
土地がまだ決まっていないなら、建てたい市町村を先に伝えてください。施工できるかどうか、遠い場合に工事の費用が変わるかどうかを、最初の相談で聞いておくと動きやすくなります。
EIDAI(埼玉)が合いそうな人と、時間をかけて確かめたい人
合いそうなのは、埼玉・千葉・東京で木造の2階建てか3階建てを考えていて、分譲住宅も含めて実物を見ながら決めたい方です。窓とガラスの仕様がカタログで公開されているので、見学のときに手元の資料と照らし合わせやすい会社でもあります。
時間をかけたほうがよいのは、断熱や気密の数値で会社を比べたい方です。UA値やC値が公開資料で見当たらないため、他社と横並びにするには計算書と測定の予定を個別に出してもらう必要があります。長期保証の年数を先に知ってから絞り込みたい方も、問い合わせが前提になります。
口コミが少ないことも、判断の材料が足りないという点では同じです。7件はいずれも2011年から2018年の書き込みで、今の担当者や体制を映したものではありません。見学会や打ち合わせで自分の目と耳で確かめる時間を、多めに取っておいてください。
契約前に書面でそろえておきたいこと
確認できなかった項目は、書面で出してもらえば比べられます。次の7つを、見積もりから契約までの間に受け取れるよう頼んでおきましょう。
- 契約書に書かれた会社の商号と法人番号、免許番号。売主と請負人が別なら、それぞれの書類
- 自分のプランのUA値の計算書。断熱材の種類と厚さ、サッシとガラスの品番
- 気密測定を行うかどうかと、行う場合の実施の時期
- 耐震等級の扱い。住宅性能評価書を取るかどうかと、取る場合の費用
- 保証書の写し。対象の部位と免責、延長するときの条件と費用
- 定期点検の予定表。無償で見てもらえる範囲と、有償になる範囲
- 総額の見積書。本体工事費、付帯工事、地盤改良、外構、諸費用、土地代の内訳

すべてが1日でそろうとは限りません。言い出しにくいと感じるかもしれませんが、金額と性能と保証は、そろえて初めて比べられます。出せない項目があるなら、その理由を聞いて手元に書き留めておきましょう。
EIDAI(埼玉)についてよくある質問
EIDAI(埼玉)の坪単価はいくらですか
A. 確認した公開資料では確認できませんでした。公式サイトには住宅を適正な価格で届けるという方針が書かれていますが、坪単価も本体価格の幅も見当たりません。口コミに出てくる2,680万円は2012年の分譲物件1棟の価格なので、今の目安としては使えません。総額の見積書を出してもらい、本体工事費と付帯工事、諸費用、土地代を分けて比べてください。
断熱と気密の数値はどのくらいですか
A. UA値もC値も、確認した公開資料では確認できませんでした。分かるのは、カタログに載っている商品の窓とガラスの仕様までです。FIT 2は高断熱型のLow-E複層ガラス、EVER FOREST 3とFIT 3は遮熱型で、太陽の熱線を約60%カットするとカタログに書かれています。家全体の性能は窓だけで決まらないので、自分のプランでUA値を計算してもらってください。
耐震等級3の家になりますか
A. 全棟が等級3という記載は、確認した公開資料では確認できませんでした。越谷市の特別な仕様の施工例で、耐震等級3相当を確保したと紹介されています。相当という表記は、住宅性能評価書で等級3を取得したという意味ではありません。構造は全棟で金物接合工法とされていますが、構造計算の方法までは分かりませんでした。評価書を取れるかどうかと費用を確認してください。
保証と定期点検はどうなっていますか
A. 会社概要に住宅保証機構の業者登録番号10010621が載っています。新築住宅には構造にかかわる部分と雨水の侵入を防ぐ部分について引き渡しから10年の責任が法律で決められていますが、この会社独自の保証年数や延長の条件、定期点検の時期は確認した公開資料では確認できませんでした。保証書と点検の予定表を、契約の前に見せてもらってください。
口コミが少ないのはどうしてですか
A. 本文と投稿ごとのURLの両方を確認できたものに限ると7件でした。うち5件は同じ1本の掲示板スレッドへの書き込みで、時期も2011年から2018年に偏っています。名前の近い別の会社の投稿が多く、対象を確かめられないものは外しました。7件は人数ではなく投稿URLの件数で、無作為に選んだものでも全件でもないので、評価の割合としては読めません。
まとめ
公開されている資料から確かめられたのは、次の点です。
- 木造一戸建ての設計と施工を手がけるのは株式会社永大。法人番号3030001001025で、登記記録の閉鎖を示す表示はなかった
- 2025年4月に株式会社メルディアの完全子会社となり、8月1日に旧グループの2社を吸収合併して残った
- 全棟で高性能集成材と金物接合工法、床面と外周部に構造用合板、基礎はベタ基礎
- 地盤は1棟あたり5ポイントを調査。耐震等級3相当は越谷市の特別な仕様の施工例での話
- 商品は4つ。窓とガラスの仕様をカタログで確認できたのは3商品分
- 公開の場で確認できた口コミは7件。すべて掲示板やQ&Aサイトで、2011年から2018年に集中している
いっぽうで、確かめられなかった項目もあります。坪単価と本体価格、UA値とC値、断熱等性能等級、断熱材の種類と厚さは、公開資料では見つかりませんでした。全棟での耐震等級と構造計算の方法、独自の保証年数と延長の条件、地盤保証の内容、定期点検の時期も同じです。市区町村ごとにどこまで施工できるのかも分かりませんでした。
確かめられなかった項目は、書面でもらえば比べられるものばかりです。総額でそろえた見積書、自分のプランのUA値の計算書、保証書と点検の予定表、それに契約の相手の商号と免許番号。この4種類が手元にそろえば、他社と同じ土俵で見比べられます。


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