ヴェル・ハウジングの評判・口コミは?営業対応の賛否とサイトで違う保証年数

ヴェル・ハウジングの評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

ヴェル・ハウジングは、大阪市梅田に本社を置き、兵庫県と大阪府で家づくりを行っている会社です。設立は2005年です。大阪店では、価格を示した規格型の商品を用意しています。公開投稿には、営業と設計の説明が丁寧だったという内容がある一方、契約へ進む段取りに納得できなかった、引き渡し後の対応が遅いと感じたという内容もありました。ただし、確認できたのはその内容の投稿が公開されていたことまでで、投稿者の実在性や体験の真正性は確認していません。これらの投稿を会社全体の対応へ一般化することはできません。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートに加えて、公開されている口コミや体験談を編集部が1件ずつ読む独自の口コミ調査を行っています。この記事で扱う価格、構造と断熱、保証と点検、許認可と法人の登録については、公式サイトと公的な資料に当たって内容を確かめました。

大阪府や兵庫県で土地から探す場合、公式サイトの分譲地情報と大阪店の商品価格は、候補を絞る手がかりになります。ただし、どの商品をどの地域のどの店舗で契約できるかは確認できず、掲載価格に含まれる費用の範囲も商品によって異なります。土地と建物の総額を掲載情報だけで組み立てられるわけではないため、建築予定地で選べる商品と費用範囲を確認したうえで見積もりを取りましょう。坪単価50万円はOrbiaの当社標準仕様・社内基準による数字で、会社全体の平均ではありません。今回確認した資料ではUA値の数値は確認できませんでしたが、Sageの商品ページには、C値1.0未満を基準とする高気密住宅がオプションとして掲載されています。保証の上限年数も本体サイトと大阪店サイトで異なります。

この記事でわかること

  • 公開されている投稿を話題別に分けると、どの話題に何が書かれていたのか
  • 営業や打ち合わせについて、評価が分かれたのはどの場面か
  • 坪単価50万円という数字が、どの商品のどこまでを指しているのか
  • 保証の上限が最長60年と最長25年に分かれているのは、どういうことか
  • 建てる場所や物件によって、契約する相手が変わらないかをどこで確かめるか
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

住宅展示場へ行く前に、複数社のカタログを比較する理由を示した図解

一社ずつ調べるのは手間がかかります。条件に合う会社の資料をまとめて請求できるサービスを使うのが早いです。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月23日

ヴェル・ハウジングの評判・口コミを公開投稿から確認

2026年8月に調べた範囲で、この会社について書かれたと確認できた投稿は48件でした。話題ごとに分けると、いちばん多かったのは営業・打ち合わせの20件、次がアフターサービスの9件です。家が建つ前のやりとりと、引き渡しのあとの対応に投稿が集まっています。

この48件は人数ではなく、投稿URLの件数です。同じ内容が複数のURLに出ていたものは、まとめて1件と数えています。一人の方が別々の場所に書き込んでいても見分けられないため、それぞれ1件として数に入ります。施主本人へのアンケートではありませんし、無作為に選んだものでも、公開されている投稿をすべて集めたものでもありません。良いと気になるの件数を並べても、そこから世の中の割合や多数派は分かりません。媒体名と投稿者名は書かず、口コミサイト、掲示板やQ&Aサイトという総称で示します。

公開投稿48件の内訳。媒体別は口コミサイト36件、掲示板Q&A12件、SNS0件、個人ブログ0件、動画コメント0件。傾向別は良い16件、気になる17件、中立15件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。

媒体別は口コミサイトが36件、掲示板やQ&Aサイトが12件で、SNSと個人ブログ、動画のコメントは0件です。傾向別は良いが16件、気になるが17件、中立が15件で、中立には検討中の方の質問が多く含まれます。

公開投稿48件の話題別件数。住宅性能・住み心地5件、設計・間取り3件、デザイン・商品2件、営業・打ち合わせ20件、施工・仕上がり3件、価格・費用5件、アフターサービス9件、その他1件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。
話題 件数 良い 気になる 中立
住宅性能・住み心地 5 1 1 3
設計・間取り 3 2 0 1
デザイン・商品 2 0 0 2
営業・打ち合わせ 20 9 8 3
施工・仕上がり 3 1 2 0
価格・費用 5 2 0 3
アフターサービス 9 1 6 2
その他 1 0 0 1
合計 48 16 17 15

投稿の日付には幅があります。日付が分かる記録では、いちばん古いものが2009年、新しいものは2025年でした。1件だけ日付を確認できませんでした。10年以上前の記録は、そのときの担当者や体制について書かれたものです。

営業と打ち合わせの記録がいちばん多く、評価は分かれた

営業・打ち合わせの20件は、良いが9件、気になるが8件、中立が3件でした。同じ話題の中で評価が分かれています。

良いに分類した記録には、営業と設計の説明が丁寧で、完成した家にも満足しているという内容がありました。他社との比較や工事中の現場見学を交えて説明してもらえたという記録もあります。

気になるに分類した記録では、契約までの進め方について書かれたものが目立ちました。住宅ローンの事前審査から契約へ進む場面で説明が足りないと感じた、断る間がないまま契約へ進んだように感じた、という内容です。

これらは、店舗も担当者も投稿された年もそろっていない、別々の投稿です。投稿者の実在性や内容の真正性は確認しておらず、ある担当者への評価を会社全体の進め方へ一般化することもできません。ただし、契約を急がされたとする趣旨の公開投稿があったことは確認できます。見積書と契約書を持ち帰って読む時間を取れるか、最初の打ち合わせで伝えておきましょう。

引き渡しのあとの対応について書かれた記録

アフターサービスは9件で、そのうち6件を気になるに分類しました。良いが1件、中立が2件です。

入居したあとの追加の見積もりや、約束した対応が遅いと感じたという記録、住まい自体には満足しているが購入後の連絡や書類の対応に不満が残ったという記録がありました。入居して1年以内に配管が詰まったとき、説明と助言に納得できなかったという記録もあります。

一方で、10年点検のあとに頼んだ外壁の塗装について、価格も担当者の対応も仕上がりも良かったという記録がありました。依頼した工事の内容と時期で受け取り方は変わります。いずれも確認できたのは投稿の存在と内容までで、投稿者が実際に経験した事実や会社全体の対応を裏づけるものではありません。比較するときは、引き渡し後の連絡方法や対応期限を書面で確認しましょう。

中立の2件は、定期点検の間隔や24時間の受付、専任のアフター担当が付くのかを尋ねた質問でした。

住み心地、間取り、価格、施工について書かれた記録

住宅性能・住み心地が5件、設計・間取りが3件、デザイン・商品が2件、価格・費用が5件、施工・仕上がりが3件でした。価格・費用には気になると分類した投稿がありませんが、5件は少ない数で、価格に不満が出にくい会社だとは読み取れません。

良いに分類した記録には、購入から10年たっても不自由がなく建材や図面にも問題を感じなかったという内容、予算の中で自由な設計に応じてもらい入居後も快適だという内容がありました。企画型の住宅の価格と設計の自由度がちょうどよかった、土地と外構まで含めた費用に納得しているという記録もあります。

気になるに分類したのは、入居後に上の階へ足音が響きやすいと感じた記録と、発注や施工の漏れと外構の遅れで連絡が足りないと感じた記録です。保証の延長に合わせて行った外壁塗装の仕上がりに納得できなかったという記録もありました。音の響き方は、間取りや断熱の仕様、暮らし方でも変わります。1件の記録から会社全体の性能は判断できません。床や間仕切りの仕様と音への対策は、設計の打ち合わせで聞いておきましょう。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

確認できた投稿が48件にとどまった理由

48件は多い数ではありません。投稿の個別URLと本文の両方を確認できたものだけを数えた結果です。数が少ないこと自体は、会社の評価とは関係がありません。

SNSで確認できたのは公式アカウントか別の会社の投稿だけで、個人のブログや動画のコメントにも、契約や入居の経験を確認できるものはありませんでした。削除されていたもの、人から聞いた話だけのもの、会社が用意したまとめや広告、社員としての口コミも外しています。商号のよく似た会社が各地にあるため、所在地と公式ドメイン、法人番号で照らして確認しました。

他の人が書いた記録から分かることは、これだけの件数では限られます。公式に確認できる仕様と、自分がもらう見積書や保証書で確かめる部分が、そのぶん大きくなります。

ヴェル・ハウジングの価格と、坪単価の見方

価格は、数字を確認できた部分と確認できなかった部分に分かれます。商品ごとの掲載価格はありますが、今回確認した公開資料では、会社全体の平均坪単価や標準的な本体価格帯を確認できませんでした。

商品 公式サイトの掲載価格 掲載されている内容
Es 1,740万~1,850万円(外構・税込) Es-fixは規格住宅、Es-freeは規格型注文住宅
Sage 1,940万円(外構・税込) 規格型の自由設計住宅
DELTA 2,150万~2,500万円(外構・税込) 規格型の自由設計拡張住宅
smart 一覧に数値の掲載なし 大阪店のラインナップに掲載
Orbia 本体工事坪単価50万円/坪 2025年11月の発表。当社標準仕様・社内基準という条件付き。標準プランから1坪から6坪の増坪が可能で、増坪の単価は1坪50万円(税込・目安)

坪単価50万円は、Orbiaという商品について、当社標準仕様・社内基準という条件を付けて示された本体工事の坪単価です。会社全体の平均でも、他の商品に当てはまる数字でもありません。同じ発表の中で、表示価格は目安であり、仕様の変更と付帯工事、諸費用は別途かかると書かれています。

もう一つ気をつけたいのは、掲載価格に含まれる範囲が商品によって違うことです。大阪店の商品ページは外構を含んだ税込の価格と書かれている一方、Orbiaは付帯工事と諸費用が別途です。土地代や地盤改良がどこまで入るのかも確認できませんでした。掲載価格をそのまま横に並べて比べることはできません。

坪単価は、延床面積の数え方や含む工事の範囲で動きます。公開資料で会社全体の数値を確認できなかったこと自体を、不誠実だとは言えません。比べるときは、本体の工事費に付帯工事、外構、諸費用、火災保険、土地代まで入れた総額の見積書をもらってください。一式とだけ書かれた行があれば、内訳も出してもらいましょう。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

構造と断熱で公式に確認できたこと

構造は木造で、筋交いを使う在来工法と、パネルで面を支えるモノコック工法を組み合わせると公式の技術ページに書かれています。全棟で構造計算を行うという記載もあります。ただし、どの計算方法を使うのか、第三者の審査を受けるのか、計算書をもらえるのかまでは確認できませんでした。

公式に確認できた特徴の図。構造=筋交を用いる在来工法とパネル構造のモノコック工法を組み合わせる木造工法/構造計算=公式技術ページは全棟で構造計算を実施すると記載/断熱材構成=公式断熱ページの掲載仕様は、壁アクリアネクスト、天井アクリアマット、床押出法ポリスチレンフォーム/窓仕様=高性能複層Low-Eガラスを標準装備と掲載/換気仕様=公式性能ページは熱交換換気システムを導入と記載。全商品標準かは明記されていない。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

断熱材は、壁にアクリアネクスト、天井にアクリアマット、床に押出法ポリスチレンフォームという構成が公式の断熱ページに掲載されています。窓は高性能の複層Low-Eガラスが標準装備です。換気については、熱交換換気システムを導入すると性能ページに書かれていますが、すべての商品で標準になるのかは書かれていません。

今回確認した公開資料では、UA値の数値は確認できませんでした。C値については、Sageの商品ページに「C値1.0未満」を基準として高気密住宅を実現するオプションとの掲載があります。Sageの条件付きオプションに関する表示であり、すべての商品に共通する標準値や完成住宅の実測値を示すものではありません。気密測定を全棟で行うかどうかも確認できませんでした。

断熱等性能等級については、性能ページに等級5や6の説明がありますが、どの商品がどの地域でどの等級になるのかを示す資料は確認できませんでした。ZEHの登録や実績、太陽光発電を標準にしているかどうかも同様です。いずれも無いと断定するのではなく、今回確認した公開資料では適用条件を確かめられなかったという意味です。

公式の性能ページには、同社のモデルハウスが住宅性能表示の8部門で最高等級だという記載があります。これはモデルハウスについての表示で、これから建てる家に同じ等級が付くかどうかまでは書かれていません。見積もりの段階で、自分のプランのUA値の計算書、適用されるC値の条件や測定結果、断熱材とサッシの仕様を出してもらいましょう。

保証の上限年数が、本体サイトと大阪店サイトで違う

保証の上限年数は、公式サイトの中に2つの数字が載っています。本体サイトは、初期10年のあと、必要と判断された有償のメンテナンスを行えば最長60年まで延長できるとしています。大阪店のサイトは、初期10年のあとに5年、さらに10年を選ぶ形で最長25年です。

どちらが自分の契約に当てはまるのかは、公開されている資料からは読み取れませんでした。地域や商品で条件が違う可能性はありますが、その線引きも確認できていません。契約する店舗の保証書と保証約款で、延長に必要な工事と費用を確かめてください。

項目 公式に確認できた内容 公開資料で確認できなかったこと
住宅瑕疵の保険 引き渡しの日から10年。構造耐力上主要な部分と、雨水の侵入を防ぐ部分が対象 免責の範囲と、請求の手続き
長期保証 本体サイトは初期10年から最長60年。大阪店サイトは初期10年から最長25年。いずれも現況の調査と、必要に応じた有償の工事が条件 どちらが適用される地域と商品か。延長に必要な工事と費用
定期点検 引き渡し後の12か月、23か月、109か月(ページの括弧書きでは9年) 109か月より後の点検の時期と、有償か無償かの区分
地盤の補償 地盤ネット社の補償を付けた物件は、引き渡しから20年、最大5,000万円 補償を付ける物件の条件
シロアリの保証 指定の部材を使って登録した物件は、竣工から10年、累計1,000万円まで 登録の条件と、対象外になる場合
完成保証 日本住宅保証検査機構(JIO)の完成保証制度に加入。会社概要の登録番号は第A5100464号 適用される条件と手続き

住宅設備の保証は、年数も対象のメーカーも確認できませんでした。給湯器やエアコン、水まわりの機器について、メーカーの保証と会社の保証のどちらでどこまで見てもらえるのかを確かめておきましょう。

引き渡しのあとの窓口と、費用がかかる場合

引き渡しのあとの連絡は、公式アプリの「おうちマネージャー」で受け付けると案内されています。アプリでは、問い合わせの窓口のほか、住まいの情報や修理費用の積み立ても扱うと書かれています。

気をつけたいのは、緊急の対応です。公式のアフターサポートのページには、地域によっては対応できない場合があること、遠方の場合は料金が発生すること、保証期間の内外を問わず有償であることが書かれています。建築予定地が店舗から遠い場合は、対応の可否と料金を先に確認しておきましょう。

口コミにあった24時間の受付や専任のアフター担当については、記載を確認できませんでした。引き渡しのあとに誰へ連絡するのか、受付の時間帯と緊急時の費用の目安も、書面で確認しておくと安心です。

商品の種類と、建てられるエリア

商品は、大阪店のラインナップとしてEs、Sage、DELTA、smartが掲載され、2025年11月にはOrbiaの発表もありました。ただし、どの商品をどの地域のどの店舗で契約できるのか、Orbiaが従来の商品を置き換えるのかは確認できません。希望する商品が建築予定地で契約できるかは、店舗へ直接確かめてください。

区分 公式サイトに掲載されている地域
本体サイトの分譲地検索 明石市、稲美町、播磨町、神戸市、姫路市(西部・中部・東部)、加古川市、高砂市、太子町、たつの市、赤穂市、その他
大阪店が家づくりを展開中とする地域 大阪市、八尾市、東大阪市、箕面市、豊中市、吹田市、摂津市、茨木市、高槻市、交野市、八幡市、四條畷市、大東市、寝屋川市、枚方市など

この2つは、分譲地の掲載地域と、家づくりを展開しているという案内で、施工できる範囲そのものではありません。掲載地域の外で建てるときの条件や遠方の費用も確認できませんでした。建築予定地が端にある場合は、対応の可否と出張の費用を早めに確かめてください。

契約する相手と、会社の記録で確かめられること

契約の相手は、物件によって立場が変わります。姫路市吉田町の建築条件付きの売地では、プランの提案から施工まで同社が対応すると書かれている一方、取引の態様は販売代理でした。大阪店が扱う分譲地の一つでは、取引の態様が仲介と掲載されています。

販売代理や仲介という表示は、土地の売買でその会社がどの立場に立つのかを示すものです。建物の工事を請け負う会社と、土地の売主が別になることもあります。案件ごとの売主や請負人は、公開されている資料からは一律に確認できませんでした。売買契約書と工事請負契約書、重要事項説明書の商号と法人番号を、その都度確かめてください。

会社そのものは、公的な記録で確認できます。国税庁の法人番号公表サイトによると、ヴェル・ハウジング株式会社の法人番号は6140001057185、登記上の本店は大阪府大阪市北区梅田1丁目12-17 梅田スクエアビル1Fです。閲覧した時点で、登記記録の閉鎖を示す記載はありませんでした。公式の会社概要では、設立が2005年5月6日、代表者は代表取締役の横山英人と掲載されています。

許認可も公的な記録と照らせます。宅地建物取引業の免許は国土交通大臣(1)第10502号で、国土交通省の検索でも商号と本店所在地が一致しました。建設業の許可は、国土交通大臣許可(特-8)第29875号が会社概要に掲載されています。公式サイトの項目名は建築業許可番号ですが、これは建設業の許可番号です。括弧の中の数字が何を指すのかまでは、会社概要には書かれていません。

なお、商号のよく似た会社が各地にあります。相手を取り違えると、契約の内容も保証の中身も別のものになります。契約書の商号と法人番号6140001057185を照らし合わせてください。

認定や受賞として紹介されているものの中身

公式サイトと公的な資料で確認できた表示が3つあります。どれも住宅の性能や施工の品質を公的に認めたものではありません。

1つ目は姫路市のSDGs宣言で、2024年9月10日付の宣言が市の資料で確認できます。2つ目は情報処理推進機構のSECURITY ACTIONの一つ星で、2026年8月14日時点の大阪府の宣言事業者一覧に載っています。どちらも自ら宣言する制度で、審査を受けて認証されるものではありません。3つ目は、2021年6月8日に公式サイトが報告した3部門1位で、インターネットのサイトイメージ調査の結果です。

公的な施工品質の賞や住宅性能の賞は、確認した範囲では見つかりませんでした。宣言の制度やイメージ調査を、住宅性能の裏づけとして読まないでください。

ヴェル・ハウジングのメリットと注意点

この会社を選ぶ理由になりそうな点は4つあります。

  • 大阪店に価格を掲げた規格型の商品があり、費用を検討する最初の手がかりにできる。ただし、地域別の商品提供条件と価格に含まれる費用を確認したうえで総額を見積もる必要がある
  • 全棟で構造計算を行うと公式の技術ページに掲げている
  • 住宅瑕疵の保険に加えて、条件を満たせば20年の地盤補償と10年のシロアリ保証、JIOの完成保証がある
  • 営業と打ち合わせの話題で良いと分類した記録が9件あり、説明の丁寧さや担当者の対応を評価するものが含まれる

反対に、注意しておきたい点も4つあります。

  • 今回確認した資料ではUA値を確認できず、C値1.0未満という表示はSageの条件付きオプションに限られる。モデルハウスは住宅性能表示の8部門で最高等級とされるが、個別商品や物件の断熱等性能等級、耐震等級、評価書の取得条件は確認が必要
  • 保証の上限年数が本体サイトと大阪店サイトで違い、どちらが適用されるのか確認できない
  • 引き渡しのあとの対応について気になると分類した記録が6件あり、緊急の対応は保証期間の内外を問わず有償になる
  • 物件によって取引の態様が販売代理や仲介になり、契約の相手を都度確認する必要がある

ヴェル・ハウジングが向いている人

大阪府や兵庫県で土地から住まいを検討している方にとって、公式サイトの分譲地情報や大阪店の商品価格は、候補を探す手がかりになります。ただし、分譲地の掲載地域がそのまま施工可能地域を示すわけではありません。商品を契約できる地域や店舗も一意に確認できず、掲載価格に含まれる費用の範囲も商品で異なります。建築予定地で選べる商品と、土地代や付帯工事などを含む総額を確認してから判断してください。

設計の自由度は、要望に応じてもらえたという記録と提案が少なかったという記録の両方があります。公開投稿の真正性は確認しておらず、会社全体の対応を示すものではありません。希望をどこまで反映できるのかを最初の打ち合わせで確かめましょう。

性能値で会社を絞り込みたい方は、個別プランの資料が必要です。今回確認した資料ではUA値を確認できず、C値1.0未満という表示もSageの条件付きオプションに限られます。自分のプランの計算書や測定条件を出してもらうところから始めてください。引き渡し後の対応を重く見る方も、点検と補修の窓口、費用の負担を書面で確認してから決めることが大切です。

契約前に確認しておきたいこと

契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。
  • 土地代と諸費用まで入れた総額の見積書。一式とだけ書かれた行の内訳
  • 自分のプランのUA値の計算書、断熱材の種類と厚さ、サッシとガラスの仕様。気密測定を行うかどうか
  • 保証書と保証約款。初期10年の対象と免責の範囲、延長できる上限年数と、そのために必要な工事と費用
  • 定期点検の予定表。109か月より後の点検の時期と、有償になる範囲
  • 契約書の商号と法人番号6140001057185、取引の態様。建物を請け負う会社と土地の売主がどこか

このうち断熱の計算書、保証を延ばすために必要な工事と費用、109か月より後の点検の時期は、公開されている資料では確認できませんでした。書面で出してもらえるかどうかも含めて、契約の前に確かめてください。何にいくらかかるのかを説明するのは会社側の役割ですから、遠慮なく求めてかまいません。

ヴェル・ハウジングのよくある質問

ヴェル・ハウジングの坪単価はいくらですか?

A. 今回確認した公開資料では、会社全体の平均坪単価を確認できませんでした。公式に数字が出ているのは、2025年11月に発表されたOrbiaの本体工事坪単価50万円で、当社標準仕様・社内基準という条件が付いています。大阪店にはEsが1,740万円から1,850万円、Sageが1,940万円、DELTAが2,150万円から2,500万円という掲載価格があり、いずれも外構を含む税込です。含まれる費用の範囲が商品で違うので、総額の見積書で比べてください。

口コミで気になる内容が多いのはどの話題ですか?

A. 件数でいちばん多いのは営業・打ち合わせです。48件を話題別に分けると営業・打ち合わせは20件あり、そのうち気になるが8件、良いが9件と評価が分かれました。気になるが次に多いのはアフターサービスの6件です。こちらは9件のうち6件が気になるで、入居後の追加の見積もりや連絡、書類の対応、配管の不具合への説明について書かれています。件数は人数ではなく投稿URLの数です。

断熱と気密の数値は公表されていますか?

A. 今回確認した公開資料では、UA値の数値を確認できませんでした。C値については、Sageの商品ページに、C値1.0未満を基準として高気密住宅を実現するオプションとの記載があります。Sageの条件付きオプションに関する表示であり、全商品共通の標準値や完成住宅の実測値ではありません。気密測定を全棟で行うかどうかも確認できませんでした。検討中のプランについて、UA値の計算書、C値の適用条件と測定結果、断熱材や窓の仕様を出してもらいましょう。

保証は最長60年ですか、最長25年ですか?

A. 公式サイトの中で数字が分かれています。本体サイトは、初期10年のあとに必要と判断された有償のメンテナンスを行えば最長60年まで延長できると書いています。大阪店のサイトは、初期10年のあとに5年、さらに10年を選ぶ形で最長25年としています。どちらが自分の契約に当てはまるのかは確認できませんでした。契約する店舗の保証書と保証約款で、上限年数と延長の条件を確かめてください。

大阪と兵庫のどこで建てられますか。契約する相手はヴェル・ハウジングになりますか?

A. 掲載されている地域は公開されています。本体サイトの分譲地検索には明石市、加古川市、姫路市、神戸市、高砂市、たつの市、赤穂市などが並び、大阪店は大阪市、八尾市、東大阪市をはじめとする各市で家づくりを展開中と案内しています。ただし施工できる範囲そのものは確認できませんでした。契約の相手は物件によって変わるので、契約書の商号と法人番号6140001057185を確かめてください。

まとめ

公開されている資料と投稿から確かめられたのは、次の5点です。

  • 公開投稿を48件確認でき、営業・打ち合わせの20件は良いが9件と気になるが8件に分かれたこと
  • アフターサービスの9件では、気になると分類した記録が6件だったこと
  • 大阪店のEs、Sage、DELTAに1,740万円から2,500万円の掲載価格があり、外構を含む税込と書かれていること
  • Orbiaの本体工事坪単価50万円は、当社標準仕様・社内基準という条件が付いた商品ごとの数字であること
  • 保証の上限年数が、本体サイトの最長60年と大阪店サイトの最長25年に分かれていること

今回確認した公開資料では、会社全体の平均坪単価や標準的な本体価格帯、商品価格に含まれる費用の一律の範囲を確認できませんでした。UA値も数値を確認できていません。C値については、Sageの商品ページにC値1.0未満を基準とする高気密住宅のオプションが掲載されていますが、全商品共通の標準値や全棟での気密測定方針は確認できませんでした。個別住宅の断熱等性能等級、耐震等級、住宅性能評価書の取得条件も、契約前に確かめる必要があります。

ほかに確認が必要なのは、保証を延長するための工事と費用、案件ごとの売主と請負の相手、建築予定地での施工可否です。価格掲載商品を契約できる地域や店舗も一意に確認できないため、掲載価格だけで土地と建物の総額を組み立てることはできません。

比較するときは、費用範囲をそろえた総額の見積書、自分のプランの性能値と計算書、上限年数と延長条件が書かれた保証書、契約書の商号と法人番号を用意しましょう。同じ条件の書類を他社と並べると、公開情報だけでは分からない違いを確かめやすくなります。

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