住まい・家計
パートナーに内緒の「へそくり」実態。金額最多は「10〜29万円」、50代の保有率は65.0%
配偶者またはパートナーがいる300人に、へそくりの有無と金額、理由を聞きました。現在へそくりがある人は45.0%、過去にしていた人を含めると67.0%。隠し場所や、家庭のお金の管理方法もまとめています。
注目データ
45.0%
現在パートナーに内緒のへそくりがある
調査の結果、現在パートナーに内緒の「へそくり」が「ある」と回答した人は45.0%となりました。過去にへそくりをしていた人(「以前はあったが今はない」)も含めると、へそくりの経験がある人は67.0%にのぼり、配偶者・パートナーがいる人の3人に2人が、なんらかの形でへそくりを経験していることが分かりました。
調査概要
| 調査名 | へそくりに関するアンケート |
|---|---|
| 調査対象 | 配偶者またはパートナーがいる20〜60代の方 |
| 調査期間 | 2026年6月7日〜7月1日 |
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 回答者数 | 300人 |
割合は小数第1位で四捨五入しているため、内訳の合計と一致しない場合があります。
複数回答の設問は、合計が100%になりません。
回答者の属性
年代
- 20代:45人(15.0%)
- 30代:128人(42.7%)
- 40代:70人(23.3%)
- 50代:40人(13.3%)
- 60代:17人(5.7%)
調査結果の要点
- 現在パートナーに内緒の「へそくり」がある人は45.0%、経験者(現在+以前)は67.0%
- へそくりの金額は「10〜29万円」が23.0%で最多、一方で100万円以上も合わせて32.6%
- へそくりの理由は「自分の自由に使えるお金がほしい」57.2%、「万一の備え」56.7%が上位
- 年代別では50代(40人)の保有率が65.0%と、他年代(約38〜47%)より高い
- へそくりの隠し場所は「パートナーが知らない銀行口座」が66.7%で最多
パートナーに内緒の「へそくり」はある?
パートナーに内緒のお金、いわゆる「へそくり」があるかを聞いたところ(n=300・単一回答)、「現在へそくりがある」が45.0%となりました。
「現在へそくりがある」と「以前はあったが今はない」を合わせると67.0%となり、へそくりの経験がある人は約7割にのぼりました。パートナーがいる家庭においても、自分だけのお金を持つこと自体は珍しくないことが分かります。
年代別に「現在へそくりがある」割合を見ると、50代(40人)が65.0%と最も高くなりました。20代44.4%、30代42.2%、40代38.6%、60代47.1%と比べても、50代で高い結果になっています。
へそくりはいくら?最多は「10〜29万円」
現在へそくりがある人(135人)に、その金額を聞いたところ、「10〜29万円」が23.0%で最多となりました。次いで「1〜9万円」「100〜299万円」がそれぞれ20.7%となっています。
30万円未満の比較的少額な層が合わせて43.7%となる一方で、100万円以上と回答した人も合わせて32.6%となりました。
へそくりの金額には幅があり、少額を手元に置く人と、まとまった額を確保している人が一定数見られる結果となりました。
へそくりをしている理由は?
へそくりの経験がある人(201人)に、へそくりをしている(していた)理由を聞いたところ(複数回答)、最も多かったのは「自分の自由に使えるお金がほしい」で57.2%でした。次いで「万一の備え(離婚・失業・病気など)」が56.7%となり、この2項目が上位となっています。
「自分の自由に使えるお金がほしい」「趣味・推し活など好きなことに使いたい」といった自分のために使いたい理由と、「万一の備え」「老後の不安」といった将来に備えたい理由の双方が上位に並びました。へそくりが、自由に使えるお金の確保と、将来への備えという2つの動機で行われていることが分かります。
なお、「その他」を選んだ回答者からは、「インフレで不安になった」といった声も見られました。
へそくりはどこに隠している?
へそくりの経験がある人に、その隠し場所・管理方法を聞いたところ(複数回答)、「パートナーが知らない銀行口座」が66.7%で最多となりました。次いで「自宅のどこかに現金で隠している」31.8%、「証券口座・投資アプリ」16.4%となっています。
銀行口座での管理が最も多く、現金だけでなく、口座や証券・アプリなど、見えにくい形で管理している実態が分かります。
なお、へそくりの経験がある人のうち、へそくりが「バレたことがある」9.5%、「バレそうになったことがある」14.9%となり、合わせて24.4%が発覚やその手前を経験しています。
家庭のお金の管理方法と、お金の話しやすさ
へそくりの背景として、家庭のお金の管理方法についても聞きました。最も多かったのは「どちらか一方がまとめて管理(おこづかい制)」で35.0%でした。次いで「完全に別財布(各自で管理)」25.3%、「共有口座に入れて残りは各自管理」18.3%となっています。
また、パートナーとの間で「お金の話」がしやすいかを聞いたところ、「とても話しやすい」「まあまあ話しやすい」を合わせて68.3%となり、話しやすいと感じている人が多い結果となりました。
一方で、「少し話しにくい」「とても話しにくい・ほとんど話せない」を合わせた31.7%は、お金の話に一定のしづらさを感じています。
さらに、パートナーも「へそくり」をしていると思うかを聞いたところ、「確実にしている」「たぶんしていると思う」を合わせて49.3%となり、約半数が、相手もへそくりをしているのではないかと考えていることが分かりました。
回答者の声
自由記述では、自分の趣味や欲しいもののために内緒でお金を確保しているという声や、将来や万一に備えて別に管理しているという声が見られました。また、パートナーのお金の使い方に気づいていても、あえて口に出さずにいるという声も確認されています。
へそくりがパートナーにバレそうになってヒヤッとしたことがあります。もしバレてしまったら自分の買いたかったゲーミングノートPCが購入できなくなってしまうので、本当にバレずに良かったと思っています。
夫が趣味のゴルフ道具にお金をかけすぎていることに気づいていますが、あえてそこは黙っています。家計が破綻しない範囲ならと目をつぶっていますが、実はその分を私が堅実に節約して、将来の娘の教育費としてひっそりと確保しています。
夫婦でおこづかい制、妻の私が家計管理をしています。節約を頑張って浮いたその月の予算のいくらかを、自分のへそくりとして別管理しています。
特にへそくりはしていないけれど、自分の中の余裕のあるお金で推し活はしています。お金を使っていることを言うと嫌がられると思うので、いちいち言っていません。
これらの回答から、へそくりは単なる隠し事にとどまらず、自分の自由に使えるお金の確保や、将来への備え、家庭内の穏やかな関係の維持といった目的で行われていることが分かります。
まとめ
今回の調査では、配偶者・パートナーがいる人のうち、現在へそくりがある人は半数近くにのぼり、経験者まで含めると多数を占めることが分かりました。
へそくりの理由としては、自分の自由に使えるお金を持ちたいという動機と、万一や将来に備えたいという動機の双方が上位に挙がりました。金額や隠し場所には幅があり、家庭のお金の管理方法や、お金の話のしやすさも家庭によってさまざまです。
家庭のお金を考えるうえでは、収支の把握だけでなく、それぞれが納得できる形で管理方法や情報の共有について話し合うことが大切だと言えそうです。
調査データの利用について
この調査結果を引用する際は、出典として「幸せおうち体験談」とこのページのURLを記載してください。数値の一部だけを取り出して、調査の趣旨と異なる意味で使うことはご遠慮ください。