二世帯住宅の建築におすすめのハウスメーカー17選!選び方や注意点を解説

二世帯住宅 ハウスメーカー

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親の介護や建築費用などの事情で、二世帯住宅を建てようと考えている方も多いのではないでしょうか。

マイホーム作りで悩みの種となるのがハウスメーカー選びです。二世帯住宅を提供するハウスメーカーは多いため、どの会社に依頼するか悩んでいる方が多いと思います。

ハウスメーカーによって、特徴や価格は異なります。一度依頼するとなかなか会社を変えることは難しいため、慎重に選びたいところですよね。

そこでこの記事では、二世帯住宅を建てようとしている方に向けて、以下の内容を解説します。

  • おすすめのハウスメーカー
  • ハウスメーカー選びのポイント
  • 注意ポイント

当記事を最後まで読むことで、自分にあったハウスメーカーを選べるようになるでしょう。二世帯住宅を建てる際に知っておきたい間取りについても解説するので、ぜひご一読ください。

また、解説に入る前に家づくりを失敗させないために1番重要なことをお伝えします。

それは、1番最初にマイホーム建設予定に対応している住宅メーカーからカタログを取り寄せてしまうこと。

これから30年、40年と生活をするマイホーム。絶対に失敗するわけにはいきません。

家を建てようとする人がよくやってしまう大きな失敗が、情報集めよりも先に住宅展示場やイベントに足を運んでしまうこと。

「とりあえず行ってみよう!」と気軽に参加した住宅展示場で、自分の理想に近い(と思い込んでしまった)家を見つけ、営業マンの勢いに流され契約まで進んでしまう人がかなり多いのです。



はっきり言って、こうなってしまうと高確率で理想の家は建てられません。

もっと安くてもっと条件良く高品質の住宅メーカーがあったかもしれないのに、モデルハウスを見ただけで気持ちが高まり契約すると、何百万円、場合によっては1,000万円以上の大きな損をしてしまうことになるのです。

マイホームは人生の中でもっとも高い買い物。 一生の付き合いになるわけですから、しっかりと情報収集せずに住宅メーカーを決めるのは絶対にやめて下さい

「情報収集しすぎ」と家族や友人に言われるくらいで丁度良いのです。

とはいえ、自力で0から住宅メーカーの情報や資料を集めるのは面倒ですし、そもそもどうやって情報収集すればいいのか分からない人も多いでしょう。

そんな背景もあり、昨今では、条件にあった住宅メーカーにまとめて資料請求を依頼できる「一括カタログサイト」が増えていますが、中でもおすすめなのが大手が運営する下記の3サイトです。

①LIFULL HOME’S 東証プライム上場企業「LIFULL」が運営。SUUMOと2強の大手不動産ポータルサイトだけあり、厳しい審査を通過した住宅メーカーのみが加盟。特にローコスト住宅に強く、ローコスト住宅も検討したい方におすすめ。

②SUUMO

不動産最大手ポータルサイトSUUMOが運営。独自のネットワークを活かし全国の地域に特化した工務店の資料を取り寄せることが出来る。坪単価も安く高品質な工務店が多いのが特徴。

③HOME4U家づくりのとびら

信頼の「NTTデータグループ」が運営。全国で厳選されたハウスメーカーを中心にカタログ請求できる。自分たちだけの家づくりプランも完全無料で作ってくれるのは非常に大きなメリット。1度は必ず利用したい。

この3サイトはどれも、日本を代表する大手企業が運営しているため審査が非常に厳しく悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避ける事ができます。

また、カタログを取り寄せたからといって無理な営業もなく気軽に利用でき非常にメリットが大きいサービスです。

3サイトの中でどれか1つ使うなら、

MEMO
ローコスト住宅をメインで考えている方は・・・LIFULL HOME’S

工務店をメインに探したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーにこだわりたい方は・・・家づくりのとびら

を使っておけば間違いないでしょう。

また、より慎重に絶対に失敗したくない方は絶対に工務店、絶対にハウスメーカーと決めつけずに1社でも多くの会社から資料を取り寄せてしまいうのがおすすめです。

「ハウスメーカーで考えていたけど、工務店の方が理想な家づくりが出来るし高品質だった」

「工務店で考えていたけど、意外と安く建てられる思いもよらないハウスメーカーと出会えた」

このような事は非常に多くあります。

また、なるべく多くの会社で資料を取り寄せることでメーカーごとの強みや特徴が分かりますし、複数社で価格を競わせることで全く同じ品質の家でも400万.500万円と違いが出ることさえあります。

後から取り返しのつかない後悔をしないよう、家を建てるときには面倒くさがらず1社でも多くのカタログを取り寄せてしまうことをおすすめします。

MEMO
LIFULL HOME'S・・・ローコスト住宅のカタログ中心

SUUMO・・・工務店のカタログ中心
家づくりのとびら・・・ハウスメーカーのカタログ中心 


【ローコスト住宅中心】LIFULL HOME’Sの無料カタログはこちら⇒


【工務店中心】SUUMOの無料カタログはこちら⇒


【ハウスメーカー中心】家づくりのとびらの無料カタログはこちら⇒

それでは解説をしていきます。

二世帯住宅の建築におすすめのハウスメーカー11選

二世帯住宅 ハウスメーカー

二世帯住宅の建築におすすめのハウスメーカーは、主に以下の11社です。

  1. トヨタホーム
  2. ヘーベルハウス
  3. セキスイハイム
  4. 積水ハウス
  5. パナソニックホームズ
  6. 住友不動産
  7. 住友林業
  8. ダイワハウス
  9. 一条工務店
  10. 三井ホーム
  11. 三菱地所ホーム

ハウスメーカーによって、強みや特徴が異なります。おすすめポイントもあわせて紹介するので、ぜひ二世帯住宅を建てる際に役立ててください。

1.トヨタホーム|夏の冷えすぎやヒートショックを防止

トヨタホームは、全館空調・床冷暖の「スマート・エアーズ PLUS」を採用しています。季節を問わず、家中どこにいても心地よさを実感できるのが魅力です。

全館空調となっているため、夏場の冷え過ぎを防ぎます。さらに、部屋ごとの温度差が低くなっており、冬場のヒートショックを防止してくれるでしょう。

「スマート・エアーズ PLUS」には、光熱費を抑えたり、カビの発生を抑制したりするなどの嬉しい効果も期待できます

2.ヘーベルハウス|2階・3階建てを選べる

ヘーベルハウスは、二世帯住宅の研究実績が40年以上あるハウスメーカーです。顧客から同居の成功談や失敗談を直接ヒアリングすることで、より快適に過ごせるマイホームを提供しています。

特徴は、二世帯住宅の階数を2階・3階から選べることです。

2階建てであれば、親世帯が孫の部屋に行きやすくなり、子育てに携わってもらいやすいです。3階建ての二世帯住宅なら、敷地面積が狭い土地でも広々とした住居スペースを実現できるでしょう。

3.セキスイハイム|各世帯がほどよい距離感で暮らせる

セキスイハイムの特徴は、鉄骨を溶接する「ボックスラーメン構造」を採用していることです。部屋単位で高い耐震性を持っているため、地震に強くなっています。

さらに、ミリ単位での施工が可能です。間取りの自由度が高いため、各世帯が過ごしやすいと思える空間を作れるでしょう。

セキスイハイムの提供する二世帯住宅は、世帯ごとに玄関を設けています。生活導線や住居スペースを各世帯で分けることで、ほどよい距離感で暮らすことが可能です。

4.積水ハウス|上下完全分離の二世帯住宅を提供

積水ハウスは、自由度の高い設計を強みとしているハウスメーカーです。例えば、子供の成長にあわせて仕切りを増やしたり、部屋を分割したりできます。

積水ハウスでは、上下完全分離の二世帯住宅を提供しています。お互いのプライバシーや生活スタイルを確保しつつ、過ごしやすい空間を実現できるのがメリットです。

さらに、車いすでも通りやすい廊下の幅を確保したり、掴みすやい手すりを採用したりするなど、バリアフリーにも力を入れています。

5.パナソニックホームズ|3~9階まで対応可能

パナソニックホームズは、3~9階まで対応できる多層階住宅を提供しています。敷地面積が限られていても、十分な住居スペースを確保することが可能です。

さらに、多層階住宅はさまざま使い方ができるのが魅力です。例えば、1階部分をテナントとして貸し出し収益を得るという選択肢もあります。

ホームエレベーターを標準装備しており、階段の上り下りが難しくなったり、車いすが必要となったりしたときでも安心です。

6.住友不動産|豊富な二世帯住宅のタイプを用意

住友不動産は、一戸建て住宅だけでなく、オフィスビルからマンションなど幅広い事業を手がけています。デザインと機能性を両立した住まい作りが得意です。

住友不動産の特徴は、二世帯住宅のタイプを豊富に提供していること。同居型や半同居型、2階建てや3階建てなど、各世帯のライフスタイルや実現したい暮らしにあわせたマイホーム作りを叶えられます。

さらに、高い断熱性や遮断性を誇ります。そのため、季節を問わず過ごしやすい住宅を実現できるでしょう。

7.住友林業|二世帯が快適に暮らせる工夫あり

住友林業は、木にこだわりをもった木造住宅を提供しているハウスメーカーです。住宅に使われる木材は、原木伐採から製品加工までを自社でおこなっています。

二世帯住宅では、各世帯が快適にすごせるよう工夫を施しているのが特徴です。例えば、シェアできる空間を適度に設けつつ、個々がプライベートな時間を楽しめる間取りを得意としています。

用途にあわせて2階建て、3階建ての二世帯住宅を建築することも可能です。

8.ダイワハウス|子育てや介護など将来を見据えた動線を提案

ダイワハウスは、高い耐震性を誇りながら、開放感のある空間を実現したハウスメーカーです。柱の数が少ないため、間取りの自由度が高いのも魅力の1つ。

ダイワハウスが提供する二世帯住宅は、子育てや介護といった将来を見据えた動線に特徴があります。

例えば、浴室・洗面所からクローゼットを繋げることで、子供をお風呂に入れて、着替えまでをスムーズにできるようになっています。親世代の介護が必要になったときでも、スムーズな同線となっているのです。

9.一条工務店|全館床暖房の二世帯住宅

住宅業界トップクラスの住宅供給戸数の実績を誇るハウスメーカーが、一条工務店です。部品の流通コスト・生産コスト抑えることで、高品質ながらローコストな住宅を提供しています。

一条工務店は、全モデルが全館床暖房となっています。家中どこにいても暖かいため、寒さが厳しい地域でも快適に過ごせるのがポイントです。

床暖房は火を使わないため、幅広い世代が住む二世帯住宅にぴったりです。火を消し忘れたり、暖房器具を誤って倒したりする危険性がありません。

10.三井ホーム|全館空調システムでいつでも快適

三井ホームは、高いデザイン性と耐震性・耐久性に定評があります。震度7を想定した耐震テストを複数回おこなっており、高い耐震技術を実証しているのです。

全館空調システムを採用しており、真冬でも外気温の影響をほとんど受けません。いつでもどこでも家のなかで快適に過ごせる工夫が施されています。

さらに、上下階の間の床には、高い衝撃吸収性を持つ制振パッドが使われています。子供が2階で走っても、足音が伝わりにくくなっているのが魅力です。

11.三菱地所ホーム|フルオーダーで家族の希望を叶えやすい

三菱地所ホームは、地震に強い住宅が売りのハウスメーカーです。木造のツーバイフォー工法を採用しており、耐震性と自由な空間作りを両立しています。

24時間365日稼働している、全館空調システム「エアロテック」も魅力的。1台の室内機で家中を換気しながら、きれいで快適な温度の空気を保ちます。

三菱地所ホームの二世帯は、フルオーダー制です。そのため、家族構成や敷地の条件、ライフスタイルなどを考慮しつつ、実現したい暮らしを叶えてくれるでしょう。

二世帯住宅をローコストで建築できるハウスメーカー5選

二世帯住宅 ハウスメーカー

二世帯住宅を建てる際「できるだけ価格を抑えたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。とはいえ、クオリティも重視したいところですよね。

そこでこちらでは、質の良い二世帯住宅をローコストで建てられるハウスメーカーを紹介します。主に、以下の5社です。

  1. タマホーム
  2. アキュラホーム
  3. クレバリーホーム
  4. ヤマト創建
  5. ユニバーサルホーム

それぞれのハウスメーカーの特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1.タマホーム|コストを抑えつつ高い住宅品質を維持

ローコスト住宅の代表格といえるハウスメーカーが、タマホームです。独自の流通システムを確立したり、中間業者を挟まなかったりしているなど、コストを抑える工夫を施しています。

ローコストとはいえ、品質の高さにも定評があります。例えば、地震に対する強さを表す「耐震等級」は最高ランク(耐震等級3)を取得しています。

さらに、保証期間は最長60年となっており、家を建てたあとのアフターフォローも安心です。

2.アキュラホーム|さまざまな同居スタイルに対応

アキュラホームは、無駄なコストをカットし、高品質な住まいを提供しているハウスメーカーです。

直接施工をポリシーとしており、下請け・孫請けをおこなっていません。そのため、中間マージンを大幅に削減しているのも強みといえるでしょう。

アキュラホームの二世帯住宅は、完全分離型や程よくつながる住宅など、さまざまな同居スタイルを提供しています。家族みんなが快適に過ごせるマイホーム作りを叶えられるでしょう。

3.クレバリーホーム|家族みんなが過ごしやすい空間作りを意識

クレバリーホームは、美しい外観と雨風に強い外壁タイルが特徴のハウスメーカーです。外壁のデザインは種類が豊富なので、見た目にこだわりたい方におすすめです。

クレバリーホームの二世帯住宅は、各世代が過ごしやすい空間作りを意識しています。プライベートとコミュニケーションが取れる空間を両立させることで、適度な距離感を保っていられます。

4.ヤマト創建|省エネかつ快適な二世帯住宅を提案

ヤマト創建の住宅は、断熱材を家全体を包み込む「外張り断熱工法」を採用しています。

外気の影響を受けにくく、高い断熱性を誇るのが特徴です。空調の効きが良いため、光熱費を抑えられるでしょう。

加えて、金物工法とパネル工法を採用しており、地震や台風に強いのもうれしいポイントです。

5.ユニバーサルホーム|世帯ごとにバスやトイレを設置

ユニバーサルホームは、互いの暮らしを確保しつつ、コミュニケーションが取りやすい二世帯住宅を提供しています。

例えば、過ごしやすいようにバスやトイレ、キッチンは世帯ごとに用意されています。各世帯のプライバシーが守れる空間作りが魅力です。

さらに、リビングダイニングには仕切りが少なめです。開放感があり、家族とコミュニケーションが取りやすくなっています。

二世帯住宅のハウスメーカー選びの5つのポイント

二世帯住宅 ハウスメーカー

二世帯住宅の建築を得意としているハウスメーカーは豊富です。そのため、どの会社に依頼すればよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

こちらでは、ハウスメーカーを選ぶ際に着目したい5つのポイントを紹介します。

  1. 二世帯住宅の建築実績
  2. 住宅の性能
  3. 坪単価
  4. アフターフォローの内容
  5. 営業担当の対応

順番にみていきましょう。「ハウスメーカー選びで失敗したくない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.二世帯住宅の建築実績

信頼できるハウスメーカーを選ぶためには、二世帯住宅の建築実績を調べましょう。

実績が豊富であれば、二世帯住宅の建築に関するノウハウが多いということです。つまり、希望通りのマイホームを実現できる可能性が高くなります。

建築実績を調べる際には、ハウスメーカーの公式サイトやパンフレットを参考にしてみてください。過去に二世帯住宅を建てた方の口コミを調べるのもおすすめです。

2.住宅の性能

住宅の性能は、ハウスメーカーによって異なります。そのため、比較材料として調べておくと良いでしょう。

性能を比べる際には、主に以下のポイントに着目します。

  • 木造・鉄骨造・RC構造
  • 耐震性
  • 防音性
  • 省エネ対策
  • バリアフリー対策

特に、親世帯と同居する二世帯住宅は、どのようなバリアフリー対策をしているのか目を光らせましょう。バリアフリーへの対応は、オプション扱いにならないのかも確かめておくと安心です。

3.坪単価

ハウスメーカーを選ぶ際には、坪単価に着目しましょう。

坪単価とは、マイホームやマンションなど建物の価格の目安を知るために用いられる考え方です。主に、1坪当たりにかかる建築費を指します。

坪単価は、以下の計算で求めることが可能です。

POINT

マイホームの工事請負契約額÷建物の床面積の合計=坪単価
※家の工事請負契約額は、本体工事費用+付帯工事費用で求められます。

ハウスメーカーが公表している坪単価は、安く見せようとして工事請負契約額が含まれていない場合があります。そのため、自分で計算する方法も覚えておくと良いでしょう。

4.アフターフォローの内容

ハウスメーカーによって、アフターフォローの内容が異なります。

例えば、保証期間1つとっても、10~30年と違いがあります。安心して住みたいのなら、保証期間を長めに設定しているハウスメーカーが良いでしょう。

マイホームは建築してから数十年は住むことになるため、修繕やメンテナンスは必須です。どのようなアフターフォローを用意しているのか、比較しながらハウスメーカー選びをしてください。

5.営業担当の対応

ハウスメーカーの営業担当は、家作りの窓口となる人物です。自分たちの意見を上手く汲み取ってくれれば、設計や施工担当者にも希望が伝わりやすいです。

結果、限りなく理想に近い二世帯住宅を建てられるでしょう。

信頼できる営業担当かどうか確かめる際には、主に以下のポイントを確かめます。

  • 質問には答えてくれるか
  • 強みだけでなく弱みも伝えてくれるか
  • 高圧的な態度を取られていないか

二世帯住宅を建てる際には、ハウスメーカーの営業担当にも着目してみてください。

二世帯住宅の間取りの種類は3つ

二世帯住宅 ハウスメーカー

二世帯住宅の間取りは、主に以下の3種類に分けられます。

  1. 完全分離型
  2. 一部共有型
  3. 完全同居型

各間取りのメリット・デメリットを紹介するので、ぜひマイホーム作りの参考にしてみてください。

1.完全分離型

完全分離型は、共有部分がなく、各世帯が独立したスペースを確保している間取りを指します。お風呂やキッチンだけでなく、玄関部分も分けているのがポイントです。

完全分離型のメリットは、世帯ごとにプライバシーが保たれていることです。さらに、水道光熱費なども世帯で分けられるため、お金の管理をしやすくなります。

ただし、完全分離型の二世帯住宅は建築費用が高くなってしまいます。キッチンや浴室などの設備を二世帯分用意する必要があるためです。

さらに、親世帯が他界したときのことも考えなければなりません。「親世帯側は賃貸で貸し出す」など、将来のことも考えてマイホーム作りを進める必要があります。

2.一部共有型

一部共有型は、お風呂やキッチンなどは部分的に共有するものの、リビングや寝室などは各世帯で分けるスタイルの間取りです。世帯ごとの空間は、建物の左右で分けたり、フロアごとで分けたりするのが一般的です。

一部共有型には、ほどよい距離感を保てるというメリットがあります。各世帯で共有部分を設けているので、1日のうち何度かは顔をあわせることになります。

ただし、お風呂やキッチンなどの共有部分は、同じ時間帯に使用できません。そのため「18~19時は親世帯、20時以降は子世帯が使う」などのルールを設けることが大切です。

3.完全同居型

完全同居型は、各自の部屋以外はすべて各世帯が共有するスタイルの間取りです。「親世代と同居する」といったイメージが近いでしょう。

完全同居型のメリットは、家族全員で過ごす時間が増えることです。そのため、自然とコミュニケーションが取りやすくなります。

さらに、完全同居型では家族全員が1つの家に住むことになります。そのため、他の二世帯住宅の間取りと比べると、建築費用を抑えられるのです。

一方、完全同居型には、プライバシーの確保が難しいというデメリットがあります。共有部分の使い方などのルールを決めなければ、家族間で確執が生まれる原因となるでしょう。

二世帯住宅をハウスメーカーに依頼する前に知っておきたい5つの注意点

二世帯住宅 ハウスメーカー

二世帯住宅を建てる際には、以下5つの注意点があります。

  1. プライバシーを保てる空間が必要
  2. バリアフリー対策をする
  3. 予算を決めておく
  4. 家族同士で意見をすり合わせておく
  5. 将来的に売却は難しい

これらのポイントに気を付けなければ、家族関係が悪化したり移動しにくくなったりするなど住みにくいマイホームになってしまいます。ハウスメーカーに依頼する前にぜひチェックしておきましょう。

二世帯住宅の失敗例は、関連記事「二世帯住宅で失敗しないためのポイントを5つご紹介!事例から学んで、失敗しない家づくりをしよう!」にて紹介しています。「マイホーム作りで後悔したくない」という方は、ぜひご覧ください。

二世帯住宅で失敗しないためのポイントを5つご紹介!事例から学んで、失敗しない家づくりをしよう!二世帯住宅で失敗しないためのポイントを5つご紹介!事例から学んで、失敗しない家づくりをしよう!

1.プライバシーを保てる空間が必要

二世帯住宅を建てる際には、各世帯のプライバシーを保てる空間作りが必要です。些細なことでトラブルに発展する危険性があるためです。

例えば、世帯のスペースに勝手に立ち入ったり、許可なくものを使ったりする行動です。小さな不満でも、溜まっていけば関係の悪化に繋がってしまいます。

家族全員が暮らしやすい空間を作るためには、間取りに工夫を施すことが大切です。共有する部分と分離する部分を明確にし、世帯ごとに快適に過ごせるマイホームを作りましょう。

二世帯住宅の間取りを考える際には、別コラム「二世帯住宅の間取り例を18種類紹介!メリットやデメリットも合わせて解説します」を参考にしてみてください。

二世帯住宅の間取り18つの実例-30坪・35坪・80坪・100坪まで坪数別に解説

2.バリアフリー対策をする

各世帯が快適に過ごすためには、バリアフリー対策が必須です。

特に、親世帯である高齢者は、いつケガをしてもおかしくありません。「今は両親は健康だから大丈夫」とは思わず、将来のことを考えバリアフリーの家作りを心がけましょう。

なお、バリアフリーは子世帯にも大きなメリットをもたらします。例えば、フロアごとの段差を少なくすることで、小さな子供や妊娠中の方でもこけたりつまずいたりする危険性を少なくできます

3.予算を決めておく

二世帯住宅に限らず、マイホームを建てる際にはあらかじめ予算を決めておきましょう。機能にこだわったりオプションを加えたりすると、費用がぐんと高くなり、建築費用をまかなえなくなります

参考として、二世帯住宅にかかる費用の目安を以下で紹介します。

坪数費用相場
30坪約1,700~2,700万円
40坪約2,300~3,500万円
50坪以上約3,600~5,600万円

ハウスメーカーや機能のグレードによって価格は変動するので、あくまでも目安程度に考えておきましょう。

二世帯住宅にかかる費用については、関連記事「二世帯住宅を建てるのにかかる予算相場はいくら?|【価格別】間取り例3選もご紹介!」にて紹介しています。ぜひこちらのコラムもチェックしてみてください。

二世帯住宅を建てるのにかかる予算相場はいくら?|【価格別】間取り例3選もご紹介!二世帯住宅の予は3000万円?4000万円?完全分離の費用と間取り実例3選

4.家族同士で意見をすり合わせておく

二世帯住宅は、親と子の異なった世帯が暮らす住まいです。そのため、家族同士で意見をすりあわせておきましょう。

世帯間で意見が食い違うと、話し合いに時間がかかります。結果、家作りが進まなかったり、納得のいくマイホームを作れなかったりするリスクが考えられます。

二世帯住宅作りをスムーズに進めるためには、各世帯が優先したい事項を共有し、意見をすりあわせていきましょう。可能ならば、ハウスメーカーとの打ち合わせにも同席してもらえると安心です。

5.将来的に売却は難しい

二世帯住宅は、将来的な売却が難しい住まいであることを覚えておきましょう。

二世帯住宅は、家族構成やライフスタイルにあわせて作られていることが多いです。オリジナル性が高く、他の家族が暮らすには難しい可能性があります。

マイホームの売却を考えている方は、二世帯住宅は一筋縄ではいかないことを頭に入れておくことが大切です。

二世帯住宅の5つのメリット

二世帯住宅 ハウスメーカー

親と子の世帯が住む二世帯住宅に対して、抵抗を感じる方もいるかもしれません。しかし、二世帯住宅には、経済面や子育てなどさまざまなシーンでメリットを感じられます

  1. 建築コストを抑えられる
  2. 光熱費を削減できる
  3. 家族全員で子育てをサポートできる
  4. 相続税対策をおこなえる
  5. リフォーム時に税金の軽減が期待できる

順番にみていきましょう。二世帯住宅を建てようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.建築コストを抑えられる

二世帯住宅の最大のメリットは、建築コストを抑えられることです。

各世帯が費用を出しあえば、一世帯あたりが負担するコストは自然と少なくなります。「子世代だけでは戸建ては建てられないが、二世帯住宅ならマイホームを作れた」という声も少なくありません。

さらに、親世帯が住んでいる自宅を二世帯住宅用に建て替えるなら、土地代を負担する必要がないのです。

建築コストを抑えつつマイホームを作りたいなら、二世帯住宅を建てることも検討してみてください。

2.光熱費を削減できる

「二世帯が住むのだから、光熱費が増えるのでは?」と不安になっている方もいるのではないでしょうか。しかし、二世帯住宅は光熱費を削減できるので、経済的なメリットを感じられます。

大きな要因としては、外気に触れる面が少ないことが挙げられます。二世帯住宅は世帯ごとの空間を上下左右に作ることが多く、外気に触れる面が少ないため寒さや暑さの影響を受けにくいのです。

さらに、食事や家事などで共有する時間が増えるのも要因の1つです。エネルギーの消費量が抑えられるため、光熱費を削減できます。

3.家族全員で子育てをサポートできる

小さい子供がいる方は、子育ての面で魅力を感じるでしょう。

例えば、保育園や学校などで急に子供が熱を出したとき、仕事を早退するのが難しい方もいると思います。そんなとき親世帯と同居していれば、仕事を早退することなく代わりにお迎えを頼めるのです。

二世帯住宅は、家族全員で子育てをサポートできます。いざというときに助けを求められる存在がいるのは、うれしいポイントでしょう。

4.相続税対策をおこなえる

二世帯住宅は、相続税対策でも大きなメリットを発揮します。「小規模宅地等の特例」が適応されるためです。

POINT

小規模宅地等の特例とは、高額な相続税の支払いによって自宅を手放さなければならない事態を避け、残された家族が自宅に住み続けられることを目的とした制度です。

子が親と同居し、親名義の自宅を子が相続することで、相続税の評価額が8割減額されます

5.リフォーム時に税金の軽減が期待できる

元々持っている家を二世帯住宅にリフォームする際には、税金が軽減される可能性があります。

例えば、固定資産税は「小規模住宅用地」が適用されます。これにより課税標準額が評価額の1/6となり、固定資産税を抑えられるのです。ちなみに「一般住宅用地」が適用されると、課税標準額が評価額の1/3となります。

さらに、中古住宅を購入してリフォームする際の「不動産取得税」も軽減される可能性があります。不動産取得税は、1世帯当たりの住宅価格から1,200万円が控除される仕組みです。二世帯住宅なら、この控除額が2,400円と倍になります

まとめ

二世帯住宅の建築を得意としているハウスメーカーは豊富です。特徴や価格はさまざまなので、自分にあった会社を選ぶことが大切でしょう。

ハウスメーカーを選ぶ際には、以下5つのポイントに着目してみてください。

  • 二世帯住宅の建築実績
  • 住宅の性能
  • 坪単価
  • アフターフォローの内容
  • 営業担当の対応

また、二世帯住宅を建てる際には、プライバシーを保てる空間作りやバリアフリー対策などが必要です。各世帯が快適に過ごせるマイホーム作りを目指しましょう。

二世帯住宅のハウスメーカー選びで失敗しないためには、情報収集が大切です。一括資料請求サイトであれば、住みたい地域などの情報を入力するだけで、自分にあったハウスメーカーを複数ピックアップしてくれます。「住宅展示場に行く時間を作れない」「希望を叶えてくれる会社を見つけたい」という方は、ぜひ利用してみてください。

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