住まい・家計

使わないサブスク、解約できてる?55.7%が「解約し忘れて払いすぎ」を経験

300人に、契約しているサブスクの数と月額、解約し忘れの経験を聞きました。無駄に払っていた経験がある人は55.7%。やめたいのにやめられない理由や、管理の仕方もまとめています。

注目データ

55.7%

解約し忘れで払いすぎた経験がある

気づけば毎月引き落とされているけれど、最近ほとんど使っていない。そんなサブスクリプションサービスはないでしょうか。

調査の結果、「解約し忘れて無駄に払っていた」経験がある人は55.7%となり、半数を超えました。一方で、やめたいのにやめられない理由としては「また使うかも」「解約手続きが面倒」といった声が上位に挙がっており、サブスクの入りやすさに対して、やめにくさが課題になっていることが分かります。

調査概要

調査名サブスクリプションの利用と解約に関するアンケート
調査対象20〜60代の方
調査期間2026年6月7日〜6月10日
調査方法インターネット調査
回答者数300人

割合は小数第1位で四捨五入しているため、内訳の合計と一致しない場合があります。

複数回答の設問は、合計が100%になりません。

60代は回答者数が少ないため、年代別の傾向は参考値として扱います。

回答者の属性

年代

  • 20代:58人(19.3%)
  • 30代:117人(39.0%)
  • 40代:79人(26.3%)
  • 50代:34人(11.3%)
  • 60代:12人(4.0%)

調査結果の要点

  • 解約し忘れで「無駄に払っていた」経験がある人は55.7%と半数超
  • そのうち3,000円以上を無駄にした人は20.3%、1万円以上も6.7%
  • やめられない理由の1位は「また使うかも」33.0%、2位は「解約手続きが面倒」30.0%
  • 今も「使っていないのに解約していない」サブスクがある人は14.3%
  • 契約数は「1〜2個」が54.7%で最多、3個以上も34.3%
  • 30代は払いすぎ経験が69.2%と最も高い

サブスクを何個契約し、月にいくら払っている?

現在契約しているサブスクの数を聞いたところ(n=300・単一回答)、「1〜2個」が54.7%で最多となりました。次いで「3〜4個」が28.0%となり、「3個以上」まで広げると34.3%となっています。一方で「0個(契約していない)」は11.0%で、回答者の89.0%が何らかのサブスクを契約していることが分かりました。

契約しているサブスクの数(%) n=300・単一回答
  • 0個(契約していない) 11.0%
  • 1〜2個 54.7%
  • 3〜4個 28.0%
  • 5〜6個 5.3%
  • 7〜9個 0.3%
  • 10個以上 0.7%

また、サブスク全体で月にいくら払っているかを聞いたところ、「1,000〜2,999円」が32.3%で最多となりました。「1,000円未満」20.0%と合わせると、月3,000円未満で利用している人が52.3%と半数を超えています。

サブスク全体の月額(%) n=300・単一回答
  • 0円(契約していない) 11.7%
  • 1,000円未満 20.0%
  • 1,000〜2,999円 32.3%
  • 3,000〜4,999円 16.7%
  • 5,000〜9,999円 11.7%
  • 10,000〜12,999円 4.0%
  • 13,000〜15,999円 1.7%
  • 16,000〜19,999円 1.3%
  • 20,000〜24,999円 0.7%

多くの人にとってサブスクは、1件あたりは少額で気軽に始められる支出になっています。

どんなジャンルのサブスクを契約している?

契約しているサブスクのジャンルを聞いたところ(n=300・複数回答)、「動画配信」が71.7%で最多となりました。次いで「音楽配信」が30.0%、「クラウドストレージ」が28.3%となっています。

契約しているサブスクのジャンル(%) n=300・複数回答
  • 1 動画配信(Netflix、Amazonプライムビデオなど) 71.7%
  • 2 音楽配信(Spotify、Apple Musicなど) 30.0%
  • 3 クラウドストレージ(iCloud、Google Oneなど) 28.3%
  • 4 ゲーム(PS Plus、Nintendo Switch Onlineなど) 12.3%
  • 5 仕事・ビジネスツール(Microsoft 365、Adobeなど) 10.0%
  • 6 ニュース・雑誌・電子書籍(楽天マガジン、Kindleなど) 7.0%
  • 7 食品・日用品の定期便 6.0%
  • 8 フィットネス・健康(ジム月額、ヨガアプリなど) 5.3%
  • 9 美容(コスメBOX、サロン定額など) 0.7%

「契約しているものはない」は11.0%、「その他」は9.3%でした。

動画配信が突出して多く、サブスクの入り口が娯楽コンテンツにあることが分かります。一方、クラウドストレージのように、契約していること自体を意識しにくいサービスも上位に入りました。

解約し忘れで「払いすぎ」た経験はある?

これまでに「解約し忘れ」で無駄に払っていたことに気づいた経験があるかを聞いたところ(n=300・単一回答)、何らかの金額を無駄にした経験がある人は合計で55.7%となり、半数を超えました。

解約し忘れで無駄にした金額(%) n=300・単一回答
  • 解約し忘れの経験はない 44.3%
  • 1,000円未満 17.7%
  • 1,000〜2,999円 17.7%
  • 3,000〜4,999円 9.7%
  • 5,000〜9,999円 4.0%
  • 10,000円以上 6.7%

無駄にした金額が「3,000円以上」だった人は合わせて20.3%、「10,000円以上」も6.7%にのぼりました。少額のサブスクであっても、解約し忘れが続くと無視できない金額になっていることが分かります。

年代別に見ると、払いすぎの経験がある人の割合は30代で69.2%と最も高くなりました。次いで20代が55.2%です。

年代別に見た払いすぎの経験がある人の割合(%) 各年代が母数。60代はn=12のため参考値
  • 20代(n=58) 55.2%
  • 30代(n=117) 69.2%
  • 40代(n=79) 44.3%
  • 50代(n=34) 41.2%
  • 60代(n=12)(参考値) 41.7%

40代以上ではいずれも4割台にとどまっており、若い世代ほど解約し忘れによる払いすぎを経験している傾向が見られます。

今も「使っていないのに解約していない」サブスクはある?

現在、使っていないのに解約していないサブスクがあるかを聞いたところ(n=300・単一回答)、「ある」と回答した人は「1つ」12.0%、「2つ以上」2.3%を合わせて14.3%となりました。

使っていないのに解約していないサブスクの有無(%) n=300・単一回答
  • ない(すべて使っている) 53.3%
  • ある(1つ) 12.0%
  • ある(2つ以上) 2.3%
  • 以前はあったが解約した 23.0%
  • サブスクを契約していない 9.3%

今まさに使わないサブスクを抱えている人が一定数いることが分かります。一方で「以前はあったが解約した」も23.0%となっており、一度は放置してしまったものの、見直して解約に至った人も少なくありません。

なぜ、やめたいのにやめられない?

サブスクを解約しようと思ったのにやめられなかった理由を聞いたところ(n=300・複数回答)、「また使うかも」と思ってしまうが33.0%で最多となりました。次いで「解約手続きが面倒・分かりにくい」が30.0%となっています。

解約しようと思ったのにやめられなかった理由(%) n=300・複数回答
  • 1 「また使うかも」と思ってしまう 33.0%
  • 2 解約手続きが面倒・分かりにくい 30.0%
  • 3 無料トライアル中で「あとで解約すればいい」と先延ばし 21.7%
  • 4 そもそも契約していることを忘れていた 15.7%
  • 5 家族が使っているので自分だけでは判断できない 6.3%
  • 6 ポイントや特典がなくなるのが惜しい 5.0%
  • 7 年額で払っていて途中解約がもったいない 4.3%

「解約を迷ったことはない」は24.0%、「サブスクを契約した経験がない」は8.0%でした。

やめられない理由としては、気持ちの面での「また使うかも」と、手続きの「面倒さ」という二つの壁が大きいことが分かります。先延ばしや契約自体の失念も一定数見られ、こうした心理と手間が、結果的に解約し忘れや払いすぎにつながっています。

サブスクをどう管理し、何をやめてよかった?

サブスクの契約状況や支払い額をどう管理しているかを聞いたところ(n=300・単一回答)、「クレジットカードの明細で確認している」が36.3%で最多となりました。次いで「たまに思い出した時に確認する」が29.0%となっています。

サブスクの管理方法(%) n=300・単一回答
  • クレジットカードの明細で確認している 36.3%
  • たまに思い出した時に確認する 29.0%
  • アプリや家計簿で管理している 15.3%
  • ほとんど管理していない・把握できていない 10.3%
  • サブスクの契約はない 9.0%

明細やアプリで能動的に管理している人がいる一方、「たまに思い出した時」「ほとんど管理していない」を合わせると39.3%となり、支払いを常時は把握していない人も少なくないことが分かります。

また、過去に解約して「やめてよかった」と感じたジャンルを聞いたところ(複数回答)、「動画配信」が30.7%で最多となりました。

やめてよかったと感じたジャンル(%) n=300・複数回答
  • 1 動画配信 30.7%
  • 2 音楽配信 14.7%
  • 3 ニュース・雑誌・電子書籍 12.3%
  • 4 食品・日用品の定期便 10.3%
  • 5 ゲーム 8.3%
  • 5 仕事・ビジネスツール 8.3%
  • 7 フィットネス・健康 7.3%
  • 8 美容 5.3%
  • 9 クラウドストレージ 3.7%

「解約した経験はない」は23.3%でした。契約が多い動画配信は、やめてよかったと感じられやすいジャンルでもあることが分かります。

回答者の声

自由記述では、少額のサブスクを使わないまま払い続けてしまったという失敗談が多く見られました。一方で、生活に定着し「これだけはやめない」と考えるサービスを挙げる声も確認されています。

サブスクの存在をすっかり忘れていて、使っていないのに何ヶ月か無駄に支払ってしまった。最初は解約の仕方が分かりにくく、もうひと月伸ばしてしまったのを後悔している。

無料トライアルの期間がいつのまにか過ぎ、一年ほどほとんど使っていないのに料金を支払い続けていた。それ以降は解約日を自分で管理するようにしている。

家計の無駄を見直したとき、使っていない音楽配信を半年払い続けていたことに気づいた。もっと早く見直せばよかった。

Amazonプライムだけは、買い物も動画も使っていて手放せない。これだけはやめないと思う。

忙しくて見る時間がないのはもったいないが、動画配信で癒やされているので解約はしないと決めている。

これらの回答から、サブスクは「少額だから」と油断していると気づかぬうちに無駄が積み上がる一方、生活に定着したサービスは価格以上の価値を感じて継続されていることが分かります。使う・使わないを定期的に見直すことが大切だと言えそうです。

まとめ

今回の調査では、解約し忘れによって無駄に払っていた経験がある人が半数を超え、その金額が数千円から1万円以上に及ぶケースもあることが分かりました。

やめられない理由としては「また使うかも」という気持ちと「手続きの面倒さ」が上位に挙がり、サブスクの入りやすさに比べて、やめにくさが課題になっています。

とりわけ若い世代で払いすぎの経験が多く、契約数も多い傾向が見られました。サブスクは少額でも積み重なると家計への影響が小さくありません。契約状況と支払い額を定期的に見直し、使っていないサービスは早めに解約を検討することが、無駄のない利用につながります。

調査データの利用について

この調査結果を引用する際は、出典として「幸せおうち体験談」とこのページのURLを記載してください。数値の一部だけを取り出して、調査の趣旨と異なる意味で使うことはご遠慮ください。

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