近藤建設の評判・口コミ99件を調査。主要構造部・外部20年、防水15年の保証条件を確認

近藤建設の評判・口コミと価格・性能を紹介する住宅イラスト Uncategorized

近藤建設は、埼玉県ふじみ野市に本社を置き、埼玉県と東京都の一部で注文住宅を建ててきた会社です。公開されている投稿には、大工や現場監督の仕事ぶりを評価する内容がある一方で、工事中に図面と違う箇所が見つかった、契約したあとに見積もりが増えたという記録も残っています。地元で長く続く会社だけに、実際のところを知ってから決めたいところです。

幸せおうち体験談では、注文住宅を建てた施主1,132人へのアンケートに加えて、公開されている投稿99件を対象に独自の口コミ調査を行いました。価格、性能、保証、許認可、法人の状態は、公式サイトと国税庁や自治体が公表している資料で照らし合わせています。

埼玉県内、または東京都の対象になっている市区町で建てるなら、近藤建設は候補に入れてよい会社です。耐震等級3と制震ダンパー、主要構造部20年の保証は公式に示されていて、建設業の許可と法人が続いていることも公的な資料で確認できました。ただし坪単価は、公開資料では確認できませんでした。断熱と気密の数値も、公式サイトに出ている値が全商品に共通するとは書かれていないので、建てる商品を決めたうえで、金額と性能の数値を書面で受け取ってから判断してください。

この記事でわかること

  • 公開投稿99件で評価された内容と、気になるとされた内容
  • 投稿がどの時期に集まり、何が偏っているのか
  • 契約する相手はどこの会社で、何を確かめればよいのか
  • 公式に出ている価格が、何を含んだ金額なのか
  • 耐震等級3や断熱の数値が、どこまで共通の仕様なのか
  • 20年の保証と点検で、確認できたことと確認できなかったこと
家づくりのポイントを案内する建築士風のイラスト

まずはここに注目

住宅展示場へ行く前に、資料を集めて比較しておきましょう

詳しい内容を見ていく前に、ひとつだけ。建てる土地に対応した住宅会社の資料は、展示場へ行く前に集めておいてください。

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この記事の監修
宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 井口梓美
宅地建物取引業者である株式会社AZWAYの代表。不動産取引と住宅ローンの相談実務をもとに、価格・保証・法人情報を公開資料と照らして確認しています。監修日:2026年8月19日

近藤建設の評判・口コミを公開投稿99件から確認

話題別でいちばん多いのは施工・仕上がりの27件で、次が営業・打ち合わせの20件、価格・費用の16件です。傾向は、良い44件、気になる36件、どちらとも言えない19件でした。良い内容が最も多いのも施工・仕上がりの11件ですが、気になる内容も同じ話題の13件が最多で、評価がはっきり分かれています。

99件は人数ではなく、投稿URLの件数です。施主本人へのアンケートではなく、公開されている投稿を編集部が1件ずつ読み、話題と傾向に分けました。無作為抽出でも全件調査でもないため、割合や多数派は示しません。媒体名と投稿者名は載せず、口コミサイト、掲示板・Q&Aサイト、個人ブログという総称で書きます。価格や性能の数値は、公式サイトと公的な資料から取りました。投稿に出てくる金額は、その投稿に書かれていた個別の条件のものです。

口コミには書かれ方の偏りがあります。強く困ったことほど文章として残りやすく、満足して暮らしている人には書き込む理由がありません。件数の多さは会社の順位ではなく、書き込みのしやすさの差も混ざっています。ただし偏りがあるからといって、投稿された困りごとが軽くなるわけではありません。

公開投稿99件の内訳。媒体別は口コミサイト22件、掲示板Q&A54件、SNS0件、個人ブログ23件、動画コメント0件。傾向別は良い44件、気になる36件、中立19件。
媒体別と傾向別の集計です。評価の割合を示すものではありません。
話題 投稿に書かれていた主な内容
施工・仕上がり 現場の対応と近隣への配慮、図面や窓寸法との違い、完成検査での傷
営業・打ち合わせ 提案と価格説明の受け止め方、契約後の連絡、担当者との相性
価格・費用 契約後の増額と減額、標準に含まれる範囲、地盤改良費の変動
アフターサービス 引き渡し後の補修、定期点検の時期、修理の連絡
住宅性能・住み心地 入居後の不具合、冬の寒さ、断熱と気密の数値
設計・間取り 自由設計の提案、狭い敷地や二世帯への対応、担当の交代
デザイン・商品 外観と内装の好み、同じ商品名でも違う標準設備
その他 家づくりの経過を記録した内容
公開投稿99件の話題別件数。住宅性能・住み心地10件、設計・間取り9件、デザイン・商品5件、営業・打ち合わせ20件、施工・仕上がり27件、価格・費用16件、アフターサービス11件、その他1件。
話題別の件数です。1件につき主な話題を1つだけ付けています。

施工と仕上がりに関する投稿

27件のうち、良い内容が11件、気になる内容が13件、どちらとも言えない内容が3件です。良い内容では、営業と現場監督、大工の対応をまとめて評価し、近隣への気配りまで書いた投稿がありました。工事のあいだ現場へ通ったうえで対応を評価した投稿や、議事メモを共有して現場で確認を重ね、完成した家に満足したという記録もあります。

気になる内容は、工事中の食い違いに集まっています。相談のない構造の変更や窓の寸法違いを施主が自分で見つけた、設備と窓の寸法が図面と違って工事の進行に支障が出た、という投稿がありました。1年点検のときに外壁が仕上がっていないと告げられ、室内では釘の飛び出しも指摘した、という記録もあります。

第三者の検査を入れたら軽微な指摘だけで済んだ一方、連絡がなく検査に立ち会えない回があったという投稿もありました。工事の質そのものより、確認と連絡の進め方に差が出ています。着工前に、現場を見られる日と検査の日程、変更が出たときの連絡の順番を決めておきましょう。

営業と打ち合わせに関する投稿

20件のうち、良い内容が9件、気になる内容が8件で、ほぼ同数です。価格の説明と間取りの提案には納得できたが、外構の連絡だけが足りなかったという投稿がありました。不信に思った点を伝えたら連絡と現場案内が改善したという記録や、完成間近まで営業からの連絡がこまめで工事でも問題が起きなかったという投稿もあります。

気になる内容では、契約したあとの説明と連絡が減り、手続きの案内が急で負担だったという投稿がありました。建て替えの相談で再訪したのに約束の提案が用意されていなかった、担当者の対応に不信を持って他社を選んだ、という記録もあります。

提案も価格も良かったが、担当者との相性で見送ったという記録もありました。担当者ごとの差が出やすい部分です。初回の打ち合わせで、返答の期限と連絡の手段を決めておくと食い違いが減ります。

価格と費用に関する投稿

16件のうち、気になる内容が8件でいちばん多く、良い内容は4件、どちらとも言えない内容が4件です。良い内容では、工事中に価格が上がることはなく、標準で選べる範囲もおおむね足りたという投稿がありました。解体前の地盤調査で、改良費が見積もりより約50万円下がったという記録もあります。

気になる内容は、契約後の金額の動きに集まっています。契約したあとに見積もりが増えたという投稿があり、3階建て34坪の提案で坪90万円を提示され、照明も別費用だったという記録もありました。どちらも個別の条件で出た金額で、標準の価格ではありません。

取りやめる項目を決めて交渉し、当初の見積もりより下げられたという投稿もありました。金額は条件と交渉で動きます。標準に含まれる範囲と含まれない範囲を書面で分けてもらい、追加が出る費目を聞いておきましょう。

アフターサービスに関する投稿

11件のうち、良い内容が7件と多く、気になる内容は3件です。築20年以上たっても大きな問題がなく、手入れの状態も良いという投稿がありました。築7年で壁紙に亀裂が入った際、天井を全面無償で直してもらったという記録もあります。引き渡し後の補修と、現場監督の説明や工程の管理を評価した投稿も残っています。

気になる内容では、設置されるはずの品物がなく、1年点検で再度伝えても解決しなかったという投稿がありました。ドアノブの修理で前回は1か月以上かかり、今回も見積もりの連絡が遅れたという記録もあります。入居から約1年たっても定期点検が一度もない、1年点検が予定より約1か月遅れた、という投稿もありました。

公式サイトでは、自社の受付窓口を置いて24時間365日の体制で対応し、定期点検も自社で行うと説明されています。ただし引き渡しから何か月後、何年後に点検するのかは、公開資料では確認できませんでした。点検の年次表と無償で直る範囲を、契約前に書面でもらってください。

住み心地と住宅性能に関する投稿

10件のうち、良い内容が5件、気になる内容が2件、どちらとも言えない内容が3件です。入居して1年たっても不具合がなく、満足度も高いという投稿がありました。以前この会社が建てた家を中古で買った人からも、造りと間取りを評価する記録がありました。施工例を見学し、構造材と断熱の仕様の説明に納得したという投稿も残っています。

寒さについては、評価が割れています。小さな傷はすぐ直してもらえて静かで設備も良いが、寒さは思っていた以上だったという投稿がありました。換気で窓を開けたときの寒さを入居後に実感したという記録もあります。断熱の課題を挙げながら、特殊な仕様への対応は柔軟だったと書いた投稿や、2019年に完成した家の断熱と気密の実測値を公開した投稿も残っています。

寒さの感じ方は、建てた年、商品、窓と換気の仕様で変わります。古い投稿の体感を、いまの仕様の評価として受け取らないでください。契約するプランの断熱材の種類と厚さ、窓と換気の仕様を、図面と仕様書で確かめておきましょう。

設計と間取り、デザインに関する投稿

設計・間取りは9件のうち良い内容が6件で、気になる内容は1件です。建築士と調整を重ねた自由設計で吹き抜けと回遊動線を実現した、二世帯の要望をまとめた提案が良かった、敷地が狭くても使いやすい間取りにできた、という投稿がありました。気になる内容は、契約後の設計提案と標準価格の説明に納得できず解約を考えたという記録です。設計の担当者を3回替えてもらい、いまの担当者で希望に近い案になったという投稿もあります。

デザイン・商品は5件と少なく、良い内容が2件、気になる内容が1件です。担当者と一緒に見本を確認し、希望どおりの外観に仕上がったという投稿がありました。気になる内容は、契約したあとに、同じ商品名でも標準の設備に差があると分かったという記録です。標準で付くものと追加になるものは、一覧で出してもらうと比べやすくなります。

気になる点を確認したら、ほかの住宅会社とも比べておきましょう

口コミだけでは判断しにくい部分も、資料を並べると、価格・間取り・保証の違いを整理しやすくなります。

投稿がいつ、どこに集まっているか

媒体別では、掲示板やQ&Aサイトが54件、個人ブログが23件、口コミサイトが22件でした。SNSと動画コメントは、本人の住宅体験だと確かめられる公開投稿がなく0件です。書き手の立場は、施主と入居者が82件、契約や打ち合わせの途中の人が11件、見学しただけの人が5件、どれにも当てはまらない投稿が1件でした。

公開日には幅があり、古いものは2004年、新しいものは2024年の投稿です。10年以上前の書き込みも多く含まれるため、当時の担当者や仕様が今も同じとは限りません。古い投稿は、その時期の記録として読んでください。

集めた候補から外したものもあります。社員による職場の評価、転載やまとめ、別の会社の話など46件を外し、同じ内容が別のURLで出てきた重複18件は1件にまとめました。内容を確かめられた82件を採用、補助的に使ったものを参考17件としています。

近藤建設で契約する相手と会社の状態

注文住宅の公式サイトに運営法人として示されているのは近藤建設株式会社です。国税庁の法人番号公表サイトでは、法人番号8030001055909、本店は埼玉県ふじみ野市上福岡1-14-7として現行情報に掲載され、閉鎖などの表示はありませんでした。公式の会社概要には、建設業の許可が大臣登録 第(特-8)13873号、建築士事務所の登録が埼玉県知事登録第10-619号として掲載されています。

項目 公開資料で確認できた内容
商号 近藤建設株式会社
法人番号 8030001055909
本社所在地 埼玉県ふじみ野市上福岡1-14-7
代表者 代表取締役社長 宇佐見佳之
設立 1974年(昭和49年)
資本金 7,500万円
建設業の許可 大臣登録 第(特-8)13873号
建築士事務所の登録 埼玉県知事登録第10-619号
法人の状態 国税庁の現行情報に掲載。閉鎖などの表示なし

気をつけたいのは、同じ住所にグループの別法人が複数あることです。持株会社や不動産を扱う会社は商号も法人番号も別で、注文住宅の請負とは契約の相手が変わります。土地を買って建てる場合に、売買や仲介と工事の請負がどう組み合わされるのかは、公開資料では確認できませんでした。見積書と契約書のそれぞれで、相手の会社名を確かめてください。

同じ「近藤建設」という商号の会社は各地にあり、法人番号はそれぞれ違います。検索で出てきた口コミや会社情報が別の会社のものである場合があるので、住所と法人番号で見分けてください。

近藤建設の坪単価と価格の見方

坪単価は、公開資料では確認できませんでした。公式サイトは家づくりの価格が明確だと説明していますが、全商品に共通する坪単価や本体価格の表は出ていません。金額が出ているのは個別の施工例です。延床129.18㎡と延床124.20㎡の家が本体価格2,000万円から2,499万円、延床160.64㎡の家が3,000万円からです。

これは特定の家の価格であって、注文住宅の目安ではありません。掲載された本体価格にどの工事が含まれるのかという共通の定義も、公開資料では確認できませんでした。坪単価は延床面積の取り方や工事の範囲で変わるので、表に出ていないこと自体を責める話ではありません。とはいえ、他社と並べるには、そろえる基準が必要です。

そろえるなら総額です。本体工事に加えて、付帯工事、屋外の給排水、地盤改良、外構、照明とカーテン、登記と住宅ローンの諸費用、火災保険、そして土地代。この費目でそろえた見積書があれば、坪単価がなくても他社と並べられます。「一式」とある部分の内訳も、遠慮なく求めてください。

ここまで見てきた金額が高いのか安いのかは、1社の資料だけを眺めていても判断がつきません。同じくらいの広さの家を、ほかの会社ならいくらで建てられるのか。手元に何社かのカタログがあれば、その見当がつきます。

まだ候補を絞りきる時期でなければ、タイプの違う会社をいくつか取り寄せておくと、価格の幅が見えてきます。同じ条件で見積もってもらえば、金額の差もはっきりするはずです。

耐震・断熱・気密で公式に確認できたこと

構造と耐震は、公式サイトの説明が具体的です。注文住宅は木造の在来軸組工法で、特殊な接合金物を使うSL工法を用い、外周のすべてに構造用合板を張るフルパネルモノコック構造だと説明されています。CLT工法や鉄骨工法、RC工法も扱うとされています。基礎は荷重を面で受けるベタ基礎です。制震ダンパーは標準搭載で、地震の揺れを最大48%低減すると書かれています。

耐震等級は、ページごとに書き方が違います。よくある質問には標準仕様で耐震等級3とあり、埼玉県のエリアページには全棟で耐震等級3相当の強さを確保するとあります。公式コラムは全棟で耐震等級3が標準仕様だと掲げながら、本文では「ほとんど全ての家」と説明しています。全棟で第三者の評価書を取るのか、対象にならない工法があるのかは、公開資料では確認できませんでした。全棟で構造計算を実施するという説明もありますが、計算の方法までは確認できていません。

公式に確認できた特徴の図。設計商品体系=Innovation Design6、Traditional Design10、Life Concept16/基礎=ベタ基礎を採用/注文住宅の構造=木造在来軸組工法に特殊接合金物のSL工法を用い、外周に構造用合板を張るフルパネルモノコック構造/対応可能な別工法=CLT工法、鉄骨工法、RC工法も取り扱う/構造計算=埼玉県エリアページでは全棟構造計算を実施すると説明/耐震性能=標準仕様で耐震等級3/制震ダンパー=制震ダンパーを標準搭載。
公式サイトと公的資料で確認できた内容です。確認できなかった項目は載せていません。

断熱は、床下にポリスチレンフォーム100mm、玄関に高断熱のドアを標準で使うと説明されています。窓は希望に沿ったサッシを提案する形で、換気は24時間換気システムです。ZEHのページにはUA値0.48W/㎡・K以下、C値0.88c㎡/㎡以下とありますが、全商品に共通する値だとは書かれていません。ZEHの普及実績は2025年度で33%、2030年度の目標は70%です。埼玉県坂戸市の家で断熱等級7を採用した事例もありますが、個別の実績です。

項目 公式に確認できた内容 確認できなかったこと
耐震 標準仕様で耐震等級3、全棟で構造計算、制震ダンパー標準 評価書の取得、対象外の工法、構造計算の方法
断熱 ZEHページにUA値0.48W/㎡・K以下、床下に100mmの断熱材 全商品に共通するUA値、標準仕様の断熱等級
気密 ZEHページにC値0.88c㎡/㎡以下 全棟での気密測定の有無、測定の時期と判定の基準
省エネ ZEHとLCCMに対応可能、実績は2025年度33%、目標は2030年度70% 全棟でのZEH化や太陽光発電の標準採用
保証 主要構造部と外部は20年、防水は15年、延長制度あり 延長の条件と費用、最長の年数、免責の範囲
点検・検査 自社で定期点検、工事中は8回の品質検査 点検の時期と回数、無償と有償の範囲
長期優良住宅 全棟を長期優良住宅に対応すると説明 全棟が実際に認定を取得しているか

東京都が公表している令和5年度の東京エコビルダーズアワードでは、断熱・省エネ性能部門と再エネ設備設置量部門でハイスタンダード賞を受けています。自社の説明ではなく、第三者の公表で確認できる実績です。

保証は主要構造部20年、点検は自社が担当

公式のよくある質問では、建物の主要構造部と外部に20年、防水に15年の長期保証を付けると説明されています。延長する制度もあるとされていますが、必要な工事、費用、条件、最長で何年まで延びるのかは、公開資料では確認できませんでした。免責の範囲と設備の保証年数も同じです。

工事中は配置から完成検査まで8回の品質検査を行い、引き渡し後は自社の受付窓口が24時間365日でサポートするとされています。ただし、制度として用意されていることと現場で予定どおり動くことは別です。点検の年次表は契約前に受け取っておきましょう。

施工エリアは埼玉県全域と東京都の一部

公式サイトによると、施工できるのは埼玉県全域と東京都の一部です。東京都で挙げられているのは、板橋区、練馬区、立川市、昭島市、小平市、東村山市、国分寺市、福生市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、羽村市、西東京市、瑞穂町です。加えて、各拠点から1時間以内に限ると説明されています。

ただし一覧にある市区町でも、個別の敷地で受けてもらえるかは、公開資料では確認できませんでした。検討している土地の住所を伝え、対応できるかを最初に聞いておきましょう。

近藤建設を検討する3つの理由

現場の評価が投稿と公式の説明で重なる

公式サイトは、自社の監督が工事監理を行い、専属の大工が施工する一貫体制だと説明しています。投稿でも監督と大工の対応や近隣への配慮を評価した内容があり、施工・仕上がりの良い内容11件は話題別で最も多い数でした。

耐震と構造の説明が具体的

耐震等級3、制震ダンパーの標準搭載、全棟での構造計算、ベタ基礎と、構造まわりは具体的な言葉で公表されています。工事中の品質検査を8回行うことも示されていて、契約前に確かめる材料がそろっています。

引き渡し後の記録が良い方に寄っている

アフターサービスの11件は、良い内容7件に対して気になる内容が3件でした。築20年以上や築7年という、時間がたってからの記録が残っている点も、長く続く会社ならではです。

契約前に知っておきたい3つの注意点

工事中の食い違いを施主が見つけた記録がある

施工・仕上がりの27件のうち13件が気になる内容で、構造の変更や窓の寸法違いを施主が自分で見つけたという記録が含まれます。良い内容も11件あるので会社全体の評価とはいえませんが、現場の確認は任せきりにしない方が安心です。図面の変更が出たときの連絡の順番と、立ち会える検査の日を決めておきましょう。

契約後の金額の動きに投稿が集まっている

価格・費用の16件では、気になる内容8件が良い内容4件を上回ります。契約後に見積もりが増えた、標準に含まれると思っていたものが別費用だった、という記録が中心です。標準の範囲と追加になる項目は、契約前に一覧で確認しておきましょう。

価格と性能の数値が、どこまで共通か分からない

坪単価と共通の本体価格は、公開資料では確認できませんでした。UA値とC値もZEHのページの数値で、全商品に共通するとは書かれていません。耐震等級3もページによって表現が違います。自分が建てる商品ではどうなるのかを、その都度確かめてください。

近藤建設が向いている人

次のような人には、検討する価値があります。

  • 埼玉県内、または対象の市区町で建てたい人
  • 工事中に現場へ通い、監督や大工と直接やり取りしたい人
  • 耐震と構造の仕様を具体的に確かめてから決めたい人
  • 引き渡し後の点検と保証を長く続く会社に任せたい人

反対に、次のような人は他社とも並べたほうが選びやすくなります。

  • 坪単価の目安を先に知り、価格から候補を絞りたい人
  • 断熱等級や気密の実測値を、契約の条件として決めておきたい人
  • 施工エリアから離れた場所で建てたい人

契約前に確認しておきたいこと

契約前に書面で確認する5項目の図。総額の見積書と一式部分の内訳/自分のプランの性能値と計算書/引き渡し前の検査と測定の結果/保証書と保証約款、免責の範囲/点検の計画書と契約する会社名。
契約前に書面でそろえておく項目の一覧です。
  • 契約書の表紙と署名欄の会社名、建設業の許可と建築士事務所の登録の表示
  • 本体工事から土地代までそろえた総額の見積書と、「一式」の内訳
  • 契約するプランのUA値の計算書、気密測定を行うかどうかと実測値
  • 耐震等級3が設計上の対応か評価書を取るのか、構造計算の方法
  • 保証書の対象部位と免責、延長に必要な工事と費用、最長の年数
  • 定期点検の年次表と無償の範囲、工事中の検査日程

どれも会社側が書面で出せる内容です。口頭の説明だけで進めないでください。

近藤建設のよくある質問

近藤建設の評判は良いですか?

A. 良い内容と気になる内容の両方があります。公開投稿99件の傾向は、良い44件、気になる36件、どちらとも言えない19件でした。設計・間取りとアフターサービスには良い内容が多く、施工・仕上がりと価格・費用では気になる内容が目立ちます。99件は人数ではなく投稿URLの件数で、無作為抽出でも全件調査でもありません。気になる点は直接確かめてください。

近藤建設の坪単価はいくらですか?

A. 確認した公開資料では確認できませんでした。金額が出ているのは個別の施工例で、延床129.18㎡と124.20㎡の家が本体価格2,000万円から2,499万円、延床160.64㎡の家が3,000万円からです。どれも特定の家の価格で、どこまでの工事が含まれるのかという共通の基準は確認できませんでした。比べるときは、土地代と諸費用まで含めた総額の見積書でそろえてください。

耐震性能と断熱性能はどのくらいですか?

A. 公式には耐震等級3と示されています。ただし、よくある質問は標準仕様で耐震等級3、エリアページは耐震等級3相当と表記が分かれ、全棟で評価書を取るかどうかは確認できませんでした。断熱はZEHのページにUA値0.48W/㎡・K以下、C値0.88c㎡/㎡以下とありますが、全商品に共通する値だとは書かれていません。契約するプランの計算書をもらってください。

保証と点検はどうなっていますか?

A. 主要構造部と外部が20年、防水が15年の長期保証で、延長制度も用意されていると公式に示されています。工事中は8回の品質検査を行い、引き渡し後は自社の窓口が24時間365日で対応するとされています。ただし、延長の条件と費用、定期点検の時期と回数は確認できませんでした。保証書と点検の年次表を契約前に見せてもらってください。

施工エリアはどこまでですか?

A. 埼玉県全域と東京都の一部です。東京都は板橋区や練馬区、立川市、小平市、西東京市など、公式サイトに挙げられた市区町に限られ、各拠点から1時間以内という条件も示されています。一覧にある市区町でも個別の敷地で受けられるかは確認できなかったため、土地の住所を先に伝えてください。

まとめ

公開資料と99件の投稿から確かめられたのは、次の点です。

  • 公式サイトが注文住宅の運営法人として示すのは近藤建設株式会社。法人番号8030001055909で国税庁の現行情報に掲載され、建設業の許可も確認できた
  • 投稿の傾向は良い44件、気になる36件、どちらとも言えない19件。施工・仕上がりは良い11件と気になる13件で割れている
  • アフターサービスは良い7件に対し気になる3件で、良い方に寄っている
  • 公式の金額は個別の施工例だけで、坪単価と共通の本体価格は確認できなかった
  • 耐震等級3と制震ダンパー、主要構造部と外部20年・防水15年の保証、8回の品質検査は公式に確認できた

確かめられなかった項目もあります。価格では、坪単価と共通の本体価格、掲載価格に含まれる工事の範囲。性能では、全商品に共通するUA値とC値、標準仕様の断熱等級、全棟での評価書の取得。保証では、延長の条件と費用、点検の時期と回数です。

これらは書面で受け取れば比べられます。総額でそろえた見積書、契約するプランのUA値の計算書と気密の実測値、耐震等級の取り方を書いた回答、保証書と点検の年次表。この4つがそろえば、他社と同じ条件で並べられます。必要なことを確かめたうえで、納得して契約してください。

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