「近江建設って、本当に評判が悪いの?」「山形で高性能な家を建てたいけど、やばい噂がないか気になる」。そう思って検索した方も多いのではと思います。
検索窓に社名を入れると、「評判悪い」「やばい」といった言葉が並びます。これだけを見ると不安になりますが、実際に口コミを一つずつ確認していくと、その中身は「地域密着の工務店だからこそ生まれやすい誤解」や「事前に知っておけば避けられる注意点」がほとんどだ、というのが住宅のプロとしての見立てです。
この記事では、山形県で家づくりとリフォームを手がける近江建設について、FP宅建士の視点から「評判悪い」「やばい」と言われる理由を忖度なしで検証します。そのうえで、坪単価・住宅性能・商品ラインナップ・本当の口コミまで、プロの目線で掘り下げました。
- なぜ「評判悪い」「やばい」と検索されるのか
- 実際の坪単価と価格の仕組みは?
- 断熱・耐震などの住宅性能は?
- アイフルホーム・フィアスホーム・YUIEの違い
- 本当の評判・口コミはどうなのか
読み終えるころには、近江建設が自分に合う住宅会社かどうかを、自信を持って判断できるはずです。それでは、家づくりの第一歩を踏み出しましょう。
また、解説に入る前に家づくりで絶対に失敗しないために最も重要なことをお伝えします。
それは、まず最初に建築予定エリアに対応した住宅メーカーのカタログを取り寄せることです。
マイホームは、これから何十年も暮らす大切な場所。絶対に後悔したくないですよね。
しかし、家を建てようとする人がやりがちな大きな失敗は、情報収集を十分にせずにいきなり住宅展示場やイベントへ足を運んでしまうことです。
「とりあえず見に行こう!」という軽い気持ちで訪れた展示場で、理想に近い(と錯覚した)家を見つけ、そのまま営業マンの話に流されて契約してしまうケースが非常に多いのです。
こうなってしまうと、高い確率で理想とは異なる家になってしまいます。
本当はもっと安く、もっと条件の良い住宅メーカーがあったかもしれないのに、目の前のモデルハウスだけを見て決めてしまうと、数百万円、場合によっては1,000万円以上の大損をする可能性があるのです。
マイホームは人生最大の買い物。一生を共にする住まいだからこそ、情報収集をせずに決めるのは絶対に避けるべきです。
「情報収集しすぎでは?」と周囲に言われるくらいが丁度いいのです。
とはいえ、ゼロから住宅メーカーの情報を集めるのは大変ですし、そもそもどのように調べればいいのか分からない人も多いでしょう。
そこで便利なのが、条件に合った住宅メーカーの資料をまとめて請求できる「一括カタログ請求サイト」です。中でもおすすめなのが、大手企業が運営する以下の3つのサービスです。
これらの3サイトはいずれも大手企業が運営しているため、審査基準が厳しく、悪質な住宅メーカーに当たるリスクを避けられるのが大きなメリットです。
さらに、カタログ請求をしたからといってしつこい営業がなく、気軽に利用できるため、非常に使い勝手の良いサービスです。
どれか1つ選ぶなら、以下の基準で決めると良いでしょう。
低予算で家を建てたい方は・・・LIFULL HOME’S
工務店を中心に比較したい方は・・・SUUMO
ハウスメーカーの資料を集めたい方は・・・家づくりのとびら
また、住宅メーカー選びに絶対に失敗したくない方は、1社だけに絞らず、できるだけ多くのカタログを取り寄せるのがおすすめです。複数社を比較することで価格競争が生まれ、同じ品質の家でも数百万円安くなることがあります。
後悔しない家づくりのために、まずは情報収集を徹底しましょう!
それでは、詳しく解説していきます。
この記事の監修者
井口 梓美いぐち あずみ
宅地建物取引士|ファイナンシャルプランナー|株式会社AZWAY 代表取締役
大手保険代理店にて資産運用とライフプランニングに従事した後、大手不動産ポータルサイト運営会社でのコンサルティング経験を経て株式会社AZWAYを創業。自社で宅建業免許(東京都知事 第104708号)を取得し、新築一戸建ての仲介から不動産売却、相続相談、空き家活用、リフォームまで住まいに関わる幅広い領域に対応している。保険・不動産・ITの3業界での実務経験をもとに、住宅の購入・売却・資産活用に必要な情報を中立的な立場から発信。全日本不動産協会会員。
近江建設が「評判悪い」「やばい」と言われる理由をFP宅建士が検証
近江建設を検索すると、関連キーワードに「評判悪い」「やばい」といった穏やかでない言葉が表示されます。最初にこれを見ると身構えてしまいますが、まず前提として知っておいてほしいことがあります。
それは、近江建設のような地域密着の工務店は、全国展開の大手と違ってネット上の情報量そのものが少ないということです。山形県を中心に家づくりを続けてきた会社のため、施工棟数に対して口コミの絶対数が限られます。結果として、古い坪単価の情報や、数件の断片的な書き込み、検索エンジンが自動で出す予測変換の言葉だけが、実態と切り離されて独り歩きしやすいのです。
もう一つの背景が、近江建設がLIXIL住宅研究所のフランチャイズ加盟店として、アイフルホームやフィアスホームといった大手ブランドの住宅を扱っている点です。この形態を知らないまま見ると、「フランチャイズだから品質にばらつきがあるのでは」「ローコスト系だから安かろう悪かろうでは」という先入観が生まれやすく、これも「やばい」という言葉につながる一因になっています。
ただ、先に結論をお伝えすると、近江建設は、山形の厳しい気候に最適化した高気密・高断熱性能と、新築からリフォームまで一社で任せられる生涯サポートを、LIXILグループの技術力を背景に地元価格で実現している、安心して候補に入れられる住宅会社です。そのうえで、なぜネガティブな言葉で検索されるのか、その理由を一つずつ検証します。検索される理由は、大きく次の6つに整理できます。
- 資材高騰と高性能化で坪単価が上がり「高い」と感じる
- 「評判悪い」と検索されるわりに、実際の悪い口コミがほとんど見つからない
- フランチャイズの規格がベースで、完全自由設計には限界がある
- 本体価格だけ見ると、総額とのギャップに驚く
- 現場の職人のマナーに関する口コミが一部にある
- 施工エリアが山形県内に限られる
理由1. 資材高騰と高性能化で坪単価が上がり「高い」と感じる
近江建設で最もよく語られるのが、「ローコストのつもりで検討したら、坪単価が思ったより高くて驚いた」という声です。実際、2017年ごろは坪66万〜77万円ほどが目安でしたが、近年は坪78万〜93万円ほどまで上がっています。
この値上がりには、はっきりした理由があります。一つは、ウッドショック以降の資材価格や物価の高騰で、これは業界全体に共通する流れです。もう一つが、近江建設自身が断熱・気密性能を年々引き上げてきたことです。性能を高めれば建材や設備のグレードも上がるため、価格に反映されます。
FP・宅建士の立場から見ると、近江建設は「安さが売りのローコスト」というより、高い住宅性能をミドルクラスの価格帯で提供する工務店と捉えるのが実態に近いと言えます。同じ断熱・気密性能を大手ハウスメーカーに求めれば、坪単価はさらに高くなるのが一般的です。性能と価格のバランスで見れば、むしろ割安な部類に入ります。値上がりという数字だけに反応せず、その価格で何が手に入るのかをセットで比べることをおすすめします。
理由2. 「評判悪い」と検索されるわりに、実際の悪い口コミがほとんど見つからない
「評判悪い」という検索候補を見て不安になる方は多いものの、実際に口コミを調べてみると、近江建設に対する強い批判はほとんど見当たりません。住宅会社は厳しい声が付きやすい業種なので、これはむしろ珍しいことです。
では、なぜ「評判悪い」という言葉が出てくるのか。これは検索エンジンの予測変換の仕組みによるところが大きいと考えられます。住宅会社を調べる人の多くが「社名+評判」「社名+やばい」で検索するため、検索エンジンが機械的にその候補を表示します。実際の評価とは無関係に、ネガティブな言葉だけが目に入ってしまう構造です。
口コミサイトやGoogleマップに寄せられた声では、丁寧な接客や時間を守る姿勢、施工品質の高さを評価する内容が目立ちます。言葉の見た目に惑わされず、中身を確認すれば印象は大きく変わります。気になる場合は、この後で紹介する実際の口コミにも目を通してみてください。
理由3. フランチャイズの規格がベースで、完全自由設計には限界がある
「自由設計を期待していたが、規格やシリーズが基本で、建築家のような唯一無二のデザインは難しかった」という声もあります。これも「やばい」「思っていたのと違う」につながりやすいポイントです。
近江建設は、コストと品質を安定させるために、LIXIL系ブランドの規格プランを土台に設計を進めます。そのため、ゼロから個性的な外観を造形したいという希望には、応えきれない場合があります。一方で、扱うのはアイフルホーム、フィアスホーム、YUIEという方向性の異なる3ブランドです。コスト重視、性能最優先、デザイン規格と、自分の優先順位に合わせて選び分けられます。
対策はシンプルで、契約前に過去の施工事例を見せてもらい、自分の希望がどこまで実現できるかを具体的にすり合わせておくことです。規格をベースにするからこそ、性能と価格が安定し、打ち合わせもスムーズに進むという利点もあります。実用性を重視するご家庭であれば、十分に納得のいく家づくりにつながります。
理由4. 本体価格だけ見ると、総額とのギャップに驚く
「坪単価で計算した本体価格のつもりで予算を組んだら、最終的な見積もりが大きく膨らんで焦った」という声もあります。これは近江建設に限らず、注文住宅全般で起こりやすいことです。
家づくりの費用は、建物本体の工事費だけでは終わりません。地盤改良や外構、給排水や電気などの付帯工事費が総額のおよそ2割、設計・申請費やローン手数料といった諸費用がおよそ1割かかります。土地を持っていなければ、その購入費も別に必要です。本体価格だけで判断すると、この上乗せ分が見えず、後から驚くことになります。
対策は、早い段階で付帯工事費や諸費用まで含めた「総額」で見積もりを取り、予算に収まるかを確認しておくことに尽きます。たとえば坪60万円で30坪なら本体は約1,800万円ですが、総額では2,500万円前後を見込んでおくと計画が崩れません。資金計画を最初に固めておけば、このギャップは十分に防げます。
理由5. 現場の職人のマナーに関する口コミが一部にある
口コミのなかには、「現場で若い職人の振る舞いが気になった」という声もあります。家自体には満足しているものの、現場の雰囲気に引っかかったという内容です。
近江建設は、大工や職人を束ねる「近江会」という組織を持ち、一棟ごとに施工品質を一定水準以上に保つ仕組みを整えています。とはいえ、現場の空気や個々の職人の対応に差が出る可能性は、どの会社でもゼロにはできません。
ここは施主側の関わり方で十分に備えられます。契約前に施工中の現場を見学させてもらい、整理整頓や職人の対応を自分の目で確認しておくと安心です。近江建設は、施主と職人が顔を合わせる「着工式」を実施しており、こうした場を活かして気になる点を早めに伝えれば、現場へ反映されやすくなります。地域密着の会社は評判が経営に直結するため、施主の声が改善につながりやすい傾向があります。
理由6. 施工エリアが山形県内に限られる
「対応エリアが山形県内中心なので、県外では建てられない」「将来の転勤を考えると不安」という声もあります。全国展開の大手と比べると、たしかに対応範囲は限られます。
これは弱点というより、地域密着という事業方針の裏返しです。近江建設は山形の気候や土地の特性を知り尽くしたうえで、豪雪地・寒冷地に最適化した家づくりに集中しています。だからこそ、UA値0.27といった寒冷地向けの高い断熱性能や、地元に根ざした手厚いサポートが実現できています。
山形県内で長く暮らす予定の方にとっては、気候に合った高性能住宅を、生涯にわたって一社に任せられるという大きな安心につながります。一方で、近い将来に県外への移住や転勤の可能性が高い方は、全国対応の大手と比較したうえで判断すると、後悔のない選択ができます。
【プロの総評】言葉の印象ではなく、中身で判断を
ここまで、近江建設が「評判悪い」「やばい」と言われる6つの理由を検証してきました。あらためて整理すると、その内訳は次のように分けられます。
- 事前の準備・対策で避けられるもの……総額の早期確認、デザインの事前すり合わせ、現場見学、最新の見積もり取得
- 会社の特性・方針として理解しておくもの……フランチャイズの規格がベースであること、施工エリアが山形県内であること、高性能ゆえのミドル価格帯であること
- 根拠の薄い思い込み・誤解……「評判悪い」という検索候補、「フランチャイズだから品質がばらつく・安かろう悪かろう」というイメージ、職人マナーへの不安
つまり、「評判悪い」「やばい」という言葉の中身を一つずつ開けてみると、家づくりそのものを揺るがすような致命的な問題は見当たりません。訴訟や倒産、重大な事故といった事案も確認できず、ネガティブワードの正体は「地域密着の工務店ゆえの情報の少なさ」と「フランチャイズという形態への誤解」に集約されます。
FP・宅建士の立場から総合的に評価すると、近江建設は、寒冷地仕様の高い住宅性能と、リフォームまで含めた生涯サポートを、LIXILの技術力を背景に地元価格で実現している、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。総合評価は90点。山形で高性能な住まいを長く安心して持ちたい方にとって、有力な候補になります。ネット上の断片的な言葉だけで判断せず、この後で解説する坪単価・住宅性能・実際の口コミまでを総合的に見て、ご自身の希望に合うかを冷静に見極めていきましょう。
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近江建設の良い評判と悪い口コミ

近江建設で実際に家を建てた人の評判は気になりますよね。ここでは、ネット上の口コミや評判を幅広く調査し、良い評判と悪い口コミの両方をまとめました。家づくりの参考にしてみてください。
良い評判
それではまず、良い口コミから紹介します。

アイフルホームのキッズデザインのおかげで、子どもたちが安心して遊べるようになりました!角が丸い設計や指挟み防止の工夫が随所にあり、毎日ヒヤッとすることが激減。リビングで笑い合う声を聞くたびに、近江建設さんに頼んで本当に良かったと感動しています。


二世帯住宅のプランニングでは、中庭を中心に1階と2階の生活スペースを完全に分離して提案してもらいました。お互いのプライバシーを尊重しつつ、中庭越しに家族の存在を感じられる間取りが最高です。家族みんなが笑顔で暮らせる、理想のカタチになりました。


全館空調を採用した平屋は、どこにいても温度差がなく快適そのものです。特に、フィアスホームの高気密高断熱の性能を体感し、性能面へのこだわりを実感。朝の冷え込みに震えることがなくなり、家族全員が健康に過ごせています。
山形県を拠点とする近江建設は、LIXILグループのフランチャイズ加盟店として、高気密・高断熱の住まいをコストパフォーマンス高く提供しています。子育てに配慮した「キッズデザイン」や効率的な家事動線といった実用的な強みを持つアイフルホーム、フィアスホーム、YUIEのラインナップに加え、熟練の職人集団「近江会」による施工と親身な対応を評価する声が多く見られました。
なお、全館空調と高気密・高断熱を組み合わせた快適な住まいを提供するメーカーとしては、独自の「Z空調」で知られる桧家住宅もよく比較検討されます。仕様や価格の違いを把握しておくと、より納得のいく選択につながります。
悪い評判
では次に、気になる口コミも見てみましょう。これらは前章で検証した「評判悪い・やばいと言われる理由」と重なる部分が多く、いずれも事前の準備や対策で十分に備えられるものです。

高性能でローコストのイメージで検討を始めましたが、昨今の資材高騰の影響か、坪単価が以前の目安より大幅に上がっていて驚きました。性能の高さは理解できますが、見積もりの総額を見たとき初期の予算とのギャップに夢が一気に現実の厳しさに引き戻された気持ちになり、少しがっかりしました。
近年の資材価格の高騰は業界全体の課題であり、どの住宅会社でも坪単価の上昇は避けられない状況です。高性能住宅を検討するときは、初期の目安価格だけでなく、現時点での詳細な見積もりを早めに取得しておくと安心です。間取りのシンプル化や設備のグレード調整など、優先順位を明確にした打ち合わせも有効です。複数社で同等性能の見積もりを比較すれば、適正価格を判断する材料にもなります。

現場での職人や関係者の振る舞いは、施主にとって毎日通う現場の雰囲気を左右する要素です。契約前に可能であれば、ほかの施工現場を見学させてもらい、現場の様子や職人の対応を確認しておくと良いでしょう。気になる点があれば担当者に率直に伝えることで、現場への指導につながる可能性もあります。地域密着型の工務店は評判が経営に直結するため、施主の声が改善に反映されやすい傾向があります。

完全な自由設計を期待していましたが、基本となるのがフランチャイズの規格やシリーズなので、非常に斬新なデザインや建築家のような唯一無二のアイデアを実現するのは難しかったです。
フランチャイズ展開の住宅会社では、コストメリットと品質の安定のために一定の規格が設けられているケースが多く見られます。唯一無二のデザインや建築家的な発想を重視するなら、契約前に過去の施工事例を詳しく確認し、希望するデザインの実現可能性を具体的に相談しておくと安心です。場合によっては、完全自由設計を得意とする設計事務所や別の工務店との比較検討も視野に入れると、納得して進められます。
これらの口コミはあくまでも一例であり、すべての方が同じような経験をするとは限りません。実際に店舗へ足を運び、自分に合ったハウスメーカーを選ぶことが最も重要です。
同じく東北エリアで注文住宅を手がけるハウスメーカーの評判も気になる方は、ロゴスホームの口コミや評判もチェックしてみてください。寒冷地住宅における他社の評判と比較することで、近江建設の強みがより明確になります。
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FP宅建士不動産会社社長が教える失敗しない!近江建設で家を建てる方法
近江建設で家づくりを検討している方へ、FP・宅建士の視点から失敗しない進め方を解説します。
近江建設は、山形県を拠点に「アイフルホーム」「フィアスホーム」「YUIE」というLIXIL系ブランドを扱い、豪雪地・寒冷地に特化した高性能住宅を地域密着の価格で提供するハイブリッド型の工務店です。寒さに強い性能と、リフォームまで含めた生涯サポートに大きな強みがあります。一方で、完全自由設計のデザイン性や総額コストは、事前のすり合わせがものを言います。まずは全体像と評価を押さえましょう。
FP・宅建士の視点から近江建設を評価した総合結果が、こちらです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 総合評価 | 90点 |
| 耐震性 | |
| 断熱性・気密性 | |
| 間取りの自由度 | |
| コストパフォーマンス | |
| アフターサービス | |
| 会社の信頼度 |
豪雪地仕様の高断熱・高気密住宅と、地域密着の手厚いサポートに定評のある近江建設。LIXILグループの技術力を背景に、フィアスホーム、アイフルホーム、YUIEといった複数ブランドを使い分けながら、山形の気候と暮らしに最適化した住まいを提案しています。前章で見たネガティブな評判の多くが「対策できる注意点」や「仕組みへの誤解」だったことを踏まえると、この高評価にも納得していただけるはずです。
寒冷地に対応した住宅性能と、リフォームまで含めた長期サポートに強みがあるため、山形で一社完結の住まいパートナーを探している方には有力な候補です。一方で、高性能ゆえの坪単価や、フランチャイズブランドをベースとしたデザインの方向性など、理解しておきたいポイントもあります。そこで、近江建設の特徴を5つにまとめました。

豪雪地・寒冷地に最適化された高断熱・高気密性能
フィアスホームの「アリエッタDS」では、UA値0.27W/㎡・K、C値0.43という業界トップクラスの断熱・気密性能を公表しており、山形の厳しい冬でも家中を快適に保てる仕様です。アイフルホームもZEH基準のクリアを前提にした高断熱仕様で、UA値はおおむね0.44から0.30、C値0.54という数値を公表しています。
全館空調と組み合わせれば、どの部屋でも温度差の少ない暮らしが実現します。光熱費の削減や健康面を重視するご家庭にとって、この性能は心強い武器になります。高気密・高断熱の分野で全国的な知名度を持つ一条工務店とは断熱へのアプローチが異なるため、性能面を見比べてみるのもおすすめです。
LIXILフランチャイズならではの高コスパ設備
近江建設はLIXIL住宅研究所のフランチャイズ加盟店として、キッチン・バス・トイレなどの住宅設備にLIXIL製品を採用しやすい立場にあります。一括仕入れによるスケールメリットで、同水準の仕様でも大手ハウスメーカーより総額を抑えやすい点が、コスト面の強みです。
ただし、近年は資材高騰で坪単価が上昇傾向にあるため、「ローコスト」というより「高性能ミドルクラスでコスパ良好」と捉えておくのが現実的です。コストパフォーマンスで注目される日本ハウスホールディングスとも、木造住宅の性能と価格バランスを比べてみると違いが見えてきます。
山形県内トップクラスのリフォーム実績と生涯サポート
新築だけでなく、リフォーム事業で山形県内売上トップクラスの実績を持ち、LIXIL住宅研究所のリフォームコンテストでも全国1位を4度獲得しています。網戸1枚の小工事からフルリノベーションまでワンストップで相談できるため、建てた会社にそのまま一生任せられるという安心感があります。
引き渡し後は、2ヶ月・6ヶ月・1年・2年・5年・10年・15年・20年と段階的な定期点検が用意され、初期保証は20年です。さらに有償メンテナンスで最長60年まで延長できるため、長期サポートを見据えた計画を立てやすいのも利点です。
アイフルホーム・フィアスホーム・YUIEで選べる設計の幅
子育て世帯向けのキッズデザインに強い「アイフルホーム」、高断熱・パッシブ設計を重視する「フィアスホーム」、デザインと価格を両立した規格住宅「YUIE」と、方向性の異なる3ブランドを扱っています。コスト重視で標準仕様を上手に使いたい、性能最優先でUA値やC値にこだわりたい、規格プランで手堅く建てたいといった希望を、柔軟に選び分けられます。
一方で、設計事務所のような唯一無二の尖ったデザインを求める場合は、事前に施工事例をよく確認し、どこまで対応できるかをすり合わせておくと安心です。
地域密着の近江会と現場力を活かすための心がけ
近江建設は、大工や職人を束ねた「近江会」という組織を持ち、地域密着で一定水準以上の施工品質を保つ仕組みを整えています。フランチャイズ系の住宅は加盟店ごとの施工レベルのばらつきが心配されがちですが、近江建設はこの点をしっかり押さえています。
とはいえ、現場の雰囲気や職人のマナーに差が出る可能性はゼロではありません。契約前に施工中の現場を見学する、気になる点は早めに営業担当へ共有するといった施主側の関わり方も、満足度を高める鍵になります。職人と顔合わせをする「着工式」などの場を活かせば、より納得感のある家づくりにつながります。
予算内で寒冷地対応の高性能と地域密着の安心感を両立したい方にとって、近江建設は有力な候補です。契約前には、断熱・気密の目標値であるUA値・C値や、オプションを含めた総額、保証延長に必要な有償メンテナンス費用などを書面で確認し、期待値を丁寧にすり合わせておくと、後悔のない家づくりがしやすくなります。
近江建設は評判悪い?ネットの評判をプロが分析
近江建設には、ここまで見てきたように様々な口コミがあります。ここでは、それらをまとめて分析しながら、ネットの評判から見えてくる近江建設の本当の姿に迫ります。
評判を読み解くときの注意点
ネット上の評判を参考にするのは大切ですが、情報を受け取るときには注意も必要です。匿名の口コミは投稿者の主観が強く出やすく、すべての人に当てはまるとは限りません。また、坪単価のように年々変わる情報は、古い書き込みが現状と合っていないこともあります。発信された時期と、その人の状況を踏まえて読むことが、判断を誤らないコツです。
肯定的に評価されているポイント
近江建設への前向きな声は、主に「性能とコストのバランス」「充実したサポート体制」「地域での信頼と実績」に集約されます。
性能面では、フィアスホームの「アリエッタDS」がUA値0.27W/㎡・K、C値0.43という業界屈指の数値を公表し、ZEH基準もクリアできます。耐震性も耐震等級3相当を確保しており、山形の厳しい気候に適した住まいです。コスト面では、LIXILグループの一括仕入れによるスケールメリットを活かし、高品質なLIXIL製品を比較的手頃に導入できるという声が目立ちます。
対応の面でも、営業担当が親身に向き合い、質問に丁寧で分かりやすく答えてくれるという評価が複数あります。施主と職人集団「近江会」が事前に顔を合わせる「着工式」も、安心感につながっています。リフォーム事業は山形県内売上トップクラスで、LIXIL住宅研究所のリフォームコンテストでは全国1位を4度獲得。アイフルホームはキッズデザイン賞を連続受賞しており、子育て世代に寄り添う設計ノウハウも評価されています。
事前に確認しておきたいポイント
一方で、契約前に確認しておきたい点もいくつか挙がっています。
一つは坪単価の変動です。2017年ごろは坪66万〜77万円が目安でしたが、近年は坪78万〜93万円ほどへ上昇しています。これは資材高騰と高性能化による業界共通の流れなので、初期の情報ではなく現時点の詳細な見積もりを早めに取得しておくと安心です。もう一つは総額費用で、本体価格に付帯工事費が総額の約2割、諸費用が約1割加わります。契約前に総額のシミュレーションを確認しておきましょう。設計の方向性も、フランチャイズの規格がベースになるため、完全自由設計を希望する場合は施工事例で実現可能性を相談しておくと、ミスマッチを防げます。
分析から見えてくる近江建設の本当の姿
これらの評判を総合すると、近江建設は、山形という豪雪地帯で地域密着の柔軟さと大手ブランドの技術力を高いレベルで融合させた「ハイブリッド型工務店」だと分析できます。フィアスホームのUA値0.27という断熱性能は、寒冷地での快適性・省エネ性・健康維持に直結する強みです。新築だけでなくリフォーム、不動産、高齢者住宅まで住まいのAtoZを手がける事業構成は、生涯の住まいのパートナーとしての安定感を裏づけています。
FP・宅建士の立場から見ると、近江建設は山形県内で高性能・高耐久な住まいを、大手ハウスメーカーよりコストパフォーマンス良く実現したい層に強くおすすめできる会社です。費用面では、初期の資金計画を徹底的に確認し、契約前の現場見学で施工体制を把握しておくことが、満足度を高める鍵になります。
失敗しない近江建設で家を建てる5つのポイント

近江建設で理想の住まいを手に入れるには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。前章までで見た「評判悪い・やばいと言われる理由」を踏まえれば、注意すべき点は自然と見えてきます。以下の5つを参考に、家づくりを進めましょう。
- 総額での資金計画を早期に固める
- 商品ラインナップの特性を理解し、最適なブランドを選ぶ
- 現場の施工品質を自分の目で確認する
- 営業担当者と信頼関係を築き、納得いくまで相談する
- 長期的な視点でアフターサービス体制を評価する
1. 総額での資金計画を早期に固める
家づくりでは、本体価格だけでなく総額を正確につかむことが欠かせません。坪単価や本体価格の目安だけで判断すると、付帯工事費や諸費用が加わって総額が予想以上に膨らみます。
契約前に、地盤改良費、外構工事費、給排水工事費、設計費、ローン手数料といった本体価格以外のすべての費用を含めた総額シミュレーションを担当者に依頼し、予算の全体像を把握しておきましょう。早い段階で詳細な見積もりを取り、余裕を持った資金計画を立てておけば、後々の予算オーバーや妥協を避けられます。全国展開で価格体系が明確なダイワハウスの坪単価や費用内訳と見比べてみるのも、予算感をつかむのに役立ちます。
2. 商品ラインナップの特性を理解し、最適なブランドを選ぶ
近江建設はLIXILグループの「アイフルホーム」と「フィアスホーム」という2つのブランドを扱っており、それぞれ価格帯と性能が異なります。
アイフルホームは、コストを抑えつつ耐震等級3相当やキッズデザインといった機能性を重視したい方に向いており、比較的リーズナブルな価格帯で家族の安全と快適性を両立できます。フィアスホームは、より高い断熱性能を求める方に最適で、永く住み継げるシンプルなデザインと高気密・高断熱を追求しています。自身の予算と、山形の気候に欠かせない高気密・高断熱性能のバランスを考え、最適なブランドとプランを選びましょう。契約前に施工事例を確認し、希望する住まいが実現できるかを具体的に相談しておくと安心です。
3. 現場の施工品質を自分の目で確認する
近江建設は熟練の職人集団「近江会」を組織し、一棟ごとに品質を保つ取り組みを続けています。とはいえ、現場の品質を最終的に確かなものにするには、施主自身の関与も欠かせません。
契約前にほかの施工現場の見学を依頼し、整理整頓の状況や職人の振る舞いを確認しておきましょう。着工後も定期的に現場へ足を運び、進捗や施工状況をチェックすれば、問題の早期発見につながります。着工式や打ち合わせの際に、現場の責任者や工程管理の方法を具体的に質問し、高い施工品質を保つ体制が整っているかを確かめておくと、より安心して任せられます。
4. 営業担当者と信頼関係を築き、納得いくまで相談する
近江建設では、希望の間取りを伝えるとその場で手書きの間取りを描くなど、要望を親身に聞いてくれる姿勢があります。この強みを活かすため、担当者に要望や懸念を包み隠さず伝え、納得いくまで話し合いましょう。
住宅性能や仕様、費用面で迷ったときは、知識豊富な担当者にアドバイスを求めることで、後悔のない選択につながります。些細なことでも遠慮せずに質問し、疑問をすべて解消してから契約へ進みましょう。
5. 長期的な視点でアフターサービス体制を評価する
近江建設はリフォーム事業でも実績を持ち、新築からリフォームまで各部門が連携してきめ細かいアフターフォローを実施しています。家は建てて終わりではなく、長く住むほどメンテナンスが必要になります。
契約前に、定期点検のスケジュール、保証延長の条件、有償メンテナンス時の費用目安などを確認しておきましょう。初期保証は20年で、有償延長で最長60年まで対応できます。将来的なメンテナンスやリフォームまで含めて生涯の住まいのパートナーとして信頼できるかを見極めることが、失敗を防ぐ要素になります。リフォームの基礎知識は住宅リフォーム推進協議会のサイトでも確認できます。
近江建設の実際の坪単価を宅建士社長が解説!

山形県を拠点に地域密着の家づくりを展開する近江建設は、LIXILグループのフランチャイズに加盟し、複数の住宅ブランドを扱っています。そのため、坪単価は選ぶブランドや住宅の仕様、性能レベルによって幅があります。ここでは、主要商品の坪単価の目安と、近年の価格動向を解説します。
近江建設の坪単価の全体的な傾向
近江建設は「アイフルホーム」「フィアスホーム」というLIXIL系ブランドを扱い、どちらも住宅性能を重視した家づくりをしているため、好みや予算に合わせて選べます。
住宅業界全体で資材費や物価の高騰が続いており、坪単価は上昇傾向にあります。実例ベースでは坪66万〜87万円ほど、目安としては坪78万〜93万円ほどが中心です。一方で、規格を上手に使えば坪43万円台の事例もあり、選び方次第で価格を抑えることもできます。口コミでは「パネル工法が高気密・高断熱と耐震性を高めるのに合理的だ」という評価や、「坪60万円台で契約できた」という声も見られます。
主要ブランド別の坪単価の目安
近江建設は、LIXIL住宅研究所のフランチャイズとして主に「アイフルホーム」と「フィアスホーム」を扱っており、ブランドごとに価格帯が分かれています。
アイフルホーム:コストパフォーマンス重視
アイフルホームの坪単価の目安は40万〜70万円、平均はおおむね60万円とされています。ローコストからミドルクラスの住宅を提供し、コストを抑えながらも耐震等級3相当やキッズデザインの安全・機能性を重視した家づくりが可能です。
主な商品には、ライフスタイルや家族構成に合わせて選べる「FAVO(フェイボ)」や、設計のプロが考えた35のプランから選べる規格住宅「ISME(イズミー)」があり、ISMEは坪43万円台からとなっています。アイフルホームはフランチャイズ経営の先駆けで、本部が商品管理を行うことで、加盟店が同じ品質の商品を同じ価格で提供できる仕組みです。中間マージンを抑え、LIXILから直接買い付けることで余計なコストを発生させません。アイフルホーム全体の評判を詳しく知りたい方は、アイフルホームの総合レビューもあわせてご覧ください。
フィアスホーム:高性能・高価格帯
フィアスホームの坪単価は45万〜75万円程度とされ、仮に40坪の家なら本体価格はおおよそ1,800万〜3,000万円が目安です。ミドルクラスからハイクラス向けの高性能注文住宅ブランドで、自然エネルギーを活かす「パッシブ設計」と高い気密・断熱性能が持ち味です。
主力商品は高気密・高断熱住宅の「アリエッタ」シリーズで、なかでもフラッグシップの「アリエッタDS」はUA値0.27W/㎡・Kという業界トップクラスの断熱性能を実現しています。山形の厳しい冬にも対応できる仕様です。
坪単価と総額費用の注意点
ここまでの坪単価や本体価格は、あくまで建物そのものの工事費(本体価格)です。実際の家づくりでは、これ以外に次の費用が別途かかり、総額は大きく変わります。
- 付帯工事費:地盤調査・改良費、外構工事費、給排水・電気工事費、照明・カーテン・エアコンなどの設備費。目安は総額の約20%
- 諸費用:設計費・申請費用、登記費用、火災保険料、ローン手数料など。目安は総額の約10%
- 土地代:土地を所有していない場合、土地購入費、仲介手数料、不動産取得税などが必要
たとえば坪60万円で30坪なら本体価格は約1,800万円ですが、付帯費用と諸費用を含めた総額は約2,500万円前後に達することがあります。最終的な見積もりでは、必ず付帯工事費や諸費用を含めた総額を確認することが、予算超過を防ぐポイントです。フランチャイズで高品質な住宅を提供する谷川建設や、同じ坪60万円台で高断熱を得意とするヤマト住建とも、同じ坪単価で何が含まれるかを見比べてみると判断材料になります。
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近江建設の商品ラインナップ
近江建設が扱う注文住宅は、LIXIL住宅研究所が展開する2つの自由設計ブランドと、新しい規格住宅をあわせた3つで構成されています。方向性が異なるため、予算や暮らし方に合わせて選び分けられます。
フィアスホーム:高性能とパッシブ設計を追求する上級モデル
フィアスホームは、2008年の設立以来、高気密・高断熱と自由設計、パッシブデザインを組み合わせ、永く住み継げる住まいを提供してきたブランドです。ミドルクラスからハイクラスを対象に、性能と耐久性に力を入れています。2024年からは「暮らしに、最適快を。」を掲げ、一人ひとりに寄り添う家づくりを進めています。
主力シリーズ「アリエッタ」
フィアスホームの中心となるのが、高気密・高断熱とパッシブ設計を軸にした「アリエッタ」シリーズです。用途や敷地条件に応じて、複数のモデルから選べます。
アリエッタは基本モデルです。高気密・高断熱でありながら、広々とした空間や大きな開口を両立しました。太陽の光や熱、風を採り込むパッシブデザインで、一年を通して心地よい暮らしを実現します。
アリエッタDSはフラッグシップモデルです。断熱性能を示すUA値0.27W/㎡・K、気密性を示すC値0.43という業界屈指の数値を公表しており、山形の厳しい冬にも対応できる高い性能を備えています。
アリエッタVERDEA(ベルデア)は、屋内外をつなぐ土間や吹き抜けを取り入れ、趣味や園芸など多目的に使える空間を実現するモデルです。アリエッタNSは、親世帯と子世帯の距離感を選べる二世帯住宅向けで、プライバシーと家族のつながりを両立します。アリエッタ・イクスは狭小地や都市部に適した3階建て、アリエッタHIRAYAは快適性を保ちにくいとされる平屋を、高い断熱・気密性能で快適に仕上げるモデルです。
なお、2025年1月には近江建設が山形県内4店目となる「フィアスホーム米沢店」を新規開設し、県内でのサービス網をさらに広げています。
アイフルホーム:コスパとキッズデザインに強みを持つブランド
アイフルホームは、「安全」「耐久」「快適」の3つの性能を柱に住まいづくりを行うブランドです。地震や火災に強く、長く美しさを保ち、家族みんなが快適に暮らせる住まいを目指しています。キッズデザインの考え方を独自に発展させ、子どもにも大人にも安全で住みやすい家づくりに力を入れています。
主な商品シリーズ
FAVO(フェイボ)は、アイフルホームの中核シリーズです。ライフスタイルや家族構成に合わせて選べる多彩なデザイン設計が持ち味です。ISME(イズミー)は、設計のプロが考えた35のプランから選べる規格住宅で、デザインと性能を両立した高いコストパフォーマンスを実現します。耐震等級3相当の性能や子育てしやすいキッズデザインなど、価格を抑えながらも中身は妥協していません。
YUIE:新しいスタイルの規格住宅
YUIEは、自由度の高い注文住宅とも、コスト重視の建売住宅とも違う、新しいスタイルの規格住宅です。多様化する暮らし方に合わせて住まいのプロが考えたプランで、理想と住まいを結ぶことを目指しています。YUIEはアイフルホームやフィアスホームとは別商品であり、保証内容も異なります。
YUIE BOTANICALの特徴
第一弾の「YUIE BOTANICAL」は、普段の生活と植物の居場所をつなげ、屋内と屋外がひとつながりになる住まいをコンセプトにしています。2つのバリエーションに、それぞれ3つのデザインスタイルを用意し、予算や暮らしに合わせて選べます。LDKやバスルーム、玄関、外観デザインまで、住まい全体をトータルでコーディネートしています。
性能面では、耐震等級3相当を実現しています。断熱性能等級は2025年に等級4が適合義務となり、将来的には等級5への引き上げが予定されています。YUIEは2030年を見据えた性能を基本に、エコで快適、そして安全な住まいづくりを目指しています。
近江建設は、この3つの異なるブランドを展開することで、山形県内の多様なニーズに応えています。性能を追求したい方にはフィアスホーム、コストと安全性を重視する方にはアイフルホーム、デザインと価格を両立したい方にはYUIEと、希望に合わせた選択ができます。
近江建設で家を建てるメリットとデメリット

ここまで、近江建設をいくつもの角度から見てきました。これらを踏まえて、メリットとデメリットを整理してみましょう。あわせて、どんな方に向いているかも分析します。
近江建設で家を建てるメリット4つ
近江建設は、地域密着型の工務店とLIXILグループのフランチャイズという2つの顔を持つことで、他社にはない強みを発揮しています。
1. 山形の気候に最適化された高性能住宅
山形の厳しい冬の寒さに対応するため、近江建設の住宅は業界トップクラスの性能を備えています。上級モデルのフィアスホーム「アリエッタDS」では、UA値0.27W/㎡・K、C値0.43という数値を実現。アイフルホームでもUA値0.44から0.30、C値0.54と優れた数値を公表し、ZEH基準もクリアできます。高性能機器と自然エネルギーを組み合わせるパッシブ設計にも力を入れているため、省エネ性と快適性を両立できます。同じく寒冷地で高性能住宅に定評のある北洲ハウジングと、断熱へのアプローチを比べてみるのもおすすめです。
2. 大手ブランドの技術力を地元価格で実現
「アイフルホーム」「フィアスホーム」は、住宅機器最大手のLIXILグループが手がける注文住宅ブランドです。高い商品開発力や資材の一括仕入れによるスケールメリットという大手の強みと、近江建設の地域密着のきめ細かいサービスを、両方とも受けられます。キッチンやシステムバス、洗面台、トイレなどの設備にLIXIL製品を採用でき、品質と価格のバランスに優れています。
3. 全国トップクラスのリフォーム実績と生涯サポート
近江建設のリフォーム事業は拡大を続けており、山形県内売上トップクラスの実績を持ち、LIXIL住宅研究所のリフォームコンテストで全国1位を4度獲得しています。新築後の長期的なメンテナンスやリフォームに強く、初期保証20年に加え、有償の点検で最長60年まで延長できる体制を整えています。家は建てて終わりではなく長く住み続けるものだからこそ、このアフターサービス体制は心強い強みになります。
4. 職人集団「近江会」による安定した施工品質
近江建設は、施工に携わる大工や職人を束ねる「近江会」という組織を結成し、一棟ごとに丁寧な施工を行える体制を整えています。フランチャイズ系の注文住宅は加盟店ごとの施工レベルのばらつきが心配されがちですが、近江建設は高い施工レベルを確保できています。施主と「近江会」が事前に顔を合わせる「着工式」も実施しており、顔の見える関係を大切にする姿勢が信頼につながっています。
近江建設で家を建てるデメリット3つ
多くの強みを持つ近江建設ですが、契約前に知っておきたい注意点もあります。なお、これらは前半で検証した「評判悪い・やばいと言われる理由」とも重なりますが、いずれも事前の準備や対策で十分に備えられます。
1. 総額費用と価格の上昇傾向
近年の資材高騰で、坪単価は上昇しています。高性能を求める方が増えたことも価格上昇の一因で、初期の価格イメージとのギャップが生じやすくなっています。対策:坪単価(本体価格)だけで判断せず、付帯工事費が総額の約2割、諸費用が約1割かかることを前提に、契約前に総額シミュレーションを確認しましょう。総額の見極め方は、東栄住宅のレビューなど他社の事例も参考になります。
2. 完全自由設計の制約とデザイン面での限界
LIXILグループのフランチャイズがベースのため、建築家のような唯一無二の尖ったデザインを実現するのは難しい場合があります。実用性を重視したスタンダードなプランが中心です。対策:フィアスホームの「アリエッタ」、アイフルホームの「FAVO」、規格住宅「YUIE」など、性能や実用性に優れたプランから選ぶことになります。独自性を強く求める場合は、契約前に施工事例を確認し、実現可能性をすり合わせておきましょう。
3. 施工エリアの限定と転居時のサポート制約
近江建設の施工エリアは主に山形県内に限られます。将来的に県外への転勤や引っ越しの可能性がある方は、全国展開の大手のような転居先でのサポートを期待しにくい点に注意が必要です。対策:山形県内で長く暮らす予定なら最適ですが、移住の可能性がある方は、その点を踏まえて全国対応の大手とも比較しておくと安心です。
近江建設が向いている人
これらの特徴を踏まえると、近江建設は次のような方に向いています。
寒冷地で快適な子育て環境を求める世帯
山形の厳しい気候に対応した高断熱・高気密住宅は、近江建設の大きな強みです。アイフルホームはキッズデザイン賞を連続受賞しており、子育て世代に寄り添った安全基準と設計ノウハウを持っています。子どもが安全に過ごせる住環境と、冬でも家中が暖かい高性能住宅を両立したい家族に向いています。寒冷地の家づくりに特化した土屋ホームとも、設計思想を比べてみると自分に合う基準が見えてきます。
新築後のメンテナンスまで長期的に任せたい方
リフォーム事業で山形県内売上トップクラスの実績を持ち、LIXIL住宅研究所のリフォームコンテストで全国1位を4度獲得しています。この実績は、新築後のメンテナンスやリフォームへの安心につながります。一つの会社に生涯にわたって住まいを任せたい方、将来のリフォームや増改築も視野に入れている方に向いています。アフターサービスを重視する方は、トヨタホームの評判や保証体制とも比べてみてください。
地域に根差した信頼できるパートナーを求める方
地域密着の工務店でありながら、2つの大手ブランドのFC加盟店という安心感があります。高気密・高断熱や自由設計、キッズデザインといった大手ブランドのノウハウを家づくりに活かせます。地元の気候や土地を知り尽くしたスタッフの丁寧な対応と、大手ブランドの安定した品質保証を両立したサービスを求める方に向いています。
実際の住み心地を体感してから決めたい方
近江建設は山形県内に複数のモデルハウスを展開しており、フィアスホームは山形店・天童店・庄内店・米沢店、アイフルホームは山形中央店・天童店・鶴岡店で実際の住まいを体感できます。高気密・高断熱の快適さや、全館空調、平屋などのプランを体感してから決めたい方にとって、充実した展示環境が整っています。
近江建設をおすすめできない人
一方で、次のような希望を持つ方は、他の選択肢もあわせて検討すると良いでしょう。
初期費用を最小限に抑えたい方
高性能化に伴う価格上昇により、ローコストのイメージだけで予算を組むと、総額で想定を大きく上回るリスクがあります。厳しい予算で家づくりを進めたい方には、徹底的にコストを抑える専門のローコストメーカーのほうが合う場合があります。
建築家と一から創造的な設計を追求したい方
フランチャイズの規格やシリーズがベースのため、ゼロから建築家と独創的なデザインを創り上げたい方には向きません。唯一無二の外観やアート性の高い空間を重視するなら、完全自由設計を得意とする設計事務所や別の工務店を検討したほうが満足できます。
将来的な転勤や県外移住の可能性がある方
施工エリアが主に山形県内に限られるため、全国規模のブランド力や転居先でのアフターサービスを重視する方には不向きです。転勤の多い方や移住を考えている方は、全国に拠点を持つセキスイハイムなどの大手も比較対象に入れておくと、長期的な安心を得られます。
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まとめ
山形県を拠点とする近江建設は、LIXILグループのフランチャイズ加盟店として、地域密着の丁寧なサービスと大手ブランドの高性能技術を融合させた工務店です。アリエッタDSのUA値0.27という断熱性能、山形県内トップクラスのリフォーム実績、初期保証20年から最長60年まで延ばせるアフターサポートは、他社にはない強みになっています。
この記事の冒頭で見たように、近江建設は「評判悪い」「やばい」といったワードで検索されることがあります。しかし一つずつ検証してみると、その中身は「事前の準備・対策で避けられる注意点」「会社の特性として理解しておくこと」「根拠の薄い思い込み・誤解」に分けられ、家づくりそのものを揺るがすような致命的な問題は見当たりませんでした。訴訟や倒産、重大な事故も確認されません。むしろ、地域密着でネット上の情報が少なく、フランチャイズという形態が誤解されやすいことが、ネガティブな言葉として目立っていたのが実態です。
坪単価は上昇傾向にありますが、それは高性能化の裏返しでもあり、長期的な快適性と省エネ効果まで含めて考えれば納得できる投資です。アイフルホーム、フィアスホーム、YUIEという多彩なラインナップにより、予算やライフスタイルに合わせた選択ができます。
FP・宅建士の立場から総合的に見て、総額の確認と契約前の現場見学という要点さえ押さえれば、近江建設は山形で高性能な住まいを長く安心して持ちたい方に、自信を持っておすすめできる選択肢です。高気密・高断熱や寒冷地対応で比較したいなら、一条工務店や北洲ハウジング、ウンノハウスといった会社もあわせて見ておくと、近江建設の立ち位置がより明確になります。まずはモデルハウスで、その性能と品質を体感してみてください。
近江建設のよくある質問にFP宅建士社長がお答え!
ここからは、近江建設に関するよくある質問を紹介します。
Q1. 近江建設は「評判悪い」「やばい」と言われますが本当ですか?
A. 実際に口コミを調べると、近江建設に対する強い批判はほとんど見当たりません。「評判悪い」「やばい」という言葉は、検索エンジンが社名とあわせて自動表示する予測変換によるところが大きく、実態とは切り離されて目に入りやすいものです。地域密着の工務店でネット上の情報量が少ないことや、フランチャイズという形態が誤解されやすいことも背景にあります。訴訟や倒産、重大な事故も確認されておらず、丁寧な対応や高い施工品質を評価する声が目立つのが実態です。
Q2. 近江建設の坪単価はどのくらいですか?
A. 坪単価は選ぶブランドによって幅があります。アイフルホームは40万〜70万円が目安で、平均はおおむね60万円、規格住宅のISMEなら43万円台からです。フィアスホームは45万〜75万円程度が目安です。近年は資材高騰と高性能化で上昇傾向にあり、実例では坪66万〜93万円ほどが中心です。なお、これは建物本体の価格です。付帯工事費が総額の約2割、諸費用が約1割かかるため、契約前に総額で見積もりを確認しておくと安心です。
Q3. 近江建設のリフォーム評判はどうですか?
A. リフォーム事業は山形県内売上トップクラスの実績を持ち、LIXIL住宅研究所のリフォームコンテストで全国1位を4度獲得しています。網戸1枚の小規模工事からフルリノベーションまで専門チームが対応し、提案力と技術力が高く評価されています。新築を手がけた会社だからこそ建物の構造を理解した的確な提案をしてくれる、という声もあります。最大1000平方メートル規模の大型店舗で設備を実際に見比べられる環境も、高評価につながっています。
Q4. 近江建設はローコスト住宅メーカーですか?
A. かつてはローコストのイメージがありましたが、現在は「高性能住宅をミドルクラスの価格帯で提供する工務店」と捉えるのが実態に近いです。アイフルホームやフィアスホームは高気密・高断熱を重視しているため、完全なローコスト住宅と比べると価格は高めです。ただし、LIXILグループの一括仕入れによるコストメリットを活かしており、同等の性能を持つ大手ハウスメーカーと比べれば割安です。長期的な光熱費削減や快適性まで含めれば、コストパフォーマンスに優れた選択肢になります。
Q5. 近江建設の保証や対応エリアはどうなっていますか?
A. 初期保証は20年で、引き渡し後は2ヶ月・6ヶ月・1年・2年・5年・10年・15年・20年と段階的に定期点検が行われます。有償のメンテナンスで最長60年まで延長でき、新築からリフォームまで一社で長く任せられる体制です。対応エリアは主に山形県内で、フィアスホームは山形・天童・庄内・米沢、アイフルホームは山形中央・天童・鶴岡にモデルハウスがあります。県外への移住予定がある場合は、全国対応の大手とあわせて比較しておくと判断しやすくなります。





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