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不動産の査定をする時に便利なのが一括査定サイトです。
一度に多くの不動産会社に査定を依頼することで、市場の相場を把握することができますし、不動産会社同士を比較することができます。
ただし、一括査定サイトにはそれぞれ特徴があり、自分にあったサイトを選ばないと理想の売却ができない可能性があるのです。
本記事では不動産一括査定サイトをランキング形式にお伝えするとともに、各社の口コミ事例や特徴についても説明します。
また、近年の不動産価格の高騰により、現在不動産が高値で売却できる良い市況が続いています。
今のタイミングを狙って不動産を売却しようと考えている人も多いと思うのですが、売却時に絶対にやってはいけないことを知っていますか?
それは、「1~2社程度の不動産会社にだけ、査定を依頼すること」。
一般的な商品とは異なり、不動産には決まった価格がありません。査定を依頼した不動産会社によって500万円以上査定額が違うこともあります。
もしあなたが1~2社にだけ不動産査定を依頼して適正価格より低い査定額が提示された場合、本来売れるはずだった金額よりも数百万円安く売りに出してしまう可能性があります。
具体的な事例を挙げてみましょう。あなたが売却予定の不動産の本来の適正価格が「3,000万円」だったとします。
たまたま査定に出した2社の不動産会社の査定額が「2,700万円」と「2,650万円」だった場合、あなたはどう思うでしょう?
適正価格を知らないあなたは、
「なるほど。プロが言うのだから、2,700万円ほどが妥当なのだろう。」
と判断し、2,700万円前後で売りに出すでしょう。
本来であれば3,000万円でも売れた物件を、300万円も安い金額で手放してしまったわけです。高級な車が買えるほどの大金をドブに捨ててしまったわけですね。
「適正価格で売り出すことが大切なのはわかったけど、どうやって適正価格を調べることができるの?」
と疑問に思われますよね。不動産の適正価格を把握する方法は、ずばり「5社以上の不動産会社に査定を依頼すること」です。
1~2社では査定額が偏ってしまうリスクがありますが、5社以上に査定を依頼することで、査定額の偏りを避けて適正価格を把握しやすくなります。
昨今では、条件にあった不動産会社にまとめて見積もりを依頼できる「一括査定サイト」が増えていますが、中でもおすすめなのが大手が運営する下記の3サイトです。
東証一部上場企業「NTTデータグループ」が運営。全国で厳選された1,500社に査定を依頼できる。全国的に不動産会社と提携しているのでバランスがいい。 東急リバブル、住友不動産、三井のリハウス、小田急不動産、野村の仲介+、三菱地所ハウスネットなどの大手にまとめて査定を依頼できる唯一の一括査定サイト。都心部の不動産査定におすすめ。 JASDAQスタンダード市場上場の「Speee」が運営。チャット形式で査定を依頼できるため、操作方法がかんたんでわかりやすいのが特徴。地方の不動産会社とも豊富に提携している。 |
当サイトのイチオシは「HOME4U」ですが、HOME4Uだけに査定を依頼すると、査定可能な会社が数社しか出てこない場合があります。
そのため、
といったように、エリアごとに2つの一括査定を併用してみてください。2社を活用することで、確実に適正価格を把握することができますよ。
どの一括査定サイトも上場企業が運営しているため安心ですし、厳選された不動産会社のみと提携しているので悪徳業者に依頼してしまうリスクを回避できます。
査定を依頼したからといって無理な営業などもなく完全に無料で利用できるので、不動産売却で数百万円損しないためにも、ぜひ活用してみて下さい。
HOME4Uで無料一括査定(全国OK)⇒
イエウールで無料一括査定(地方の人向け)⇒
すまいValueで無料一括査定(都心部の人向け)⇒
また、より高値で早期に売却したい方におすすめしたいのが、ソニーグループの「SREいリアルティ」です。
東証プライムに上場している「SREリアルティ」は売却を専門としているため、売主と買主両方から手数料をもらう両手仲介と違い、100%売主側に寄り添った活動をおこなうことで多くのお客様から支持を得ている会社です。
直接来店しなくてもWEB上の売却相談が可能で、ITを活用して精度の高い査定価格を出してもらえます。
不動産売却を考えている方は一括査定サイトと合わせて、ぜひ「SREリアルティ」も活用してみてください。
SREリアルティの無料査定はコチラ⇒
それでは解説をはじめていきます。
【本記事の監修者】 宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー 大学卒業後、東証一部上場大手保険代理店へ入社。その後、大手不動産ポータルサイト運営会社へ転職。ITベンチャー企業での経験を経て株式会社Azwayを創業。 「住まい」と「ライフスタイル」に特化したWEBサービスを手掛けている。
もくじ
不動産一括査定サイトとは?
不動産一括査定とは、一回で複数の不動産会社に同時に査定依頼ができるサービスです。
各不動産会社に連絡して査定をする手間と時間が省けるため、現在では多くの人が利用するサービスです。
本来、複数の不動産会社に査定依頼するには、各社に連絡して査定を依頼する必要があります。
しかし、一括査定であれば一度の依頼で多くの不動産会社に査定依頼できるので、不動産会社に連絡する時間や労力を削ることができますね。
忙しい社会人の方に特におすすめのサービスとなっています。
不動産一括査定サイトのおすすめランキング10選!
不動産一括査定サイトは数多くあるため、どのサイトを利用すればいいか分からないという人も多いです。
こちらでは不動産一括査定サイトを10個お伝えします。
特徴や口コミ事例をもとに、自分に合ったサイトを見つけましょう。
1.HOME4U
HOME4Uは2001年に開始した一括査定サイトで20年近く運営実績があり、提携している不動産会社の数は1,500社と業界最大級の規模を誇っています。
運営しているのはNTTデータグループであり、信頼と実績があります。
HOME4Uの特徴
HOME4Uの特徴は、長年の実績と信頼が厚いことです。
日本初の不動産一括サイトとしてすでに19年運営してきた実績があり、提携先の不動産会社についても常時監視しています。
提携先に悪徳不動産会社が入り込まないように、随時チェックをしているため、信頼できる不動産会社のみに査定を依頼することができるのです。
HOME4Uの口コミ・評判
HOME4Uの口コミ事例がこちらです。
- 田舎だったので周りに不動産会社がなかったのですが、多くの不動産会社の意見が聞けた
- しつこいメールや電話などがなかった
- 満足する価格で買い取ってくれる業者を見つけることができた
- 電話の挨拶などが煩わしかった
多くの不動産会社に査定を依頼できるため、希望する価格で売れたという口コミが多くありました。
一方でわざわざ電話をかけてくる不動産会社があり、対応するのが大変だったという口コミもありました。
不動産会社によって査定依頼後の対応が変わるため、電話連絡が不要の場合はあらかじめ伝えておくほうがいいでしょう。
2.すまいValue
すまいValueは2016年に大手不動産会社が立ち上げた不動産一括査定サイトです。
提携者数は6社ですが、すべて大手不動産会社であるため査定の信頼と実績は十分あります。
三井のリハウス、住友不動産販売、東急リバブル、野村の仲介、三菱地所ハウスネット、小田急不動産が運営しているので安心して査定を任せることができます。
すまいValueの特徴
すまいValueの特徴は、大手不動産会社ならではの安心と信頼です。
三井のリハウス、住友不動産販売、東急リバブル、野村の仲介の4社は不動産売買仲介件数および売上ランキングで上位につけており、市場のシェアの大部分を占めています。
大手ならではのアフターサービスや丁寧な接客など、初心者の方でも安心して売却できます。
すまいValueの口コミ・評判
すまいValueの口コミ事例がこちらです。
- 大手ということもあり、集客力や売却力が違う
- 不動産知識が全くなくても、簡単に査定依頼ができた
- 高値で売却できたし、手間がかからず、利用してよかったと思える
- 自分の地域では査定依頼ができなかった
大手の強みであるブランド力で、集客や宣伝力が高いという口コミがみられました。
また、不動産知識のない方でも簡単に査定依頼ができたというのもメリットですね。
一方、日本全国で対応しているわけではないため、大手6社のエリア外になると査定を受け付けてもらえないこともあります。
3.イエウール
イエウールは2014年にサービスを開始した一括査定サイトで、提携している不動産会社数は1,600社です。
運営しているのは株式会社Speeeで、2020年にJASDAQに上場しています。
一括査定サイトの他にも、外壁塗装などの見積もりサイト「ヌリカエ」や不動産会社の口コミサイト「おうちの語り部」など多くのサービスを運営しています。
イエウールの特徴
イエウールの特徴は、提携社数の多さと査定の簡易さです。
提携社数は1,600社と業界トップクラスを誇るため、利用者は多くの不動産会社から査定先を選ぶことができます。
また、査定入力フォームなどが簡単でわかりやすいため、高齢の方や不動産査定が初めての方でも簡単に査定依頼ができるのが特徴です。
イエウールの口コミ・評判
イエウールの口コミ事例がこちらです。
- 地方業者の登録が多く、地方でもすぐに売却できた
- 他サイトでは見つからなかった不動産会社が多くあった
- 売却が難しい物件でもスムーズに売却してくれる不動産会社を探せた
- 査定依頼後に電話がすごかった
イエウールは提携社数が多く、地域密着型の不動産会社も多く参加しているため、郊外エリアでも不動産会社を見つけやすいです。
そのため、売却が難しい物件でも対応してくれる不動産会社が見つかることが多くあります。
ただし、熱意のある不動産会社も多くあるため、査定依頼後電話がたびたびくることもあります。
4.HOME’S
HOME’Sの運営は1997年からですが、一括査定サービスは2008年から始めています。
運営会社は株式会社LIFULLで、提携している不動産会社数は約1,700社となっており、運営歴は短いですが、圧倒的な提携社数とネットワークが持ち味の査定サイトです。
HOME’Sの特徴
HOME’Sの特徴は、全国ネットワークと圧倒的な規模の大きさです。
提携社数1,700社というのは業界トップクラス、そしてサービスの利用者数は460万人を超えています。
より多くの不動産会社から査定先を選べることで、自分に合った不動産会社を選ぶことができます。
HOME’Sの口コミ・評判
HOME’Sの口コミ事例がこちらです。
- 査定依頼した不動産会社はすべて対応がよく信頼できた
- 匿名査定で名前を公開せずに査定できたのが便利だった
- 不動産会社も担当者も対応が丁寧で素晴らしかった
- 今住んでいる地域ではあまり不動産会社を選べなかった
提携先については独自の審査基準があり、基準を満たさない不動産会社は提携先から排除されるようになっています。
そのため、提携社数が圧倒的に多くても査定先として選べる不動産会社の中に悪徳不動産業者はいません。
匿名で査定もできるので、軽い気持ちで査定を依頼することができますね。
5.イエイ
イエイは2008年から運営が開始された一括査定サイトで、運営会社はセカイエ株式会社です。
セカイエ株式会社は2014年に大手ゲーム会社グリーの子会社となっていたのですが、グリーが手放し、その後イエイを当時運営していた株式会社Qと合併したため、イエイの運営会社として独立したかたちです。
イエイの提携不動産会社数は1,000社以上、利用者は400万人以上いる大規模一括査定サイトとなっています。
イエイの特徴
イエイの特徴は、幅広い種類の不動産売却にも対応していることです。
イエイでは居住用の戸建やマンションだけでなく、投資用物件や事業用物件、工場や倉庫、さらには農地や山林といった幅広い種類の査定を依頼することが可能です。
そのため、より多くの方が売却査定をできるような、幅広い間口となっています。
イエイの口コミ・評判
イエイの口コミ事例がこちらです。
- イエイでしか取り扱っていない不動産会社が多くあった
- 大手不動産会社や地域密着の不動産会社などバラエティに富んだ査定ができた
- ほぼメールだけのやりとりでスムーズに売却ができ、返信も早かった
- しつこい営業をしてくる不動産会社がいた
提携している不動産会社が大手から地域密着型まで幅広いため、様々な角度から査定を比較することができます。
しかし中には営業感が強い不動産会社もあるので、注意しましょう。
6.SUUMO
SUUMOの一括査定サイトは2009年から運営を開始しており、運営会社は株式会社リクルートです。
SUUMOといえば賃貸から売買まで不動産会社のポータルサイトとして有名ですが、不動産売却の一括査定も行っています。
提携している不動産会社数は2,000社以上と、業界でもトップクラスの提携社数を誇っています。
SUUMOの特徴
SUUMOの特徴は、提携社数の多さと顧客の利用しやすさです。
提携社数が2,000社以上ありますが、全て独自の審査基準を通過した不動産会社のみとなっているため安心です。
また、顧客が利用しやすいように電話番号を入力しなくても査定依頼をすることができるのもメリットですね。
不動産会社からの電話連絡を避けたい場合にとても便利です。
SUUMOの口コミ・評判
SUUMOの口コミ事例がこちらです。
- 不動産会社の選択肢が多すぎて困るほどあったが、会社情報が詳しく掲載されていたので選びやすかった
- 実績のある不動産会社を選んだため、丁寧で接客対応がとてもよかった
- 他の不動産会社から受けた査定金額よりも200万円以上高い査定額を見つけることができた
- どんな不動産会社一括査定に参加しているのかよくわからなかった
提携社数が多いことで、より多くの査定を受けられ、高値で査定してくれる不動産会社を探すことができます。
一方、提携社数が多すぎてどんな不動産会社が提携しているのかわかりづらい一面もあります。
7.おうちダイレクト
おうちダイレクトは2015年にサービスを開始した一括査定サイトです。
提携社数は10社ほどですが、大成有楽不動産販売や大京穴吹不動産、センチュリー21といった大手や有名な不動産会社がずらりと揃っています。
運営会社はYahoo株式会社とソニーグループのSREリアルティですので、母体の信頼度も高いですね。
おうちダイレクトの特徴
おうちダイレクトの特徴は、マンションの売却に強いことです。
おうちダイレクトの提携先である不動産会社は、マンション売却の実績が高い会社が多いため、マンションの査定額が高くなる可能性が高くなっています。
大京穴吹不動産は自社でマンションブランド「ライオンズマンション」を手掛けていますし、大成有楽不動産販売ではグループで「オーベル」マンションを手掛けています。
そのため、マンション売買に強く、査定額が高くなる可能性があるのです。
おうちダイレクトの口コミ・評判
おうちダイレクトの口コミ事例がこちらです。
- 誠実で契約手続きもスムーズな対応だった
- 売却サポートが手厚く、魅力的な宣伝・広告活動をしてくれた
- プロが写真撮影をしてくれて、買い手もすぐに見つかった
- 買い手がどんな人なのかよくわからず、少し取引が不安だった
セルフ売却プランという、自分で売却価格を自由に決めてサイトに掲載する売却方法を選ぶことができ、その際担当者からサポートを受けられるシステムがあります。
セルフ売却とはいえ、プロのカメラマンが物件を撮影してくれ、査定価格の相談などもできるため不動産会社にまかせっきりが嫌な人におすすめです。
担当者ごとにサポートの質が変わることがデメリットとしてあるようです。
8.RE-GUIDE
RE-GUIDEは2006年に一括査定サイトの運営を開始しており、提携社数は750社以上となっています。
運営しているのは株式会社ウェイブダッシュですが、昔はSBIホールディングスグループが運営していた一括査定サイトです。
当時SBIグループ傘下だったのですが、現在は独立しているため、運営会社は株式会社ウェイブダッシュとなっています。
RE-GUIDEの特徴
RE-GUIDEの特徴は査定入力が簡単なことと、運営歴が長いことです。
査定入力時の名前や住所などは、yahooやFacebookの情報を引き継げるため、わざわざ入力しなくてもサクサクと査定依頼フォームを埋めることができます。
また、運営歴が14年以上あるため、一括査定サイトとしての信頼と実績が十分にあります。
RE-GUIDEの口コミ・評判
RE-GUIDEの口コミ事例はこちらです。
- 査定依頼してからスムーズに売却できた
- 査定額よりも高く売却でき、しかも2か月もかからずに売ることができた
- 難しい物件だったのにもかかわらず、一括査定後1カ月で売買契約となった
- 売却額が査定額よりも低くなってしまった
一括査定依頼をしてから早い段階で売却できたという口コミが多くみられました。
売却価格が査定額よりも低くなるというケースはよくあるので、売却時には査定額で売れないということも考えておきましょう。
9.マンションナビ
マンションナビは2011年に運営を開始した一括査定サイトで、提携社数は900社以上となっています。
運営会社はマンションリサーチ株式会社という企業で、2011年創業とまだ新しい会社ながらすでにマンション売却市場で高い実績を残しています。
一括査定サイトの利用者調査では、4部門で満足度が1番高いという結果も出ています。
マンションナビの特徴
マンションナビの特徴は、マンション売却に強く、買取や賃料査定も合わせて可能ということです。
マンションナビでは売却査定に加えて、不動産会社に直接売却する買取査定や、賃貸物件にしたときの賃料査定もあわせて行うことができます。
そのため、不動産を単純に売却するのではなく、様々な売却方法や活用方法を相談できるというメリットがあります。
マンションナビの口コミ・評判
マンションナビの口コミ事例はこちらです。
- 査定額が予想よりもはるかに高かった
- 近隣相場についてよくわかり、投資物件にしたときの利回りもわかるので便利
- マンションナビからのメールが多い
マンション売却に関する様々な情報を得られるため、実際にまだ売却しない人にとっても有益な情報がたくさん得られるという口コミが多くありました。
メールがたくさんくるので、未読が貯まってしまうという口コミもありました。
10.リビンマッチ
リビンマッチは2006年にサービスを開始した一括査定サイトで、提携社数は1,400社以上となっています。
運営会社はリビン・テクノロジーズ株式会社で、2004年に設立された東京マザーズ上場の企業です。
賃貸や任売など様々な不動産ニーズに対応でき、運営歴も長く信頼できる査定サイトです。
リビンマッチの特徴
リビンマッチの特徴はバランスのとれた運営実績です。
運営歴は2006年からすでに14年以上あり、提携社数も業界トップクラスの1,400社を誇ります。
また、通常の売却だけでなく賃貸や投資用物件、買取などにも対応しており、幅広いニーズに応えているのもメリットです。
リビンマッチの口コミ・評判
リビンマッチの口コミ事例はこちらです。
- サービス内容も実績も文句なしの査定サイト
- 他社で売れないといわれたマンションが1週間で売却できた
- 物件近くの不動産会社を選ぶことができ、内覧や売却手続きがスムーズだった
- 地域によっては選べる不動産会社が少ない
提携社数が多いため、自分にとって最適な不動産会社を見つけることができます。
ただし、他の査定サイト同様に地域によっては提携している不動産会社が少ない可能性があります。
不動産一括査定のメリット3つ
不動産一括査定を利用する際のメリットは3つあります。
- 相場がわかる
- 価格や条件を比較できる
- 不動産会社を探す手間が省ける
相場がわかる
不動産一括査定を利用することで、複数の不動産会社の査定を受けることができるため物件の相場価格を知ることができます。
一社だけに査定を依頼すると、査定価格が相場より高いのか低いのか判断できません。
例えば、一括査定サイトで5社に査定依頼をすれば、5社とも違う金額を提示してきます。
その間や平均の価格を見ることで、自分の物件の相場が大体わかることになります。
自分で相場を調べるよりも、不動産のプロが算出した査定価格から相場を知るほうが確実です。
価格や条件を比較できる
査定を複数社に依頼することで複数社の価格と条件を比較して、自分にとって一番条件のいい不動産会社を選ぶことができます。
一社だけだと不動産会社の言いなりになってしまい、相場より低い価格で査定価格を算出されてしまう可能性があるからです。
例えば、すぐに売却したいからといって一社だけに査定を依頼すると、悪質な不動産会社は売主の足元をみて低い査定価格を提示します。
なぜなら査定価格が低いほうが早く売れることを知っているからです。
一括査定サイトを使えば不当に査定価格を低く見積もる業者を見分けることができ、相場価格で査定をする不動産会社を見つけることができるのです。
不動産会社を探す手間が省ける
一括査定サイトは多くの場合ネット上で簡単に査定依頼ができ、大手不動産会社や地元の不動産会社などをネット上から選ぶことができます。
わざわざ不動産会社に足を運んで査定依頼する時間と労力を省くことができますね。
多くの一括査定サイトは情報フォームに物件情報を入力すれば、一度の入力で複数の不動産会社に査定依頼することが可能です。
何度も情報を入力する必要がないため、忙しい人でも簡単に不動産会社を見つけることができます。
不動産一括査定のデメリット3つ
不動産一括査定のデメリットは3つあります。
- 不動産会社への対応が忙しい
- 登録業者しか査定できない
- 不動産会社を選ぶのに迷う
不動産会社への対応が忙しい
一度に大量の不動産会社に査定を依頼するため、多くの不動産会社からの連絡対応をしなければなりません。
そのため査定依頼後は少し対応に追われる日が続くことになります。
中には電話を執拗にかけてくる不動産会社もいるため、希望する連絡方法をメールにしておく方法や、電話番号を入力しないのも一つの手です。
しかし、不動産会社も悪意があって連絡してくるわけではないので、少なくても最初の一回目は対応してあげましょう。
登録業者しか査定できない
一括査定サイトに登録していない業者には、査定を依頼することができません。
一括査定サイトはそのサイトが提携している不動産会社しか査定先として選べないからです。
自分のお気に入りの不動産会社などがあったとしても、選んだ一括査定サイトが提携していないと選べません。
そのため、事前にどこの不動産会社と提携しているかを調べる必要があります。
ただし、テレビや街中でみかけるような大手の不動産会社はだいたい査定サイトと提携していますので、こだわりがない方であれば特に問題はありません。
不動産会社を選ぶのに迷う
一度に複数社に査定依頼をするため、不動産会社選びに迷ってしまいます。
不動産会社の情報を見ているだけでは、どの会社が自分に合っているのか分からないからです。
ただし、不動産会社ごとに実績や得意な分野が違いますし、担当の対応も大きく変わります。
売却したい物件がマンションなら、マンション販売実績に長けた不動産会社を選ぶようにしましょう。
また、査定依頼時の担当者の連絡や対応の仕方も選ぶ基準にするといいでしょう。
不動産一括査定サイトはどう選ぶ?
たくさんの一括査定サイトがある中で、どのサービスを選択するかはとても迷いますよね。
どんな点に着目して選べばよいのかを見ていきましょう。
提携している不動産会社の特徴を知る
まずは、一括査定サイトがどんな不動産会社と提携しているかを知る必要があります。
一括査定サイトが提携している不動産会社は大きく分けて3つの種類があります。
- 大手不動産会社
- 地域密着の不動産会社
- 新興の不動産会社
それぞれの特徴を解説します。
大手不動産会社
大手不動産会社とは、財閥系の不動産会社や鉄道系の不動産会社を指します。
銀行や商業施設、証券会社などグループ会社が多数存在し、従業員数も数千人を超えるような規模です。
例えば、三井のリハウスや住友不動産販売、東急リバブルや野村の仲介などは、大企業のグループ会社です。
大手不動産会社は社員の教育体制が整っていることや、アフターサービスなどが厚い、信頼できるというメリットがあります。
一方で郊外や地方では店舗が少なく、査定の対応をしてくれない場合もあるのがデメリットです。
地域密着の不動産会社
地域密着の不動産会社は、全国展開しておらず地元に腰を据えて運営している不動産会社です。
都心だけでなく郊外や地方のエリアにも店舗があることが特徴です。
地域密着の不動産会社は、大手不動産会社が査定取り扱いしていないエリアでも査定してくれることや、親しみやすい対応などがメリットとしてあげられます。
一方で会社ごとに大きく方針や教育、スタッフの対応やサービスが大きく異なるため、口コミなどの情報をよく調べてから選ぶ必要があります。
新興の不動産会社
まだ設立してから10年以内という新興の不動産会社もあります。
インターネットなどを活用しており、店舗をもたない不動産会社などもあります。
新興の不動産会社のメリットは、ネットサービスが拡充しており、わざわざ店舗にいかなくても手続きができる場合が多く、とても便利なことです。
一方で実績や業歴が浅いため、よく口コミや評判を調べないと信頼できない会社を選んでしまう可能性もあります。
ケース別に見たおすすめの一括査定サイト
不動産一括査定サイトを選ぶ際の基準は3つケースが考えられます。
- とにかく数多くの査定を受けたい場合
- 大手不動産会社のみで査定する場合
- 地元や地域密着の不動産会社での査定も検討している場合
1.とにかく数多くの査定を受けたい場合
とにかく多くの提携先から選びたいという方は、HOME4UやHOME’S、イエウールなどがおすすめです。
なぜなら提携先が多く、サイト運営歴も十分あるからです。
今すぐに売却する予定がなくて、将来的に売却を考えている人でも簡単に査定依頼をすることができ、相場を知ることができます。
多くの不動産会社から選べるので、希望する不動産会社が見つかる可能性が高いです。
2.売却が初めてで大手で安心の査定をしたい場合
売却が初めてで、大手不動産会社の安心した査定を受けたい場合はすまいValueがおすすめです。
提携先は全て大手不動産会社であるため、一定水準以上のサービスは確実に受けられるからです。
また、大手不動産会社は教育制度も整っているため、ガツガツと営業感の強い担当ではなく、穏やかで落ち着いた雰囲気の人が多くなります。
初めての査定が不安の方は、大手不動産会社の査定を受けるのがおすすめです。
3.売却物件が郊外エリアにある場合
売却物件が郊外エリアにある場合は、HOME4Uかイエウールがおすすめです。
提携社数が多く、全国で提携している不動産会社が多いからです。
都心エリアよりは選べる不動産会社は少なくなりますが、郊外でも査定対応してくれる不動産会社が見つかる可能性があります。
HOME4Uで無料一括査定(全国OK)⇒イエウールで無料一括査定(地方の人向け)⇒
すまいValueで無料一括査定(都心部の人向け)⇒
SRE不動産の無料査定⇒(信頼のソニーグループ)
不動産一括査定を利用したあとの注意点2つ
不動産一括査定を利用するにも賢い利用方法があります。
一括査定を利用した後は、その中から1社を選択して仲介を依頼することになります。
この選択を誤るとその後の売却活動にも大きく影響が出ますので、ここで挙げる2点にとくに注意しながら不動産売却の最初のステップを踏みだしましょう。
1.価格の高さだけで選ばない
一括査定サイトで不動産会社を選ぶ時は、価格の高さだけで判断すべきではありません。
価格だけでなく担当者が信頼できるか、不動産会社は信用できるかも確認しましょう。
一括査定サイトに登録している業者は、通常サイトの審査基準を満たした安全な業者です。
しかし、中には営業感の強い担当や、なんとかして自社で売却してもらおうとあえて査定価格を異常に高くしている業者があるのです。
複数社の査定価格をみて、相場価格にあった査定をしてくれる不動産会社のほうが信用できます。
2.販売実績や口コミを確認する
不動産会社を選ぶ際には、口コミや販売実績をよく確認しましょう。
マンションを売却したいのに、戸建売却が得意な不動産会社に依頼してしまうと、高く売れずに長期間かかってしまう可能性があるからです。
不動産会社ごとに得意分野が違うため、事前にどの分野が得意で実績があるのか調べておきましょう。
例えば、マンションの販売実績、戸建の実績、得意エリアなどです。
マンション販売が得意な業者に売却を依頼すれば、マンション売却はスムーズかつ早く売れる可能性が高まります。
まとめ
不動産一括査定サイトは、複数の不動産会社に一度に査定を依頼できる、便利なサイトです。
複数社の査定価格を比較することで、相場を知ることができ、適正な価格で不動産売却をすることができます。
将来的に住み替えや売却を視野にいれているのであれば、ネットで簡単に無料査定できるので、一度一括査定を試してみることをおすすめします。
HOME4Uで無料一括査定(全国OK)⇒イエウールで無料一括査定(地方の人向け)⇒
すまいValueで無料一括査定(都心部の人向け)⇒
SRE不動産の無料査定⇒(信頼のソニーグループ)